JP2011202820A - 熱交換器用フィンおよび熱交換器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】帯板状に成形されたプレートフィン111の長手方向に沿って所定の間隔で配設され、一端側がプレートフィン111のフィンベース118端部に開放し他端側が閉塞する切り欠き形状の伝熱管挿通部112を有し、伝熱管挿通部112には伝熱管挿通部112の周縁部に沿って扁平形状伝熱管114の外周部と沿う形状のフィンカラー117が設けられた熱交換器用フィン113であって、フィンカラー117のフィンカラー根元部117aに沿ってフィンベース118の肉厚より薄い薄肉厚部119を形成したものである。
【選択図】図2
Description
に嵌め込む際のこじりによって、扁平形状伝熱管の組付時に、伝熱管挿通部22が拡開する方向にプレートフィン21が変形しやすいという問題があった。
してしまい、フィンカラー23と扁平形状伝熱管26の密着性が悪化したり、変形した熱交換器コアとなったり、所定のフィンピッチが保持できなくなるといった問題があった。
た熱交換器用フィンを得ることができる。
以下、この発明の実施の形態1を図1〜図5に基づいて説明する。図1はこの発明の実施の形態1に係わるフィン・チューブ型熱交換器を示す概観斜視図である。図2はこの発明の実施の形態1に係わるフィン・チューブ型熱交換器に使用される熱交換器用フィンを示す概観斜視図である。図3はこの発明の実施の形態1に係わるフィン・チューブ型熱交換器に使用される熱交換器用フィンの伝熱管挿通部を示す断面図である。図4はこの発明の実施の形態1に係わるフィン・チューブ型熱交換器に使用される熱交換器用フィンの伝熱管挿通部を示す断面図である。図5はこの発明の実施の形態1に係わるフィン・チューブ型熱交換器における扁平形状伝熱管を示す断面図である。
おり、帯板状に成形されたプレートフィン111が長手方向に沿って所定の間隔FPで複数積層されて配設されるとともに、長手方向に所定の間隔DPで伝熱管挿通部112が設けられた帯板状の熱交換器用フィン113と、上記伝熱管挿通部112に所定の間隔DPで挿通される扁平形状の断面を有する扁平形状伝熱管114と、上記扁平形状伝熱管114の端部に接続され扁平形状伝熱管114とともに冷媒流通回路を形成する分配管115とから構成される。
間隔FPならびに扁平形状伝熱管114の間隔DPは熱交換器の特性によって決められ、一般的に、プレートフィン1の板厚tは0.09mm〜0.2mm、熱交換器用フィン1
13の積層間隔FPは1.0mm〜2.0mm、扁平形状伝熱管114の間隔DPは5.0mm〜20.0mmである。上記プレートフィン111の隣り合う伝熱管挿通部112の間には、プレートフィン111と空気との熱交換を促進する目的でスリット116が切り起こし成形されることが望ましく、スリット116の高さhは熱交換器用フィン113の積層間隔FPの概略半分であることが望ましい。
う形状のフィンカラー117が成形される。このフィンカラー117は、フィンベース面118aより折り曲げあるいはバーリングして成形され、しかも伝熱管保持部112の内側に向けて傾斜し、フィンカラー先端側に向かって扁平形状伝熱管114の外形よりも窄まるよう成形されている。さらに、図2および図3に示すように、フィンカラー117のフィンカラー根元部117aに沿ってフィンベース118の肉厚tより薄い薄肉厚部119を設けてある。すなわち、フィンカラー根元部117a近傍のフィンベース118のフィンベース面118aに幅uのフィンカラー根元部117aに沿う長手方向の溝を形成することにより、フィンベース118の肉厚tより薄い薄肉厚部119を形成している。
この発明の実施の形態2を図6に基づいて説明する。図6はこの発明の実施の形態2に係わるフィン・チューブ型熱交換器に使用される熱交換器用フィンの伝熱管挿通部を示す断面図である。
この発明の実施の形態3を図7に基づいて説明する。図7はこの発明の実施の形態3に係わるフィン・チューブ型熱交換器に使用される熱交換器用フィンの伝熱管挿通部に扁平形状伝熱管が挿通された状態を示す断面図である。
この発明の実施の形態4を図8〜図10に基づいて説明する。図8はこの発明の実施の形態4に係わるフィン・チューブ型熱交換器に使用される熱交換器用フィンを示す平面図である。図9はこの発明の実施の形態4に係わるフィン・チューブ型熱交換器に使用される熱交換器用フィンを示す平面図である。図10はこの発明の実施の形態4に係わるフィン・チューブ型熱交換器に使用される熱交換器用フィンの図9のA−A線における断面図である。
器の実現に好適である。
112 伝熱管挿通部
113 熱交換器用フィン
114 扁平形状伝熱管
117 フィンカラー
117a フィンカラー根元部
118 フィンベース
118a フィンベース面
119 薄肉厚部
120 薄肉厚部
121 薄肉厚部
124 薄肉厚部
125 フィンカラー
125a フィンカラー根元部
126 歪抑制部
127 歪抑制部
128 歪抑制部
Claims (6)
- 帯板状に成形されたプレートフィンの長手方向に沿って所定の間隔で配設され、一端側が上記プレートフィンのフィンベース端部に開放し他端側が閉塞する切り欠き形状の伝熱管挿通部を有し、上記伝熱管挿通部には上記伝熱管挿通部の周縁部に沿って上記扁平形状伝熱管の外周部と沿う形状のフィンカラーが設けられた熱交換器用フィンであって、上記プレートフィンの変形強度順位が、上記フィンカラーのフィンカラー根元部の上記扁平形状伝熱管の周方向を軸とする曲げ強度が最も弱く、上記伝熱管挿通部の底部側の曲げ強度および捩り強度が最も強くなるような形状に成形されていることを特徴とする熱交換器用フィン。
- 帯板状に成形されたプレートフィンの長手方向に沿って所定の間隔で配設され、一端側が上記プレートフィンのフィンベース端部に開放し他端側が閉塞する切り欠き形状の伝熱管挿通部を有し、上記伝熱管挿通部には上記伝熱管挿通部の周縁部に沿って上記扁平形状伝熱管の外周部と沿う形状のフィンカラーが設けられた熱交換器用フィンであって、上記フィンカラーのフィンカラー根元部に沿って上記フィンベースの肉厚より薄い薄肉厚部を形成したことを特徴とする熱交換器用フィン。
- 帯板状に成形されたプレートフィンの長手方向に沿って所定の間隔で配設され、一端側が上記プレートフィンのフィンベース端部に開放し他端側が閉塞する切り欠き形状の伝熱管挿通部を有し、上記伝熱管挿通部には上記伝熱管挿通部の周縁部に沿って上記扁平形状伝熱管の外周部と沿う形状のフィンカラーが設けられた熱交換器用フィンであって、上記フィンカラーの肉厚が上記フィンベースの肉厚よりも薄く形成したことを特徴とする熱交換器用フィン。
- 帯板状に成形されたプレートフィンの長手方向に沿って所定の間隔で配設され、一端側が上記プレートフィンのフィンベース端部に開放し他端側が閉塞する切り欠き形状の伝熱管挿通部を有し、上記伝熱管挿通部には上記伝熱管挿通部の周縁部に沿って上記扁平形状伝熱管の外周部と沿う形状のフィンカラーが設けられた熱交換器用フィンであって、上記伝熱管挿通部の底部側の上記フィンベースに、上記プレートフィンに生じる歪を抑制する歪抑制部を設けたことを特徴とする熱交換器用フィン。
- 帯板状に成形されたプレートフィンの長手方向に沿って所定の間隔で配設され、一端側が上記プレートフィンのフィンベース端部に開放し他端側が閉塞する切り欠き形状の伝熱管挿通部を有し、上記伝熱管挿通部には上記伝熱管挿通部の周縁部に沿って上記扁平形状伝熱管の外周部と沿う形状のフィンカラーが設けられた熱交換器用フィンであって、上記フィンカラーが上記伝熱管保持部の内側に向けて傾斜し、上記フィンカラーの先端側に向かって上記扁平形状伝熱管の外形よりも窄まるよう成形されていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の熱交換器用フィン。
- 上記請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の熱交換器用フィンを用いたことを特徴とする熱交換器。
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- 2010-03-24 JP JP2010067863A patent/JP2011202820A/ja active Pending
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