JPH0699644A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0699644A
JPH0699644A JP5017364A JP1736493A JPH0699644A JP H0699644 A JPH0699644 A JP H0699644A JP 5017364 A JP5017364 A JP 5017364A JP 1736493 A JP1736493 A JP 1736493A JP H0699644 A JPH0699644 A JP H0699644A
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Masumi Sato
眞澄 佐藤
Keizo Yasuda
恵三 安田
Genichi Yasui
元一 安井
Kenichi Hasegawa
健一 長谷川
Eiji Sawamura
栄二 沢村
Masahiko Sato
雅彦 佐藤
Yasuhisa Kato
泰久 加藤
Masanao Ebara
正尚 江原
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Abstract

(57)【要約】 【目的】画像情報に従い着色剤を記録用紙に付着せしめ
て可視像を形成する画像形成装置において、着色剤によ
る画像を消色し記録用紙を再記録可能な状態にする消色
装置を画像形成装置内に組み込み、一度の操作で画像の
消色を行ない、記録用紙の再生及び新たな画像印字を行
なうことのできる画像形成装置を提供すること。 【構成】記録用紙に既に形成されている着色剤による画
像を消色する消色装置14と、消色装置の動作を制御す
る消色装置の動作制御手段とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は着色剤を用いた画像を消
色する消色手段を組み込んだ複写機、ファクシミリ、プ
リンター等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、深刻化する廃棄物問題の中で、特
にオフィスから排出される紙ごみが、資源保護の観点か
らも注目を集めており、その対策としてオフィスで使用
される書類用の紙、所謂OA用紙のリサイクルが叫ばれ
ている。
【0003】現在行われているOA用紙のリサイクルと
は、コピー或いはプリンタ等に使用され廃棄されたOA
用紙を分別回収し、製紙工場等で溶解・脱墨・抄紙の処
理を経て、再生紙として再利用するものである。
【0004】しかし、現状ではオフィスで年間250万
トンも消費されるOA用紙の内、わずか5%程度しか回
収されないといわれている。
【0005】これに対し、OA用紙に、消色性着色剤を
用いたトナ−,インク等の記録材料で印字し、不要にな
ったら消して再び印字するといったオフィス内でのOA
用紙のリサイクルが提案されている。
【0006】この消色性着色剤の概要は、シアニン系色
素と有機ホウ素のアンモニウム塩からなる着色剤を用い
た記録材料、例えば、電子写真方式の画像形成装置で
は、着色料であるカーボンブラックの代わりに上記着色
剤を用いたトナーを使用すると、一般の照明下では青色
の印字が可能で、通常記録と同様な視認性が得られると
いうものである。
【0007】この印字記録法では820mn付近の光を
照射することで無色化することができるため、記録の消
去が可能である。それ故この様な消色性着色剤の記録材
料を用いることで、比較的簡単に古紙の再利用が可能と
なり、省資源・環境保全・都市ごみ低減等に有効である
とされる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このような消色性着色
剤を用いて行なうOA用紙のリサイクルに関する具体的
なシステムについて、従来開示されている技術では、記
録用紙上に形成された消色性着色剤の画像を消色する消
色装置が画像形成装置とは別に必要である。
【0009】従って、記録用紙を再利用する場合には、
一旦、消色装置を通して画像を消色してから画像形成装
置に給紙して新たな画像を形成する、といった手順を踏
まねばならず、不便な点があった。
【0010】従って、本発明は、着色剤による画像を消
色し記録用紙を再記録可能な状態にする消色装置を画像
形成装置内に組み込み、一度の操作で画像の消色を行な
い、記録用紙の再生及び新たな画像印字を行える画像形
成装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では次の何れかの構成とした。
【0012】(1).記録用紙に既に形成されている着
色剤による画像を消色する消色装置と、この消色装置の
動作を制御する消色装置の動作制御手段とを設けた(請
求項1)。
【0013】(2).(1)において、消色装置を記録
用紙の搬送経路上の給紙位置から画像転写位置までの間
に配設した(請求項2)。
【0014】(3).(1)において、消色装置を記録
用紙の搬送経路上の給紙位置から画像転写位置までの間
に配設し、消色装置と画像形成部との間に消色装置の動
作に伴い発生する光及び熱を遮断する光熱遮断手段を設
けた(請求項3)。
【0015】(4).(1)において、着色剤による画
像が既に形成されている記録用紙を給紙する限定された
給紙口と、記録用紙を限定された給紙口から画像転写位
置まで搬送する限定された搬送経路とを備え、記録用紙
上の着色剤による画像を消色する消色装置を限定された
搬送経路上に配設すると共に、記録用紙が限定された給
紙口から給紙された場合には自動的に消色装置が動作す
るように消色装置の動作選択手段を制御することとした
(請求項4)。
【0016】(5).(1)において、記録用紙給紙口
と、記録用紙を前記記録用紙給紙口から画像転写位置ま
で搬送する複数の搬送経路と、複数の搬送経路のうち特
定の経路を選択する記録用紙の搬送経路選択手段とを備
え、記録用紙上の着色剤による画像を消色する消色装置
を前記複数の搬送経路のうち特定の経路上に配設すると
共に、着色剤による画像が形成されている記録用紙を搬
送する場合には消色装置の配設されている搬送経路を選
択し、消色装置を自動的に動作させる様に記録用紙の搬
送経路選択手段及び消色装置の動作選択手段を制御する
こととした(請求項5)。
【0017】(6).(1)において、記録用紙の搬送
経路上の消色装置位置と画像転写位置との間に前記記録
用紙を一時的に貯留させておく中間トレイを備えてい
て、着色剤による画像が既に形成されている記録用紙を
用いる場合に画像非形成時に消色装置を動作させ前記記
録用紙を消色して中間トレイに貯留するように制御する
こととした(請求項6)。
【0018】(7).転写紙搬送路の途中に消色トナー
を消色する働きをする消色手段を設け、かつ、消色手段
を機能状態におく消色モードを設定し、操作パネルで消
色モードを選択した場合は、通常の画像形成モード時と
は異なる排紙部へ転写紙を導く経路切り換え手段を設け
た(請求項7)。
【0019】(8).(7)において、消色手段は、搬
送経路中、消色モード時にだけ使用する経路に設けた
(請求項8)。
【0020】(9).消色手段を定着手段とは別に設け
た光透過性ベルトの内側に設けた(請求項9)。
【0021】(10).(9)において、光透過性ベル
トは、搬送ベルトの上方位置にて該搬送ベルトに対し接
離自在に設けられ、消色モード実行時は、前記搬送ベル
トに近接若しくは接触状態におかれるように制御される
こととした(請求項10)。
【0022】(11).(7)において、消色手段は、
搬送経路中に形成したわん曲部の曲がりの外側に配置し
た(請求項11)。
【0023】
【作用】画像形成装置に組み込んだ消色手段を活用し
て、消色操作を行なう。
【0024】
【実施例】
実施例1(請求項1、請求項2、請求項3に対応) 本例は、消色装置を組み込んだ画像形成装置に関するも
のであり、消色装置を消色モード或いは通常モードの何
れかのモードに選択的に動作させる動作制御手段を有し
ている。
【0025】消色モードでは、例えば、消去装置の一度
の通過で消色性着色剤により形成された画像が完全に消
去されるように消色装置が機能する。また、通常モード
では、消色装置は非機能状態におかれ、画像の消去は何
らなされない。これらのモードの切り換えは動作制御手
段により行なう。
【0026】或いは、消去モードにおいて、上記のよう
に画像消去のレベルを画像が完全に消去されるだけの内
容としてのみ構成するのでなく、消色性着色剤による画
像の消色レベルを可変とし、完全には消色せずに次の画
像の淡い背景画像として残す等、様々なレベルの設定を
可能とし、設定レベルに応じて画像を消去することもで
きる。この場合のレベル設定も動作制御手段により行な
う。
【0027】図1により本例にかかる画像形成装置につ
いて説明する。図1において、感光体1のまわりには矢
印で示す感光体の回転方向順に、帯電器2、現像器4、
転写帯電器5、分離帯電器6、クリーニング器7、除電
用のランプ8などが配置されている。帯電器2と現像器
4との間の感光体上は、露光部となっていて、この露光
部にて、感光体上に画像情報を含むレーザービーム3が
照射されるようになっている。
【0028】また、給紙部90、給紙ローラ10、消色
装置14、レジストローラ11、転写帯電器5、分離帯
電器6、定着器12及び図示省略の排紙トレイなどを通
る記録用紙の搬送経路13が構成されており、転写帯電
器5と感光体1との対向間及び、分離帯電器6と感光体
1との対向間は、それぞれ搬送経路の一部を構成してい
る。
【0029】画像形成の一般的プロセスについて説明す
ると、感光体1は先ず矢印方向に回転し、帯電器2で均
一に帯電される。次に画像情報を含んだレ−ザ−ビ−ム
3によって感光体1が、その回転方向と直交する方向に
走査・露光され、静電潜像が担持される。
【0030】感光体1上に担持された静電潜像は、現像
器4によって顕像化される。一方、給紙部90における
記録用紙9aは給紙ローラ10により1枚ずつ給紙さ
れ、搬送経路13に沿って消色装置14を通過後、レジ
ストローラ11に達し、タイミングを合わせて画像転写
位置に給送される。
【0031】感光体1に形成された可視トナ−像は、転
写帯電器5が配置された画像転写位置にて転写帯電器5
により記録用紙9aに転写される。しかる後、記録用紙
9aは分離帯電器6により感光体1から剥離された記録
用紙9aと共に定着器12へ向けて搬送され、この定着
器12により記録用紙9a上に定着される。
【0032】また、記録用紙への転写後、感光体1上に
残留したトナ−はクリーニング器7により感光体1から
除去される。このクリーニング後においてもなお感光体
1に残留している電荷はランプ8の除電光によって除電
される。このようにして感光体1がクリーニングされた
後、上述の各工程が再び繰り返されて、次の画像情報の
画像形成動作が実行される。
【0033】ここで、消色装置14の構成を図2に示
す。消色装置14は、基本的には820nm付近の発光
波長領域をもち、かつ発熱する例えばハロゲンランプ等
の露光発熱源14aを有していればよい。
【0034】ここでは、消色装置を画像形成装置内に組
み込むため、さらにいくつかの工夫がなされている。
【0035】図1で説明したような電子写真方式の画像
形成装置の場合、消色装置14が動作することにより発
生する光及び熱が画像形成部に漏洩すると、画像形成が
不安定になる、或いは画像形成できなくなる、等の不都
合が生じる。
【0036】そこで、遮光及び断熱部材よりなるケース
14bで露光発熱源14aを覆い、さらに消色装置14
の給紙口部、排紙口部をローラ及びベルト等の回転部材
で構成し、光及び熱の漏洩を防ぐようにした。
【0037】図2においては、記録用紙をバックアップ
する搬送ベルト14cと、給紙ローラ14d、排紙ロー
ラ14eとで消色装置14の給紙口部及び排紙口部を構
成している。
【0038】また、消色反応は化学反応であるので、あ
る程度反応時間が必要であり、そのため画像形成装置の
画像形成速度が制限されたり、消色装置動作時と画像形
成時とでプロセス速度を変える、等の規制或いは制御を
しなければならない。そこで図2に示した消色装置14
では、給紙ローラ14dの内部にヒーターを設け、記録
用紙9aを加熱して反応を促進するように工夫してあ
る。
【0039】さらに、加熱し消色された記録用紙9a
は、画像面側にカールしやすく、そのまま画像転写位置
に搬送し画像を転写するには不適当である。そこで、排
紙ローラ14eを図2に示すように記録用紙面の法線方
向に対して記録用紙搬送方向側に若干傾けて設置し、記
録用紙が画像面側にカールすることなく画像転写位置に
搬送されるようにしている。
【0040】これは、記録用紙にバックカールするよう
な圧力を加えればよいわけであるから、例えば排紙ロー
ラ14eを、搬送ベルト14cの排紙側バックアップロ
ーラと比べて柔らかな弾性体で構成することもできる。
このように、消色装置14は、画像形成装置内に組み込
むために特別に工夫されている。
【0041】消色装置14は、図1に示すように記録用
紙9aの搬送経路上、給紙位置と画像転写位置との間に
配置されている。これは、最もシンプルな構成であり、
ヒーターを備えた消色装置の給紙ローラ14dを画像形
成部から最も離すことができるとの利点がある。
【0042】請求項3における光熱遮断手段の例とし
て、本例においては、露光発熱源14aを覆うケース1
4b及び排紙ローラ14e、搬送ベルト14cが相当す
る。かかる光熱遮断手段により、画像形成装置内に消色
装置を組み込むことにより生じる光及び熱が画像形成に
及ぼす悪影響を防ぎ、効率よく記録用紙の再生と新たな
画像形成を行うことができる。
【0043】記録用紙9aとして、記録面に既に消色性
着色剤による画像が形成されている用紙を再生利用する
場合は、図示しない消色装置の動作制御手段により、消
色装置14を動作させる。
【0044】動作制御手段は、既に消色性着色剤により
画像形成されている記録用紙9aが消色装置14内を搬
送される際、消色装置の給紙ローラ14dにより加熱
し、露光光源14aを点灯させ、記録用紙9aの記録面
側の画像を消色して、排紙ローラ14eにより消色装置
14から消色された記録用紙9aを排紙することによ
り、記録用紙9aを画像形成装置内でリサイクルし、次
の新しい画像を形成可能な状態とする。
【0045】消色装置の動作制御手段としては、単に、
消色装置を完全消色の機能状態におく消色モードと、機
能状態にしない通常モードとの切り換えを行なう手段と
して単純に消色装置のオン、オフを指定する操作パネル
上の切り替えスイッチ等を用いた構成することができ
る。
【0046】或いは、露光光源14aの露光量を制御す
る操作パネル上の調整ダイヤル等を含む構成とし、これ
により露光発熱源14aの発光量を制御して、記録用紙
9a上の消色性着色剤の画像を完全に消去したり、背景
画像用に薄くしたり等、消色レベルを変える手段として
構成することもできる。
【0047】本例では、容易に記録用紙の再生・再記録
を可能とすることができるものであり、画像形成装置内
に組み込まれた消色装置をモードに応じてオン、オフ動
作の制御を行なう消色装置の動作制御手段を設け、或い
はこの動作制御手段の機能としてオン、オフ制御の他に
消色のレベルの制御も行なうようにする。
【0048】これにより、完全に消色するかしないかだ
けの制御を行なう。或いは着色剤の画像の消色レベルを
可変としてそのレベルでの消色後(例えば、完全に消
色、或いは完全には消色せずに次の画像の淡い背景画像
として残した状態の後)に次の画像を形成したり、と様
々な用途に使用することができる。
【0049】また、光熱遮断手段を設けた場合には、簡
単な構成で、画像形成装置内に消色装置を組み込むこと
により生じる光及び熱が画像形成に及ぼす悪影響を防
ぎ、効率よく、また安定して、記録用紙の再生と新たな
画像形成をなすことができる。
【0050】実施例2 本例は、前記実施例1における画像形成装置に対し、更
に積極的に熱対策を行ったものであり、画像形成の安定
化を図ると共に、小型化が可能な画像形成装置を提供す
るものである。
【0051】図3に、本例にかかる画像形成装置の構成
例を示す。なお、図3において、感光体1、帯電器2、
レーザービーム3、現像器4、転写帯電器5、分離帯電
器6、クリーニング器7、ランプ8、給紙部90、給紙
ローラ10、レジストローラ11、定着器12等は既に
説明した図1におけると同様なので説明は省略する。
【0052】図3において、搬送経路13の上方で、現
像器4と消色装置14との間の空間に、冷却手段として
の送風ファン15を設けている。この送風ファン15は
記録用紙9aに向けて送風し、その場合、空気は気流1
6に示すような流れを示す。
【0053】消色装置14は、基本的には既に説明した
図2に示す構成と同様であるが、気流16を考慮してケ
ース14bの形状を若干変えてある。画像を消色された
再生記録用紙9aはこのような気流により冷却され、画
像転写位置に搬送されて、通常記録用紙への画像形成と
同様な温度で画像を転写される。
【0054】このとき気流16は、記録用紙9aを冷却
すると共に、消色装置14にて発生した熱の画像形成部
への漏洩を防ぐ働きも併せ有する。なお、送風ファン1
5は、図3に示した位置に特定されるわけではなく、気
流16が発生するように配置されていればよい。
【0055】本例においては、再生された記録用紙に残
存する熱を送風ファン15で冷却することにより、画像
形成の安定化が図れると共に、消色装置を組み入れた画
像形成装置の小型化が可能となる。
【0056】実施例3(請求項4に対応) 本例は、図4に示すように、給紙部から転写部に至る用
紙搬送系にかかる。図4において、消色性着色剤の画像
が形成されている記録用紙9aは、給紙カセット17a
より搬送経路13aに沿って消色装置14を経由して転
写帯電器5が配置された画像転写位置まで給紙されるよ
うになっている。
【0057】一方、通常の記録用紙9bは、給紙カセッ
ト17bより給紙され搬送経路13bに沿って消色装置
14を経由することなく直接画像転写位置まで搬送され
るようになっている。
【0058】給紙カセット17aより消色性着色剤の画
像が形成されている記録用紙9aを給紙する場合は、図
示しない消色装置の動作選択手段により自動的に消色装
置14が動作し、画像を消色した後に記録用紙9aを画
像転写位置まで搬送し、次の新しい画像を転写する。
【0059】給紙カセット17bより通常の記録用紙9
bを給紙する場合には、消色装置14は動作することな
く、通常の画像形成を行う。また、この場合、消色性着
色剤の画像が形成されている記録用紙9aを収納する給
紙カセット17aは、最も画像形成部から離れた位置に
配置し、消色装置14は、給紙カセット17aの近傍に
設置することが望ましい。
【0060】本例では、消色装置の設置位置を画像形成
部から離すことが可能で、また通常の記録用紙を用いる
場合には消色装置とは独立に画像形成が行え、消色装置
が画像形成に及ぼす影響をより少なくし高品位な画像形
成ができる。
【0061】更にこれらの画像形成装置では、給紙位置
或いは給紙カセットや給紙用紙を指定するだけで自動的
に消色装置の動作を選択できるため、より簡単な操作
で、容易に消色装置を組み込んだ画像形成装置を使用す
ることができる。
【0062】実施例4(請求項5に対応) 本例にかかる画像形成装置の要部を説明した図5におい
て、給紙カセット17より、図示省略の給紙口を経て給
紙された記録用紙9a、搬送経路選択手段としての切り
替え爪18により、消色装置14を経由して画像転写位
置に達する搬送経路13aと、消色装置14を経由する
ことなく直接画像転写位置に達する搬送経路13bとの
何れかの搬送経路を進ように振り分けられる。
【0063】消色性着色剤の画像が形成されている記録
用紙9aを給紙する場合は、図示しない切り替えスイッ
チ等により、該記録用紙9aが搬送経路13aに沿って
搬送されるように切り替え爪18を切り替える。
【0064】そして、切り替え爪18を作動させるのに
連動して自動的に消色装置14が動作し、消色性着色剤
の画像が形成されている記録用紙9a上の画像を消色
し、次の新しい画像形成に備える。
【0065】非消色性着色剤の画像が形成されている通
常の記録用紙9bを給紙する場合には、図示しない切り
替えスイッチに等により、記録用紙9bが搬送経路13
bに沿って搬送されるように切り替え爪18を切り替え
る。この場合、消色装置14は作動せず、通常の画像形
成を行う。
【0066】搬送経路13bは、通常の消色装置14の
ない画像形成装置における記録用紙搬送経路と同様に
し、搬送経路13aは、そこから分岐してなるべく画像
形成部から離れた位置に消色装置14が設置できるよう
にするのが好ましい。
【0067】本例によれば、消色装置の設置位置を画像
形成部から離すことが可能であり、また、通常の記録用
紙を用いる場合には消色装置を何ら経由させずに全く独
立に画像形成を行なうことができ、消色装置が画像形成
に及ぼす影響のより少ない画像形成装置となし得る。
【0068】更に、給紙位置或いは給紙カセットや給紙
用紙を指定するだけで自動的に消色装置の動作を選択で
きるといった、より簡単な操作で使い勝手のよい画像形
成装置ともなし得る。
【0069】実施例5(請求項6に対応) 図6に本発明請求項6に対応する一実施例にかかる画像
形成装置を示す。本例では、図6に示すように、記録用
紙の搬送経路上の消色装置14と転写帯電器5の配置さ
れた画像転写位置との間に中間トレイ19を設けてい
る。
【0070】消色時において、給紙カセット17に消色
性着色剤の画像が形成されている記録用紙9aが収納さ
れている場合は、画像形成時以外の時に、給紙ローラ1
0により所定の枚数だけ記録用紙9aを給紙し、消色装
置14を動作させて記録用紙9aの画像を消色し、切り
替え爪18により再生された記録用紙9aの搬送方向を
中間トレイ19に向かう方向に切り替え、中間トレイ1
9内に貯留する。
【0071】そして、画像形成時には、既に中間トレイ
19に貯留されている再生された記録用紙9aを1枚ず
つ中間給紙ローラ20により給紙して、画像転写位置ま
で搬送し、画像を転写する。
【0072】一方、給紙カセット17に通常の記録用紙
9bが収納されている場合は、画像形成時に、給紙ロー
ラ10により1枚ずつ記録用紙9bを給紙し、消色装置
14は動作することなく、切り替え爪18は記録用紙9
bの搬送方向を画像転写位置に向かう方向に切り替え
て、画像転写位置まで記録用紙9bを搬送して、画像を
転写する。
【0073】この例では、通常の記録用紙9bも消色装
置14を通過し(このとき消色装置14は動作していな
い)、画像転写位置に搬送されているが、もちろんこれ
は、例えば、切り替え爪18を給紙カセット17と消色
装置14との間に配置し、消色装置14を通過させずに
画像転写位置に記録用紙9bを搬送できる別の搬送経路
を設けた構成とすることもできる。
【0074】本例では、中間トレイに再生用紙を一時貯
留しておくため、再生用紙が高温のまま画像形成される
ことなく、再生用紙への再記録においても安定して画像
出力を行なうことができる。さらに、消色性着色剤の画
像消色スピードによることなく、高速で画像形成を行な
うことができる。
【0075】実施例6(請求項7に対応) 図7に本発明請求項7の一実施例にかかる画像形成装置
を示す。図7において、記録紙搬送方向上であって定着
器12の下流側にはハロゲンランプなどの露光発熱源1
41を配置している。
【0076】記録用紙9aに既に消色性着色剤の画像が
形成されている場合について説明すると、感光体1は先
ず矢印方向に回転する。このとき、帯電・露光・現像等
の画像形成プロセスは実行されないように制御する。
【0077】消色性着色剤の画像が形成されている記録
用紙9aは、給紙ローラ10により給紙カセット17よ
り1枚ずつ給紙され、レジストローラ11を通過して転
写ローラ21が配置された画像転写位置まで搬送され
る。ここで転写ローラ21にはバイアス印加されず、ま
た、感光体1上に画像は形成されていないので、記録用
紙9aは画像が転写されることなくそのまま定着位置ま
で搬送される。
【0078】加熱定着装置たる定着器12は、加熱ロー
ラ12aと加圧ローラ12bとより構成されているが、
当該消色モードにおいては消色反応を促進するための加
熱器として用いられ、記録用紙9aの消色性着色剤の画
像を加熱する。
【0079】そして、露光発熱源141が点灯し、記録
用紙9a上の消色性着色剤の画像が消色される。消色後
の記録用紙は、排紙ローラ22により定着位置から排紙
される。ここで、ケース23は遮光・及び断熱部材より
なり、定着器12・露光発熱源141・排紙ローラ22
等を覆っている。
【0080】定着位置より排紙された再生記録用紙9a
は、切り替え爪18により再びレジストローラ11に向
かう方向に搬送方向を切り替えられ、レジストローラ1
1によりタイミングを合わせて画像転写位置に搬送され
る。
【0081】一方、消色性着色剤による画像が形成され
ている記録用紙9aが画像転写位置を通過後、感光体1
は、帯電器2で均一に帯電され、画像情報に対応したレ
−ザ−ビ−ム3の走査・露光により静電潜像を形成され
て、現像器4によって顕像化される。
【0082】そして、感光体1に形成された可視トナ−
像は、画像転写位置にてバイアスの印加された転写ロー
ラ21により、再生された記録用紙9aに転写され、該
記録用紙9a共に定着位置へ向けて搬送されて、定着器
12によって記録用紙9aに定着される。
【0083】こうして、画像形成された記録用紙9a
は、露光発熱源141を通過後、排紙ローラ22により
排紙方向に向い、切り替え爪18により搬送方向を排紙
方向の搬送経路13に切り替えられて、画像形成装置外
に排紙される。
【0084】このとき露光光源141は点灯しないよう
に制御される。記録用紙9bが、通常の、画像形成され
ていない用紙の場合は、露光発熱源141は点灯せず、
切り替え爪18は記録用紙9bを画像形成装置外に向け
て搬送するような方向に設定されており、通常の画像形
成が行われる。
【0085】本例では、図7に示すように、記録用紙上
の消色性着色剤の画像を消色する際、感光体1と転写ロ
ーラ21との間を搬送させているが、これは装置の簡略
化を図ったためであり、画像転写位置を通らない別の搬
送経路を設けた構成であってもよい。また、加熱ローラ
12aは、消色反応を促進するための加熱装置として用
いる場合と、本来の記録用紙に画像を定着するために用
いる場合とで、記録用紙に与える熱量を可変とすること
が望ましい。
【0086】本例では、消色機構を従来画像形成装置内
に存在する加熱定着手段を利用して簡略化するため、小
型・低コストで省電力な画像形成装置とすることができ
るとの利点がある。
【0087】実施例7(請求項8に対応) 図8に、請求項8に対応する画像形成装置の一実施例を
示す。本例は図7の例において、用紙の反転機構を主体
とする両面印字機構を付加したもので、共通の部材には
同一の符号を付し、説明は省略する。
【0088】すなわち、通常の両面印字時は、記録用紙
9aは画像形成され定着された後に、中間トレイ19に
て用紙反転され、中間給紙ローラ20により再び画像転
写位置に搬送され、裏面に画像形成されて、定着後、機
外に排紙される。
【0089】記録用紙9a上に既に消色性着色剤の画像
が形成されている場合、まず、記録用紙9aは画像形成
されることなく画像転写位置を通過し、定着位置に搬送
される。
【0090】定着器12はこのとき消色反応を促進する
ための加熱器として用いられ、ハロゲンランプ等の露光
発熱源141が点灯し、記録用紙9a上の消色性着色剤
の画像を消色する。
【0091】このようにして再生された記録用紙9a
は、中間トレイ19にて用紙反転され、中間給紙ローラ
20により再び画像転写位置に搬送される。用紙反転さ
れているため、このとき画像転写位置では、画像を消色
した面の裏側の、画像消色跡のない新しい記録面に画像
が形成される。
【0092】画像形成された記録用紙9aは、定着器1
2により定着され、点灯しないように制御されている露
光発熱源141を通過して、機外に排紙される。
【0093】本例では、前記実施例6におけると同様、
消色機構を従来画像形成装置内に存在する加熱定着手段
を利用して簡略化するため、小型・低コストで省電力な
画像形成装置とすることができることは勿論、さらに、
従来より画像形成装置内に存在する両面印字機構を利用
して、記録用紙の一面のみを用いた記録・消色の繰り返
しでなく用紙の両面を使用することにより、記録面に残
る画像の消色跡に余り影響されることなく、高品位のま
ま多数回に渡って記録用紙を再生利用でき、より記録用
紙の利用効率の高い、高パフォーマンスの画像形成装置
とすることができる。
【0094】なお、以上説明した各実施例において、消
色装置として消色性着色剤を光、熱等の手段により消色
するものとして説明したが、これに限らず、各実施例と
も、消色装置として、白色トナーを画像形成済み転写
紙の全面に塗布する装置として構成し、これにより消色
する、或いは、消色装置として、機械的に転写紙上の
画像を粗面ローラで擦る等の掻き取る手段として構成
し、これにより消色する、等の態様も可能である。の
場合、転写紙としては、OHP(オーバーヘッドプロジ
ャクター)用紙等の特殊紙にトナーを弱い定着度で定着
させて消色するとよい。これらの場合は、既存の画像が
消色性トナー、通常トナーであるとを問わず適用可能で
ある。
【0095】以下に請求項7から請求項11に対応する
実施例を説明するが、その前に、各実施例に適用される
画像形成装置の一例として、複写装置の概略について図
9により説明する。
【0096】書き込み光学ユニット201は、露光光源
201−1、結像レンズ201−2、ミラーM1〜M5
等からなり、像担持体としての感光体ドラム202に静
電潜像を形成する。
【0097】画像形成部は、感光体ドラム202まわり
の各部材で構成されていて、矢印で示す時計方向に回転
するその回り方向順に、感光体クリーニングユニット2
02−1、帯電器202−2、通常の黒トナーを収容し
たBK現像器202−3、消色性トナーを収容した現像
器202−4、転写帯電器202−5、分離帯電器20
2−6、分離爪202−7が配置された構成となってい
る。なお、除電器202−2とBK現像器202−3の
間の感光体上は、書き込みユニット1による露光光照射
部を構成している。
【0098】転写紙搬送路は図9中、破線で示され、給
紙部202−8,202−9を起点として、レジストロ
ーラ203−1、転写帯電器202−5、分離帯電器2
02−6、搬送ベルト203−2、定着としての定着ロ
ーラ対203−3、等を経て排紙部としての排紙トレイ
204−1、204−2に至る経路、及び、定着ローラ
対203−3を出た後、排紙部に行かずに図示省略の反
転機構を経てレジストローラ203−1に至る経路とし
て構成されている。
【0099】実施例8(請求項7に対応) 本例では図9の構成の画像形成装置を前提としており、
通常の画像形成モード、消色モード、通常トナーによる
現像モード、消色トナーによる現像モード等が選択でき
る。
【0100】通常の画像形成モードは、従来行なわれて
いる通常の画像形成が行なわれるモードであり、通常ト
ナーによる現像モードと組み合わせて画像形成が行なわ
れる場合(モード)と、消色トナーによる現像モード
と組み合わされて画像形成が行なわれる場合(モー
ド)とがある。
【0101】消色モードは、消色トナーで画像形成され
た転写紙を給紙部にセットしてこのモードを選択するこ
とにより、排紙部には消色後の転写紙が排出されるモー
ド(モード)である。
【0102】これらモードの切り換えは、図示省略の操
作パネル上の切り換えスイッチの操作による。
【0103】搬送ベルト203−2の直上には、現像器
202−4に収容される消色性トナーとの関係で消色性
能を有する、基本的には820nm付近の発光波長領域
をもつハロゲンランプ等の光源252による消色手段が
配置されている。
【0104】また、転写紙搬送経路上、定着ローラ対2
03−3から排紙トレイ204−1に至る経路K−1
と、定着ローラ対203−3から排紙トレイ204−2
ないしレジストローラ203−1は向かう経路K−2と
の分岐部には、切り換え爪229が設けられている。
【0105】さらに、切り換え爪229部から分かれた
経路K−1,K−2のうち経路K−2上、排紙トレイ2
04−2へ向かう経路K−3とレジストローラ203−
1側へ向かう経路K−4との分岐部には切り換え爪23
0が設けられている。
【0106】消色モード(モード)時には、予め指定
された給紙部202−8、給紙部202−9の何れか
に、消色トナーにより形成された画像を有する転写紙を
載置する。次に、操作パネル上のモード選択キーで消色
モードを選択し、スタートボタンを押す。
【0107】すると、該当給紙部の転写紙は給紙コロ2
40により繰り出され、一枚分離されてレジストローラ
203−1を経由して搬送ベルト203−2に至る。こ
のとき、画像形成のプロセスは停止される。よって、書
き込み光学ユニット201は機能しないし、画像形成
部、定着手段もヒーターはオフ状態となる。
【0108】露光発熱源252は点灯している。搬送ベ
ルト203−2は回動している。よって、消色画像を上
にした転写紙は、搬送ベルト203−2で送られる間に
消色される。
【0109】消色された転写紙は、このモードの選択と
動じに切り換えられた切り換え爪の態位、つまり、切り
換え爪229は実線で示す態位に、切り換え爪230は
破線で示す態位にそれぞれ切り換えられることにより、
経路K−2,K−3が指定され、消色転写紙の専用トレ
イとして設けられた排紙トレイ204−2に排出され
る。
【0110】よって、このモードでは、消色後の用紙の
みを専用のスタッカに集めることができ、個々に用紙の
判別をする煩わしさから解放される。
【0111】通常画像モードのうち、モードを選択し
た場合には、給紙部202−8、給紙部202−9の何
れかに、画像の形成のない転写紙を載置する。次に、操
作パネル上のモード選択キーでモードを選択し、スタ
ートボタンを押す。
【0112】すると、転写紙は該当給紙部の給紙コロ2
40により繰り出され、一枚分離されてレジストローラ
203−1を経由して搬送ベルト203−2に至る。こ
のとき、画像形成のプロセスは実行される。書き込み光
学ユニット201も機能し、画像形成部、定着手段も機
能状態となる。現像器は202−3が選択される。
【0113】露光発熱源252は点灯しない。搬送ベル
ト203−2は回動している。よって、通常トナーで画
像形成された転写紙は、搬送ベルト203−2から定着
ローラ対を経由し、このモードの選択と動じに切り換え
られた切り換え爪の態位、つまり、切り換え爪229は
破線で示す態位に切り換えられることにより、経路K−
1が指定され通常画像用のトレイとして設けられた排紙
トレイ204−1に排出される。
【0114】通常画像モードのうち、モードを選択し
た場合には、給紙部202−8、給紙部202−9の何
れかに、画像の形成のない転写紙を載置する。次に、操
作パネル上のモード選択キーでモードを選択し、スタ
ートボタンを押す。
【0115】すると、転写紙は該当給紙部の給紙コロ2
40により繰り出され、一枚分離されてレジストローラ
203−1を経由して搬送ベルト203−2に至る。こ
のとき、画像形成のプロセスは実行される。書き込み光
学ユニット201も機能し、画像形成部、定着手段も機
能状態となる。現像器は202−4が選択され消色性ト
ナーにより画像形成される。
【0116】露光発熱源252は点灯しない。搬送ベル
ト203−2は回動している。よって、消色トナーで画
像形成された転写紙は、搬送ベルト203−2から定着
ローラ対を経由し、このモードの選択と動じに切り換え
られた切り換え爪の態位、つまり、切り換え爪229は
破線で示す態位に切り換えられることにより、経路K−
1が指定され通常画像用のトレイとして設けられた排紙
トレイ204−1に排出される。
【0117】なお、本例の変形モードとして、モード
とモードないしモードを組み合わせ、経路K−4を
利用して消色後に画像形成するプロセスを一貫して行な
うようにすることも可能である。
【0118】実施例9(請求項8に対応.図10参照) 本例は、図9に示した画像形成装置多くの部分で共通性
を有する。異なる点は、図9において搬送ベルト209
−2上に設けられていた露光発熱源252を経路K−3
上に設けたことである。
【0119】このように構成すれば、モードが選択さ
れた場合に万一、露光発熱源252が誤動作により点灯
しても、該光源に至る前に排紙トレイ204−1に至る
ので消色トナーで形成さた画像は消色されず、より信頼
性を増すことができる。
【0120】実施例10(請求項9に対応.図11参
照) 本例では、図9に示した複写装置において、露光発熱源
252を覆うようにして光透過性ベルト253を設けた
構成となっている。この光透過性ベルト253は搬送ベ
ルト203−2の後端側の上方にて、該搬送ベルトに近
接して位置しており、転写紙の先端部がカールした状態
にある場合にこれを受けて搬送を補助する働きをする。
【0121】なお、光透過性ベルト253の搬送ベルト
203−2への近接の度合いは、通常の画像形成モー
ド、つまりモード乃至モードにおいて、転写紙上面
に形成されて搬送ベルト上を送られてくる未定着トナー
像に、当該光透過性ベルトが触れない程度とする。
【0122】変形実施例として、搬送ベルト203−2
の上方には露光発熱源252、光透過性ベルト253を
一切設けず、図11に2点鎖線で示すように搬送ベルト
203−2の内側に光源252を設けてもよい。この場
合は、搬送ベルト203−2を光透過性のベルトで構成
する。
【0123】以上の各例においても、消色手段としての
露光発熱源252を搬送経路に近接して設けることがで
きるので、消色効率を上げるとともに、省エネルギ−化
に寄与することが可能となる。
【0124】実施例11(請求項10に対応.図12参
照) 本例は図12に示される如く、図11の例における光透
過性ベルト253を、その内側に露光発熱源252とと
もに一体的な消色ユニット254として構成したもの
で、全体として搬送ベルト203−2に対し接離自在と
したものである。
【0125】接離の態様としては、定着ローラ対203
−3の上側のローラの軸部を支点として回動自在とし、
「接」状態では光透過性ベルト253を搬送ベルト20
3−2に接触した状態とし、「離」状態では光透過性ベ
ルト253を搬送ベルト203−2から大きく離間した
状態とする。
【0126】この離間の程度は、通常画像形成モードに
おいて、未定着トナー像を擦らない程度とする。離間の
手段は図示してないが、支点軸と一体的に設けた歯車を
モータにより回転させたり、作用点側をソレノイドによ
り引き上げる等の手段が考えられる。
【0127】実施例12(請求項11に対応.図12参
照) 本例は実施例8における図9の複写機を基本に考えたと
き、図9に示された露光発熱源252の位置を、切り換
え爪229の下流側に移動して配置したものである。さ
らに詳細にいえば、図13に示すように経路K−2を構
成するガイド255,256をわん曲した構成とし、こ
のわん曲部、つまり、カーブの外側に光源252を配置
している。
【0128】このようにすれば、転写紙はわん曲部が外
側のガイドに接しつつ送られることになり、従って、転
写紙は光源252に消色面が近接されるので、消色効率
を高めることができる。この露光発熱源252に対応す
る外側のガイド256の部分は開口させておき、消色光
が充分に届くようにしている。
【0129】このように本例では切り換え爪229によ
り経路変更された転写紙が、当該爪及びガイドにそって
移動するため、転写紙の移動は他の部分に比べて安定
し、より転写紙に消色手段を近づけることができ、消色
効率を高めることができる。
【0130】以上の実施例8〜12において、着色剤に
よる画像を消色し記録用紙を再記録可能な状態にする消
色装置を画像形成装置内に組み込み、一度の操作で画像
の消色を行ない、もって記録用紙の再生を行うことがで
き、さらに、効率的に行なうと共に、再生にひき続き、
新たな画像形成を行なうこともできる。
【0131】
【発明の効果】本発明により、着色剤による画像を消色
し記録用紙を再記録可能な状態にする消色装置を画像形
成装置内に組み込み、一度の操作で画像の消色を行な
い、記録用紙の再生及び新たな画像印字を行える画像形
成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の一例を説明した図
である。
【図2】本発明に係る消色装置の一例を説明した図であ
る。
【図3】本発明に係る画像形成装置の一例を説明した図
である。
【図4】本発明に係る画像形成装置の一例を説明した図
である。
【図5】本発明に係る画像形成装置の一例を説明した図
である。
【図6】本発明に係る画像形成装置の一例を説明した図
である。
【図7】本発明に係る画像形成装置の一例を説明した図
である。
【図8】本発明に係る画像形成装置の一例を説明した図
である。
【図9】本発明に係る実施例を画像形成装置とともに説
明した図である。
【図10】本発明に係る実施例を説明した図である。
【図11】本発明に係る実施例を説明した図である。
【図12】本発明に係る実施例を説明した図である。
【図13】本発明に係る実施例を説明した図である。
【符号の説明】
14 消色装置 204−1 排紙トレイ 204−2 排紙トレイ 229 切り換え爪 252 (消色手段としての)露光発熱源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長谷川 健一 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 (72)発明者 沢村 栄二 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 (72)発明者 佐藤 雅彦 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 (72)発明者 加藤 泰久 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 (72)発明者 江原 正尚 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像情報に従い着色剤を記録用紙に付着せ
    しめて可視像を形成する画像形成装置において、 前記記録用紙に既に形成されている着色剤による画像を
    消色する消色装置と、 前記消色装置の動作を制御する消色装置の動作制御手段
    とを設けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、消色装置を記録用紙の
    搬送経路上の給紙位置から画像転写位置までの間に配設
    したことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、消色装置を記録用紙の
    搬送経路上の給紙位置から画像転写位置までの間に配設
    し、 前記消色装置と画像形成部との間に前記消色装置の動作
    に伴い発生する光及び熱を遮断する光熱遮断手段を設け
    たことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】請求項1において、着色剤による画像が既
    に形成されている記録用紙を給紙する限定された給紙口
    と、 前記記録用紙を前記限定された給紙口から画像転写位置
    まで搬送する限定された搬送経路とを備え、 前記記録用紙上の着色剤による画像を消色する消色装置
    を前記限定された搬送経路上に配設すると共に、 前記記録用紙が前記限定された給紙口から給紙された場
    合には自動的に前記消色装置が動作するように前記消色
    装置の動作選択手段を制御することを特徴とする画像形
    成装置。
  5. 【請求項5】請求項1において、記録用紙給紙口と、 記録用紙を前記記録用紙給紙口から画像転写位置まで搬
    送する複数の搬送経路と、 前記複数の搬送経路のうち特定の経路を選択する記録用
    紙の搬送経路選択手段とを備え、 前記記録用紙上の着色剤による画像を消色する消色装置
    を前記複数の搬送経路のうち特定の経路上に配設すると
    共に、 着色剤による画像が形成されている記録用紙を搬送する
    場合には前記消色装置の配設されている搬送経路を選択
    し、前記消色装置を自動的に動作させる様に前記記録用
    紙の搬送経路選択手段及び前記消色装置の動作選択手段
    を制御することを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】請求項1において、記録用紙の搬送経路上
    の消色装置位置と画像転写位置との間に前記記録用紙を
    一時的に貯留させておく中間トレイを備えていて、 着色剤による画像が既に形成されている記録用紙を用い
    る場合に画像非形成時に消色装置を動作させ前記記録用
    紙を消色して前記中間トレイに貯留するように制御する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】給紙部にセットした転写紙を、画像形成部
    を経由する転写紙搬送路にそって搬送し、画像形成の
    後、定着手段を経て排紙部に導く通常の画像形成モード
    を有する画像形成装置において、 転写紙搬送路の途中に消色トナーを消色する働きをする
    消色手段を設け、かつ、消色手段を機能状態におく消色
    モードを設定し、操作パネルで消色モードを選択した場
    合は、通常の画像形成モード時とは異なる排紙部へ転写
    紙を導く経路切り換え手段を設けたことを特徴とする画
    像形成装置。
  8. 【請求項8】請求項7において、画像形成装置は現像手
    段として通常のトナーを用いる現像器と、消色性トナー
    を用いる現像器を有し、通常のトナーによる画像と消色
    性トナーによる画像の何れをも選択できるものである場
    合において、 消色手段は、搬送経路中、消色モード時にだけ使用する
    経路に設けたことを特徴とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】給紙部にセットした転写紙を、画像形成部
    を経由する転写紙搬送路にそって搬送し、画像形成部に
    て画像形成の後、搬送ベルトにより定着手段に送り、該
    定着装置を経て排紙部に導く通常の画像形成モードを有
    する画像形成装置において、 消色手段を定着手段とは別に設けた光透過性ベルトの内
    側に設けたことを特徴とする画像形成装置。
  10. 【請求項10】請求項9において、光透過性ベルトは、
    搬送ベルトの上方位置にて該搬送ベルトに対し接離自在
    に設けられ、消色モード実行時は、前記搬送ベルトに近
    接若しくは接触状態におかれるように制御されることを
    特徴とする画像形成装置。
  11. 【請求項11】請求項7において、消色手段は、搬送経
    路中に形成したわん曲路の曲がりの外側に配置したこと
    を特徴とする画像形成装置。
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