JPH0699855A - 自動車用フードサポート装置 - Google Patents

自動車用フードサポート装置

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JPH0699855A
JPH0699855A JP24916592A JP24916592A JPH0699855A JP H0699855 A JPH0699855 A JP H0699855A JP 24916592 A JP24916592 A JP 24916592A JP 24916592 A JP24916592 A JP 24916592A JP H0699855 A JPH0699855 A JP H0699855A
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JP
Japan
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hood
bracket
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hook
brackets
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JP24916592A
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Shinya Ogasawara
信也 小笠原
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ヒンジの板取り性を良くすると共に自動車衝
突時のフードの上方移動量を少なくする手段を提供する
こと。 【構成】 車体1に固設されたヒンジ3と、該ヒンジ3
を介して開閉自在に軸支されたフード4と、前記車体1
に固設されたブラケット24,25と、一端部21aが
該ブラケット24,25に回動自在に軸支され且つ他端
部21bがフード4を開成した状態で該フード4に係止
するフードサポートロッド21とを有するものにおい
て、前記ブラケット24,25は車体懸架装置を支持す
るストラットハウジング27近傍に設けられると共に上
部にフック24b,25bが形成され、前記フード4に
は、前記フード閉時に前記ブラケット24,25と対応
する位置に開口9が形成され、前記フード閉時に前記フ
ック24b,25bが前記開口9に挿入されること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用フードサポー
ト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の技術としては、例えば図15乃
至図18(実開昭63−87186号公報参照)に示す
ようなものがある。即ち、自動車用フードサポート装置
としては、車体としてのフードリッジレインフォース1
にボルト2により固設されたヒンジ3と、該ヒンジ3を
介して開閉自在に軸支されたフード4と、前記フードリ
ッジレインフォース1に固設された支持部材(図示省
略)と、一端部が該支持部材に回動自在に軸支され且つ
他端部がフード4を開成した状態で該フード4に係止す
るフードサポートロッド(図示省略)とを有する。
【0003】前記ヒンジ3は、前記フード4のインナパ
ネル5に対して固定される第1ヒンジプレート6と、前
記フードリッジレインフォース1に対して固定される第
2ヒンジプレート7と、両ヒンジプレート6、7を相互
に回転自在に軸支したピン8とを備えている。前記第1
ヒンジプレート6には、フード4のインナパネル5の係
止穴9に連通した係止穴10が形成されている。
【0004】前記第2ヒンジプレート7には、該フード
4が閉成された時に、該フード4のインナパネル5の係
止穴9及び第1ヒンジプレート6の係止穴10に係止さ
れるフック11が形成されている。前記ヒンジ3は、カ
ウルボックス14に設けられているので、自動車の衝突
時に、前部16が後方に移動すると、図17に示すよう
に、フード4の後部17が前記ヒンジ3によって抑えら
れているので、前後略中央部15が寸法H1分だけ上方
に持ち上がるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
自動車用フードサポート装置にあっては、第2ヒンジプ
レート7にフック11が一体に形成されているので、図
18に示すように板13に示した符号12で示す斜線部
分が無駄な部位になる。即ち、第2ヒンジプレート7の
板取りが良くない。
【0006】また、図17に示すように、自動車の衝突
時に、フード4の前後略中央部15が寸法H1分だけ上
方に持ち上がるので、前方視界を損なうことになる。そ
こで、本発明は、ヒンジの板取り性を良くすると共に自
動車衝突時のフードの上方移動量を少なくする手段を提
供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の自動車用フード
サポート装置としては、車体に固設されたヒンジと、該
ヒンジを介して開閉自在に軸支されたフードと、前記車
体に固設されたブラケットと、一端部が該ブラケットに
回動自在に軸支され且つ他端部がフードを開成した状態
で該フードに係止するフードサポートロッドとを有する
ものにおいて、前記ブラケットは車体懸架装置を支持す
るストラットハウジング近傍に設けられると共に上部に
フックが形成され、前記フードには、前記フード閉時に
前記ブラケットと対応する位置に開口が形成され、前記
フード閉時に前記フックが前記開口に挿入されることを
特徴とする。
【0008】
【作 用】この構造によると、ヒンジはフードを開閉自
在に軸支するだけであるので、形状が単純であって板取
りが良くなる。また、フードを係止するフックがストラ
ットハウジング近傍に設けられているので、自動車の衝
突時に、フードの前後略中央部を保持するので、フード
の前後略中央部は持ち上がらず、それより前部が後方に
移動するのみであるから、上方移動量が少なく、前方視
界を損なわないことになる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1乃至図7を用
いて詳述する。自動車用フードサポート装置としては、
車体としてのフードリッジレインフォース1にボルト2
により固設されたヒンジ3と、該ヒンジ3を介して開閉
自在に軸支されたフード4と、前記フードリッジレイン
フォース1に固設されたブラケット25と、一端部21
aが該ブラケット25に回動自在に軸支され且つ他端部
21bがフード4を開成した状態で該フード4に係止す
るフードサポートロッド21とを有する。
【0010】前記ヒンジ3は、前記フード4のインナパ
ネル5に対して固定される第1ヒンジプレート22と、
前記フードリッジレインフォース1に対して固定される
第2ヒンジプレート23と、両ヒンジプレート22、2
3を相互に回転自在に軸支したピン8とを備えている。
【0011】前記フード4のインナパネル5の係止穴た
る開口9周りに固設されるレインフォース29の直前の
インナパネル5に上部へ盛り上がった湾曲部5aを有し
ている。第1ブラケット24と、第2ブラケット25
と、緩衝部材26とよりなり、該第1ブラケット24
と、第2ブラケット25とが本発明の「ブラケット」を
構成する。
【0012】該第1ブラケット24は、車体懸架装置
(図示省略)を支持するストラットハウジング27の上
に溶接SWにより設けられた基部24aと、該基部24
aより車外側より立設され且つ前記フード4閉時にフー
ド4のインナパネル5の開口9に連通して係止されるフ
ック24bと、前記基部24aより車内側より立設され
且つアクセルワイヤ34を支持したワイヤ支持部材35
をボルト36により固設された舌片24eとよりなる。
この基部24aとフック24bとの間に顎部24cが形
成され、該顎部24cには凹凸部24dが形成される。
【0013】前記第2ブラケット25は、前記ストラッ
トハウジング27の上に溶接SWにより設けられた基部
25aと、該基部25aより車内側より立設され且つ前
記フード4閉時にフード4のインナパネル5の開口9に
連通して係止されるフック25bとよりなる。該フック
25bの車外側より前記フードサポートロッド21の一
端部21aが、グロメット28を介在して回転自在に軸
支されている。前記基部25aとフック25bとの間に
は、顎部25cが形成され、該顎部25cには凹凸部2
5dが形成される。
【0014】前記緩衝部材26は、前記フード4が閉成
された状態でフード4のインナパネル5の開口9及び該
第1、第2ブラケット24、25の肩部24f、25f
間に介在された本体26aと、該フード4のインナパネ
ル5の開口9に係止してインナパネル5よりの抜け落ち
を防いだ爪部26bとよりなる。
【0015】前記凹凸部24d,25dは、前記フード
4が閉成された状態でのフード4のインナパネル5の開
口9に係止した緩衝部材26の側面26cに圧接するこ
とで、常時は第1、第2ブラケット24、25のフック
24b、25bに干渉せず、スムーズな開閉が可能であ
るが、閉じた状態では、フード4の左右方向への移動が
阻止される。
【0016】符号30は、前記フードリッジレインフォ
ース1に固設されたフロントフェンダーである。該フロ
ントフェンダー30を介して前記フードリッジレインフ
ォース1に中空部33を有するサイドバンパーラバー3
1が固設される。該サイドバンパーラバー31の挿入孔
31aには、ブラケット32の一端部32aが挿入され
且つ他端部32bの貫通孔32cを介してボルト32d
により他端部32bが前記フードリッジレインフォース
1に固設される。
【0017】この実施例の構造によると、図8に示すよ
うに、フード4が閉じた状態では、ブラケット24,2
5のフック24b,25bがインナパネル5の開口9に
係止されている。この状態で自動車が衝突すると、図9
に示すように、フード4のインナパネル5の開口9にブ
ラケット24,25のフック24b,25bが係止され
ているので、フード4は盛り上がらず、フード4の前側
4aのみが盛り上がり、フード4の後側4bはそのまま
の位置を保つことになる。従って、フード4の前側4a
の盛り上がり量H2は従来のH1に比較して半分にな
る。
【0018】図10乃至図14を用いて、本発明の他の
実施例を説明する。図1乃至図9に示す実施例と均等の
部材は、同一符号、同一名称を用いる。この実施例は、
前記実施例と異なる点は、ブラケットと緩衝部材とが一
体的に結合されている点である。即ち、第1ブラケット
41と、第2ブラケット42と、緩衝部材43とよりな
り、該第1ブラケット41と、第2ブラケット42とが
本発明の「ブラケット」を構成する。
【0019】該第1ブラケット41は、図13に示すよ
うに、車体懸架装置(図示省略)を支持するストラット
ハウジング27の上に溶接SWにより設けられた基部4
1aと、該基部41aより車外側より立設され且つ前記
フード4閉時にフード4のインナパネル5の開口9に連
通して係止されるフック41bと、前記基部41aより
車内側より立設され且つアクセルワイヤ34を支持した
ワイヤ支持部材35をボルト36により固設された舌片
41eと、前記フック41bの後側に配され且つ上端部
が水平方向に折り曲げられた支持部41gとよりなる。
この基部41aとフック41bとの間に顎部41cが形
成されている。
【0020】前記第2ブラケット42は、前記ストラッ
トハウジング27の上に溶接SWにより設けられた基部
42aと、該基部42aより車内側より立設され且つ前
記フード4閉時にフード4のインナパネル5の開口9に
連通して係止されるフック42bと、前記フック42b
の後側に配され且つ上端部が水平方向に折り曲げられた
支持部42gとよりなる。該フック42bの車外側より
前記フードサポートロッド21の一端部21aが、グロ
メット28を介在して回転自在に軸支されている。前記
基部42aとフック42bとの間には、顎部42cが形
成される。
【0021】前記緩衝部材43は、前記フード4が閉成
された状態でフード4のインナパネル5の開口9及び該
第1、第2ブラケット41、42の支持部41g、42
gに夫々クリップ44により固持されている。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、自動車用
フードサポート装置としては、車体に固設されたヒンジ
と、該ヒンジを介して開閉自在に軸支されたフードと、
前記車体に固設されたブラケットと、一端部が該ブラケ
ットに回動自在に軸支され且つ他端部がフードを開成し
た状態で該フードに係止するフードサポートロッドとを
有するものにおいて、前記ブラケットは車体懸架装置を
支持するストラットハウジング近傍に設けられると共に
上部にフックが形成され、前記フードには、前記フード
閉時に前記ブラケットと対応する位置に開口が形成さ
れ、前記フード閉時に前記フックが前記開口に挿入され
ることよりなるから、この構造によると、ヒンジはフー
ドを開閉自在に軸支するだけであるので、形状が単純で
あって板取りが良くなり、また、フードを係止するフッ
クがストラットハウジング近傍に設けられているので、
自動車の衝突時に、フードの前後略中央部を保持するの
で、フードの前後略中央部は持ち上がらず、それより前
部が後方に移動するのみであるから、上方移動量が少な
く、前方視界を損なわないことになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す側面視断面図である。
【図2】図1の矢視IIに係る平面図である。
【図3】図1のIII部に係る拡大図である。
【図4】図3のIV−IV線に係る断面図である。
【図5】図2の矢視Vに係る斜視図である。
【図6】図2のVI−VI線に係る断面図である。
【図7】図6の緩衝部材の分解斜視図である。
【図8】図1のフードとブラケットのフックとの係合状
態を示す図1相当図である。
【図9】図8の状態で自動車が衝突した時に変形したフ
ードの形状を示す断面図である。
【図10】本発明の他の実施例を示すブラケットの図3
相当拡大図である。
【図11】図10の斜視図である。
【図12】図11のXII−XII線に係る断面図である。
【図13】本発明の他の実施例を示すブラケットの図5
相当拡大図である。
【図14】図13の矢視XIVに係る自動車の横断面図で
ある。
【図15】従来例の図4相当図である。
【図16】図15のヒンジの斜視図である。
【図17】フードとブラケットのフックとの係合状態で
自動車が衝突した時に変形したフードの形状を示す断面
図である。
【図18】第2ヒンジプレートの板取りを説明する正面
図である。
【符号の説明】
1 車体 3 ヒンジ 4 フード 9 開口 20 ブラケット 40 ブラケット 21 フードサポートロッド 21a フードサポートロッドの一端部 21b フードサポートロッドの他端部 24 ブラケット 25 ブラケット 41 ブラケット 42 ブラケット 24a ブラケットの基部 25a ブラケットの基部 24b ブラケットのフック 25b ブラケットのフック 26 緩衝部材 43 緩衝部材 27 ストラットハウジング

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体に固設されたヒンジと、該ヒンジを
    介して開閉自在に軸支されたフードと、前記車体に固設
    されたブラケットと、一端部が該ブラケットに回動自在
    に軸支され且つ他端部がフードを開成した状態で該フー
    ドに係止するフードサポートロッドとを有するフードサ
    ポート装置において、 前記ブラケットは車体懸架装置を支持するストラットハ
    ウジング近傍に設けられると共に上部にフックが形成さ
    れ、前記フードには、前記フード閉時に前記ブラケット
    と対応する位置に開口が形成され、前記フード閉時に前
    記フックが前記開口に挿入されることを特徴とする自動
    車用フードサポート装置。
JP24916592A 1992-09-18 1992-09-18 自動車用フードサポート装置 Expired - Lifetime JP2864891B2 (ja)

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