JPS61173096A - マニホルド及びその製作方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、マニホルドに関するものであり、また、一層
詳細には、熱交換器内における、熱交換管の挿入のため
の多数の壁開口を設けられている中空本体を有している
供給、又は、受領タンクに関するものであり、更に、本
発明は、このマニホルドの製作方法にも関するものであ
る。

従来の技術 例えば、自動車の凝縮器や放熱器に応用される上記の形
式の熱交換器は、基本的には、２方法、すなわち、管を
マニホルドの中に挿入した後、管を半田付けするか、機
械的に拡開させるかの方法によって製作されている。し
かしながら、両方法には、現在、満足な機械的強度を有
している、信頼性のある、漏れの無い継手の製作に関し
ては、幾つかの問題点がある。特に、いわゆる、半田無
し放熱器は、満足な、漏れの無い接触を確実にするため
に、管の拡開の補足として、継目の中にパツキンリング
、又は、接着剤を設けられなければならない。

ドイツ特許第２４４８５３２号、又は、対応する英国特
許第１，４９２．５５５号は、管と、マニホルドとの間
に、補足のゴムパツキンの使用無し釦、単なる拡開継手
に基づいている自動車用熱交換器を記載している。この
構造は、壁厚さ、管径、材料強度、支持部の長さ、その
他の多数の因子の間の精細に特定された相互作用を、実
験式により現していることが特徴となっている。この構
造は、部材の高い寸法公差を必要とし、その上、材料、
壁厚さ、管径その他の自由な選択に関して、明らかに制
限を有している。

この構造の他の欠点は、管壁の中に固着開口を作るため
に適用される過程に現われている。

壁は、「殴られ」、プレスされ、カラー、又は、フラン
ジを構成するために内方に引張られるが、このフランジ
は、熱交換器管の固着のための必要な支持、又は、支援
を確実にするものである。

カラーの高さは、マニホルドの壁厚さに関係するが、こ
れは、変形領域内に伝達されることができる制限された
材料量のために、薄い壁のマニホルドの上に、適正なカ
ラー高さを達成する可能性を少な（させる。

限定された材料の流れも、また、いわゆる、Ｔ穴あけ、
又は、流れ穴あけ過程の欠点があり、この過程において
は、特別な工具により、マニホルド管が穴あけされ、低
いカラーが形成される。応用される工具に応じて、この
低いカラーは、マニホルドの下側の上か、又は、下側及
び部分的に外側の両方の上Ｋか形成される。カラーがマ
ニホルドの内側に突出する場合には、マニホルドの利用
可能な、自由な横断面積が減少され、イニホルドの中の
乱流により熱交換器の中忙増加された圧力降下が生ずる
。

上記のマニホルドの欠点く追加して、また、幾つかの他
の問題が、熱交換器管のこのマニホルドへの半田付けに
より生ずる。短いカラーのために、半田材料及びフラッ
クスが管に沿ってマニホルドの中へ、侵透することが、
極めてしばしば生じ、このことは、更に、利用可能な、
自由な横断面積の減少を生じさせる。このようＫして捕
えられたフラックスの残渣は、除去することが困難であ
り、部材の腐食を促進させる効果を有している。その上
、短い（利用不能な）半田付は長さのために、緊密で且
つ安定な半田連結を達成することが困難である。内方に
突出している半田付はカラーの場合には、熱量を制御す
ることが困難である。なぜならば、加熱が、半田付は領
域がマニホルドにより隠されるので、主として、管を通
る熱伝導により行われるからである。この結果として生
ずる管の過熱及び継手の機械的弱化は、それ故、この原
理による熱交換器の製作によって生ずる大きな庭部割合
という危険を起こすようになる。

発明が解決しようとする問題点 本発明の目的は、それ故、上述の欠点及び制限が無く、
しかも、熱交換器の中に薄い壁の管を適用する可能性を
提供し、同時に、優れた漏れない、強固な管への連結を
確実にするマニホルドを提供することにあるものである
３゜本発明の他の目的は、寸法を最善とし、継手領域の
直接的な加熱及び引続（熱交換器管のマニホルドへの半
田付けの可能性を与えるマニホルドの新規な製作方法を
得ることにあるものである。

本発明の更に他の目的は、内部横断面積の減少無しにマ
ニホルドを得ることにあるものである。

問題点を解決するための手段 本発明は、この目的を達成するために、マニホルド、特
に、熱交換器管の挿入のために多数の壁開口を設けられ
た１個又は多数の中空部材を有する熱交換器の中の供給
、又は、受領タンクにおいて、中空部材が、外方に、長
手方向に延びている突出部分を設けられた成形管であり
、これが、熱交換器管のための固着フランジの一体部分
を構成しており、また、フランジの直径が、突出部分の
幅よりも、より大きいことを特徴であるようＫして解決
される。

また、多数の壁開口を設けられている中空部材から成立
っているマニホルド、特に、熱交換器の中の供給、又は
、受領タンクを製作する方法において、中空部材が、押
出し、又は、引抜き過程により、１個又は多数の一体の
、外方に延びている突出部分を有している成形管として
設けられ、突出部分が、ある予定された個数の開口を穴
あけされ、開口が、引続いて、１段、又は、多段で冷間
加工を受け、開口を希望された直径及び長さの締付けフ
ランジに変えることを特徴とする方法により解決される
。

実施例 第１図は、本発明に□よるマニホルド１を略図により示
すものであるが、このマニホルド１は、本発明により、
図に示されるように、押出しをされた、又は、引抜きを
された、中空体から成立っており、一体の、外方の、長
手方向に延びている突出部６を設けられた成形管２とし
て示されている。熱交換器管のマニホルドへの固着のた
めの２個の連結カラー、又は、フランジ４が、図には、
突出部分６により一諸に橋絡されて示されている。

連結フランジ４を有しているマニホルド１の設計を、第
２〜４図を参照して、一層詳細に説明する。

第２図は、押出しをされた、又は、引抜きをされた成形
管２の上の外方に延びている突出部分３の中に、フラン
ジ４を形成するための過程の第一段階を略図により示す
ものであるが、突出部分６は、切削、打抜き、又は、押
圧工具により穴あけ作業を受ける、突出部分６は、第３
図に示されるように、横方向の開口３２を有するよう罠
、幾つかの予定された箇所の上において、割られ、又は
、溝を彫られる。管２の中空内部につながっているこれ
らの狭い開口３２は、別の工具６による次の穴あけ、又
は、押圧加工のための基碇を構成しており、この−関口
３２を希望された直径を有する接続フランジに再成形す
る。

図から分かるよ５に、フランジ４の形成において加工さ
れるのは、突出部分３それ自身の材料であり、成形され
た管壁の材料ではない。このことは、成形された管の最
善の寸法の可能性及び材料節減の可能性を与える。なぜ
ならば、フランジ４の直径は、壁厚さ及び最終的なフラ
ンジ４の形状により、突出部分３の幅の５倍までであっ
ても良いからである。

第４図は、最終的な押圧加工を略図により示すものであ
り、新たな工具７によって、フランジ４は、最終的な形
状及び直径、例えば、フランジ４の頂部の上に、円すい
形に成形された半田付はカラーを達成する。押圧、又は
、穴あけ加工の回数は、フランジ４の壁の最終的厚さ及
びその形状により決定されるが、円筒形、又は、円すい
形状の壁と、これらの壁形状の可能な組合わせとの間に
は、変形の可能性がある。この冷間加工過程罠おけるす
べての段階は、成形管による外方の支持を有して行われ
るが、この支持は、ある一定の外部形状（図示されてい
ない）を確実にする。応用される工具は、マニホルドの
上のすべてのフランジの成形が、１段階当たり１加工に
よって完成されることができるように選定される。

第５図は、垂直横断面で、本発明によるマニホルドの一
つの可能な変形を示すものである。

このマニホルドは、熱交換器、例えば、凝縮器内におけ
る冷却媒体の循環のための供給管及び出口管をそれぞれ
構成している２個の同軸の成形管２，２１　として製作
されている。これらの２個の管２，２′　は、相互にそ
れらの各固着フランジ４，４１　を介して、いわゆる、
ヘアピン配管８によって連結されている。ヘアピン配管
８の上の２個の脚部分８１．８２は、必要な支持を与え
且つヘアピン配管８をマニホルド２゜２′　　に固定す
るフランジ４，４１０中への挿入の後に、これらのフラ
ンジ４，４１　に、図に示されるように、半田付はカラ
ー４１の中の環状の半田付け９として示されている半田
付けにより強固に連結されるが、カラー４１は、フラン
ジ４，４１０頂部の上に、円すい形に成形された壁を有
している。脚部分８１．８２は、マニホルド２，２１　
のフランジ４の中に、それらが管２，２′　の利用可能
な横断面積の何らの減少をも現わさないような深さにだ
け挿入される。

上記の説明及び図面から分かるように、本発明によるマ
ニホルドは、極端に薄壁の管が応用された時でさえも、
強固な熱交換器構造を確実にする。このことは、マニホ
ルドの２個の新規な特徴の結果である。すなわち、連結
フランジ（熱交換器管に対する載置面）の適正な高さの
選択に関する柔軟性及び個々のフランジ４，４Ｉの一体
の、貫通して延びている成形管２，２１０上の、隣接す
るフランジ４，４Ｉ　に対する補強として作用をする突
出部分３による橋絡である。この特徴と、マニホルドの
自由な横断面積の上述の維持との組合わせは、強固な、
小形の熱交換器の最良の寸法を生じさせ、同時に、熱交
換器の中の流れ模様に影響を与え、又は、調節するため
に、マニホルドの壁の中に仕切り壁を差し込むことの可
能性を与える。本発明による製作方法の他の特徴は、冷
間加工として、漸進的に材料に変形を与えることであり
、これ（転マニホルドの材料強度の増加の結果となる。

引続く半田付は加工の間における起こり得る過熱により
、元の強度への１種の（軟かな）焼きなましＫよる戻り
が変形の前に生じ、また、従来技術のものにおいて経験
されるような材料の弱化は無い。

発明の効果 本発明は、従来公知のマニホルドの有する欠点ないしは
問題点を解決した優れたマニホルドを提供し、同時に、
その製作方法を提供するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明によるマニホルドの略断面図、第２図
は、その製作の第一段階を示す略図、第３図は、その次
の段階を示す略図、第４図は、最後の段階を示す略図、
第５図は、半田付けされた熱交換器管を有している熱交
換器のマニホルドの設計の変形を示す横断面図である。 ２・・成形管；６・・突出部分；４・・フランジ；３２
−・開口；４１・・半田付はフランジ。 ｊ“°−） 特許出願人代理人　　曽　我　道　照、Ｉ　　′＝　。 ・′−−ニと、′ Ｆｉｇ、　３ Ｆｉｇ、　５

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、熱交換器管の挿入のための多数の壁開口を設けられ
   ている１個又は、それ以上の中空部材から成立つている
   マニホルド、特に、熱交換器の中の供給、又は、受領タ
   ンクにおいて、中空部材が、外方に、長手方向に延びて
   いる突出部分（３）を設けられている成形管（２）であ
   り、この成形管（２）が、熱交換器管に対する固着フラ
   ンジ（４）の一体部分を構成しており、また、フランジ
   （４）の直径が、突出部分（３）の幅よりも、より大き
   いことを特徴とするマニホルド。 ２、成形管（２）が、押出しをされた金属管であり、ま
   た、フランジ（４）の直径が、突出部分（３）の幅の１
   ．５〜５．０倍である特許請求の範囲第１項記載のマニ
   ホルド。 ３、フランジ（４）が、頂部を円すい形の半田付けカラ
   ー（４１）で終つている円筒壁を形成されている特許請
   求の範囲第１又は２項記載のマニホルド。 ４、多数の壁開口を設けられている中空部材から成立つ
   ているマニホルド、特に、熱交換器における供給、又は
   、受領タンクの製作方法において、中空部材が、１個、
   又は、それ以上の一体の、外方に延びている突出部分（
   ３）を有している成形管（２）として押出し法又は引抜
   き法によつて設けられ、突出部分（３）が、予定個数の
   開口（３２）を穴あけされ、更に、開口（３２）が、引
   続いて、開口（３２）を希望された直径及び長さの固着
   フランジ（４）に変換する１段階又はそれ以上の段階の
   冷間成形加工を受けるようにすることを特徴とする製作
   方法。 ５、突出部分（３）の穴あけが、切削加工、又は、ポン
   チ加工により行われるようにした特許請求の範囲第４項
   記載の製作方法。 ６、開口（３２）の冷間加工が、ポンチ加工、又は、押
   圧加工により行われるようにした特許請求の範囲第４項
   記載の製作方法。 ７、固着フランジ（４）が、円すい形状の壁を形成され
   ている特許請求の範囲第４、５又は６項記載の製作方法
   。