JP3134207B2 - 帯状の繊維材料を脱水するためのプレス - Google Patents
帯状の繊維材料を脱水するためのプレスInfo
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- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21F—PAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
- D21F3/00—Press section of machines for making continuous webs of paper
- D21F3/02—Wet presses
- D21F3/0209—Wet presses with extended press nip
- D21F3/0218—Shoe presses
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-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
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Description
するためのプレスに関する。この種のプレスは、通常、
抄紙機の一部をなしている。
2317号、米国特許第4861434号、米国特許第
4931142号各明細書に開示されている。
柔軟なプレス要素にある。このプレス要素は、例えばチ
ューブ状のプレスカバーであって、このプレスカバー
は、(プレス域の外側で)本質的に円形の軌道に沿って回
転運動する。この柔軟なプレス要素は、プレス域の外側
で案内ローラを介して循環するプレスベルトよりなって
いてもよい。
レスシューによって対向ローラに押し付けられている。
プレスシューは、加圧室を構成するシューベッドの凹部
内に位置している。このシューベッドは、固定された支
持体の一部である。
スにおいて、プレスシューを収容するための凹部を有す
るシューベッドは、支持体の一部であり、支持体の凹部
の側縁には、シール支持部材が配設されている(米国特
許第4931142号明細書)。その他の公知の構造に
おいては(米国特許第4861434号明細書)、支持体
とは別個に、シューベッドが設けられている。しかし、
この特許には、詳細な説明が記載されていない。
ベッドを簡単な構成とし、もって、従来よりも少ないコ
ストで製造することができ、しかも、そのプレスシュー
とシューベッドは支持体とは別個に組み立てられ、支持
体とは切り離して、その機能(例えば、圧力下でのベッ
ドとシューの密封性)を試験することもできるように、
改良されたプレスを提供することにある。
記載の事項によって解決される。それによれば、本発明
は、米国特許第4861434号明細書に記載の構成に
類似している。つまりシューベッドは、米国特許第49
31142号明細書に記載のように、複数の構成要素、
即ち支持体とシール支持部材によって構成されているも
のではない。シューベッドは、一体の構成部材として構
成されており、この構成部材内に、シールが直接取り付
けられている。
利点が得られることを見つけた。まずは、シューベッド
を支持体に、取り外し可能に結合したことであり、もう
1つは、従来のように、プレスシューがシューベッドに
対して相対的に半径方向に摺動可能であると同時に、傾
転可能でもあるように、プレスシューを少なくとも1つ
の連結要素によって、シューベッドに連結されるように
したことである。この各構成を組合わせることによっ
て、シューベッドとプレスシューは、シール及び前記少
なくとも1つの連結要素と一緒に、支持体とは別個に組
み立てられるようになった。また、前記連結要素を用い
ることによって、プレスシューは、例えば加圧室内の圧
力又は重力により、シューベッドから外れるようなこと
はなくなった。
の構成においては、この目的のために、プレスシューの
基部に突起が設けられている。本発明では、この突起は
省略されている。
ューからなる事前に組み立てられた構成単位を、支持体
とは切り離してテストすること、とりわけ密封性を検査
することができる。これにより、従来とは対照的に、現
存の抄紙機において、前記構成単位を単に交換すること
によって、プレスを分解修理することができるようにな
る。従って、従来のように、プレスユニット全体を、取
り外したり、再び組み込んだりする必要はない。つま
り、既に組み込まれていたシューベッドをプレスシュー
とともに支持体から取り外して、これを、プレスシュー
を備えた別のシューベッドと交換するだけでよい。これ
が必要となるのは、プレス域での、帯状体の走行方向に
おける圧力の変化を、別の条件に適合させるために、例
えば滑り面の形状を変えるべく、プレスシューを別のプ
レスシューと交換しようとする場合である。このような
交換は、シールの密封性が低下して、加圧室内の圧力
を、所望の値に調節し得ないような時に、シールをオー
バーホールするために、しばしば必要となるのである。
をより詳細に説明する。
ューベッド(15)と、そのシューベッド内に位置するプ
レスシュー(13)とを備えている。プレスシュー(13)
は、対向ローラ(8)に適合する凹面状の滑り面(30)を
有しており、この滑り面の上を、チューブ状のプレスカ
バー(14)よりなる、柔軟なプレス要素が滑動する。
スシュー(13)、およびプレスカバー(14)は、機械の
走行方向(矢印(19))に対して直交する方向に、つまり
機械の全幅にわたって延びている。図3に示すように、
固定された支持体(10)は、それぞれ1つの球形スリー
ブ(12)を備えた2つの中空支承軸(11)を有してい
る。これらの部材を介して支持体は軸受台(9)内に位置
している。プレスカバー(14)の各端部は、カバー支持
円板(18)に固着されており、カバー支持円板(18)
は、支承軸(11)上に回転可能に支承されている。図3
においては、潤滑油のための供給通路(16)と排出通路
(20)、並びに内部室(7)内に超過圧力を生ぜしめるた
めの圧縮空気の供給通路(22)が示されている。
は、1つのピストン−シリンダ−ユニットを構成してい
る。このために、シューベッド(15)は、上から見て長
方形の凹部を有しており、この凹部に、プレスシュー
(13)が収容されている。また、シューベッド(15)内
には、シール(23)、(24)が、プレスシュー(13)の
全周を隙間無く取り囲むように配設されている。このよ
うにして凹部(17)は、通路(6)を介して圧力媒体が供
給される加圧室を構成している。これによって、プレス
シュー(13)は、プレスカバー(14)を対向ローラ(8)
に押し付ける。(図2及び図5には対向ローラは示され
ていない。)
と、少なくとも1つのフェルトベルト(図示せず)が、こ
のように構成されたプレス隙間を通過して走行する。シ
ューベッド(15)は、ねじ(26)によって支持体(10)
に取り外し可能に結合されている。
5に示すように、ピストン(21)と、それに固着された
滑り条片(27)と、それらの間に位置する断熱板(28)
に分割することができる。しかし、比較的幅の狭い抄紙
機の場合には、プレスシュー(13)を一体的に構成する
こともできる(図3参照)。ピストン(21)と滑り条片
(27)は、縦リブ(29)によって、互いに結合されてい
る。
を挿通するための少なくとも1つの孔(25)が設けられ
ている。孔(25)に挿入された連結要素(31)は、加圧
室(17)側から、プレスシュー(13)に螺入されてい
る。孔(25)の反対側で、連結要素(31)は頭部(32)
を有している。この頭部(32)はシューベッド(15)で
当接面(5)(5)を構成している。
とプレスシュー(13)からなる構成ユニットの密封性能
をテストする際には、前記当接面(5)(5)によって、プ
レスシュー(13)の行程が制限される。しかし、抄紙機
の内部であっても、例えば停止中に対向ローラ(8)が取
り外されているような場合には、このような行程の制限
は有利である。しかも図2に示すように、対向ローラが
下方位置にある時には、なおさら有利である。
れている。このばね(33)は、加圧室(17)内の圧力に
対抗して作用している。図2に示す構成の場合、ばねの
力は、同時に、プレスシュー(13)に作用する重力にも
対抗して作用している。したがって、加圧室(17)内が
無圧になると、プレスシュー(13)は、ばね(33)の力
を受けて上方へ引き戻される。ばね(33)は、圧縮ばね
とするのがよく、例えばフランジ(34)を介して、シュ
ーベッド(15)の底部に支えられている。図1、2の場
合と異なり、ばね(33)を、小さな液圧式のピストン−
シリンダユニット(40)で置き換えてもよい。(図5参
照)
力媒体が漏れないようにするために、図1では孔は、連
結要素(31)の頭部(32)を包囲するカップ(35)によ
って緊密に閉塞されている。
によると、フランジ(34)に柔軟なシールリング(36)
が配設されており、このシールリングが、連結要素(3
1)に密接している。この場合には、100%の密封性
を期待することができないので、シューベッド(15)に
設けた連結要素のための孔(25)は、逃がし溝(37)を
介して、低圧力の領域(例えば内部室(7)、図3)に接続
されている。したがって漏れた油は、そこへ流出するこ
とになる。
すように、曲り易い棒材として構成することができる。
即ち連結要素(31)の中間部分は小径になっており、こ
の中間部分が可撓性を有している。この可撓性の中間部
分は、例えばワイヤとして構成することもできる。
備える継手ピンによって、前記連結要素を構成すること
もできる。いずれの場合でも、プレスシュー(13)は、
横断面内であろうと縦断面内であろうと、自由に傾転す
ることができ、しかも、熱影響下において自由に膨脹す
ることができるようになっている。
て、次の相違点を有している。連結要素(31A)は、頭
部(32)の代わりに、補助ピストン(38)を有してお
り、この補助ピストンは、付加的なピストン−シリンダ
‐ユニット(40)の一部分をなしている。ピストン−シ
リンダ‐ユニットのシリンダ(39)は、シューベッド
(15)の外側に固着されている。これによって、補助ピ
ストン(38)とシリンダ(39)は、プレスシュー(13)
の行程を下方において限定する前述の当接面(5)を構成
している。連結要素(31A)は、同様に、比較的小さな
直径の可撓性の部分(31′)を有している。
る案内ピストン(41)を設けることができる。シリンダ
(39)内の、補助ピストン(38)のシューベッド側に位
置する加圧室(42)には、プレスシュー(13)を、図5
において上方へ引き戻すために、通路(44)を介して圧
力媒体が供給される。この引き戻しは、加圧室(17)の
圧力を解放した際に、図2のばね(33)を用いた場合よ
りも迅速に行われる。
(40)のその他の利用方法は次の通りである。通常の運
転中は、つまり加圧室(17)が加圧されている間は、補
助ピストン(38)は、加圧室(17)内の圧力に対抗する
制御可能な局所的な力を、プレスシュー(13)に及ぼし
ている。これによって、例えばプレスシュー(13)の両
端部(図3参照)において、プレス力を減少させることが
できる。
排気通路(45)を介して外気と連通している。しかし、
加圧室(43)を通路(45)を介して、圧力媒体によっ
て、矢印(46)で示すように加圧することも可能であ
る。この時、加圧室(42)は、圧力解放されている。こ
れによって、加圧室(17)内の圧力と同一方向に作用す
る、制御可能な局所的な補助力が、プレスシュー(13)
に付加される。
1)又は(31A)を、プレスシュー(13)の縦長方向に
沿って配列することができる。図1、図2又は図5にお
ける一個の連結要素(31)または(31A)の代わりに、
2つの連結要素(31)又は(31A)を並べて配設するこ
ともできる。
るプレスの要部の縦断面図である。
ある。
使用される単一の連結要素の部分断面図である。
部縦断面図である。
ンダユニット
Claims (12)
- 【請求項1】帯状の繊維材料を脱水するためのプレスで
あって、 回転可能な対向ローラ(8)と、 対向ローラ(8)に対向し、その形状に適合した、凹面状
の滑り面(30)を備えるプレスシュー(13)と、 滑り面(30)と対向ローラ(8)の間に設けられた無端の
柔軟なプレス要素(14)とを備え、対向ローラ(8)に、
このプレス要素(14)を押し付けるべく、対向ローラ
(8)に向け、プレスシュー(13)が移動可能になってお
り、更に、プレス要素(14)のための凹部を備えるシュ
ーベッド(15)を備え、この凹部が、周縁部と底部より
形成され、プレスシュー(13)が、凹部に対応する形状
であって、凹部に収容され、かつシューベッド(15)と
凹部に対して移動可能であり、 また、対向ローラ(8)の回転とプレスシュー(13)の移
動に対して静止している、シューベッド(15)を支持す
る、固定された支持体(10)と、 シューベッド(15)を支持体(10)に取り外し可能に連
結する手段(26)と、 プレスシュー(13)の下で、シューベッド(15)内に加
圧室(17)を形成して、プレスシュー(13)がシューベ
ッド(15)に対して、移動可能なように、シューベッド
(15)とプレスシュー(13)からピストン‐シリンダ‐
ユニットを形成する手段と、 シューベッド(15)と、プレスシュー(13)の滑り面の
反対側の面との間に設けられ、プレスシュー(13)とシ
ューベッド(15)を連結するべく、対向ローラ(8)に対
し、プレスシュー(13)を接近させたり、離れさせたり
するとともに、ローラ(8)の走行方向と、この走行方向
と直交する方向の両方向において、シューベッド(15)
に対して、プレスシュー(13)を所望の角度で傾動させ
る、少なくとも1個の連結要素(31)とを備えるプレ
ス。 - 【請求項2】 連結要素(31)が、プレスシュー(13)
から加圧室(17)を通って、シューベッド(15)に穿設
された孔(25)を貫通しているとともに、孔の反対側に
頭部(32)を有しており、この頭部とシューベッドによ
って当接面 (5)(5)を構成している請求項1に記載の
プレス。 - 【請求項3】 シューベッド(15)に設けられた孔(2
5)が、連結要素(31)の頭部(32)を包囲しているカ
ップ(35)によって緊密に閉塞されている請求項2に記
載のプレス。 - 【請求項4】 シューベッド(15)に設けられ、かつ連
結要素(31)が貫通している孔(25)が、連結要素に接
触する柔軟なシールリング(36)によって密封されてい
る請求項2に記載のプレス。 - 【請求項5】 シューベッド(15)に設けられた孔(2
5)が、少なくとも1つの逃がし溝(37)を介して、低
圧領域と連通している請求項4に記載のプレス。 - 【請求項6】 連結要素(31)が、曲り易い棒材からな
っている請求項1ないし5のいずれかに記載のプレス。 - 【請求項7】 連結要素(31)の可撓性の部分が、ワイ
ヤ(31″)からなっている請求項1ないし5のいずれか
に記載のプレス。 - 【請求項8】 連結要素(31)に、ばね(33)が作用し
ており、かつこのばねの力は、加圧室(17)内の圧力に
対抗して作用している請求項1ないし7のいずれかに記
載のプレス。 - 【請求項9】 連結要素(31A)により、プレスシュー
(13)が付加的なピストン−シリンダ−ユニット(40)
に連結されており、このピストン−シリンダ−ユニット
(40)は、加圧室(17)内の圧力に対抗する力を、プレ
スシュー(13)に及ぼしている請求項1ないし7のいず
れかに記載のプレス。 - 【請求項10】 連結要素(31A)は、補助ピストン
(38)を有しており、この補助ピストンが、前記付加的
なピストン−シリンダ−ユニット(40)の一部をなして
いる請求項9に記載のプレス。 - 【請求項11】 付加的なピストン−シリンダ−ユニッ
ト(40)のシリンダ(39)は、シューベッド(15)に固
着されており、このシリンダ(39)は、補助ピストン
(38)と共に、プレスシュー(13)の行程を限定する当
接面(5)(5)を構成している請求項10に記載のプレ
ス。 - 【請求項12】 付加的なピストン−シリンダ−ユニッ
ト(40)は複動式であり、これによって、プレスシュー
(13)に及ぼし得る力は、選択的に、a)加圧室(17)
内の圧力に対抗して作用するか、又はb)加圧室(17)
内の圧力と同一方向に作用するようになっている請求項
9ないし11のいずれかに記載のプレス。
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