JPH07100740B2 - 耐火性シリコーンゴムの製造方法 - Google Patents

耐火性シリコーンゴムの製造方法

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JPH07100740B2
JPH07100740B2 JP4119964A JP11996492A JPH07100740B2 JP H07100740 B2 JPH07100740 B2 JP H07100740B2 JP 4119964 A JP4119964 A JP 4119964A JP 11996492 A JP11996492 A JP 11996492A JP H07100740 B2 JPH07100740 B2 JP H07100740B2
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政晴 高橋
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、耐火性に優れ、このた
め耐火電線等に好適な耐火性シリコーンゴムを優れたロ
ール作業性及び押出し成型性をもって工業的に有利に製
造できる耐火性シリコーンゴムの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
耐火電線の耐火部には、マイカにワニスなどを含浸させ
てリボン状にしたものを巻き付けているが、このリボン
巻き付けは作業が煩雑で人手がかかるという欠点があ
る。このため、耐火性付与組成物の押出し成型化が望ま
れており、特にシリコーンゴムに耐火性付与充填剤を配
合した組成物を用いた押出し成型法が要望される。
【0003】しかしながら、シリコーンゴムに耐火性を
付与するためマイカやセリサイトなどの耐火性付与充填
剤を添加する場合、その添加量を増していくと耐火性は
良くなるものの、それに伴ってロールによる混練作業
や、押出し成型が困難になり、ついには作業不能となる
という問題がある。
【0004】従って、良好なロール作業性及び押出し成
型性を持って、耐火性付与充填剤を高充填した耐火性シ
リコーンゴムを工業的に有利に製造する方法の開発が望
まれる。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明者は上記
要望に応えるため鋭意検討を重ねた結果、(A)下記平
均組成式(1)で示されるジオルガノポリシロキサン
と、(B)比表面積が100m2/g以上である補強性
シリカ粉末と、(C)マイカやセライト等の耐火性充填
剤と、(D)架橋剤とを(E)重合度10以下の環状又
は直鎖状のオルガノポリシロキサンで希釈して混合し、
押出し成型時又は成型後に上記(E)成分を除去するこ
とにより、優れた特性を有する耐火性シリコーンゴムを
簡単な操作で製造できることを見い出した。
【0006】 R1 nSiO(4-n)/2 …(1) (但し、式中R1は同一又は異種の非置換又は置換の1
価炭化水素基であり、nは1.95〜2.05の数であ
る。)
【0007】即ち、上記方法では希釈剤として(E)成
分のオルガノポリシロキサンを使用していることによ
り、マイカやセリライト等のシリコーンゴムに耐火性を
付与し得る耐火性充填剤を多量に配合してもロール作業
性や押出し成型性の低下がほとんどなく、それ故、優れ
た耐火性を有する上、架橋成型後、燃焼したときも元の
寸法、形状を維持することができ、耐火電線等として好
適な耐火性シリコーンゴムを良好なロール作業性や押出
し成型性をもって工業的に有利に製造し得ることを知見
し、本発明をなすに至ったものである。
【0008】以下、本発明につき更に詳述すると、本発
明の(A)成分は耐火性シリコーンゴムの基材となる成
分であり、下記平均組成式(1)で示される直鎖状又は
一部が分枝した直鎖状のジオルガノポリシロキサンであ
る。
【0009】 R1 nSiO(4-n)/2 …(1) (但し、式中R1は同一又は異種の非置換又は置換の1
価炭化水素基であり、nは1.95〜2.05の数であ
る。)
【0010】ここで、式中R1は同一又は異種の非置換
又は置換の1価炭化水素基であり、特に炭素数1〜8の
1価炭化水素基であることが好ましく、例えばメチル
基、エチル基、プロピル基、ブチル基等のアルキル基、
ビニル基、アリル基、ブテニル基等のアルケニル基、フ
ェニル基、トリル基等のアリール基やこれらの基の炭素
原子に結合した水素原子の一部又は全部をハロゲン原
子、シアノ基等で置換したクロロメチル基、トリフルオ
ロプロピル基、シアノエチル基などから選択される基が
好適である。また、nは1.95〜2.05であり、好
ましくは1.98〜2.02である。なお、このジオル
ガノポリシロキサンは25℃における粘度が100cs
以上、特に10,000〜10,000,000である
ことが好ましく、100cs未満では硬化後のゴムが脆
くなる場合がある。
【0011】次に、(B)成分である補強性シリカ粉末
は、シリコーンゴムに適度の硬さを与え、かつ引っ張り
強さ等の機械的な強度を向上させるもので、比表面積が
100m2/g以上、好ましくは100〜400m2/g
のシリカ粉末が使用される。
【0012】このような補強性シリカ粉末としては、具
体的にヒュームドシリカ、焼成シリカ、沈降シリカ等を
単独又は2種以上を組合せて用いることが好ましい。な
お、上記補強性シリカ粉末は、鎖状オルガノポリシロキ
サン、環状オルガノポリシロキサン、ヘキサメチルジシ
ラザン、ジクロルジメチルシラン等で表面処理して用い
てもよい。
【0013】補強性シリカ粉末の配合量は、(A)成分
のジオルガノポリシロキサン100重量部に対して10
〜100重量部、特に10〜70重量部の範囲が好まし
い。配合量が100重量部より多い場合、ゴム強度がか
えって低下したり圧縮永久歪が大きくなったりする場合
があり、10重量部より少ないと十分な機械的強度が得
られなくなってしまう場合がある。
【0014】本発明に使用される(C)成分の耐火性充
填剤はシリコーンゴムに耐火性能を付与し得るものであ
り、400℃〜600℃程度の高温での熱膨張、収縮変
化を小さくしてクラック発生率を大きく低減させる作用
をなすものである。
【0015】この場合、耐火性充填剤としては、例えば
白雲母(マスコバイト)、黒雲母(バイオタクト)、金
雲母(フロコバイト)などのマイカや、非マイカとして
のセリサイト等が挙げられる。
【0016】なお、これら耐火性充填剤はいずれもアス
ペクト比の高いほうが補強効果が優れており、400℃
〜600℃程度の高温での熱膨張、収縮変化が小さくな
るので、実用上からはアスペクト比が10以上、特に5
0以上であることが好ましい。
【0017】(C)成分の添加量は、(A)成分100
重量部に対して30〜500重量部、特に40〜150
重量部の範囲が好ましく、30重量部未満であると充分
な耐火性が得られない場合があり、500重量部を越え
るとシリコーンゴムが脆くなって柔軟性が得られず、実
用性に乏しくなる場合がある。
【0018】次いで、本発明に使用される(D)成分の
架橋剤は、触媒の存在下または不在下で(A)成分をゴ
ム状に硬化させるためのものであり、これは架橋方法に
応じて選択され、具体的には加熱硬化型の有機過酸化
物、付加反応型のオルガノハイドロジェンポリシロキサ
ンなどが好適に使用される。
【0019】この有機過酸化物としては、過酸化物硬化
型シリコーンゴムを硬化させるために通常使用されるも
のであれば特に制限なく用いることができ、例えばベン
ゾイルパーオキサイド、ビス(2,4−ジクロロベンゾ
イル)パーオキサイド、ジ−t−ブチルパーオキサイ
ド、2,5−ジメチル−ジ−t−ブチルパーオキシヘキ
サン、t−ブチルパーベンゾエート、t−ブチルパーオ
キシイソプロピルカーボネート、ジクミルパーオキサイ
ド等が挙げられる。これらは、1種を単独でも2種以上
を組合せて用いてもよい。また上記有機過酸化物は、
(A)成分100重量部に対して、通常0.3〜6重量
部の範囲で使用する。
【0020】更に、オルガノハイドロジェンポリシロキ
サンとしては、一分子中に2以上のSiH基を有するオ
ルガノポリシロキサンであればよく、直鎖状、環状又は
分枝状のいずれであってもよい。また、このようなSi
H基は、ポリシロキサン鎖の末端でもよいし、途中にあ
ってもよい。上記オルガノハイドロジェンポリシロキサ
ンは、(A)成分のジオルガノポリシロキサンのアルケ
ニル基1モル当たり、SiH基が0.5〜10モル、特
に1〜5モルとなる割合で使用することが好ましい。
【0021】なお、架橋剤としてオルガノハイドロジェ
ンポリシロキサンを使用する場合は、付加反応触媒とし
て、白金族金属化合物を必要とする。この白金族金属系
触媒は、(A)成分のジオルガノポリシロキサン中のア
ルケニル基と架橋剤としてのオルガノハイドロジェンポ
リシロキサン中のSiH基とのヒドロシリル化反応の触
媒として作用するものである。
【0022】白金族金属系触媒としては、例えば米国特
許第2,970,150号に記載されている微粉末金属
白金触媒、米国特許第2,823,218号に記載され
ている塩化白金酸触媒、米国特許第3,159,601
号及び同3,159,662号に記載されている白金−
炭化水素錯化合物、米国特許第3,516,946号に
記載されている塩化白金酸−オレフィン錯化合物、米国
特許第3,775,452号、同3,814,780号
に記載されている白金−ビニルシロキサン錯体などを使
用することができる。
【0023】白金族金属系触媒の使用量はシリコーンゴ
ム組成物を硬化させるのに充分な量であればよいが、経
済的見地及び良好な硬化状態を得るためには、(A)成
分のジオルガノポリシロキサンと架橋剤としてのオルガ
ノハイドロジェンポリシロキサンの合計量に対して0.
1〜1,000ppm、特に1〜100ppm(白金金
属として)の範囲での使用が好適である。
【0024】本発明においては、(E)成分として重合
度10以下の環状又は直鎖状のオルガノポリシロキサン
を配合する。この場合、(E)成分のオルガノポリシロ
キサンは、耐火性充填剤を多量に配合するための希釈剤
として使用するものであるが、それがシリコーンゴム中
に存在すると物理的に弊害になる場合が多いので、押出
し成型時又は成型後除去する必要があり、このため比較
的揮発性であることが望ましい。この理由からオルガノ
ポリシロキサンの重合度は10以下であり、かつ、環状
体又は直鎖状体である必要があり、このうち好ましくは
重合度2〜8の直鎖状もしくは重合度4〜8の環状のも
のであり、適度の揮発し易さの点から特に好ましくは環
状のものが使用される。また、上記(E)成分は(A)
成分や(D)成分との反応性がないか、乏しいものであ
ることが好ましく、これらを2種以上の混合物として使
用してもよい。
【0025】ここで、(E)成分のオルガノポリシロキ
サンは、分子中のけい素原子に直結する有機基が例えば
メチル基、エチル基、プロピル基、オクチル基、ビニル
基、フェニル基、3,3,3−トリフルオロプロピル基
などであることが好ましく、揮発し易さの点からメチル
基が最も好ましい。直鎖状のものにおいては、その分子
末端がトリオルガノシリル基、特にトリメチルシリル基
で封鎖されたものが好ましい。したがって、下記の一般
式で示されるものが好適に使用される。
【0026】
【化1】
【0027】なお、(E)成分の揮発性が余り大きすぎ
ると、混練時に飛散して希釈効果が薄れ、また揮発性が
余り小さいと、その除去が困難であることから、上記オ
ルガノポリシロキサンの中でも適度の揮発性を有するオ
クタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロ
ペンタシロキサンが好適に使用される。
【0028】更に、(E)成分の添加量は、(B)、
(C)成分の配合量によって変わるが、通常(A)成分
100重量部に対し5〜200重量部、特に10〜10
0重量部の範囲で使用することが好ましい。5重量部未
満では希釈剤としての効果が少ないため、(C)成分を
充分に配合できない場合があり、また、200重量部を
越えて使用することは不経済になる傾向がある。
【0029】本発明のシリコーンゴムには、必要に応じ
て(A)〜(E)成分以外に例えば、顔料、染料、老化
防止剤、酸化防止剤や、酸化アンチモン、塩化パラフィ
ン等の難燃剤、窒化ホウ素、酸化アルミニュウム等の熱
伝導性向上剤などを配合してもよい。また、シリコーン
ゴムに適宜配合されるそれ自体公知のゴム配合剤、例え
ば粉砕シリカ、けいそう土、酸化鉄、酸化亜鉛、酸化チ
タン、カーボンブラック、酸化バリウム、酸化マグネシ
ュウム、水酸化セリュウム、炭酸カルシュウム、酸化マ
グネシュウム、炭酸亜鉛、ガラスウール、溶融シリカ粉
末等を本発明の目的を損なわない限り添加配合しても差
し支えない。
【0030】而して本発明の耐火性シリコーンゴムの製
造方法においては、上述した(A)〜(E)成分をロー
ル混合やニーダーなどで混合する際、(E)成分を希釈
剤として使用してこれら成分を均一に混合し、押出し成
型又は成型後に(E)成分を除去するものである。これ
によって、(A)成分に(C)成分を多量に、しかも容
易に混合して、押出し成型することが可能となり、いま
まで得られなかった耐火性能を有するシリコーンゴムを
容易に得ることができる。
【0031】この場合、(A)〜(E)成分を同時に混
合してもよいが、(D)成分の種類によっては添加と同
時に硬化反応が始まるので、(D)成分を最後に混合す
るようにしてもよい。また、(C)成分と(E)成分は
一度に混合してもよいが、何回かにわけて添加したほう
が好ましい。
【0032】また、(E)成分の除去に特に限定はない
が、室温〜400℃で、常圧又は減圧下で除去すること
が好ましく、更に使用する(E)成分の種類やシリコー
ンゴムの状態によって異なるが、通常は窒素ガス、ヘリ
ウムガスなどの不活性ガス気流下で150℃〜300℃
に加熱することによって除去することができる。また、
沸点の高い(E)成分を使用した場合は減圧下で加熱し
て除去してもよい。
【0033】
【発明の効果】本発明の製造方法によれば、耐火性充填
剤が高充填されて優れた耐火性を有する耐火性シリコー
ンゴムを優れたロール作業性、押出成型性をもって工業
的に有利に製造することができる。この耐火性シリコー
ンゴムは上記特性を有し、架橋成型後、燃焼したときも
元の寸法、形状を維持し得るので、耐火電線等として有
効に利用することができる。
【0034】
【実施例】以下、実施例及び比較例を示して本発明を具
体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限される
ものではない。
【0035】〔実施例1〜4、比較例1,2〕ジメチル
シロキサン単位94.825モル%、メチルビニルシロ
キサン単位0.15モル%、ジフェニルシロキサン単位
5モル%、ジメチルビニルシロキサン単位0.025モ
ル%からなる平均重合度5,000のガム状のオルガノ
ポリシロキサン100重量部に、分散剤としてのジフェ
ニルシランジオール3重量部と末端シラノール基含有ジ
メチルポリシロキサン(平均重合度10)4重量部及び
アエロジル200〔日本アエロジル(株)製ヒュームド
シリカ〕40重量部を添加し、2本ロールで混練し、次
いで150℃で4時間加熱処理してベースコンパウンド
Iを調製した。
【0036】また、ジメチルシロキサン単位99.82
5モル%、メチルビニルシロキサン単位0.15モル
%、ジメチルビニルシロキサン単位0.025モル%か
らなる平均重合度8,000のガム状のオルガノポリシ
ロキサン100重量部に、分散剤としてのジフェニルシ
ランジオール1重量部と末端シラノール基含有ジメチル
ポリシロキサン(平均重合度10)5重量部及びアエロ
ジル200 50重量部を添加し、2本ロールで混練
し、次いで150℃で4時間加熱処理してベースコンパ
ウンドIIを調製した。
【0037】次に、表1に示すようにこれらのベースコ
ンパウンドに表1に示した量のマイカ、石英粉、希釈剤
(オクタメチルシクロテトラシロキサン)、更には塩化
白金酸のアルコール溶液(Pt濃度2%)0.1重量
部、硬化剤として2,4−ジクロロベンゾイルパーオキ
サイド0.7重量部を2本ロールで混練した。均一に混
練後、120℃で10分間加圧成型して厚さ2mmのゴ
ムシートを作成し、更に窒素ガスを流した200℃の乾
燥機で4時間加熱処理して希釈剤を除去した。このシー
トについて各種物性を測定した。また、シリコーンゴム
コンパウンドをシリンダー直径が40mm、シリンダー
長さLと直径Dとの比がL/D=12で外径10mmの
ダイをとりつけた押出し機に供給し、押出し性を観察し
た。更に、押出した丸棒状のゴムを窒素ガスを流した2
50℃の乾燥機で4時間加熱処理して硬化させ、同時に
希釈剤を除去し、耐火性能を見るため、この硬化した丸
棒状のゴムを600℃の電気炉で3時間燃焼させた後の
クラックの発生を観察した。以上の結果を表1に示す。
【0038】
【表1】
【0039】表1の結果より、本発明方法で製造したシ
リコーンゴムは耐火性に優れ、ロール作業性及び押出し
成型性が良好であることが確認された。これらに対し、
希釈剤のオクタメチルテトラシロキサン無添加で製造し
たシリコーンゴム(比較例1)は成型不可能であり、ま
たマイカ無配合では耐火性が得られず、いずれも非実用
的なものであった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B29C 47/00 9349−4F (72)発明者 佐藤 輝和 群馬県碓氷郡松井田町大字人見1番地10 信越化学工業株式会社 シリコーン電子材 料技術研究所内 (56)参考文献 特開 昭53−88055(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)下記平均組成式(1)で示される
    ジオルガノポリシロキサン R1 nSiO(4-n)/2 …(1) (但し、式中R1は同一又は異種の非置換又は置換の1
    価炭化水素基であり、nは1.95〜2.05の数であ
    る。) (B)比表面積が100m2/g以上である補強性シリ
    カ粉末 (C)耐火性充填剤及び (D)架橋剤を (E)重合度10以下の環状又は直鎖状のオルガノポリ
    シロキサンで希釈して混合し、押出し成型時又は成型後
    に前記(E)成分を除去することを特徴とする耐火性シ
    リコーンゴムの製造方法。
JP4119964A 1992-04-14 1992-04-14 耐火性シリコーンゴムの製造方法 Expired - Lifetime JPH07100740B2 (ja)

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WO2019031890A1 (ko) * 2017-08-10 2019-02-14 주식회사 케이씨씨 실리콘 코팅용 조성물

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GB0703886D0 (en) * 2007-02-28 2007-04-11 Beele Eng Bv System and method for sealing in a conduit a space between an inner wall of the conduit and at least one pipe or cable extending through the conduit

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