JPH07101347B2 - 自動演奏装置 - Google Patents

自動演奏装置

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JPH07101347B2
JPH07101347B2 JP3264147A JP26414791A JPH07101347B2 JP H07101347 B2 JPH07101347 B2 JP H07101347B2 JP 3264147 A JP3264147 A JP 3264147A JP 26414791 A JP26414791 A JP 26414791A JP H07101347 B2 JPH07101347 B2 JP H07101347B2
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晴道 堀田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、メモリ内のデータに
基づいて自動演奏を行う自動演奏装置に関する。
【0002】
【従来の技術】装置本体に着脱可能に設けられるROM
(リード・オンリー・メモリ)等に、複数曲の演奏デー
タを記憶させ、この演奏データに基づいて自動演奏を行
うようにした自動演奏装置が開発されている。この種の
自動演奏装置においては、所定の曲選択手段によってメ
モリ内の曲目を選択し得るようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の自動
演奏装置においては、メモリ内に何曲分の演奏データが
記憶されているかが表示されないため、記憶曲数を知る
ことができないという欠点があり、また、このために、
曲選択操作が行いづらいという問題も発生した。この発
明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、メモリ内
の記憶曲数を表示することができ、これにより、曲選択
操作もスムーズに行うことができる自動演奏装置を提供
することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は上述した問題
を解決するために、演奏データが記録された着脱自在な
記録媒体を挿着することにより、この挿着された記録媒
体に記録された演奏データに基づき自動演奏する自動演
奏装置において、挿着された前記記録媒体から演奏デー
タを読み出し、この読み出したデータに基づいて記憶曲
数を検出する記録曲数検出手段と、この記録曲数検出手
段の検出結果を表示する表示手段と、前記記録媒体内の
曲を選択する曲選択手段とを具備し、前記曲選択手段に
よって選択された曲の演奏データに基づいて自動演奏を
行うことを特徴としている。
【0005】
【作用】表示手段に記録媒体内の記憶曲数が表示され、
この表示を参照しながら前記曲選択手段によって選曲操
作を行うことができる。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の実施例につ
いて説明する。図2はこの発明の一実施例の外観を示す
斜視図であり、図1は同実施例の電気的構成を示すブロ
ック図である。図2において、1はROM(リードオン
リーメモリ)によって構成されている外部メモリであ
り、多数の楽曲の自動演奏用のデータが記憶されてい
る。ここで図3は、外部メモリ1の記憶内容を示す図で
あり、図示のように外部メモリ1は、曲の演奏データが
記憶されている自動演奏データ領域e1〜enと、自動演奏
データ領域e1〜enの先頭アドレスが記憶されている曲先
頭アドレス領域ebと、外部メモリ1内の記憶曲数を示す
曲数データが記憶されている曲数データ領域eaと、外部
メモリ1の最終アドレス部分に設定され、記憶領域が終
了したことを示すメモリエンドデータが記憶されるメモ
リエンドデータ領域ecとからなっている。
【0007】また、自動演奏データ領域e1〜enには、音
長データと音高データ(休符の場合は休符データ)とが一
組になったデータが曲の進行に従って順次記憶されてお
り、さらに、各記憶領域e1〜enの最終アドレスのエリア
には曲の終了を示す曲エンドデータが記憶されている。
さらに、外部メモリ1内の各データには、そのデータが
何のデータであるかを示す識別マークが付されており、
この識別マークによって、曲数データ、先頭アドレスデ
ータおよび演奏データ等が各々識別されるようになって
いる。
【0008】この場合、外部メモリ1は、図2に示すメ
モリ収納部2に着脱自在に収納されるようになってお
り、メモリ収納部2に収納された時には外部メモリ1と
装置内部回路とが電気的に接続されるようになってい
る。
【0009】次に、図1に示す3は、RAM(ランダム
アクセスメモリ)によって構成されている内部メモリで
あり、外部メモリ1内のデータが転送されるように構成
されている。終了検出回路4は、データバス上の曲エン
ドデータおよびメモリエンドデータを検出し、各々のデ
ータが検出された場合には、信号ENDおよび信号ME
NDを出力する。符長比較回路5は、内部メモリ3から
出力されるデータの中の音長データに対応する分だけテ
ンポクロックTCLをカウントし、カウント終了時点に
おいて信号EQを出力する。
【0010】テンポクロックTCLは、テンポ発振器6
から発生される所定周期のクロック信号であり、曲のテ
ンポに応じてその周期を調整し得るようになっている。
このテンポクロックTCLはオートリズム回路20へも
供給されるようになっており、オートリズム回路20
は、テンポクロックTCLに基づくテンポで、所定のリ
ズム音信号を発生し、このリズム音信号をアンプ18を
介してスピーカ19へ供給する。また、上述した符長比
較回路5とテンポ発振器6は、スイッチ制御回路7から
信号PLSが供給された時に、動作を開始するようにな
っている。
【0011】スイッチ制御回路7は、スイッチSON
G,PLAY,STARTの操作態様に応じて、信号△
SS,△PL,PLSを発生する回路であり、図4に示す
ように、アンドゲート10,11とフリップフロップ1
2とからなっている。そして、図4に示す回路から判る
ように、スイッチSONGとSTARTとが共に押され
ると、信号△SSが出力され、スイッチPLAYが押さ
れると信号△PLが出力され、また、スイッチPLAY
とSTARTとが押されると信号PLSが出力される。
この場合、信号PLSは自動演奏の開始を指示し、信号
△SSは外部メモリ1から内部メモリ3へのデータ転送
の開始を指示し、信号△PLは自動演奏をすべき曲の選
択動作が行われていることを指示する。
【0012】次に、図1に示す14は、図2に示す鍵盤
14aを走査し、これにより、押された鍵に対応するキ
ーコードKCを出力する鍵盤回路であり、このキーコー
ドKCは読出書込制御回路15と楽音形成回路16とに
各々供給される。楽音形成回路16は、内部メモリ3か
ら読み出されるデータ、およびキーコードKCに対応す
る楽音信号を発生してアンプ18に供給する。また、1
7は、押下すべき鍵、および外部メモリ1内の記憶曲数
を表示する押鍵表示器であり、図2に示すように各鍵に
対応して設けられる押鍵表示器17a,17a,……と、こ
れらの押鍵表示器17aの表示を制御する回路とからな
っている。
【0013】図5は、押鍵表示回路17の構成を示すブ
ロック図であり、図において、17aは内部メモリ3の
出力データの中から曲数データを検出、ラッチし、ラッ
チした曲数データをセレクタ17dのA入力端に供給す
る曲数データ検出ラッチ回路であり、17cは内部メモ
リ3の出力データから音高データを検出、ラッチし、ラ
ッチした音高データをセレクタ17dのB入力端に供給
する音高データ検出ラッチ回路である。
【0014】セレクタ17dは、信号PLSが供給され
ているときに入力端Bを選択し、その他のときに入力端
Aを選択する。17eはセレクタ17dの出力データをデ
コードし、押鍵表示器17a、17a、……のいづれか1
個を点灯させる信号を出力するデコーダである。この場
合、セレクタ17dによって音高データが選択されてい
る時は、音高データに対応する鍵の位置にある押鍵表示
器17aが点灯し、また、曲数データが選択されている
時は、最左端の押鍵表示器17aから曲数に対応する数
だけ数えた位置にある押鍵表示器17aが点灯するよう
に構成されている。
【0015】次に、図1に示す読出書込制御回路15
は、外部メモリ1から内部メモリ3へのデータ転送を制
御するとともに、内部メモリ3のデータ読み出しを制御
する回路であり、図6に示す回路構成となっている。以
下に、この読出書込制御回路15について説明する。
【0016】図6に示すアドレスカウンタ25は、外部
メモリ1と内部メモリ3のアドレス入力端に共通のアド
レスデータを供給するものであり、外部メモリ1に対し
ては、ゲート26を介した後にアドレスデータが供給さ
れるようになっている。上述したことから判るように、
外部メモリ1と内部メモリ3のアドレスは共通に設定さ
れており、したがって、外部メモリ1内のデータが内部
メモリ3に転送される際は、同一アドレスに転送され
る。また、アドレスカウンタ25は、カウントアップク
ロックが供給されるクロック端子CK、リセット信号が
供給されるリセット端子R、プリセットデータが供給さ
れるプリセット端子PDおよびロード信号が供給される
ロード端子LDを有している。
【0017】次に、曲先頭アドレスメモリ27について
説明する。この実施例の場合、鍵盤14aの最左端の鍵
から順に、第1〜第n番目の曲を指定するように設定さ
れており、曲先頭アドレスメモリ27は、鍵盤回路14
から供給されるキーコードKCが曲番を指定する鍵のも
のであることを検出すると、検出信号Sa(1パルス信
号)を出力するとともに、曲番に対応する曲先頭アドレ
スデータが格納されている記憶エリアのアドレスデータ
をセレクタ28の入力端Aに供給する。セレクタ28
は、端子SAに信号が供給されると、入力端Aを選択す
るものであり、入力端Bにはラッチ回路29の出力デー
タが供給されるようになっている。
【0018】ラッチ回路29は、内部メモリ3の出力デ
ータが曲先頭アドレスであることを検出すると、検出信
号Sb(1パルス信号)を出力するとともに、この曲先
頭アドレスをラッチしてセレクタ28のB入力端に供給
する。また、ラッチ回路29と曲先頭アドレスメモリ2
7は、各々信号△PLが供給されたときに、動作状態と
なるように構成されている。また、図6において、30
は信号△SSによってセットされるフリップフロップ、
31,32はアンドゲート、33,34,35はオアゲ
ートであり、信号φはデータ転送の際に用いられるクロ
ック信号である。
【0019】次に、上記構成によるこの実施例の動作を
説明する。まず、操作者は外部メモリ1をメモリ収納部
2にセットし、次いで、スイッチSONGとSTART
とを共に押す。この結果、スイッチ制御回路7から信号
△SSが出力され、図6に示すフリップフロップ30が
セットされて信号Scが“1”信号になるとともに、オ
アゲート34を介して信号△SSがリセット端子Rに供
給され、アドレスカウンタ25がリセットされる。そし
て、信号Scが“1”信号になると、外部メモリ1がイ
ネーブル状態になり、内部メモリ3が書き込みモードに
なり、ゲート26が開状態になる。
【0020】また一方、信号Scが“1”信号になる
と、クロック信号φがアンドゲート32、オアゲート3
3を介してクロック端子CKに供給され、アドレスカウ
ンタ25がリセット状態から順次1ずつインクリメント
されてゆく。この結果、外部メモリ1内のデータは0番
地から順に内部メモリ3内の同一番地に転送されてゆ
く。そして、データ転送が進んで外部メモリ1内のメモ
リエンドデータが出力されると、終了検出回路4がこれ
を検出し、信号MENDを出力する。出力MENDが出
力されると、アンドゲート31の出力信号が“1”信号
になり、フリップフロップ30がリセットされて、信号
Scが“0”信号になる。Scが“0”となると、ゲート
26およびアンドゲート32が閉状態となり、また、外
部メモリ1がディセーブル状態となるとともに、内部メ
モリ3が読み出しモードとなる。すなわち、データ転送
が終了して、内部メモリ3の読み出しモードとなる。
【0021】そして、内部メモリ3が読み出しモードと
なった時点においては、アドレスカウンタ25がリセッ
トされているから、この場合においては、内部メモリ3
からは0番地にある曲数データが読み出される。次い
で、この曲数データが出力されると、図5に示す曲数デ
ータ検出ラッチ回路17bが曲数データを検出してラッ
チし、ラッチした曲数データをセレクタ17dの入力端
Aに供給する。
【0022】そして、セレクタ17dは、この時点にお
いては、信号PLSが供給されていないから、入力端A
を選択しており、この結果、上記曲数データ(曲数は
n)はセレクタ17dを介してデコーダ17eに供給され
る。これにより、デコーダ17eは、押鍵表示器17a,
17a……のうち最左端からn番目の押鍵表示器17aを
点灯させる。そして、操作者は、どの押鍵表示器17a
が点灯しているかによって、外部メモリ1内に何曲分の
演奏データが記憶されるかを知ることができる。
【0023】次に、自動演奏をさせるべき曲の指定動作
について説明する。まず、操作者がスイッチPLAYを
押すと、スイッチ制御回路7が信号△PLを出力し、図
6に示す曲先頭アドレスメモリ27とラッチ回路29と
が動作状態となる。次に、操作者は鍵盤14a内の曲番
に対応する鍵、すなわち、最左端の鍵から曲番に対応す
る数だけ右側にある鍵を押す。
【0024】この結果、押下された鍵に対応するキーコ
ードKCが曲先頭アドレスメモリ27に供給され、この
曲先頭アドレスメモリ27が検出信号Saを出力すると
ともに、選択された曲の曲先頭アドレスデータが格納さ
れている記憶エリア(図3に領域eb内の記憶エリア)の
アドレスをセレクタ28の入力端Aに供給する。この場
合、検出信号Saが出力されているから、セレクタ28
は入力端Aを選択し、この結果、上記アドレスデータは
アドレスカウンタ25のプリセット端子PDに供給され
る。
【0025】また、検出信号Saはオアゲート35を介
してアドレスカウンタ25のロード端子LDに供給され
るから、プリセット端子PDに供給された上記アドレス
データは、アドレスカウンタ25に取り込まれる。した
がって、アドレスカウンタ25の出力データは、鍵によ
って指定された曲番の曲先頭アドレスが格納されている
記憶エリアのアドレスデータとなり、この結果、内部メ
モリ3からは指定された曲番の先頭アドレスデータが読
み出される。
【0026】そして、指定曲番の先頭アドレスデータが
読み出されると、図6に示すラッチ回路29がこれを検
出してラッチし、検出信号Sbを出力するとともに、ラ
ッチした曲先頭アドレスをセレクタ28の入力端Bに供
給する。また、ラッチ回路29は検出信号Sbを出力す
るから、この検出信号がオアゲート35を介してロード
端子LDに供給され、この結果、曲先頭アドレスがアド
レスカウンタ25に取り込まれる。したがって、内部メ
モリ3からは、指定された曲の先頭アドレスのデータが
読み出され、これにより、曲数データ検出ラッチ回路1
7bが、曲数データを検出し得なくなって出力データを
0とし、これにより、それまで記憶曲数を表示していた
押鍵表示器17aが消灯する。
【0027】以上が曲指定動作であるが、この曲指定に
あたって有効となる鍵は、鍵盤14aの最左端の鍵から
曲数を表示している押鍵表示器17aの位置にある鍵ま
でとなり、視覚的な識別が極めてし易くなっている。
【0028】次に、自動演奏動作について説明する。ま
ず、操作者がスイッチPLAYとSTARTとを共に押
すと、スイッチ制御回路7から信号PLSが出力され、
これにより、符長比較回路5とテンポ発振器6とが動作
を開始する。テンポ発振器6が動作を開始すると、テン
ポクロックTCLが出力され、これにより、オートリズ
ム回路20が所定のリズム信号を発生する。また、符長
比較回路5は、内部メモリ3から出力されるデータの中
から、音長データを検出するとともに、この音長データ
に対応する分だけテンポクロックTCLをカウントし、
このカウントが終了する毎に、信号EQを読出書込制御
回路15に供給する。
【0029】この場合、信号EQは図6に示すように、
オアゲート33を介してアドレスカウンタ25のクロッ
ク端子CKに供給されるから、アドレスカウンタ25の
カウント値は、信号EQが出力される毎に1ずつインク
リメントされてゆく。したがって、内部メモリ3の読み
出しアドレスは、信号EQが出力される毎に順次1ずつ
インクリメントされ、これにより、選択された曲の音高
データが、音長データに対応する間隔で順次出力されて
ゆく。そして、このようにして読み出された音高データ
が、楽音形成回路16に供給されると、この楽音形成回
路16は音高データに対応する楽音信号を発生し、この
楽音信号をアンプ18へ供給する。したがって、スピー
カ19からは、楽音形成回路16で発生された楽音と、
オートリズム回路20で発生されたリズム音とが同時に
発声される。
【0030】一方、図5に示す押鍵表示回路17内の音
高データ検出ラッチ回路17cは、内部メモリ3の出力
データから順次音高データを検出するとともにラッチ
し、ラッチした音高データをセレクタ17dの入力端B
に供給する。また、セレクタ17dは信号PLSが供給
されているから、入力端Bに供給される音高データをデ
コーダ17eに供給する。この結果、音高デコーダに対
応する鍵の位置にある押鍵表示器17aが順次点灯し、
操作者に対し押すべき鍵を指示する。図7は、この実施
例の一変形例を示すブロック図である。なお、この変形
例は、選択されている音色が何であるかを表示する音色
選択表示部に、記憶曲数を表示させる変形例である。
【0031】まず、図7に示すスイッチSW1〜SWn
は、各々音色選択スイッチであり、またDa1〜Danおよ
びDb1〜Dbnはいずれの音色が選択されているかを示す
発光ダイオード(表示手段)である。この場合、上記各
スイッチおよび発光ダイオードは、図8に示すように装
置本体の上面パネル39に設けられている。なお、上面
パネル39には、図示しないがリズム選択スイッチや、
その他のキースイッチ等が設けられている。
【0032】そして、この変形例においては、スイッチ
SW1を1回押すとJAZZ ORGANの音色が選択されて発光
ダイオードDa1が点灯し、スイッチSW1を2回押す
と、PIPE ORGANの音色が選択されて発光ダイオードDb1
が点灯するようになっている。すなわち、スイッチSW
1を押す毎にJAZZ ORGANとPIPE ORGANの音色が交互に切
替わり、また、発光ダイオードDa1とDb1の点灯も交互
に切替わる。そして、他のスイッチSW2〜SWnの機能
も同様に構成されており、また、最後に操作されたスイ
ッチのみが有効となるようになっている。
【0033】次に、図7に示す40,41は、各々セレ
クタであり、これらのセレクタ40,41の各入力端B
には、楽音形成回路16から出力される音色選択信号S
ELが供給され、また、各入力端Aには、曲数データ検
出ラッチ回路17bの出力信号が供給されている。そし
て、セレクタ40は、端子SAに“1”信号が供給され
ると入力端Aを選択し、セレクタ41は、端子SBに
“1”信号が供給されると入力端Bを選択するようにな
っている。オアゲート42の各入力端には、信号SEL
のうち発光ダイオードDb1〜Dbnの点灯を指示する信号
が供給されるように構成されており、この結果、オアゲ
ート42は発光ダイオードDb1〜Dbnのいずれかが点灯
されるときに、“1”信号を出力するようになってい
る。
【0034】上述した構成によれば、発光ダイオードD
b1〜Dbnのいずれかが信号SELによって点灯されると
きには、オアゲート42が“1”信号を出力するから、
セレクタ40がA入力端を選択し、セレクタ41がB入
力端を選択する。この結果、ダイオードDa1〜Danが曲
数データ検出ラッチ回路17bの出力信号に基づいて点
灯して記憶曲数を表示し、また、ダイオードDb1〜Dbn
が選択音色の表示を行う。この場合の記憶曲数の表示
は、各ダイオード列の一番上もしくは一番下から記憶曲
数だけ数えた位置にあるダイオードが点灯する表示とな
る。
【0035】一方、ダイオードDa1〜Danのいずれかが
信号SELによって点灯されるときには、オアゲート4
2が“0”信号を出力するから、セレクタ40がB入力
端を選択し、セレクタ41がA入力端を選択する。この
結果、上述の場合と同様にしてダイオードDa1〜Danが
選択音色の表示を行い、ダイオードDb1〜Dbnが曲数デ
ータ検出ラッチ回路17bの出力信号に基づいて記憶曲
数を表示する。 上述したことから判るように、この変
形例においては、選択音色の表示を行わない側の発光ダ
イオードを用いて、記憶曲数の表示を行うようにしてい
る。
【0036】なお、この変形例において、各発光ダイオ
ードを多色表示発光ダイオードとし、記憶曲数を表示す
る際には、選択音色の表示とは異なる表示色となるよう
に構成すれば、視覚上の区別が明確になるので、一層好
適である。また、WALTZ,MARCH等のリズム選択スイッチ
が、上述した音色選択スイッチと同様に発光ダイオード
による指示部を有していれば、この指示部に対して、上
記と同様の記憶曲数の表示を行うことができる。
【0037】また、上記各実施例においては、発光ダイ
オード、あるいは押鍵表示器17aのうち、記憶曲数に
対応する位置にあるものが点灯したが、これに代えて、
例えば、記憶曲数を点灯個数で表示するように構成して
もよい。
【0038】また、上記各実施例においては、予め外部
メモリ1内に記憶されている曲数データに基づいて、曲
数の表示を行うようにしたが、例えば、曲先頭アドレス
ed内の曲先頭アドレスがいくつあるかを検出し、この検
出結果に基づいて記憶曲数表示を行うように構成しても
よく、あるいは、曲エンドデータがいくつあるかを検出
して記憶曲数表示を行うように構成してもよい。
【0039】また、本発明には以下のような実施態様が
ある。 前記演奏データは記録曲数を示す曲数データを含み、
かつ、前記記録曲数検出手段は前記曲数データを読み込
むことによって、記録曲数を検出することを特徴とする
特許請求の範囲第1項記載の自動演奏装置。 前記表示手段は、押下すべき鍵を表示する押鍵表示器
であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の自
動演奏装置。 前記表示手段は、選択された音色を表示する音色選択
表示器であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
載の自動演奏装置。
【0040】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
挿着された前記記録媒体から演奏データを読み出し、こ
の読み出したデータに基づいて記憶曲数を検出する記録
曲数検出手段と、この記録曲数検出手段の検出結果を表
示する表示手段と、前記記録媒体内の曲を選択する曲選
択手段とを具備し、前記曲選択手段によって選択された
曲の演奏データに基づいて自動演奏を行うようにしたの
で、記録媒体内の記録曲数を表示することができる。こ
れにより、記録媒体内に記録された複数曲のデータの曲
数を操作者が正確に認識することができ、曲選択操作が
容易になるという格別の効果を呈する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施例の電気的構成を示すブロック図であ
る。
【図2】 一実施例の外観を示す斜視図である。
【図3】 外部メモリ1の記憶内容を示す概念図であ
る。
【図4】 スイッチ制御回路7の構成を示すブロック図
である。
【図5】 押鍵表示回路17の構成を示すブロック図で
ある。
【図6】 読出書込制御回路15の構成を示すブロック
図である。
【図7】 一実施例の変形例の構成を示すブロック図で
ある。
【図8】 同変形例の外観を示す正面図である。
【符号の説明】
3 内部メモリ(メモリ) 14a 鍵盤(曲選択手段) 15 読出書込制御回路(記録曲数検出手段) 17a 押鍵表示器(表示手段)、 17b 曲数データ検出ラッチ回路(記録曲数検出手
段) 27 曲先頭アドレスメモリ(曲先頭手段) Da1 発光ダイオード(表示手段) Dan 発光ダイオード(表示手段) Db1 発光ダイオード(表示手段) Dbn 発光ダイオード(表示手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】演奏データが記録された着脱自在な記録媒
    体を挿着することにより、この挿着された記録媒体に記
    録された演奏データに基づき自動演奏する自動演奏装置
    において、 挿着された前記記録媒体から演奏データを読み出し、こ
    の読み出したデータに基づいて記憶曲数を検出する記録
    曲数検出手段と、 この記録曲数検出手段の検出結果を表示する表示手段
    と、 前記記録媒体内の曲を選択する曲選択手段とを具備し、
    前記曲選択手段によって選択された曲の演奏データに基
    づいて自動演奏を行うことを特徴とする自動演奏装置。
JP3264147A 1991-10-11 1991-10-11 自動演奏装置 Expired - Lifetime JPH07101347B2 (ja)

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JPH05134662A JPH05134662A (ja) 1993-05-28
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