JPS6318300Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6318300Y2 JPS6318300Y2 JP1983190594U JP19059483U JPS6318300Y2 JP S6318300 Y2 JPS6318300 Y2 JP S6318300Y2 JP 1983190594 U JP1983190594 U JP 1983190594U JP 19059483 U JP19059483 U JP 19059483U JP S6318300 Y2 JPS6318300 Y2 JP S6318300Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- movable body
- steering wheel
- attached
- rotating shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案はステアリングホイールによつて方向が
変化される前車輪の向きを検出してこれを運転席
に表示するステアリングホイールの回転角表示装
置に関する。
変化される前車輪の向きを検出してこれを運転席
に表示するステアリングホイールの回転角表示装
置に関する。
従来、この種の回転角表示装置においては、ス
テアリングホイールのセンターパツトに取着され
たケースの回転を、2組の平歯車による減速装置
によつて該ケースの中心部に設けられた指針軸に
減速させて伝達するとともに該指針軸に指針を設
けるようにし、一方、前記指針と対向して前記ケ
ースに取着された目盛板を該ケースの回転にかか
わらず常に一定の向きになるように構成し、この
目盛板と前記指針とによつてステアリングホイー
ルの回転角を表示している。しかしながら上記構
成のものは減速装置が複雑であり部品数が多く組
立も面倒で高価になるという問題がある。
テアリングホイールのセンターパツトに取着され
たケースの回転を、2組の平歯車による減速装置
によつて該ケースの中心部に設けられた指針軸に
減速させて伝達するとともに該指針軸に指針を設
けるようにし、一方、前記指針と対向して前記ケ
ースに取着された目盛板を該ケースの回転にかか
わらず常に一定の向きになるように構成し、この
目盛板と前記指針とによつてステアリングホイー
ルの回転角を表示している。しかしながら上記構
成のものは減速装置が複雑であり部品数が多く組
立も面倒で高価になるという問題がある。
本考案は上記の事情に鑑みてなされたもので、
その目的は構造を簡単になし得製造原価の低減を
図るところにある。
その目的は構造を簡単になし得製造原価の低減を
図るところにある。
本考案は、ステアリングホイールに取着されて
一体に回転する第1の歯車と、この第1の歯車の
中心部に形成された嵌合孔に回転可能に嵌合され
た回転軸と、この回転軸に一端部が固着され他端
部に前記第1の歯車と噛合する第2の歯車を回転
可能に枢支したアームと、前記回転軸に回転可能
に支持され内周面に前記第2の歯車と噛合する内
歯車が形成された可動体とによつて減速装置を構
成するとともに、この可動体の外周部の一部にお
もりを取着して該可動体を鉛直下方へ付勢し前記
ステアリングホイールの回転にかかわらず前記可
動体を常に一定の向きにさせ、この可動体の外側
面部に形成された表示部と、アームによつて回転
される回転軸の先端に取着された指針とによりス
テアリングホイールの回転角を表示するようにす
るところに特徴を有する。
一体に回転する第1の歯車と、この第1の歯車の
中心部に形成された嵌合孔に回転可能に嵌合され
た回転軸と、この回転軸に一端部が固着され他端
部に前記第1の歯車と噛合する第2の歯車を回転
可能に枢支したアームと、前記回転軸に回転可能
に支持され内周面に前記第2の歯車と噛合する内
歯車が形成された可動体とによつて減速装置を構
成するとともに、この可動体の外周部の一部にお
もりを取着して該可動体を鉛直下方へ付勢し前記
ステアリングホイールの回転にかかわらず前記可
動体を常に一定の向きにさせ、この可動体の外側
面部に形成された表示部と、アームによつて回転
される回転軸の先端に取着された指針とによりス
テアリングホイールの回転角を表示するようにす
るところに特徴を有する。
以下本考案の一実施例について図面を参照して
説明する。
説明する。
先ず第1図において、1は自動車のインストル
ーメントパネル、2はステアリングシヤフト、3
はステアリングホイール、4はステアリングホイ
ールのセンタパツドに取着された回転角表示装置
で、以下これについて第2図乃至第5図を参照し
て説明する。5はステアリングホイール3のセン
ターに粘着部材例えば両面テープ5aにより取着
された円板状のベース、6はベース5の中心部に
突設された第1の歯車で、中心部に嵌合孔7を形
成している。8は嵌合孔7に回転可能に嵌合され
た回転軸、9は一端部を回転軸8に固着されたア
ームで、これの他端部に立設されたピン10には
第1の歯車6と噛合する第2の歯車11が回転可
能に嵌合されている。12は有底円筒状の可動体
で、端板部12aの中心部に形成された嵌合孔1
3が回転軸8に回転可能に嵌合されている。14
は可動体12の筒状部12bの内周部に形成され
た内歯車で、第2の歯車11と噛合している。そ
して、この内歯車14、第2の歯車11、アーム
9、回転軸8及び第1の歯車6によつて遊星歯車
による減速装置15を構成している。16は可動
体12の筒状部12bの外周部に取着されたおも
りで、これは該筒状部12bに突設された凸部1
2c,12c間に位置されており、これによつて
可動体12はおもり16が取着された鉛直下方へ
付勢されており、この可動体12はステアリング
ホイール3及び回転軸8が回転しても回動せず常
に一定の方向を向くようになつている。17は可
動体12の端板部12aに取着された表示部たる
目盛板で、第4図及び第5図に示すようにおもり
16の反対側の中立点に“0”が表示され、この
中立点から左及び右方向にステアリングホイール
3の回転角度に応じた目盛が表示されている。1
8は可動体12を貫通した回転軸8の先端部に取
着した指針で、これはステアリングホイール3が
中立のとき目盛板17の中立点0を指している。
19はベース5の外周部に取着される透明容器状
のカバーである。
ーメントパネル、2はステアリングシヤフト、3
はステアリングホイール、4はステアリングホイ
ールのセンタパツドに取着された回転角表示装置
で、以下これについて第2図乃至第5図を参照し
て説明する。5はステアリングホイール3のセン
ターに粘着部材例えば両面テープ5aにより取着
された円板状のベース、6はベース5の中心部に
突設された第1の歯車で、中心部に嵌合孔7を形
成している。8は嵌合孔7に回転可能に嵌合され
た回転軸、9は一端部を回転軸8に固着されたア
ームで、これの他端部に立設されたピン10には
第1の歯車6と噛合する第2の歯車11が回転可
能に嵌合されている。12は有底円筒状の可動体
で、端板部12aの中心部に形成された嵌合孔1
3が回転軸8に回転可能に嵌合されている。14
は可動体12の筒状部12bの内周部に形成され
た内歯車で、第2の歯車11と噛合している。そ
して、この内歯車14、第2の歯車11、アーム
9、回転軸8及び第1の歯車6によつて遊星歯車
による減速装置15を構成している。16は可動
体12の筒状部12bの外周部に取着されたおも
りで、これは該筒状部12bに突設された凸部1
2c,12c間に位置されており、これによつて
可動体12はおもり16が取着された鉛直下方へ
付勢されており、この可動体12はステアリング
ホイール3及び回転軸8が回転しても回動せず常
に一定の方向を向くようになつている。17は可
動体12の端板部12aに取着された表示部たる
目盛板で、第4図及び第5図に示すようにおもり
16の反対側の中立点に“0”が表示され、この
中立点から左及び右方向にステアリングホイール
3の回転角度に応じた目盛が表示されている。1
8は可動体12を貫通した回転軸8の先端部に取
着した指針で、これはステアリングホイール3が
中立のとき目盛板17の中立点0を指している。
19はベース5の外周部に取着される透明容器状
のカバーである。
つぎに上記構成の作用につき説明する。ステア
リングホイール3を第3図に示す例えば矢印A方
向に回転させると第1の歯車6もステアリングホ
イール3と同じ回転角度だけ矢印A方向へ回転す
る。ところで可動体12即ち内歯車14はその外
周部に取着されたおもり16によつて一定の方向
を向くようになつているので、減速装置15は第
1の歯車6(歯数Z1)を駆動歯車とし、内歯車1
4〔歯数Z3(Z3>Z1)〕を固定歯車とし第2の歯車
11(歯数Z2)を被動歯車とする遊星歯車に相当
するので、第1の歯車6が例えば矢印A方向へ回
転角360゜即ち1回転すると、アーム9は第1の歯
車6の周囲を第1の歯車6の回転角より縮小した
Z1/(Z1+Z3)×360゜A方向へ回転し、この回転
角が指針18によつて目盛板17に指示される。
リングホイール3を第3図に示す例えば矢印A方
向に回転させると第1の歯車6もステアリングホ
イール3と同じ回転角度だけ矢印A方向へ回転す
る。ところで可動体12即ち内歯車14はその外
周部に取着されたおもり16によつて一定の方向
を向くようになつているので、減速装置15は第
1の歯車6(歯数Z1)を駆動歯車とし、内歯車1
4〔歯数Z3(Z3>Z1)〕を固定歯車とし第2の歯車
11(歯数Z2)を被動歯車とする遊星歯車に相当
するので、第1の歯車6が例えば矢印A方向へ回
転角360゜即ち1回転すると、アーム9は第1の歯
車6の周囲を第1の歯車6の回転角より縮小した
Z1/(Z1+Z3)×360゜A方向へ回転し、この回転
角が指針18によつて目盛板17に指示される。
またステアリングホイール3を反矢印A方向へ
回転させたときも上述と逆方向に表示される。
回転させたときも上述と逆方向に表示される。
上記実施例によれば、減速装置15を遊星歯車
で構成したので、歯車は第1及び第2の歯車6及
び11並びに内歯車14の3枚で構成でき、従来
の2枚の平歯車による歯車列を2段に構成した4
枚のものに比して部品点数を削減し得、且つ内歯
車14を形成した可動体12の外側面に目盛板1
7を直接取着したので目盛板17の保持装置を不
要ならしめ得、総じて構造を簡単になし得て製造
原価の低減を図り得る。
で構成したので、歯車は第1及び第2の歯車6及
び11並びに内歯車14の3枚で構成でき、従来
の2枚の平歯車による歯車列を2段に構成した4
枚のものに比して部品点数を削減し得、且つ内歯
車14を形成した可動体12の外側面に目盛板1
7を直接取着したので目盛板17の保持装置を不
要ならしめ得、総じて構造を簡単になし得て製造
原価の低減を図り得る。
以上の設明から明らかなように、本考案は、ス
テアリングホイールに取着されて一体に回転する
第1の歯車と、この第1の歯車の中心部に形成さ
れた嵌合孔に回転可能に嵌合された回転軸と、こ
の回転軸に一端部が固着され他端部に前記第1の
歯車と噛合する第2の歯車を回転可能に枢支した
アームと、前記回転軸に回転可能に支持され内周
面に前記第2の歯車と噛合する内歯車が形成され
た可動体とによつて減速装置を構成するととも
に、この可動体の外周部の一部におもりを取着し
て該可動体を鉛直下方へ付勢し前記ステアリング
ホイールの回転にかかわらず前記可動体を常に一
定の向きにさせ、この可動体の側面部に形成され
た表示部と、アームによつて回転される回転軸の
先端に取着された指針とによりステアリングホイ
ールの回転角を表示したので構造を簡単になし
得、製造原価の低減を図り得るという効果を奏す
る。
テアリングホイールに取着されて一体に回転する
第1の歯車と、この第1の歯車の中心部に形成さ
れた嵌合孔に回転可能に嵌合された回転軸と、こ
の回転軸に一端部が固着され他端部に前記第1の
歯車と噛合する第2の歯車を回転可能に枢支した
アームと、前記回転軸に回転可能に支持され内周
面に前記第2の歯車と噛合する内歯車が形成され
た可動体とによつて減速装置を構成するととも
に、この可動体の外周部の一部におもりを取着し
て該可動体を鉛直下方へ付勢し前記ステアリング
ホイールの回転にかかわらず前記可動体を常に一
定の向きにさせ、この可動体の側面部に形成され
た表示部と、アームによつて回転される回転軸の
先端に取着された指針とによりステアリングホイ
ールの回転角を表示したので構造を簡単になし
得、製造原価の低減を図り得るという効果を奏す
る。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
はステアリングホイールの側面図、第2図は縦断
側面図、第3図は第2図中−線に沿つて示す
断面図、第4図は分解斜視図、第5図は指針及び
目盛板の正面図である。 図面中、3はステアリングホイール、6は第1
の歯車、7は嵌合孔、8は回転軸、9はアーム、
11は第2の歯車、12は可動体、14は内歯
車、16はおもり、17は目盛板(表示部)、1
8は指針を示す。
はステアリングホイールの側面図、第2図は縦断
側面図、第3図は第2図中−線に沿つて示す
断面図、第4図は分解斜視図、第5図は指針及び
目盛板の正面図である。 図面中、3はステアリングホイール、6は第1
の歯車、7は嵌合孔、8は回転軸、9はアーム、
11は第2の歯車、12は可動体、14は内歯
車、16はおもり、17は目盛板(表示部)、1
8は指針を示す。
Claims (1)
- ステアリングホイールに取着されて一体的に回
転し中心部に嵌合孔を形成した第1の歯車と、前
記嵌合孔に回転可能に嵌合された回転軸と、この
回転軸に一端部が固着され他端部に前記第1の歯
車と噛合する第2の歯車を回転可能に枢支したア
ームと、前記回転軸に回転可能に支持され内周面
に前記第2の歯車と噛合する内歯車が形成され且
つ外側面に表示部が形成された可動体と、この可
動体の外周部の一部に取着され該可動体を鉛直下
方へ付勢し前記ステアリングホイールの回転にか
かわらず前記可動体を常に一定の向きにさせるお
もりと、前記回転軸の先端部に取着された指針と
を具備してなるステアリングホイールの回転角表
示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19059483U JPS6096173U (ja) | 1983-12-09 | 1983-12-09 | ステアリングホイ−ルの回転角表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19059483U JPS6096173U (ja) | 1983-12-09 | 1983-12-09 | ステアリングホイ−ルの回転角表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6096173U JPS6096173U (ja) | 1985-07-01 |
JPS6318300Y2 true JPS6318300Y2 (ja) | 1988-05-23 |
Family
ID=30410629
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19059483U Granted JPS6096173U (ja) | 1983-12-09 | 1983-12-09 | ステアリングホイ−ルの回転角表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6096173U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58170673A (ja) * | 1982-04-01 | 1983-10-07 | Niles Parts Co Ltd | 車輛におけるタイヤ方向表示装置 |
-
1983
- 1983-12-09 JP JP19059483U patent/JPS6096173U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58170673A (ja) * | 1982-04-01 | 1983-10-07 | Niles Parts Co Ltd | 車輛におけるタイヤ方向表示装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6096173U (ja) | 1985-07-01 |
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