JPH0698809A - システムキッチン - Google Patents

システムキッチン

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Publication number
JPH0698809A
JPH0698809A JP4252729A JP25272992A JPH0698809A JP H0698809 A JPH0698809 A JP H0698809A JP 4252729 A JP4252729 A JP 4252729A JP 25272992 A JP25272992 A JP 25272992A JP H0698809 A JPH0698809 A JP H0698809A
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JP
Japan
Prior art keywords
wall panel
cabinet
system kitchen
wall
building
Prior art date
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Pending
Application number
JP4252729A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitaka Yamada
佳孝 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Noritz Corp
Original Assignee
Noritz Corp
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Publication date
Application filed by Noritz Corp filed Critical Noritz Corp
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Publication of JPH0698809A publication Critical patent/JPH0698809A/ja
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  • Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】システムキッチンを設置する際の工数を大幅に
削減し、施工性を高めること。 【構成】建物の躯体に互いに隣接して取り付けられる複
数枚の壁パネル1(1A,1B,1C)と、これら壁パ
ネル1の前面に取り付けられるキャビネット2,3とか
らなるシステムキッチンであって、壁パネル1は、その
前面の所要個所に、キャビネット等の取付部18と、換
気用開口部17と、電気、ガスおよび湯水のキャビネッ
ト側への出口接続部19,21,22,23,24とが
それぞれ設けられ、壁パネル1の最外側の縁部に、前記
各出口接続部に通じる入口接続部26,27,28,2
9が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、システムキッチンに関
する。
【0002】
【従来の技術】システムキッチンは、キャビネットに水
回り設備や調理装置等を一体に組み込んだもので、その
一例を図6に示す。同図において、符号41はベースキ
ャビネット、42はアッパーキャビネットである。ベー
スキャビネット41には、シンク43、カラン44、ガ
スレンジ45、ガスオーブン46、食器洗い機47、足
元温風機48、フットスイッチ49等が組み込まれてい
る。また、アッパーキャビネット42には、レンジフー
ド50、電子レンジ51、照明灯52等が組み込まれて
いる。
【0003】このようなシステムキッチンは、従来、建
物の躯体に直接的に取り付けられるようになっているか
ら、その設置に当たっては、事前に、システムキッチン
に組み込まれている設備、装置に応じて、躯体に種々の
工事を施す必要がある。
【0004】前記したシステムキッチンに即して言え
ば、図7に示すように、建物の壁Wには、レンジフード
用の開口部53を形成するほか、キャビネット等の取付
部材として取付桟54(54a〜54c)を設ける必要
がある。符号54aはレンジフード用の取付桟、54b
はアッパーキャビネット用の取付桟、54cはベースキ
ャビネット用の取付桟である。
【0005】また、建物の壁Wには、電気やガスのキャ
ビネット側への出口接続部を設ける必要がある。符号5
5は、電気の出口接続部としてのコンセントで、56は
照明灯用の引き込み線である。57は、ガスの出口接続
部としてのガス供給管で、58はカランへの給水管、5
9はその給湯管、60は食器洗い機用の給水管、61は
その排水管である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、システム
キッチンを設置するに当たっては、事前に、建物の躯体
に対して電気工事、管工事等の種々の工事を行なって、
取付部や出口接続部を設けなければならず、しかも、こ
れら取付部や出口接続部は、システムキッチンの各設
備、装置に対して位置の精度が充分に出ないため、工数
が多くなり、多大の労力を必要とするものであった。
【0007】本発明は、このような従来の問題点に鑑
み、システムキッチンを設置する際の工数を大幅に削減
し、施工性を高めることを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を達成するた
めに、本発明は、建物の躯体に互いに隣接して取り付け
られる複数枚の壁パネルと、これら壁パネルの前面に取
り付けられるキャビネットとからなり、壁パネルは、そ
の前面の所要個所に、キャビネット等の取付部と、換気
用開口部と、電気、ガスおよび湯水のキャビネット側へ
の出口接続部とがそれぞれ設けられ、壁パネルの最外側
の縁部に、前記各出口接続部に通じる入口接続部が設け
られているシステムキッチンを構成した。
【0009】
【作用】建物の躯体に壁パネルを取り付けて、その最外
側の縁部にある電気やガス等の入口接続部を建物側の元
接続部に接続することにより、事前工事が完了する。こ
ののち、この壁パネルの前面にアッパーキャビネット、
ベースキャビネットを取り付ければ、これらに組み込ま
れた設備、装置は、壁パネルの出口接続部と位置が合う
から、それぞれに接続すればよい。
【0010】
【実施例】以下、本発明の詳細を図1ないし図4に示す
実施例に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施例
に係るシステムキッチン全体の斜視図、図2はその壁パ
ネル部分の斜視図、図3は壁パネルの一部省略した側面
図、図4は壁パネル内部の接続状態を示す説明図であ
る。
【0011】この実施例に係るシステムキッチンは、図
1に示すように、複数枚(図示例では3枚)の壁パネル
1A,1B,1C(1と総称)と、これら壁パネル1の
前面に取り付けられるベースキャビネット2およびアッ
パーキャビネット3からなる。ベースキャビネット2お
よびアッパーキャビネット3は、それぞれに水回り設備
や調理装置等が一体に組み込まれたもので、ベースキャ
ビネット2に、シンク4、カラン5、ガスレンジ6、ガ
スオーブン7、食器洗い機8、足元温風機9、フットス
イッチ10が組み込まれ、また、アッパーキャビネット
3に、レンジフード11、電子レンジ12、照明灯13
が組み込まれている点は、前記した従来例と同じであ
る。
【0012】壁パネル1は、左右互いに隣接して、ベー
スキャビネット2およびアッパーキャビネット3の取付
用壁面を構成するもので、図2に示すように、各壁パネ
ル1の上部および下部にビス孔14が形成され、このビ
ス孔14に挿通したビスにより、建物の壁Wに取り付け
られる。これら壁パネル1の左右全幅は、ベースキャビ
ネット2およびアッパーキャビネット3の横幅より狭幅
に形成されている。また、図3にも明示するように、壁
パネル1の背面には、建物の壁Wとの間隔を調整するた
めのアジャスタ15が設けられ、下縁には、建物の床面
Fとの間隔を調整するためのアジャスタ16が設けられ
ている。
【0013】図2に戻って、壁パネル1には、レンジフ
ード11用の開口部17が形成され、前面には、キャビ
ネット等の取付部材としての取付桟18a,18bが設
けられている。取付桟のうち、18aはレンジフード1
1用の取付桟、18bはアッパーキャビネット3用の取
付桟である。なお、18cはベースキャビネット用の取
付スタッドである。
【0014】壁パネル1の前面には、また、電気やガス
のキャビネット側への出口接続部が設けられている。符
号19は、電気の出口接続部としてのコンセントで、2
0は照明灯13用の引き込み線である。21は、ガスの
出口接続部としてのガス供給管で、22はカランへの給
水管、23はその給湯管、24は食器洗い機用の給水
管、25はその排水管である。
【0015】さらに、壁パネル1の最外側の縁部、この
図示例では、右側の壁パネル1Cの右側縁に集中して、
前記各出口接続部に通じる入口接続部が設けられてい
る。すなわち、右側の壁パネル1Cの右側縁には、入口
接続部として、各コンセント19および引き込み線20
に接続する入口コネクタ26と、ガス供給管21に通じ
るガス接続管27と、給水給湯各管22,23,24に
それぞれ通じる給水接続管28および給湯接続管29
と、食器洗い機の排水管25に通じる排水接続管30と
が設けられている。これらの入口接続部は、建物の躯体
側に設けられる元接続部(図示省略)に接続されるよう
になっている。
【0016】図4は、前記の各出口接続部と、これに対
応する入口接続部との接続状態を示すものである。同図
に示すように、各コンセント19および引き込み線20
は、壁パネル1内に設けられた内部配線31eと、壁パ
ネル1の隣接個所に設けられた中間コネクタ32eとに
より、入口コネクタ26に接続されている。また、ガス
管や、給水給湯排水の各管は、壁パネル1内の内部配管
31pと、壁パネル1の隣接個所の中間管継ぎ手32p
とにより接続されている。
【0017】次に、上記構成のシステムキッチンを設置
する場合の手順を説明する。まず、建物の躯体には、電
気工事、管工事を行なって、電気、ガス等の元接続部を
設けておくのであるが、これらは、壁パネル1を取り付
けるべき位置の一側にまとめて設ければよく、躯体の工
事は、従来に比べ少なくて済む。
【0018】こののち、3枚の壁パネル1A,1B,1
Cを左右に隣接させた状態で、建物の壁Wにビスにより
取り付ける。この場合、壁パネル1背面のアジャスタ1
5を適宜操作して、壁パネル1と建物の壁Wとの間隔を
調整し、壁パネル1を正しく垂直姿勢に整えるととも
に、壁パネル1下縁のアジャスタ16の調整操作によ
り、壁パネル1の高さを適正に整える。このように、ア
ジャスタ15,16により壁パネル1の取付姿勢を調整
しうるので、建物の壁Wや床面Fに傾きや凹凸があって
も、これらに板材を当てがう等の面倒な操作で補正する
必要がない。
【0019】壁パネル1が取り付けられると、その一側
の入口接続部26〜30と、建物側の元接続部を接続す
る。ここで、入口接続部や元接続部は、壁パネル1の一
側から横に突出することになるが、この実施例では、壁
パネル1全体の左右幅がベースキャビネット2の横幅よ
り狭いから、入口接続部等は、ベースキャビネット2の
背後に隠され、外部からは見えなくなり、外観が整う。
なお、アッパーキャビネット3とベースキャビネット2
との間には化粧パネル33が装着されるようになってい
て、この化粧パネル33でもって壁パネル1の両端を隠
すようにしている。
【0020】次いで、これら壁パネル1の前面にアッパ
ーキャビネット3、ベースキャビネット2を取り付け、
これらに組み込まれた設備、装置と、壁パネルの出口接
続部とを接続するのであるが、壁パネル側の取付部(取
付桟18a,18b等)や、電気、ガス等の出口接続部
は、キャビネットに合わせて予め、所定の位置に設けら
れているから、キャビネット側の設備、装置と、壁パネ
ル側の取付部や出口接続部との位置は合致する。そのた
め、正確な取付、迅速な接続が行える。
【0021】上記実施例では、換気用開口部として、窓
状の開口部17を示したが、主として集合住宅に設置さ
れるシステムキッチンで、レンジフードがシロッコファ
ンタイプである場合は、図5に示すようなダクトパイプ
からなる開口部17Pとしてもよい。図5は、壁パネル
の要部の拡大斜視図である。この実施例では、換気用開
口部17Pはレンジフード11から壁パネル1Aの上方
に通じるL形のダクトパイプからなり、その中間部が壁
パネル1Aの内部に埋設されている。このようなダクト
パイプは、建物側の開口部の位置に応じて、壁パネル1
の背面もしくは側方に通じる形としてもよい。
【0022】なお、図示の実施例では、左右の隣接する
壁パネルを示したが、複数枚の壁パネルは、上下に隣接
するものでもよい。また、壁パネルに設ける入口接続部
は、壁パネルの側縁に限らず、壁パネルの下縁に設ける
こともできる。
【0023】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
壁パネルを介してキャビネットを取り付けることで、シ
ステムキッチンを容易かつ高精度に設置することがで
き、建物の躯体に対して、従来のような面倒な事前工事
を行う必要がなく、工数が大幅に減少し、施工性が向上
する。
【0024】実施例のように、壁パネル全体の左右幅を
キャビネットより狭幅に設定しておくと、壁パネルの側
方に入口接続部が突出していても、この入口接続部や、
これに接続される建物側の元接続部がキャビネットの背
後に隠されるから、特に被覆しなくても、外観が整う。
【0025】また、実施例のように、壁パネルの背面と
下縁とにそれぞれ間隔調整用のアジャスタを設けておく
と、これらアジャスタの調整操作により、建物の壁や床
面に傾きや凹凸があっても、面倒な補正を行うことな
く、容易に適正な取付姿勢での設置ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るシステムキッチン全体
の斜視図。
【図2】上記実施例の壁パネル部分の斜視図。
【図3】上記実施例の壁パネルの一部省略した側面図。
【図4】上記実施例の壁パネル内部の接続状態を示す説
明図。
【図5】本発明の他の実施例に係る壁パネルの要部の拡
大斜視図。
【図6】従来のシステムキッチンの斜視図。
【図7】上記従来のシステムキッチンが設置される建物
躯体の斜視図。
【符号の説明】
1(1A,1B,1C) 壁パネル 2 ベースキャビネット 3 アッパーキャビネット 15,16 アジャスタ 17 開口部 18a,18b 取付桟 19 コンセント 21 ガス供給管 22 給湯管 23,24 給水管 26 入口コネクタ 27 ガス接続管 28 給水接続管 29 給湯接続管

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の躯体に互いに隣接して取り付けら
    れる複数枚の壁パネルと、これら壁パネルの前面に取り
    付けられるキャビネットとからなるシステムキッチンで
    あって、 壁パネルは、その前面の所要個所に、キャビネット等の
    取付部と、換気用開口部と、電気、ガスおよび湯水のキ
    ャビネット側への出口接続部とがそれぞれ設けられ、こ
    の壁パネルの最外側の縁部に、前記各出口接続部に通じ
    る入口接続部が設けられている、ことを特徴とするシス
    テムキッチン。
  2. 【請求項2】 壁パネルの左右の全幅がキャビネットの
    横幅より狭幅に設定されている、請求項1に記載のシス
    テムキッチン。
  3. 【請求項3】 壁パネルの背面および下縁に、それぞれ
    建物の躯体との間隔調整用のアジャスタが設けられてい
    る、請求項1または2に記載のシステムキッチン。
  4. 【請求項4】 換気用開口部が、キャビネット側のレン
    ジフードから壁パネルの後方、上方もしくは側方に通じ
    るダクトパイプからなり、その全部もしくは一部が壁パ
    ネルの内部に埋設されている、請求項1、2または3に
    記載のシステムキッチン。
JP4252729A 1992-09-22 1992-09-22 システムキッチン Pending JPH0698809A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4252729A JPH0698809A (ja) 1992-09-22 1992-09-22 システムキッチン

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JP4252729A JPH0698809A (ja) 1992-09-22 1992-09-22 システムキッチン

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JPH0698809A true JPH0698809A (ja) 1994-04-12

Family

ID=17241452

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JP4252729A Pending JPH0698809A (ja) 1992-09-22 1992-09-22 システムキッチン

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JP (1) JPH0698809A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2453848A (en) * 2007-10-17 2009-04-22 Moores Furniture Group Ltd Modular Kitchen Unit Arrangement With Cupboards
JP2012159276A (ja) * 2011-02-03 2012-08-23 Misawa Homes Co Ltd キッチンの空調構造
JP2020103882A (ja) * 2018-12-27 2020-07-09 大建工業株式会社 パネルユニット及びそれを備えた対面式キッチン

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