JPH07100784A - ハンドリング装置 - Google Patents

ハンドリング装置

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Publication number
JPH07100784A
JPH07100784A JP24577393A JP24577393A JPH07100784A JP H07100784 A JPH07100784 A JP H07100784A JP 24577393 A JP24577393 A JP 24577393A JP 24577393 A JP24577393 A JP 24577393A JP H07100784 A JPH07100784 A JP H07100784A
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JP
Japan
Prior art keywords
hand
work
opening
handling device
lead frame
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Application number
JP24577393A
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English (en)
Inventor
Toshiichi Tsugawa
歳一 都川
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Shibaura Mechatronics Corp
Original Assignee
Shibaura Engineering Works Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 水平な状態で搬送されるワークを前端または
後端を基準として掴み換えて、次工程に容易に移送また
は収納容器に収納させることのできるハンドリング装置
を提供する。 【構成】 ワークをハンド部で挟持して次工程に移送ま
たは収納容器に収納するため、ワークの一方の端部と係
合する第1ハンド602と、他方の端部と係合する第2
ハンド603を設ける。第1及び第2ハンド602,6
03が所定の開閉幅で開閉する間は、ロータリーシリン
ダの移動を規制し、第1ハンド602がストッパ612
に当接して停止した後、第2ハンド603はロータリー
シリンダの移動距離の数倍ずつ移動して、ワークの他方
の端部を第1ハンド602に当接させるまで移動する。
ワークを離す時には、第1及び第2ンド602,603
を同時に同一の開閉幅で開放するように設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水平な状態で搬送され
ているワークを、前端または後端を基準として掴み換え
て次工程に移送または収納容器に収納させるためのハン
ドリング装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ICのモールドされたワー
ク、例えばリードフレームは、メッキ処理が施された後
に、ハンドリング装置によりその側縁部を挟持し、収納
容器まで移送して 、収納容器に収納している。この
ようなハンドリング装置には、リードフレームを両側縁
部から挟持するための一対のハンドからなるハンド部が
設けられている。更に、ハンド部を開閉するための開閉
手段や、昇降させるための昇降手段、水平方向に移動さ
せるための水平移動手段等が設けられている。
【0003】ハンド部は、図7に示すように、各ハンド
H1を開閉するためのラック651がそれぞれのハンド
H1に設けられ、両ラック651,651間に、各ラッ
クを同時に移動させるためのピニオン652が配置され
ている。このピニオン652の回転により、各ラック6
51が同時に同一量を移動して、図8に示すように左右
のハンドH1を同時に開閉させる。したがって、このハ
ンドリング装置の場合、ハンド部はリードフレームRの
中心位置を基準として開閉し、挟持・開放するように構
成されている。
【0004】このようなハンドリング装置により、メッ
キ終了後のリードフレームRは、その側縁部が挟持され
て、収納容器まで移送され、収納される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、メッキ
処理工程等でリードフレームRをハンド部で挟持・開放
する場合、リードフレームRの中心位置を基準として挟
持・開放するため、次のような問題が発生する。すなわ
ち、リードフレームRの種類によりその幅が異なるた
め、ハンド部でリードフレームRの中心位置を基準とし
て挟持・開放すると、収納容器位置において、リードフ
レームRの中心と収納容器の中心を一致させなければ収
納できないので、リードフレームRの形状に対応して、
多種類の容器を中心基準で配置するか、または一方の端
部を基準として収納するための高度の制御手段を設ける
必要があり、装置全体が複雑化し、且つ大型化すること
になる。
【0006】この場合、リードフレームRの前端を基準
としてリードフレームRを挟持して、前端基準でセット
した容器に収納させるハンドリング装置が考えられる。
このような装置として、図9に示すように、リードフレ
ームRの前端と係合する第1ハンドH2と、後端と係合
する第2ハンドH3によりハンド部を構成する。そし
て、第1ハンドH2は、ハンド部に対して固定配置し、
第2ハンドH3が設けられた第2ラック655をピニオ
ン652により移動自在に設ける。なお、固定配置され
る第1ハンドH2は、収納容器の配置の基準(前端・後
端)に応じて、前端側・後端側となる。例えば、前端基
準で容器が配置されている場合は、図10に示すよう
に、第1ハンドH2をリードフレームRの前端側と係合
するように配置し、第2ハンドH3を後端側と係合する
ように配置する。そして、リードフレームRの後端側と
係合する移動自在の第2ハンドH3は、リードフレーム
Rの後端側と係合して、リードフレームRをその前端側
の方向に押圧し、第1ハンドH2と共にリードフレーム
Rを挟持するように構成されている。このように構成さ
れることにより、リードフレームRを前端側を基準とし
て挟持することができる。
【0007】しかし、この場合、前端側となる第1ハン
ドH2が固定配置されているため、リードフレームRを
容器内部に収納するときに、次のような問題が発生す
る。すなわち、ハンドの開放時でも、第1ハンドH2は
固定位置を保持しているため、リードフレームRの前端
側は、固定配置された第1ハンドH2と接触した状態で
落下することになる。このため、リードフレームRの前
端側が第1ハンドとの摩擦により後端側よりは遅く第1
ハンドH2から離れるため、リードフレームRが落下時
には傾斜してしまい、容器内部に正常な状態で収納され
ず、時には破損等の問題が発生する恐れがあった。
【0008】本発明は、上記のような従来技術の課題を
解決するために提案されたもので、その目的は、水平状
態で搬送されているワークを前端または後端を基準とし
て掴み換えて、次工程に容易に移送または収納容器に収
納させることのできるハンドリング装置を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明のハ
ンドリング装置は、水平な状態で搬送されているワーク
を、前端または後端を基準として掴み換えて次工程に移
送または収納容器に収納させるため、ワークを挟持・開
放するハンド部と、このハンド部のハンドを開閉する開
閉手段と、ハンド部を上下方向に移動させる昇降手段
と、ハンド部を前後方向に移動させる水平移動手段とか
らなるハンドリング装置において、前記ハンド部として
ワークを挟持・開放する第1ハンドと第2ハンドとが設
けられ、第1ハンドは所定の開閉幅で開閉可能に設けら
れ、第2ハンドは、ワークを挟持する時には、ワークの
一端と係合した後に他端側を第1ハンドに当接させるま
で移動するように、且つ挟持しているワークを離す時に
は、第1ハンドと同時に同一の開閉幅で開放するように
設けられていることを特徴とする。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載のハ
ンド部のハンドを開閉する開閉手段が、各ハンドに設け
られたラックと、このラックを移動させる回転駆動機構
と、この回転駆動機構の移動を規制するプランジャー
と、ラックの移動範囲を規制するストッパからなり、第
1及び第2ハンドが所定の開閉幅で開閉する間は、回転
駆動機構の横移動を規制し、第1ハンドがストッパに当
接して停止後、第2ハンドは回転駆動機構の移動距離の
2倍ずつ移動してワークの端部を第1ハンドに当接させ
るまで移動し、ワークを離す時は、第1及び第2ハンド
を同時に同一の開閉幅で開放するように構成したことを
特徴とする。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明では、ワークが第1及び第
2ハンドにより挟持されるとき、第1及び第2ハンドが
所定幅閉じると、第1ハンドが設けられている第1ラッ
クの端部が第1後部ストッパにぶつかり移動が停止す
る。引き続き、出力ギアが回転しているので、第2ハン
ドがリードフレームの一方の端部に係合した後、更に押
圧して、他方の端部が第1ハンドに係合するまでリード
フレームを移動させる。第1及び第2ハンドがそれぞれ
リードフレームの端部と係合すると、リードフレームを
挟持した状態となる。この状態で、昇降手段や水平移動
手段により次工程に移送したり、収納容器に収納するた
め、所定位置で各ハンドを開放する。この時、第1及び
第2ハンドは、同時に同一幅を開放する。
【0012】これにより、搬送されてきたワークの前端
または後端のいずれか一方を基準として、移送または収
納容器に収納することができる。また、ハンド開放時
に、ワークがハンドの一方と接触することにより傾斜し
て落下すること等は発生しない。
【0013】請求項2記載の発明では、ハンド部を開閉
させるために、ラックと、ラックを移動させる回転駆動
機構と、この回転駆動機構の横移動を規制するプランジ
ャーと、ラックの移動範囲を規制するストッパが設けら
れたことにより、第1及び第2ハンドが所定幅で開閉さ
れるまでの間は、回転駆動機構を横移動しないようにプ
ランジャーで固定し、引き続き回転駆動機構の回転に伴
い、この回転駆動機構の横移動距離の2倍の距離で第2
ハンドが開閉移動する。
【0014】
【実施例】本発明の一実施例として、メッキ装置の後処
理部に設けられたハンドリング装置について、図面に基
づいて説明する。
【0015】(1)主な実施例の構成 … 図1〜図6 本実施例のハンドリング装置について、図1乃至図6に
基づき説明する。なお、図1は本実施例のハンドリング
装置の設けられたメッキ装置全体を示す斜視図、図2は
ハンドリング装置を示す正面断面図、図3は同じく平面
図、図4は同じく要部側面断面図、図5はハンド部の構
成を示す説明図、図6はハンド部の開閉状態を示す説明
図である。
【0016】本実施例のハンドリング装置は、複数個の
ICのモールドされたワーク、例えばリードフレームR
にメッキを施すためのメッキ装置の後処理部に設けられ
たものである。メッキ装置は、本体フレーム100内部
に、リードフレームRを搬送するための搬送機構Aが無
端状に設けられ、その周囲にリードフレームR供給部
B、メッキの前処理部C、メッキ処理部D、後処理部
E、及びリードフレームR回収部Fが順に配設されてい
る。ハンドリング装置はリードフレームR回収部Fに設
けられている。そして、このハンドリング装置は、後処
理部Eの送り機構502により、リードフレームRの長
尺方向が移動方向と直交した状態で、後部側縁(後端)
を基準として搬送されてくるリードフレームRを、収納
容器(カートリッジ)に移送するために設けられてい
る。なお、送り機構502は、リードフレームRが送り
機構502の端部の受渡域Nに後端を基準として定置さ
れるように構成されている。
【0017】本実施例のハンドリング装置は、リードフ
レームRの長尺方向の両側縁部(前端及び後端)を挟持
するハンド部とそのハンドの開閉手段、及びハンド部を
上下方向に移動させる昇降手段と、前後方向に移動させ
る水平移動手段とが設けられている。
【0018】ハンドケース601の下部には、ハンド部
として、一対の回収用ハンド602,603が前後方向
に対向して設けられている。この前方側の第1ハンド6
02は、下方に開口する略コ字形板状に形成されてい
る。一方、後方側の題意2ハンド603は、略I字形板
状に形成され、第1ハンドの中間開口部と対向する位置
に配置されている。これら一対の回収用ハンド602,
603には、それぞれ吊下げ部材604を介して回収用
ハンドと直交する方向に、長尺なラック取付部が対向し
て設けられている。ここで、第1ハンド602側を第1
ラック取付部605、第2ハンド側603を第2ラック
取付部606とする。これらのラック取付部605,6
06は、ハンドケース601内面に設けられた第1及び
第2の各ガイド溝607に摺動自在となっている。
【0019】各ラック取付部605,606の上部に
は、それぞれのラック取付部と同一長のラック608,
609が配置され、出力ギア610a側に、対向する各
側面に歯が設けられている。なお、第1及び第2のラッ
ク608,609間には、回転駆動機構として、例えば
ロータリーシリンダ610の出力ギア610aが配置さ
れ、各ラック608,609と噛み合わされている。こ
のロータリーシリンダ610は、ハンドケース601の
上部に水平方向に設けられたガイド部601aに沿っ
て、移動可能に配設されている。更に、ガイド部601
aには、第1ハンド602の移動中におけるロータリー
シリンダ610の水平方向への移動を規制するプランジ
ャー611が設けられている。
【0020】前記のラック608の移動範囲を規制する
ために、ガイド溝の端部にはストッパが設けられてい
る。第1ハンド602のガイド溝607aには前端部に
第1前部ストッパ612が、後端部に第1後部ストッパ
613が設けられ、第1ラック608の摺動範囲は例え
ば10mmとなるように構成されている。
【0021】上述のハンド部は、次の様な昇降手段及び
水平移動手段に接続されている。昇降手段として、ハン
ドケース601の右側面に支持部材615が突出して設
けられ、この支持部材に上方に垂直に伸びる2本のガイ
ド棒616が、前後の2カ所に設けられている。これら
ガイド棒616は、支持ブラケット617に固定された
2本のブッシュ618の垂直に形成された摺動孔内を摺
動自在となっている。この駆動手段として、支持ブラケ
ット617には、2本のブッシュ618間に昇降シリン
ダ619が設けられている。また、この支持ブラケット
617の右側面にはガイド部材620が設けられ、前後
の水平方向に設けられたガイドレール559に摺動自在
に係合している。このガイドレール559には、ハンド
部の移動範囲が送り機構502の受渡域Nから収納容器
までの間となるように、支持ブラケット617の移動を
規制するための前後規制用ストッパ(図示せず)が設け
られている。更に、ハンド部の前後方向の駆動手段とし
て、支持ブラケット617の上部には、前後の水平方向
へ伸縮する前後シリンダ622が接続されている。
【0022】(2)主な実施例の作用効果 以上のような構成のハンドリング装置は、前記後処理部
Eにより処理され、送り機構502の受渡域Nまで送ら
れたリードフレームRを、一枚ずつカセットに収納す
る。
【0023】この時、まずハンドリング装置のハンド部
の回収用の第1及び第2ハンド602,603が、それ
ぞれ開放された状態で、受渡域N上部に待機している。
【0024】リードフレームRが受渡域Nに移動してき
て、後端を基準として所定位置に停止(定置)すると、
受渡域N上部に待機しているハンド部が下降する。そし
て、ロータリーシリンダ610を駆動させて、第1及び
第2ハンド602,603を閉じてリードフレームRを
挟持する。この時、第1段階では、ロータリーシリンダ
610はプランジャー611により移動が規制されて固
定状態となっている。このロータリーシリンダ610の
出力ギア610aが右方向に回転することにより、第1
ラック608が後方に、第2ラック609が前方に移動
する。ここで、各ラック608,609の移動距離が1
0mmになると、第1ラック608が第1後ストッパに
当接し、移動が停止する。これと同時に、プランジャー
611によるロータリーシリンダ610の横移動の規制
が解除される。そして、第2段階として、ロータリーシ
リンダ610の出力ギア610aの回転により、第2ラ
ック609が更に移動すると共に、固定された第1ラッ
ク608との噛み合いによりロータリーシリンダ610
がガイド部601aに沿って前方に移動する。したがっ
て、第2ラック609の移動は、ロータリーシリンダの
移動した距離の2倍、例えば40mm移動することにな
る。
【0025】上述の各ラック608,609の移動によ
り、各ラックに接続された第1及び第2ハンド602,
603は次のように移動する。すなわち、第1ハンド6
02は、リードフレームRの前端方向に所定距離10m
m移動して停止する。一方、第2ハンド603は、第1
ハンド602と共にリードフレームRの後端方向に所定
距離10mm移動した後、更にロータリーシリンダ61
0の移動した距離(20mm)の2倍、例えば40mm
移動する。そして、リードフレームRの後端に当接した
後、リードフレームRの前端が第1ハンド602に当接
するまで移動する。
【0026】このようにして、リードフレームRがハン
ドにより挟持されると、昇降シリンダ619により、前
述と逆にハンド部を上昇させる。上昇が終了すると、前
後シリンダ622により、ハンド部の支持される支持ブ
ラケット617を、ガイドレール559に沿って前方の
カセット回収部630位置まで移動させる。この時、第
1ハンド602と収納容器631の前端とが垂直方向に
一致した位置となる。そして、リードフレームRが容器
に収納可能な位置までハンド部を下降させた後、ロータ
リーシリンダ610により第1及び第2ハンド602,
603を共に10mm開放し、リードフレームRは、そ
の前端が収納容器631の前端部と一致し、水平な状態
で収納される。
【0027】このようなハンドリング装置では、後処理
部Eまで搬送してきたリードフレームRを、後処理部の
受渡域Nから収納容器に移送するために、前端または後
端をを基準として挟持するため、リードフレームRの幅
に関係なく、回収用の収納容器631に容易に回収する
ことができ、また、前後シリンダ622の水平移動のス
トロークがリードフレームRの幅の大小にかかわらず、
常に一定で良いため、装置が小型簡素化できる。
【0028】(3)他の実施例 なお、本発明は上述した実施例に限定されるものではな
く、具体的な各部材の形状、或いは各々の取付け位置及
び方法等は適宜変更可能である。
【0029】また、実施例では、リードフレームRの移
送手段であるハンドリング装置について記述したが、リ
ードフレームRに限定されず、各種の長尺板状物のワー
ク移送手段として適宜使用が可能である。
【0030】更に、実施例では後端基準に移動されたも
のを前端基準として移送することについて記述したが、
この逆に前端基準で定置されたワークを、後端基準で容
器に収納または搬送手段に移送するように構成すること
も可能である。また、各ラック608,609の初期の
移動範囲は10mmに限定されず、適宜変更可能であ
る。一方、第2ラック609の第2段階の移動距離は4
0mmとなるように設定することに限定せず、適宜変更
可能である。また、回転駆動機構としては、ロータリー
シリンダにかえて、電動機としてもよい。
【0031】また、ハンド部の移動方向は上下方向と、
水平方向に限定されず、ハンド部の支持部材を回動させ
て水平状態を垂直状態として次工程に供給することも可
能である。
【0032】更に、ハンド部の開閉手段は、ラックと、
ラックを移動させるロータリーシリンダと、ロータリー
シリンダの移動を規制するプランジャーに限定されさ
ず、適宜変更可能である。
【0033】
【発明の効果】本発明のハンドリング装置では、搬送さ
れているワークを前端または後端を基準として掴み換え
て、容易に次工程に移送または容器に収納させることが
できる。また、水平移動手段の前後シリンダのピストン
のストロークがワークの幅の大小にかかわらず、常に一
定でよいため、装置が小型・簡素化できる。そして、ハ
ンドリング装置の設けられた機構の設置面積を縮小する
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるハンドリング装置の設
けられたメッキ装置全体を示す斜視図。
【図2】ハンドリング装置を示す正面断面図。
【図3】図2の平面図。
【図4】図2の要部側面断面図。
【図5】ハンド部の構成を示す説明図。
【図6】ハンド部の開閉状態を示す説明図。
【図7】従来技術の中心基準の開閉を行うハンド部の構
成を示す説明図。
【図8】図7のハンド部の開閉状態を示す説明図。
【図9】従来技術の一方のハンドが固定配置されたハン
ド部の構成を示す説明図。
【図10】図9のハンド部の開閉状態を示す説明図。
【符号の説明】
R…リードフレーム A…搬送機構 B…リードフレーム供給部 C…前処理部 D…メッキ処理部 E…後処理部 F…リードフレーム回収部 502…送り機構 N…受渡域 557…支持板 559…ガイドレール 601…ハンドケース 601a…シリンダガイド部 602…第1ハンド 603…第2ハンド 604…吊下げ部材 605…第1ラック取付部 606…第2ラック取付部 607…ガイド溝 608…第1ラック 609…第2ラック 610…ロータリーシリンダ 611…プランジャー 612…第1前部ストッパ 613…第1後部ストッパ 615…支持部材 616…ガイド棒 617…支持ブラケット 618…ブッシュ 619…昇降シリンダ 620…ガイド部材 621…前後規制用ストッパ 622…前後シリンダ 631…回収用の収納容器 651…ラック 652…ピニオン H1…ハンド H2…第1ハンド H3…第2ハンド

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平な状態で搬送されているワークを、
    前端または後端を基準として掴み換えて次工程に移送ま
    たは収納容器に収納させるための、ワークを挟持・開放
    するハンド部と、このハンド部のハンドを開閉する開閉
    手段と、ハンド部を上下方向に移動させる昇降手段と、
    ハンド部を前後方向に移動させる水平移動手段からなる
    ハンドリング装置において、 前記ハンド部としてワークを挟持・開放する第1ハンド
    と第2ハンドとが設けられ、 第1ハンドは所定の開閉幅で開閉可能に設けられ、 第2ハンドは、ワークを挟持する時には、ワークの一方
    の端部と係合した後に他方の端部を第1ハンドに当接さ
    せるまで移動するように、且つ挟持しているワークを離
    す時には、第1ハンドと同時に同一の開閉幅で開放する
    ように設けられていることを特徴とするハンドリング装
    置。
  2. 【請求項2】 前記ハンド部のハンドを開閉する開閉手
    段が、各ハンドに設けられたラックと、ラックを移動さ
    せる回転駆動機構と、この回転駆動機構の移動を規制す
    るプランジャーと、ラックの移動範囲を規制するストッ
    パとからなり、第1及び第2のハンドが所定の開閉幅で
    開閉する間は、回転駆動機構の横移動を規制し、第1ハ
    ンドがストッパに当接して停止後、第2ハンドは回転駆
    動機構の移動距離の2倍ずつ移動してワークの端部を第
    1ハンドに当接させるまで移動し、ワークを離すとき
    は、第1及び第2ハンドを同時に同一の開閉幅で開放す
    るように構成したことを特徴とする請求項1記載のハン
    ドリング装置。
JP24577393A 1993-09-30 1993-09-30 ハンドリング装置 Pending JPH07100784A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017034002A1 (ja) * 2015-08-25 2017-03-02 積水化学工業株式会社 粘着剤層付き耐火部材
CN110450181A (zh) * 2019-09-04 2019-11-15 北京诚益通控制工程科技股份有限公司 一种自动取样机械手

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WO2017034002A1 (ja) * 2015-08-25 2017-03-02 積水化学工業株式会社 粘着剤層付き耐火部材
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