JPH0697026B2 - 正逆転用エンジンの始動装置 - Google Patents

正逆転用エンジンの始動装置

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JPH0697026B2
JPH0697026B2 JP1025851A JP2585189A JPH0697026B2 JP H0697026 B2 JPH0697026 B2 JP H0697026B2 JP 1025851 A JP1025851 A JP 1025851A JP 2585189 A JP2585189 A JP 2585189A JP H0697026 B2 JPH0697026 B2 JP H0697026B2
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JP
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engine
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rotation
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Application number
JP1025851A
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JPH02207176A (ja
Inventor
功 師岡
Original Assignee
小松ゼノア株式会社
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、正逆転切換自在の始動モーターを備えた正逆
転用エンジンの始動装置に係るものである。
(従来技術および解決しようとする課題) 従来、この種の正逆転用エンジンの始動装置において
は、始動モーターの電気回路に正転,中立,逆転の3位
置の切換スイツチが用いられており、この切換スイツチ
は手を離したとき切換位置を保持する方式と、中立位置
に復帰する方式との2種類があり、前者は中立位置にお
いて点火回路の一次回路を短絡し、また後者は中立位置
において切り換えた方向の回転を保持するため別途に点
火回路の一次回路を短絡する停止スイツチを設けてい
た。いずれの方式においても、エンジンを正逆反対の回
転を行なうためには、切換スイツチを前者では中立と
し、後者では停止スイツチを作動させて点火を停止し、
エンジンの回転速度が所定の速度(たとえば1700r.p.m
位)に下つたときに切換スイッチを反対方向に切り換え
て始動モーターを反対方向に作動させてエンジンを反対
方向に回転せしめていた。
この従来の方法は、まず点火を停止してエンジンの回転
速度が所定の回転速度まで低下したとき切換スイツチを
反対方向に切り換えるために、この所定の回転速度を判
断することがむずかしく、またアースオーガーのごと
く、頻繁に正逆転を切り換える必要がある場合には操作
が厄介であつた。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明は、正逆転切換自在の始動モーターを備えた正逆
転用エンジンにおいて、前記始動モーター1の電気回路
を正転、中立、逆転の3位置に切り換え自在の中立位置
自動復帰式の切換スイッチ9を設け、前記切換スイッチ
9の正転および逆転位置で、エンジンの回転速度を検出
して、アイドル回転速度より小さい所定の回転速度以下
において前記始動モーター1の電気回路を接続するとと
もに点火一次回路の短絡を解除し、前記所定の回転速度
以上において前記始動モーター1の電気回路を遮断する
とともに点火一次回路を短絡する検出装置25を設け、検
出装置25の作動不作動に関係なく前記切換スイッチの中
立位置において点火一次回路の短絡を解除する短絡解除
手段を設けたものである。
(作用) 本発明において、エンジンを反対方向に切り換えるに際
しては、たとえば正回転から逆回転に切換える場合に切
換スイツチを逆転に切り換えるとエンジンの回転が所定
の回転速度(これは無負荷自立最小の速度即ちアイドル
速度より小さい、たとえば1700r.p.m)以上において点
火一次回路が短絡して点火が停止するがエンジンは慣性
力で正回転している。回転速度が低下して所定の回転速
度(1700r.p.m)以下に低下すると、この回転速度はア
イドル以下のエンジン停止直前の速度であるが、このと
き、始動モーター回路が接続され、点火短絡が解除さ
れ、始動の起動準備に移行する。エンジンは停止直前で
あるため、寸時に停止し、前述の起動準備の移行によ
り、逆回転に始動する。エンジンが始動すると同時に作
業者は切換スイツチを中立位置に戻すと、点火一次回路
は短絡を解除された状態のままエンジンは所定の回転速
度(1700r.p.m)以上で逆回転を続けるものである。
(実施例) 以下、図面により本発明の一実施例について詳細な説明
を行なう。
第1図において、エンジン(図示せず)を始動するため
の始動モーター1は正逆転切換リレー3を介して、バツ
テリー5に接続している。バツテリー5と並列に充電用
のコネクター7が接続している。バツテリー5の両極に
は、回転検出リレーR1の接点r1と、中立位置自動復帰式
の3位置の切換スイツチ9の並列の正転接点11,逆転接
点13と、リレーR2とが直列に接続され、リレーR2の接点
r2が正逆転切換リレー3と直列に設けられて、リレーR2
の通電時に接点r2が接続するよう設けられている。エン
ジンのマグネツトホイルに感応する点火コイル15の一次
回路17の両極は所定の点火時期に両極を短絡して二次回
路19に起電させて点火栓21に放電させるための電子点火
ユニツト23が接続されている。また、一次回路17の両極
は、所定の電圧になつたとき、(たとえば1700r.p.mの
とき、この場合エンジンのアイドル回転は約3000r.p.m,
始動モーター回転中のエンジンの回転は約1000r.p.mに
設定されている。)電気信号を発する検出装置25に接続
し、この電気信号によつて回転検出リレーR1の接点r1が
切離作動して電流を遮断するものである。1次回路17の
1極はダイオード27を介してバツテリー5の陽極に接続
している。切換スイツチ9には正転,逆転位置で接続す
る接点29,31が並列に設けられ、この接点29,31に直列に
接点r1′とリレーR3が両極に接続されている。接点r1′
は接点r1に連動し、接点r1の接続,遮断に対応して接点
r1′が遮断,接続するよう設けられている。一次回路17
の両極の間に押ボタン式の停止スイツチ33が設けられ、
停止スイツチ33と並列に接点r3が設けられ、リレーR3が
作動したとき接点r3が接続して一次回路を短絡して点火
栓21の放電が停止する。リレーR3は切換スイッチ9が中
立位置では検出装置25の作動、不作動に拘らず、電流が
流れず作動しないため、接点r3は遮断され、一次回路17
の短絡を解除する短絡解除手段として機能する。また切
換スイツチ9の逆転切換接点35は逆転位置において正逆
転切換リレー3に接続して、始動モーター1の両極を切
り換えて始動モーター1を逆転させるよう設けられてい
る。
以上の構成において、エンジンを始動させるにあたつて
は、まずエンジンを正転させる際には、切換スイツチ9
を第2図に示すごとく正転位置に切り換えると、リレー
R2が通電して接点r2が接続し、始動モーター1が正転し
てエンジンが正転する。エンジンが始動すると、切換ス
イツチ9を中立位置に切り換える。エンジンが所定の回
転に達すると、検出装置25が作動して電気信号を発して
回転検出リレーR1の接点r1を遮断して、接点r1′が接続
し、リレーR2が遮断されて接点r2が遮断し、始動モータ
ー1は停止するが、エンジンは正転を続ける。すなわ
ち、点火一次回路17は、接点r1′が接続しても接点29,3
1が遮断されているのでリレーR3は通電せず接点r3は遮
断されているので点火が行なわれている。
エンジンを高速の正転から逆転させる際には、切換スイ
ツチ9を第3図のごとく逆転位置に切り換えると、エン
ジンが所定の回転速度以上であるので、接点r1が遮断し
て始動モーター1は停止しており、また接点35が接続し
て正逆転切換スイツチ3が逆転位置に切り換つたまま始
動モーター1は停止している。また接点31,接点r1′は
接続した状態にあるので、リレーR3が作動して接点r3が
接続し、一次回路17が短絡して点火は停止している。エ
ンジンの回転速度が低下して所定の回転速度(1700r.p.
m)まで低下すると、この回転速度はアイドル速度より
小さいので、すぐにエンジンが停止することになる。そ
こで、この直前状態にて、検出装置25が作動して電気信
号を発して回転検出リレーR1の接点r1が接続してリレー
R2が通電し接点r2が接続し、始動モーター1は逆方向に
回転する。同時に接点r1′が接続してリレーR3が通電
し、接点r3が遮断して点火が行われてエンジンは逆転を
始める。切換スイツチ9を中立位置に戻すと、始動モー
ター1は停止する。エンジンが所定の回転以上となると
接点r1′が接続しても接点29,31が遮断されているの
で、リレーR3の通電が遮断して接点r3が遮断して一次回
路17の短絡が解除され、逆回転が継続される。エンジン
を停止させるには、停止ボタン33を押して一次回路を短
絡させて点火を停止してエンジンが停止するものであ
る。
〔発明の効果〕
本発明によれば、エンジンの回転中に、反対方向に回転
を切り換える際、切換スイツチの反対方向に切り換える
ことによつて、エンジンの点火が停止し、エンジンが所
定の回転速度まで低下したとき、始動モーターが反対方
向に自動的に回転してエンジンを反対方向に容易に、迅
速に切り換えることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例の電気回路説明図、第2図,
第3図は他の切換位置における電気回路説明図である。 1……始動モーター 9……切換スイツチ 17……一次回路 25……検出装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】正逆転切換自在の始動モーターを備えた正
    逆転用エンジンにおいて、前記始動モーター1の電気回
    路を正転、中立、逆転の3位置に切り換え自在の中立位
    置自動復帰式の切換スイッチ9を設け、前記切換スイッ
    チ9の正転および逆転位置で、エンジンの回転速度を検
    出して、アイドル回転速度より小さい所定の回転速度以
    下において前記始動モーター1の電気回路を接続すると
    ともに点火一次回路の短絡を解除し、前記所定の回転速
    度以上において前記始動モーター1の電気回路を遮断す
    るとともに点火一次回路を短絡する検出装置25を設け、
    検出装置25の作動不作動に関係なく前記切換スイッチの
    中立位置において点火一次回路の短絡を解除する短絡解
    除手段を設けたことを特徴とする正逆転用エンジンの始
    動装置。
JP1025851A 1989-02-06 1989-02-06 正逆転用エンジンの始動装置 Expired - Lifetime JPH0697026B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1025851A JPH0697026B2 (ja) 1989-02-06 1989-02-06 正逆転用エンジンの始動装置

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JP1025851A JPH0697026B2 (ja) 1989-02-06 1989-02-06 正逆転用エンジンの始動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02207176A JPH02207176A (ja) 1990-08-16
JPH0697026B2 true JPH0697026B2 (ja) 1994-11-30

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1025851A Expired - Lifetime JPH0697026B2 (ja) 1989-02-06 1989-02-06 正逆転用エンジンの始動装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50225A (ja) * 1973-05-08 1975-01-06
JPH0335882Y2 (ja) * 1986-10-31 1991-07-30

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Publication number Publication date
JPH02207176A (ja) 1990-08-16

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