JPH0697945B2 - 細菌含有量の少ない牛乳製造の方法とプラント - Google Patents
細菌含有量の少ない牛乳製造の方法とプラントInfo
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- JPH0697945B2 JPH0697945B2 JP60504050A JP50405085A JPH0697945B2 JP H0697945 B2 JPH0697945 B2 JP H0697945B2 JP 60504050 A JP60504050 A JP 60504050A JP 50405085 A JP50405085 A JP 50405085A JP H0697945 B2 JPH0697945 B2 JP H0697945B2
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- A23C9/14—Milk preparations; Milk powder or milk powder preparations in which the chemical composition of the milk is modified by non-chemical treatment
- A23C9/142—Milk preparations; Milk powder or milk powder preparations in which the chemical composition of the milk is modified by non-chemical treatment by dialysis, reverse osmosis or ultrafiltration
- A23C9/1422—Milk preparations; Milk powder or milk powder preparations in which the chemical composition of the milk is modified by non-chemical treatment by dialysis, reverse osmosis or ultrafiltration by ultrafiltration, microfiltration or diafiltration of milk, e.g. for separating protein and lactose; Treatment of the UF permeate
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- A23C2210/20—Treatment using membranes, including sterile filtration
- A23C2210/208—Removal of bacteria by membrane filtration; Sterile filtration of milk products
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- A23C2210/25—Separating and blending
- A23C2210/254—Cream is separated from milk, one of the fractions is treated and at least part of the cream is remixed with the milk
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- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、全乳を遠心分離によつてクリームで成る部分
とスキムミルクで成る部分に分けることによる細菌含有
量の少ない牛乳を製造する方法とプラントに関する。ク
リームで成る部分は所望の最終製品が何かに従つて種々
に処理される。
とスキムミルクで成る部分に分けることによる細菌含有
量の少ない牛乳を製造する方法とプラントに関する。ク
リームで成る部分は所望の最終製品が何かに従つて種々
に処理される。
細菌を除くことによつて細菌含有量の少ない牛乳を製造
することは従来から公知である。スエーデン特許公報20
8841に、細菌を含んだ牛乳を遠心除菌処理する方法につ
いての記述がある。細菌量が濃厚になつた液は加熱によ
り滅菌(sterilize)され、遠心分離後の牛乳と再混合
される。この処理によつて細菌の約90%が除去されう
る。
することは従来から公知である。スエーデン特許公報20
8841に、細菌を含んだ牛乳を遠心除菌処理する方法につ
いての記述がある。細菌量が濃厚になつた液は加熱によ
り滅菌(sterilize)され、遠心分離後の牛乳と再混合
される。この処理によつて細菌の約90%が除去されう
る。
スエーデン特許公報380422によれば、全乳をフイルター
の表面に沿つて流動せしめてのマイクロ過によつてそ
の全乳を2つの部分に分けることが公知である。フイル
ターの細孔(その大きさは0.1〜10μm)を通過する透
過液はスキムミルクで成るものとなる一方、濃縮液はク
リームで成るものとなる。牛乳の中にある脂肪球と細菌
はほぼ同じ大きさのものであるから、得られるスキムミ
ルクは実質上細菌を含まない。この牛乳処理法はたしか
に効果的であるが、過の工程が高価につき、動力も多
く要する。
の表面に沿つて流動せしめてのマイクロ過によつてそ
の全乳を2つの部分に分けることが公知である。フイル
ターの細孔(その大きさは0.1〜10μm)を通過する透
過液はスキムミルクで成るものとなる一方、濃縮液はク
リームで成るものとなる。牛乳の中にある脂肪球と細菌
はほぼ同じ大きさのものであるから、得られるスキムミ
ルクは実質上細菌を含まない。この牛乳処理法はたしか
に効果的であるが、過の工程が高価につき、動力も多
く要する。
種々の関連上、細菌含有量の少ない牛乳を得ることは特
に重要である。原料牛乳は単なる低温殺菌では保存に耐
えるに適当な品質のものとならない程に汚染されている
ことがある。特定の目的のためには、細菌含有量を当初
の値の約1/100に減じた牛乳を提供しうることが有意義
となる。チーズを製造する場合は、細菌含有量の少ない
牛乳から出発しうることが特に重要である。それは細菌
が間違つて培養されると製造されたチーズが廃品となる
ことがありうるからである。牛乳を十分な程度に熱処理
することは適当でない。それは、熱処理はチーズの生成
量の低減を来し、また凝集時間に影響を及ぼしうるから
である。
に重要である。原料牛乳は単なる低温殺菌では保存に耐
えるに適当な品質のものとならない程に汚染されている
ことがある。特定の目的のためには、細菌含有量を当初
の値の約1/100に減じた牛乳を提供しうることが有意義
となる。チーズを製造する場合は、細菌含有量の少ない
牛乳から出発しうることが特に重要である。それは細菌
が間違つて培養されると製造されたチーズが廃品となる
ことがありうるからである。牛乳を十分な程度に熱処理
することは適当でない。それは、熱処理はチーズの生成
量の低減を来し、また凝集時間に影響を及ぼしうるから
である。
現今では不適正な発酵を避けるためにサルペータ(salp
etre)を加えることが一般に行われる。多くの観点か
ら、このような添加は避けることが望ましい。
etre)を加えることが一般に行われる。多くの観点か
ら、このような添加は避けることが望ましい。
本発明によつて全乳を処理する1つの新しい方法が指示
されるが、それによれば、全乳を過することに伴う大
きな出費をすることなしに、処理される牛乳の細菌含有
量をかなり低減させることができる。本発明は遠心分離
とマイクロ過の組合せに関する。
されるが、それによれば、全乳を過することに伴う大
きな出費をすることなしに、処理される牛乳の細菌含有
量をかなり低減させることができる。本発明は遠心分離
とマイクロ過の組合せに関する。
マイクロ濾過(microfiltration)については、『フー
ドテクノロジー』(Food Technology)1984年12月号第7
7〜88頁に詳しく説明されている。即ち、マイクロ濾過
とは、高分子分離に相当し、上記『フードテクノロジ
ー』第78頁左欄下から18〜19行には『一般に0.02〜2.0
μmの範囲で効果的な分離』であると記載されている。
本発明でマイクロフィルターとは、マイクロ濾過用のフ
ィルター(濾過器)をいい、該フィルターは支持体上に
多孔性の膜(以下、「メンブレン」という)が形成され
た構造を有するものである。また、後述するクロスフロ
ーによるマイクロ濾過とは、フィルターへの供給液をメ
ンブレンに沿って平行に流し、該メンブレンを通過した
透過液と通過せずに濃縮される濃縮液に分離するような
マイクロ濾過をいう(同上『フードテクノロジー』第77
頁左欄下から6行〜右欄下から13行参照)。
ドテクノロジー』(Food Technology)1984年12月号第7
7〜88頁に詳しく説明されている。即ち、マイクロ濾過
とは、高分子分離に相当し、上記『フードテクノロジ
ー』第78頁左欄下から18〜19行には『一般に0.02〜2.0
μmの範囲で効果的な分離』であると記載されている。
本発明でマイクロフィルターとは、マイクロ濾過用のフ
ィルター(濾過器)をいい、該フィルターは支持体上に
多孔性の膜(以下、「メンブレン」という)が形成され
た構造を有するものである。また、後述するクロスフロ
ーによるマイクロ濾過とは、フィルターへの供給液をメ
ンブレンに沿って平行に流し、該メンブレンを通過した
透過液と通過せずに濃縮される濃縮液に分離するような
マイクロ濾過をいう(同上『フードテクノロジー』第77
頁左欄下から6行〜右欄下から13行参照)。
本発明の方法によれば、遠心分離で得られたスキムミル
クの部分だけが、細菌と残りの脂肪球が分離されるよう
なマイクロフイルターを通過せしめられる。このマイク
ロフイルターでは、細菌含有量の少ないスキムミルクで
成る透過液と、透過液よりも脂肪含有量の多い濃縮液が
得られ、この濃縮液は滅菌される。そして濃縮液、透過
液およびクリーム部分が所望の割り合で再混合される。
クの部分だけが、細菌と残りの脂肪球が分離されるよう
なマイクロフイルターを通過せしめられる。このマイク
ロフイルターでは、細菌含有量の少ないスキムミルクで
成る透過液と、透過液よりも脂肪含有量の多い濃縮液が
得られ、この濃縮液は滅菌される。そして濃縮液、透過
液およびクリーム部分が所望の割り合で再混合される。
細菌含有量の少ない牛乳を製造するためのこの方法は、
最終製品が全乳、標準化牛乳、スキムミルクのいずれで
ある場合にも用いられうる。処理されたスキムミルクで
成る透過液が滅菌された濃縮液あるいはその1部分と混
合された場合は最終製品はスキムミルクとなる。クリー
ム部分の全部あるいは1部が戻され、スキムミルクと混
合された場合には全乳あるいは標準化牛乳が得られる。
この方法はマイクロ濾過(マイクロフィルター膜処理)
の前にクリームの小量の部分がスキムミルクと再混合さ
れても機能するが、牛乳の中の脂肪含有量が増してマイ
クロフイルターの能力が急激に低下することになる。
最終製品が全乳、標準化牛乳、スキムミルクのいずれで
ある場合にも用いられうる。処理されたスキムミルクで
成る透過液が滅菌された濃縮液あるいはその1部分と混
合された場合は最終製品はスキムミルクとなる。クリー
ム部分の全部あるいは1部が戻され、スキムミルクと混
合された場合には全乳あるいは標準化牛乳が得られる。
この方法はマイクロ濾過(マイクロフィルター膜処理)
の前にクリームの小量の部分がスキムミルクと再混合さ
れても機能するが、牛乳の中の脂肪含有量が増してマイ
クロフイルターの能力が急激に低下することになる。
マイクロ過後の牛乳の処理工程には、牛乳の使用目的
に適合するような均質化や熱処理が含まれる。
に適合するような均質化や熱処理が含まれる。
スキムミルクがマイクロフイルターを含む流路に導入さ
れ、そのマイクロフイルターではスキムミルクがマイク
ロ過の間、メンブレンの表面に平行に流れる(クロス
フロー過)ようにするのが有利である。マイクロフイ
ルターのメンブレンを透過しての十分な流量を得るため
には、スキムミルクが高速度でメンブレンの表面に沿つ
て通過しなければならない。マイクロフイルターのメン
ブレンの細孔の適当な大きさは0.1〜1.2μmである。
れ、そのマイクロフイルターではスキムミルクがマイク
ロ過の間、メンブレンの表面に平行に流れる(クロス
フロー過)ようにするのが有利である。マイクロフイ
ルターのメンブレンを透過しての十分な流量を得るため
には、スキムミルクが高速度でメンブレンの表面に沿つ
て通過しなければならない。マイクロフイルターのメン
ブレンの細孔の適当な大きさは0.1〜1.2μmである。
マイクロ過の間の最適の温度は50〜60℃であり、遠心
分離後の牛乳の温度に従つて、牛乳は上記流路への供給
に先立つてマイクロ過に適当な温度範囲になるように
加熱あるいは冷却される。
分離後の牛乳の温度に従つて、牛乳は上記流路への供給
に先立つてマイクロ過に適当な温度範囲になるように
加熱あるいは冷却される。
なお、運転の間にポンプがなす仕事によつてのある程度
の加熱があるので、上記の加熱/冷却はこれを考慮に入
れて行われる。
の加熱があるので、上記の加熱/冷却はこれを考慮に入
れて行われる。
フイルターのつまり現象について検討した結果、過を
実行する有利な方法は、各処理期間の始点においては流
通する牛乳の温度を約50℃とし、スタート後徐々に温度
を60℃へと上昇させることであると判明している。フイ
ルターは数時間、標準的には5〜8hの運転の後には清掃
されなければならない。マイクロ過が約60℃で行われ
るとき能力は最高となるが、つまりもまた最も速くな
る。
実行する有利な方法は、各処理期間の始点においては流
通する牛乳の温度を約50℃とし、スタート後徐々に温度
を60℃へと上昇させることであると判明している。フイ
ルターは数時間、標準的には5〜8hの運転の後には清掃
されなければならない。マイクロ過が約60℃で行われ
るとき能力は最高となるが、つまりもまた最も速くな
る。
細菌含有量の少ない牛乳を製造するためのプラントは、
全乳を分離に適当な温度まで加熱するための熱交換器
と、全乳をクリームで成る1部分とスキムミルクで成る
1部分に清浄化して分離するための遠心分離機を含んで
いる。このプラントは、その著しい特徴として、スキム
ミルクの管路に接続されたマイクロフイルターを含んで
おり、このマイクロフイルターにおいてスキムミルクを
細菌含有量の少ない透過液と脂肪含有量の比較的多い濃
縮液とに分けることが達成される。濃縮液はマイクロフ
イルターは透過されずに分離された細菌を含むので、濃
縮液の管路には滅菌ユニツトが接続されている。
全乳を分離に適当な温度まで加熱するための熱交換器
と、全乳をクリームで成る1部分とスキムミルクで成る
1部分に清浄化して分離するための遠心分離機を含んで
いる。このプラントは、その著しい特徴として、スキム
ミルクの管路に接続されたマイクロフイルターを含んで
おり、このマイクロフイルターにおいてスキムミルクを
細菌含有量の少ない透過液と脂肪含有量の比較的多い濃
縮液とに分けることが達成される。濃縮液はマイクロフ
イルターは透過されずに分離された細菌を含むので、濃
縮液の管路には滅菌ユニツトが接続されている。
マイクロフイルターのメンブレン表面に沿つて十分な量
のスキムミルクが流れるように、マイクロフイルターが
第1のポンプを含む第1の循環流路の中に配置されてい
ることが有利となる。
のスキムミルクが流れるように、マイクロフイルターが
第1のポンプを含む第1の循環流路の中に配置されてい
ることが有利となる。
この第1の循環流路とは別に、このプラントが、マイク
ロフイルターからの透過液を第1の循環流路の入口に戻
すための第2のポンプを含む第2の循環流路を含んでい
ることが有利となる。マイクロフイルターを再び通過せ
しめるべく透過液の小部分あるいは大部分を戻すことに
よつて、マイクロフイルターを透過するについての流動
抵抗のスタート時と定常状態時での違いを補償すること
が可能となる。
ロフイルターからの透過液を第1の循環流路の入口に戻
すための第2のポンプを含む第2の循環流路を含んでい
ることが有利となる。マイクロフイルターを再び通過せ
しめるべく透過液の小部分あるいは大部分を戻すことに
よつて、マイクロフイルターを透過するについての流動
抵抗のスタート時と定常状態時での違いを補償すること
が可能となる。
低温殺菌プラントの能力は一定であるが、マイクロフイ
ルターの能力は、処理期間の初めにおいては極めて大き
いがその後急速に低下する。マイクロフイルターの能力
が殺菌プラントの能力より小となればプラントは休転さ
れなければならない。上述のように透過液を戻すこと
は、遠心分離機の能力できまる流量のスキムミルクを連
続的に処理すべく意図されたプラントの中で能力の変動
を伴う装置を用いるについての問題を解決する手段とな
つている。
ルターの能力は、処理期間の初めにおいては極めて大き
いがその後急速に低下する。マイクロフイルターの能力
が殺菌プラントの能力より小となればプラントは休転さ
れなければならない。上述のように透過液を戻すこと
は、遠心分離機の能力できまる流量のスキムミルクを連
続的に処理すべく意図されたプラントの中で能力の変動
を伴う装置を用いるについての問題を解決する手段とな
つている。
このプラントで、マイクロ過に適当なスキムミルクの
温度を確実にするために、遠心分離機と循環流路との間
に接続された熱交換器が設けられているのが有利とな
る。
温度を確実にするために、遠心分離機と循環流路との間
に接続された熱交換器が設けられているのが有利とな
る。
本発明によるプラントでは、2つのユニツト(マイクロ
フイルターと滅菌ユニツト)に、それぞれに適合した温
度変化と清掃のプログラムと共に、互に別個の清掃用回
路が設けられているのが有利となる。これら両ユニツト
では清掃についてそれぞれ特別な問題がある。マイクロ
フイルターではスキムミルクがメンブレンを通るときに
ひとりでに生成する乳蛋白質の付着膜に対処してメンブ
レンを清掃することが困難となりうる。滅菌ユニツトで
は温度が高いと皮状物の生成がありうる。
フイルターと滅菌ユニツト)に、それぞれに適合した温
度変化と清掃のプログラムと共に、互に別個の清掃用回
路が設けられているのが有利となる。これら両ユニツト
では清掃についてそれぞれ特別な問題がある。マイクロ
フイルターではスキムミルクがメンブレンを通るときに
ひとりでに生成する乳蛋白質の付着膜に対処してメンブ
レンを清掃することが困難となりうる。滅菌ユニツトで
は温度が高いと皮状物の生成がありうる。
本発明によるプラントはまた、マイクロフイルターと滅
菌ユニツトがプロセス回路から切離されて、プラントが
普通の滅菌プラントとして運転されるというようにも構
成されうる。このような構成の場合は、製造工程中の時
々の変化、例えばマイクロフイルターあるいは滅菌ユニ
ツト、あるいはそのミルクプラント工場の中の滅菌プラ
ントの何らかの装置の不調というような変化、に対して
プラントを容易に適合させることが可能となる。
菌ユニツトがプロセス回路から切離されて、プラントが
普通の滅菌プラントとして運転されるというようにも構
成されうる。このような構成の場合は、製造工程中の時
々の変化、例えばマイクロフイルターあるいは滅菌ユニ
ツト、あるいはそのミルクプラント工場の中の滅菌プラ
ントの何らかの装置の不調というような変化、に対して
プラントを容易に適合させることが可能となる。
以下においては図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。添付の図面は細菌含有量の少ない標準化牛乳を製造
する工程の流れ線図である。
る。添付の図面は細菌含有量の少ない標準化牛乳を製造
する工程の流れ線図である。
実施例 ミルクプラント工場の冷却貯蔵タンクから出た全乳1は
プレート型熱交換器2において分離に適当な温度まで加
熱され、そこから遠心分離機3へと導かれ、そこで2つ
の部分に分けられる。1つの部分4はクリームで成り、
それはさらに2つの部分5と6に分けられる。分流5は
系外に出され、それは1つの最初製品となる。遠心分離
機ではまた第2の部分としてスキムミルク7が得られ
る。このものは適当な温度まで冷却/加熱されるべき熱
交換器8を通過せしめられる。適当な温度になったスキ
ンミルクは、ポンプ10およびマイクロフィルター11を含
んだ流路9へと導かれる。このマイクロフィルターは互
いに平行に配列された多数のメンブレンを有しており、
スキンミルクは該メンブレンの表面に平行に通過するよ
うになっており、該メンブレンを透過する透過液と、透
過せずに濃縮される濃縮液とに分かれるクロスフロー形
式である。ここで、該濃縮液側には該スキンミルク部中
の脂肪球と細菌を分離し、該透過液の細菌含有量と脂肪
分量を該濃縮液よりも低減させることができる。メンブ
レンは一般にマイクロ濾過に用いられるものであって、
上記したようにスキンミルク部の脂肪球と細菌を濃縮液
側に分離し、その他の乳蛋白質等を透過液側に分離する
のに適したものであれば制限なく用いることができ、前
述したように適当な細孔の大きさは0.1〜1.2μmであ
る。材質は食品用に使用が認められた何らかのもので成
っている。型式は、内面にメンブレンを有するフィルタ
ーチューブが複数シェル内に配置された型式あるいはそ
の他の配置型式のマイクロフィルターも用いうることは
もちろんである。
プレート型熱交換器2において分離に適当な温度まで加
熱され、そこから遠心分離機3へと導かれ、そこで2つ
の部分に分けられる。1つの部分4はクリームで成り、
それはさらに2つの部分5と6に分けられる。分流5は
系外に出され、それは1つの最初製品となる。遠心分離
機ではまた第2の部分としてスキムミルク7が得られ
る。このものは適当な温度まで冷却/加熱されるべき熱
交換器8を通過せしめられる。適当な温度になったスキ
ンミルクは、ポンプ10およびマイクロフィルター11を含
んだ流路9へと導かれる。このマイクロフィルターは互
いに平行に配列された多数のメンブレンを有しており、
スキンミルクは該メンブレンの表面に平行に通過するよ
うになっており、該メンブレンを透過する透過液と、透
過せずに濃縮される濃縮液とに分かれるクロスフロー形
式である。ここで、該濃縮液側には該スキンミルク部中
の脂肪球と細菌を分離し、該透過液の細菌含有量と脂肪
分量を該濃縮液よりも低減させることができる。メンブ
レンは一般にマイクロ濾過に用いられるものであって、
上記したようにスキンミルク部の脂肪球と細菌を濃縮液
側に分離し、その他の乳蛋白質等を透過液側に分離する
のに適したものであれば制限なく用いることができ、前
述したように適当な細孔の大きさは0.1〜1.2μmであ
る。材質は食品用に使用が認められた何らかのもので成
っている。型式は、内面にメンブレンを有するフィルタ
ーチューブが複数シェル内に配置された型式あるいはそ
の他の配置型式のマイクロフィルターも用いうることは
もちろんである。
回路12が第2のポンプ13を伴つて第2の循環流路を構成
しており、これにより、透過液を熱交換器8を通つた後
のスキムミルク部分へと戻すことが可能になつている。
マイクロフイルター11から透過液の流れが管路12で取出
されるが、この透過液の流れは細菌含有量の少ないスキ
ムミルクで成つている。透過液はその温度を適当にする
ために熱交換器2を通過せしめられる。マイクロ過で
得られた濃縮液14は脂肪球と細菌を含んでおり、この濃
縮液はクリームの分流6と合流して滅菌ユニツト15へと
導かれる。ここで滅菌されたクリームと加熱されたスキ
ムミルクの混合物16は、所定の脂肪含有量の牛乳と混合
され、最終の熱処理工程で処理されるべく熱交換器2へ
と導かれる。この最終工程は、そこで得られるべき牛乳
の使用目的に応じて、殺菌処理であつたり、また、その
牛乳がチーズの製造に用いられる場合のように、より穏
やかな熱処理であつたりする。
しており、これにより、透過液を熱交換器8を通つた後
のスキムミルク部分へと戻すことが可能になつている。
マイクロフイルター11から透過液の流れが管路12で取出
されるが、この透過液の流れは細菌含有量の少ないスキ
ムミルクで成つている。透過液はその温度を適当にする
ために熱交換器2を通過せしめられる。マイクロ過で
得られた濃縮液14は脂肪球と細菌を含んでおり、この濃
縮液はクリームの分流6と合流して滅菌ユニツト15へと
導かれる。ここで滅菌されたクリームと加熱されたスキ
ムミルクの混合物16は、所定の脂肪含有量の牛乳と混合
され、最終の熱処理工程で処理されるべく熱交換器2へ
と導かれる。この最終工程は、そこで得られるべき牛乳
の使用目的に応じて、殺菌処理であつたり、また、その
牛乳がチーズの製造に用いられる場合のように、より穏
やかな熱処理であつたりする。
プラントには、図面には示していないが、その中で取扱
われる種々の分流の流量および/あるいは圧力を制御す
るための多数のバルブがある。
われる種々の分流の流量および/あるいは圧力を制御す
るための多数のバルブがある。
図で見られるように、このプラントでは、スキムミルク
部分が管路17によつて直接に熱交換器2に導かれるよう
になつている。またクリーム部分6は管路18を通つて滅
菌ユニツト15をバイパスできる。プラントを普通の殺菌
プラントとして用いうるということは、マイクロフイル
ターあるいは滅菌ユニツトで不調が生じた場合のほか、
殺菌だけを必要とする牛乳の予期せぬ大きな需要増加が
起つた場合にも有利なこととなりうる。牛乳の均質化が
望まれる場合には、これが殺菌の直前に行われるように
するのが適当である。プラントには、図面には示してい
ないが、なお、マイクロフイルターと滅菌ユニツトのた
めの別々の清掃用回路が設けられている。マイクロフイ
ルターの清掃は、先ずメンブレンの表面が水洗され、そ
れから強アルカリ性の洗剤がメンブレンの表面上を流さ
れ、溶解のために数時間置かれてから水でそれが洗い流
されるように行われるのが適当である。そのような処理
によつて、溶解しにくい物質に対処し、また、メンブレ
ンへの化学的影響にも対処しつつ良好にメンブレンの表
面を清掃することが可能であり、それにより次回の過
処理が改善される。この清掃はまた細菌発育阻止上も良
い効果を及ぼす。
部分が管路17によつて直接に熱交換器2に導かれるよう
になつている。またクリーム部分6は管路18を通つて滅
菌ユニツト15をバイパスできる。プラントを普通の殺菌
プラントとして用いうるということは、マイクロフイル
ターあるいは滅菌ユニツトで不調が生じた場合のほか、
殺菌だけを必要とする牛乳の予期せぬ大きな需要増加が
起つた場合にも有利なこととなりうる。牛乳の均質化が
望まれる場合には、これが殺菌の直前に行われるように
するのが適当である。プラントには、図面には示してい
ないが、なお、マイクロフイルターと滅菌ユニツトのた
めの別々の清掃用回路が設けられている。マイクロフイ
ルターの清掃は、先ずメンブレンの表面が水洗され、そ
れから強アルカリ性の洗剤がメンブレンの表面上を流さ
れ、溶解のために数時間置かれてから水でそれが洗い流
されるように行われるのが適当である。そのような処理
によつて、溶解しにくい物質に対処し、また、メンブレ
ンへの化学的影響にも対処しつつ良好にメンブレンの表
面を清掃することが可能であり、それにより次回の過
処理が改善される。この清掃はまた細菌発育阻止上も良
い効果を及ぼす。
以下に示す例は、本発明による方法が細菌含有量の少な
い標準化牛乳を製造するためにどのように用いられうる
かを示す。
い標準化牛乳を製造するためにどのように用いられうる
かを示す。
例 脂肪含有量4%の全乳10,000/hが分離のための温度52
℃まで加熱されて遠心分離機に導かれ、そこから脂肪含
有量40%のクリーム1,000/hが取出される。この1,000
/hのうちの250/hは系外に出され、1つの最終製品
となり、残りの750/hは再混合のために用いられる。
遠心分離機からはなお脂肪含有量0.06%のスキムミルク
9,000/hが得られる。第2の循環流路においては、ポ
ンプ13によつて流れが維持されているが、その流量は8,
000/hから16,000/hまで変りうる。第2の循環流路
から脂肪含有量0.04%の透過液8,100/hが取出される
一方で、第1の循環流路からは脂肪含有量0.25%の濃縮
液900/hが連続的に取出される。この濃縮液はクリー
ムの分流の750/hと混合され、脂肪含有量18%のクリ
ーム混合物1,650/hとなり、それが滅菌される。滅菌
の後クリーム混合物は清浄化された(透過液としての)
スキムミルクと混合され、最終製品としての脂肪含有量
3%の標準化牛乳9.750/hとなる。
℃まで加熱されて遠心分離機に導かれ、そこから脂肪含
有量40%のクリーム1,000/hが取出される。この1,000
/hのうちの250/hは系外に出され、1つの最終製品
となり、残りの750/hは再混合のために用いられる。
遠心分離機からはなお脂肪含有量0.06%のスキムミルク
9,000/hが得られる。第2の循環流路においては、ポ
ンプ13によつて流れが維持されているが、その流量は8,
000/hから16,000/hまで変りうる。第2の循環流路
から脂肪含有量0.04%の透過液8,100/hが取出される
一方で、第1の循環流路からは脂肪含有量0.25%の濃縮
液900/hが連続的に取出される。この濃縮液はクリー
ムの分流の750/hと混合され、脂肪含有量18%のクリ
ーム混合物1,650/hとなり、それが滅菌される。滅菌
の後クリーム混合物は清浄化された(透過液としての)
スキムミルクと混合され、最終製品としての脂肪含有量
3%の標準化牛乳9.750/hとなる。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭50−18661(JP,A) 特開 昭51−51549(JP,A) 特開 昭49−116258(JP,A) 特公 昭45−16779(JP,B1)
Claims (13)
- 【請求項1】全乳を遠心分離処理によりクリーム部とス
キムミルク部に分離し、続いて該スキムミルク部をマイ
クロフィルターを含む流路に導入し、該スキムミルク部
がマイクロフィルター膜表面と平行に流れるクロスフロ
ーとなるようにマイクロフィルター膜処理を行って、該
マイクロフィルター膜を透過する透過液と、透過せずに
濃縮される濃縮液とに分け、該濃縮液側には該スキンミ
ルク部中の脂肪球と細菌を分離し、該透過液の細菌含有
量と脂肪分量を該濃縮液よりも低減させた後、該濃縮液
を滅菌し、得られた透過液、濃縮液およびクリーム部の
それぞれの一部または全部を混合することを特徴とする
細菌含有量の少ない牛乳の製造方法。 - 【請求項2】濃縮液の全部または一部が透過液と混合さ
れる特許請求の範囲第1項記載の方法。 - 【請求項3】濃縮液がクリーム部の一部と混合され、滅
菌され、その後に透過液と混合される特許請求の範囲第
1項または第2項記載の方法。 - 【請求項4】膜の細孔の大きさが0.2〜1.0μmである特
許請求の範囲第1項、第2項または第3項記載の方法。 - 【請求項5】スキンミルク部が、マイクロフィルター膜
処理前に、前記流路に入れられるのに適当な温度になる
ように熱交換器を通過させられる特許請求の範囲第1項
乃至第4項のいずれか1項記載の方法。 - 【請求項6】マイクロフィルター膜処理の温度が、50〜
60℃の範囲である特許請求の範囲第5項記載の方法。 - 【請求項7】流通しているスキムミルク部の温度が、膜
処理の始点においては50℃付近の温度に保たれ、その後
フィルターが最高能力になる温度まで60℃に向けて上昇
せしめられる特許請求の範囲第6項記載の方法。 - 【請求項8】全乳を分離に適当な温度まで加熱するため
の熱交換器(2)、および、全乳をクリーム部とスキム
ミルク部に清浄化して分離するための遠心分離機(3)
を含む細菌含有量の少ない牛乳製造のプラントにおい
て、スキムミルク部を処理するためのマイクロフィルタ
ー(11)がスキムミルク部の管路に接続配置され、該マ
イクロフィルター(11)は細菌含有量が低減された低脂
肪部である透過液の出口と透過されずに残留した細菌を
含む高脂肪部である濃縮液の出口を有し、および、該濃
縮液の管路に接続された滅菌ユニット(15)を備えたこ
とを特徴とする、細菌含有量の少ない牛乳製造プラン
ト。 - 【請求項9】マイクロフィルター(11)の膜表面に沿っ
てスキムミルク部を十分な流量をもって通過せしめるた
めに、マイクロフィルター(11)が第1のポンプ(10)
を含む第1の循環流路の中に配置されている特許請求の
範囲第8項記載のプラント。 - 【請求項10】第1の循環流路のほかに、マイクロフィ
ルター(11)からの透過液としてのスキムミルク部を第
1の循環流路の入口に戻すための第2のポンプ(13)を
含む第2の循環流路を備えている特許請求の範囲第8項
あるいは第9項記載のプラント。 - 【請求項11】前記第1ないし第2の循環流路に入る前
のスキムミルク部の温度を確保するために、遠心分離機
(3)と循環流路の間に接続された熱交換器(8)を備
えている特許請求の範囲第8項、第9項または第10項記
載のプラント。 - 【請求項12】マイクロフィルター(11)および滅菌ユ
ニット(15)が、それぞれに適合した温度と清掃プログ
ラムを具備した別個の清掃用経路を備えている特許請求
の範囲第8項ないし第11項のいずれか1項記載のプラン
ト。 - 【請求項13】マイクロフィルター(11)と滅菌ユニッ
ト(15)がプロセス経路から切り離し可能であり、プラ
ントを普通の殺菌プラントとして運転できるように構成
されている特許請求の範囲第8項ないし第12項のいずれ
か1項記載のプラント。
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WO2013069547A1 (ja) | 2011-11-07 | 2013-05-16 | テトラ ラバル ホールディングス アンド ファイナンス エス エイ | スキムミルク原料乳の製造装置及び製造法 |
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