JPH0710082Y2 - ブレーキ装置付きロッドレスシリンダ - Google Patents
ブレーキ装置付きロッドレスシリンダInfo
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- JPH0710082Y2 JPH0710082Y2 JP64890U JP64890U JPH0710082Y2 JP H0710082 Y2 JPH0710082 Y2 JP H0710082Y2 JP 64890 U JP64890 U JP 64890U JP 64890 U JP64890 U JP 64890U JP H0710082 Y2 JPH0710082 Y2 JP H0710082Y2
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- belt
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、機器の駆動、物品の搬送等に使用する、流体
圧駆動のロッドレスシリンダに関するものである。
圧駆動のロッドレスシリンダに関するものである。
[従来の技術] シリンダ本体と該シリンダ本体のシリンダ内を往復動す
るピストンと、該ピストンに直接連結されてシリンダ本
体上を往復動する架台と、該架台を停止させる流体圧駆
動のブレーキ装置とを備えたブレーキ装置付きロッドレ
スシリンダは、既に知られている(一例として、特開昭
63−270904号公報参照)。
るピストンと、該ピストンに直接連結されてシリンダ本
体上を往復動する架台と、該架台を停止させる流体圧駆
動のブレーキ装置とを備えたブレーキ装置付きロッドレ
スシリンダは、既に知られている(一例として、特開昭
63−270904号公報参照)。
しかしながら、上記公知のロッドレスシリンダは、シリ
ンダ本体上を往復動する架台に、ブレーキ装置を作動さ
せる圧力流体給俳用のチューブが取付けられているた
め、架台とともに往復動するチューブが架台の往復動の
障害になったり、或いは作業の邪魔になるという問題が
ある。
ンダ本体上を往復動する架台に、ブレーキ装置を作動さ
せる圧力流体給俳用のチューブが取付けられているた
め、架台とともに往復動するチューブが架台の往復動の
障害になったり、或いは作業の邪魔になるという問題が
ある。
[考案が解決しようとする課題] 本考案が解決しようとする課題は、架台の移動障害や作
業の邪魔にならないブレーキ装置付きロッドレスシリン
ダを提供することにある。
業の邪魔にならないブレーキ装置付きロッドレスシリン
ダを提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するため、本考案は、シリンダ本体と、
該シリンダ本体のシリンダ内を往復動するピストンと、
該ピストンに直接連結されてシリンダ本体上を往復動す
る架台と、該架台を停止させるブレーキ装置とを備えた
ブレーキ装置付きロッドレスシリンダにおいて、上記ブ
レーキ装置が、一端がシリンダ本体に固定されその軸線
方向に配設したブレーキベルトと、該ブレーキベルトの
他端に引張力を作用させるための引張手段と、ブレーキ
ベルトの引張によりシリンダ本体を挾圧して架台を停止
させる制動手段とを備えていることを特徴としている。
該シリンダ本体のシリンダ内を往復動するピストンと、
該ピストンに直接連結されてシリンダ本体上を往復動す
る架台と、該架台を停止させるブレーキ装置とを備えた
ブレーキ装置付きロッドレスシリンダにおいて、上記ブ
レーキ装置が、一端がシリンダ本体に固定されその軸線
方向に配設したブレーキベルトと、該ブレーキベルトの
他端に引張力を作用させるための引張手段と、ブレーキ
ベルトの引張によりシリンダ本体を挾圧して架台を停止
させる制動手段とを備えていることを特徴としている。
また、同様の課題を解決するため、制動手段が、ブレー
キベルトの引張により変位するブレーキバーと、一端が
ピンに枢支され、他端がブレーキバーに枢支部近傍がブ
レーキピンにそれぞれ当接するブレーキアームと、一端
が上記ピンに枢支されたブレーキフックとを備え、ブレ
ーキバーの変位によりブレーキピンとブレーキフックと
がシリンダ本体を挾圧するものとするとよい。
キベルトの引張により変位するブレーキバーと、一端が
ピンに枢支され、他端がブレーキバーに枢支部近傍がブ
レーキピンにそれぞれ当接するブレーキアームと、一端
が上記ピンに枢支されたブレーキフックとを備え、ブレ
ーキバーの変位によりブレーキピンとブレーキフックと
がシリンダ本体を挾圧するものとするとよい。
さらに、同様の課題を解決するため、シリンダ本体の防
塵ベルトをブレーキベルトとするとよい。
塵ベルトをブレーキベルトとするとよい。
さらに、同様の課題を解決するため、制動手段が、ブレ
ーキベルトの引張により変位するブレーキバーと、一端
が上記ブレーキバーに当接し、他端近くが枢支された一
対のブレーキアームとを備え、ブレーキバーの変位によ
り一対のブレーキアームの他端がシリンダ本体を挾圧す
るものとするとよい。
ーキベルトの引張により変位するブレーキバーと、一端
が上記ブレーキバーに当接し、他端近くが枢支された一
対のブレーキアームとを備え、ブレーキバーの変位によ
り一対のブレーキアームの他端がシリンダ本体を挾圧す
るものとするとよい。
さらに、同様の課題を解決するため、ブレーキ装置が、
変位可能な一対のブレーキバーと、シリンダ本体を通り
折返した両端が上記ブレーキバーにそれぞれ固定された
ブレーキベルトと、該ブレーキベルトに引張力を作用さ
せるための引張手段と、一対のブレーキバーの変位によ
りシリンダ本体を挾圧して架台を停止させる制動手段と
を備えているとよい。
変位可能な一対のブレーキバーと、シリンダ本体を通り
折返した両端が上記ブレーキバーにそれぞれ固定された
ブレーキベルトと、該ブレーキベルトに引張力を作用さ
せるための引張手段と、一対のブレーキバーの変位によ
りシリンダ本体を挾圧して架台を停止させる制動手段と
を備えているとよい。
さらに、同様の課題を解決するため、制動手段が、一端
がブレーキバーに他端がブレーキホルダにそれぞれ当接
し、他端近くが枢支された複数のブレーキアームを備
え、ブレーキバーの変位によるブレーキアームの揺動に
よってブレーキホルダがシリンダ本体を挾圧するものと
するとよい。
がブレーキバーに他端がブレーキホルダにそれぞれ当接
し、他端近くが枢支された複数のブレーキアームを備
え、ブレーキバーの変位によるブレーキアームの揺動に
よってブレーキホルダがシリンダ本体を挾圧するものと
するとよい。
さらに、同様の課題を解決するため、制動手段が、一端
が架台に枢支され、他端がブレーキバーに枢支部近くが
ブレーキフックにそれぞれ当接するブレーキアームを備
え、ブレーキバーの変位によるブレーキアームの揺動に
よってブレーキフックがシリンダ本体を挾圧するものと
するとよい。
が架台に枢支され、他端がブレーキバーに枢支部近くが
ブレーキフックにそれぞれ当接するブレーキアームを備
え、ブレーキバーの変位によるブレーキアームの揺動に
よってブレーキフックがシリンダ本体を挾圧するものと
するとよい。
[作用及び考案の効果] 引張手段によってブレーキベルトを引張ると、制動手段
がシリンダ本体を挾圧して架台を停止させる。
がシリンダ本体を挾圧して架台を停止させる。
この場合、ブレーキ装置は、一端がシリンダ本体に固定
されたブレーキベルトと、該ブレーキベルトの他端に引
張力を作用させる引張手段とを備えていることにより、
架台にブレーキ装置を作動させるためのチューブを取付
ける必要がないので、チューブの接続による架台の移動
障害や作業の邪魔等がない。
されたブレーキベルトと、該ブレーキベルトの他端に引
張力を作用させる引張手段とを備えていることにより、
架台にブレーキ装置を作動させるためのチューブを取付
ける必要がないので、チューブの接続による架台の移動
障害や作業の邪魔等がない。
また、ブレーキアームの枢支部近傍をブレーキピンに当
接して、ブレーキバーの変位による押圧力を増大させる
とともに、ブレーキピンとブレーキフックとによってシ
リンダ本体を挾圧するので、制動力を大きくすることが
できる。
接して、ブレーキバーの変位による押圧力を増大させる
とともに、ブレーキピンとブレーキフックとによってシ
リンダ本体を挾圧するので、制動力を大きくすることが
できる。
さらに、防塵ベルトをブレーキベルトとして、ブレーキ
装置を簡略にすることができる。
装置を簡略にすることができる。
さらに、ブレーキアームによって直接シリンダ本体を挾
圧するので、制動手段の構成が簡単である。
圧するので、制動手段の構成が簡単である。
さらに、複数のブレーキアームの揺動によりシリンダ本
体を挾圧するブレーキホルダを設けたので、ブレーキア
ームのブレーキホルダ当接部近傍を枢支してブレーキホ
ルダの押圧力を増大させたことと相まって、制動力を大
きくすることができる。
体を挾圧するブレーキホルダを設けたので、ブレーキア
ームのブレーキホルダ当接部近傍を枢支してブレーキホ
ルダの押圧力を増大させたことと相まって、制動力を大
きくすることができる。
[実施例] 第1図及び第2図は本考案の第1実施例を示し、このロ
ッドレスシリンダは、シリンダ本体1と、シリンダ本体
1のシリンダ2内を往復動するピストン3と、ピストン
3に機械的に連結されシリンダ本体1上を往復動する架
台4と、架台4を停止させるための後記ブレーキ装置5
とを備えている。
ッドレスシリンダは、シリンダ本体1と、シリンダ本体
1のシリンダ2内を往復動するピストン3と、ピストン
3に機械的に連結されシリンダ本体1上を往復動する架
台4と、架台4を停止させるための後記ブレーキ装置5
とを備えている。
上記シリンダ本体1は、上面にシリンダ2に開口するス
リット9を、軸線方向両側のガイド溝に適宜の手段で固
定されたガイドバー10,10をそれぞれ構え、シリンダ2
の両端は、圧力流体の給排ポート8a,8bを有するエンド
カバー7a,7bで閉鎖されており、架台4の円筒部4aは、
スリット9を通る連結部4bによってシリンダ2に遊挿さ
れ、架台4に設けた各ガイド11,・・が、ガイドバー10,
10に案内されることにより、シリンダ本体1を跨いでそ
の上面を往復動可能に装着されている。また、ピストン
3を構成するピストン部材3a,3bは、後記するシールベ
ルトが通る隙間を有して円筒部4aの両端に嵌着されてい
る。
リット9を、軸線方向両側のガイド溝に適宜の手段で固
定されたガイドバー10,10をそれぞれ構え、シリンダ2
の両端は、圧力流体の給排ポート8a,8bを有するエンド
カバー7a,7bで閉鎖されており、架台4の円筒部4aは、
スリット9を通る連結部4bによってシリンダ2に遊挿さ
れ、架台4に設けた各ガイド11,・・が、ガイドバー10,
10に案内されることにより、シリンダ本体1を跨いでそ
の上面を往復動可能に装着されている。また、ピストン
3を構成するピストン部材3a,3bは、後記するシールベ
ルトが通る隙間を有して円筒部4aの両端に嵌着されてい
る。
上記エンドカバー7a,7bには、スリット9内側のシール
ベルト12と、外側の防塵ベルト13の端部がそれぞれ固定
され、シールベルト12は、ピストン部材3a,3bに設けた
シール部材でスリット9に圧接されてピストン部材とエ
ンドカバー間の圧力室をシールし、中間部分が架台4に
設けた間隙を通る上記防塵ベルト13は、架台4の移動抵
抗を小さくするためのローラに当接している。また、エ
ンドカバー7aに、ブレーキ装置5の引張手段16を構成す
るブレーキシリンダ16aとブレーキピストン16bが設けら
れており、ブレーキピストン16bで区画された一方の圧
力室にブレーキポート17が開設され、他方の圧力室にブ
レーキばね18が縮設されている。
ベルト12と、外側の防塵ベルト13の端部がそれぞれ固定
され、シールベルト12は、ピストン部材3a,3bに設けた
シール部材でスリット9に圧接されてピストン部材とエ
ンドカバー間の圧力室をシールし、中間部分が架台4に
設けた間隙を通る上記防塵ベルト13は、架台4の移動抵
抗を小さくするためのローラに当接している。また、エ
ンドカバー7aに、ブレーキ装置5の引張手段16を構成す
るブレーキシリンダ16aとブレーキピストン16bが設けら
れており、ブレーキピストン16bで区画された一方の圧
力室にブレーキポート17が開設され、他方の圧力室にブ
レーキばね18が縮設されている。
上記ブレーキ装置5を構成するブレーキベルト2Oは、伸
縮性の小さい素材で形成され、一端がエンドカバー7bに
取付けたジョイントピン21に、他端がブレーキピストン
16bのロッド16cにそれぞれ固定され、架台4の上記間隙
と空間22とを通る中間部分がローラ23,23に当接し、空
間22内に制動手段25が装着されている。
縮性の小さい素材で形成され、一端がエンドカバー7bに
取付けたジョイントピン21に、他端がブレーキピストン
16bのロッド16cにそれぞれ固定され、架台4の上記間隙
と空間22とを通る中間部分がローラ23,23に当接し、空
間22内に制動手段25が装着されている。
なお、上記引張手段16は、ブレーキエアの排出によりブ
レーキベルト20を引張る排気形として構成されている
が、ブレーキエアの供給によりブレーキベルトを引張る
給気形、または両室の圧力差によりブレーキベルト20を
緊張及び弛緩させる給排気形とすることもできる。
レーキベルト20を引張る排気形として構成されている
が、ブレーキエアの供給によりブレーキベルトを引張る
給気形、または両室の圧力差によりブレーキベルト20を
緊張及び弛緩させる給排気形とすることもできる。
制動手段25は、架台4に固定したブレーキガイド26,26
に案内され、ブレーキベルト20に作用する引張力によっ
てシリンダ本体1側に変位するブレーキバー27と、一端
がピン30,30に枢支されたブレーキアーム28,28とブレー
キフック29,29とを備え、各ブレーキアーム28は他端が
ブレーキバー27に、枢支部近傍が支承部32に変位可能に
支承されたブレーキピン31にそれぞれ当接し、ブレーキ
ピン31,31は、復帰ばね33,33により図における上方に向
けて付勢されている。
に案内され、ブレーキベルト20に作用する引張力によっ
てシリンダ本体1側に変位するブレーキバー27と、一端
がピン30,30に枢支されたブレーキアーム28,28とブレー
キフック29,29とを備え、各ブレーキアーム28は他端が
ブレーキバー27に、枢支部近傍が支承部32に変位可能に
支承されたブレーキピン31にそれぞれ当接し、ブレーキ
ピン31,31は、復帰ばね33,33により図における上方に向
けて付勢されている。
上記第1実施例は、ブレーキポート17からブレーキエア
を供給すると、ブレーキピストン16bが左方に摺動して
ブレーキベルト20の緊張が解除されるので、ピストン3
と架台4は、給排ポート8a,8bから供給される圧力流体
によって往復動する。
を供給すると、ブレーキピストン16bが左方に摺動して
ブレーキベルト20の緊張が解除されるので、ピストン3
と架台4は、給排ポート8a,8bから供給される圧力流体
によって往復動する。
停電等の事故によって空気圧が低下すると、ブレーキば
ね18の付勢力でブレーキピストン16bが右方に摺動し、
ブレーキベルト20が引張られてブレーキバー27を押圧
し、ブレーキアーム28,28が揺動してブレーキピン31,31
をシリンダ本体1に向け押圧し、同時にブレーキフック
29,29がピン30,30の上昇により上動してシリンダ本体1
を押圧するため、ブレーキピン31,31とブレーキフック2
9,29がシリンダ本体1を挾圧して架台4を停止させる
(第2図参照)。したがって、制動手段25を架台4に固
定する必要がないため、その組付けが容易である。
ね18の付勢力でブレーキピストン16bが右方に摺動し、
ブレーキベルト20が引張られてブレーキバー27を押圧
し、ブレーキアーム28,28が揺動してブレーキピン31,31
をシリンダ本体1に向け押圧し、同時にブレーキフック
29,29がピン30,30の上昇により上動してシリンダ本体1
を押圧するため、ブレーキピン31,31とブレーキフック2
9,29がシリンダ本体1を挾圧して架台4を停止させる
(第2図参照)。したがって、制動手段25を架台4に固
定する必要がないため、その組付けが容易である。
ブレーキポート17にブレーキエアを供給すると、ブレー
キベルト20が弛緩して制動手段25が元の位置に復帰する
ので、ピストン3と架台4が往復動可能になる。
キベルト20が弛緩して制動手段25が元の位置に復帰する
ので、ピストン3と架台4が往復動可能になる。
上記ブレーキ装置5は、架台4と一体に往復動するチュ
ーブがないので、チューブによる架台の移動障害や作業
の邪魔をなくすことができる。
ーブがないので、チューブによる架台の移動障害や作業
の邪魔をなくすことができる。
第3図及び第4図は本考案の第2実施例を示し、このロ
ッドレスシリンダにおけるブレーキ装置35は、防塵ベル
トをブレーキベルト36とし、一端がエンドカバー7bに直
接固着されている。
ッドレスシリンダにおけるブレーキ装置35は、防塵ベル
トをブレーキベルト36とし、一端がエンドカバー7bに直
接固着されている。
第2実施例の他の構成及び作用は、第1実施例と同じで
あるから、図中主要な箇所に同一の符号を付して詳細な
説明は省略する。
あるから、図中主要な箇所に同一の符号を付して詳細な
説明は省略する。
上記第2実施例は、ブレーキベルトを別個に設ける必要
がないので、構成が簡単である。
がないので、構成が簡単である。
第5図は本考案の第3実施例を示し、このロッドレスシ
リンダにおける制動手段40は、架台41の空間41a内を上
下方向に変位可能なブレーキバー42と、傾斜させた一端
がブレーキバー42両端のローラ43,43に当接し、他端近
くがピン44,44により架台41に枢支されたブレーキアー
ム45,45とを備え、ブレーキバー42は、復帰ばね46,46に
よってブレーキベルト20に当接する方向に付勢されてい
る。
リンダにおける制動手段40は、架台41の空間41a内を上
下方向に変位可能なブレーキバー42と、傾斜させた一端
がブレーキバー42両端のローラ43,43に当接し、他端近
くがピン44,44により架台41に枢支されたブレーキアー
ム45,45とを備え、ブレーキバー42は、復帰ばね46,46に
よってブレーキベルト20に当接する方向に付勢されてい
る。
第3実施例の他の構成は、第1実施例と同じである。
上記第3実施例は、ブレーキベルト20を図示を省略して
いる引張手段によって引張ると、ブレーキバー42が図に
おける下方に変位し、ブレーキアーム45,45の傾斜面を
押圧してアーム45,45の他端を接近する方向に揺動させ
るので、ブレーキアーム45,45の他端がシリンダ本体1
り側面を挾圧して架台41を停止させる。したがって、制
動手段40の構成が簡単である。
いる引張手段によって引張ると、ブレーキバー42が図に
おける下方に変位し、ブレーキアーム45,45の傾斜面を
押圧してアーム45,45の他端を接近する方向に揺動させ
るので、ブレーキアーム45,45の他端がシリンダ本体1
り側面を挾圧して架台41を停止させる。したがって、制
動手段40の構成が簡単である。
第6図ないし第9図は本考案の第4実施例を示し、この
ロッドレスシリンダは、シリンダ本体51と、該シリンダ
本体51のシリンダ52内を往復動するピストン3と、該ピ
ストン3に機械的に連結されシリンダ本体51上を往復動
する架台54と、該架台54の後記ブレーキ装置55を備えて
いる。
ロッドレスシリンダは、シリンダ本体51と、該シリンダ
本体51のシリンダ52内を往復動するピストン3と、該ピ
ストン3に機械的に連結されシリンダ本体51上を往復動
する架台54と、該架台54の後記ブレーキ装置55を備えて
いる。
上記シリンダ52の両端を閉鎖するエンドカバー57a,57b
には、プーリ58a,58bが回転可能に支承され、プーリ58a
のシャフト59aはエンドカバー57aに設けた引張手段16に
連結されて左右動可能に支承され、プーリ58bのシャフ
ト59bはエンドカバー57bに固定されている。
には、プーリ58a,58bが回転可能に支承され、プーリ58a
のシャフト59aはエンドカバー57aに設けた引張手段16に
連結されて左右動可能に支承され、プーリ58bのシャフ
ト59bはエンドカバー57bに固定されている。
上記ブレーキ装置55を構成するブレーキベルト60は、第
2実施例と同様に防塵ベルトを兼用し、中間部分がシリ
ンダ本体51とエンドカバー57a,57bに形設した通路を通
り、プーリ58a,58bに巻回させた両端は、架台54の空間5
4a内において制動手段62を構成するブレーキバー63,63
に固定されており、空間54a内を左右方向に変位可能な
一対のブレーキバー63,63は、復帰ばね64,64によって相
互に接近する方向に付勢されている。また、ブレーキア
ーム65,・・は、一端がブレーキバー63に当接するとと
もに他端にローラ66を有し、他端近くがピン67,・・で
枢支されている(第8図参照)。
2実施例と同様に防塵ベルトを兼用し、中間部分がシリ
ンダ本体51とエンドカバー57a,57bに形設した通路を通
り、プーリ58a,58bに巻回させた両端は、架台54の空間5
4a内において制動手段62を構成するブレーキバー63,63
に固定されており、空間54a内を左右方向に変位可能な
一対のブレーキバー63,63は、復帰ばね64,64によって相
互に接近する方向に付勢されている。また、ブレーキア
ーム65,・・は、一端がブレーキバー63に当接するとと
もに他端にローラ66を有し、他端近くがピン67,・・で
枢支されている(第8図参照)。
架台54は、シリンダ本体51の側面との対向面に摺動孔6
8,68を備え、ガイド69によって摺動孔68に摺動可能に挿
入されたブレーキホルダ70,70は、シリンダ本体61の側
面に対向するブレーキパット71,71を備え、ローラ66,66
の当接側に傾斜面70a,70aが形成されている。
8,68を備え、ガイド69によって摺動孔68に摺動可能に挿
入されたブレーキホルダ70,70は、シリンダ本体61の側
面に対向するブレーキパット71,71を備え、ローラ66,66
の当接側に傾斜面70a,70aが形成されている。
第4実施例の他の構成は、第1実施例と同じであるか
ら、図中主要な箇所に同一の符号を付して詳細な説明は
省略する。
ら、図中主要な箇所に同一の符号を付して詳細な説明は
省略する。
上記第4実施例は、引張手段16によってブレーキベルト
60を引張ると、ブレーキバー63,63が相互に離間する方
向に変位し、各ブレーキアーム65がピン67を支点として
揺動してローラ66,66がブレーキホルダ70,70の傾斜面70
a,・・を押圧するので、ブレーキホルダ70,70がシリン
ダ本体51を挾圧して架台54を停止させる。この場合、ブ
レーキアーム65,・・によってブレーキホルダ70,70の押
圧力が増大されるので、架台54の停止力を大きくするこ
とができる。
60を引張ると、ブレーキバー63,63が相互に離間する方
向に変位し、各ブレーキアーム65がピン67を支点として
揺動してローラ66,66がブレーキホルダ70,70の傾斜面70
a,・・を押圧するので、ブレーキホルダ70,70がシリン
ダ本体51を挾圧して架台54を停止させる。この場合、ブ
レーキアーム65,・・によってブレーキホルダ70,70の押
圧力が増大されるので、架台54の停止力を大きくするこ
とができる。
第10図及び第11図は本考案の第5実施例を示し、第5実
施例の制動手段75は、架台74の空間74a内に左右方向に
変位可能なブレーキバー76,76を備え、これらのバーは
復帰ぱね77,77によって相互に接近する方向に付勢さ
れ、ブレーキベルト60の両端はブレーキバー76,76に固
定されている。
施例の制動手段75は、架台74の空間74a内に左右方向に
変位可能なブレーキバー76,76を備え、これらのバーは
復帰ぱね77,77によって相互に接近する方向に付勢さ
れ、ブレーキベルト60の両端はブレーキバー76,76に固
定されている。
一端が架台74に枢支されたブレーキアーム78,・・は、
先端にブレーキバー76,76の傾斜面76a,・・に当接する
ローラ79,・・を有し、枢支部近傍にブレーキフック80,
80の本体部80a,80aが当接している。上記ブレーキフッ
ク80,80は、第11図に示すように略逆チャンネル状をな
し、シリンダ本体51を跨ぐ本体部80aとシリンダ本体の
側面に向くフック部80b,80bを有している。
先端にブレーキバー76,76の傾斜面76a,・・に当接する
ローラ79,・・を有し、枢支部近傍にブレーキフック80,
80の本体部80a,80aが当接している。上記ブレーキフッ
ク80,80は、第11図に示すように略逆チャンネル状をな
し、シリンダ本体51を跨ぐ本体部80aとシリンダ本体の
側面に向くフック部80b,80bを有している。
第5実施例の他の構成は、第4実施例と同じであるか
ら、図中主要な箇所に同一の符号を付して詳細な説明は
省略する。
ら、図中主要な箇所に同一の符号を付して詳細な説明は
省略する。
上記第5実施例は、引張手段16によってブレーキベルト
60を引張ると、ブレーキバー76,76が相互に離間する方
向にに変位し、傾斜面76a,76aによりブレーキアーム78,
78が枢支部を中心として揺動してブレーキフック80,80
を上方に変位させるので、フック部80b,80bがシリンダ
本体51を挾圧して架台74を停止させる。
60を引張ると、ブレーキバー76,76が相互に離間する方
向にに変位し、傾斜面76a,76aによりブレーキアーム78,
78が枢支部を中心として揺動してブレーキフック80,80
を上方に変位させるので、フック部80b,80bがシリンダ
本体51を挾圧して架台74を停止させる。
図面は本考案の実施例を示し、第1図及び第2図は第1
実施例の縦断正面図及び縦断側面図、第3図及び第4図
は第2実施例の同上図、第5図は第3実施例の縦断側面
図、第6図及び第7図は第4実施例の縦断正面図及び縦
断側面図、第8図及び第9図は同制動手段の側面図及び
平面図、第10図及び11図は第5実施例の縦断正面図及び
縦断側面図である。 1,51……シリンダ本体、2,52……シリンダ、3……ピス
トン、4,41,54,74……架台、5,35,55……ブレーキ装
置、16……引張手段、20,36,60……ブレーキベルト、2
7,42,63,76……ブレーキバー、28,45,65,78……ブレー
キアーム、29,80……ブレーキフック、30……ピン、31
……ブレーキピン、70……ブレーキホルダ。
実施例の縦断正面図及び縦断側面図、第3図及び第4図
は第2実施例の同上図、第5図は第3実施例の縦断側面
図、第6図及び第7図は第4実施例の縦断正面図及び縦
断側面図、第8図及び第9図は同制動手段の側面図及び
平面図、第10図及び11図は第5実施例の縦断正面図及び
縦断側面図である。 1,51……シリンダ本体、2,52……シリンダ、3……ピス
トン、4,41,54,74……架台、5,35,55……ブレーキ装
置、16……引張手段、20,36,60……ブレーキベルト、2
7,42,63,76……ブレーキバー、28,45,65,78……ブレー
キアーム、29,80……ブレーキフック、30……ピン、31
……ブレーキピン、70……ブレーキホルダ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−241506(JP,A) 実開 平2−2503(JP,U)
Claims (7)
- 【請求項1】シリンダ本体と、該シリンダ本体のシリン
ダ内を往復動するピストンと、該ピストンに直接連結さ
れてシリンダ本体上を往復動する架台と、該架台を停止
させるブレーキ装置とを備えたブレーキ装置付きロッド
レスシリンダにおいて、 上記ブレーキ装置が、一端がシリンダ本体に固定されそ
の軸線方向に配設したブレーキベルトと、該ブレーキベ
ルトの他端に引張力を作用させるための引張手段と、ブ
レーキベルトの引張によりシリンダ本体を挾圧して架台
を停止させる制動手段とを備えている、 ことを特徴とするブレーキ装置付きロッドレスシリン
ダ。 - 【請求項2】制動手段が、ブレーキベルトの引張により
変位するブレーキバーと、一端がピンに枢支され、他端
がブレーキバーに枢支部近傍がブレーキピンにそれぞれ
当接するブレーキアームと、一端が上記ピンに枢支され
たブレーキフックとを備え、ブレーキバーの変位により
ブレーキピンとブレーキフックとがシリンダ本体を挾圧
する、 ことを特徴とする請求項1に記載したブレーキ装置付き
ロッドレスシリンダ。 - 【請求項3】シリンダ本体の防塵ベルトをブレーキベル
トとした、 ことを特徴とする請求項1または2に記載したブレーキ
装置付きロッドレスシリンダ。 - 【請求項4】制動手段が、ブレーキベルトの引張により
変位するブレーキバーと、一端が上記ブレーキバーに当
接し、他端近くが枢支された一対のブレーキアームとを
備え、ブレーキバーの変位により一対のブレーキアーム
の他端がシリンダ本体を挾圧する、 ことを特徴とする請求項1に記載したブレーキ装置付き
ロッドレスシリンダ。 - 【請求項5】ブレーキ装置が、変位可能な一対のブレー
キバーと、シリンダ本体を通り折返した両端が上記ブレ
ーキバーにそれぞれ固定されたブレーキベルトと、該ブ
レーキベルトに引張力を作用させるための引張手段と、
一対のブレーキバーの変位によりシリンダ本体を挾圧し
て架台を停止させる制動手段とを備えている、 ことを特徴とする請求項1に記載したブレーキ装置付き
ロッドレスシリンダ。 - 【請求項6】制動手段が、一端がブレーキバーに他端が
ブレーキホルダにそれぞれ当接し、他端近くが枢支され
た複数のブレーキアームを備え、ブレーキバーの変位に
よるブレーキアームの揺動によってブレーキホルダがシ
リンダ本体を挾圧する、 ことを特徴とする請求項5に記載したブレーキ装置付き
ロッドレスシリンダ。 - 【請求項7】制動手段が、一端が架台に枢支され、他端
がブレーキバーに枢支部近くがブレーキフックにそれぞ
れ当接するブレーキアームを備え、ブレーキバーの変位
によるブレーキアームの揺動によってブレーキフックが
シリンダ本体を挾圧する、 ことを特徴とする請求項5に記載したブレーキ装置付き
ロッドレスシリンダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP64890U JPH0710082Y2 (ja) | 1990-01-09 | 1990-01-09 | ブレーキ装置付きロッドレスシリンダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP64890U JPH0710082Y2 (ja) | 1990-01-09 | 1990-01-09 | ブレーキ装置付きロッドレスシリンダ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0393606U JPH0393606U (ja) | 1991-09-25 |
JPH0710082Y2 true JPH0710082Y2 (ja) | 1995-03-08 |
Family
ID=31504589
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP64890U Expired - Lifetime JPH0710082Y2 (ja) | 1990-01-09 | 1990-01-09 | ブレーキ装置付きロッドレスシリンダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0710082Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20240053606A (ko) | 2021-09-29 | 2024-04-24 | 제이에프이 스틸 가부시키가이샤 | 각형 강관 및 그의 제조 방법, 열연 강판 및 그의 제조 방법, 그리고 건축 구조물 |
-
1990
- 1990-01-09 JP JP64890U patent/JPH0710082Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0393606U (ja) | 1991-09-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |