JPH07100563B2 - フイニツシヤ付きソ−タ - Google Patents

フイニツシヤ付きソ−タ

Info

Publication number
JPH07100563B2
JPH07100563B2 JP61285056A JP28505686A JPH07100563B2 JP H07100563 B2 JPH07100563 B2 JP H07100563B2 JP 61285056 A JP61285056 A JP 61285056A JP 28505686 A JP28505686 A JP 28505686A JP H07100563 B2 JPH07100563 B2 JP H07100563B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
bin
mode
flag
staple
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP61285056A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63139873A (ja
Inventor
邦彰 石黒
琢磨 石川
Original Assignee
ミノルタ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ミノルタ株式会社 filed Critical ミノルタ株式会社
Priority to JP61285056A priority Critical patent/JPH07100563B2/ja
Priority to US07/124,927 priority patent/US4801133A/en
Publication of JPS63139873A publication Critical patent/JPS63139873A/ja
Publication of JPH07100563B2 publication Critical patent/JPH07100563B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Collation Of Sheets And Webs (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、複写機等から排出されたシートを分配し、ス
テープル手段で綴じる様にしたフィニッシャ付きソー
タ、特にその制御手段に関する。
従来技術とその問題点 近年、複写機のペーパーハンドリングの自動化の要求に
より、自動原稿搬送装置やコピー済みシートのソーティ
ング,グルーピングを行なうソータ等のオプションが種
々開発され、実用に供されている。その最終形態の一つ
としてソータに分配収容されたシートを自動的にステー
プルしてスタックしていくフィニッシャ付きソータが要
求されており、既に、大型複写機の一部では実用化され
ている。
ところで、この種のフィニッシャ付きソータにあって
は、複写機等の本体部とソータ部とステープル部とはオ
ンラインで制御されており、ステープル機能だけを単独
で使用したいという要望には応えられないという問題点
を有している。
問題点を解決するための手段 以上の問題点を解決するため、本発明に係るフィニッシ
ャ付きソータは、 (a)ステープル処理を行なう所定位置にシートがある
か否かを検出する手段と、 (b)前記複写機等の本体部とソート手段とステープル
手段とを共動して動作せしめるオンラインモートと、ス
テープル処理を単独で行なうオフラインステープルモー
ドとを有し、このオフラインステープルモードの選択時
に前記シート検出手段にてシートが差し込まれたことが
検出されるとステープル処理を行なう制御手段と、 を備えたことを特徴とする。
作用 即ち、以上の構成において、通常は複写機等の本体部と
ソート手段とステープル手段とが共動してオンラインで
制御され、オフラインステープルモードの選択時にシー
ト検出手段にてシートが差し込まれたことが検出される
と、自動的にステープル処理が実行される。これにて、
ステープル機能のみを単独で使用することが可能とな
り、別途スイッチ等を操作する必要なく、シートの差し
込み動作だけでステープル処理が開始されることとな
る。
実施例 [全体構成] 本発明に係るフィニッシャ付きソータ(40)は、第1図
に示す様に、複写機(1)の側部に付設されたもので、
複写機(1)には自動給紙装置(15)と自動原稿搬送装
置(30)(以下ADFと記す)が付設されている。
複写機(1)は、周知の電子写真法によるもので、矢印
(a)方向に回転駆動される感光体ドラム(2)上に
は、まず、帯電チャージャ(3)にて一定の電荷が付与
され、光学系(4)が矢印(b)方向にスキャンするこ
とによりADF(30)にて所定位置にセットされた原稿が
スリット露光される。これにて、感光体ドラム(2)上
に形成された静電潜像は磁気ブラシ式の現像装置(5)
にてトナー像とされ、転写チャージャ(6)にてシート
に転写される。
シートは複写機(1)内のエレベート式及びカセット式
の自動給紙装置(10),(11)あるいは機外に付設した
自動給紙装置(15)の三段の給紙カセット(16),(1
7),(18)のいずれかから選択的に1枚ずつ給紙さ
れ、タイミングローラ対(19)にて所定のタイミングで
前記転写部に送られる。転写後のシートは搬送ベルト
(20)にて定着装置(21)に送り込まれ、ここでトナー
像の定着を行なった後、排出ローラ対(22)からソータ
(40)に送り込まれ、排出ローラ対(22)の直前で排出
スイッチ(SW3)(第2図参照)にてその通過が検出さ
れる。また、複写機(1)には、両面コピー,合成コピ
ーを行なうための再給紙装置(25)が内蔵され、排出ロ
ーラ対(22)の手前にはそのためのシート搬送切り換え
爪(26)が設置されている。
一方、感光体ドラム(2)は転写後も矢印(a)方向に
回転を続け、ブレード方式のクリーニング装置(7)に
て残留トナーを払拭されると共に、イレーサランプ
(8)にて残留電荷を消去され、次回のコピー動作に備
える。
ADF(30)は、それ自体周知のもので、原稿トナー(3
1)上に載置された原稿を給紙ローラ対(32)にて1枚
ずつ給紙し、搬送ベルト(34)の回転にて原稿台ガラス
(29)上の所定位置にセットする。画像露光後、原稿は
搬送ベルト(34)の回転にて反転搬送路(35)を通じて
排出トレイ(36)上に排出される。
ソータ(40)は、第2図に示す様に、シートを各ビン
(60)に分配するソータ部(41)と、シートを綴じるス
テープル(100)を有するステープル部(90)と、ステ
ープル処理されたシートを積載収容するスタック部(11
0)とから構成されており、ステープル部(90)はソー
タ部(41)の下部に配置され、スタック部(110)はス
テープル部(90)の下部に配置されている。
[ソータ部の構成と動作] ビン(60)は、第2図,第3図に示す様に、ソータ部
(41)側にシートの逆流を防止する爪(60a)と、側方
へ突出したトラニオン(61)とを備え、このトラニオン
(61)がソータ(40)のフレームに取り付けられたガイ
ドユニット(65)に形成された上下方向に延在する溝部
(65a)に係合することにより、ビン(60)の移動を上
下方向に規制している。また、各ビン(60)はビン受け
(62)上に積載した状態で支持され、以下に説明するフ
ローティングカム(50)の回転に伴ってトラニオン(6
1)をシフトさせ、ビン間隔を広くする様になってい
る。
ソータ部(41)は、複写機(1)の排出ローラ対(22)
に対向するシート搬送部(42)とビン(60)との両者が
上下方向に相対移動することにより、複写機(1)から
排出されたシートを各ビン(60)に分配収容する。シー
ト搬送部(42)は、第3図に示す様に、ガイド面(52
a)を有する上側ユニット(52)と、ガイド面(43a)を
有する下側ユニット(43)と、送り出しローラ(47),
ピンチローラ(55)とで構成され、シートはガイド面
(52a),(43a)の間を通過してローラ(47),(55)
から各ビン(60)へ搬送される。
下側ユニット(43)は、ビン(60)側の端部にシート搬
送方向[矢印(c)]に対して直角に設けられた支軸
(44)の両端が、第4図,第5図にも示す様に、カラー
(45)を介してガイドユニット(65)を設けたレール部
(65b)に係合することにより、上下方向に揺動可能で
あると共に、複写機(1)側に設けられたピン(46)が
ガイド部材(66)に支持されることによって、水平方向
に摺動可能とされている。
前記支軸(44)には、複数の送り出しローラ(47)を固
定したローラ軸(47a)が回転自在に装着され、このロ
ーラ軸(47a)には揺動板(48)が懸架されている。揺
動板(48)はロッド(49)にて連結され、下部が前記ビ
ン(60)の逆流防止爪(60a)の間に位置している。さ
らに、支軸(44)の両端には、第6図,第7図に示す様
に、外周部に180゜の間隔で切り欠き(50a),(50b)
が形成されたフローティングカム(50)が固定されてい
る。このフローティングカム(50)は送り出しローラ
(47)とは別の駆動源にて180゜ずつ間欠的に回転駆動
され、下側ユニット(43)を支持すると共に、外周部に
トラニオン(61)が当接することにより、ビン(60)の
後端をも支持する。また、フローティングカム(50)
は、第7図に示す様にボトムビンポジション(X1)から
トップビンポジション(X2)まで上下動可能であり、各
ポジションに位置することは各検出スイッチ(SW1),
(SW2)にて検出される様になっている。さらに、第3
図に示す様に、下側ユニット(43)にはビン(51a)を
支点として回動自在なアクチュエータ(51)と、このア
クチュエータ(51)が搬送されるシートに当接して回動
することによりオン,オフするフォトセンサ(Se1)と
が設置されている。
一方、上側ユニット(52)は、ビン(60)側の係合片
(53)が前記レール部(65b)に係合することにより、
上下方向に揺動可能であると共に、複写機(1)側に設
けられたピン(54)がソータ(40)の上蓋(67)に設け
たガイド部材(68)に係合することによって、水平方向
に摺動可能とされている。この上側ユニット(53)には
ピンチローラ(55)が支軸(55a)を介して回転自在に
装着され、かつ搬送されるシートの除電ブラシ(56)が
設置され、ピンチローラ(55)は自重で前記送り出しロ
ーラ(47)上に圧接して従動回転可能である。
また、このソータ部(41)には、各ビン(60)の後端に
光軸が位置する透過型フォトセンサ(Se5)(第2図参
照)が設置され、各ビン(60)へのシートの分配収容の
有無を検出する様になっている。
以上の構成において、フローティングカム(50)は矢印
(d)とは逆方向に180゜ずつ逆転することによって外
周部に摺動するトラニオン(61)を切り欠き(50a)に
取り込み、自ら上方に移動すると共に、取り込んだトラ
ニオン(61)を下方にシフトさせて次のトラニオン(6
1)と摺接する。この動作を繰り返すことにより、各ビ
ン(60)は1段ずつ下方にシフトされ、搬送部(42)は
上方に移動する。フローティングカム(50)はソートモ
ードが選択されたとき、第7図に示すボトムビンポジシ
ョン(X1)に位置し、この位置から順次上方に移動しつ
つ各ビン(60)の間隔を広げていく。複写機(1)から
排出されたシートは、ガイド面(52a),(43a)間を通
過し、送り出しローラ(47)とピンチローラ(55)に挾
持されてフローティングカム(50)にて間隔が広げられ
た各ビン(60)上に下段のビン(60)から順次分配収容
されていく。また、フローティングカム(50)は矢印
(d)方向に正転させることにより、各ビン(60)を順
次上方にシフトさせ、搬送部(42)と共に下方に移動す
る。
以上の構成からなるソータ部(41)にあっては、三つの
モードでのシートの収容が可能である。第1の1枚の原
稿を1コピーごとに各ビン(60)に分配してページ揃え
を行なうソートモードであり、第2は1枚の原稿ごとに
そのコピーを各ビン(60)に分配するグルーピングモー
ドである。第3は分配することなく一つのビン(60)に
収容するノンソートモードである。
[フィクスカムの構成と動作] 次に、各ビン(60)に分配収容されたシートを以下に説
明するステープルトレイ(91)まで搬送するためのフィ
クスカム(70)と搬送部(80)とについて説明する。
フィクスカム(70)は第6図,第8図に示す様に、外周
部に前記トラニオン(61)が係合可能な螺旋溝(70a)
を3回転刻設したもので、支軸(71)を介して図示しな
いモータにて正逆回転可能とされている。即ち、フィク
スカム(70)は矢印(e)方向に正転することにより、
前記フローティングカム(50)にてボトムビンポジショ
ン(X1)シフトされたビン(60)のトラニオン(61)を
螺旋溝(70a)でガイドしてシート取り出し位置(X3
まで降下させる。
一方、シート取り出し位置(X3)には、第8図に示す様
に、受け部材(72)が支軸(71)に上下動自在に、か
つ、コイルばね(73)にて上方に付勢された状態で設置
され、取り出し位置(X3)に降下したトラニオン(61)
を弾性的に保持する。この取り出し位置(X3)には取り
出しローラ(75)とそれに自重で圧接するピンチローラ
(76)及びシートガイド(78)が設置されている。ま
た、ボトムビンポジション(X1)から取り出し位置
(X3)の間には、第2図に示す様に、シート逆流防止ガ
イド(79)が設置されている。シートガイド(78)は、
第8図に示す様に、上面のガイド面(78a)が取り出し
位置(X3)に傾斜降下した各ビン(60)のシート逆流防
止爪(60a)よりも若干高くなる様に設置される。ピン
チローラ(76)は、第2図に示す様に、アーム(77)を
介して支軸(77a)にて回動自在に支持され、図示しな
いソレノイドをオン,オフすることにより取り出しロー
ラ(75)上に接離可能となっている。
さらに、前記フィクスカム(70)の支軸(71)の下端に
は、第10図に示す様に、駆動用のプーリ(86)とギヤ
(87a)が一体的に固定され、ギヤ(87a)はギヤ(87
b)を介してギヤ(87c)に噛合し、円板(88)がギヤ
(87c)と一体的に回転可能となっている。円板(88)
には図示しない切り欠きが形成され、この切り欠きをフ
ォトセンサ(Se2)が検出することにより、フィクスカ
ム(70)の回転数を制御可能とする。
搬送部(80)は、第2図に示す様に、前記ローラ(7
5),(76)と、搬送ローラ(81a),(81b)〜(83
a),(83b)と、ガイド板(84a),(84b),(85
a),(85b)とで構成されている。搬送ローラ(81
a),(82a),(83a)はゴム材からなり、搬送ローラ
(81b),(82b),(83b)はスポンジ材からなり、積
層されたシートの厚みを吸収可能とされている。
以上の構成において、前記ソータ部(41)でシートの分
配が終了すると、フィクスカム(70)が3回転矢印
(e)方向に回転される。これにてボトムビンポジショ
ン(X1)にあるビン(60)のトラニオン(61)が螺旋溝
(70a)にガイドされ、取り出し位置(X3)まで降下
し、受け部材(72)にて保持される。この取り出し位置
(X3)において、ビン(60)はボトムビンポジション
(X1)よりも大きな角度で傾斜し、分配収容されている
シートは自重にてガイド(78)のガイド面(78a)にガ
イドされつつ滑り降りる力が働く。取り出しローラ(7
5)はビン(60)とオーバーラップしており、ビン(6
0)が取り出し位置(X3)に到達した時点でシートの先
端部がローラ(75),(76)間に挾着される様な形にな
っており、シートはローラ(75),(76)により搬送ロ
ーラ(81a),(81b)は搬送される。このとき、シート
が下方にカールしていてもガイド(78),取り出しロー
ラ(75)にてガイドされることにより、確実に逆流防止
爪(60a)を越えてガイド板(84a),(84b)間に搬送
される。また、シートが上方にカールしていても逆流防
止ガイド(79)によりガイドされ、ガイド板(84a),
(84b)間に搬送される。
ピンチローラ(76)はシートがローラ(81a),(81b)
に挾持搬送された時点で、図示しないソレノイドが初期
状態においてオフされていることにより、取り出しロー
ラ(75)上から上方に退避し、前述の如くビン(60)が
取り出し位置(X3)に到達した時点で、ソレノイドがオ
ンされ、取り出しローラ(75)とでシートを挾み込む。
ここで、取り出しローラ(75),搬送ローラ(81a),
(81b),(82a),(82b),(83a),(83b)がそれ
ぞれ回転駆動され、シートが第2図中矢印(f)で示す
様に搬送ローラ(83a),(83b)からステープルトレイ
(91)上に送り込まれる。一方、前記フローティングカ
ム(50)は、この取り出し時において、第6図に示す様
に、ボトムビンポジション(X1)に対応する位置に位置
し、フィクスカム(70)に送り込まれる直前のビン(6
0)のトラニオン(61)を保持し、このポジション
(X1)にて180゜ずつ矢印(d)とは逆方向に間欠的に
逆転し、トラニオン(61)を順次フィクスカム(70)に
送り込む。本実施例にあっては、取り出し位置(X3)に
降下したビン(60)の傾斜角度を大きくしてシートが自
重で滑り出しやすくするため、ボトムビンポジション
(X1)と取り出し位置(X3)との間隔、換言すれば、こ
の間を移動するビン(60)のストロークを大きく設定し
ている。それ故、フィクスカム(70)の外周部に刻設し
た螺旋溝(70a)を3回転としてトラニオン(61)が上
下動する際のフィクスカム(70)のトルクを極力軽減し
ている。そして、フローティングカム(50)にてフィク
スカム(70)に送り込まれる直前のトラニオン(61)
[第6図中(A)で示す]を保持することにより、この
トラニオン(61)がフィクスカム(70)の2回転目、3
回転目で螺旋溝(70a)に送り込まれることを防止して
いる。
以上の如く、フローティングカム(50)の180゜ずつの
逆転及びフィクスカム(70)の3回転にて各ビン(60)
は1段ずつ取り出し位置(X3)に降下され、各ビン(6
0)に分配収容されたシートが搬送部(80)を通じてス
テープルトレイ(91)上に搬送される。
なお、取り出し位置(X3)に降下した各ビン(60)は、
受け部材(72)にて上方に付勢された状態で保持され、
シートが分配収容された全てのビン(60)からシートが
取り出された御、フィクスカム(70)が矢印(e)とは
逆方向に逆転駆動されること及びフローティングカム
(50)が矢印(d)方向に正転駆動されることにより、
上方に復帰する。
[ステープル部の構成と動作] ステープル部(90)は、第2図に示す様に、ステープル
トレイ(91)と、これを振動させるモータ(93)と、ガ
イド板(95)とストッパ(96)と、ステープラ(100)
とから構成されている。ステープルトレイ(91)は支軸
(92)を支点として揺動自在に設置され、モータ(93)
にて偏心ウエイト(94)を回転させることにより、ウエ
イト(94)の遠心力で振動する。この振動にて前記搬送
部から送られてきたシートをガイド板(95),ストッパ
(96)で規制しつつ整合させる。
ステープラ(100)は、第11図に示す様に、モータ出力
軸(101)を固定し、ピン(103)を支点として揺動自在
なアーム(104)にてカム(102)の周部とヘッド(10
5)とを連結したもので、モータによるカム(102)の矢
印(g)方向への回転にてアーム(104)を介してヘッ
ド(105)が上方に移動し、ステープル針(106)がトレ
イ(91)上に整合されたシートを綴じる。ステープル針
(106)はカートリッジ(107)に収納されており、前記
モータ出力軸(101)から回転駆動される搬送ベルト(1
08)にてヘッド部に送られる。
ストッパ(96)は支軸(97)を支点として図示しないソ
レノイドにて回動可能に設置され、常時はステープルト
レイ(91)の下端上に位置し、シート先端を位置決めす
る。このストッパ(96)はソレノイドがオンされると下
方に退避し、シートの位置決めを解除する。
また、このステープラ(100)にはステープル針(106)
のエンプティ検出用フォトセンサ(Se3)、ステープル
モータの回転数検出センサ(Se4)が設置され、センサ
(Se3)はステープル針(106)を直接検出し、センサ
(Se4)はモータ出力軸(101)に固定した円板(109)
の切り欠き(109a)を検出する様になっている。
さらに、このステープル部(90)には、ステープルトレ
イ(91)上のシートの有無を検出するフォトセンサ(Se
6)、及びステープラ(100)の着脱を検出するスィッチ
(SW4)が設置されている。
以上の構成において、前記搬送部(80)からステープル
トレイ(91)上に搬送されたシートは、モータ(93)の
回転に基づいてトレイ(91)が振動することにより、ガ
イド板(95),ストッパ(96)に規制されて整合され、
モータ(93)が停止すると共に、ステープルモータが駆
動されて綴じられる。綴じられたシートはソレノイドの
オンでストッパ(96)がトレイ(91)上から退避するこ
とによりトレイ(91)上から滑り落ち、ガイド板(98)
にガイドされてスタックトレイ(111)上に収容され
る。この様なステープル処理は、前記ビン(60)がフィ
クスカム(70)にて取り出し位置(X3)に降下され、シ
ートがステープルトレイ(91)上に搬送されてくるごと
に繰り返えされる。
[スタック部の構成] スタック部(110)は、スタックトレイ(111)から構成
され、前記ステープラ(100)で綴じられたシートを最
終的に積載収容する。スタックトレイ(111)は、第12
図に示す様に、シート(S)のステープル処理部分、即
ち、ステープル針(106)で綴じられた部分が位置する
部分に切り欠き(111a)が形成されている。これにて、
ステープラ(100)で綴じられたシートがトレイ(111)
上に積載収容された場合、ステープル処理部分が自重で
切り欠き(111a)に垂れ込み、ステープル処理部分のみ
が嵩高くなることが防止され、その分積載収容量が増大
することとなる。
[操作パネル] 本実施例においては、操作パネルは、第13図,第14図,
第15図に示す様に、複写機パネル(120)とADFパネル
(140)とソータパネル(150)との三箇所に設置されて
いる。
複写機パネル(120)は、ADF(30)を使用しないときに
コピー動作を開始させるためのプリントキー(121)、
マルチコピー動作を一時中断させるための割り込みキー
(122)、コピー動作を停止させたり置数を解除するた
めのクリア/ストップキー(123)、マルチコピー枚数
を設定するためのテンキー群(124)、コピー枚数や複
写機(1)の状態を表示するための表示部(125)、コ
ピー濃度を設定するためのアップダウンキー(126),
(127)及びその表示LED群(128)、コピーシートサイ
ズを選択するためのシート選択キー(129)及びその表
示LED群(130)、コピー倍率を選択するための倍率選択
キー群(131)及びその表示LED群(132)等が設けられ
ている。
ADFパネル(140)は、ADF動作をスタートさせるための
スタートキー(141)のみが設けられている。このスタ
ートキー(141)がオンされると、原稿トレイ(31)上
の原稿が順次自動的に原稿台ガラス(29)上に搬送さ
れ、コピー動作が開始される。
ソータパネル(150)は、ソータモード選択キー(151)
とその表示部であるノンソートモード表示LED(152)と
ソートモード表示LED(153)とグルーピングモード表示
LED(154)、フィニッシュモード選択キー(155)とそ
の表示部であるノンフィニッシュモード表示LED(156)
とフィニッシュモード表示LED(157)、フィニッシュス
タートキー(158)とその表示LED(159)が設けられて
いる。このLED(159)は点灯することによりフィニッシ
ュ処理中であることを表示し、点滅することによりステ
ープルトレイ(91)からコピーを除去する警告を表示す
る。また、ビン(60)からシートを除去する警告を表示
するLED(160)、ステープル針(106)のエンプティを
表示するLED(161)、ステープラ(100)のセット不良
を表示するLED(162)が設けられているソータモード選
択キー(151)は1回押すごとにノンソートモード,ソ
ートモード,グルーピングモードに順次切り換わると共
に、対応するLED(152),(153),(154)が点灯す
る。フィニッシュモード選択キー(155)も1回押すご
とにノンフィニッシュモードとフィニッシュモードとが
切り換わると共に、対応するLED(156),(157)が点
灯する。フィニッシュスタートキー(158)は1回押す
ごとにフィニッシュ動作のスタートとそのキャンセルを
出力すると共に、スタート辞にLED(159)が点灯する。
さらに、オフラインステープルモード選択キー(163)
とその表示LED(164)が設けられている。このLED(16
4)は点灯することによりオフラインステープルモード
が選択されていることを表示し、点滅することによりオ
フラインステープルモードが不可であることの警告を表
示する。このオフラインステープルモードとはステープ
ル処理のみを単独で実行するモードをいう。
[制御回路] 第16図は制御回路のブロック図であり、マイクロコンピ
ュータ(CPU)には複写機パネル(120),ADFパネル(14
0),ソータパネル(150)が接続され、さらにコピープ
ロセス手段(170),ADFプロセス手段(171)が接続さ
れ、かつ、ソータプロセス手段(172),フィニッシュ
プロセス手段(173)が接続され、それぞれの信号を交
換する。
第17図は制御回路の要部を示し、マイクロコンピュータ
(CPU)の入出力ポートには、プリントスイッチ,ADFス
タートスイッチ及びそれらに内臓されている表示LED(1
80),(181)、ソータパネル(150)の各選択スイッチ
及び各表示LED(152)…等が接続されている。
[制御手順] 次に、以上の複写機(1),ソータ(40)及び制御回路
に基づく制御手順について第18図以下を参照して説明す
る。
第18図は前記マイクロコンピュータ(CPU)のメインル
ーチンを示す。
マイクロコンピュータ(CPU)にリセットが掛かり、プ
ログラムがスタートすると、ステップ(S1)でランダム
アクセスメモリのクリア、各種レジスタのイニシャライ
ズ及び各装置を初期モードにするための初期設定を行な
う。次に、ステップ(S2)で内部タイマをスタートさせ
る。この内部タイマはメインルーチンの所要時間を定め
るもので、その値は予めステップ(S1)の初期設定でセ
ットされる。
次に、ステップ(S2a)〜(S8)で以下に詳述する各サ
ブルーチンを順次コールしていき、全てのサブルーチン
の処理が終了すると、ステップ(S9)で前記内部タイマ
の終了を待ってステップ(S2)に戻る。この1ルーチン
の時間の長さを使って各サブルーチン中の各種タイマの
カウントを行なう。
第18a図は前記ステップ(S2a)で実行されるオフライン
ステープル処理のサブルーチンを示す。
まず、ステップ(S300)でオフラインステープルスイッ
チ(163)がオンされたか否かを判定する。オンされて
いなければ直ちにこのサブルーチンを終了し、オンされ
ればステップ(S301)でオフラインステープルモードフ
ラグを「1」にセットし、ステップ(S302)でオフライ
ンステープルモード表示LED(164)をオンする。次に、
ステップ(S303)でフィニッシュ処理中か否かを判定
し、処理中であればステップ(S309)で警告フラグ(F1
0)を「1」にセットし、ステップ(S310)で表示部に
オフラインステープルモード不可を表示する。続いて、
ステップ(S311)でオフラインステープルモードフラグ
を「0」にリセットし、ステップ(S312)でオフライン
ステープルモード表示LED(164)をオフし、このサブル
ーチンを終了する。
一方、前記ステップ(S303)でフィニッシュ処理中でな
いと判定されると、ステップ(S304)で警告フラグ(F1
0)が「1」か否かを判定し、「0」であればステップ
(S307)へ移行し、「1」であればステップ(S305)で
警告フラグ(F10)を「0」にリセットし、ステップ(S
306)で表示部に表示されているオフラインステープル
モード不可の表示を解除し、ステップ(S307)へ移行す
る。次に、ステップ(S307)でステープルトレイ(91)
上にシートが有るか否かをセンサ(Se6)のオン,オフ
にて判定し、シートが有れば、即ち、オフラインでステ
ープル処理を行なうためにシートがトレイ(91)上に差
し込まれると、ステップ(S214)で以下に詳述するステ
ープル処理のサブルーチンを実行する。
続いて、ステップ(S308)でオフラインステープルスイ
ッチ(163)がオフか否かを判定し、このスイッチ(16
3)がオフされるまで以上のオフラインでのステープル
処理を継続する。アフラインステープルスイッチ(16
3)がオフされると、ステップ(S311)でオフラインス
テープルモードフラグを「0」にリセットし、ステップ
(S312)でオフラインステープルモード表示LED(164)
をオフして、このオフラインでのステープル処理を解除
し、メインルーチンへ戻る。
第19図は前記ステップ(S3)で実行される入力処理のサ
ブルーチンを示す。
まず、ステップ(S10)で複写機パネル(120)上のテン
キー群(124)により置数(A)が入力され、ステップ
(S11)で選択されたシートサイズ(SX)が入力され、
ステップ(S12)でADF(30)の使用が選択されているか
否かを判定する。使用が選択されているのであればステ
ップ(S13)でADFモードフラグを「1」にセットし、選
択されていなければステップ(S14)でADFモードフラグ
を「0」にリセットする。
次に、ステップ(S15)でソートモード設定のサブルー
チンを実行し、ステップ(S16)でフィニッシュモード
設定のサブルーチンを実行し、ステップ(S17)でソー
トモードフラグが「1」か否かを判定する。ソートモー
ドフラグが「0」であればソーティング及びステープル
処理が実行されることはないのでステップ(S22)に移
行し、「1」であればステップ(S18)でビン数(a)
を入力し、ステップ(S19)で前記置数(A)とビン数
(a)とを比較する。置数(A)がビン数(a)以下で
あればソートモードが実行可能であり、ステップ(S2
0)でフィニッシュモードフラグが「1」か否かを判定
する。フィニッシュモードフラグが「0」であればステ
ップ(S22)に移行し、「1」であればステップ(S21)
でシートサイズ(Sx)がA4サイズかB5サイズであるか否
かを判定する。本実施例におけるステープル処理可能な
シートサイズはA4又はB5であり、YESであればステップ
(S22)でその他の入力処理を実行する。
さらに、ステップ(S23)でプリントスイッチがオンさ
れたか否かを判定し、オンされていればステップ(S2
4)でコピーフラグを「1」にセットし、コピー処理を
可能とする。また、オンされていなければステップ(S2
5)でADFスタートスイッチがオンされたか否かを判定
し、オンされていれば前記ステップ(S24)を実行し、
オンされていなければこのサブルーチンを終了する。
一方、前記ステップ(S19)で置数(A)がビン数
(a)よりも大きいと判定されると、ステップ(S26)
で警告フラグ(F1)を「1」にセットし、ステップ(S2
7)でシステム動作を禁止する。この警告フラグ(F1)
は分配数がビン数をオーバーしていることを表示するた
めのものである。次に、ステップ(S28),(S36)で前
記ステップ(S23),(S25)と同様にプリントスイッチ
がオンされたか否か、及び、ADFスタートスイッチがオ
ンされたか否かを判定する。このステップ(S28)又は
(S36)でYES、即ち、警告が発せられてもコピーを実行
するというオペレータの意思が確認されると、ステップ
(S29)でノンソートモードフラグを「1」にセットし
てノンソートモードでの処理に切り換え、ステップ(S3
0)で警告フラグ(F1)を「0」にリセットし、ステッ
プ(S30a)でシステム動作の禁止を解除し、ステップ
(S37)でコピーフラグを「1」にセットする。
また、前記ステップ(S21)でシートサイズ(SX)がA4
サイズ又はB5サイズ以外であると判定されると、ステー
プル処理が不能であるため、ステップ(S31)で警告フ
ラグ(F2)を「1」にセットし、ステップ(S32)でシ
ステム動作を禁止する。この警告フラグ(F2)は選択さ
れたシートサイズが不適合であることを表示するための
ものである。次に、ステップ(S33),(S38)で前記ス
テップ(S23),(S25)と同様にプリントスイッチがオ
ンされたか否か、及び、ADFスタートスイッチがオンさ
れたか否かを判定する。このステップ(S33)又は(S3
8)でYES、即ち、警告が発せられてもコピーを実行する
というオペレータの意思が確認されると、ステップ(S3
4)でフィニッシュモードフラグを「0」にリセットし
てステープル処理を禁止し、ステップ(S35)で警告フ
ラグ(F2)を「0」にリセットし、ステップ(S35a)で
システム動作の禁止を解除し、ステップ(S39)でコピ
ーフラグを「1」にセットする。
第20図は前記ステップ(S15)で実行されるソートモー
ド設定のサブルーチンを示す。
このサブルーチンでは、各ステップ(S40),(S42),
(S44)でそれぞれノンソートモード,ソートモード,
グルーピングモードが選択されているか否かを判定し、
選択されていれば各ステップ(S41),(S43),(S4
5)でノンソートモードフラグ,ソートモードフラグ,
グルーピングモードフラグを「1」にセットする。
第21図は前記ステップ(S16)で実行されるフィニッシ
ュモード設定のサブルーチンを示す。
まず、ステップ(S50)でフィニッシュモードが選択さ
れているか否かを判定し、選択されていなければ直ちに
このサブルーチンを終了し、選択されていればステップ
(S51)でフィニッシュモードフラグを「1」にセット
し、ステップ(S52)でステープル許容枚数(Cb)を設
定する。次に、ステップ(S53)でステープル許可サイ
ズをA4,B5に設定し、ステップ(S54)でソートモードフ
ラグを「1」にセットしてソートモードでの処理を許容
する。
第22図はメインルーチンのステップ(S4)で実行される
表示処理のサブルーチンを実行する。
まず、ステップ(S60)でADFモードフラグが「1」か否
かを判定し、「1」であればADFモード表示LED(180)
を点灯し、「1」又は「0」いずれの場合もステップ
(S62)で表示LED(152),(153),(154)のいずれ
かを点灯して選択されたソータモードを表示する。ステ
ップ(S63)ではフィニッシュモードフラグが「1」か
否かを判定し、「1」であればステップ(S64)でフィ
ニッシュモード表示LED(157)を点灯する。
次に、ステップ(S65)で前記警告フラグ(F1)が
「1」か否かを判定し、「1」であればステップ(S6
6)で表示部(125)にビン数がオーバーであることを表
示する。ステップ(S67)では前記警告フラグ(F2)が
「1」か否かを判定し、「1」であればステップ(S6
8)で表示部(125)にシートサイズが不適合であること
を表示する。ステップ(S69)では警告フラグ(F3)が
「1」か否かを判定し、「1」であればステップ(S7
0)で表示部(125)にフィニッシュモードが不可である
ことを表示する。ステップ(S71)では警告フラグ(F
4)が「1」か否かを判定し、「1」であればステップ
(S72)で表示部(125)に原稿がエンプティであること
を表示する。ステップ(S73)では警告フラグ(F5)が
「1」か否かを判定し、「1」であればステップ(S7
4)で表示部(125)にフィニッシュ容量がオーバーであ
ることを表示する。ステップ(S75)では警告フラグ(F
6)が「1」か否かを判定し、「1」であればステップ
(S76)で表示部(125)にステープルトレイ(91)から
シートを除去する必要のあることを表示する。ステップ
(S85)では警告フラグ(F11)が「1」か否かを判定
し、「1」であればステップ(S86)でLED(160)を点
灯し、ビン(60)からシートを除去する必要のあること
を表示する。
次に、ステップ(S81)でコピーフラグが「1」か否か
を判定し、「1」であればステップ(S82)で、「0」
であればステップ(S83)でそれぞれ表示部(125)にコ
ピー枚数又は残りコピー枚数を表示する。続いて、ステ
ップ(S84)でその他の表示処理を実行し、このサブル
ーチンを終了する。
第23図はメインルーチンのステップ(S5)で実行される
コピーシステム処理のサブルーチンを示す。
まず、ステップ(S90)でADFモードフラグが「1」か否
かを判定し、「1」であればステップ(S91)でコピー
フラグが「1」か否かを判定し、「1」であればコピー
処理が許容されているのであるからステップ(S95)でA
DFコントロールのサブルーチンを実行し、ステップ(S9
7)に移行する。また、前記ステップ(S90)でADFモー
ドフラグが「0」であると判定されれば、ステップ(S9
6)でコピーフラグが「1」か否かを判定し、「1」で
あればステップ(S97)に移行する。ステップ(S91),
(S96)でいずれもコピーフラグが「0」であると判定
されれば、メインルーチンに戻る。
次に、ステップ(S97),(S100),(S102)でそれぞ
れノンソートモードフラグ,ソートモードフラグ,グル
ーピングモードフラグが「1」であることを確認のう
え、ステップ(S99),(S101),(S104)でノンソー
トモード処理,ソートモード処理,グルーピングモード
処理の各サブルーチンを実行する。さらに、ステップ
(S105)でコピー処理のサブルーチンを実行し、ステッ
プ(S106)でその他の処理のサブルーチンを実行する。
なお、前記ステップ(S99),(S104)で実行されるサ
ブルーチンは従来と同様の手順であり、その詳細は省略
する。
第24図は前記ステップ(S95)で実行されるADFコントロ
ールのサブルーチンを示す。
まず、ステップ(S120)で原稿トレイ(31)に原稿が有
るか否かをセンサのオン,オフにて判定し、有ればステ
ップ(S133)で警告フラグ(F4)が「1」か否かを判定
する。この警告フラグ(F4)は以下に説明するステップ
(S131)で「1」にセットされるが、「1」であればス
テップ(S134)で「0」にリセットする。そして、ステ
ップ(S121)で原稿給紙処理サブルーチン、ステップ
(S122)で原稿サイズ検出サブルーチン、ステップ(S1
23)で原稿搬送処理サブルーチンを実行する。原稿が無
ければステップ(S130)で原稿カウントが「0」か否か
を判定し、「0」であればステップ(S131)で警告フラ
グ(F4)を「1」にセットして原稿エンプティ表示を準
備し、ステップ(S132)でコピーフラグを「0」にリセ
ットし、メインルーチンに戻る。
一方、ステップ(S124)で光学系(4)がコピー枚数分
スキャンしたか否かを判定し、スキャンしたのであれば
スキャン終了フラグを「1」にセットする。そして、ス
テップ(S126)でスキャン終了フラグが「1」であるこ
とを確認のうえ、ステップ(S127)でスキャン終了フラ
グを「0」にリセットし、ステップ(S128)で原稿排出
処理サブルーチンを実行すると共に、ステップ(S129)
でその他の処理のサブルーチンを実行する。
なお、このADFコントロールサブルーチンは従来と同様
の手順であり、前記ステップ(S121)〜(123),(S12
8)の詳細は省略する。
第25a図,第25b図は前記ステップ(S101)で実行される
ソートモード処理のサブルーチンを示す。このサブルー
チンではフィニッシュモード選択の有無によりソータビ
ン(60)の動作を異ならしめている。これは、フィニッ
シュモード選択の有無でビン(60)からシートを取り出
す順序が異なることに対応してビン(60)への分配順序
が異なるためである。フィニッシュモードが選択されて
いる場合にはシートをステープル部(90)に送り出すた
めに下段のビン(60)から分配し、選択されていない場
合にはシートをオペルータが直接取り出しやすくするた
め、上段のビン(60)から分配する。
具体的には、ステップ(S140)でフィニッシュモードフ
ラグが「1」か否かを判定し、「1」であればステップ
(S141)でビン(60)内にシートが有るか否かをセンサ
(Se5)のオン,オフにて判定し、シートが無ければス
テップ(S184)で警告フラグ(F11)が「1」か否かを
判定する。この警告フラグ(F11)は以下に説明するス
テップ(S158),(S161)で「1」にセットされるが、
「1」であればステップ(S185)で「0」にリセット
し、ステップ(S185a)でシステム動作の禁止を解除す
る。そして、ステップ(S142)でボトムビン検出スイッ
チ(SW1)がオンか否か、即ち、ビン(60)がフィニッ
シュモード選択時のホームポジションであるボトムビン
ポジション(X1)に位置し、フィニッシュモードでのシ
ート分配が可能か否かを判定する。従って、YESであれ
ばそのままステップ(S148)に移行し、ソーティング動
作を行なわしめるためのピン動作、即ち、フローティン
グカムモータ(図示せず)を逆転させるために回転方向
フラグを「0」にリセットする。NOであれば以下のステ
ップ(S143)〜(S147)を実行してビン(60)をボトム
ビンポジション(X1)に移動させる。即ち、ステップ
(S143)でフローティングカム(50)のモータを正転さ
せ、ステップ(S144)でソータウエイトをかける。ソー
タウエイトとはビン(60)が移動中シートがソータ部
(41)に送り込まれることがない様にコピー動作を禁止
することを意味する。そして、ステップ(S145)でボト
ムビン検出スイッチ(SW1)がオンしたことを確認のう
え、ステップ(S146)でフローティングカム(50)のモ
ータをオフし、ステップ(S147)でソータウエイトを解
除し、ステップ(S148)でフローティングカム回転方向
フラグを「0」にリセットし、以後のフローティングカ
ム(50)の回転方向を逆転とする。
一方、フィニッシュモードが選択されていないときは、
ステップ(S149)でセンサ(Se5)のオン,オフにてビ
ン(60)内のシートの有無をチェックし、シートが無け
ればステップ(S150)でトップビン検出スイッチ(SW
2)がオンか否か、即ち、ビン(60)がノンフィニッシ
ュモード時のボトムポジションであるトップビンポジシ
ョン(X2)に位置し、ノンフィニッシュモードでのシー
ト分配が可能か否かを判定する。従って、YESであれば
そのままステップ(S156)に移行し、フローティングカ
ム回転方向フラグを「1」にセットしてフローティング
カム(50)の正転を許容する。NOであれば以下のステッ
プ(S151)〜(S155)を実行してビン(60)をトップビ
ンポジション(X2)に移動させる。即ち、ステップ(S1
51)でフローティングカム(50)のモータを逆転させ、
ステップ(S152)でソータウエイトをかけ、ステップ
(S153)でトップビン検出スイッチ(SW2)がオンした
ことを確認のうえ、ステップ(S154)でフローティング
カム(50)のモータをオフする。続いて、ステップ(S1
55)でソータウエイトを解除して、ステップ(S156)で
フローティングカム回転方向フラグを「1」にリセット
し、以後のフローティングカム(50)の回転方向を正転
とする。
また、前記ステップ(S141),(S149)でビン(60)内
にシートが有ると判定されると、ステップ(S157),
(S160)でコピーの枚数カウントが「0」か否かを判定
し、「0」であればステップ(S158),(S161)で警告
フラグ(F11)を「1」にセットしてコピー除去表示部L
ED(160)を点灯させる準備をし、ステップ(S159),
(S162)でシステム動作を禁止する。
次に、ステップ(S163)で複写機(1)の排出スイッチ
(SW3)がオンエッジか否かを判定する。即ち、シート
先端の排出スイッチ(SW3)への到達を待って、ステッ
プ(S164)でソータ搬送モータをオンし、ステップ(S1
65)でソータ排出センサ(Se1)がオフエッジか否かを
判定する。即ち、シート後端の排出センサ(Se1)通過
をもってビン(60)へのシート収容とみなし、オフエッ
ジであればステップ(S166)でソータ搬送モータタイマ
をスタートさせる。そして、ステップ(S167)で枚数カ
ウントをインクリメントし、ステップ(S168)でソータ
搬送モータタイマの終了を待ってステップ(S169)でソ
ータ搬送モータをオフする。続いて、ステップ(S170)
で先程搬送されたシートがラストシートか否かを判定
し、ラストシートであればステップ(S171)でフローテ
ィングカム回転方向フラグを反転する。即ち、フローテ
ィングカム回転方向フラグが「0」であれば「1」にセ
ットし、「1」であれば「0」にリセットする。ラスト
シートでなければソーティング動作を継続させるため、
ステップ(S172)でフローティングカム回転方向フラグ
をチェックし、「0」であればステップ(S173)でフロ
ーティングカムモータを逆転オンし、「1」であればス
テップ(S174)で正転オンする。即ち、シートを下部の
ビン(60)から上部のビン(60)、上部のビン(60)か
ら下部のビン(60)という様に往復させて分配する。
次に、ステップ(S175)でフィニッシュモードフラグが
「1」か否かを判定し、「1」であればステップ(S175
a)で1ピン当りのシート枚数(M)を演算し、ステッ
プ(S176)でその1ピン当りのシート枚数(M)とステ
ープル許容枚数(Cb)[ステップ(S52)参照]とを比
較する。1ピン当りのシート枚数(M)がステープル許
容枚数(Cb)以上であればステープル不良発生を未然に
防止するため、ステップ(S177)で警告フラグ(F5)を
「1」にセットし、フィニッシュ容量オーバーの表示を
準備する。さらに、ステップ(S178)でコピーフラグを
「0」にリセットしステップ(S179)でプリントスイッ
チがオンされたか否かを判定し、ステップ(S180)でAD
Fスタートスイッチがオンされたか否かを判定し、いず
れかがオンされれば、即ち、警告が発せられてもコピー
を実行するというオペレータの意思が確認されると、ス
テップ(S181)でフィニッシュモードフラグを「0」に
リセットし、ステップ(S182)で警告フラグ(F5)を
「0」にリセットし、かつ、ステップ(S183)でコピー
フラグを「1」にセットしてソートモードでの実行を可
能とし、このサブルーチンを終了する。
なお、前記ステップ(S176),(S177)を実行してフィ
ニッシュ容量オーバーの警告が出された時点でコピー動
作を終了し、フィニッシュ処理を行なうのであれば、フ
ィニッシュスタートスイッチをオンさせれば良い[ステ
ップ(S205)参照]。
第26図は前記ステップ(S105)で実行されるコピー処理
のサブルーチンを示す。
まず、ステップ(S190)で光学系(4)がコピー枚数分
スキャンしたか否かを判定し、YESであればステップ(S
191)でスキャン終了フラグを「1」にセットし、NOで
あればステップ(S192)でコピープロセス処理のサブル
ーチンを実行する。このサブルーチンは複写機(1)に
よる通常のコピープロセスを実行するルーチンであり、
詳細は省略する。
次に、ステップ(S193)でスキャン終了フラグが「1」
であることを確認のうえ、ステップ(S194)でスキャン
終了フラグを「0」にリセットし、ステップ(S195)で
コピーフラグを「0」にリセットし、ステップ(S196)
でその他の処理のサブルーチンを実行する。
第27図はメインルーチンのステップ(S6)で実行される
フィニッシュ処理のサブルーチンを示す。
まず、ステップ(S200)でフィニッシュモードフラグが
「1」か否かを判定し、「0」であれば直ちに終了す
る。「1」であればステップ(S201)でフィニッシュモ
ードが禁止されているか否かを判定し、禁止されていれ
ばステップ(S202)でステープルトレイ(91)上のシー
ト検出センサ(Se6)のオン,オフを判定することによ
りシートの有無をチェックする。シート検出センサ(Se
6)がオンでトレイ(91)上にシートが有ると判定され
ると、既に有るシートがそれからトレイ(91)上に送り
込まれるシートと共にステープル処理されてしまう不都
合やステープル処理の許容綴じ枚数を超過してしまうお
それが生じるため、ステップ(S203)で警告フラグ(F
6)を「1」にセットしてステープルトレイ(91)から
シートを除去する旨の警告を表示する準備をし、ステッ
プ(S204)でフィニッシュモードを禁止する。
一方、ステップ(S201)でフィニッシュモードが禁止さ
れていないこと、またはステップ(S202)でトレイ(9
1)上にシートが無いことが確認されると、ステップ(S
201a)で前記警告フラグ(F6)が「1」か否かを判定
し、「1」であればステップ(S201b)で「0」にリセ
ットし、ステップ(S201c)でフィニッシュモードの禁
止を解除する。次に、ステップ(S205)でフィニッシュ
スタートスイッチ(158)がオンされたか否かを判定す
る。オンされていればステップ(S206)でフィニッシュ
処理フラグを「1」にセットし、ステップ(S207)で1
ピン当りのシート枚数(M)を演算し、ステップ(S20
8)で、その1ピン当りのシート枚数(M)が1枚か否
かを判定する。即ち、各ビン(60)に分配収容されてい
るシート枚数(M)が1枚であるとステープルする必要
がない。従って、ステップ(S208)で1ピン当りのシー
ト枚数が1枚であると判定されると、ステップ(S209)
で警告フラグ(F3)を「1」にセットし、フィニッシュ
モード不可を表示する準備をし、ステップ(S210)でフ
ィニッシュモードフラグを「0」にリセットし、フィニ
ッシュモードを解除する。
1ビン当りのシート枚数(M)が1枚でなければ、ステ
ップ(S208a)で前記警告フラグ(F3)が「1」か否か
を判定し、「1」であればステップ(S208b)で「0」
にリセットする。次に、ステップ(S211)でセット(Se
6)のオン,オフにて再度ステープルトレイ(91)上の
シートの有無をチェックし、シートが有れば前記同様不
要なシートをステープルしたりステープル不良を防止す
るため、前記ステップ(S203),(S204)を実行し、警
告を発すると共にフィニッシュモードを解除する。シー
トが無ければ始めて、フィニッシュ処理を実行する。即
ち、ステップ(S212)でビン移動処理のサブルーチン、
ステップ(S213)でシート取り出し処理のサブルーチ
ン、ステップ(S214)でステープル処理のサブルーチン
をそれぞれ実行する。そして、これらの処理が終了した
後、ステップ(S215)でビン(60)内のシートの有無、
ステップ(S216)でステープルトレイ(91)上のシート
の有無を判定し、それぞれ無ければステップ(S217)で
フィニッシュ処理フラグを「0」にリセットする。
なお、フィニッシュ処理のサブルーチンにおいて、フィ
ニッシュモード禁止の解除は、ステップ(S202)でシー
トがステープルトレイ(91)上から取り除かれたことを
検出し、ステップ(S201b)で警告フラグ(F6)を
「0」にリセットすることにより行なわれる。そして、
フィニッシュ処理の再開はフィニッシュモード禁止解除
後タイマを介して自動的に行なっても良いし、フィニッ
シュスタートのスイッチ入力にて行なう様にしても良
い。
第28図は前記ステップ(S212)で実行されるビン移動処
理のサブルーチンを示す。
まず、ステップ(S220)でセンサ(Se5)のオン,オフ
にてビン(60)内のシートの有無を判定し、無ければ直
ちに終了する。実際上この様な状況は生じ得ないが、オ
ペレータがコピー終了後直ちにビン(60)からシートを
取り出せば生じ得る。シートが有ればステップ(S221)
でボトムビン検出スイッチ(SW1)がオンか否かを判定
する。スイッチ(SW1)がオンしていなければ、フロー
ティングカム(50)をボトムビンポジション(X1)に移
動させるため、ステップ(S222)でフローティングカム
(50)のモータを正転させ、ステップ(S223)でフロー
ティングカム回転検出スイッチのオフエッジが確認され
ると、ステップ(S224)で該モータをオフする。そし
て、このステップ(S222),(S223),(S224)はフロ
ーティングカム(50)がボトムビンポジション(X1)に
移動するまで続行される。
フローティングカム(50)がボトムビンポジション
(X1)に移動すると、即ち、前記ステップ(S221)でボ
トムビン検出スイッチ(SW1)がオンしたと判定される
と、ステップ(S225)でフィクスカムモータを正転さ
せ、ステップ(S226)でフィクスカム回転検出センサ
(Se2)がオンエッジか否かを判定する。オンエッジで
あれば、これにてボトムビンポジション(X1)に有るビ
ン(60)がシート取り出し位置(X3)まで降下したこと
となり、ステップ(S227)でビンカウンタをインクリメ
ントし、ステップ(S228)でフィクスカムモータをオフ
する。
次に、ステップ(S229)でビンカウンタが置数(A)
[ステップ(S10)参照]と等しいか否かを判定する。
ビンカウンタが置数(A)よりも小さければ、次のビン
(60)をシート取り出し位置(X3)に移動させる処理を
実行する。即ち、ステップ(S230)でフローティングカ
ムモータを逆転させ、ステップ(S231)でフローティン
グカム回転検出センサのオフエッジが確認されると、ス
テップ(S232)でフローティングカムモータをオフす
る。これにて、次のビン(60)がボトムビンポジション
(X1)に移動することとなる。このステップ(S230),
(S231),(S232)はビンカウンタが置数(A)と等し
くなるまで繰り返される。
ビンカウンタが置数(A)と等しくなると、ステープル
処理は終了したこととなり、ステップ(S233)でビン
(60)内にシートが無いことを確認のうえ、ステップ
(S234)でビン位置リセットのサブルーチンを実行す
る。
第29図は前記ステップ(S213)で実行されるシート取り
出し処理のサブルーチンを示す。このサブルーチンはシ
ート取り出し位置(X3)まで降下されたビン(60)から
シートを搬送手段(80)を介してステープルトレイ(9
1)まで搬送する処理を実行する。
まず、ステップ(S240)でシート取り出し位置(X3)に
降下したビン(60)にセンサ(Se5)のオン,オフにて
シートが有るか否かを判定し、無ければフローチャート
では図示しないが適宜警告を表示すると共にステップ
(S246)に移行する。シートの存在が確認されると、ス
テップ(S241)でフィクスカム回転検出センサ(Se2)
がオフエッジであるか否か、換言すれば、フィクスカム
(70)が正転し始めたか否かを判定する。オフエッジで
あるとは判定されると、即ち、フィクスカム(70)が正
転を開始してビン(60)がシート取り出し位置(X3)へ
降下し始めると、ステップ(S242)でピンチローラ(7
6)のソレノイドをオンし、ステップ(S243)でピンチ
ローラソレノイドタイマをスタートさせる。ビン(60)
上のシートは、フィクスカム(70)の正転に基づく降下
を始めるとビン(60)内にてソレノイドがオンされるこ
とより、シート取り出し位置(X3)にて取り出しローラ
(75)とピンチローラ(76)とで挾着される。
次に、ステップ(S244)でフィクスカム回転検出センサ
(Se2)がオンエッジであるか否か、換言すれば、ビン
(60)がシート取り出し位置(X3)に降下を完了したか
否かを判定し、オンエッジであると判定されると、ステ
ップ(S245)でシート取り出しモータをオンする。これ
にてシートがローラ(75),(76),(81a),(81b)
等にてステープルトレイ(91)まで搬送されていく。そ
して、ステップ(S246)でピンチローラソレノイドタイ
マの終了が確認されると、ステップ(S247)でピンチロ
ーラソレノイドをオフする。これにてピンチローラ(7
6)が取り出しローラ(75)から上方に退避する。これ
は、次のビン(60)がボトムビンポジション(X1)から
降下を始める全にピンチローラ(76)を取り出し位置
(X3)から退避させ、ビン(60)に分配収容されている
シートとの干渉を防止するためである。
次に、ステップ(S248)でステープルトレイ(91)のセ
ンサ(Se6)がオンしてトレイ(91)へのシートの収納
が確認されると、ステップ(S249)でシート取り出しモ
ータをオフし、このサブルーチンを終了する。
第30図は前記ステップ(S214)で実行されるステープル
処理のサブルーチンを示す。
まず、ステップ(S251)でステープルトレイ(91)のセ
ンサ(Se6)がオンエッジであるか否かを判定する。こ
のセンサ(Se6)はトレイ(91)上にシートが搬送され
てくるとオンする。従って、オンエッジであればステッ
プ(S252)で振動モータ(93)をオンすることによりト
レイ(91)上のシートを整合し、ステップ(S253)で振
動モータタイマをスタートさせる。一方、前記ステップ
(S251)でオンエッジではないと判定され、ステップ
(S254)でセンサ(Se6)がオンである。即ち、トレイ
(91)上に既にシートが入っていると判定されるとステ
ップ(S255)に移行する。
次に、ステップ(S255)で振動モータタイマの終了が確
認されると、ステップ(S256)で振動モータをオフし、
ステップ(S257)でステープルモータをオンする。そし
て、ステップ(S259)でステープルモータの回転検出セ
ンサ(Se4)がオンエッジであると判定されると、即
ち、ヘッド(105)が移動してステープル針(106)にて
シートが綴じられると、ステップ(S260)でステープル
モータをオフし、ステップ(S262)でストッパソレノイ
ドをオンする。これにてストッパ(96)がトレイ(91)
上から退避し、シートはトレイ(91)から滑り落ちてス
タックトレイ(111)上に収容される。
次に、ステップ(S263)でステープルトレイ(91)のセ
ンサ(Se6)がオフエッジであると判定され、即ち、シ
ートのスタックトレイ(111)への排出が行なわれたと
判断すると、ステップ(S264)でストッパソレノイドを
オフしてストッパ(96)をトレイ(91)上に復帰させ、
このサブルーチンを終了する。
即ち、本実施例にあっては、オフラインステープル処理
のサブルーチン(第18a図参照)において、オフライン
ステープルモードが選択されると[ステップ(S300)で
YES]、センサ(Se6)のオン,オフでステープルトレイ
(91)上にシートが差し込まれたことを確認のうえ[ス
テップ(S307)でYES]、ステープル処理を実行する
[ステップ(S214)]。即ち、オフラインでステープル
処理のみが単独で実行可能であり、この様なオフライン
での単独ステープル処理はシート検出センサ(Se6)が
オンしたときに自動的に開始され、別途スイッチ等を操
作する必要はない。
発明の効果 以上の説明で明らかな様に、本発明によれば、オフライ
ンステープルモードの選択時にシート検出手段にてシー
トが差し込まれたことが検出されるとステープル処理を
行なう様にしたため、ステープル処理機能のみを単独で
使用することが可能であり、オプションとして設置され
たフィニッシャの機能をより多様化することができると
共に、シートの差し込み動作で自動的にステープル処理
がなされ、使い勝手が向上することとなる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は複写装置全体
の概略図、第2図はフィニッシャ付きソータの内部構成
図、第3図はソータ部の垂直断面図、第4図はソータ部
送り出しローラ部分の水平断面図、第5図は搬送部の斜
視図、第6図はフローティングカムとフィクスカムの説
明図、第7図はフローティングカムの説明図、第8図は
シート取り出し位置の斜視図、第9図はトラニオンとフ
ィクスカムとの係合関係を示す平面図、第10図はフィク
スカムの回転検出部を示す垂直断面図、第11図はステー
プラの平面図、第12図はスタックトレイの斜視図、第13
図,第14図,第15図は操作パネルの平面図、第16図,第
17図は制御回路図、第18図ないし第30図は制御手順を示
すフローチャート図である。 (1)……複写機、(40)……フィニッシャ付きソー
タ、(41)……ソータ部、(50)……フローティングカ
ム、(60)……ビン、(61)……トラニオン、(70)…
…フィクスカム、(90)……ステープル部、(100)…
…ステープラ、(110)……スタック部、(163)……オ
フラインステープルモード選択キー、(164)……オフ
ラインステープルモード表示LED、(X1)……ボトムビ
ンポジション、(X2)……トップビンポジション、
(X3)……シート取り出し位置、(Se6)……ステープ
ルトレイシート検出センサ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複写機等から排出されたシートを受け取っ
    て複数のビンに分配するソート手段と、分配されたシー
    トを綴じるステープル手段とを備えたフィニッシャ付き
    ソータにおいて、 ステープル処理を行なう所定位置にシートがあるか否か
    を検出する手段と、 前記複写機等の本体部とソート手段とステープル手段と
    を共動して動作せしめるオンラインモードと、ステープ
    ル処理を単独で行なうオフラインステープルモードとを
    有し、このオフラインステープルモードの選択時に前記
    シート検出手段にてシートが差し込まれたことが検出さ
    れるとステープル処理を行なう制御手段と、 を備えたことを特徴とするフィニッシャ付きソータ。
JP61285056A 1986-11-27 1986-11-27 フイニツシヤ付きソ−タ Expired - Fee Related JPH07100563B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61285056A JPH07100563B2 (ja) 1986-11-27 1986-11-27 フイニツシヤ付きソ−タ
US07/124,927 US4801133A (en) 1986-11-27 1987-11-24 Sheet processing apparatus with a sheet binding function

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61285056A JPH07100563B2 (ja) 1986-11-27 1986-11-27 フイニツシヤ付きソ−タ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63139873A JPS63139873A (ja) 1988-06-11
JPH07100563B2 true JPH07100563B2 (ja) 1995-11-01

Family

ID=17686590

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61285056A Expired - Fee Related JPH07100563B2 (ja) 1986-11-27 1986-11-27 フイニツシヤ付きソ−タ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07100563B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7328894B2 (en) 2005-03-22 2008-02-12 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Sheet finishing apparatus
US7364149B2 (en) 2005-03-22 2008-04-29 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Sheet finishing apparatus
US7407156B2 (en) 2005-03-22 2008-08-05 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Sheet finishing apparatus

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3021929B2 (ja) * 1992-03-12 2000-03-15 三田工業株式会社 用紙処理装置
US6112412A (en) * 1999-04-21 2000-09-05 Warner-Lambert Company Razor assembly and cartridge having improved wash-through
US6772523B1 (en) 1999-04-21 2004-08-10 Eveready Battery Company, Inc. Pivotable and flexible razor assembly and cartridge
US6138361A (en) * 1999-04-21 2000-10-31 Warner-Lambert Company Pivotable razor assembly and cartridge
US6182366B1 (en) 1999-04-21 2001-02-06 Warner-Lambert Company Flexible razor assembly and cartridge
JP5599021B2 (ja) 2009-06-16 2014-10-01 キヤノン株式会社 印刷装置、印刷制御装置、印刷装置の制御方法、及びプログラム
JP2011003005A (ja) 2009-06-18 2011-01-06 Canon Inc 印刷システム、印刷システムの制御方法、及びプログラム
JP6087607B2 (ja) * 2012-12-07 2017-03-01 キヤノン株式会社 印刷装置、その制御方法、及びプログラム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7328894B2 (en) 2005-03-22 2008-02-12 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Sheet finishing apparatus
US7364149B2 (en) 2005-03-22 2008-04-29 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Sheet finishing apparatus
US7407156B2 (en) 2005-03-22 2008-08-05 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Sheet finishing apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63139873A (ja) 1988-06-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4811048A (en) Copying apparatus having an automatic document feeder and a sorter with a sheet binding function
US4801133A (en) Sheet processing apparatus with a sheet binding function
US5053831A (en) Image forming apparatus having a finisher
JPH07100563B2 (ja) フイニツシヤ付きソ−タ
US4893152A (en) Copying apparatus having a sorter with a sheet binding function
US5106067A (en) Sorter-finisher with a sheet finishing function
US4974823A (en) Sorter-finisher with a sheet binding function and a method of operating thereof
JP2600241B2 (ja) フィニッシャ付きソータ
JPS6341373A (ja) フイニツシヤ付きソ−タ
JPS63165270A (ja) フイニツシヤ付きソ−タ
JP2595615B2 (ja) フィニッシャ付きソータ
JP2505182B2 (ja) 画像形成装置
JP2590827B2 (ja) 画像形成装置
JP2636297B2 (ja) フィニッシャ付きソータ
JP2546276B2 (ja) ソータ
JP2770826B2 (ja) フィニッシャ付きソータ
JP2590828B2 (ja) 画像形成装置
JPS63139876A (ja) フイニツシヤ付きソ−タ
JPH089449B2 (ja) フイニツシヤ付きソ−タ
JPS6341363A (ja) フイニツシヤ付きソ−タ
JP2773201B2 (ja) フイニッシャ付きソータ
JPS6341366A (ja) フイニツシヤ付きソ−タ
JPS63139877A (ja) フイニツシヤ付きソ−タ
JPS63134467A (ja) フイニツシヤ付きソ−タ
JPH01181677A (ja) フィニッシャ付きソータ

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees