JPH0697945A - 送信信号無瞬断通信装置 - Google Patents
送信信号無瞬断通信装置Info
- Publication number
- JPH0697945A JPH0697945A JP4037724A JP3772492A JPH0697945A JP H0697945 A JPH0697945 A JP H0697945A JP 4037724 A JP4037724 A JP 4037724A JP 3772492 A JP3772492 A JP 3772492A JP H0697945 A JPH0697945 A JP H0697945A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- bypass
- transmission
- unit
- clock
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Small-Scale Networks (AREA)
- Optical Communication System (AREA)
- Computer And Data Communications (AREA)
- Dc Digital Transmission (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ループ型の伝送路形態を有する有線通信処理
装置に関し、伝送路や自装置に障害が発生した場合の送
信信号の瞬断を無くすことを目的とする。 【構成】 受信部101と、送信クロック発振部102
と、受信データを送信クロックに乗せ替えて処理用デー
タとバイパスデータとして出力するバイパスメモリ部1
03と、運用データを出力するデータ処理部104と、
バイパスデータと運用データのいずれか一方を選択して
送信データとして出力する運用/バイパスセレクタ部1
05と、送信部106とを備え、バイパスメモリ部10
3が、データ処理部104で付加されるデータ処理の遅
延量と同じだけの遅延量をバイパスデータに付加し、運
用/バイパスセレクタ部105に出力するよう構成す
る。
装置に関し、伝送路や自装置に障害が発生した場合の送
信信号の瞬断を無くすことを目的とする。 【構成】 受信部101と、送信クロック発振部102
と、受信データを送信クロックに乗せ替えて処理用デー
タとバイパスデータとして出力するバイパスメモリ部1
03と、運用データを出力するデータ処理部104と、
バイパスデータと運用データのいずれか一方を選択して
送信データとして出力する運用/バイパスセレクタ部1
05と、送信部106とを備え、バイパスメモリ部10
3が、データ処理部104で付加されるデータ処理の遅
延量と同じだけの遅延量をバイパスデータに付加し、運
用/バイパスセレクタ部105に出力するよう構成す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばループ型光L
AN(ローカルエリアネットワーク)システムの様なル
ープ型あるいはリング型の伝送路形態を有する有線通信
の通信処理装置に関する。
AN(ローカルエリアネットワーク)システムの様なル
ープ型あるいはリング型の伝送路形態を有する有線通信
の通信処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、通信の大容量化、高信頼化に伴
い、ループ型あるいはリング型の伝送路形態をとる有線
通信システムが増えている。
い、ループ型あるいはリング型の伝送路形態をとる有線
通信システムが増えている。
【0003】このようなループ型あるいはリング型の伝
送路形態をとる有線通信システムの場合、伝送路がつな
がった状態、つまり「閉じたループ」(自装置の送出し
たデータを自装置が受信できる状態のループ)になって
いることが前提であるが、何らかの障害等により、伝送
路が切れた状態、つまり「開放したループ」(「閉じた
ループ」に対しての逆)となることがある。通信システ
ムの信頼性向上のためには、伝送路切断や装置障害等に
よってこのような「開放したループ」となっても、障害
箇所以外の箇所ではシステムとして瞬断をなくす必要が
ある。
送路形態をとる有線通信システムの場合、伝送路がつな
がった状態、つまり「閉じたループ」(自装置の送出し
たデータを自装置が受信できる状態のループ)になって
いることが前提であるが、何らかの障害等により、伝送
路が切れた状態、つまり「開放したループ」(「閉じた
ループ」に対しての逆)となることがある。通信システ
ムの信頼性向上のためには、伝送路切断や装置障害等に
よってこのような「開放したループ」となっても、障害
箇所以外の箇所ではシステムとして瞬断をなくす必要が
ある。
【0004】図7に従来のループ型の伝送路形態を有す
る有線通信処理装置の一例を示す。この図において、2
01は有線通信処理装置である。202は受信部であ
り、光伝送路からデータを受信してそのデータから受信
クロックを分離し、受信データと受信クロックとして出
力する。203はクロック発振部であり、有線通信処理
装置201内において自己クロックを発振する。
る有線通信処理装置の一例を示す。この図において、2
01は有線通信処理装置である。202は受信部であ
り、光伝送路からデータを受信してそのデータから受信
クロックを分離し、受信データと受信クロックとして出
力する。203はクロック発振部であり、有線通信処理
装置201内において自己クロックを発振する。
【0005】204はクロック乗せ替え部であり、受信
データのクロック信号を受信クロックから自己クロック
に乗せ替える。205はデータ処理部であり、クロック
乗せ替え部204から出力された受信データとクロック
発振部203から出力された自己クロックを受け、受信
データを他の通信処理装置に転送するとともに、他の通
信処理装置から受けたデータを自己クロックに乗せて運
用データとして出力する。
データのクロック信号を受信クロックから自己クロック
に乗せ替える。205はデータ処理部であり、クロック
乗せ替え部204から出力された受信データとクロック
発振部203から出力された自己クロックを受け、受信
データを他の通信処理装置に転送するとともに、他の通
信処理装置から受けたデータを自己クロックに乗せて運
用データとして出力する。
【0006】206はデータ遅延部であり、受信データ
と受信クロックを受け、受信データに遅延を施しバイパ
スデータとして出力する。207は運用/バイパスセレ
クタ部であり、データ遅延部206から出力されたバイ
パスデータとデータ処理部205から出力された運用デ
ータとを受け、いずれか一方を選択して送信クロックと
共に送信データとして出力する。208は送信部であ
り、運用/バイパスセレクタ部207から出力された送
信データと送信クロックを受け、送信データを送信クロ
ックに乗せて光伝送路に送信する。
と受信クロックを受け、受信データに遅延を施しバイパ
スデータとして出力する。207は運用/バイパスセレ
クタ部であり、データ遅延部206から出力されたバイ
パスデータとデータ処理部205から出力された運用デ
ータとを受け、いずれか一方を選択して送信クロックと
共に送信データとして出力する。208は送信部であ
り、運用/バイパスセレクタ部207から出力された送
信データと送信クロックを受け、送信データを送信クロ
ックに乗せて光伝送路に送信する。
【0007】この図に示すように、この通信処理装置に
おいては、通信処理装置201のデータ処理部205に
何等かの障害が発生した場合は、受信データのバイパス
を行うために、バイパスモードが選択される。
おいては、通信処理装置201のデータ処理部205に
何等かの障害が発生した場合は、受信データのバイパス
を行うために、バイパスモードが選択される。
【0008】このバイパスモードが選択された場合に
は、信号経路は以下のようになる。すなわち、光伝送路
から受信された光信号は、まず、受信部202により受
信データに変換される。次に、受信データは、データ遅
延部206を介してバイパスデータとなり、運用/バイ
パスセレクタ部207を通過後、送信部208により、
光信号に変換され、光伝送路に送出される。
は、信号経路は以下のようになる。すなわち、光伝送路
から受信された光信号は、まず、受信部202により受
信データに変換される。次に、受信データは、データ遅
延部206を介してバイパスデータとなり、運用/バイ
パスセレクタ部207を通過後、送信部208により、
光信号に変換され、光伝送路に送出される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
この種の有線通信処理装置においては、データ処理部2
05に障害が発生した際に、運用モードとバイパスモー
ドとを切替える場合、運用系クロックとバイパス系クロ
ックが違うため、データの瞬断が発生する。この瞬断
は、下流の通信処理装置にも波及し、システムとしての
正常な運用を妨げる。
この種の有線通信処理装置においては、データ処理部2
05に障害が発生した際に、運用モードとバイパスモー
ドとを切替える場合、運用系クロックとバイパス系クロ
ックが違うため、データの瞬断が発生する。この瞬断
は、下流の通信処理装置にも波及し、システムとしての
正常な運用を妨げる。
【0010】また、バイパスモードで動作をしている際
に、上流の通信処理装置の故障等によって光伝送路の光
信号が停止するなどの二重障害が発生した場合、通信処
理装置201から光伝送路に送出する光信号も停止して
しまい、前記と同様に、瞬断は下流の通信処理装置に波
及し、システムとしての正常な運用を妨げる。
に、上流の通信処理装置の故障等によって光伝送路の光
信号が停止するなどの二重障害が発生した場合、通信処
理装置201から光伝送路に送出する光信号も停止して
しまい、前記と同様に、瞬断は下流の通信処理装置に波
及し、システムとしての正常な運用を妨げる。
【0011】この発明は、このような事情を考慮してな
されたもので、伝送路に何等かの障害が発生して受信ク
ロックや受信データが停止したり、あるいは自装置のデ
ータ処理部や送信部に障害が発生した場合でも、伝送路
における送信信号の瞬断を無くすようにした送信信号無
瞬断通信装置を提供するものである。
されたもので、伝送路に何等かの障害が発生して受信ク
ロックや受信データが停止したり、あるいは自装置のデ
ータ処理部や送信部に障害が発生した場合でも、伝送路
における送信信号の瞬断を無くすようにした送信信号無
瞬断通信装置を提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】図1はこの発明の構成を
示すブロック図であり、図に示すように、この発明は、
伝送路からデータを受信してそのデータから受信クロッ
クを分離し、受信データと受信クロックとして出力する
受信部101と、送信クロックを出力する送信クロック
発振部102と、受信部101から出力された受信デー
タと受信クロックを受けるとともに、送信クロック発振
部102から出力された送信クロックを受け、受信デー
タを送信クロックに乗せ替えた後、処理用データとバイ
パスデータとして出力するバイパスメモリ部103と、
バイパスメモリ部103から出力された処理用データと
送信クロック発振部102から出力された送信クロック
を受け、処理用データを他の通信処理装置に転送すると
ともに、他の通信処理装置から受けたデータを送信クロ
ックに乗せて運用データとして出力するデータ処理部1
04と、バイパスメモリ部103から出力されたバイパ
スデータとデータ処理部104から出力された運用デー
タとを受け、いずれか一方を選択して送信データとして
出力する運用/バイパスセレクタ部105と、運用/バ
イパスセレクタ部105から出力された送信データと送
信クロック発振部102から出力された送信クロックを
受け、送信データを送信クロックに乗せて伝送路に送信
する送信部106とを備え、バイパスメモリ部103
が、データ処理部104で付加されるデータ処理の遅延
量と同じだけの遅延量をバイパスデータに付加し、運用
/バイパスセレクタ部105に出力することを特徴とす
る送信信号無瞬断通信装置である。
示すブロック図であり、図に示すように、この発明は、
伝送路からデータを受信してそのデータから受信クロッ
クを分離し、受信データと受信クロックとして出力する
受信部101と、送信クロックを出力する送信クロック
発振部102と、受信部101から出力された受信デー
タと受信クロックを受けるとともに、送信クロック発振
部102から出力された送信クロックを受け、受信デー
タを送信クロックに乗せ替えた後、処理用データとバイ
パスデータとして出力するバイパスメモリ部103と、
バイパスメモリ部103から出力された処理用データと
送信クロック発振部102から出力された送信クロック
を受け、処理用データを他の通信処理装置に転送すると
ともに、他の通信処理装置から受けたデータを送信クロ
ックに乗せて運用データとして出力するデータ処理部1
04と、バイパスメモリ部103から出力されたバイパ
スデータとデータ処理部104から出力された運用デー
タとを受け、いずれか一方を選択して送信データとして
出力する運用/バイパスセレクタ部105と、運用/バ
イパスセレクタ部105から出力された送信データと送
信クロック発振部102から出力された送信クロックを
受け、送信データを送信クロックに乗せて伝送路に送信
する送信部106とを備え、バイパスメモリ部103
が、データ処理部104で付加されるデータ処理の遅延
量と同じだけの遅延量をバイパスデータに付加し、運用
/バイパスセレクタ部105に出力することを特徴とす
る送信信号無瞬断通信装置である。
【0013】なお、バイパスメモリ部103は、多数の
ラッチ回路から構成されてもよいし、あるいはシフトレ
ジスタやRAMから構成されてもよい。
ラッチ回路から構成されてもよいし、あるいはシフトレ
ジスタやRAMから構成されてもよい。
【0014】
【作用】この発明によれば、受信部101で受信された
受信データは、バイパスメモリ部103で送信クロック
に乗せ替えられた後、処理用データとバイパスデータと
して出力される。この内、処理用データはデータ処理部
104に入力され、データ処理部104からは運用デー
タが出力される。
受信データは、バイパスメモリ部103で送信クロック
に乗せ替えられた後、処理用データとバイパスデータと
して出力される。この内、処理用データはデータ処理部
104に入力され、データ処理部104からは運用デー
タが出力される。
【0015】バイパスメモリ部103では、データ処理
部104で付加されるデータ処理の遅延量と同じだけの
遅延量がバイパスデータに付加されて、運用/バイパス
セレクタ部105に出力される。そして、バイパスデー
タは、運用データと共に運用/バイパスセレクタ部10
5に入力され、バイパスデータと運用データのいずれか
一方が選択されて送信データとして出力され、運用/バ
イパスセレクタ部105から出力された送信データは、
送信クロックに乗せられて伝送路に送信される。
部104で付加されるデータ処理の遅延量と同じだけの
遅延量がバイパスデータに付加されて、運用/バイパス
セレクタ部105に出力される。そして、バイパスデー
タは、運用データと共に運用/バイパスセレクタ部10
5に入力され、バイパスデータと運用データのいずれか
一方が選択されて送信データとして出力され、運用/バ
イパスセレクタ部105から出力された送信データは、
送信クロックに乗せられて伝送路に送信される。
【0016】すなわち、本発明においては、送信クロッ
ク発振部102を装置内部に搭載し、その出力クロック
によりデータ処理部104を含む送信系を動作させるよ
うにしている。つまり、受信部101以外は、全て自装
置クロックである送信クロック発振部102から出力さ
れた送信クロックによって動作させるようにしている。
また、受信部101の次段にあるバイパスメモリ部10
3により、受信クロックに同期して動作している受信デ
ータを送信クロックに同期させ、一部は処理用データと
してデータ処理部104に送出し、もう一部はデータ処
理部104で付加されるデータ処理の遅延量と同じだけ
の遅延量を待たせたバイパスデータとして運用/バイパ
スセレクタ部105に出力するようにしている。
ク発振部102を装置内部に搭載し、その出力クロック
によりデータ処理部104を含む送信系を動作させるよ
うにしている。つまり、受信部101以外は、全て自装
置クロックである送信クロック発振部102から出力さ
れた送信クロックによって動作させるようにしている。
また、受信部101の次段にあるバイパスメモリ部10
3により、受信クロックに同期して動作している受信デ
ータを送信クロックに同期させ、一部は処理用データと
してデータ処理部104に送出し、もう一部はデータ処
理部104で付加されるデータ処理の遅延量と同じだけ
の遅延量を待たせたバイパスデータとして運用/バイパ
スセレクタ部105に出力するようにしている。
【0017】したがって、運用データとバイパスデータ
を切り換える際にクロックの瞬断がなくなるため、運用
/バイパスの切り換え時において、送信部106から出
力される信号の瞬断が皆無になる。また、バイパスモー
ド時に伝送路からの信号停止等による受信クロック障害
に対しても、送信部106から出力される信号の瞬断が
発生することがなくなる。
を切り換える際にクロックの瞬断がなくなるため、運用
/バイパスの切り換え時において、送信部106から出
力される信号の瞬断が皆無になる。また、バイパスモー
ド時に伝送路からの信号停止等による受信クロック障害
に対しても、送信部106から出力される信号の瞬断が
発生することがなくなる。
【0018】
【実施例】以下、図面に示す実施例に基づいてこの発明
を詳述する。なお、この発明はこれによって限定される
ものではない。
を詳述する。なお、この発明はこれによって限定される
ものではない。
【0019】図2は本発明の送信信号無瞬断通信装置の
一実施例の構成を示す回路ブロック図であり、ループ型
光LAN(ローカルエリアネットワーク)システムを構
成する通信処理装置に適用した例を示している。この図
において、1は有線通信処理装置である。2は受信部で
あり、光伝送路からデータを受信してそれを電気信号に
変換し、そのデータから受信クロックを分離して、受信
データと受信クロックとして出力する。3は送信クロッ
ク発生部であり、有線通信処理装置1内において送信ク
ロックを発生する。
一実施例の構成を示す回路ブロック図であり、ループ型
光LAN(ローカルエリアネットワーク)システムを構
成する通信処理装置に適用した例を示している。この図
において、1は有線通信処理装置である。2は受信部で
あり、光伝送路からデータを受信してそれを電気信号に
変換し、そのデータから受信クロックを分離して、受信
データと受信クロックとして出力する。3は送信クロッ
ク発生部であり、有線通信処理装置1内において送信ク
ロックを発生する。
【0020】4はバイパスメモリ部であり、受信部2か
ら出力された受信データと受信クロックを受けるととも
に、送信クロック発生部3から出力された送信クロック
を受け、受信データを送信クロックに同期させた後、処
理用データとバイパスデータとして出力する。
ら出力された受信データと受信クロックを受けるととも
に、送信クロック発生部3から出力された送信クロック
を受け、受信データを送信クロックに同期させた後、処
理用データとバイパスデータとして出力する。
【0021】5はデータ処理部であり、バイパスメモリ
部4から出力された処理用データと送信クロック発生部
3から出力された送信クロックを受け、受けた処理用デ
ータの内容が自装置の下位に位置する通信端末6のデー
タであれば、端末受信データとして通信端末6に転送す
る。通信端末6では、データを送信する場合にはデータ
処理部5に送信要求を通知して端末送信データを送る。
データ処理部5では通信端末6から送信要求を受け取る
と、データ処理部5から出力するデータを端末送信デー
タに切り換え、運用データとして出力する。
部4から出力された処理用データと送信クロック発生部
3から出力された送信クロックを受け、受けた処理用デ
ータの内容が自装置の下位に位置する通信端末6のデー
タであれば、端末受信データとして通信端末6に転送す
る。通信端末6では、データを送信する場合にはデータ
処理部5に送信要求を通知して端末送信データを送る。
データ処理部5では通信端末6から送信要求を受け取る
と、データ処理部5から出力するデータを端末送信デー
タに切り換え、運用データとして出力する。
【0022】7は運用/バイパスセレクタ部、8は運用
/バイパスセレクタ部7の切り換えを行うプロセッサ部
8である。運用/バイパスセレクタ部7は、バイパスメ
モリ部4から出力されたバイパスデータとデータ処理部
5から出力された運用データとを受け、プロセッサ部8
から出力された切り換え信号により、バイパスデータと
運用データのいずれか一方を選択して送信データとして
出力する。
/バイパスセレクタ部7の切り換えを行うプロセッサ部
8である。運用/バイパスセレクタ部7は、バイパスメ
モリ部4から出力されたバイパスデータとデータ処理部
5から出力された運用データとを受け、プロセッサ部8
から出力された切り換え信号により、バイパスデータと
運用データのいずれか一方を選択して送信データとして
出力する。
【0023】9は送信部であり、運用/バイパスセレク
タ部7から出力された送信データと送信クロック発生部
3から出力された送信クロックを受け、送信データを送
信クロックに乗せて光伝送路に送信する。
タ部7から出力された送信データと送信クロック発生部
3から出力された送信クロックを受け、送信データを送
信クロックに乗せて光伝送路に送信する。
【0024】ここで、バイパスメモリ部4は、データ処
理部5で付加されるデータ処理の遅延量と同じだけの遅
延量をバイパスデータに付加して、運用/バイパスセレ
クタ部7に出力する。
理部5で付加されるデータ処理の遅延量と同じだけの遅
延量をバイパスデータに付加して、運用/バイパスセレ
クタ部7に出力する。
【0025】以下に、バイパスメモリ部4の詳細構成を
4つの例を挙げて説明する。図3はバイパスメモリ部4
の第1の例を示す回路ブロック図である。この図におい
て、11はライトデータカウンタ部であり、受信クロッ
クに基づいて受信データのデータ数をカウントし、その
カウント値をリード/ライト制御部12に伝達する。
4つの例を挙げて説明する。図3はバイパスメモリ部4
の第1の例を示す回路ブロック図である。この図におい
て、11はライトデータカウンタ部であり、受信クロッ
クに基づいて受信データのデータ数をカウントし、その
カウント値をリード/ライト制御部12に伝達する。
【0026】13はマルチプレクサ部であり、受信デー
タを受信して、それを次段のSRラッチ部14に伝達す
る。SRラッチ部14は多数のSRラッチから構成され
ており、そのSRラッチから任意のものが選択される。
この選択はリード/ライト制御部12からの指示により
行われる。SRラッチ部14は、マルチチプレクサ部1
3からのデータをラッチし、ラッチデータを処理用セレ
クタ部15とバイパス用セレクタ部16に送出する。
タを受信して、それを次段のSRラッチ部14に伝達す
る。SRラッチ部14は多数のSRラッチから構成され
ており、そのSRラッチから任意のものが選択される。
この選択はリード/ライト制御部12からの指示により
行われる。SRラッチ部14は、マルチチプレクサ部1
3からのデータをラッチし、ラッチデータを処理用セレ
クタ部15とバイパス用セレクタ部16に送出する。
【0027】処理用セレクタ部15はSRラッチ部14
からの出力のいずれか一つを順次選択して、処理用デー
タとして出力し、バイパス用セレクタ部16はSRラッ
チ部14からの出力のいずれか一つを順次選択して、バ
イパスデータとして出力する。処理用データの選択とバ
イパスデータの選択はリード/ライト制御部12からの
セレクト信号によって行われる。
からの出力のいずれか一つを順次選択して、処理用デー
タとして出力し、バイパス用セレクタ部16はSRラッ
チ部14からの出力のいずれか一つを順次選択して、バ
イパスデータとして出力する。処理用データの選択とバ
イパスデータの選択はリード/ライト制御部12からの
セレクト信号によって行われる。
【0028】17は処理用リードデータカウンタ部であ
り、送信クロックと処理用データより、処理用データの
データ数をカウントし、そのカウント値をリード/ライ
ト制御部12に伝達する。
り、送信クロックと処理用データより、処理用データの
データ数をカウントし、そのカウント値をリード/ライ
ト制御部12に伝達する。
【0029】18はバイパス用リードデータカウンタ部
であり、送信クロックとバイパスデータより、バイパス
データのデータ数をカウントし、そのカウント値をリー
ド/ライト制御部12に伝達する。
であり、送信クロックとバイパスデータより、バイパス
データのデータ数をカウントし、そのカウント値をリー
ド/ライト制御部12に伝達する。
【0030】リード/ライト制御部12は、ライトデー
タカウンタ部11からライトデータのカウント値を受け
る取るとともに、処理用リードデータカウンタ部17か
ら処理用リードデータのカウント値を、バイパス用リー
ドデータカウンタ部18からバイパスリードデータのカ
ウント値を、それぞれ受け取る。また、外部からデータ
遅延制御の指示データを受け取る。そして、マルチプレ
クサ部13、処理用セレクタ部15、及びバイパス用セ
レクタ部16に信号を送出する。
タカウンタ部11からライトデータのカウント値を受け
る取るとともに、処理用リードデータカウンタ部17か
ら処理用リードデータのカウント値を、バイパス用リー
ドデータカウンタ部18からバイパスリードデータのカ
ウント値を、それぞれ受け取る。また、外部からデータ
遅延制御の指示データを受け取る。そして、マルチプレ
クサ部13、処理用セレクタ部15、及びバイパス用セ
レクタ部16に信号を送出する。
【0031】また、リード/ライト制御部12は、ライ
トデータカウンタ部11からの書き込みデータ量と、処
理用リードデータカウンタ部17及びバイパス用リード
データカウンタ部18からの読み出しデータ量とを比較
することにより、SRラッチ部14内に読み出していな
いデータが存在するか否かを調べ、読み出していないデ
ータが存在しない場合には、存在しないことを示すアン
ダーフロー通知の信号を外部に出力する。
トデータカウンタ部11からの書き込みデータ量と、処
理用リードデータカウンタ部17及びバイパス用リード
データカウンタ部18からの読み出しデータ量とを比較
することにより、SRラッチ部14内に読み出していな
いデータが存在するか否かを調べ、読み出していないデ
ータが存在しない場合には、存在しないことを示すアン
ダーフロー通知の信号を外部に出力する。
【0032】さらに、SRラッチ部14に書き込みを行
った後、一度も読み出しを行った事のないデータがSR
ラッチ部14に存在する場合には、オーバーフロー通知
の信号を外部に出力する。
った後、一度も読み出しを行った事のないデータがSR
ラッチ部14に存在する場合には、オーバーフロー通知
の信号を外部に出力する。
【0033】このバイパスメモリ部4の第1の例におい
ては、データの出力を行うブロックを2つ設けた構成と
なっている。すなわち、処理用セレクタ部15と処理用
リードデータカウンタ部17からなるブロックと、バイ
パス用セレクタ部16とバイパス用リードデータカウン
タ部18からなるブロックとの、2つのブロックを設
け、それによってバイパスデータを遅延させる構成とな
っている。
ては、データの出力を行うブロックを2つ設けた構成と
なっている。すなわち、処理用セレクタ部15と処理用
リードデータカウンタ部17からなるブロックと、バイ
パス用セレクタ部16とバイパス用リードデータカウン
タ部18からなるブロックとの、2つのブロックを設
け、それによってバイパスデータを遅延させる構成とな
っている。
【0034】図4はバイパスメモリ部4の第2の例を示
す回路ブロック図である。この図において、21はクロ
ック乗せ替え部であり、受信クロックと受信データを受
信し、送信クロックによって送信側クロックに同期した
処理用データを送出する。
す回路ブロック図である。この図において、21はクロ
ック乗せ替え部であり、受信クロックと受信データを受
信し、送信クロックによって送信側クロックに同期した
処理用データを送出する。
【0035】22はシフトレジスタ部であり、クロック
乗せ替え部21から出力された処理用データを受信して
データ遅延を発生させ、各遅延データをセレクタ部23
に送出する。セレクタ部23は、シフトレジスタ部22
からの各段の遅延データを受信し、バイパス用遅延制御
部24からの指示信号により、バイパスデータの選択を
行う。バイパス用遅延制御部24は、外部からのデータ
遅延制御の指示により、セレクタ部23に選択指示を与
えて、バイパスデータの遅延量の調整を行う。
乗せ替え部21から出力された処理用データを受信して
データ遅延を発生させ、各遅延データをセレクタ部23
に送出する。セレクタ部23は、シフトレジスタ部22
からの各段の遅延データを受信し、バイパス用遅延制御
部24からの指示信号により、バイパスデータの選択を
行う。バイパス用遅延制御部24は、外部からのデータ
遅延制御の指示により、セレクタ部23に選択指示を与
えて、バイパスデータの遅延量の調整を行う。
【0036】このバイパスメモリ部4の第2の例におい
ては、クロック信号の乗せ替えにより、受信データを送
信クロックに同期した処理用データとした後、シフトレ
ジスタ部22とセレクタ部23により、データ遅延を加
えてバイパスデータを作る構成となっている。
ては、クロック信号の乗せ替えにより、受信データを送
信クロックに同期した処理用データとした後、シフトレ
ジスタ部22とセレクタ部23により、データ遅延を加
えてバイパスデータを作る構成となっている。
【0037】図5はバイパスメモリ部4の第3の例を示
す回路ブロック図である。この図において、31はクロ
ック乗せ替え部であり、受信クロックと受信データを受
信し、送信クロックによって送信側クロックに同期した
処理用データを送出する。
す回路ブロック図である。この図において、31はクロ
ック乗せ替え部であり、受信クロックと受信データを受
信し、送信クロックによって送信側クロックに同期した
処理用データを送出する。
【0038】32はRAMからなるメモリ部であり、ラ
イト/リードデータアドレス制御部33からのライトア
ドレスによって処理用データが書き込まれ、また、ライ
ト/リードデータアドレス制御部33からのリードアド
レスによってバイパスデータが読み出される。
イト/リードデータアドレス制御部33からのライトア
ドレスによって処理用データが書き込まれ、また、ライ
ト/リードデータアドレス制御部33からのリードアド
レスによってバイパスデータが読み出される。
【0039】ライト/リードデータアドレス制御部33
は、メモリ部32に書き込んだ処理用データのデータ数
をカウントし、そのカウント値よりライトアドレスを決
定する。また、外部からデータ遅延制御の指示信号を受
け、そのデータ遅延制御の指示とライトアドレスによ
り、メモリ部32から読み出すバイパスデータのリード
アドレスを決定する。さらに、ライトアドレスとリード
アドレスの接近等の警告として、オーバフロー及びアン
ダフローの通知を出力する。
は、メモリ部32に書き込んだ処理用データのデータ数
をカウントし、そのカウント値よりライトアドレスを決
定する。また、外部からデータ遅延制御の指示信号を受
け、そのデータ遅延制御の指示とライトアドレスによ
り、メモリ部32から読み出すバイパスデータのリード
アドレスを決定する。さらに、ライトアドレスとリード
アドレスの接近等の警告として、オーバフロー及びアン
ダフローの通知を出力する。
【0040】このバイパスメモリ部4の第3の例におい
ては、受信データを送信クロックに同期した処理用デー
タに変換した後、その処理用データをメモリ部32に書
き込み、ライト/リードデータアドレス制御部33でメ
モリ部32からの読み出しを制御することにより、バイ
パスデータを遅延させる構成となっている。
ては、受信データを送信クロックに同期した処理用デー
タに変換した後、その処理用データをメモリ部32に書
き込み、ライト/リードデータアドレス制御部33でメ
モリ部32からの読み出しを制御することにより、バイ
パスデータを遅延させる構成となっている。
【0041】図6はバイパスメモリ部4の第4の例を示
す回路ブロック図である。この図において、41はシフ
トレジスタ部であり、受信クロックと受信データによ
り、データに遅延を発生させる。
す回路ブロック図である。この図において、41はシフ
トレジスタ部であり、受信クロックと受信データによ
り、データに遅延を発生させる。
【0042】42はセレクタ部であり、シフトレジスタ
部41の各段の出力を受け、バイパス用遅延制御部43
からの遅延指示により、シフトレジスタ部41からの各
段の出力の一つを選択する。バイパス用遅延制御部43
は、外部からデータ遅延制御の指示信号を受け、そのデ
ータ遅延制御の指示に基づいてセレクタ部42に選択信
号を与える。
部41の各段の出力を受け、バイパス用遅延制御部43
からの遅延指示により、シフトレジスタ部41からの各
段の出力の一つを選択する。バイパス用遅延制御部43
は、外部からデータ遅延制御の指示信号を受け、そのデ
ータ遅延制御の指示に基づいてセレクタ部42に選択信
号を与える。
【0043】44は運用データ・クロック乗せ替え部で
あり、シフトレジスタ部41から受けたデータを送信ク
ロックに同期させた処理用データに変換する。45はバ
イパスデータ・クロック乗せ替え部であり、セレクタ部
42から受けた遅延データを送信クロックに同期させた
バイパスデータに変換する。
あり、シフトレジスタ部41から受けたデータを送信ク
ロックに同期させた処理用データに変換する。45はバ
イパスデータ・クロック乗せ替え部であり、セレクタ部
42から受けた遅延データを送信クロックに同期させた
バイパスデータに変換する。
【0044】このバイパスメモリ部4の第4の例におい
ては、データの遅延処理を行う前にクロックを乗せ替え
る運用データ・クロック乗せ替え部44と、データの遅
延処理を行った後にクロックを乗せ替えるバイパスデー
タ・クロック乗せ替え部45とを設けて、バイパスデー
タを遅延させる構成となっている。
ては、データの遅延処理を行う前にクロックを乗せ替え
る運用データ・クロック乗せ替え部44と、データの遅
延処理を行った後にクロックを乗せ替えるバイパスデー
タ・クロック乗せ替え部45とを設けて、バイパスデー
タを遅延させる構成となっている。
【0045】図2で示した有線通信処理装置1において
は、光伝送路からデータを受信し、その受信したデータ
を通信端末6に送出する。また、通信端末6からの送信
要求によって通信端末6のデータを伝送路に送出するよ
うになっている。以下、この有線通信処理装置1の動作
を説明する。
は、光伝送路からデータを受信し、その受信したデータ
を通信端末6に送出する。また、通信端末6からの送信
要求によって通信端末6のデータを伝送路に送出するよ
うになっている。以下、この有線通信処理装置1の動作
を説明する。
【0046】まず、光伝送路からの光信号を受信部1で
受け、受けた光信号から受信データと受信クロックを抽
出する。ここで、受信クロックに同期している受信デー
タはバイパスメモリ部4に入力され、送信クロックに同
期したデータに変換される。
受け、受けた光信号から受信データと受信クロックを抽
出する。ここで、受信クロックに同期している受信デー
タはバイパスメモリ部4に入力され、送信クロックに同
期したデータに変換される。
【0047】送信クロックに同期した受信データは、バ
イパスメモリ部4内において、遅延が付加されずにデー
タ処理部5に送出される運用モード経路と、データ処理
部5で付加されるデータ処理の遅延量と同じだけの遅延
量が付加されるバイパスモード経路に別れる。
イパスメモリ部4内において、遅延が付加されずにデー
タ処理部5に送出される運用モード経路と、データ処理
部5で付加されるデータ処理の遅延量と同じだけの遅延
量が付加されるバイパスモード経路に別れる。
【0048】データ処理部5では、受けたデータが通信
端末6のデータであれば通信端末6に転送し、通信端末
6では、データ送信時にはデータ処理部5に送信要求を
通知する。データ処理部5では送信要求を受けると、デ
ータ処理部5からの出力データを端末送信データに切り
換え、運用データとして出力する。
端末6のデータであれば通信端末6に転送し、通信端末
6では、データ送信時にはデータ処理部5に送信要求を
通知する。データ処理部5では送信要求を受けると、デ
ータ処理部5からの出力データを端末送信データに切り
換え、運用データとして出力する。
【0049】バイパスメモリ部4及びデータ処理部5か
らの出力データは、運用/バイパスセレクタ部7に入力
され、運用/バイパスセレクタ部7では、プロセッサ部
8からの指示により出力経路の切り換えを行い、バイパ
スデータと運用データのいずれか一方を選択して送信デ
ータとして送信部9に送出する。
らの出力データは、運用/バイパスセレクタ部7に入力
され、運用/バイパスセレクタ部7では、プロセッサ部
8からの指示により出力経路の切り換えを行い、バイパ
スデータと運用データのいずれか一方を選択して送信デ
ータとして送信部9に送出する。
【0050】送信部9では、運用/バイパスセレクタ部
7から受けた送信データを電気/光信号変換し、送信ク
ロックに同期させて光信号として伝送路に送出する。
7から受けた送信データを電気/光信号変換し、送信ク
ロックに同期させて光信号として伝送路に送出する。
【0051】この有線通信処理装置1では、正常動作と
しては、通信端末6に対してデータの送受信を行う運用
モードが通常選択されている。すなわち運用/バイパス
セレクタ部7により、運用データが送信データとして出
力される運用モードが選択されている。
しては、通信端末6に対してデータの送受信を行う運用
モードが通常選択されている。すなわち運用/バイパス
セレクタ部7により、運用データが送信データとして出
力される運用モードが選択されている。
【0052】この正常運用時に、データ処理部5又は通
信端末6等に障害が発生した場合には、自装置の送信信
号を伝送路に送出すると、システム全体に障害が発生す
る可能性がある。したがって、全体のシステムから有線
通信処理装置1を切り離すために、モードをバイパスモ
ードに切り換える。具体的には運用/バイパスセレクタ
部7により、バイパスデータを送信データとして出力す
るバイパスモードを選択する。
信端末6等に障害が発生した場合には、自装置の送信信
号を伝送路に送出すると、システム全体に障害が発生す
る可能性がある。したがって、全体のシステムから有線
通信処理装置1を切り離すために、モードをバイパスモ
ードに切り換える。具体的には運用/バイパスセレクタ
部7により、バイパスデータを送信データとして出力す
るバイパスモードを選択する。
【0053】運用/バイパスセレクタ部7でこの運用デ
ータとバイパスデータの切り換えを行っても、バイパス
メモリ部4において、データ処理部5で付加される遅延
量と同等の遅延付加をおこなっているため、システムと
しての装置遅延は変化せず、下流の通信処理装置に対し
て伝送路のフレーム同期外れ等の影響を与えない。
ータとバイパスデータの切り換えを行っても、バイパス
メモリ部4において、データ処理部5で付加される遅延
量と同等の遅延付加をおこなっているため、システムと
しての装置遅延は変化せず、下流の通信処理装置に対し
て伝送路のフレーム同期外れ等の影響を与えない。
【0054】また、上流の通信処理装置の障害や伝送路
障害によって伝送路の受信光が停止した場合でも、バイ
パスメモリ部4、データ処理部5及び送信部9は、送信
クロック発生部3の自己送信クロックにより動作してい
るので、送信信号は停止せず、下流の通信処理装置に対
して伝送路のフレーム同期外れ等の影響を与えない。
障害によって伝送路の受信光が停止した場合でも、バイ
パスメモリ部4、データ処理部5及び送信部9は、送信
クロック発生部3の自己送信クロックにより動作してい
るので、送信信号は停止せず、下流の通信処理装置に対
して伝送路のフレーム同期外れ等の影響を与えない。
【0055】このようにして、有線通信処理装置1より
の送信フレームを見掛け上正常に出力することにより、
光伝送路の下流の通信処理装置への障害波及を防止し、
通信システムとしての正常運用を保つ事ができる。
の送信フレームを見掛け上正常に出力することにより、
光伝送路の下流の通信処理装置への障害波及を防止し、
通信システムとしての正常運用を保つ事ができる。
【0056】なお、上記実施例において、運用/バイパ
スセレクタ部7の運用/パイパス選択回路の後段に伝送
路フォーマットの同期フレームパターンの生成回路を設
けるようにしてもよく、また、この伝送路フォーマット
の同期フレームパターンの生成回路を、バイパスメモリ
部4の送信クロック同期回路の後段に設けるようにして
もよい。
スセレクタ部7の運用/パイパス選択回路の後段に伝送
路フォーマットの同期フレームパターンの生成回路を設
けるようにしてもよく、また、この伝送路フォーマット
の同期フレームパターンの生成回路を、バイパスメモリ
部4の送信クロック同期回路の後段に設けるようにして
もよい。
【0057】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、通
信処理装置の送信側の無瞬断を保証する事が出来るた
め、下流装置への障害波及の防止、および障害の切りわ
けを容易に行うことができ、システムとしての信頼性の
向上を図る事ができる。
信処理装置の送信側の無瞬断を保証する事が出来るた
め、下流装置への障害波及の防止、および障害の切りわ
けを容易に行うことができ、システムとしての信頼性の
向上を図る事ができる。
【図1】この発明の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の送信信号無瞬断通信装置の一実施例の
構成を示す回路ブロック図である。
構成を示す回路ブロック図である。
【図3】バイパスメモリ部の第1の例を示す回路ブロッ
ク図である。
ク図である。
【図4】バイパスメモリ部の第2の例を示す回路ブロッ
ク図である。
ク図である。
【図5】バイパスメモリ部の第3の例を示す回路ブロッ
ク図である。
ク図である。
【図6】バイパスメモリ部の第4の例を示す回路ブロッ
ク図である。
ク図である。
【図7】従来のループ型伝送路形態を有する有線通信処
理装置の一例を示す回路ブロック図である。
理装置の一例を示す回路ブロック図である。
1 有線通信処理装置 2 受信部 3 送信クロック発生部 4 バイパスメモリ部 5 データ処理部 6 通信端末 7 運用/バイパスセレクタ部 8 プロセッサ部 9 送信部 11 ライトデータカウンタ部 12 リード/ライト制御部 13 マルチプレクサ部 14 SRラッチ部 15 処理用セレクタ部 16 バイパス用セレクタ部 17 処理用リードデータカウンタ部 18 バイパス用リードデータカウンタ部 21,31 クロック乗せ替え部 22,41 シフトレジスタ部 23,42 セレクタ部 24,43 バイパス用遅延制御部 32 メモリ部 33 ライト/リードデータアドレス制御部 44 運用データ・クロック乗せ替え部 45 バイパスデータ・クロック乗せ替え部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 25/02 S 8226−5K
Claims (4)
- 【請求項1】 伝送路からデータを受信してそのデータ
から受信クロックを分離し、受信データと受信クロック
として出力する受信部(101)と、 送信クロックを出力する送信クロック発振部(102)
と、 受信部(101)から出力された受信データと受信クロ
ックを受けるとともに、送信クロック発振部(102)
から出力された送信クロックを受け、受信データを送信
クロックに乗せ替えた後、処理用データとバイパスデー
タとして出力するバイパスメモリ部(103)と、 バイパスメモリ部(103)から出力された処理用デー
タと送信クロック発振部(102)から出力された送信
クロックを受け、処理用データを他の通信処理装置に転
送するとともに、他の通信処理装置から受けたデータを
送信クロックに乗せて運用データとして出力するデータ
処理部(104)と、 バイパスメモリ部(103)から出力されたバイパスデ
ータとデータ処理部(104)から出力された運用デー
タとを受け、いずれか一方を選択して送信データとして
出力する運用/バイパスセレクタ部(105)と、 運用/バイパスセレクタ部(105)から出力された送
信データと送信クロック発振部(102)から出力され
た送信クロックを受け、送信データを送信クロックに乗
せて伝送路に送信する送信部(106)とを備え、 バイパスメモリ部(103)が、データ処理部(10
4)で付加されるデータ処理の遅延量と同じだけの遅延
量をバイパスデータに付加し、運用/バイパスセレクタ
部(105)に出力することを特徴とする送信信号無瞬
断通信装置。 - 【請求項2】 バイパスメモリ部(103)が、多数の
ラッチ回路から構成されていることを特徴とする請求項
1記載の送信信号無瞬断通信装置。 - 【請求項3】 バイパスメモリ部(103)が、シフト
レジスタから構成されていることを特徴とする請求項1
記載の送信信号無瞬断通信装置。 - 【請求項4】 バイパスメモリ部(103)が、RAM
から構成されていることを特徴とする請求項1記載の送
信信号無瞬断通信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04037724A JP3085420B2 (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | 送信信号無瞬断通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04037724A JP3085420B2 (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | 送信信号無瞬断通信装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0697945A true JPH0697945A (ja) | 1994-04-08 |
JP3085420B2 JP3085420B2 (ja) | 2000-09-11 |
Family
ID=12505454
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04037724A Expired - Fee Related JP3085420B2 (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | 送信信号無瞬断通信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3085420B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002217772A (ja) * | 2000-12-20 | 2002-08-02 | Oasis Design Inc | クロック信号を生成できる、または各トランシーバに関連付けられたデジタル・システムのデータのバイパスを可能にする、電力管理されたトランシーバのネットワークを使用する通信システム |
WO2015177902A1 (ja) * | 2014-05-22 | 2015-11-26 | 三菱電機株式会社 | 中継装置 |
KR101878575B1 (ko) * | 2016-12-29 | 2018-07-13 | 세종대학교산학협력단 | 프론트홀 망에서의 프로텍션 방법 및 시스템 |
CN113890779A (zh) * | 2021-11-25 | 2022-01-04 | 浙江国利信安科技有限公司 | 用于通信设备的接入设备和通信系统 |
EP4292422A1 (en) | 2022-06-17 | 2023-12-20 | Yanmar Holdings Co., Ltd. | Combine |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH077695U (ja) * | 1993-07-09 | 1995-02-03 | 株式会社鈴甲子 | 鎧の脛当 |
-
1992
- 1992-02-25 JP JP04037724A patent/JP3085420B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002217772A (ja) * | 2000-12-20 | 2002-08-02 | Oasis Design Inc | クロック信号を生成できる、または各トランシーバに関連付けられたデジタル・システムのデータのバイパスを可能にする、電力管理されたトランシーバのネットワークを使用する通信システム |
JP4672137B2 (ja) * | 2000-12-20 | 2011-04-20 | オアシス・デザイン・インコーポレーテッド | クロック信号を生成できる、または各トランシーバに関連付けられたデジタル・システムのデータのバイパスを可能にする、電力管理されたトランシーバのネットワークを使用する通信システム |
WO2015177902A1 (ja) * | 2014-05-22 | 2015-11-26 | 三菱電機株式会社 | 中継装置 |
JP6012908B2 (ja) * | 2014-05-22 | 2016-10-25 | 三菱電機株式会社 | 中継装置 |
CN106464562A (zh) * | 2014-05-22 | 2017-02-22 | 三菱电机株式会社 | 中继装置 |
CN106464562B (zh) * | 2014-05-22 | 2018-06-01 | 三菱电机株式会社 | 中继装置 |
KR101878575B1 (ko) * | 2016-12-29 | 2018-07-13 | 세종대학교산학협력단 | 프론트홀 망에서의 프로텍션 방법 및 시스템 |
CN113890779A (zh) * | 2021-11-25 | 2022-01-04 | 浙江国利信安科技有限公司 | 用于通信设备的接入设备和通信系统 |
EP4292422A1 (en) | 2022-06-17 | 2023-12-20 | Yanmar Holdings Co., Ltd. | Combine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3085420B2 (ja) | 2000-09-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5475696A (en) | Remote alarm transfer method and system | |
JP3085420B2 (ja) | 送信信号無瞬断通信装置 | |
US7660237B2 (en) | Synchronous clock supply system and synchronous clock supply method | |
JP3241104B2 (ja) | クロック供給切替え方式 | |
JPH0151222B2 (ja) | ||
JP2003008597A (ja) | クロックパス切替方法 | |
JPH10322379A (ja) | クロックパス切替方法 | |
KR100439148B1 (ko) | 다중 시스템의 프레임 동기신호 출력 장치 및 방법 | |
KR100208227B1 (ko) | 프로세서와 디바이스간의 타임 슬롯 스위치 | |
JP2000049841A (ja) | 通信システム | |
JP3003629B2 (ja) | ディジタル信号送信回路 | |
JP3283418B2 (ja) | 冗長系出力切替回路及び交換機 | |
JPH0376616B2 (ja) | ||
JPH06164563A (ja) | 同期信号再生中継方式 | |
JPH08288959A (ja) | リングネットワークにおけるクロック切替方法 | |
JPH05336085A (ja) | 伝送路無瞬断切替方式 | |
JP3274062B2 (ja) | ビット位相同期回路 | |
KR100233903B1 (ko) | 이중화 액티브/스탠바이 결정 방법 및 회로 | |
JP2626487B2 (ja) | 伝送装置 | |
JPH11127221A (ja) | 警報転送回路 | |
JPH1168716A (ja) | パス切替装置 | |
JPH06189348A (ja) | 宅内データ回線終端装置 | |
KR20020005830A (ko) | 동기전송모듈의 이중화된 인터페이스 카드간 클럭동기화장치 | |
JPH0563802A (ja) | 交換機の二重化装置 | |
KR20000061860A (ko) | 비대칭 디지털가입자망 접속시스템의 동기원클럭선택장치 및 그운용방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20000606 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |