JPH0710247Y2 - タコグラフにおける駆動力伝達装置 - Google Patents

タコグラフにおける駆動力伝達装置

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JPH0710247Y2
JPH0710247Y2 JP1988018085U JP1808588U JPH0710247Y2 JP H0710247 Y2 JPH0710247 Y2 JP H0710247Y2 JP 1988018085 U JP1988018085 U JP 1988018085U JP 1808588 U JP1808588 U JP 1808588U JP H0710247 Y2 JPH0710247 Y2 JP H0710247Y2
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仁男 西尾
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Yazaki Corp
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P1/00Details of instruments
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    • G01P1/08Arrangements of scales, pointers, lamps or acoustic indicators, e.g. in automobile speedometers

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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はタコグラフにおける駆動力伝達装置に係り、特
に、ケース蓋がケース本体に結合されたときケース本体
から与えられる駆動力をギヤを介してケース蓋内の計器
指針に伝達するものにおいてギヤ噛合部のバックラッシ
を除去するようにしたタコグラフにおける駆動力伝達装
置に関するものである。
〔従来の技術〕
計器の指針に対する駆動力伝達装置としては種々の構造
が用いられているが、その中で最も一般的なのがギヤ駆
動方式である。例えばトラックなどに搭載されるタコグ
ラフにおいては、速度や回転数に応じた角度の回転駆動
力をギヤを介して指針に伝達し、指針による速度や回転
数の指示を行わせるようにしている。このようなギヤ駆
動方式は、適切なギヤ駆動をさせるために必ず適量のバ
ックラッシをその噛合部分に設定してあるが、このバッ
クラッシによる従動側ギヤの自由な動きは、従動側ギヤ
に取り付けられた指針の先端の動きとして拡大して現
れ、指針による指示は不安定なものとなってしまう。
このような問題点を解決するため、従来より種々のバッ
クラッシ除去対策がなされてきた。
第3図,第4図はいずれもタコグラフの回転計に用いら
れている従来のバックラッシ除去構造を示している。
第3図の装置は、指針1を取り付けた指針ギヤ2に対し
てその一側に欠円状の駆動ギヤ3が噛合しており、更に
指針ギヤ2に対して駆動ギヤ3とは反対側からバックラ
ッシ除去用の補助ギヤ4が噛合している。補助ギヤ4は
トーションスプリング5により付勢されており、このス
プリング5により補助ギヤ4は指針ギヤ(従動ギヤ)2
に対して駆動ギヤ3の回転駆動力に抗する方向の力を付
与している。なお、Aはストッパ片であり、コイルスプ
リングBにより駆動方向と反対方向に付勢されている駆
動ギヤ3と非駆動時に当接して駆動ギヤ3をその位置に
保持する。
また第4図の装置は、第3図の装置における補助ギヤ4
を駆動ギヤ3と同一軸6にて上下に重なる位置にあるよ
うに支持し、両ギヤが指針ギヤ上に対して同一側より噛
合するようにしたものであり、トーションスプリング5
の力を駆動ギヤ3の回転駆動力に対する抗力として補助
ギヤ4に付与している点では第3図の装置と同様であ
る。
これらの装置では、駆動ギヤ3の回転時にその回転駆動
方向と反対方向の力が常に指針ギヤ2に与えられている
ために、駆動ギヤ3と指針ギヤ2との噛合部におけるバ
ックラッシは除去され、指針1先端のふらつきは生じな
い。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし上記従来装置において、前者は補助ギヤ4が指針
ギヤ2に対して駆動ギヤ3と反対側に位置するため、平
面的なスペースを大きく必要とし、また後者は同一支軸
6に垂直方向に並べて駆動ギヤ3及び補助ギヤ4を配置
するため、両ギヤの軸受部の厚みが重なり、垂直方向で
のスペースを大きく必要とする。特にタコグラフにおい
て、複数の計器を1つのケースの中に一体に実装する計
器等にあっては、この種のスペーサ効率の低下は装置全
体の大型化をもたらし、極めて不都合である。
本考案は上記の点に鑑みてなされたもので、省スペース
で効率の良いバックラッシ除去装置を備えたタコグラフ
における駆動力伝達装置を提供しようとするものであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため本考案により成されたタコグラ
フにおける駆動力伝達装置は、ケース蓋の外周部近傍に
設けられ、ケース蓋がケース本体に結合されたときケー
ス本体から駆動力が与えられる連結軸と、前記駆動力を
受けてケース蓋内の指針を回動させる従動ギヤと、連結
軸によりケース本体側から与えられる駆動力が伝達さ
れ、スプリングにより前記駆動力と反対方向に付勢され
て非駆動時にストッパ片に当接されている伝達ギヤと、
回動自在に支持する支軸に対して両側に歯部を有し、一
方の歯部に伝達ギヤが、他方の歯部に従動ギヤがそれぞ
れ噛合されている駆動ギヤと、従動ギヤに噛合された補
助ギヤと、補助ギヤに駆動ギヤによる駆動力に抗する方
向の力を付与し、駆動ギヤと従動ギヤとの間、駆動ギヤ
と伝達ギヤとの間のバックラッシを取り除くスプリング
とがタコグラフのケース蓋内に収容され、前記補助ギヤ
と駆動ギヤとをその軸方向に重なる位置に並設するとと
もに、補助ギヤを回動自在に支持する支軸を、補助ギヤ
及び駆動ギヤの軸受部の厚みが重ならないように、駆動
ギヤの支軸と平面上でずらした位置に別途設けたことを
特徴としている。
〔作用〕
上記構成において、スプリングの付勢力が補助ギヤから
従動ギヤに伝達される。この付勢力によって伝達される
力の方向は伝達ギヤから駆動ギヤを介して従動ギヤに伝
達される駆動力の方向と反対方向であるので、これらの
ギヤ相互の噛合部部のバックラッシは除去される。
特に、駆動ギヤと補助ギヤとをその軸方向に重なる位置
に並設するとともに、補助ギヤを回動自在に支持する支
軸を補助ギヤ及び駆動ギヤの軸受部の厚みが重ならない
ように駆動ギヤの支軸と平面上ずらした位置に別途設け
ているので、平面方向及び厚さ方向の省スペースを図り
つつ、補助ギヤ及び駆動ギヤを安定的に回動自在に軸支
できる。
〔実施例〕
第1図はタコグラフにおける実施例の平面図、第2図は
同装置の断面図である。
指針1は回転計の指針1aと速度計の指針1bとを同軸的に
有し、指針軸は指針1aに直結する指針ギヤ2と、指針ギ
ヤ2内を駆動自在に貫通し先端に速度計の指針1bを取り
付けた速度指針軸2aとから構成されている。
指針ギヤ2の一方側には2個の支軸7,8が隣接されてお
り、一方の支軸7には欠円状の駆動ギヤ3が回動自在に
支持され、他方の支軸8には欠円状の補助ギヤ4が回動
自在に支持されている。
前記駆動ギヤ3は支軸7に対して両側に歯部3a,3bを有
し、一方の歯部3aは従動ギヤである指針ギヤ2に噛合
し、他方の歯部3bは駆動力を伝達する欠円状の伝達ギヤ
9に噛合している。前記補助ギヤ4は第1図からわかる
ように駆動ギヤ3の指針ギヤ2側部分の全面に略重なる
位置に配されており、その歯部4aは指針ギヤ2に噛合し
ている。また補助ギヤ4には支軸8にコイル部を巻装し
て装着したトーションスプリング5の一端が弾接してお
り、トーションスプリング5の他端が基体の係止ピン10
に係止することにより、補助ギヤ4に第1図において常
時時計回り方向に回転力を付与している。
これらの機構はタコグラフのケース蓋11内に収納されて
おり、図示しないケース本体にケース蓋11が結合される
と、連結軸12よりケース本体側から与えられる駆動力が
前記伝達ギヤ9に回転力として伝達されるようになって
いる。尚図中13は駆動ギヤ3、及び補助ギヤ4を組付け
る時に用いるストッパであり、ストッパ13に両ギヤ3,4
を当接させた状態で、ストッパ片Aに当接している伝達
ギヤ9を駆動ギヤ3に噛合させると、駆動ギヤ3及び補
助ギヤ4はδだけ駆動されて両ギヤがストッパ13から離
れる。従って、トーションスプリング5の付勢力が補助
ギヤ4、指針ギヤ2、駆動ギヤ3、及びストッパ片Aに
当接している伝達ギヤ9に伝達される。この付勢力によ
って伝達される力の方向は伝達ギヤ9から指針ギヤ2に
伝達される駆動力の方向と反対方向であるため、これら
ギヤ相互の噛合部分のバックラッシは除去される。14は
時計本体、15は文字板、16は導光板である。
ケース蓋11閉鎖時に伝達ギヤ9の回転力が駆動ギヤ3を
介して指針ギヤ2に伝達されると、指針1aは回転し、文
字板15上に車両のエンジン回転数を支持する。この際、
補助ギヤ4がトーションスプリング5の作用におり指針
ギヤ2に駆動ギヤ3による駆動力と逆方向の回転力を付
与しているから、指針ギヤ2と駆動ギヤ3との間のバッ
クラッシは除かれ、指針1aはふらつくことなく安定した
状態で文字板15上の目盛を指示する。また、補助ギヤ4
はその支軸8が駆動ギヤ3の支軸7の近傍であって、歯
部4aは駆動ギヤ3の歯部3aと第1図平面上では略同一部
分で指針ギヤ2に噛合しているため、その動作領域は駆
動ギヤ3の動作領域と略同一であり、平面上でのスペー
ス効率は良好である。更に、支軸8は駆動ギヤ3の支軸
7と平面上ずらした位置に別途形成しているから、その
軸受部の厚味が重なって垂直方向のスペース効率が悪化
することもない。
尚、上記実施例では、タコグラフにおける回転計への駆
動力伝達装置として説明したが、本考案はこれに限定さ
れることはなく、省スペースのギヤ駆動方式を用いる指
針表示型計器においては、バックラッシ除去機構として
適応させることができることはもちろんである。
〔考案の効果〕
本考案は以上の如くであり、重なった位置にあっその支
軸を異ならしめた駆動ギヤと補助ギヤとの関係により、
平面的にも垂直的にも省スペースなバックラッシ除去機
構を備えた駆動力伝達装置を製造することができる。
特に、スプリングの付勢力を補助ギヤから従動ギヤに伝
達し、この付勢力の方向を駆動力の方向と反対方向にし
ているので、これらのギヤ相互の噛合部分のバックラッ
シを除去することができる。また、駆動ギヤと補助ギヤ
の支軸を、両者の軸受部の厚みが重ならないように、平
面上ずらした位置に別々に設けているので、補助ギヤ及
び駆動ギヤを安定的に回動自在に軸支できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例要部平面図、 第2図は断面図、 第3図は従来装置の要部斜視図、 第4図は他の従来例の要部斜視図である。 1……指針、2……指針(従動)ギヤ、3……駆動ギ
ヤ、3a,3b……歯部、4……補助ギヤ、5……トーショ
ンスプリング、7……駆動ギヤの支軸、8……補助ギヤ
の支軸、9……伝達ギヤ、11……ケース蓋、12……連結
軸、A……ストッパ片、B……コイルスプリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケース蓋の外周部近傍に設けられ、ケース
    蓋がケース本体に結合されたときケース本体から駆動力
    が与えられる連結軸と、 前記駆動力を受けてケース蓋内の指針を回動させる従動
    ギヤと、 連結軸によりケース本体側から与えられる駆動力が伝達
    され、スプリングにより前記駆動力と反対方向に付勢さ
    れて非駆動時にストッパ片に当接されている伝達ギヤ
    と、 回動自在に支持する支軸に対して両側に歯部を有し、一
    方の歯部に伝達ギヤが、他方の歯部に従動ギヤがそれぞ
    れ噛合されている駆動ギヤと、 従動ギヤに噛合された補助ギヤと、 補助ギヤに駆動ギヤによる駆動力に抗する方向の力を付
    与し、駆動ギヤと従動ギヤとの間、駆動ギヤと伝達ギヤ
    との間のバックラッシを取り除くスプリングとがタコグ
    ラフのケース蓋内に収容され、 前記補助ギヤと駆動ギヤとをその軸方向に重なる位置に
    並設するとともに、 補助ギヤを回動自在に支持する支軸を、補助ギヤ及び駆
    動ギヤの軸受部の厚みが重ならないように、駆動ギヤの
    支軸と平面上でずらした位置に別途設けた ことを特徴とするタコグラフにおける駆動力伝達装置。
JP1988018085U 1988-02-16 1988-02-16 タコグラフにおける駆動力伝達装置 Expired - Lifetime JPH0710247Y2 (ja)

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KR2019890001628U KR920008200Y1 (ko) 1988-02-16 1989-02-16 계기의 구동력 전달 장치

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US4444057A (en) * 1981-08-31 1984-04-24 Dresser Industries, Inc. Movement construction for condition responsive gauge instrument

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KR890018028U (ko) 1989-09-08
KR920008200Y1 (ko) 1992-11-14
JPH01124519U (ja) 1989-08-24

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