JPS61192989A - 管と管継手とのろう付け方法 - Google Patents
管と管継手とのろう付け方法Info
- Publication number
- JPS61192989A JPS61192989A JP3250585A JP3250585A JPS61192989A JP S61192989 A JPS61192989 A JP S61192989A JP 3250585 A JP3250585 A JP 3250585A JP 3250585 A JP3250585 A JP 3250585A JP S61192989 A JPS61192989 A JP S61192989A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- shape
- fitting
- brazing
- pipe joint
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は、管と管継手とのろう付け方法に係わり、特に
、互いに異なる横断面形状を有する管および管継手を容
易かつ強固にろう付けする方法に関するものである。
、互いに異なる横断面形状を有する管および管継手を容
易かつ強固にろう付けする方法に関するものである。
「従来の技術」
第6図および第7図は、管と、これに対して異なる横断
面形状を有する管継手とをろう付けする従来の方法の一
例を説明するものである。これらの図において、符号2
1は偏平な形状の管(いわゆる異形管)、符号22は中
空六角柱状の一部を有する管継手、符号23は両面にろ
う材の層を有する円形の板(VBレシート)である。
面形状を有する管継手とをろう付けする従来の方法の一
例を説明するものである。これらの図において、符号2
1は偏平な形状の管(いわゆる異形管)、符号22は中
空六角柱状の一部を有する管継手、符号23は両面にろ
う材の層を有する円形の板(VBレシート)である。
この方法では、管継手22の一端の開口形状を第6図の
ように板23の外形とほぼ同一形状(すなわち板23に
外接する円)に形成する一方、板23に管21の横断面
の輪郭形状とほぼ同一形状の貫通孔24を形成し、この
貫通孔24に管21の端部を嵌入した後、板23を第7
図のように管継手22の一端に嵌入し、しかる後にこれ
らを加熱することにより、板23のろう材を溶融させて
、管2工と管継手22とを板23を介してろう付けする
ようにしている。
ように板23の外形とほぼ同一形状(すなわち板23に
外接する円)に形成する一方、板23に管21の横断面
の輪郭形状とほぼ同一形状の貫通孔24を形成し、この
貫通孔24に管21の端部を嵌入した後、板23を第7
図のように管継手22の一端に嵌入し、しかる後にこれ
らを加熱することにより、板23のろう材を溶融させて
、管2工と管継手22とを板23を介してろう付けする
ようにしている。
[発明が解決しようとする問題点]
しかしながら、前記従来の方法においては、板23と管
21、および板23と管継手22でろう付けするのに円
形の加工をしなければならず、加工費がかさみ、コスト
的に高価にせざるを得なかった。
21、および板23と管継手22でろう付けするのに円
形の加工をしなければならず、加工費がかさみ、コスト
的に高価にせざるを得なかった。
本発明は前記事情に鑑みてなされたもので、その目的と
するところは、管と管継手とを容易、かつ、安価にろう
付けし、しかも強固にろう付けする新規な方法を提供す
ることにある。
するところは、管と管継手とを容易、かつ、安価にろう
付けし、しかも強固にろう付けする新規な方法を提供す
ることにある。
[問題点を解決するための手段]
本発明は、管継手の一端の開口形状を管の横断面の輪郭
形状とほぼ同一の形状に形成する一方゛、接続板に前記
輪郭形状とほぼ同一形状の貫通孔を形成し、この貫通孔
に管の端部を嵌入した後、この端部を管継手の一端に嵌
入し、次いで、この管継手の一端面に接続板を接触させ
た状態でこれらを加熱しながら、接続板と管ならびに管
継手の接触部分、および管と管継手との接触部分にろう
材を流し込むようにした方法である。
形状とほぼ同一の形状に形成する一方゛、接続板に前記
輪郭形状とほぼ同一形状の貫通孔を形成し、この貫通孔
に管の端部を嵌入した後、この端部を管継手の一端に嵌
入し、次いで、この管継手の一端面に接続板を接触させ
た状態でこれらを加熱しながら、接続板と管ならびに管
継手の接触部分、および管と管継手との接触部分にろう
材を流し込むようにした方法である。
「実施例」
以下、本発明の一実施例を第1図〜第5図に基づいて説
明する。
明する。
まず、本実施例において互いに接続する管と管継手、お
よび両者の接続を補助する接続板について説明すると、
管1は、例えばカークーラ用コンデンサ、カークーラ用
エバポレータ、あるいはオイルクーラ等に使用される偏
平管であって、第1図の如(横断面が細長い小判形を呈
する偏平な形状を有しており、かつ、その内部に管1の
長手方向に延びる複数の隔壁2を備えている。
よび両者の接続を補助する接続板について説明すると、
管1は、例えばカークーラ用コンデンサ、カークーラ用
エバポレータ、あるいはオイルクーラ等に使用される偏
平管であって、第1図の如(横断面が細長い小判形を呈
する偏平な形状を有しており、かつ、その内部に管1の
長手方向に延びる複数の隔壁2を備えている。
管継手3は、第1図の如く中空六角柱状の一端面4と、
円筒状の他端部5とを有するもので、他端部5の外面に
はねじがきってあり、かつ、一端部4と他端部5の内部
は互いに連通している。
円筒状の他端部5とを有するもので、他端部5の外面に
はねじがきってあり、かつ、一端部4と他端部5の内部
は互いに連通している。
接続板6は、薄板の両面にろう材の層を有するもので、
本実施例においては管継手3の一端面の形状に合わせて
六角形に打ち抜いである。
本実施例においては管継手3の一端面の形状に合わせて
六角形に打ち抜いである。
次いで、前記管1と管継手3をろう付けする方法につい
て工程順に説明する。
て工程順に説明する。
本工程i
第1図およびtIIJ2図の如く、管継手3の一端の開
口形状を管1の横断面の輪郭形状とほぼ同一の形状(細
長い小判形)に形成する。すなわち、管継手3の一端面
4に嵌合孔7を設ける。この嵌合孔7は、一端部4の開
口を例えばエンドミル等を用いて削り広げることにより
得る。このとき、エンドミルの先端部の径を他の部分の
径よりわずかに小さくしておくことにより、嵌合孔7の
奥に段部8を形成しておく。
口形状を管1の横断面の輪郭形状とほぼ同一の形状(細
長い小判形)に形成する。すなわち、管継手3の一端面
4に嵌合孔7を設ける。この嵌合孔7は、一端部4の開
口を例えばエンドミル等を用いて削り広げることにより
得る。このとき、エンドミルの先端部の径を他の部分の
径よりわずかに小さくしておくことにより、嵌合孔7の
奥に段部8を形成しておく。
本工程ii
一方、第1図の如く、接続板6に管1の横断面形状とほ
ぼ同一形状の貫通孔9を形成する。この貫通孔9は、例
えば接続板6を六角形に打ち抜く際に同時に打ち抜いて
おく。
ぼ同一形状の貫通孔9を形成する。この貫通孔9は、例
えば接続板6を六角形に打ち抜く際に同時に打ち抜いて
おく。
本工程iii
第3図の如く、接続板6の貫通孔9に管1の接続すべき
端部を嵌入する。
端部を嵌入する。
本工程iv
第4図の如く、管継手3の嵌合孔7に管1の端部を嵌入
する。このとき、管1の先端が管継手3の段部8に突き
当たるまで押し込み、がっ、接続板6が管継手3の一端
面に密接するようにする。
する。このとき、管1の先端が管継手3の段部8に突き
当たるまで押し込み、がっ、接続板6が管継手3の一端
面に密接するようにする。
本工程V
第4図の状態の管1、管継手3、および接続板6を適宜
の炉へ入れて加熱する。すると、接続板6のろう材が溶
融して、接続板6と管1、接続板6と管継手3、および
管1と管継手3の各々の接触部分に流れ込む。
の炉へ入れて加熱する。すると、接続板6のろう材が溶
融して、接続板6と管1、接続板6と管継手3、および
管1と管継手3の各々の接触部分に流れ込む。
このようにして管1と管継手3とを確実にろう付けする
ことができる。
ことができる。
ちなみに、v&5図は本実施例の方法よって得られる二
種類の管の接続構造例を示している。この図において、
符号10は横断面円形の管であり、この管10と前記管
1とが管継手11を介して接続されている。この管継手
11は、一端の開口形状が管1の横断面輪郭の形状に、
かつ、他端の開口形状が管10の横断面輪郭の形状に形
成されたもので、この管継手11の他端側にろう付けさ
れた接続板12には、管10の横断面輪郭とほぼ同一形
状、すなわち円形の貫通孔があけられている。
種類の管の接続構造例を示している。この図において、
符号10は横断面円形の管であり、この管10と前記管
1とが管継手11を介して接続されている。この管継手
11は、一端の開口形状が管1の横断面輪郭の形状に、
かつ、他端の開口形状が管10の横断面輪郭の形状に形
成されたもので、この管継手11の他端側にろう付けさ
れた接続板12には、管10の横断面輪郭とほぼ同一形
状、すなわち円形の貫通孔があけられている。
なお、前記一実施例において、工程iと工程iiとは前
後しても良く、工程iは工程ii1の後に行っても良い
。また、工程iiiと工程ivとをほぼ同時に行っても
良い。すなわち、接続板6を管継手3の一端面に密接さ
せた状態で貫通孔9と嵌合孔7とを位置合わせしておき
、これら両孔7,9に管1の端部を嵌入するものである
。さらに、接続板6はろう材の層を有するものに限らず
、単なる薄板であっても良(、加熱の際に外部から接続
板6と管継手3の一端面との間にろう材を流し込むよう
にしても良い、?!−らにまた、加熱は炉内で行わずに
、例えばトーチランプ等を用いて行っても良い。
後しても良く、工程iは工程ii1の後に行っても良い
。また、工程iiiと工程ivとをほぼ同時に行っても
良い。すなわち、接続板6を管継手3の一端面に密接さ
せた状態で貫通孔9と嵌合孔7とを位置合わせしておき
、これら両孔7,9に管1の端部を嵌入するものである
。さらに、接続板6はろう材の層を有するものに限らず
、単なる薄板であっても良(、加熱の際に外部から接続
板6と管継手3の一端面との間にろう材を流し込むよう
にしても良い、?!−らにまた、加熱は炉内で行わずに
、例えばトーチランプ等を用いて行っても良い。
「発明の効果」
以上説明したように本発明によれば、管と管継手とをろ
う付けするにあたり、管継手の一端の開口形状を管の横
断面の輪郭形状とほぼ同一の形状に形成する一方、接続
板に前記輪郭形状とほぼ同一形状の貫通孔を形成し、こ
の貫通孔に管の端部を嵌入した後、この端部を管継手の
一端に嵌入し、次いで、この管継手の一端面に接続板を
接触させた状態でこれらを加熱しながら、接続板と管な
らびに管継手との接触部分、および管と管継手との接触
部分にろう材を流し込むようにしたので、次のような優
れた効果を得ることができる。
う付けするにあたり、管継手の一端の開口形状を管の横
断面の輪郭形状とほぼ同一の形状に形成する一方、接続
板に前記輪郭形状とほぼ同一形状の貫通孔を形成し、こ
の貫通孔に管の端部を嵌入した後、この端部を管継手の
一端に嵌入し、次いで、この管継手の一端面に接続板を
接触させた状態でこれらを加熱しながら、接続板と管な
らびに管継手との接触部分、および管と管継手との接触
部分にろう材を流し込むようにしたので、次のような優
れた効果を得ることができる。
■管と接続板および管継手に特別な加工を施さなくて良
く、ろう付け作業の作業性を高めることができる。
く、ろう付け作業の作業性を高めることができる。
■従って、加工費の低減を図ることができる。
■管継手に嵌入する管の外周面全体が管継手の内面と接
触し、この接触部分に容易にろう材が流れ込むので、接
続板と管、および接続板と管継手の接触部分だけでなく
、管と管継手の接触部分においてもろう付けがなされ、
管と管継手とのろう付け強度を着しく向上させることが
できる。
触し、この接触部分に容易にろう材が流れ込むので、接
続板と管、および接続板と管継手の接触部分だけでなく
、管と管継手の接触部分においてもろう付けがなされ、
管と管継手とのろう付け強度を着しく向上させることが
できる。
第1図〜第5図は本発明の一実施例を説明するもので、
@1図は管、管継手、および接続板の斜視図、第2図は
管継手の縦断面図、第3図は管を接続板の貫通孔に表大
した状態を示す縦断面図、第4図は管を管継手の一端に
嵌入した状態を示す縦断面図、#5図は本発明の方法に
よって得られる二種類の管の接続構造例を示す縦断面図
、第6図および第7図は管と管継手とをろう付けする従
来の方法を説明するもので、第6図は管、管継手、およ
び板の斜視図、第7図は板を管継手の一端に嵌入した状
態を示す縦断面図である。 1.10・・・・・・管、3,11・・・・・・管継手
、4・・・・・・一端部、6,12・・・・・・接続板
、7・・・・・・嵌合孔、8・・・・・・段部、9・・
・・・・貫通孔。 第3図 第4図 第6図 第7図
@1図は管、管継手、および接続板の斜視図、第2図は
管継手の縦断面図、第3図は管を接続板の貫通孔に表大
した状態を示す縦断面図、第4図は管を管継手の一端に
嵌入した状態を示す縦断面図、#5図は本発明の方法に
よって得られる二種類の管の接続構造例を示す縦断面図
、第6図および第7図は管と管継手とをろう付けする従
来の方法を説明するもので、第6図は管、管継手、およ
び板の斜視図、第7図は板を管継手の一端に嵌入した状
態を示す縦断面図である。 1.10・・・・・・管、3,11・・・・・・管継手
、4・・・・・・一端部、6,12・・・・・・接続板
、7・・・・・・嵌合孔、8・・・・・・段部、9・・
・・・・貫通孔。 第3図 第4図 第6図 第7図
Claims (1)
- 管とろう付けすべき管継手の一端の開口形状を管の横断
面の輪郭形状とほぼ同一の形状に形成する一方、接続板
に前記輪郭形状とほぼ同一形状の貫通孔を形成し、この
貫通孔に管の端部を嵌入した後、この端部を管継手の一
端に嵌入し、次いで、この管継手の一端面に接続板を接
触させた状態でこれらを加熱しながら、接続板と管なら
びに管継手との接触部分、および管と管継手との接触部
分にろう材を流し込むことにより、管と管継手とを接続
することを特徴とする管と管継手とのろう付け方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3250585A JPS61192989A (ja) | 1985-02-20 | 1985-02-20 | 管と管継手とのろう付け方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3250585A JPS61192989A (ja) | 1985-02-20 | 1985-02-20 | 管と管継手とのろう付け方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61192989A true JPS61192989A (ja) | 1986-08-27 |
Family
ID=12360842
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3250585A Pending JPS61192989A (ja) | 1985-02-20 | 1985-02-20 | 管と管継手とのろう付け方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61192989A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100813115B1 (ko) | 2007-01-26 | 2008-03-17 | 전북대학교산학협력단 | 자전거의 체인가이더 |
JP2013122275A (ja) * | 2011-12-09 | 2013-06-20 | Waterworks Technology Development Organization Co Ltd | 既設管の流体機器接続構造及びそれに用いられる継ぎ輪 |
-
1985
- 1985-02-20 JP JP3250585A patent/JPS61192989A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100813115B1 (ko) | 2007-01-26 | 2008-03-17 | 전북대학교산학협력단 | 자전거의 체인가이더 |
JP2013122275A (ja) * | 2011-12-09 | 2013-06-20 | Waterworks Technology Development Organization Co Ltd | 既設管の流体機器接続構造及びそれに用いられる継ぎ輪 |
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