JPH0710030A - Hst走行装置における操作部構造 - Google Patents
Hst走行装置における操作部構造Info
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- JPH0710030A JPH0710030A JP15083793A JP15083793A JPH0710030A JP H0710030 A JPH0710030 A JP H0710030A JP 15083793 A JP15083793 A JP 15083793A JP 15083793 A JP15083793 A JP 15083793A JP H0710030 A JPH0710030 A JP H0710030A
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Abstract
(A) を独立して設けると共に、各HST走行装置(A),
(A) の油圧モータ(M),(M) の増減速機構に従動アーム(4
6),(46) をそれぞれ連動連結し、旋回用操作具(18)によ
り従動アーム(46),(46) を介して各HST走行装置(A),
(A) の油圧モータ(M),(M) を個別に増減速操作ができる
べく構成した操作部構造において、旋回用操作具(18)の
操作に連動してスライドする一対のスライド体(27)(30)
を、旋回用操作具(18)と従動アーム(46),(46) との間に
介設すると共に、該スライド体(27)(30)には主変速軸(3
4)と連動したガイドアーム(41)(43)を連設し、同ガイド
アーム(41)(43)には油圧モータ(M),(M) の増減速機構に
連動連結した従動アーム(46),(46) を増減速変更自在に
連動連結したこと。
Description
装備するHST走行装置の操作部構造に関する。
装置においては、左右に設けられたHSTミッションの
トラニオンレバーを、左右独立して設けた2本の操作レ
バーと連動連結したものが存在する。
の如く、左右のHSTミッションを、独立した左右の操
作レバーにて操作する場合は、機体の走行速度を調整す
る変速操作と、機体の操向を行う旋回操作を同一レバー
にて操作するものであるから、その操作性が悪く、した
がって、運転操作を円滑に行うことができなかった。
用操作具の操作に連動して左右にスライドする左右一対
のスライド体を設けると共に、同一対のスライド体には
主変速軸の変速操作に連動して回動する左右ガイドアー
ムを各々設けて、同左右ガイドアームを、油圧モーター
制御用左右斜板と各々連動連結する左右従動アームに対
して深浅自在に係合し、かつ、上記左右一対のスライド
体は常時中立状態に付勢されているHST走行装置にお
ける操作部構造を提供せんとするものである。
明すると、図1において、1は左右に走行用クローラ
2,2を装設するトラックフレーム、3は同トラックフ
レーム1の上部に固定支持する機台である。
って、穀稈を掻込む掻込リール5や掻込みオーガ6、及
びバリカン型刈刃7並びにフイーダハウス8などにより
構成されている。
10が設けられた扱胴11を機体前後方向に配設している。
12は脱穀部9の下部に設ける選別装置で、唐箕13及びス
トローラック14などを設けている。
脱穀部9などを回動駆動すると共に、油圧ポンプ16を駆
動している。17は運転部であって、旋回用操作具18や各
種操作レバーを装備している。
Tミッションで、油圧モータMを制御する右斜板20-1と
左斜板20-2を具備しながら、これらによりHST走行装
置Aを構成している。
Aの操作部構造Bを示すものであって、図中21は旋回用
操作具18を装着する操作台である。そして、同旋回用操
作具18は、支軸22を介して操作台21に回転自在に装着さ
れており、同支軸22には、歯車状のピニオン23を固着し
ている。
ラック24は左右方向に移動自在となっている。25はラッ
ク24の下側に突設する係合突部、26は支軸22を回動自在
に支持する玉軸受である。
して当接する左スライド体で、同左スライド体27は、操
作台21に左右方向に配設されたスライド軸28,29 に嵌合
支持されている。そして、同スライド軸28,29 上を移動
自在となっている。
て同ラック24に当接する右スライド体で、同右スライド
体30もスライド軸28,29 に移動自在に嵌合支持されてい
る。
外側位置には、中立用戻しバネ31,32 が各々当接され
て、同左右スライド体27,30 を中立状態に付勢してい
る。33は、左右スライド体27,30 を中立位置に停止させ
る中立用ストッパーである。
を左右方向に貫通状に設けた主変速軸で、左端に主変速
操作レバー35を固着している。そして、同主変速軸34
は、断面形状が六角形状となっており、かつ、左スライ
ド体27位置では左ベベルギヤ36を摺動のみ自在に嵌装し
ている。
嵌装する右ベベルギヤで、同左右ベベルギヤ36,37 は、
左右スライド体27,30 の左右方向への摺動に伴って主変
速軸34上を摺動し、かつ、主変速軸34の前後回動により
一体となって回動自在となっている。
ルギヤ、39は右ベベルギヤ37と噛合う従動ベベルギヤ、
40は一側で従動ベベルギヤ38を固着する共に、他側には
断面コ字状の左ガイドアーム41を固着する左ガイドアー
ム軸、42は一側で従動ベベルギヤ39を固着すると共に他
側には断面コ字状の右ガイドアーム43を固着する右ガイ
ドアーム軸である。
は、各々左スライド体27と右スライド体30に一体的に形
成するベベルギヤボックス44,45 側に回動自在に嵌装さ
れている。
と係合する左従動アームで、中央枢軸47を操作台21にて
軸支している。
ける回動突部46-2は、左ガイドアーム41のコ字状部に嵌
合自在となっていると共に、同左従動アーム46の他端46
-3は、連結ワイヤー48を介して油圧モータを制御する右
用斜板20-1側と連結している。49は断面コ字状の上記右
ガイドアーム43と係合する右従動アームで、中央枢軸50
を操作台21にて軸支している。
ける回動突部49-2は右ガイドアーム43のコ字状部に嵌合
自在となっていると共に、同右従動アーム49の他端49-3
は、連結ワイヤー51を介して油圧モータを制御する左用
斜板20-2側と連結している。また、52は主変速レバー35
の変速位置を指示する変速ガイド板で、中央の中立位置
52-1の前方には前進側変速位置52-2を形成し、中立位置
52-1の後方には後進側変速位置52-3が形成されている。
おり、したがって、上記旋回用操作具18を中立状態で、
かつ、主変速操作レバー35を前進側変速位置52-2にセッ
トすることにより、主変速軸34が回動し、これにより左
スライド体27と右スライド体30に各々設ける左ベベルギ
ヤ36及び右ベベルギヤ37が回動する。
37に噛合う従動ベベルギヤ38,39 が回動して左ガイドア
ーム41、及び右ガイドアーム43を回動させる。また、上
記左ガイドアーム41と右ガイドアーム43の回動により同
左右ガイドアーム41と各々係合する左従動アーム46、及
び右従動アーム49が回動し、図5示す状態となる。した
がって、この場合は、左右の油圧モータの制御用左右斜
板20-1,20-2 が同一傾斜となって、機体は直進を行う。
置52-2にセットした状態で旋回用操作具18を右方向(時
計方向)に回転させるとピニオン23が回動して、同ピニ
オン23に噛合うラック24が左方向に移動する。そして、
ラック24に設ける係合突部25により左スライド体27を左
方向に移動させる。
ガイドアーム41が左向きに移動して同左ガイドアーム41
と左従動アーム46とが深く嵌合した状態となって同左従
動アーム46を停止状態に戻すことになる。そして、図6
に示す状態となって、左従動アーム46に連動連結する制
御用の右斜板20-1をブレーキ状態とし、これにより機体
は右旋回を行うものである。
に回転させてスピンターン位置まで回転させると、左ガ
イドアーム41と左従動アーム46が図7に示す如く、さら
に深く嵌合して同左従動アーム46を逆転位置側まで回動
させる。したがって、この場合は右斜板20-1が後進側に
傾斜して機体は急旋回を行うものである。
操作具(18)の操作に連動して左右にスライドする左右一
対のスライド体27,30 を設けると共に、同一対のスライ
ド体27,30 には主変速軸34の変速操作に連動して回動す
る左右ガイドアーム41,43 を各々設けて、同左右ガイド
アーム41,43 を、油圧モーターの制御用斜板20-1,20-2
と各々連動連結する左右従動アーム46,49 に対して深浅
自在に係合し、かつ、上記左右一対のスライド体27,30
は常時中立状態に付勢されたHST走行装置における操
作構造であるから、機体の前後進変速を行う主変速操作
レバーのセット位置に関係なく、旋回用操作具によって
直進状態と左旋回、又は右旋回、並びにスピンターン操
作ができるため運転操作が容易である。
く、主変速操作レバーを中立位置にセットすれば機体は
停止するものであるから、作業に合致した機体の走行速
度を得ることができ、したがって、各種の作業を能率的
に行うことができるものである。
軸40,42 をそれぞれ偏位させた実施例であるが、これら
を中央部に配置するようにしてもよい。
連動して左右にスライドする左右一対のスライド体を設
けると共に、同一対のスライド体には主変速軸の変速操
作に連動して回動する左右ガイドアームを各々設けて、
同左右ガイドアームを、油圧モーターの制御用斜板と各
々連動連結する左右従動アームに対して深浅自在に係合
し、かつ、上記左右一対のスライド体は常時中立状態に
付勢されたHST走行装置における操作構造であるか
ら、機体の前後進変速を行う主変速操作レバーのセット
位置に関係なく、旋回用操作具によって直進状態と左旋
回、又は右旋回、並びにスピンターン操作ができるため
運転操作が容易である。
く、主変速操作レバーを中立位置にセットすれば機体は
停止するものであるから、作業に合致した機体の走行速
度を得ることができ、したがって、各種の作業を能率的
に行うことができるものである。
図。
造の断面平面図。
図であって、主変速操作レバーが中立位置で、かつ、旋
回操作具が中立状態を示す(機体停止)。
進側に変速され、かつ、旋回操作具が中立状態を示す
(機体直進)。
進側に変速され、かつ、旋回操作具が右旋回状態を示す
(機体は右旋回)。
進側に変速され、かつ、旋回操作具が右スピンターン状
態を示す(機体は右急旋回)。
構を備えた作業車、例えば、コンバイン、トラクタ等の
農業機械、運搬車、建設機械の操作部構造に関する。
作業車として、例えば、コンバインがあり、同コンバイ
ンでは左右走行部をそれぞれ静油圧駆動機構(以下「H
ST」と称する)により走行駆動可能とし、各HSTの
トラニオンレバーに、左右独立して設けた2本の操作レ
バーを連動連結して、同操作レバーにより操向操作が行
えるようにしている。
ンバインのように、左右のHSTを、独立した左右の操
作レバーにて操作する場合は、機体の走行速度を調整す
る変速操作と、機体の操向を行う旋回操作を同一レバー
にて操作しなければならないために、その操作性が悪
く、運転操作を円滑に行うことができないという問題が
あった。
左右側にそれぞれHST走行装置を独立して設けると共
に、各HST走行装置の油圧モータの増減速機構に従動
アームをそれぞれ連動連結し、旋回用操作具により従動
アームを介して各HST走行装置の油圧モータを個別に
増減速操作ができるべく構成した操作部構造において、
旋回用操作具の操作に連動してスライドする一対のスラ
イド体を、旋回用操作具と従動アームとの間に介設する
と共に、該スライド体には主変速軸と連動したガイドア
ームを連設し、同ガイドアームには油圧モータの増減速
機構に連動連結した従動アームを増減速変更自在に連動
連結せしめたHST走行装置における操作部構造を提供
せんとするものである。
HST走行装置を独立して設けると共に、各HST走行
装置の油圧モータの増減速機構に従動アームをそれぞれ
連動連結し、旋回用操作具により従動アームを介して各
HST走行装置の油圧モータを個別に増減速操作ができ
るべく構成した操作部構造において、旋回用操作具の操
作に連動してスライドする一対のスライド体を、旋回用
操作具と従動アームとの間に介設すると共に、該スライ
ド体には主変速軸と連動したガイドアームを連設し、同
ガイドアームには油圧モータの増減速機構に連動連結し
た従動アームを増減速変更自在に連動連結せしめたHS
T走行装置における操作部構造であるから、機体の前後
進変速を行う主変速操作レバーのセット位置に関係な
く、旋回用操作具によって直進状態と左旋回、又は右旋
回、並びにスピンターン操作ができるため運転操作が容
易である。
Claims (1)
- 【請求項1】 旋回用操作具(18)の操作に連動して左右
にスライドする左右一対のスライド体(27),(30) を設け
ると共に、同一対のスライド体(27),(30) には、主変速
軸(34)の変速操作に連動して回動する左右ガイドアーム
(41),(43) を各々設けて、同左右ガイドアーム(41),(4
3) を、油圧モーター制御用の左右斜板(20-1),(20-2)
と各々連動連結する左右従動アーム(46),(49) に対して
深浅自在に係合し、かつ、上記左右一対のスライド体(2
7),(30) は常時中立状態に付勢されていることを特徴と
するHST走行装置における操作部構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15083793A JP2656891B2 (ja) | 1993-06-22 | 1993-06-22 | Hst走行装置を具備する作業車の操作部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15083793A JP2656891B2 (ja) | 1993-06-22 | 1993-06-22 | Hst走行装置を具備する作業車の操作部構造 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8119379A Division JP3025640B2 (ja) | 1996-05-14 | 1996-05-14 | Hst走行装置における操作部構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0710030A true JPH0710030A (ja) | 1995-01-13 |
JP2656891B2 JP2656891B2 (ja) | 1997-09-24 |
Family
ID=15505468
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15083793A Expired - Fee Related JP2656891B2 (ja) | 1993-06-22 | 1993-06-22 | Hst走行装置を具備する作業車の操作部構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2656891B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6589870B1 (en) | 1999-02-05 | 2003-07-08 | International Business Machines Corporation | Inter-layer connection structure, multilayer printed circuit board and production processes therefor |
-
1993
- 1993-06-22 JP JP15083793A patent/JP2656891B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6589870B1 (en) | 1999-02-05 | 2003-07-08 | International Business Machines Corporation | Inter-layer connection structure, multilayer printed circuit board and production processes therefor |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2656891B2 (ja) | 1997-09-24 |
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