JPH07102955B2 - 建物内物品搬送設備 - Google Patents

建物内物品搬送設備

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JPH07102955B2
JPH07102955B2 JP62188058A JP18805887A JPH07102955B2 JP H07102955 B2 JPH07102955 B2 JP H07102955B2 JP 62188058 A JP62188058 A JP 62188058A JP 18805887 A JP18805887 A JP 18805887A JP H07102955 B2 JPH07102955 B2 JP H07102955B2
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Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は、テナントビル等の各種建物内において、受付
階と各階、各テナントとの間での郵便物の集配送や、各
階間での書類の運搬等を行う建物内物品搬送設備に関す
る。 〔従来の技術〕 例えば建物内での郵便物の集配設備としては、受付階
に、各階毎、或いは、各テナント毎のメイルボックスを
設けるとともに、投函ボックスを設けたものが知られて
いる。これは、外部から配達されてきた郵便物を、その
配達人や受付人が仕分けしてメイルボックスに入れ、そ
のメイルボックスに入れられた郵便物を各階や各テナン
トの利用者、或いは、受付人が階段やエレベータを利用
して運ぶことで各階、各テナントに配送し、各階、テナ
ントの利用者が投函ボックスに運ぶことで投函するもの
であった。 従って、その集配設備によるときは、集配に、各階と受
付階との間での人手による運搬が伴うため、特に高層の
建物の場合、著しく効率が悪く、しかも、重労働が強い
られるといった問題があった。 そこで、各階から受付階への投函用シュートを設けた設
備も存在するが、これによるときは、投函の労働面で改
善されるだけで、各階、各テナントへの配送については
前述の問題が残っていた。 また、各階間での書類等の物品の移送については、専
ら、人手に頼っているのが実状である。 〔発明が解決しようとする問題点〕 本発明の目的は、郵便物や書類等の物品の建物内での階
層間移送を合理的に行えるものであると共に、これら書
類等の性質に鑑み、ある程度の保管機能を有する建物内
物品搬送設備を提供する点にある。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明による建物内物品搬送設備の特徴構成は、複数の
階にわたるシャフトと、そのシャフト内で昇降自在な物
品搬送具とを設け、前記複数の階夫々に、物品取出口を
備えた受取用物品保管部と、物品投入口を備えた送出用
物品保管部とを前記シャフトに連通させて設け、前記物
品搬送具を受取用物品保管部への物品移載箇所及び送出
用物品保管部からの物品移載箇所の夫々に位置するよう
に昇降する駆動手段と、前記物品搬送具から受取用物品
保管部への物品移載装置と、前記送出用物品保管部から
物品搬送具への物品移載装置とを設けてあり、前記複数
の階のうちの1つの階が、他の階の受取用物品保管部の
総数と同数の送出用物品保管部と、他の階の送出用物品
保管部の総数と同数の受取用物品保管部とを備えている
点にある。そして、それによる作用・効果は次の通りで
ある。 〔作 用〕 物品搬送具のシャフト内での昇降と、物品移載手段の作
動とにより、送出物品保管部からそれの存在階とは異な
る階の受入物品保管部に搬送できるため、階層間で物品
を持ち運ぶ人為作業が不要で、人為作業として、その階
の送出物品保管部に送出物品を投入し、その階の受入物
品保管部から受入物品を取出すといった1フロアで移動
するだけの軽作業で済む。しかも、送出物品と受入物品
とを夫々、専用の送出物品保管部と受入物品保管部とで
仕分けして保管するようにしてあるため、送出物品を、
受入物品として誤って取出したり、受入物品を、送出物
品として誤って送出したりする心配が皆無で、能率が良
い。 また、前記複数階のうち一つの階を受付階とし、当該受
付階の受取用および送出用の保管部と、各階の送出用お
よび受取用の保管部とを1対1の関係で対応付けて、前
記受付階の送出用保管部に搬送物品を投入することで、
搬送物品を各配送階毎に仕分けるようになっている。 〔発明の効果〕 その結果、本発明は、郵便物が書類等の階層間での搬送
を人手作業少なく効率的に行い得るようになった。 しかも、前述したように、受付階の保管部と各階の保管
部とを1対1に対応させているので、書類等の搬送物品
を一時保管することができる。 また、後述実施例で示すように、受入物品保管部と送出
物品保管部とを上下に並置する場合には、受入物品保管
部と送出物品保管部とのシャフト内への連通口が同一面
内に位置するため、火災発生時に前記の連通口を閉じる
防火扉が1つで済むことはもちろん、物品搬送具から受
入物品保管部への移載手段と、送出物品保管部から物品
搬送具への移載手段とを兼用できる。 〔実施例〕 次に本発明の実施例を示す。 建物の1階(F1)を外部からの郵便物の受付階として、
この受付階(F1)と他の各階(F2〜Fn)との間で郵便物
を集配する設備であって、第1図に示すように、前記受
付階(F1)と最上階(Fn)とにわたる1つのシャフト
(1)と、このシャフト(1)内で昇降自在な郵便物搬
送具(2)と、この郵便物搬送具(2)を昇降する駆動
手段(3)とを設け、各階(F1〜Fn)の夫々に、シャフ
ト(1)内に連通する受取用保管部(5)と送出用保管
部(6)とを設け、前記郵便物搬送具(2)から受取用
保管部(5)への郵便物移載装置(7)と、前記送出用
保管部(6)から郵便物搬送具(2)への郵便物移載装
置(8)と、制御手段(9)とを設けて構成されてる。
なお、郵便物は、コンテナ(10)に入れて搬送され、コ
ンテナ10は、複数の郵便物を収容するものである。 前記郵便物搬送具(2)は、第2図、第3図に示すよう
に、レール(11)に昇降自在に取付け昇降枠(2A)に、
コンテナ(10)の底板下面に形成の溝(10a)に係合し
てコンテナ(10)を移載移動自在に載置する一対のレー
ル(2B)を設けて構成されている。なお、郵便物搬送具
(2)は、以下、ケージと称する。 前記駆動手段(3)は、第1図に示すように、前記ケー
ジ(2)を吊下げ支持するワイヤ(3A)と、このワイヤ
(3A)を巻上・繰出しする電動ウィンチ(3B)とからな
る。 前記受取用保管部(5)は、前記ケージ(2)からのコ
ンテナ(10)を載置保管するものであり、送出用の保管
部(6)は、ケージ(2)へのコンテナ(10)を載置保
持するものであり、これらは、第2図乃至第6図に示す
ように、前記シャフト(1)の周壁(1A)に上下に並べ
て一体の状態で連設されており、これらのシャフト
(1)内への連通口(5A),(6A)は、1つの防火シャ
ッタ(12)で閉じられる1つの口として形成されてい
る。また、それらのコンテナ載置部は、ケージ(2)と
同様にコンテナ(10)を移載移動自在に載置する一対の
レール(5B),(6B)から構成されており、前記連通口
(5A),(6A)に対向する箇所に、開閉自在な蓋(5
c),(6c)を備えた物品取出投入口(5C),(6C)が
形成されている。 かつ、前記受取用および送出用の保管部(5),(6)
は、2階から最上階までの各階(F2〜Fn)(以下、配送
階と称する。)には、第2図、第5図に示すように、1
づつ設けられ、受付階(F1)には、第4図、第6図に示
すように、配送階(F1〜Fn)の数と同じ数づつ設けられ
ている。つまり、受付階(F1)の受取用および送出用の
保管部(5),(6)と、各階(F2〜Fn)の送出用およ
び受取用の保管部(6),(5)とを1対1の関係で対
応付けて、受付階(F1)の送出用保管部(6)に郵便物
を投入することで、郵便物を各配送階(F2〜Fn)毎に仕
分けするようになっている。 加えて、配送階(F2〜Fn)における受取用および取出用
の保管部(5),(6)の夫々には、内部にコンテナ
(10)が在るか否かを検出するセンサ(S1),(S2
と、在席表示ランプ(L1),(L2)と、作業完了指示釦
(B1),(B2)とが設けられている。 また、受付階(F1)の受取用保管部(5)の夫々には、
前記と同様なセンサ(S1)と在席表示ランプ(L1)と作
業完了指示釦(B1)とに加えて、各階在席表示ランプ
(FL1)と、回収釦(B3)とが設けられており、受付階
(F1)の送出用保管部(6)の夫々には、前記と同様な
センサ(S2)と在席表示ランプ(L2)とに加えて、各階
在席表示ランプ(FL2)と行先設定釦(B4)と、取出確
認ランプ(L)とが設けられている。 なお、前記作業完了指示釦(B1),(B2)は作業完了表
示ランプを、回収釦(B3)は回収表示ランプを、行先設
定釦(B4)は行先表示ランプを夫々、兼用するものであ
る。 前記ケージ(2)から受取用保管部(5)への郵便物移
載装置(7)は、ケージ(2)がそのレール(2B),
(5B)に沿って水平移動させることにより、ケージ
(2)と受取用保管部(5)との間でコンテナ(10)を
移載するものであり、送出用保管部(6)からケージ
(2)への郵便物移載装置(8)は、ケージ(2)がそ
のレール(2B)が送出用保管部(6)のレール(6B)と
面一に位置させる移載箇所に位置する状態においてコン
テナ(10)をレール(2B),(6B)に沿って水平移動さ
せることにより、送出用保管部(6)とケージ(2)と
の間でコンテナ(10)を移載するものである。そして、
これら2つの郵便物移載装置(7),(8)は、ケージ
(2)に取付けた1つの移載装置(A)をもって兼用構
成されている。具体的に説明すると、第2図、第3図に
示すように、移載方向に往復移動自在なロッド(13)
と、このロッド(13)を往復移動させるリニアモータ
(14)とを設け、前記ロッド(13)に、前記コンテナ
(10)の側面に凹入形成した係合部(10b)に対して係
脱自在な係止具(15)と、この係止具(15)を係脱作動
させるソレノイド(16)とを設け、もって、係止具(1
5)をコンテナ(10)側の係合部(10b)に係合させた状
態でロッド(13)を移動させることにより、コンテナ
(10)を移載方向に移動させるように構成されている。
なお、この移載装置(A)は、ケージ(2)から保管部
(5),(6)への送出し移載の完了を検出する送出セ
ンサ(図示せず)と、保管部(5),(6)からケージ
(2)への取込み移載の完了を検出する取込みセンサ
(図示せず)とを備えている。 前記制御手段(9)は、表示制御部(9A)と運行制御部
(9B)とからなる。 表示制御部(9A)の機能を以下列記する。 [1]前記受取用保管部(5)のセンサ(S1)の在席検
出により、その受取用保管部(5)の在席表示ランプ
(L1)を可逆的に点灯させる。 [2]前記送出用保管部(6)のセンサ(S2)の在席検
出により、その送出用保管部(6)の在席表示ランプ
(L2)を可逆的に点灯させる。 [3]配送階(F2〜Fn)における受取用保管部(5)の
センサ(S1)の在席検出により、その受取用保管部
(5)に対応する受付階(F1)における送出用保管部
(6)の各階在席表示ランプ(FL2)を可逆的に点灯さ
せるとともに、行先設定釦(B4)を消灯させる。 [4]配送階(F2〜Fn)における送出用保管部(6)の
センサ(S2)の在席検出により、その送出用保管部
(6)に対応する受付階(F1)における受取用保管部
(5)の各階在席表示ランプ(FL1)を可逆的に点灯さ
せる。 [5]受取用保管部(5)の作業完了指示釦(B1)の操
作により、その作業完了指示釦(B1)を点灯させる。 [6]送出用保管部(6)の作業完了指示釦(B2)の操
作により、その作業完了指示釦(B2)を点灯させる。 [7]配送階(F2〜Fn)における受取用保管部(5)の
作業完了指示釦(B1)の操作により、その受取用保管部
(5)に対応する受付階(F1)における送出保管部
(6)の取出確認ランプ(L)を点灯させる。 [8]配送階(F2〜Fn)における送出用保管部(6)の
作業完了指示釦(B2)の作業により、その送出用保管部
(6)に対応する受付階(F1)における受取保管部
(5)の回収釦(B3)を点灯させる。 [9]回収釦(B3)の操作により、その回収釦(B3)を
消灯させる。 [10]行先設定釦(B4)の操作により、その行先設定釦
(B4)を点灯させる。 要するに、表示制御部(9A)によれば、配送階(F2〜F
n)における受取用および送出用の保管部(5),
(6)にコンテナ(10)が在席しているか否かが、それ
ら保管部(5),(6)が設置されている配送階(F2
Fn)でのみならず、受付階(F1)でも分り、回収釦
(B3)の点灯により、配送階(F2〜Fn)における送出用
保管部(6)に送出すべきコンテナ(10)が投入された
ことが受付階(F1)で分り、取出確認ランプ(L)の点
灯により、配送階(F2〜Fn)における受取用保管部
(5)に送ったコンテナ(10)から郵便物が取出されて
作業が完了したことが分かるのである。なお、受取用保
管部(5)の作業完了指示釦(B1)は、その受取用保管
部(5)内のコンテナ(10)を取出し、そのコンテナ
(10)内から郵便物を取出したのち、空のコンテナ(1
0)を受取用保管部(5)に返す作業が完了したときに
操作するものであり、送出用保管部(6)の作業完了指
示釦(B2)は、コテナ(10)をその送出用保管部(6)
に投入する作業が完了したときに操作するものである。 他方、前記運行制御部(9B)の機能を次に列記する。 〔1〕行先設定釦(B4)の操作により、ケージ(2)が
その行先設定釦(B4)を備えた送出用保管部(6)への
移載箇所に位置するように駆動手段(3)を作動させ
る。 〔2〕ケージ(2)の位置確認のうえ、コンテナ(10)
をケージ(2)に移載するように移載手段(A)を作動
させる。 〔3〕その移載の完了を待って、ケージ(2)が行先設
定釦(B4)で指示された配送階(F2〜Fn)の受取用保管
部(5)への移載箇所に位置するように、駆動手段
(3)を作動させる。 〔4〕ケージ(2)の位置確認のうえ、コンテナ(10)
を受取用保管部(5)に移載するように移載手段(A)
を作動させる。 〔5〕受取用保管部(5)の作業完了指示釦(B1)の操
作により、空のコンテナ(10)をケージ(2)に移載す
るように移載手段(A)を作動させる。 〔6〕その移載の完了を待って、受付階(F1)の送出用
保管部(6)のうち、前記の〔1〕で行先設定釦(B4
が操作されたものへの移載箇所にケージ(2)が位置す
るように駆動手段(3)を作動させる。 〔7〕ケージ(2)の位置確認のうち、空のコンテナ
(10)を送出用保管部(6)に移載するように移載手段
(A)を作動させる。 以上の〔1〕〜〔7〕が受付階(F1)から配送階(F2
Fn)への搬送制御であり、その搬送に用いられるコンテ
ナ(10)は、搬送時以外、常に受付階(F1)の送出用保
管部(6)側にある。 〔8〕取出すべき配送階(F2〜Fn)に対応する回収釦
(B3)の操作により、その配送階(F2〜Fn)の送出用保
管部(6)からの移載箇所にケージ(2)が位置するよ
うに駆動手段(3)を作動させる。
〔9〕ケージ(2)の位置確認のうえ、送出用保管部
(6)のコンテナ(10)をケージ(2)に移載するよう
に移載手段(A)を作動させる。 〔10〕その移載の完了を待って、受付階(F1)の受取用
保管部(5)のうち、操作された回収釦(B3)を備えた
ものへの移載箇所にケージ(2)が位置するように、駆
動手段(3)を作動させる。 〔11〕ケージ(2)の位置確認を待って、ケージ(2)
のコンテナ(10)を受取用保管部(5)に移載するよう
に移載手段(A)を作動させる。 〔12〕その後の作業完了指示釦(B1)の操作により、受
取用保管部(5)の空コンテナ(10)をケージ(2)に
移載するように移載手段(A)を作動させる。 〔13〕移載の完了を待って、前述の
〔9〕でコンテナ
(10)が取出された空の送出保管部(6)への移載箇所
にケージ(2)が位置するように、駆動手段(3)を作
動させる。 〔14〕ケージ(2)の位置確認を待って、ケージ(2)
の空のコンテナ(10)を送出用保管部(6)に移載する
ように、移載手段(A)を作動させる。 以上の〔8〕〜
〔9〕が、配送階(F2〜Fn)から受付階
(F1)への搬送制御であり、その搬送に用いられるコン
テナ(10)は、搬送時を除いて常に、配送階(F2〜Fn)
の送出用保管部(6)にある。 〔別実施例〕 以下、本発明の別実施例を示す。 〈1〉上記実施例において、受付階(F1)に連絡用の電
話を設けたり、或いは、行先設定釦(B4)の操作でその
行先階の電話を鳴らすようにして、郵便物の送り先に郵
便物を送ったことを知らせるようにする。 〈2〉第8図に示すよう、受取用保管部(5)と送出用
保管部(6)とを横方向に並べて実施する。もちろん、
この場合、ケージ(2)はコンテナ(10)を横方向に並
べて載置できるものとなり、かつ、移載装置(7),
(8)が別々となる。 〈3〉前記ケージ(2)に、配送階(F2〜Fn)の数と同
じ数のコンテナ(10)を上下に並置して収容する複数の
載置部を形成する。この場合、受付階(F1)から各配送
階(F2〜Fn)への搬送のためのケージ(2)の昇降およ
び各配送階(F2〜Fn)から受付階(F1)への搬送のため
のケージ(2)の昇降がそれぞれ、1回で済む。 〈4〉第9図、第10図に示すように、物品搬送具(2)
から受取用物品保管部(5)への物品移載装置(7)を
構成するに、物品搬送具(2)の載置部(2B)に、物品
を受取用物品保管部(5)側に滑り送出するための勾配
を設けるとともに、その載置部(2B)の下端に、物品の
受取用物品保管部(5)への滑りを阻止する姿勢と、受
取用物品保管部(5)の受入部にわたる姿勢とにソレノ
イド等のアクチュエータ(図示せず)を介して揺動切替
するガイド板(7a)を設け、他方、送出用物品保管部
(6)から物品搬送具(2)への物品移載装置(8)を
構成するに、送出用物品保管部(6)の載置部(6B)
に、物品を物品搬送具(2)側に滑りで送出する勾配を
設けるとともに、その載置部(6B)の下端に、物品の物
品搬送具(2)側への滑りを阻止する姿勢と、物品搬送
具(2)の受入部にわたる姿勢とにソレノイド等のアク
チュエータ(図示せず)を介して揺動切替するガイド板
(8a)と設ける。つまり、物品の重量で移載するように
する。なお、この場合、物品を、コンテナ(10)を用い
ずに直接に取扱うようにしても良いが、物品が郵便物や
書類のように軽量のものである場合には、コンテナ(1
0)を用いて取扱うようにすることが、滑りによる移載
を確実化す上で望ましい。 〈5〉上記実施例では、受付階(F1)に、配送階(F2
Fn)と同数の受取用および送出用の保管部(5),
(6)を設けて、郵便物を各配送階(F2〜Fn)毎で仕分
けするように構成したが、例えば、各配送階(F2〜Fn)
の夫々に複数のテナントが入っている場合には、各配送
階(F2〜Fn)にテナント毎の受取用および送出用の保管
部(5),(6)を設け、受取階(F1)にもそれらに相
当する受取用および送出用の保管部(5),(6)を設
けて、テナント毎で郵便物を仕分けするようにしても良
い。 〈6〉上記実施例では、受付階(F1)と配送階(F2〜F
n)との間での郵便物の集配設備としたが、本発明は、
階層間での書類等の搬送にも適用できる。この場合は、
各階に行先指令用の操作具を設けることになる。もちろ
ん、上記実施例の構成において、各階に行先指令用の操
作具を追加することにより、郵便物の集配設備を用いて
書類等の階層搬送を行える。 尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る建物内物品搬送設備の実施例を示
し、第1図は縦断面図、第2図、第4図は要部の拡大縦
断面図、第3図は要部の拡大横断平面図、第5図、第6
図は要部の拡大正面図、第7図は制御ブロック図であ
り、第8図ないし第10図は本発明の別実施例を示し、第
8図は要部の拡大横断平面図、第9図、第10図は要部の
拡大縦断面図である。 (1)……シャフト、(2)……物品搬送具、(5C)…
…物品取出口、(5)……受取用物品保管部、(6C)…
…物品投入口、(6)……送出用物品保管部、(3)…
…駆動手段、(7),(8)……物品移載装置。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の階(F1〜Fn)にわたるシャフト
    (1)と、そのシャフト(1)内で昇降自在な物品搬送
    具(2)とを設け、前記複数の階(F1〜Fn)夫々に、物
    品取出口(5C)を備えた受取用物品保管部(5)と、物
    品投入口(6C)を備えた送出用物品保管部(6)とを前
    記シャフト(1)に連通させて設け、前記物品搬送具
    (2)を受取用物品保管部(5)への物品移載箇所及び
    送出用物品保管部(6)からの物品移載箇所の夫々に位
    置するように昇降する駆動手段(3)と、、前記物品搬
    送具(2)から受取用物品保管部(5)への物品移載装
    置(7)、前記送出用物品保管部(6)から物品搬送具
    (2)への物品移載装置(8)とを設けてある建物内物
    品搬送設備であって、 前記複数の階(F1〜Fn)のうちの一つの階(F1)が、他
    の階の受取用物品保管部(5)の総数と同数の送出用物
    品保管部(6)と、他の階の送出用物品保管部(6)の
    総数と同数の受取用物品保管部(5)とを備えている建
    物内物品搬送設備。
  2. 【請求項2】前記受取用物品保管部(5)と送出用物品
    保管部(6)とが、シャフト(1)の周壁(1A)に上下
    に並べて連設されている特許請求の範囲第1項に記載の
    建物内物品搬送設備。
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