JPH07103390A - 断熱パネル及びその製造方法 - Google Patents
断熱パネル及びその製造方法Info
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- JPH07103390A JPH07103390A JP5252657A JP25265793A JPH07103390A JP H07103390 A JPH07103390 A JP H07103390A JP 5252657 A JP5252657 A JP 5252657A JP 25265793 A JP25265793 A JP 25265793A JP H07103390 A JPH07103390 A JP H07103390A
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- resin container
- resin vessel
- resin
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L59/00—Thermal insulation in general
- F16L59/08—Means for preventing radiation, e.g. with metal foil
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D19/00—Arrangement or mounting of refrigeration units with respect to devices or objects to be refrigerated, e.g. infrared detectors
- F25D19/02—Arrangement or mounting of refrigeration units with respect to devices or objects to be refrigerated, e.g. infrared detectors plug-in type
-
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-
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- F25D23/00—General constructional features
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 気密性および高断熱性能を有し、製作が容易
で取付けも容易に行える断熱パネルを提供する。 【構成】 断熱パネル１は、樹脂容器２と、この樹脂容
器２の内壁に形成される金属膜３と、この金属膜３によ
り形成される空間部に充填される断熱性のスペーサ材４
とからなる。この断熱パネル１の製造方法は、樹脂容器
２の内壁に金属膜３を形成し、樹脂容器２の内部にスペ
ーサ材４を充填し、樹脂容器２の開口部に不織布６を被
覆する。次いで、樹脂容器２の内部の圧力を低下させ、
樹脂容器２の内圧が所定の圧力まで低下したときアルミ
ニウム蒸着ラミネートフィルム９で樹脂容器２の開口部
を被覆するとともにこのアルミニウム蒸着ラミネートフ
ィルム９を樹脂容器２のフランジ２ａに溶着する。この
断熱パネル１を例えば冷蔵庫等の断熱壁に取付ける場
合、樹脂容器２のフランジ２ａで取付が容易に行える。
で取付けも容易に行える断熱パネルを提供する。 【構成】 断熱パネル１は、樹脂容器２と、この樹脂容
器２の内壁に形成される金属膜３と、この金属膜３によ
り形成される空間部に充填される断熱性のスペーサ材４
とからなる。この断熱パネル１の製造方法は、樹脂容器
２の内壁に金属膜３を形成し、樹脂容器２の内部にスペ
ーサ材４を充填し、樹脂容器２の開口部に不織布６を被
覆する。次いで、樹脂容器２の内部の圧力を低下させ、
樹脂容器２の内圧が所定の圧力まで低下したときアルミ
ニウム蒸着ラミネートフィルム９で樹脂容器２の開口部
を被覆するとともにこのアルミニウム蒸着ラミネートフ
ィルム９を樹脂容器２のフランジ２ａに溶着する。この
断熱パネル１を例えば冷蔵庫等の断熱壁に取付ける場
合、樹脂容器２のフランジ２ａで取付が容易に行える。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、断熱パネル及びその製
造方法に関するもので、詳細には、冷蔵庫等の断熱器に
使用すると有効な断熱パネル及びその製造方法に関する
ものである。
造方法に関するもので、詳細には、冷蔵庫等の断熱器に
使用すると有効な断熱パネル及びその製造方法に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より、特開昭６１−１０３０８９号
公報に示されるように、有機物発泡体中に真空容器を埋
設した真空断熱構造体が知られている。このものは、プ
ラスチック容器内に断熱スペーサ材とシリカアルミナ系
吸着材を充填し、このプラスチック容器内を真空封止し
た真空断熱材を有機発泡断熱材中に埋設される構造を有
する。
公報に示されるように、有機物発泡体中に真空容器を埋
設した真空断熱構造体が知られている。このものは、プ
ラスチック容器内に断熱スペーサ材とシリカアルミナ系
吸着材を充填し、このプラスチック容器内を真空封止し
た真空断熱材を有機発泡断熱材中に埋設される構造を有
する。
【０００３】また特開昭６１−１９１８７０号公報に示
されるように、真空断熱材を液体樹脂で囲み冷却して固
化されたものがある。このものは、型内に粉体等の充填
物を収納し所定のパネル形状に押し固めた後、型内を真
空にしその型内の充填物の表面に樹脂を注入してこれを
充填物に含浸させ、樹脂を固化させて外郭を形成するも
のである。
されるように、真空断熱材を液体樹脂で囲み冷却して固
化されたものがある。このものは、型内に粉体等の充填
物を収納し所定のパネル形状に押し固めた後、型内を真
空にしその型内の充填物の表面に樹脂を注入してこれを
充填物に含浸させ、樹脂を固化させて外郭を形成するも
のである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
特開昭６１−１０３０８９号公報に示される真空断熱構
造体によると、有機物発泡体の熱伝導率が真空断熱材よ
りも大きいため、断熱性能が低下し、また有機物の注入
発泡が必要なことから製作作業が煩雑になるという問題
がある。また前記の特開昭６１−１９１８７０号公報に
示される真空断熱パネルによると、樹脂の内部の真空度
を長期間保持することが困難であるという問題がある。
その対策として、樹脂の表面に金属を蒸着する旨の記載
があるが、これがヒートブリッジとなり十分な断熱性能
は得られない。
特開昭６１−１０３０８９号公報に示される真空断熱構
造体によると、有機物発泡体の熱伝導率が真空断熱材よ
りも大きいため、断熱性能が低下し、また有機物の注入
発泡が必要なことから製作作業が煩雑になるという問題
がある。また前記の特開昭６１−１９１８７０号公報に
示される真空断熱パネルによると、樹脂の内部の真空度
を長期間保持することが困難であるという問題がある。
その対策として、樹脂の表面に金属を蒸着する旨の記載
があるが、これがヒートブリッジとなり十分な断熱性能
は得られない。
【０００５】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたもので、気密性および高断熱性能を有し、
製作が容易で取付けも容易に行える断熱パネル及びその
製造方法を提供することを目的とする。
めになされたもので、気密性および高断熱性能を有し、
製作が容易で取付けも容易に行える断熱パネル及びその
製造方法を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明による断熱パネルは、フランジを有する樹脂容
器と、この樹脂容器の内壁に形成される金属膜と、この
金属膜に囲まれる空間部に充填される真空充填材とから
なることを特徴とする。また本発明による断熱パネルの
製造方法は、前記樹脂容器の内壁に前記金属膜を形成す
る工程と、前記樹脂容器の内部に断熱材を充填する工程
と、前記樹脂容器の開口部に通気性部材を被覆する工程
と、前記樹脂容器の内部の圧力を低下させる工程と、前
記樹脂容器の内圧が所定の圧力まで低下したとき金属フ
ィルムで前記樹脂開口部を被覆するとともにこの金属フ
ィルムを前記樹脂容器のフランジに溶着する工程とを含
むことを特徴とする。
の本発明による断熱パネルは、フランジを有する樹脂容
器と、この樹脂容器の内壁に形成される金属膜と、この
金属膜に囲まれる空間部に充填される真空充填材とから
なることを特徴とする。また本発明による断熱パネルの
製造方法は、前記樹脂容器の内壁に前記金属膜を形成す
る工程と、前記樹脂容器の内部に断熱材を充填する工程
と、前記樹脂容器の開口部に通気性部材を被覆する工程
と、前記樹脂容器の内部の圧力を低下させる工程と、前
記樹脂容器の内圧が所定の圧力まで低下したとき金属フ
ィルムで前記樹脂開口部を被覆するとともにこの金属フ
ィルムを前記樹脂容器のフランジに溶着する工程とを含
むことを特徴とする。
【０００７】
【作用および発明の効果】本発明の断熱パネルによる
と、樹脂容器の内壁に金属膜が形成され、この金属膜の
内側にグラスウール等のスペーサ材が充填され真空が保
持される構成であるから、高断熱性が保たれ気密性が保
持されるとともに、例えば冷蔵庫等の断熱壁にこの断熱
パネルを取付ける場合に樹脂容器のフランジで取付が容
易に行えるという効果がある。
と、樹脂容器の内壁に金属膜が形成され、この金属膜の
内側にグラスウール等のスペーサ材が充填され真空が保
持される構成であるから、高断熱性が保たれ気密性が保
持されるとともに、例えば冷蔵庫等の断熱壁にこの断熱
パネルを取付ける場合に樹脂容器のフランジで取付が容
易に行えるという効果がある。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。本発明を適用した真空断熱パネルの実施例を図１
に示す。断熱パネル１は、樹脂容器２の内壁にアルミニ
ウムの金属膜３が形成され、この金属膜３の内側にスペ
ーサ材４が充填されている。スペーサ材４は、パーライ
ト等の無機粉末、アルミニウム積層の成形グラスウール
等からなる。樹脂容器２のフランジ２ａの上面には、樹
脂容器２の内部を被覆するように不織布６が被覆され、
この不織布６の上面にアルミニウム蒸着ラミネートフィ
ルム９がフランジ２ａに不織布３を介して熱溶着されて
いる。樹脂容器２のフランジ２ａは樹脂ボルト７、８に
よりベースフレーム１０に結合固定されている。
する。本発明を適用した真空断熱パネルの実施例を図１
に示す。断熱パネル１は、樹脂容器２の内壁にアルミニ
ウムの金属膜３が形成され、この金属膜３の内側にスペ
ーサ材４が充填されている。スペーサ材４は、パーライ
ト等の無機粉末、アルミニウム積層の成形グラスウール
等からなる。樹脂容器２のフランジ２ａの上面には、樹
脂容器２の内部を被覆するように不織布６が被覆され、
この不織布６の上面にアルミニウム蒸着ラミネートフィ
ルム９がフランジ２ａに不織布３を介して熱溶着されて
いる。樹脂容器２のフランジ２ａは樹脂ボルト７、８に
よりベースフレーム１０に結合固定されている。
【０００９】次に、この真空断熱パネルの製造方法につ
いて説明する。まず、樹脂成形により形成された樹脂容
器２の内壁にアルミニウムの金属膜３を蒸着により形成
する。これにより樹脂容器２の気密性を保持する。次に
樹脂容器２の金属膜３の内部にシリカ、パーライト等の
無機粉末またはアルミニウム積層の成形グラスウール等
からなるスペーサ材４を充填する。次に、樹脂容器２の
フランジ２ａの上面に不織布６を被覆し、接着または熱
溶着する。次に、熱溶着装置を具備した真空室の上面に
前記の樹脂容器２を入れ、所定の圧力まで真空室内を排
気する。この場合、不織布６に通気性があることから真
空室の圧力と同程度に樹脂容器２の内部の圧力を低下さ
せることができ、この際スペーサ材４が外部に飛散する
心配はない。そして所定の圧力まで樹脂容器２の内部の
圧力が低下した後、アルミニウム蒸着ラミネートフィル
ム９をフランジ２ａに熱溶着する。これにより樹脂容器
２の内部の気密性を保持する。フランジ２ａ、不織布
６、アルミニウム蒸着ラミネートフィルム９にはあらか
じめボルト取付用のボルト孔３０、３１が形成されてお
り、このボルト孔３０、３１に樹脂ボルト７、８等を挿
通し、ベースフレーム１０にフランジ２ａ、不織布６、
アルミニウム蒸着ラミネートフィルム９を締付固定す
る。
いて説明する。まず、樹脂成形により形成された樹脂容
器２の内壁にアルミニウムの金属膜３を蒸着により形成
する。これにより樹脂容器２の気密性を保持する。次に
樹脂容器２の金属膜３の内部にシリカ、パーライト等の
無機粉末またはアルミニウム積層の成形グラスウール等
からなるスペーサ材４を充填する。次に、樹脂容器２の
フランジ２ａの上面に不織布６を被覆し、接着または熱
溶着する。次に、熱溶着装置を具備した真空室の上面に
前記の樹脂容器２を入れ、所定の圧力まで真空室内を排
気する。この場合、不織布６に通気性があることから真
空室の圧力と同程度に樹脂容器２の内部の圧力を低下さ
せることができ、この際スペーサ材４が外部に飛散する
心配はない。そして所定の圧力まで樹脂容器２の内部の
圧力が低下した後、アルミニウム蒸着ラミネートフィル
ム９をフランジ２ａに熱溶着する。これにより樹脂容器
２の内部の気密性を保持する。フランジ２ａ、不織布
６、アルミニウム蒸着ラミネートフィルム９にはあらか
じめボルト取付用のボルト孔３０、３１が形成されてお
り、このボルト孔３０、３１に樹脂ボルト７、８等を挿
通し、ベースフレーム１０にフランジ２ａ、不織布６、
アルミニウム蒸着ラミネートフィルム９を締付固定す
る。
【００１０】本実施例によれば、パネル化を容易に行え
かつこのパネル化された断熱パネル１の汎用性は高い。
また樹脂容器２でスペーサ材４並びに真空状態が保持さ
れるから、気密性が高く、樹脂容器２自体のもつ剛性を
そのまま保持する。さらには、減圧リークの心配がない
ため有機物を発泡注入する必要もなく安定した断熱性能
をもつ。さらにまた低剛性のアルミニウム蒸着ラミネー
トフィルム９で覆われた上面は金属等のベースフレーム
１０に密着するため、減圧リーク等の心配はない。
かつこのパネル化された断熱パネル１の汎用性は高い。
また樹脂容器２でスペーサ材４並びに真空状態が保持さ
れるから、気密性が高く、樹脂容器２自体のもつ剛性を
そのまま保持する。さらには、減圧リークの心配がない
ため有機物を発泡注入する必要もなく安定した断熱性能
をもつ。さらにまた低剛性のアルミニウム蒸着ラミネー
トフィルム９で覆われた上面は金属等のベースフレーム
１０に密着するため、減圧リーク等の心配はない。
【００１１】次に、この断熱パネル１を輸送用冷蔵庫に
適用した実施例を図２、図３および図４に示す。図２
は、図３に示すように断熱箱１２の上端開口部に取り付
けられる冷気ユニット１３の各部品の組立分解図を示す
ものである。冷気ユニット１３は、高低差のある上段お
よび下段を有するベースフレーム１０を有する。このベ
ースフレーム１０の上段１０ａの上面にコンデンサ２
１、コントロールボックス２９が取り付けられ、ベース
フレーム１０の下段１０ｂの上面にコンプレッサ２２、
アキュムレータ２８、コンデンサファン２６を配設した
コンデンサユニット部が設けられる。
適用した実施例を図２、図３および図４に示す。図２
は、図３に示すように断熱箱１２の上端開口部に取り付
けられる冷気ユニット１３の各部品の組立分解図を示す
ものである。冷気ユニット１３は、高低差のある上段お
よび下段を有するベースフレーム１０を有する。このベ
ースフレーム１０の上段１０ａの上面にコンデンサ２
１、コントロールボックス２９が取り付けられ、ベース
フレーム１０の下段１０ｂの上面にコンプレッサ２２、
アキュムレータ２８、コンデンサファン２６を配設した
コンデンサユニット部が設けられる。
【００１２】ベースフレーム１０の底部には、内部が前
記のスぺーサ材が充填され真空に保持される断熱パネル
１８、１９が樹脂ボルト７、８で固定されている。ここ
で断熱パネル１８、１９は、基本的に図１に示す断熱パ
ネル１と同様の構成をもつ。この場合、断熱パネル１
８、１９のフランジ部にインシュレータ２０を設けるこ
とで断熱性能をさらに向上させている。またエバポレー
タ２３およびエバポレータファン２７がベースフレーム
１０の上段底部に断熱パネル１８、１９を挟んで設けら
れ、エバポレータ２３およびエバポレータファン２７が
下方から下面カバー２４で覆われている。エバポレータ
２３およびエバポレータファン２７によりクーリングユ
ニット部が構成される。これらのコンデンサユニット部
とクーリングユニット部を組み付けた状態で冷蔵庫の断
熱箱１２の上面開口部に図３に示すように矢印Ａ方向に
取り付けられる。
記のスぺーサ材が充填され真空に保持される断熱パネル
１８、１９が樹脂ボルト７、８で固定されている。ここ
で断熱パネル１８、１９は、基本的に図１に示す断熱パ
ネル１と同様の構成をもつ。この場合、断熱パネル１
８、１９のフランジ部にインシュレータ２０を設けるこ
とで断熱性能をさらに向上させている。またエバポレー
タ２３およびエバポレータファン２７がベースフレーム
１０の上段底部に断熱パネル１８、１９を挟んで設けら
れ、エバポレータ２３およびエバポレータファン２７が
下方から下面カバー２４で覆われている。エバポレータ
２３およびエバポレータファン２７によりクーリングユ
ニット部が構成される。これらのコンデンサユニット部
とクーリングユニット部を組み付けた状態で冷蔵庫の断
熱箱１２の上面開口部に図３に示すように矢印Ａ方向に
取り付けられる。
【００１３】図４は冷気ユニットが断熱箱１０の上端開
口部に取り付けた状態を示している。本実施例は、従来
のウレタン断熱材に代えて、断熱パネル１８、１９を使
用していることから、断熱パネル１８、１９を薄くし、
冷蔵庫内の庫内スペースを広く取ることができる。また
断熱パネル１８、１９は気密性をもたせた樹脂容器２に
よって形成されるため断熱性能が優れている。さらには
樹脂ボルト７、８によりベースフレーム１０に取り付け
ることだけでパネル化を容易に行えるという効果があ
る。
口部に取り付けた状態を示している。本実施例は、従来
のウレタン断熱材に代えて、断熱パネル１８、１９を使
用していることから、断熱パネル１８、１９を薄くし、
冷蔵庫内の庫内スペースを広く取ることができる。また
断熱パネル１８、１９は気密性をもたせた樹脂容器２に
よって形成されるため断熱性能が優れている。さらには
樹脂ボルト７、８によりベースフレーム１０に取り付け
ることだけでパネル化を容易に行えるという効果があ
る。
【００１４】また本実施例では、コンプレッサ２２とエ
バポレータ２３との高低差が小さいことから、断熱箱１
２が傾いたとしても、エバポレータ２３とコンプレッサ
２２間のオイル戻り性能を向上させるという効果があ
る。
バポレータ２３との高低差が小さいことから、断熱箱１
２が傾いたとしても、エバポレータ２３とコンプレッサ
２２間のオイル戻り性能を向上させるという効果があ
る。
【図１】本発明の実施例による断熱パネルを示す断面図
である。
である。
【図２】本発明の実施例による断熱パネルを輸送用冷蔵
庫に適用した冷気ユニットを示す組立分解構成図であ
る。
庫に適用した冷気ユニットを示す組立分解構成図であ
る。
【図３】図２に示す冷気ユニットを組み付ける前の状態
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図４】冷気ユニットを輸送用冷蔵庫の上端開口部に組
み付けた状態を示す断面図である。
み付けた状態を示す断面図である。
１ 断熱パネル ２ 樹脂容器 ２ａ フランジ ３ 金属膜 ４ スペーサ材（真空充填材、断熱材） ６ 不織布（通気性部材） ７、８ 樹脂ボルト ９ アルミニウム蒸着ラミネートフィルム（気密性
フィルム） １０ ベースフレーム １８ 断熱パネル １９ 断熱パネル
フィルム） １０ ベースフレーム １８ 断熱パネル １９ 断熱パネル
Claims (2)
- 【請求項１】 フランジを有する樹脂容器と、この樹脂
容器の内壁に形成される金属膜と、この金属膜により形
成される空間部に充填される真空充填材とからなること
を特徴とする断熱パネル。 - 【請求項２】 請求項１に記載の断熱パネルの製造方法
であって、 前記樹脂容器の内壁に前記金属膜を形成する工程と、 前記樹脂容器の内部に断熱材を充填する工程と、 前記樹脂容器の開口部に通気性部材を被覆する工程と、 前記樹脂容器の内部の圧力を低下させる工程と、 前記樹脂容器の内圧が所定の圧力まで低下したとき気密
性フィルムで前記樹脂容器の開口部を被覆するとともに
この気密性フィルムを前記樹脂容器のフランジに溶着す
る工程とを含むことを特徴とする断熱パネルの製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5252657A JPH07103390A (ja) | 1993-10-08 | 1993-10-08 | 断熱パネル及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5252657A JPH07103390A (ja) | 1993-10-08 | 1993-10-08 | 断熱パネル及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07103390A true JPH07103390A (ja) | 1995-04-18 |
Family
ID=17240411
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5252657A Pending JPH07103390A (ja) | 1993-10-08 | 1993-10-08 | 断熱パネル及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07103390A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001271970A (ja) * | 2000-02-09 | 2001-10-05 | Alcatel | フレキシブルな導管 |
| WO2024035842A1 (en) * | 2022-08-12 | 2024-02-15 | Thetford Bv | Refrigerator with separately formed cooling system and insulated cabinet |
-
1993
- 1993-10-08 JP JP5252657A patent/JPH07103390A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001271970A (ja) * | 2000-02-09 | 2001-10-05 | Alcatel | フレキシブルな導管 |
| WO2024035842A1 (en) * | 2022-08-12 | 2024-02-15 | Thetford Bv | Refrigerator with separately formed cooling system and insulated cabinet |
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