JPH069717B2 - コイニングドロ−レスフインの製造方法 - Google Patents

コイニングドロ−レスフインの製造方法

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JPH069717B2
JPH069717B2 JP26241685A JP26241685A JPH069717B2 JP H069717 B2 JPH069717 B2 JP H069717B2 JP 26241685 A JP26241685 A JP 26241685A JP 26241685 A JP26241685 A JP 26241685A JP H069717 B2 JPH069717 B2 JP H069717B2
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JP
Japan
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fin
coining
manufacturing
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thickness
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JP26241685A
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秀樹 金刺
澄義 竹田
悦男 山本
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、空気調和機等に使用するクロスフィンチュー
ブ式熱交換器のフィン製造方法に関し、特にフィンカラ
ー部の減肉を防止して、好適なフィン形状としたフロス
フィチューブ式熱交換器製造方法に関するものである。
〔発明の背景〕
空気調和機用熱交換器の蒸発器および空冷凝縮器には、
クロスフィンチューブ式熱交換器が広く使用されてい
る。クロスフィンチューブ熱交換器は、一般にアルミ材
等の薄板で適宜面積を有するプレートフィンをフィンピ
ッチ数mmにして多数枚並設し、この並設フィンに銅管等
の複数の伝熱管を貫通し、貫通部を拡管等で密着して形
成されている。更に、並設フィンを貫通した伝熱管の開
口端部にはU字状のリターンパイプ持続して熱交換器内
伝熱管路を蛇行状に構成している。上記伝熱管には冷
水、温水あるいは冷媒等を流通させ、一方管外にはフィ
ン間に空気等を強制流通させ、両流体を管壁およびフィ
ンを介して互いに熱交換させる。
而して、この種の熱交換器に要望されることは、伝熱性
能の向上と、原価低減のための薄肉化である。また、加
工工程を増加させず、金型コストも安くする。関連する
ものに特開昭56−12994号公報等があるが、これ
らにはフィンカラー側壁部全体の肉厚確保という点につ
いては配慮されていない。従来、最も一般的に用いられ
ているカラー部の成形工程は、第5図、第6図に示すよ
うに、素材1に下穴2をあけ、バーリングと同時にカラ
ー部の側壁3をシゴキ加工により素材1の板厚より薄く
シゴミ所定の立上り寸法Hを得るための必要バーリング
高さHとし、カーリング4により所定の立上り寸法H
とする方法があるが、カラー部先端5及び側壁3が極め
て薄くなるため、カラー部の強度が弱く、第2図組立状
態にてカラー部6を多数保有するフィン7にパイプ8を
挿通した後、パイプ8を拡管してカラー部6とパイプ8
とを機械的に密着させて熱交換器としているが、カラー
部6が薄いため密着圧力が低下し、伝熱性能に悪影響を
与えることと、薄肉化されたカラー部先端5の耐食性に
大きな問題がある。
〔発明の目的〕
本発明は、素材薄肉化されつつあるドローレスフィンの
製造方法において、フィンカラー部の肉厚を減少させる
ことなく、シゴキ加工を行うことが出来るフィンカラー
部の加工方法を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明は、熱交換器のフィンカラー部の製造方法におい
て、従来、下穴加工において打抜きスクラップとしてい
た素材部分をコイニングして外周方向に塑性移動させ
て、シゴキ部分の肉厚を厚くすることにより素材を有効
活用することにより、シゴミ率を下げてフィンカラー部
の減肉化を防止するようにしたことを特徴とするもので
ある。
〔発明の実施例〕
以下、発明の一実施例を第1図乃至第4図により説明す
る。第1図はフィンカラー部形状の加工法を提供せんと
するものである。素材100に第2図に示すようなコイ
ニングパンチ150とコイニングダイ160により加圧
して素材を塑性移動させて、くぼみ90を事前に与え、
くぼみ90の部分の板厚を箔状にまで薄くする。そうす
ることにより、くぼみ90の肉厚は素材100より薄く
コイニングされるので、素材100の厚みより厚い層の
円環状肉だまり部101が円環状に形成される。次に、
箔状態になったくぼみ90部分の素材はピアスし、スク
ラップ110として廃棄する。そして次に、バーリング
と同時にカラー部の側壁112をシゴキ加工によりシゴ
キ所定の立上り寸法Hを得るための必要バーリング高さ
とし、カーリング130により所定の立上りHとす
る方法である。これによりシゴキ側壁112の肉厚が厚
くなるので、カーリング先端部14の肉厚減少も無く、
耐食性も良い。第3図にスクラップ部2の体積V、改善
後のスクラップ部90の体積Vとの比較を示す。Vの
体積をV1に減肉することにより第4図に示すフィンカラ
ー部t1とフィンカラー部t2の肉厚に差を生じさせ、t1
t2とすることができる。
本発明は型の大きさに関係なく実施が容易である。そし
て、フィンカラー部側壁肉厚の減少を防止し、パイプと
の密着圧力が向上し、伝熱性向上となる。また、フィン
カラー部側壁肉厚の減少を防止し、耐食性の向上が図れ
る。更にまた、素材の薄肉化が可能となり、大幅な原価
低の効果がある。
〔発明の効果〕
本発明によれば、フィンカラー部の肉厚を減少させるこ
となく、シゴキ加工を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のコイニングドローレスフィン製造工程
図、第2図はコイニング部詳細図、第3図は従来ピアス
スクラップ部と本発明のコイニングドローレスフィン製
造方法のコイニング形状の比較図、第4図は従来のフィ
ンカラー部と本発明のフィンカラー部の比較図である。
第5図は従来方式のドローレスフィン製作工程図、第6
図は伝熱パイプにドローレスフィンを拡管密着した状態
図である。 101…円環状肉だまり部 150…コイニングパン
チ 160…コイニングダイス。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】薄板素材によるフィンカラー側壁部肉厚
    を、所定のカラー高さを得る為に、シゴキ加工を行うも
    のにおいて、前記薄板素材に下穴抜き加工する前に、予
    め下穴抜き予定個所を局部的にコイニング加工を行い、
    素材の一部を塑性移動させて下穴予定径の周辺に円環状
    肉だまり部る形成し、その後下穴加工し、次に前記円環
    状肉だまり部をシゴキ加工してフィンカラー部を形成す
    るようにしたことを特徴とするコイニングドローレスフ
    ィンの製造方法。
JP26241685A 1985-11-25 1985-11-25 コイニングドロ−レスフインの製造方法 Expired - Lifetime JPH069717B2 (ja)

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JPS62124040A JPS62124040A (ja) 1987-06-05
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JPH01281398A (ja) * 1988-06-08 1989-11-13 Sanyo Radiator Kk プレートフィンタイプラジェータ
JP2011202820A (ja) * 2010-03-24 2011-10-13 Mitsubishi Electric Corp 熱交換器用フィンおよび熱交換器
US9279624B2 (en) 2011-03-01 2016-03-08 Mitsubishi Electric Corporation Heat exchanger tube with collared fins for enhanced heat transfer

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