JPH0710395A - 原稿搬送装置 - Google Patents

原稿搬送装置

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JPH0710395A
JPH0710395A JP17728393A JP17728393A JPH0710395A JP H0710395 A JPH0710395 A JP H0710395A JP 17728393 A JP17728393 A JP 17728393A JP 17728393 A JP17728393 A JP 17728393A JP H0710395 A JPH0710395 A JP H0710395A
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JP
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sheet
conveying
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Application number
JP17728393A
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English (en)
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Katsuaki Hirai
克明 平井
Takeshi Yamada
毅 山田
Satoru Chiyouhou
哲 長宝
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 第1、第2の搬送手段間にシート原稿が挟持
される状態を生じる形式の原稿搬送装置において、第2
の搬送手段を駆動する第2の搬送駆動手段に過負荷をか
けることなくシート原稿を円滑に搬送可能にする。 【構成】 第1の搬送手段10を第1の搬送駆動手段M
2により駆動して、第2の搬送駆動手段M3により駆動
される第2の搬送手段21により搬送する。第2の搬送
駆動手段M3の負荷状態を、監視手段43により監視し
ておき、通常は第1のモードによって原稿搬送を行い、
第2の搬送駆動手段M3の負荷が増大した場合のみ、第
2のモードへ切換え、第2の搬送駆動手段M3に対する
負荷を低減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿を処理部に対して
自動的に給・排送する原稿搬送装置に関する。より具体
的には、複写機・レーザビームプリンタ(LBP)・画
像読み取り装置・画像記録装置等の画像形成装置におい
て、画像読み取り部に原稿を自動的に給・排送する原稿
搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8、従来の原稿搬送装置の一例の概略
構成を示している。本例の原稿搬送装置は、画像形成装
置に装着された原稿搬送装置(以下ADF)である。
【0003】1は複写機・LBP等の画像形成装置本
体、2は該装置本体の上面に配設された画像読み取り処
理部としての固定のプラテンガラスである。画像形成装
置本体1の内部機構は図には省略した。
【0004】3は上記のプラテンガラス2を含む画像形
成装置本体上面に装着した原稿搬送装置の総括符号であ
る。
【0005】この原稿搬送装置3において、4は該装置
の外装カバー(メインカバー)、5は原稿載置台として
の原稿トレイであり、この原稿トレイ5上にシート原稿
Sを原稿先端部を装置の原稿入口部20に挿入して積載
セットする。
【0006】原稿給送スタート信号に基づいて、半月形
の給紙ローラ6が駆動され、原稿トレイ5上の積載シー
ト原稿Sの最下位の原稿に積極的に繰り出し力がかか
り、給送ローラ7と回動分離ベルト8からなる分離給送
部にて最下位のシート原稿のみが装置3内に1枚宛分離
給送される。
【0007】その1枚分離給送されたシート原稿はシー
トパスa→レジストローラ対9→シートパスbの経路を
通り、プラテンガラス2と原稿搬送回動ベルト10との
間に搬送される。
【0008】レジストローラ対9は分離給送部7・8で
1枚宛分離給送された原稿の先端をニップ部に一旦受け
止めて分離時に発生した給送原稿の斜行を矯正する役目
と、プラテンガラス2に対する原稿の給送タイミングを
とる役目をする。
【0009】原稿搬送回動ベルト10は原稿をプラテン
ガラス2上で搬送する手段であり、プラテンガラス左辺
側のベルト駆動ローラ11とプラテンガラス右辺側のタ
ーンローラ12との間に懸回張設しており、その下行側
のベルト部分が押圧コロ13にてプラテンガラス2の上
面に押し当てられている。
【0010】原稿搬送回動ベルト10は矢示の反時計方
向に回動駆動され、シートパスbからプラテンガラス2
と該ベルト10の間に搬送された原稿がこの回動ベルト
10によりプラテンガラス2とベルト10との間のシー
トパスcをプラテンガラス2の左辺側から右辺側ヘプラ
テンガラス上面を滑走しながら搬送されていく。
【0011】その原稿がプラテンガラス上面の所定のセ
ット位置まで搬送された時点で原稿搬送回動ベルト10
の駆動が停止制御され、原稿がプラテンガラス上面の所
定の位置に停止して自動的にセットされた状態となる。
【0012】次いで、画像形成装置本体1側の機構によ
りそのセット原稿の画像情報の読み取り処理がなされ
る。
【0013】その読み取り処理が終了すると、原稿搬送
回動ベルト10が再び反時計方向に回動駆動されてプラ
テンガラス2の上面を右辺側へ搬送され、シートパスd
→排紙ローラ対14→排紙口15の経路にて、原稿トレ
イ5と原稿搬送回動ベルト10との間に配設した排紙ト
レイ16上に排出S′される。
【0014】このようにして原稿トレイ5上の積載原稿
Sが順次に1枚宛プラテンガラス2上に給紙され、その
原稿の読み取り処理がなされ、排紙トレイ16上へ順次
に排出S′されるサイクルが自動的になされる。
【0015】また近年コピー生産性(プロダクティビテ
ィ)を向上させるため図9(a) に示すようにn+1頁目
の原稿が露光処理されている際に次原稿のn頁目は、レ
ジストローラ部9に待機し、露光終了後、搬送ベルト1
0とレジストローラ9が同時に駆動され両原稿を同期搬
送する(図9(b) )。
【0016】このようなシーケンスを行うことにより、
n+1頁目の原稿が排紙完了するまでの時間を省略で
き、プロダクティビティの向上になる。
【0017】また図10に前述のADFの以下の点を改
良したADFの概略構成を示した。
【0018】前述のADFにおいては向かって右側に排
紙部が必要であり、装置が大型化する。
【0019】原稿をセットするトレイと、排出するトレ
イが分かれており操作性が良くない。
【0020】この原稿搬送装置3において、4は該装置
の外装カバー(メインカバー)、5は原稿載置台として
の原稿トレイであり、この原稿トレイ5上にシート原稿
Sを原稿先端を装置の原稿入口部20に挿入して積載セ
ットする。
【0021】原稿給送スタート信号にもとづいて半月形
の給紙ローラ6が駆動され、原稿トレイ5上の積載シー
ト原稿Sの最下位の原稿に積極的に繰り出し力がかか
り、給送ローラ7と回動分離ベルト8からなる分離給送
部にて最下位のシート原稿のみが装置3内に1枚宛分離
給送される。
【0022】その1枚分離給送されたシート原稿はシー
トパスa→レジストローラ対9→シートパスbの経路を
通り、プラテンガラス2と原稿搬送回動ベルト10との
間に搬送される。
【0023】レジストローラ対9は分離給送部7・8で
1枚宛分離給送された原稿の先端をニップ部に一旦受け
止めて分離時に発生した給送原稿の斜行を矯正する役目
と、プラテンガラス2に対する原稿の給送タイミングを
とる役目をする。
【0024】原稿搬送回動ベルト10は原稿をプラテン
ガラス2上で推送する手段であり、プラテンガラス左辺
側のベルト駆動ローラ11とプラテンガラス右辺側のタ
ーンローラ12との間に懸回張設しており、その下行側
のベルト部分が押圧コロ13にてプラテンガラス2の上
面に押し当てられている。
【0025】原稿搬送回動ベルト10は矢示の反時計方
向に回動駆動され、シートパスbからプラテンガラス2
と該ベルト10の間に搬送された原稿がこの回動ベルト
10によりプラテンガラス2とベルト10との間のシー
トパスcをプラテンガラス2の左辺側から右辺側ヘプラ
テンガラス上面を滑走しながら搬送されていく。
【0026】その原稿がプラテンガラス上面の所定のセ
ット位置まで搬送された時点で原稿搬送回動ベルト10
の駆動が停止制御され、原稿がプラテンガラス上面の所
定の位置に停止して自動的にセットされた状態となる。
【0027】次いで、画像形成装置本体1側の機構によ
りそのセット原稿の画像情報の読み取り処理がなされ
る。
【0028】読み取り処理終了後、搬送ベルト10が破
線矢示の時計方向に回動駆動され、プラテンガラス2の
上面を左辺面へ搬送され、シートパスe→中継搬送ロー
ラ対2→シートパスg→排紙ローラ対14→排紙口15
の経路にて原稿トレイ5上の原稿束Sの最上面に排紙積
載される。
【0029】ここで前述の様にプロダクティビティを向
上させるため、図11(a) 、(b) 、(c) に示すように、
n+1頁目の原稿が露光処理されている際に、次原稿の
n頁目はレジストローラ対9にて待機し、露光終了後搬
送ベルトが時計方向に回転しn+1頁目が中継ローラ対
に挟持されると同時に、搬送ベルトは停止し、逆転を開
始し実線矢示の方向へ回転し、次原稿n頁目の進入にそ
なえ、n頁目は所定のタイミングにてレジストローラ対
により反時計方向へ回転する搬送ベルトに導かれる。
【0030】
【発明が解決しようとする課題】前述した後者(図1
0)のようなADFにおいては、中継ローラ対にてまだ
搬送ベルトにて挟持されている原稿を引き抜く必要があ
り、中継ローラを駆動する駆動源に定常負荷に対してか
なりの過負荷が発生し、負荷に対するラティチュードを
向上させるためには、駆動源の強化が必要になって、コ
ストが増大したり、装置が大型化してしまう、という問
題があった。
【0031】本発明は、第1、第2の搬送手段間にシー
ト原稿が挟持される状態を生じる形式の原稿搬送装置に
おいて、第2の搬送手段を駆動する第2の搬送駆動手段
に過負荷をかけることなくシート原稿を円滑に搬送可能
にした原稿搬送装置を提供することを目的とするもので
ある。
【0032】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みなされたものであって、図面を参照して示すと、シー
ト原稿(S)を搬送する第1の搬送手段(10)と、該
第1の搬送手段(10)を駆動する第1の搬送駆動手段
(M2)と、前記第1の搬送手段(10)の原稿搬送逆
方向の下流側に配設された第2の搬送手段(21)と、
該第2の搬送手段(21)を搬送駆動する第2の搬送駆
動手段(M3)と、前記各搬送駆動手段を制御する制御
手段(100)と、を有する原稿搬送装置において、前
記第1の搬送手段(10)と第2の搬送手段(21)の
両方でシート原稿(S)を挟持している状態において、
前記第1の搬送手段(10)を停止又は逆転させる第1
の搬送モードと、前記第1の搬送手段(10)から第2
の搬送手段(21)へ前記シート原稿(S)を完全に受
け渡した後、前記第1の搬送手段(10)を停止又は逆
転させる第2の搬送モードと、前記第2の搬送駆動手段
(M3)の負荷状態を監視する監視手段(42,43/
101,102)と、前記監視手段(42,43/10
1,102)における負荷状態に応じて、前記第1の搬
送手段(10)の駆動を前記第1の搬送モード又は第2
の搬送モードに切り換える制御手段(100)と、を有
することを特徴とする。
【0033】
【作用】以上構成に基づき、第1、第2の搬送手段(1
0、21)によりシート原稿(S)を搬送する原稿搬送
装置において、シート原稿(S)が両方の搬送手段(1
0、21)により挟持された状態において、前記第2の
搬送駆動手段(M3)の負荷状態の応じて第1の搬送モ
ード又は第2の搬送モードが制御手段(100)により
切り換えられる。
【0034】すなわち、通常は第1のモードによって原
稿搬送を行い、昇温や高摩擦原稿等により、第2の搬送
駆動手段(M3)の負荷が増大した場合のみ、第2のモ
ードへ切換え、第2の搬送駆動手段(21)に対する負
荷を低減することにより、従来の低コストのモータを搬
送駆動手段(M3)として使いこなすことができ、装置
の小型化や低コスト化が可能になる。
【0035】なお、カッコ内の符号は、図面を参照する
ために示すものであって、本発明の構成を何ら限定する
ものではない。
【0036】
【実施例】図1は、本発明に従うシート材搬送装置の一
実施例としての原稿搬送装置(ADF装置)の概略構成
〒図であり、前述〒図11の装置と共通する構成部材部
分には同一の符号を付して再度の説明を省略する。
【0037】原積載置台としての原稿トレイ5上に積載
セットされた原稿Sは、前述〒図11の装置と同様に給
紙ローラ6と分離給送部7・8により最下位のものから
1枚宛分離給送され、シートパスa→レジストローラ対
9→シートパスb→シートパスcの経路にてプラテンガ
ラス2上に自動的に搬送・セットされ、その原稿の画像
情報の読み取り処理がなされる。
【0038】その読み取り処理が終了すると、原稿搬送
回動ベルト(第1の搬送手段)10が時計方向に逆転駆
動され、プラテンガラス2上の画像読み取り済みの原稿
がプラテンガラス2上を左方へ戻し搬送されて帰環シー
トパスeに入り、中継ぎ搬送ローラ対21→排紙シート
パスg→排紙ローラ対14→排紙口15の経路を経て原
稿トレイ5上に戻し排出され、原稿トレイ5上の未処理
積載原稿S上に再積載される。
【0039】原稿トレイ5は、装置カバー4と協同して
略水平の原稿載置面を形成しており、原稿搬送回動べル
ト10をはさんでプラテンガラス上方部に配置してあ
る。
【0040】図1において、32・33は後サイドガイ
ド3lb側に配設した、原稿トレイ5上に積載された原
稿Sの給送サイクルエンドを検知するためのサイクルレ
バーと、給送サイクルエンド前の原稿の有無を検知する
ためのプリサイクルレバーである。
【0041】34は、原稿トレイ5上に原稿Sをその先
端部を原稿入口部20に差し入れて積載セットするとき
原稿の先端揃えを行なうためのストッパであり、常時は
原稿搬送路に突出しており、原稿給送スタート信号にも
とづいて原稿搬送路から退避移動される可動部材であ
る。
【0042】35は、給紙ローラ6の上方に設けた上下
揺動移動されるウェイト部材であり、常時は実線示のよ
うに給送ローラ6から上方へ逃がし保持されていて、原
稿給送スタート信号にもとづいて下がり移動して自重で
積載原稿Sの先端部上面に2点鎖線示のように乗り状態
となり、給紙ローラ6と協同して積載原稿sの最下位原
稿に搬送力を与える役目をする。
【0043】給紙ローラ6から原稿分離給送部7・8→
シートパスa→レジストローラ対9→シートパスb→シ
ートパスcの原稿導入部へ至る原稿搬送経路の外側に、
シートパスcの逆送原稿出口部から帰環シートパスe→
中継ぎ搬送ローラ対(第2の搬送手段)21→排紙シー
トパスg→排紙ローラ対14→排紙口15へ至る原稿搬
送経路が構成されている。
【0044】排紙口15は、給紙手段としての給紙ロー
ラ6よりも、原稿載置面上方で且つ該給紙ロ−ラ6によ
るシート材給紙方向上流側に配置してある。
【0045】Sl〜S4は、第1〜第4の原稿センサで
あり、第1の原稿センサSlは原稿トレイ5上のセット
原稿の有無を検知するとともに処理済み原稿か未処理原
稿かを識別するセンサ(エンプティセンサ)、第2の原
稿センサS2は原稿が原稿分離給送部7・8を出たこと
を検知する分離センサ、第3の原稿センサS3は原稿が
レジストローラ対9のニップ部に到達したことを検知す
るレジストセンサ、第4の原稿センサS4は帰環シート
パスeに設けられ、原稿排紙時の速度制御等を実施する
ための排紙センサである。
【0046】図2は、駆動系の構成略〒図である。Ml
は給紙ローラ6と、分離給送部7・8の給送ローラ7を
駆動する給送・分離モータ、M2(第2の搬送駆動手
段)はレジストローラ9と第2の搬送手段としての原稿
搬送回動ベルト10の駆動ローラ11を駆動するベルト
モータ、M3は中継ぎ搬送ローラ21と排紙ローラ14
を駆動する排紙モータである。
【0047】ベルトモータM2には、モータを制御する
ためのブレーキ機構を具備させてある。又各モータMl
・M2・M3には回転数を検出するためのエンコーダ4
1・42(監視手段)・43(監視手段)が配されてお
り、各モータMl・M2(第1の搬送駆動手段)・M3
(第2の搬送駆動手段)は、図1に示す制御部(制御手
段)100により統合制御される。
【0048】符号101は、モータM2の電流値を計測
する電流計(監視手段)、102はモータM3の電流値
を計測する電流計(監視手段)を示している。
【0049】図4はサイクルレバー機構の構成略図、図
5の(a)・(b)乃至図8の(a)・(b)はサイク
ルレバー32・33の動作過程図である。
【0050】サイクルレバー32・33はサイクルモ―
夕M5のシャフト部に連結された回動部材50で回動さ
れる。そして、サイクルレバー32・33の回動角状態
がサイクルレバーに一体のフラグ51と、定置固定のセ
ンサS5とで検出される。このサイクルレバー32・3
3は原稿トレイ5上の未処理原稿とその上に排出されて
積載される処理済み原稿との間に介入して両者を仕分け
る役目をする。
【0051】このサイクルレバー32・33は通常は図
5のように上向きの回動角姿勢状態に保持されていて後
サイドガイド3lbの内部に退避保持されている。この
状態においてセンサS5はフラグ51で光路遮断されて
いてオフである。
【0052】原稿トレイ5上に原稿Sが積載セットされ
てから、原稿治送スタート信号にもとづいて、モータM
5がサイクルレバー32・33を図5の(a)において
反時計方向に倒し回動する。該サイクルレバー32・3
3は、後サイドガイド3lbの壁面に設けた切欠き穴3
lfから後サイドガイド3lbの内側に倒れ回動して図
6のように原稿トレイ5上の積載セット原稿Sの上面に
横倒しに乗った状態になる。この状態において、センサ
S5はフラグ51の切欠き部が対応して光路開放状態に
保持されてオンとなる。
【0053】この状態において原稿の給送が順次になさ
れ、処理済みの原稿S′が原稿トレイ5上に戻し排出さ
れて原稿トレイ5上の未処理原稿Sの上に図7のように
積載されていく。
【0054】この場合、未処理原稿Sとその上の処理済
み原稿S′との間には上記のサイクルレバー32・33
が介在していることで両者S・S′の仕分けがなされて
おり、またセンサS5もオンの状態が維持されており、
これにより原稿トレイ5上にはまだ未処理原稿Sが存在
している情報が制御系に入力されている。
【0055】引続き未処理原稿Sの給紙が順次に進行
し、最後め1枚の未処理原稿Sが給紙されてしまうとサ
イクルレバー32・33は未処理原稿Sによる支えがな
くなり、図8のように後サイドガイド3lbの切欠き穴
3lfから下方へ自重で落ち込んで下向きの回動角にな
る。
【0056】この状態において、センサS5はフラグ5
1で光路遮断されてオフになる。このオフ信号により制
御部100ははじめに原稿トレイ5上に積載セットした
原稿Sの全ての給紙を終了したと判断する。
【0057】その後、その下向きのサイクルレバー32
・33はモータM5により図5の最初の上向きの回動角
状態に戻されて待機状態に保持される。 [第1のモード]而して、.原稿トレイ5の前後のサ
イドガイド3la・3lb間に原稿Sをその先端部を原
稿入口部15内にその先端がストッパ34に突き当たっ
て受け止められるまで挿入して積載セットする。
【0058】このセットにより原稿トレイ5上に原稿が
セットされて存在することがエンプティセンサSlによ
り検知されて制御系に入力する。
【0059】.その後、原稿給送スタート信号にもと
づいてサイクルレバー32・33の倒し込み動作、スト
ッパ34の退避動作、ウェイト部材35の積載原稿S上
への倒し込み動作がなされると共に、給送・分離モータ
Mlがオンして給紙ローラ6の回転とウェイト部材35
の協同により原稿トレイ5上の最下位の原稿に十分な繰
り出し搬送力がかかり分離給送部7・8にてその最下位
の原稿が1枚ずつ分離給送される。
【0060】.その1枚分離給送原稿はシートパスa
を通ってその時点では回転停止しているレジストローラ
対9のニップ部に先端が突き当たる。また原稿先端の該
ニップ部への到達がレジストセンサS3で検知される。
原稿先端がレジストローラ対9のニップ部突き当たって
受け止められ、引き続く原稿給送により原稿に斜行取中
りのための、若干のループが出来る所定量の原稿搬送が
なされた後、給送・分離モータMlの駆動がオフされ
る。
【0061】.その後、所定のタイミング時点で給送
・分離モータMlとベルトモータM2とが同時にオンし
(ベルトモータM2は正転駆動)、分離給送部7・8と
レジストローラ対9が回転し、更に搬送回動ベルト10
が正回動駆動されることによりレジストローラ対9に受
け止められていた原稿がシートパスbを通り、シートパ
スcに入り、プラテンガラス2上を左辺側から右辺側へ
搬送されていく。
【0062】その搬送原稿の後端が、レジストセンサS
3に検知された時点から所定時間後にベルトモータM2
の駆動がオフされることにより、搬送原稿がプラテンガ
ラス2上の所定の位置に位置した状態で停止される。
【0063】また、ここで、ベルトモータM2がオンし
た時点から原稿の後端がレジストセンサS3によって検
知されるまでのベルトモータM2に配されたエンコーダ
42のパルス数をカウントし、搬送距離に換算すること
により原稿サイズを識別する。
【0064】そして、その原稿の画像上方の読み取り処
理が、画像形成装置本体1側の機構作動でなされる。
【0065】.この読み取り処理中に、原稿トレイ5
上の次の原稿が1枚宛分離給送されてその先端が駆動停
止中のレジストローラ対9のニップ部に突き当たって受
け止められた状態となって待機している。
【0066】.プラテンガラス2上に搬送・セットさ
れた原稿の読み取り処理が終了すると、ベルトモータM
2が逆転駆動されることで、プラテンガラス2上の読み
取り処理済みの原稿が逆送されて帰還シートパスeへ進
入する。同時に排紙モータM3がオンとなる。
【0067】帰環シートパスeへ進入した原稿の先端
が、排紙センサS4に検知された時点から、原稿中継ぎ
ローラ対21に確実に挟持される所定量の原稿搬送がな
された後に、ベルトモータM2はオフにされる。
【0068】そして、所定時問後に前記と同様に給送
・分離モータMlとベルトモータM2がオンし、レジス
トローラ対9の位置で待機させてあった次の原稿につい
てのプラテンガラス2上への搬送が開始されることによ
り、プラテンガラス2に対する原稿交換がなされる。
【0069】.また上記において、中継ぎローラ対
21に挟持された読み取り処理済みの原稿は、排紙シー
トパスg→排紙ローラ対14→排紙口15の経路で原稿
トレイ5上に戻し排出される。
【0070】この場合、その原稿の後端が排紙センサS
4で検知された後は、原稿後端が排紙ローラ対14から
排出される直前より排紙モータM3が速度制御され、排
出原稿は原稿トレイ5上に載置された原稿の上に静かに
排出される。
【0071】原稿トレイ5上の未処理の原稿Sと、その
未処理原稿Sの上に排紙されて積載する処理済み原稿
S′との仕分けはサイクルレバー32・33でなされる
ことは前述(図3〜図7)した通りである。
【0072】ここで、本発明の特徴である監視手段とし
て、前述のステップ7においてベルトモータM2がオフ
した時点より所定時間内における排紙モータM3に配さ
れたエンコーダより発せられるパルス数を監視してい
る。
【0073】これにより実際の搬送速度(すなわち負荷
状態)が確認でき、その値が所定値以上の場合は前述の
[第1のモード]を実行し、所定値以下になった場合に
は、後述の[第2のモード]を次原稿より実施する。 [第2のモード]ステップ5までは、第1のモードと同
様のため省略する。
【0074】.プラテンガラス2上に搬送セットされ
た原稿の読み取り処理が終了すると、ベルトモータM2
が逆転駆動されることで、プラテンガラス2上の読み取
り処理済みの原稿が逆送されて、帰還シートパスeへ進
入する。同時に排紙モータM3がオンとなる。
【0075】帰還シートパスeへ進入した原稿の先端
が、排紙センサS4に検知された時点から、ベルトモー
タに配されたエンコーダのパルス数をカウントし、前述
の原稿サイズに基づいて、原稿の後端が搬送ベルトの押
圧コロ13aより確実に抜けるための所定量搬送した後
にベルトモータM2はオフされる。
【0076】そして、所定時間後に、前記ステップ4と
同様に給送・分離モータM1とベルトモータM2がON
し、レジストローラ対9の位置で待機させてあった次の
原稿についてのプラテンガラス2上への搬送が開始され
ることにより、プラテンガラス2に対する原稿交換がな
される。以降は、前記[第1のモード]と同様のため省
略する。 〈他の実施例〉前記の実施例においては、モータM2,
M3の回転数を監視して、第1、第2のモードの切換え
を制御したが、電流計101,102の電流値を監視す
ることによってもモータへの負荷条件を監視することが
可能である。
【0077】詳細には、前記ステップ7において、ベル
トモータM2がオフした時点より排紙モータM3の電流
値Iをコントローラ上で監視し、所定値以上になった場
合には、過負荷状態とみなし、次原稿より[第2のモー
ド]に切り換える。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第2の搬送手段を駆動する第2の搬送駆動手段の負荷状
態を、監視手段により監視しておき、通常は第1のモー
ドによって原稿搬送を行い、昇温や高摩擦原稿により負
荷が増大した場合、第2のモードへ切換え、モータに対
する負荷を低減することにより、従来の低コストのモー
タを使いこなすことができ、装置の小型化や低コスト化
が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例が適用されている原稿搬送装
置(シート材搬送装置)の縦断側面図
【図2】同じく駆動系の斜視図
【図3】同じくサイクルレバー機構部の縦断側面図
【図4】同じく(a) はサイクルレバー待機状態時の正面
図、(b) は側面図
【図5】同じく(a) はサイクルレバーの倒し状態の正面
図、(b) は側面図
【図6】同じく(a) はサイクルレバーによる未処理原稿
と処理すみ原稿の仕分け状態を示す正面図、(b) は側面
【図7】同じく(a) は最後の1枚の原稿が給紙されてサ
イクルレバーが下がった状態の正面図、(b) は側面図
【図8】従来の原稿搬送装置の一例を示す縦断側面図
【図9】同じく給送作用の模式図
【図10】従来の原稿搬送装置の他の例を示す縦断側面
【図11】同じく給送作用の模式図
【符号の説明】
S シート原稿 1 画像形成装置本体 2 プラテンガラス 9 レジストローラ対 10 原稿搬送回動ベルト(第1の搬送手
段) 14 排紙ローラ対 M2 ベルトモータ(第1の搬送駆動手
段) 21 中継ローラ対(第2の搬送手段) M3 排紙モータ(第2の搬送駆動手段) 42,43 エンコーダ(監視手段) 101,102 電流計(監視手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート原稿を搬送する第1の搬送手段
    と、該第1の搬送手段を駆動する第1の搬送駆動手段
    と、前記第1の搬送手段の原稿搬送逆方向の下流側に配
    設された第2の搬送手段と、該第2の搬送手段を搬送駆
    動する第2の搬送駆動手段と、前記各搬送駆動手段を制
    御する制御手段と、を有する原稿搬送装置において、 前記第1の搬送手段と第2の搬送手段の両方でシート原
    稿を挟持している状態において、前記第1の搬送手段を
    停止又は逆転させる第1の搬送モードと、 前記第1の搬送手段から第2の搬送手段へ前記シート原
    稿を完全に受け渡した後、前記第1の搬送手段を停止又
    は逆転させる第2の搬送モードと、 前記第2の搬送駆動手段の負荷状態を監視する監視手段
    と、 前記監視手段における負荷状態に応じて、前記第1の搬
    送手段の駆動を前記第1の搬送モード又は第2の搬送モ
    ードに切り換える制御手段と、を有することを特徴とす
    る原稿搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記監視手段は、前記各搬送駆動手段の
    回転数を監視する手段であることを特徴とする請求項1
    に記載の原稿搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記監視手段は、前記各搬送駆動手段の
    電流値を監視する手段であることを特徴とする請求項1
    に記載の記載の原稿搬送装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019151633A1 (en) * 2018-01-31 2019-08-08 Hp Printing Korea Co., Ltd. Document feeder using single motor and image reading apparatus including the same

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