JPH0710318B2 - 脱水兼用洗濯機の脱水運転制御方法 - Google Patents

脱水兼用洗濯機の脱水運転制御方法

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JPH0710318B2
JPH0710318B2 JP61008517A JP851786A JPH0710318B2 JP H0710318 B2 JPH0710318 B2 JP H0710318B2 JP 61008517 A JP61008517 A JP 61008517A JP 851786 A JP851786 A JP 851786A JP H0710318 B2 JPH0710318 B2 JP H0710318B2
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tank
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道明 伊藤
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は、脱水運転時に回転槽のアンバランスを検出す
るようにした脱水兼用洗濯機の脱水運転制御方法に関す
る。
[発明の技術的背景とその問題点] 従来より、洗い兼脱水用の回転槽を備えると共にこの回
転槽の内部に撹拌体を備えて洗い及び脱水を行なう脱水
兼用洗濯機では、回転槽が回転される脱水運転時にアン
バランス検出装置により回転槽の異常揺動即ちアンバラ
ンスを検出するようにしており、アンバランスが検出さ
れたときには、給水及び撹拌等からなるアンバランス修
正処理を行なうといった対策を講じている。
ところで、回転槽の揺動振幅は特にその回転立上がり時
点で大きく、そしてアンバランス発生要素(被脱水物の
偏り度合や被脱水物重量及び含水量)が大である場合に
は、その揺動振幅の減少度合が小さくてアンバランス状
態が長く続くこと(広域異常揺動現象)が知られてお
り、逆にアンバランス発生要素が小である場合には回転
槽の回転起動時点で揺動振幅が一時的に大になることが
あってもその直後に減少して、アンバランス状態が直ち
に解消されるといういわゆるアンバランス乗切り現象を
呈することがある。
従って、このアンバランス乗切り現象を呈するような場
合には、これを広域異常揺動現象の発生状態と見なすの
は不合理であるが、従来では、アンバランス乗切り現象
における回転立上がり時点の一時的なアンバランスを検
出してしまうことがあって、アンバランス解消が予測さ
れるにも拘らずアンバランス修正処理がなされ、給水の
無駄や撹拌体駆動による消費電力の無駄が生じる問題が
あった。
ここで、アンバランス乗切り現象が予測される場合にあ
ってその一時的なアンバランスが検出される状況を、第
4図(a)を参照して述べる。アンバランス検出装置1
は、回転槽2と揺動を共にする水受槽3の揺動を検出す
るように静止部位に配設されている。而して、アンバラ
ンス乗切り現象が予測される場合にあって、その回転槽
2の回転立上がりの揺動(一時的なアンバランス)が、
回転槽2の停止位置から図中矢印A方向以外の方向(ア
ンバランス検出装置1を外れた方向)に起こるときに
は、水受槽3はアンバランス検出装置1とは接触しない
からアンバランス検出はなされず好都合であるが、揺動
方向が偶然的にアンバランス検出装置1方向であると、
その一時的なアンバランスが検出されてしまう。この場
合、回転槽2従って水受槽3の揺動方向は停止状態の回
転槽2内部における被脱水物の偏在位置等によって決定
されると考えられ、換言すれば、回転槽2内部における
被脱水物の偏在位置Pとアンバランス検出装置1との対
応角度aによって決定されると考えられる。尚、アンバ
ランス検出装置1によって本来的に検出すべきアンバラ
ンスは、第4図(b)に矢印Bで示すように回転槽2従
って水受槽3が回転槽2の回転方向に沿って振れ動く広
域異常揺動現象であり、この場合、回転槽2内部の被脱
水物の偏在位置Pとアンバランス検出装置1との対応角
度aがいずれであって回転槽2が回転されると必ず検出
装置1によって検出されるものである。
[発明の目的] 本発明の目的は、脱水運転において、アンバランスが検
出されたときには、これが本来検出すべき広域異常揺動
現象によるアンバランスであるかもしくはアンバランス
乗切り現象における一時的なアンバランスであるかを判
断できて、その判断に基づいて脱水運転を良好に制御で
きる脱水兼用洗濯機の脱水運転制御方法を提供するにあ
る。
[発明の概要] 本発明は、アンバランスの検出が有ったときには回転槽
の回転を停止させることで、回転槽内部における被脱水
物の偏在位置とアンバランス検出装置との対応角度関係
で回転槽の前回の停止状態と当該停止状態とで変化する
ことを促し、その後回転槽の回転を再開することで再度
アンバランスが検出されるか否かを検査し、この回転槽
の回転停止及び回転再開動作が所定回数繰返し行なわれ
た後にアンバランスの検出が有ったときには、これをも
って本来検出すべき広域異常揺動現象によるアンバラン
ス検出とし、これに基づいて前記回転槽への給水及び前
記撹拌体による撹拌動作等によるアンバランス修正処理
を行なって再度脱水運転を実行するようにしたところに
特徴を有する。
[発明の実施例] 以下本発明の一実施例につき第1図乃至第3図を参照し
て説明する。まず、第2図には、脱水兼用洗濯機の全体
構成を示しており、同図において、11は外箱で、その内
部には水受槽12を弾性吊持機構13を介して弾性支持して
いる。14は水受槽12内に配置された洗い兼脱水用の回転
槽で、これは脱水運転時にモータ15を備えた駆動部16に
よって高速回転される。17は回転槽14内に配置された撹
拌体で、これは洗い時に駆動部16によって正逆回転され
る。尚、18は水受槽12底部に接続された排水管、19は排
水弁である。20はアンバランス検出装置21の検出子であ
り、この検出子20は水受槽12の上端部外方に配設されて
いる。アンバランス検出装置21は、回転槽14が異常揺動
したときにこれと接触してアンバランス検出信号を運転
制御回路22(第3図参照)に与える。第3図において、
運転制御回路22はマイクロコンピュータから成るもので
あり、この運転制御回路22は洗い運転及び脱水運転を制
御する。23はクロック回路で、これは電源回路24から商
用電源の周波数に同期した基準パルスを受けて運転制御
回路22にクロックパルスを与える。25は回転槽14内の水
位を検出する水位検出装置、26は給水弁である。この給
水弁26及びモータ15及び排水弁19は、運転制御回路22に
よる洗い運転制御及び脱水運転制御に基づいて夫々駆動
回路27,28及び29を介して駆動される。
さて、脱水運転に関する制御について述べるに、運転制
御回路22に設定された脱水制御プログラムによって脱水
運転制御が開始されると、第1図に示すように、まず、
ステップs1にて初期設定が行なわれ、この初期設定にお
いては、脱水行程の実行時間設定がなされると共に、後
述の検査実行回数についてのパラメーターNを「0」に
クリアする。この後、ステップs2に移行して排水弁19に
対し駆動信号が出力されて排水弁19が開放され、そして
ステップs3に移行してモータ15に対し駆動信号が出力さ
れて回転槽14が回転駆動される。この場合、アンバラン
ス検出装置21は機能していて、このアンバランス検出装
置21から逐次アンバランス検出信号の有無が運転制御回
路22に与えられる。而して、ステップs4ではアンバラン
ス検出装置21からの入力が有るか否かの判断即ちアンバ
ランスの検出が有るか否かの判断がなされ、アンバラン
ス検出信号が入力されない場合には、ステップs5及びス
テップs6から分るように、脱水実行時間がカウントされ
て、その脱水実行時間が脱水設定時間を経過すると、ス
テップs6の「YES」に従ってステップs7に移行し、この
ステップs7ではモータ15に対する駆動信号の出力が停止
されて回転槽14の回転が停止され、次いでステップs8
て所定時間後排水弁19に対する駆動信号の出力が停止さ
れて排水弁19が閉鎖され、以て脱水運転が終了する。
ところで、この脱水運転中、ステップs4でアンバランス
が検出されると、このステップs4の「YES」に従ってス
テップs9に移行し、このステップs9では検査実行回数の
パラメーターNが運転制御回路22に設定された所定回数
N0以上であるか否かの判断がなされる。この場合該パラ
メーターNは「0」であるから、このステップs9の「N
O」に従ってステップs10に移行し、回転槽14の回転を所
定時間停止する。この後ステップs11にて検査実行回数
のパラメーターNをインクリメントし、そしてステップ
s3に移行して回転槽14の回転を再開する。そして、ステ
ップs4にてアンバランスが検出された否かを再度判断
し、ここでまた、アンバランスが検出されればステップ
s9及びステップs10並びにステップs11を経てステップs3
に戻り、換言すれば回転槽14の回転停止及び回転再開と
いった動作が繰返されることになる。斯様な動作は、ス
テップs4において検出されたアンバランスが、広域異常
揺動現象によるアンバランスであるかアンバランス乗切
り現象における一時的なアンバランスであるかを検査す
る検査動作といえる。即ち、回転槽14を一旦停止させる
ことで、回転槽14内部に偏在する被脱水物のアンバラン
ス検出装置21との対応角度a(第4図(a)に既述し
た)がアンバランス検出後に変化することが促される。
尚、この一旦停止状態での対応角度aが回転槽14の前回
の停止状態における対応角度aと偶然的に一致すること
も考えられることから、これを見越して上記検出動作の
所定回数N0を設定している。而して、斯かる検査実行回
数のパラメーターNが所定回数N0を超えても尚且つアン
バランスが検出されたときには、ステップs4で検出され
たアンバランスがアンバランス乗切り現象のものではな
く広域異常揺動現象によるアンバランスとして検出され
たことになり、この場合ステップs9における判断が「YE
S」とされるから、ステップs12乃至ステップs15で示さ
れるアンバランス修正処理Qが実行される。このアンバ
ランス修正処理Qにおいて、ステップs12では排水弁19
が閉鎖され、そして次のステップs13では回転槽14従っ
て水受槽12内への給水が行なわれ、そして、ステップs
14では撹拌体17が所定時間正逆回転されて被脱水物の撹
拌がなされ、次のステップs15では排水弁19が開放され
る。このアンバランス修正処理Qが実行された後にはス
テップs16にて検査実行回数のパラメーターNがクリア
された後ステップs3に戻る。ここで、上記検査実行回数
のパラメーターNが所定回数N0を超えないうちにステッ
プs4でアンバランス検出が無しと判断されれば、換言す
れば回転槽14の回転立上がり時でのアンバランスがアン
バランス乗切り現象でのものであったことが検出された
ときにはステップs4の「NO」に従って脱水運転が実行さ
れることになるから、従来の場合とは違って無駄にアン
バランス修正処理が行なわれることもない。さらに、ア
ンバランス修正処理Qが実行された後は、上述したよう
にステップs3に戻って脱水運転が再度実行されるから、
アンバランスが解消されないまま脱水運転が終了するこ
とはなく、換言すれば、脱水運転を完遂できるものであ
る。
[発明の効果] 本発明は以上の記述にて明らかなように、洗い兼脱水用
の回転槽を備えると共に該回転槽の内部に撹拌体を備え
且つ回転槽が回転される脱水運転時にその回転槽のアン
バランスを検出するアンバランス検出装置を備えた脱水
兼用洗濯機にあって、前記アンバランスの検出が有った
ときには前記回転槽の回転を停止させてその後再開させ
ると共に、この回転槽の回転停止及び回転再開動作が所
定回数繰返し行なわれた後にアンバランスの検出が有っ
たときには前記回転槽への給水及び前記撹拌体による撹
拌動作等によるアンバランス修正処理を行なって再度脱
水運転を実行することを特徴とする脱水兼用洗濯機の脱
水運転制御方法であり、これにより、脱水運転時におい
て、アンバランスが検出されたときには、これが本来検
出すべき広域異常揺動現象によるアンバランスであるか
又はアンバランス乗切り現象における一時的なアンバラ
ンスであるかの判断ができ、本来検出すべきアンバラン
スであるときには、アンバランス修正処理を行なって脱
水運転の正常化を図り得、アンバランス乗切り現象にお
けるアンバランスであるときには、アンバランス修正処
理を実行せずに脱水運転を実行できて、給水の無駄や撹
拌体駆動による消費電力の無駄をなくし得、さらには、
アンバランスを解消して脱水運転を完遂できるという優
れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本発明の一実施例を示し、第1図は
フローチャート、第2図は脱水兼用洗濯機の全体を示す
縦断側面図、第3図はブロック図であり、そして第4図
(a)及び(b)は夫々アンバランス乗切り現象及び広
域異常揺動現象を説明するための概略的平面図である。 図中、14は回転槽、17は撹拌体、21はアンバランス検出
装置、22は運転制御回路である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗い兼脱水用の回転槽を備えると共に該回
    転槽の内部に撹拌体を備え且つ回転槽が回転される脱水
    運転時にその回転槽のアンバランスを検出するアンバラ
    ンス検出装置を備えた脱水兼用洗濯機にあって、前記ア
    ンバランスの検出があったときには前記回転槽の回転を
    停止させてその後再開させると共に、この回転槽の回転
    停止及び回転再開動作が所定回数繰返し行なわれた後に
    アンバランスの検出が有ったときには前記回転槽への給
    水及び前記撹拌体による撹拌動作等によるアンバランス
    修正処理を行なって再度脱水運転を実行することを特徴
    とする脱水兼用洗濯機の脱水運転制御方法。
JP61008517A 1986-01-17 1986-01-17 脱水兼用洗濯機の脱水運転制御方法 Expired - Lifetime JPH0710318B2 (ja)

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