JPH07100563A - 管継手用クランプバンド及びその製造方法 - Google Patents

管継手用クランプバンド及びその製造方法

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JPH07100563A
JPH07100563A JP27310993A JP27310993A JPH07100563A JP H07100563 A JPH07100563 A JP H07100563A JP 27310993 A JP27310993 A JP 27310993A JP 27310993 A JP27310993 A JP 27310993A JP H07100563 A JPH07100563 A JP H07100563A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 全体としての部材数が少なく、現場での装着
も簡単であり、しかも製造が容易な管継手用クランプバ
ンドを提供する。 【構成】 接続すべき2つの管体のうちの一の管体1の
端部に形成されたつば部3と、他の管体の端部に形成さ
れた球座部とをOリングを介してつきあわせ、つば部3
と球座部を外側からハウジングで締め付けるように構成
された管継手において、前記ハウジングを断面略半円弧
状の2つのハウジング材12、13に分割し、バンド体
11に形成した収納部14、15に、各ハウジング材1
2、13をプレス加工によって固定する。バンド体11
の両端部間にターンバックル31を介在させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、管継手用クランプバン
ド及びこの管継手用クランプバンドを製造する方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】出願人は、先に接続すべき2つの管体の
うちの一の管体の端部に形成されたつば部と、他の管体
の端部に形成された球座部とをつきあわせ、前記つば部
と球座部との間にOリングを介在させたうえ、前記つば
部と球座部を外側からハウジングで締め付けるように構
成して、市販鋼管から簡単な製造手法によって実現でき
かつ適度の可撓性を有する管継手を開示している。
【0003】また出願人は、かかる管継手におけるハウ
ジングの締め付けに関し、例えば特開平3−27238
7号公報において、ハウジングを2つの半円部に分割
し、これら各半円部の両端に嵌め合わせ部とクランプ部
で構成される接合部を形成した「管継手のハウジング」
を開示している。かかる先行開示技術によれば、安価で
かつ製作容易な管継手を得ることができ、しかも継手部
の可撓性を確保して、安定した締め付け作業を行うこと
が可能であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の先
行技術である「管継手のハウジング」においては、2つ
の分割したハウジングの両端に嵌め合わせ部とクランプ
部で構成される接合部を成形加工する必要があった。ま
た管端部に装着する際の利便を図るため、嵌め合わせ部
においては、係止片付き加工片や付勢されたヒンジ機能
を持たせるためのワイヤースプリングを用意して現場に
てこれを装着する必要があった。
【0005】また締め付け後の形態をみると、前記係止
片付き加工片やクランプ部が外方に突出した格好となっ
ているため、結果として表面積が増加し、それに伴って
その後の断熱施工の際に断熱材の使用量も増大するの
で、コスト面での改善が望まれていた。
【0006】本発明はそのような点に鑑みてなされたも
のであり、全体としての部材数の低減、現場での装着の
容易さをさらに向上させ、しかもコスト面でも満足のい
く新しい管継手用クランプバンド、及び当該管継手用ク
ランプバンドの製造方法を提供して、上記問題点の解決
を図ることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、まず請求項1では、接続すべき2つの管体のうちの
一の管体の端部に形成されたつば部と、他の管体の端部
に形成された球座部とをつきあわせ、前記つば部と球座
部との間にOリングを介在させたうえ、前記つば部と球
座部を外側からハウジングで締め付けるように構成され
た管継手における、前記締め付け用のクランプバンドで
あって、前記ハウジングを断面略半円弧状の2つのハウ
ジング材に分割し、適宜のバンド体に前記各ハウジング
材の収納部を形成し、この収納部に前記ハウジングの外
側を固定し、さらにこのバンド体を緊張、弛緩自在な緊
締部材を前記バンド体の両端部間に設けたことを特徴と
する、管継手用クランプバンドが提供される。
【0008】かかる場合、上記緊締部材は請求項2に記
載したように、ターンバックルによって構成してもよ
い。
【0009】また上記の管継手用クランプバンドを製造
する方法として、請求項3に記載したように、略帯状の
薄板によってバンド体を構成し、このバンド体をプレス
加工することによって、略半円弧状のハウジング材の外
側の収納部を形成し、その後各ハウジング材を前記収納
部に収納し、さらに前記バンド体の収納部外側からプレ
ス加工することによって、前記各ハウジング材の外側を
前記収納部に固定することを特徴とする、管継手用クラ
ンプバンドの製造方法が提供される。
【0010】上記の製造方法の場合、請求項4に記載し
たように、適宜のドラムに巻き付けられた長尺の帯状の
薄板を順次繰り出しながら、略半円弧状のハウジング材
の外側の収納部をプレス加工によって形成し、その後前
記帯状の薄板を所定の長さに切断してバンド体を構成す
るようにしてもよい。
【0011】さらにまた請求項5に記載したように、収
納部両側外方における対向位置にてプレス加工して、前
記各ハウジング材の外側を前記収納部に固定するように
してもよい。
【0012】
【作用】請求項1によれば、分割された2つのハウジン
グ材が1つのバンド体に形成された収納部に固定されて
おり、しかもこのバンド体を緊張、弛緩自在な緊締部材
がバンド体に設けられているため、全体として1つの部
材構成となっている。従って従来別途必要であったヒン
ジ機構を実現する部分は、これら2つの収納部間のバン
ド体の部分となる。従って現場においては、極めて簡
易、迅速に管端部に装着して、締め付けることが可能と
なっている。
【0013】請求項2によれば、緊締部材がターンバッ
クルによって構成されているから、取扱が容易でバンド
体の緊張、弛緩が極めて簡単となっている。
【0014】請求項3によれば、略帯状の薄板によって
バンド体を構成し、このバンド体をプレス加工すること
によって、略半円弧状のハウジング材の外側の収納部を
形成し、その後各ハウジング材を前記収納部に収納し、
さらに前記バンド体の収納部外側からプレス加工するこ
とによって、前記各ハウジング材の外側を前記収納部に
固定するので、緊締部材の取付を除く他の工程が全てプ
レス成形加工によって行うことが可能である。
【0015】また請求項4によれば、適宜のドラムに巻
き付けられた長尺の帯状の薄板を順次繰り出しながら、
略半円弧状のハウジング材の外側の収納部をプレス加工
によって形成し、その後前記帯状の薄板を所定の長さに
切断してバンド体を構成するようにしてあるので、収納
部を有するバンド体自体を連続して簡単に製造すること
が可能になっている。
【0016】さらにまた請求項5によれば、収納部両側
外方における対向位置にてプレス加工して、前記各ハウ
ジング材の外側を前記収納部に固定するようにしてある
ので、プレス加工によってハウジング材を収納部へ固定
することが容易であり、しかも強固に固定することが可
能となっている。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
れば、図1は本実施例にかかる管継手用クランプバンド
を、管体1とこの管体1と接続される他の管体2との継
手部分に装着した際の軸方向正面を示しており、管体
1、管体2、及びこれら各管体1、2の端部に形成され
た管継手の構成部材は、図2に示したようになってい
る。
【0018】即ちまずこれら管体1、2自体は市販鋼管
が用いられており、管体1の接続端部外周には、やはり
市販鋼管を適宜拡径加工して得られたつば部3が、レー
ザビーム溶接によって固着されている。一方この管体1
と接続される他の管体2の接続端部の外周には、同じく
市販鋼管を適宜切断、折曲加工して得られた球座部4
が、レーザビーム溶接によって固着されている。そして
Oリング5を介してつば部3と球座部4とを突き合わ
せ、その外周から適宜のハウジングを被せてこれを締め
付けることによって、管継手が構成されるようになって
いる。またつば部3と球座部4との接触面は湾曲面にな
っており、さらに管体1、2の突き合わせ端部もこの湾
曲面と同一曲率を持った湾曲面に成形されている。
【0019】そして前出管継手用クランプバンドにおけ
るバンド体11は、ステンレスバンドによって構成され
ており、さらにこのバンド体11には、前記したハウジ
ングを構成する軸方向断面が略半円弧形状のハウジング
材12、13の外方部分の形状に適合した形態を有する
収納部14、15が、外方に膨出する格好で各々対向し
て設けられている。そしてこれら各収納部14、15内
に、前記ハウジング材3、4の外方部分が収納されて、
固定されている。この固定は、収納部14、15の外方
両側から各々ハウジング材12、13に向けていわゆる
ダボ打ち加工することによって実現されている。本実施
例においては、各収納部について片側3カ所の、計6カ
所でダボ打ち加工されている。
【0020】また本実施例では、両側対向位置にて同時
にダボ打ち加工されており、各ハウジング材12、13
は、対応する各収納部14、15に極めて強固に固定さ
れ、バンド体11と一体化されている。なおダボ打ち箇
所は記号Pで示し、またダボ打ち後のハウジング材12
と収納部14の様子は、図3に示したようになってい
る。
【0021】バンド体11の外方表面一端部近傍にはヒ
ンジ金具21が、他端部近傍には係止金具22が、夫々
固着されている。ヒンジ金具21は図1、図4、図5に
示したように、通常のこの種のヒンジ金具と同様、板材
を略U時型に折曲成形し、その対向する側板21a、2
1bに貫通孔を設け、底板21cの部分をバンド体11
の表面に当接させてスポット溶接によって固着されてい
る。
【0022】一方係止金具22は基本的な構成は前出ヒ
ンジ金具21と同様、側板22a、22b及び底板22
cによって構成され、底板22cの部分とバンド体11
とがスポット溶接されて固着されているが、収納部15
側外方から貫通孔に渡るまで側板22a、22bが切欠
され、貫通孔であった部分が係止部22dを形成してい
る。
【0023】そしてヒンジ金具21には、ターンバック
ル31の一端部が回転自在に取り付けられている。より
詳細に説明すると、ターンバックル31の回転部32の
一端部には、「デンデンボルト」とも呼ばれている蝶番
ボルト33のネジ部34が螺入され、この蝶番ボルト3
3の貫通孔とヒンジ金具21の側板21a、21bの貫
通孔にヒンジピン35を遊貫させてある。
【0024】一方ターンバックル31の回転部32の他
端部には、蝶番ボルト36のネジ部37が螺入され、当
該蝶番ボルト36の貫通孔には係止ピン38が貫設され
ている。
【0025】従って回転部32を回転させてターンバッ
クル31を伸張させれば、係止ピン38を係止金具22
の外方の切欠部分から、係止部22dに係止させること
ができ、その後回転部32を逆方向に回転させて、この
ターンバックル31を収縮させれば、バンド体11を緊
張させることが可能になっている。なお前記回転部32
の外周周りは六角形に成形されて、手で回しやすくなっ
ており、しかも当該六角形の外周の各面には、適宜の差
込孔32aが穿設されており、この差込孔32a内に棒
状の工具を差し込んで当該工具を回転させることによっ
て、バンド体11を強固に緊張させることが自在であ
る。
【0026】本実施例は以上のような構成を有してお
り、図2に示した管体1、管体2、及びこれら各管体
1、2の接続端部に形成された管継手構成に対して、本
実施例を装着して管継手を完成させる際には、図2の状
態のつば部3と球座部4の外周に、バンド体11を回
し、そのハウジング材12、13内にこれらつば部3と
球座部4部の外方を納め入れる。そしてターンバックル
31の他端部にある係止ピン38を係止金具22の係止
部22dに係止させて、ターンバックル31の回転部3
2を回転させてターンバックル31を収縮させる。
【0027】そうするとバンド体11が緊張し、それに
伴ってハウジング材12、13がつば部2と球座部4を
締め付ける。これによって管継手が完成する。そのよう
にして構成された管継手は図3に示したような状態にな
っており、つば部3と球座部4との間に設けられている
Oリング5によって継手部の水密性が確保されており、
しかも適度の可撓性も確保されている。
【0028】即ち、つば部3と球座部4との接触面、及
び管体1、2の突き合わせ端部はそれぞれ同一曲率の湾
曲面に成形されているので、図6に示したように、つば
部3の拡径部縁がハウジング材12の内周壁に当接する
まで、管体1、2の継手部は可撓自在である。なお本実
施例では、管体の軸線に対して3゜の傾きまで許容した
可撓性を実現している。
【0029】さらにまた本実施例では、図1に示したよ
うに、ハウジング材12、13の円弧長が、円周の1/
2以下に設定され、それに合わせた大きさ、形態の収納
部14、15がバンド体に形成されているので、収納部
14、15相互間におけるバンド体11の表面には特に
外方に突出する部材はなく、ちょうど収納部14、15
の谷間となっている。そしてこの谷間のうち、一の谷間
の部分(図1における上方)には緊締部材となるターン
バックル31、及びヒンジ金具21、係止金具22が設
けられ、他の谷間の部分(図1における下方のQ)は、
全く部材が存在していない。従って、管継手用クランプ
バンドとして全体をみた場合、収納部14、15外方端
部の最大径から突出しているのは、前記ヒンジ金具2
1、係止金具22の略外方半分のみである。従って、か
かる管継手用クランプバンドを装着した後、例えば断熱
施工する際にも、施工がしやすく、しかも必要とする断
熱材の量も従来よりも少なくて済むものである。
【0030】その他、従来2つの分割されたハウジング
を継手部に装着する際に必要であった、ヒンジ機能を持
たせるための部材は特に必要でなく、バンド体11にお
ける前記Qの部分でこれを代替している。従って全体と
しての部材数が大幅に低減しており、現場での取扱も容
易である。
【0031】次に上記実施例にかかる管継手用クランプ
バンドの製造方法についての1実施例を説明すると、例
えば図7に示したように前出バンド体11を構成するた
めの細幅ステンレスや鋼板の薄板51が巻かれているド
ラム52を用意し、適宜の繰り出し装置53によって、
当該薄板51を順次繰り出す。そして繰り出された薄板
51に対して、プレス装置54によって収納部14、1
5のプレス成形加工を行う。収納部14、15は同形同
大であるから、1つのポンチ、ダイスによって、収納部
14、15を形成させることが可能である。次いで切断
装置55によって前記薄板51を所定の長さに切断し、
バンド体11を形成させる。
【0032】その後は図8に示したように、このバンド
体11に形成された収納部14、15に、ハウジング材
12、13を入れて、ダボ打ちによってこれらを収納部
14、15に固定したり、またヒンジ金具21、係止金
具22をスポット溶接によってバンド体11に固定する
など、いわゆる組み付け作業を実施する。そのような組
み付け作業が終了した後、例えば塗装等の処理も行う。
【0033】そして最後にターンバックル31の一端部
をヒンジ金具21に回転自在に取り付ければ、上記実施
例にかかる管継手用クランプバンドが完成される。
【0034】このようにして製造することにより、上記
実施例にかかる管継手用クランプバンドは極めて簡単
に、かつ連続して量産することができる。しかもかかる
製造にあたっては、特殊な技術や設備機器は不要であ
る。またそれに伴ってその製造コストも低廉に抑えるこ
とが可能である。
【0035】しかも使用した部品は、特に新た開発した
ものではなく、既存の市販品に簡単な成形加工をするな
どして得られたものであるから、この点からみても、上
記実施例にかかる管継手用クランプバンドは製造しやす
く、コストも低廉である。
【0036】
【発明の効果】請求項1によれば、分割された2つのハ
ウジング材が1つのバンド体に形成された収納部に固定
されており、しかもこのバンド体を緊張、弛緩させる緊
締部材も当該バンド体に設けられているから、全体とし
て1つの物品として構成されている。従って取扱が容易
で、現場での装着、締め付け作業が簡単である。またヒ
ンジ機構を構成する部材も不要であるから、全体として
構成が簡素化され、製造コストも低廉に抑えることが可
能である。また実施例で図ったように、2つのハウジン
グ材の円弧長を円周の1/2以下にすることによって、
収納部間に緊締部材を設けて、全体から突出する部分の
減少が図れ、例えば断熱施工の際に必要な断熱材の必要
量の低減など、その後の施工にとって好ましいものとす
ることも簡単である。
【0037】請求項2によれば、緊締部材がターンバッ
クルによって構成されているから、取扱いが容易でバン
ド体の緊張、弛緩が極めて簡単であり、簡易迅速なハウ
ジングの締め付け作業を実施することができる。
【0038】請求項3によれば、前記した管継手用クラ
ンプバンドを製造するにあたり、緊締部材の取付を除く
他の工程が全てプレス成形加工によって行割れるから、
簡易、迅速に管継手用クランプバンドを製造することが
可能である。またそれに伴って製造コストを低廉に抑え
ることができる。
【0039】請求項4によれば、前記した管継手用クラ
ンプバンドを製造するにあたり、収納部を有するバンド
体自体を連続して製造することが可能であり、管継手用
クランプバンドをさらに簡易、迅速に製造することがで
きる。またそれに伴って製造コストをさらに低廉に抑え
ることができる。
【0040】請求項5によれば、プレス加工によってハ
ウジング材を収納部へ固定することが容易であり、しか
も強固にこれを固定することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例にかかる管継手用クランプバンドを管体
に装着した際の軸方向正面図である。
【図2】接続される2つの管体に設けられた継手構成部
材の突き合わせ状態示す側面断面図である。
【図3】図1のA−A線断面図である。
【図4】実施例にかかる管継手用クランプバンドにおい
てターンバックルの取付状態を示す要部拡大正面図であ
る。
【図5】実施例にかかる管継手用クランプバンドにおい
てターンバックルの取付状態を示す要部拡大平面図であ
る。
【図6】実施例にかかる管継手用クランプバンドを装着
して構成した管継手の可撓性を示すための要部側面断面
図である。
【図7】実施例にかかる管継手用クランプバンドの製造
方法を示す説明図である。
【図8】実施例にかかる管継手用クランプバンドの製造
方法を示す説明図である。
【符号の説明】
1 管体 2 管体 3 つば部 4 球座部 5 Oリング 11 バンド体 12 ハウジング材 13 ハウジング材 14 収納部 15 収納部 21 ヒンジ金具 22 係止金具 31 ターンバックル P ダボ打ち箇所

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接続すべき2つの管体のうちの一の管体
    の端部に形成されたつば部と、他の管体の端部に形成さ
    れた球座部とをつきあわせ、前記つば部と球座部との間
    にOリングを介在させたうえ、前記つば部と球座部を外
    側からハウジングで締め付けるように構成された管継手
    における、前記締め付け用のクランプバンドであって、
    前記ハウジングを断面略半円弧状の2つのハウジング材
    に分割し、適宜のバンド体に前記各ハウジング材の収納
    部を形成し、この収納部に前記ハウジングの外側を固定
    し、さらにこのバンド体を緊張、弛緩自在な緊締部材を
    前記バンド体の両端部間に設けたことを特徴とする、管
    継手用クランプバンド。
  2. 【請求項2】 緊締部材はターンバックルによって構成
    されたことを特徴とする、請求項1に記載の管継手用ク
    ランプバンド。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の管継手用クラン
    プバンドを製造する方法であって、略帯状の薄板によっ
    てバンド体を構成し、このバンド体をプレス加工するこ
    とによって、略半円弧状のハウジング材の外側の収納部
    を形成し、その後各ハウジング材を前記収納部に収納
    し、さらに前記バンド体の収納部外側からプレス加工す
    ることによって、前記各ハウジング材の外側を前記収納
    部に固定することを特徴とする、管継手用クランプバン
    ドの製造方法。
  4. 【請求項4】 適宜のドラムに巻き付けられた長尺の帯
    状の薄板を順次繰り出しながら、略半円弧状のハウジン
    グ材の外側の収納部をプレス加工によって形成し、その
    後前記帯状の薄板を所定の長さに切断してバンド体を構
    成することを特徴とする、請求項3に記載の管継手用ク
    ランプバンドの製造方法。
  5. 【請求項5】 収納部両側外方における対向位置にてプ
    レス加工して、前記各ハウジング材の外側を前記収納部
    に固定することを特徴とする、請求項3又は4に記載の
    管継手用クランプバンドの製造方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003028358A (ja) * 2001-07-05 2003-01-29 Rasmussen Gmbh プロフィールクランプ及びプロフィールクランプを有するスリーブ接合具
KR20190071259A (ko) * 2017-12-14 2019-06-24 주식회사 미래브이씨 디스크 챔버에 적용되는 클램프 링의 제조 방법
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