JPH07100243A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JPH07100243A
JPH07100243A JP27294993A JP27294993A JPH07100243A JP H07100243 A JPH07100243 A JP H07100243A JP 27294993 A JP27294993 A JP 27294993A JP 27294993 A JP27294993 A JP 27294993A JP H07100243 A JPH07100243 A JP H07100243A
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JP
Japan
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wiring
electric
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game
game board
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JP27294993A
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English (en)
Inventor
Kichihei Niiyama
吉平 新山
Koji Ito
広司 伊東
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Sophia Co Ltd
Original Assignee
Sophia Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気的装置が多数装着されて配線数が増加し
ても、各電気的装置への配線作業を容易に行なうことが
でき、断線等のトラブルが発生し難くする。 【構成】 遊技盤2の裏側に設ける裏機構盤11に、遊
技機の遊技盤交換後も継続使用する必須電気配線とし
て、遊技機裏面側の一側に配設される電気的装置から延
在する第1の電気配線44と、遊技機裏面側の他側に配
設される電気的装置から延在する第2の電気配線46
と、第1の電気配線と第2の電気配線との間に上記ター
ミナル基板10を介在させ連絡する左右接続配線47と
を敷設し、裏機構盤の一側に形成した第1配線収納路2
9内に第1の電気配線を、他側に形成した第2配線収納
路43内に第2の電気配線を収納し、左右接続配線を裏
機構盤の上記開口窓部の上方に開口縁に沿って形成した
左右接続配線収納路24に収納した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遊技盤を備えた遊技機
に関するもので、特に、電気的駆動源への電源供給や制
御装置への信号線等の配線の処理構造を改良したもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来のパチンコ機等の遊技機において
は、発射モータやロータリーソレノイド等を有する球発
射機構、遊技盤に配設された各種遊技装置を電気信号で
制御する遊技制御回路、遊技球の貯留量によって点灯す
るランプ等の電気的装置を備える程度に留まり、これら
に電源供給を行なう電気配線を敷設すれば十分であっ
た。したがって、これらの電気配線の数量も一見して判
る程度の数量であり、電気配線は裏機構盤に配設される
裏機構部品の間を直接通して接続したり、遊技制御回路
等から電気配線を遊技機のターミナル基板へ単に接続す
るだけでよく、配線の途中を特定の空間に収めることも
していない。また、電源供給の配線が断線した場合に
は、その配線から電気の供給を受けている装置の作動が
停止するので、作動を確認するだけで断線の発見も容易
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年の
遊技機では装着される電気的装置の数が大幅に増加し、
電源供給用配線の他にも各装置間で信号の授受を行なう
ための配線が多数存在するようになっている。このた
め、配線の敷設作業が煩雑になってしまい、工場におけ
る遊技機の組立工程や遊技店における電気的遊技装置の
修理作業で手間取ったり、誤配線してしまったりするト
ラブルが発生する。特に、遊技店で遊技盤を交換する場
合に、当該遊技機の遊技盤を交換しても継続使用する配
線と遊技盤交換に伴って交換する配線とが錯綜してお
り、このため、遊技盤を交換するために取り外さなくて
はならない配線と継続使用する配線とを容易に区別する
ことが困難であり、配線を外す度に当該配線がどこに接
続されているかを慎重に確認することが不可欠となり、
これが遊技盤交換作業の能率を低下させる一因となった
り、誤配線の原因になっている。また、遊技店では殆ど
毎日保守点検を行なっているが、この保守点検作業では
前面枠を開いて作業を行なうので、煩雑に錯綜している
配線が前面枠開放の際に引っ掛かって断線する可能性が
高まり、したがって断線の要因も増えてきている。ま
た、配線が断線した場合に、必ずしも装置の動きがすべ
て停止するわけでもなく、装置は動くが必要な信号授受
が正常に行なわれないという現象が少なからず発生す
る。この様な場合には装置自体は動くので、断線箇所を
的確に発見することは非常に困難である。そこで、本発
明は、電気的装置が多数装着されて配線数が増加して
も、各電気的装置への配線作業を容易に行なうことがで
き、断線等のトラブルが発生し難い遊技機を提供しよう
とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記に鑑み提案
されたもので、区画部材により囲まれる遊技部を形成し
た遊技盤と、該遊技盤に設けられた複数の遊技装置の裏
面主要部域を覆い、且つ遊技盤裏面と一定間隔を保持し
て取り付けられる入賞球集合カバー部材と、球排出機構
及び遊技機の制御に係る電源を取り入れる一連の電気部
品が設けられたターミナル基板等の裏機構部品が設けら
れ、上記入賞球集合カバー部材と対応する開口窓部を形
成した裏機構盤と、を備えた遊技機において、上記裏機
構盤には、当該遊技機の遊技盤交換後も継続使用する必
須電気配線として、上記遊技機裏面側の一側に配設され
る電気的装置から延在する第1の電気配線と、上記遊技
機裏面側の他側に配設される電気的装置から延在する第
2の電気配線と、上記第1の電気配線と上記第2の電気
配線との間に上記ターミナル基板を介在させ連絡する左
右接続配線とを敷設し、上記左右接続配線を裏機構盤の
上記開口窓部の上方に開口縁に沿って形成した左右接続
配線収納路に収納せしめたものである。
【0005】
【作用】遊技盤交換後も継続使用する必須電気配線であ
る第1の電気配線と第2の電気配線を裏機構盤の左右に
敷設し、第1の電気配線と第2の電気配線との間にター
ミナル基板を介在させて連絡する左右接続配線を上タン
クと入賞球集合カバー部材との間に形成した左右接続配
線首脳路内に収納したので、裏機構盤の中央部分が空
く。このため、この空いた中央部分に遊技盤の電気的遊
技装置の電気配線を配置することができる。したがっ
て、継続使用する電気配線と遊技盤の交換の度に取り外
したりする配線とを明確に区分けすることができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面にもとづいて説
明する。図1は代表的な遊技機であるパチンコ機1の正
面図であり、遊技盤2を装着した状態を示しており、図
2はその背面図であり、遊技盤2と遊技盤制御回路3を
取り外した状態を示し、図3は遊技盤2と遊技盤制御回
路3を取り付けた状態の背面図である。このパチンコ機
1は、機枠4に対して開閉可能に蝶着した額縁状前面枠
5の裏面に金属製の遊技盤収納枠体6を固定し、該遊技
盤収納枠体6内に遊技盤2を装着して前面枠5の窓部を
裏側から塞ぎ、遊技盤収納枠体6の裏側に上タンク7,
導出樋8,球排出機構9,ターミナル基板10等の裏機
構部品を設けた裏機構盤11を遊技盤収納枠体6に対し
て開閉可能な状態で軸着してある。なお、ターミナル基
板10には、球排出機構9及び遊技機の制御に係る電源
を取り入れる一連の電気部品を設けてある。
【0007】遊技盤2の表面にはガイドレール12やサ
イドケース13等の区画部材により囲んだ遊技部14を
形成し、該遊技部14内のほぼ中央に特別図柄表示装置
等の中央遊技装置15を、その下方に電気的遊技装置の
1つであって球の受入状態を電気的に変換する大入賞口
16を、その他の遊技部14内に一般入賞口,風車,始
動口,チャッカ等の遊技装置を配設し、遊技部14内の
左右に電飾装置の一種であるサイドランプ17を取り付
け、区画部材の外側近傍にリーチランプ,打止ランプ等
の各種電飾装置を取り付けてある。また、遊技盤2の裏
面には大入賞口16,一般入賞口,始動口などの入賞口
手段の裏面主要部域、即ち入賞球出口を覆い、該遊技盤
2裏面との間を球が流下し得る一定間隔を保持して各入
賞球出口からの入賞球を回収する入賞球集合カバー部材
18を設ける。
【0008】裏機構盤11は、遊技盤収納枠体6背面の
ほぼ全面を覆う大きさのプラスチック製の枠状体であ
り、遊技盤2裏面と所定間隔を保持して遊技盤2裏面に
対して平行で垂直方向に延在する基板19を形成し、該
基板19には入賞球集合カバー部材18が臨む範囲にほ
ぼ矩形の開口窓部20を開設し、該開口窓部20の上方
の基板19の後面(遊技機の後方となる方の面)に上タ
ンク7を嵌合するタンク用窪部21を一側に寄せて形成
し、他側にはターミナル基板10を取り付ける基板用凹
室22を形成し、開口窓部20の上方の基板19の前面
(遊技機の前方となる方の面)には開口窓部20の開口
縁より少し高い位置、即ち図5に示すように、上タンク
7と入賞球集合カバー部材18との間に位置する部分か
ら横長な棚板状の区画壁23を前方に延設することによ
り前面が左右方向に大きく開口した左右接続配線収納路
24を遊技盤2乃至遊技盤収納枠体6と導出樋8との間
になる部分に形成し、区画壁23の前端縁から左右接続
配線収納路24の内側に向けて配線係止部材としての係
止爪25を相対向する位置に形成する。なお、基板用凹
室22の底部又は周壁の一部に、後述する配線を通すた
めの配線貫通穴26を開設する。なお、図4中に示す2
7は基板用凹室のカバーである。
【0009】また、図6に示すように、基板19の前面
側の一側(図6中右側)には基板19に対して直交する
一対の縦長な壁部28を間隔を空けて前方に延設するこ
とにより前記左右接続配線収納路24に上端が連通して
前面が上下方向に大きく開口した第1配線収納路29を
上下方向に形成し、壁部28の前端縁から第1配線収納
路29の内側に向けて配線係止部材としての係止爪25
を相対向する位置に形成する。そして、第1配線収納路
29の底部を構成している基板19にはコネクタ穴30
を形成しておくことが望ましい。なお、前記した区画壁
23や壁部28は基板19に対して直交する方向に延在
するので、裏機構盤11の剛性を高める補強材としても
機能する。
【0010】また、基板19の他側には、図2および図
4に示すように、球排出機構9と流路切換機構31を嵌
合可能であって後面側(遊技機の後方となる方の面)が
開放した嵌合窪部32を上下一連に形成し、該嵌合窪部
32の一側に止着爪33を有する側壁34を立設し、嵌
合窪部32の下部には係止部材35を突設し、嵌合窪部
32の下方に排出球流下路と球抜き流路の上部を形成し
て、該排出球流下路と球抜き流路の開放部分は蓋部材3
6で塞ぐように構成する。そして、前記嵌合窪部32内
に球排出機構9と流路切換機構31を嵌合して止着爪3
3等により止着し、これら球排出機構9、流路切換機構
31、および球排出制御回路37を覆うことができ裏機
構盤11の一部を構成する被覆部材38を着脱可能な状
態で設ける。
【0011】被覆部材38は、図7に示すように、前面
が開放して前記基板用凹室22のすぐ下から嵌合窪部3
2を覆う縦長で浅い箱状の第1被覆部39と、前面が開
放して球排出制御回路37を覆う箱状の第2被覆部40
とを一体成型したもので、第1被覆部39の上端に配線
を通す切欠部41を形成し、上下および途中にプッシュ
式止着具42を設けてある。したがって、この被覆部材
38を止着具42により球排出機構9等の背面に止着す
ると、嵌合窪部32内の球排出機構9、流路切換機構3
1等を第1被覆部39が覆い隠して保護し、第2被覆部
40が球排出制御回路37を覆い隠して保護し、尚且つ
球排出機構9や流路切換機構31の背面と第1被覆部3
9の内面との間に縦長な第2配線収納路43が形成され
る(図8)。
【0012】上記した構成からなる裏機構盤11に配線
を敷設するには、まずタンク用窪部21内に上タンク7
を装着して止着具により止着し、嵌合窪部32内には球
排出機構9や流路切換機構31等を嵌合しておく。
【0013】そして、本発明においては、当該パチンコ
機1の遊技盤2を交換しても継続して使用する配線を必
須電気配線として、遊技機裏面側の一側に配設される電
気的装置に接続する配線を第1の電気配線44とする。
例えば、本実施例では遊技盤制御回路3への電源用配
線、発射装置45への電源用配線など継続使用する配線
を第1の電気配線44としてある。また、遊技機裏面側
の他側に配設される電気的装置に接続する配線を第2の
電気配線46としする。例えば、本実施例では球排出機
構9への信号用配線や打止信号用配線など継続使用する
配線を第2の電気配線46としてある。そして、上記第
1の電気配線44と第2の電気配線46との間にターミ
ナル基板10を介在させて連絡する配線を左右接続配線
47とする。
【0014】本実施例では、図4に示すように、第1の
電気配線44と左右接続配線47を一連の配線束として
構成し、予め所定の長さに切断した配線を結束バンド4
8により束ねて、各配線の端部にはコネクタ49や検出
器50やランプ51等を取り付ける。また、第2の電気
配線46も予め所定の長さに切断して結束バンド48に
より束ねて、各配線の一端にはコネクタ52等を取り付
け、他端に設けたコネクタはターミナル基板10に接続
する。
【0015】第2の電気配線46を裏機構盤11に配設
する場合には、ターミナル基板10を基板用凹室22内
に固定し、該ターミナル基板10から伸びた配線の途中
を第2配線収納路43内に収納する。即ち、配線の途中
を球排出機構9や流路切換機構31等の背面に沿って這
わせるとともに配線係止部材として設けてある係止爪2
5により途中を係止し、配線の下端のコネクタを球排出
制御回路37の端子等所定の部位に接続し、この状態で
被覆部材38を被せて第2の電気配線46を第2配線収
納路43内に収納する。
【0016】この様にして裏機構盤11の第2配線収納
路43内に第2の電気配線46を配設すると、図3に示
すように、配線の殆どが被覆部材38によって覆い隠さ
れてしまう。そして、この第2の電気配線46は、当該
パチンコ機1の遊技盤2を交換して新しい遊技盤2を装
着する際にも殆ど取り外したり接続状態を変更する必要
もない。したがって、遊技盤の交換作業中に作業者の目
に触れることもなく、交換作業の邪魔になることがな
い。
【0017】なお、第2の電気配線46を遊技盤制御回
路3に接続するには、図3に示すように、被覆部材38
の下部に形成した切欠部41′から所定の配線を引き出
し、この配線の先端に設けてあるコネクタを遊技盤制御
回路3の所定の端子に差し込むことにより接続すること
ができる。したがって、遊技盤2を交換する場合には、
上記した配線のコネクタを遊技盤制御回路3の端子から
抜いてから該遊技盤制御回路3を取り外し、新たに装着
した遊技盤制御回路3に上記配線のコネクタを接続する
だけでよい。
【0018】次に、第1の電気配線44と左右接続配線
47を裏機構盤11に配設する場合について説明する。
図6に示すように、左右接続配線47を裏機構盤11の
表側から左右接続配線収納路24内に収納するとともに
第1の電気配線44を第1配線収納路29内に収納し、
各配線収納路24,29に形成した係止爪25により配
線を係止する。そして、左右接続配線47の端部に設け
たコネクタを裏機構盤11の表側から基板用凹室22の
配線貫通穴26内を貫通させて裏機構盤11の裏側に出
し、このコネクタをターミナル基板10の所定端子に接
続する。また、第1の電気配線44の端部に設けたコネ
クタ49は基板19のコネクタ穴30に前面側から止着
し、コネクタの接続孔を基板19の後面に臨ませる。し
たがって、図2に示すように、発射装置45から伸びた
配線55の先端にコネクタ56を設けて、このコネクタ
56を基板19の後面からコネクタ穴30のコネクタ4
9に差し込むと、第1の電気配線44と発射装置45と
を接続することができる。なお、遊技盤制御回路3に関
しても同様に接続すれば良い。
【0019】この様にして裏機構盤11の左右接続配線
収納路24内に左右接続配線47を収納するとともに第
1配線収納路29内に第1の電気配線44を収納する
と、両配線収納路24,29は前方に開口しているの
で、裏機構盤11を閉じた状態では両配線収納路24,
29の開口部分が遊技盤収納枠体6等により閉塞され、
裏機構盤11の裏側からは配線が見えない。そして、こ
の第1の電気配線44と左右接続配線47は、当該遊技
機の遊技盤2を交換して新しい遊技盤2を装着する際に
も取り外したり接続状態を変更する必要もない。したが
って、遊技盤2交換作業中に作業者の見に触れることも
なく、遊技盤2交換作業の邪魔になることがない。
【0020】また、裏機構盤11を開閉する場合、第1
の電気配線44、第2の電気配線46、および左右接続
配線47は、それぞれ係止爪25により係止されてた状
態で配線収納路24,29,43内に納まっているの
で、配線の途中が引っ掛かったり、或は挟まったりする
ことがなく、したがってこれらの配線が断線するおそれ
もない。
【0021】また、左右接続配線47は、図5に示すよ
うに、上タンク7と入賞球集合カバー部材18との間で
あり、且つ上タンク7から球排出機構9へ遊技球を導出
する導出樋8との間に形成した左右配線収納路24内に
収納されるので、この部分にあっては球の流下に一切影
響を与えることがなく、また、球の流下による影響も受
けない。
【0022】なお、遊技盤2に配設された中央遊技装置
15,大入賞口16,サイドランプ17等の電気的遊技
装置は遊技盤制御回路3の制御の下で作動するので、こ
れら遊技装置は遊技盤制御回路3と接続するが、図3に
示すように、入賞球集合カバー部材18の背面に配置し
た中継基板57を介して接続してもよい。
【0023】また、前記したように必須電気配線として
機能する第1および第2の電気配線46、並びに左右接
続配線47は、遊技盤2や遊技盤制御回路3を交換して
も継続して使用する配線であり、遊技盤2交換作業の際
にも殆ど操作しない配線なので、これらの配線を目立た
ない着色、例えば黒色で統一し、遊技盤2の交換作業で
取り外したり交換する配線を目立つ着色、例えば白、
赤、黄色、オレンジ色などにすると、必須電気配線と一
般配線との区別が明確となり、一層配線処理を容易に行
なうことができ、誤配線を減少させることができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、遊
技盤2交換後も継続使用する必須電気配線である第1の
電気配線と第2の電気配線を裏機構盤の左右に敷設し、
第1の電気配線と第2の電気配線との間にターミナル基
板を介在させて連絡する左右接続配線を上タンクと入賞
球集合カバー部材との間に形成した左右接続配線収納路
内に収納したので、裏機構盤の中央部分が空き、この空
いた中央部分に遊技盤の電気的遊技装置の電気配線を配
置することができる。したがって、継続使用する電気配
線と遊技盤の交換の度に取り外したりする配線とを明確
に区分けすることができ、これにより遊技機の組立工程
や遊技盤交換作業において、配線作業を容易に行なうこ
とができ、誤配線などのトラブルの発生率も低下する。
そして、第1の電気配線を裏機構盤の一側に形成した第
1配線収納路内に、第2の電気配線を裏機構盤の他側に
形成した第2配線収納路内に収納すると、継続使用され
る必須配線と遊技盤交換で交換される遊技盤配線とを一
層明確に区別することができるので、遊技盤交換時にお
ける配線作業をより一層容易化なさしめることができる
とともに誤配線の発生率をより低下させることができ
る。勿論、遊技機の組立作業、保守点検作業も一層容易
になる。また、遊技盤に配設される電気的装置が増加し
て信号配線等が増加しても、この配線を上タンクと入賞
球集合カバー部材との間の配線収納路内に収納すること
ができるので、遊技球の流下に影響を与えることなく、
また、遊技球の流下による影響も受けることがなく、し
かも遊技盤配線と区分けすることができる。また、電気
配線を配線収納路内に収納すると、裏機構盤を開閉した
際に配線を引っ掛けたり挟んだりすることが少なくなる
ので、配線が途中で断線するトラブルをなくすことがで
きる。そして、配線収納路内に配線を係止する配線係止
部材を備えると、配線収納路内に収納した配線が外部に
はみ出すことがなくなるので、配線の引っ掛けや断線を
一層確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】代表的な遊技機であるパチンコ機の正面図であ
る。
【図2】遊技盤および遊技盤制御回路を取り外した状態
におけるパチンコ機の背面図である。
【図3】遊技盤および遊技盤制御回路を取り付けた状態
におけるパチンコ機の上部の背面図である。
【図4】裏機構盤の裏側から見た斜視図である。
【図5】左右接続配線収納路の断面図である。
【図6】裏機構盤の表側から見た正面図である。
【図7】被覆部材の斜視図である。
【図8】第2配線収納路の断面図である。
【符号の説明】
1 代表的な遊技機としてのパチンコ機 2 遊技盤 3 遊技盤制御回路 6 遊技盤収納枠体 7 上タンク 9 球排出機構 10 ターミナル基板 11 裏機構盤 12 区画部材としてのガイドレール 13 区画部材としてのサイドケース 14 遊技部 15 中央遊技装置 16 大入賞口 17 サイドランプ 18 入賞球集合カバー部材 19 裏機構盤の基板 20 裏機構盤の開口窓部 23 左右接続配線収納路を構成する裏機構盤の区画壁 24 左右接続配線収納路 25 配線係止部材としての係止爪 28 第1配線収納路を構成する裏機構盤の壁部 29 第1配線収納路 37 球排出制御回路 38 裏機構盤の一部を構成する被覆部材 43 第2配線収納路 44 第1の電気配線 45 球発射装置 46 第2の電気配線 47 左右接続配線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 区画部材により囲まれる遊技部を形成し
    た遊技盤と、 該遊技盤に設けられた複数の遊技装置の裏面主要部域を
    覆い、且つ遊技盤裏面と一定間隔を保持して取り付けら
    れる入賞球集合カバー部材と、 球排出機構及び遊技機の制御に係る電源を取り入れる一
    連の電気部品が設けられたターミナル基板等の裏機構部
    品が設けられ、上記入賞球集合カバー部材と対応する開
    口窓部を形成した裏機構盤と、を備えた遊技機におい
    て、 上記裏機構盤には、当該遊技機の遊技盤交換後も継続使
    用する必須電気配線として、上記遊技機裏面側の一側に
    配設される電気的装置から延在する第1の電気配線と、
    上記遊技機裏面側の他側に配設される電気的装置から延
    在する第2の電気配線と、上記第1の電気配線と上記第
    2の電気配線との間に上記ターミナル基板を介在させ連
    絡する左右接続配線とを敷設し、 上記左右接続配線を裏機構盤の上記開口窓部の上方に開
    口縁に沿って形成した左右接続配線収納路に収納せしめ
    たことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 裏機構盤の左右の側部に配線収納路をそ
    れぞれ形成し、一方の配線収納路内に第1の電気配線
    を、他方の配線収納路内に第2の電気配線を収納したこ
    とを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 配線収納路の少なくとも一辺には、比較
    的広範囲の開口部を形成するとともに、配線収納路内に
    配線を係止する配線係止部材を備えたことを特徴とする
    請求項1または2に記載の遊技機。
JP27294993A 1993-10-06 1993-10-06 遊技機 Pending JPH07100243A (ja)

Priority Applications (1)

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JP27294993A JPH07100243A (ja) 1993-10-06 1993-10-06 遊技機

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002306694A (ja) * 2001-04-11 2002-10-22 Aiwa Raito:Kk 遊技機部品及び遊技機部品のリード線の結束方法
JP2006149809A (ja) * 2004-11-30 2006-06-15 Heiwa Corp パチンコ機

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