JPH069751U - 端子半田付除去工具 - Google Patents

端子半田付除去工具

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Publication number
JPH069751U
JPH069751U JP5993992U JP5993992U JPH069751U JP H069751 U JPH069751 U JP H069751U JP 5993992 U JP5993992 U JP 5993992U JP 5993992 U JP5993992 U JP 5993992U JP H069751 U JPH069751 U JP H069751U
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JP
Japan
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terminal
metal rod
soldering
shaped metal
removal tool
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Pending
Application number
JP5993992U
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English (en)
Inventor
敢 石塚
Original Assignee
敢 石塚
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Publication date
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  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高密度実装されたICなどの端子の半田付け
を、安全に、除去することができる安価な端子半田付除
去工具を得る。 【構成】 先端折り曲げ部分の内側長さが0.3mm〜
2mmで、その部分の直径または厚みが0.2mm〜
0.5mmのL字形金属棒8と、柄7とからなってい
る。これを用いて端子の半田付けを除去するには、L字
形金属棒8の先端折り曲げ部を、実装されているICの
端子の下に挿入し、通常の半田ごてを端子の半田付け部
分に当てる。そうして半田が溶けている間に、L字形金
属棒8の先端を、端子の下面とプリントパターン面との
間で滑らせ、端子を開放する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、電子技術分野における実験試作や製造、メンテナンスあるいはホ ビーなどに供用される端子半田付除去工具に関し、特に、プリント基板上に半田 付けによって実装された表面実装形ICなどの、半田付けされた端子の半田付け を除去するための端子半田付除去工具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の端子半田付除去手段のいくつかについて、図7〜図10を用いて説明す る。ただし、各図において同一符号は同一部分を示す。図7は半田付けされたI Cの端子全体に熱風をかけてワイヤーで全端子の半田付け部をはらい取る方法を 示し、プリント基板6にIC3がその端子4を介してプリントパターン面5に半 田付けされている。補助装置として、熱風ノズル1aから半田を溶かす熱風2a が出ており、これをIC3の端子4全体に吹き当てて半田を溶かす。そうして端 子の側面からワイヤー9を内側に通し、外側にワイヤー9をすばやく移動させて 端子の半田付けをはらってIC3を取り外す。
【0003】 次に、ICの端子全ての半田付けを同時に半田ごてで溶かしてICを取り外す 方法を、図8により説明する。半田ごて1に、取り外ずそうとするIC3の端子 部に寸法が合ったこてさき2bが取り付けてある。端子4全ての半田を同時にこ のこてさき2bを当てて半田を溶かし、IC3を取り外す。
【0004】 図9はピンセットを用いるもので、半田ごて1を端子4の半田付け部に当て、 半田が溶けている間に、ピンセット2cで端子4を矢印の方向へつまみあげる。 これを端子全てについて行ってIC3を取り外す。
【0005】 さらに、図10は先端の尖った棒で端子をこじ上げる方法を示し、半田ごて1 を端子4の半田付け部に当て、半田が溶けている間に先端の尖った棒またはヘラ 状の尖った棒2dで端子4を矢印の方向へこじ上げる。これを端子全てについて 行ってIC3を取り外す。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
以上のような従来の端子半田付除去工具では、図7で説明したものは、高価な 熱風発生装置が必要であること、およびICに高熱がかかり破壊の危険があるこ と、端子に側面から無理な力がかかることがあるなどの問題点があった。また、 試作実験のためにICの任意の端子1本だけプリントパターンから離すことは作 業が困難であった。次に、図8のものは、ICの寸法に合ったこてさきを必要と し、各ICごとにこてさきを交換する煩わしさがあり、また、試作実験や試験で しばしば必要とされる、端子1本だけプリントパターンから離すことができない という問題点があった。
【0007】 また、図9で説明したものでは、ピンセットの力加減が難しく、時にはICの 端子を破損してしまう問題点があった。さらに、図10では、ICの端子の先端 をこじるので、プリントパターンや端子を傷めるという問題点があった。
【0008】 この考案は、以上のような問題点を解消するためになされたもので、安価にし て取扱が容易であり、高密度実装された端子の半田付けを選択的に安全に除去す ることができる端子半田付除去工具を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この考案に係る端子半田付除去工具は、先端の0.3mm〜2mmをL字形に 折り曲げた、直径または厚みが0.2mm〜0.5mmのL字形金属棒と、この 金属棒の基端に結合した柄とからなっている。
【0010】 この考案の他の考案に係る端子半田付除去工具は、L字形金属棒と柄とが、互 いに着脱可能になっている。
【0011】
【作用】
この考案においては、半田ごてによって半田が溶けている間に、L字形金属棒 の先端を、半田付けされた端子の下面とプリントパターン面との間で滑らせ、プ リントパターン面から端子を離す。
【0012】
【実施例】
実施例1. 図1において、L字形金属棒8は、先端折り曲げ部分の内側長さが0.3mm 〜2mmで、その部分の直径または厚みが0.2mm〜0.5mmの、丸棒また は平らな棒からなっている。例えば、折り曲げ部分の長さが2mm、直径が0. 3mmのバネ用ステンレス製の丸棒などである。柄7は、L字形金属棒8をしっ かりと固定しており、扱いやすいような長さと太さを有している。例えば、直径 6mm,長さ100mmのプラスチック製の丸棒などである。L字形金属棒8と 柄7との間に、L字形金属棒8を強固に固定するための金具を用いてもよい。
【0013】 以上の構成でなる工具を用いてICの端子をプリント基板から離す態様を、図 2〜図5について説明する。図2、図3において、L字形金属棒8の先端折り曲 げ部を端子4の下に挿入し、通常の半田ごて1を端子4の半田付け部分に当てる 。次に、半田が溶けている間に、L字形金属棒8の先端を、半田付けされた端子 4の下面とプリントパターン面との間を図4のように矢印の方向に滑らせる。別 の滑らせ方として、プリント基板上にスペースがあるならば、図5にように引っ 張る方向(矢印)に滑らせても差し支えない。このように、通常のプリント基板 から高密度実装のものであっても、ICの端子の内側を押すので無理がなく、か つ、極めて容易にICの端子をプリント基板から離すことができる。ICをプリ ント基板から取り外すには、ICの全ての端子についてこれを実行すればよい。
【0014】 なお、ICの端子半田付け部が、手付けの半田付けにより多量の半田が付着し ている場合には、溶けた半田を吸着する周知の半田吸収線を当てて、あらかじめ 半田をこれに吸着させ、半田を減量させておくことで、作業はより容易となる。 また、端子は、ICの端子に限るものではない。
【0015】 実施例2. 適用可能なICの種類を増やすため、あるいは破損したL字形金属棒を交換す るため、L字形金属棒を柄から着脱可能とする。すなわち、図6に示すように、 柄7に設けられた穴10にL字形金属棒8の基端部を挿入し、柄7の側面より小 ネジ11でL字形金属棒8を締め付け固定する。このような構成によりL字形金 属棒8を交換して使用することができる。すなわち、使用する目的の端子の形状 、大きさに合致した寸法のL字形金属棒8を選び、交換して使用することができ 、また、L字形金属棒8が破損したとき、柄7から取り外して容易に交換するこ とができる。
【0016】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、この考案は、一定範囲の寸法でなるL字形金 属棒と柄との結合構成により、構造簡単にして安価であって取扱容易であり、特 に端子を選択して半田付けを除去できることから、開発や試作、またはメンテナ ンスや試験に供して顕著な効果を奏する。
【0017】 また、L字形金属棒と柄とを着脱自在にしたので、使用範囲を拡大することが できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例1を示した側面図である。
【図2】この考案の実施例1の作用を説明するための斜
視図である。
【図3】図2のものの側面図である。
【図4】この考案の実施例1の作用を説明するための側
面図である。
【図5】この考案の実施例1の作用を説明するための側
面図である。
【図6】この考案の実施例2を示した側面図である。
【図7】従来の端子半田付除去工具を示した斜視図であ
る。
【図8】従来の他の端子半田付除去工具を示した斜視図
である。
【図9】従来のさらに他の端子半田付除去工具を示した
斜視図である。
【図10】従来の別の端子半田付除去工具を示した斜視
図である。
【符号の説明】
3 IC 4 端子 5 プリントパターン 6 プリント基板 7 柄 8 L字形金属棒

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端をL字形に折曲げたL字形短辺の内
    側長さを0.3mm〜2mmとし、前記L字形短辺の直
    径および厚みのいずれかが0.2mm〜0.5mmであ
    るL字形金属棒と、このL字形金属棒の基端に結合され
    た柄とからなる端子半田付除去工具。
  2. 【請求項2】 L字形金属棒と柄とが互いに着脱可能に
    結合されている請求項1記載の端子半田付除去工具。
JP5993992U 1992-07-10 1992-07-10 端子半田付除去工具 Pending JPH069751U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5993992U JPH069751U (ja) 1992-07-10 1992-07-10 端子半田付除去工具

Applications Claiming Priority (1)

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JP5993992U JPH069751U (ja) 1992-07-10 1992-07-10 端子半田付除去工具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH069751U true JPH069751U (ja) 1994-02-08

Family

ID=13127616

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5993992U Pending JPH069751U (ja) 1992-07-10 1992-07-10 端子半田付除去工具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH069751U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007105426A1 (ja) * 2006-02-28 2007-09-20 Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki 半導体装置のリペア方法及び半導体装置のリペア装置

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WO2007105426A1 (ja) * 2006-02-28 2007-09-20 Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki 半導体装置のリペア方法及び半導体装置のリペア装置

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