JPH0696377B2 - 無段変速機の制御装置 - Google Patents

無段変速機の制御装置

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JPH0696377B2
JPH0696377B2 JP61004467A JP446786A JPH0696377B2 JP H0696377 B2 JPH0696377 B2 JP H0696377B2 JP 61004467 A JP61004467 A JP 61004467A JP 446786 A JP446786 A JP 446786A JP H0696377 B2 JPH0696377 B2 JP H0696377B2
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variable transmission
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clutch
engine
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徹 尾中
和俊 信本
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車両等に装備される無段変速機の変速比を制
御する制御装置に関し、特に、その急加速時に行われる
制御内容に関するものである。
(従来の技術) 従来、この種の車両用無断変速機として、エンジン駆動
系における互いに平行な1対の入出力軸にそれぞれ有効
半径が可変とされたプライマリおよびセカンダリの可変
プーリを設けるとともに、該両プーリ間に金属製のVベ
ルトを捲き掛けてなり、両プーリの有効半径を互いに逆
方向に相対変化させることにより、入力回転数に対する
出力回転数の変速比を連続的に変化させるようにしたも
のはよく知られている。
ところで、このような無段変速機においては、通常、予
め設定された変速制御特性に基づいて、入出力回転数間
の変速比を入力回転数がエンジンのアクセル開度(スロ
ットル開度)に対し1対1に対応するように制御し、こ
の制御によりエンジンを定トルク、定出力で運転させて
その燃費の向上と出力の向上との両立を図るようにする
ことが一般的に行われている。
しかし、こうした制御方法の場合、例えば車両を急加速
させようとしてアクセル開度を略全開状態まで急激に開
くいわゆるキックダウン操作を行ったきには、それに伴
って入力回転数の目標値も大幅に増大するが、この目標
値変化幅が大きいために、車両の応答遅れによってその
目標値へ到達するまでに遅れが生じ、加速応答性が悪く
なるという問題があった。
そこで、従来、例えば特開昭60-57045号公報に開示され
るものでは、エンジンの急加速時に無段変速機の変速比
を固定保持することにより、変速比のシフトダウン制御
に伴う加速遅れを解消して加速応答性を向上させ得るよ
うになされている。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、この従来のものでは、エンジンの急加速時の
応答性は高まるものの、加速の開始と同時に直ちに無段
変速機の変速比を固定するため、変速比のシフトダウン
制御によって得られる加速度が低く、運転者がそのアク
セル操作に対応した加速フィーリングを得られなくなる
という問題が生じる。
本発明は斯かる諸点に鑑みてなされたものであり、その
目的とするところは、エンジンの急加速時に無段変速機
の変速比を固定する場合、その固定を所定の適切な条件
のもとで行わせるようにすることにより、エンジンの急
加速時における加速応答性を高めつつより一層良好な加
速感をも得るようにせんとすることにある。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成しべく、本発明の解決手段は、第1図
に示すように、エンジン駆動系6に、入力回転数に対す
る出力回転数の変速比が連続的に変更可能とされた無段
変速機構50を設けるとともに、該無段変速機構50の変速
比をその入力回転数が、予めエンジン1のアクセル開度
の増大に応じて上昇するように設定された目標値になる
よう制御する変速比制御手段109を設けた無段変速機の
制御装置を対象とする。
そして、この無段変速機の制御装置に対し、アクセル開
度の例えば全開状態への急増に伴うエンジン1の急加速
時を検出する加速時検出手段110を設けるとともに、該
加速時検出手段110の出力を受けてエンジン1の急加速
時における無段変速機構50の変速比を制御する加速時変
速比制御手段111を設け、該制御手段111により、エンジ
ン1の急加速時には上記無段変速機構50の変速比を、そ
の入力回転数が上記アクセル開度に対応した目標値より
も低い所定の仮目標値に対し上昇していわゆるオーバー
シュートするまでシフトダウン制御し、そのオーバーシ
ュート後は入力回転数が上記本来の目標値に到達するま
で変速比を固定保持するように構成する。
(作用) 以上の構成により、本発明では、エンジン1の通常の運
転時、変速比制御手段109により無段変速機構50の変速
比が可変制御され、その入力回転数がエンジン1のアク
セル開度に対応した目標値になるように、つまりアクセ
ル開度が増大するほど上昇するように調整される。
一方、キックダウン操作によるアクセル開度の急増によ
ってエンジン1が急加速されると、そのことが加速時検
出手段110によって検出される。そして、このエンジン
1の急加速時には無段変速機構50の入力回転数の目標値
も上記増大したアクセル開度に対応して上昇するが、そ
れと同時に、上記加速時検出手段110の出力を受けた加
速時変速比制御手段111により、上記無段変速機構50の
入力回転数の目標値に係る仮目標値が設定されて、実際
の入力回転数がこの仮目標値を越えてオーバーシュート
するまで変速比がシフトダウン制御され、この入力回転
数のオーバーシュートが終了すると、該入力回転数が上
記アクセル開度に対応した本来の目標値になるまで無段
変速機構50の変速比が固定される。
したがって、こうしてエンジン1の急加速時には、無段
変速機構50の変速比が一旦シフトダウン制御されてその
入力回転数のオーバーシュート後に固定されるため、シ
フトダウン制御によるトルク伝達比の増大および入力回
転数のオーバーシュートに伴う一種のトルクショックに
より適度の加速度を発生させることができ、しかもその
後の変速比の固定制御によって加速応答性を高めること
もでき、よってアクセル操作にマッチしたより一層良好
な加速感が得られることになる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を第2図以下の図面に基づいて説
明する。
第2図は本発明の実施例の全体構成を示し、1は車両に
搭載されたエンジンであって、該エンジン1の出力はク
ラッチ機構10,前進後退切換機構30,無段変速機構50およ
びデファレンシャル機構4を介して車両の駆動輪5,5へ
伝達されるようになされており、エンジン1から駆動軸
5,5までの間の動力伝達機構によって、エンジン駆動系
6が構成される。
上記エンジン1には、スロットルバルブ2を内蔵する吸
気管3が接続され、該吸気管3内のスロットルバルブ2
の開度を調整することにより、エンジン1の出力が調整
される。
上記クラッチ機構10,前進後退切換機構30および無段変
速機構50を第3図に基づいて順次説明するに、先ず、上
記クラッチ機構10は、エンジン1の出力軸(クランクシ
ャフト)としてのクラッチ入力軸11と、該入力軸11に対
して同一軸心上で回転自在に配置されたクラッチ出力軸
12とを有する。上記クラッチ出力軸12上にはクラッチデ
ィスク13が摺動可能にスプライン嵌合されており、該ク
ラッチディスク13をクラッチ入力軸11と一体のフライホ
イール14に圧接することにより、入出力軸11,12同士を
回転一体につないでクラッチ機構10を接続状態とし、逆
にクラッチディスク13とフライホイール14とを離間させ
ることにより、入出力軸11,12間の連結を断ってクラッ
チ機構10を切断状態とする。このようなクラッチディス
ク13にフライホイール14に対す圧接・離間を行わせるた
め、上記出力軸12上にはスリーブ15が摺動自在にかつ回
転自在に嵌合されている。該スリーブ15には支点16回り
に揺動自在な皿ばね等のばね部材17の一端部が連結され
ている一方、該ばね部材17の他端部はクラッチディスク
13の背面側に臨設したプレッシャプレート18に連結され
ており、スリーブ15の第3図右方への移動により、ばね
部材17を介してプレッシャプレート18すなわちクラッチ
ディスク13を同図左方へ変位させてクラッチ機構10を接
続状態とし、逆にこの接続状態からスリーブ15の左方へ
の移動により、クラッチディスク13を右方に移動させて
クラッチ機構10を切断状態とするように構成されてい
る。
上記スリーブ15の背面にはピン19を中心にして揺動自在
な揺動レバー20の一端部が係止され、該揺動レバー20の
他端部はクラッチシリンダ21のピストンロッド21aに連
結されている。上記クラッチシリンダ21はピストン21b
によって区画形成された油圧室21cとスプリング室21dと
を有し、該スプリング室21dにはピストン21b(ピストン
ロッド21a)を油圧室21c側に付勢するリターンスプリン
グ21eが縮装されている。一方、上記油圧室21cは配管22
を介してクラッチバルブ23に接続され、該クラッチバル
ブ23は油圧ポンプ90およびリザーバタンク91にそれぞれ
配管24,25を介して接続されている。
上記クラッチバルブ23は接続用および切断用の2つのソ
レノイド23a,23bを有する3ポート3位置電磁油圧切換
弁よりなり、上記接続ソレノイド23aを励磁しかつ切断
ソレノイド23bを消磁することにより、油圧ポンプ90と
クラッチシリンダ21の油圧室21cとを連通させて該クラ
ッチシリンダ21を伸長作動させ、クラッチ機構10を接続
する。そして、このクラッチ接続時、シリンダ21の油圧
室21cに対する圧油供給量を多くするほど、クラッチデ
ィスク13のフライホイール14に対する圧接力を大きくし
てクラッチ機構10の伝達トルクを増大するようになされ
ている。一方、切断ソレノイド23bを励磁しかつ接続ソ
レノイド23aを消磁することにより、上記油圧室21cをリ
ザーバタンク91に開放してクラッチシリンダ21をリター
ンスプリング21eの付勢力によって収縮作動させ、クラ
ッチ機構10を切断する。さらに、両ソレノイド23a,23b
を共に消磁したときには、シリンダ21の油圧室21cを密
閉状態に保って、シリンダ21をそのままの状態にロック
保持するように構成されている。
また、上記前進後退切換機構30は、その入力軸が上記ク
ラッチ出力軸12で構成されており、該クラッチ出力軸12
上には第1のギヤ31とこれよりも小径の第2のギヤ32と
が回転一体に形成されている。上記クラッチ出力軸12と
平行に出力軸33が配設されているとともに、該両軸12,3
3間には上記第1のギヤ31と常時噛み合うバックギヤ34
が設けられている。また、上記出力軸33上には、上記第
2のギヤ30と常時噛み合う中間ギヤ35が回転自在に嵌合
されているとともに、スリーブ36が回転一体に取り付け
られ、このスリーブ36上に上記バックギヤ34と噛合可能
なクラッチギヤ37が回転一体にかつ摺動可能にスプライ
ン嵌合され、該クラッチギヤ37はその軸方向の変位に伴
って上記中間ギヤ35に対してもスプライン嵌合可能にな
されている。そして、クラッチギヤ37が第3図で右端位
置にあるときには、クラッチ出力軸12の回転が第2のギ
ヤ32、中間ギヤ35、クラッチギヤ37およびスリーブ36を
介して出力軸33に伝達され、このときの出力軸33の回転
方向が車両の前進方向に相当する。また、逆に、クラッ
チギヤ37を左端位置に変位させたときには、クラッチ車
両軸12の回転が第1のギア31、バックギヤ34、クラッチ
ギヤ37およびスリーブ36を介して出力軸33に伝達され、
このときの出力軸33の回転方向が車両の後退方向に相当
する。さらに、クラッチギヤ37が第3図で左右方向の中
間位置にあって中間ギヤ35とスプライン嵌合しないとと
もにバックギヤ34とも噛合しない状態では、クラッチ出
力軸12と出力軸33との連結が遮断されたニュートラル状
態となるように構成されている。
上記クラッチギヤ37の位置調整は前進後退切換シリンダ
38によって行われる。すなわち、該前進後退切換シリン
ダ38のピストンロッド38aが連結ロッド39を介してクラ
ッチギヤ37に係合されていて、シリンダ38の伸縮作動に
伴ってクラッチギヤ37が第3図左右方向へ変位するよう
になされている。上記シリンダ38はそのピストン38bに
よって区画形成された第1および第2の2つの油圧室38
c,38dを有し、第1の油圧室38cは配管40を介して、また
第2の油室38dは配管41を介してそれぞれマニュアルバ
ルブ42に接続されているとともに、該マニュアルバルブ
42はそれぞれ配管45,46を介して上記油圧ポンプ90およ
びリザーバタンク91に接続されている。
上記マニュアルバルブ42は、ピン43を中心にして揺動自
在なシフトレバー44の手動操作によって油圧系路の切換
えが行われる4ポート3位置の手動油圧切換弁で構成さ
れている。また、上記シフトレバー44は、車室内に臨設
されていて、その第3図で時計回り方向への回動に伴っ
て順次R(リバース)、N(ニュートラル)、D(ドラ
イブ)およびL(ロー)の各レンジをとり得るようにな
されている。そして、このシフトレバー44がRレンジ位
置に操作されたときには、前進後退切換シリンダ38の第
1の油圧室38cが油圧ポンプ90に連通されるとともに第
2の油圧室38dがリザーバタンク91に開放され、このこ
とによりシリダ38が伸長作動して前進後退切換機構30は
後退状態となる。また、シフトレバー44のNレンジ位置
にあっては、シリンダ38の両油圧室38c,38dが共にリザ
ーバタンク91に開放されて、シリンダ38に内蔵したリタ
ーンスプリング38eのバランス作用によりシリンダ38が
中間ストローク状態に保たれ、そのピストンロッド38a
すなわちクラッチギヤ37が中間位置となって前進後退切
換機構30はニュートラル状態となる。さらに、シフトレ
バー44のDレンジ位置にあっては、上記第1の油圧室38
cがリザーバタンク91に開放されるとともに第2の油圧
室38dが油圧ポンプ90に連通されて、シリンダ38が収縮
作動し、前進後退切換機構30は前進状態となる。なお、
シフトレバー44のLレンジ位置では、マニュアルバルブ
42は上記Dレンジと同じ位置に保たれる。
上記無断変速機構50は互いに平行な入力軸51と出力軸52
とを有し、上記出力軸51は上記前進後退切換機構30の入
力軸33に、また出力軸52は上記デファレシャル機構4に
それぞれ連結されている。上記入力軸51上にはプライマ
リプール53が、また出力軸52上にはセカンダリプーリ54
がそれぞれ回転一体に設けられ、該両プーリ53,54間に
は金属製のVベルト57が巻回されている。上記プライマ
リプーリ53は入力軸51に一体に取り付けられた固定フラ
ンジ53aと、入力軸51に対して摺動可能にかつ回転一体
に取り付けられ、増速用油圧アクチュエータ55の押圧を
受けて入力軸51上を移動する可動フランジ53bとからな
り、油圧アクチュエータ55に対する圧油供給量を増加さ
せて可動フランジ53bを固定フランジ43a側へ接近させる
ことにより、プライマリプーリ53におけるVベルト57の
巻回有効半径を大きくするようになされている。また、
セカンダリプーリ54も、プライマリプーリ53と同様に、
出力軸52と一体の固定フランジ54aと、出力軸52に対し
て摺動可能でかつ回転一体の可動フランジ54bとからな
り、減速用油圧アクチュエータ56に対する圧油供給量を
増加させて上記可動フランジ54bを固定フランジ54a側へ
接近させることにより、セカンダリプーリ54でのVベル
ト57の巻回有効半径を大きくするようになされている。
上記各油圧アクチュエータ55,56はそれぞれ配管58,59を
介して無段変速機構制御バルブ60に接続され、該バルブ
60はそれぞれ配管61,62を介して上記油圧ポンプ90およ
びリザーバタンク91に接続されている。
上記無段変速機構制御バルブ60は増速用および減速用の
2つのソレノイド60a,60bを有する4ポート位置電磁油
圧切換弁よりなり、上記増速ソレノイド60aを励磁しか
つ減速ソレノイド60bを消磁することにより、増速用油
圧アクチュエータ55を油圧ポンプ90に連通させるととも
に、減速用油圧アクチュエータ56をリザーバタンク91に
開放させて、Vベルト57のプライマリプーリ53に対する
巻回有効半径を大きくしかつセカンダリプーリ54に対す
る巻回有効半径を小さくし、出力軸52の回転数が入力軸
51に対し増加する増速状態となして入力回転数に対する
出力回転数の変速比を小さくする。また、逆に減速ソレ
ノイド60bを励磁しかつ増速ソレノイド60aを消磁したと
きには、減速用油圧アクチュエータ56を油圧ポンプ90に
連通させるとともに、増速用油圧アクチュエータ55をリ
ザーバタンク91に開放させて、Vベルト57のプライマリ
プーリ53に対する巻回有効半径を小さくしかつセカンダ
リプーリ54に対する巻回有効半径を大きくし、出力軸52
の回転数が入力軸51よりも減少する減速状態となして入
出力軸回転数間の変速比を大きくする。さらに、両ソレ
ノイド60a,60bを共に消磁させると、Vベルト57の両プ
ーリ53,54に対する巻回有効半径を不変として変速比を
固定するように構成されている。尚、上記変速比は入力
軸51の回転数を出力軸52の回転数で除した値(Vベルト
57のセカンダリプーリ54に対する巻回有効半径をプライ
マリプーリ53に対する巻回有効半径で除したもの)であ
る。
なお、第3図中、92は電磁リリーフバルブであり、後述
するクラッチ制御、変速比制御の際に図示の位置を保持
し続けるものである。また、93は油圧ポンプ90の吸込側
に設けたフィルタである。
上記クラッチバルブ23および無段変速機構制御バルブ60
の各作動を制御するためにマイクロコンピュータが内蔵
したコントロールユニット100が設けられている。該コ
ントロールユニット100には、上記スロットルバルブ2
の開度を検出するスロットルセンサ101と、エンジン1
の回転数NE(クラッチ入力軸11の回転数)を検出するエ
ンジン回転数センサ102と、クラッチ出力軸12の回転数N
Cを検出するクラッチ出力軸回転数センサ103と、シフト
レバー44のレンジ位置を検出するポジションセンサ104
と、無段変速機構50の入力軸51の回転数NPを検出する無
段変速機構入力軸回転数センサ105と、車速Vを無段変
速機構50の出力軸52の回転数に基づいて検出する車速セ
ンサ106と、アクセルペダル7の開度α(踏込み量)を
検出するためのアクセル開度センサ107と、ブレーキペ
ダル8が踏込み操作されているか否かを検出するための
ブレーキセンサ108との各出力信号が入力されている。
次に、上記コトロールユニット100による制御内容につ
いて第4図〜第6図に示すフローチャートに基づいて説
明する。
第4図はコントロールユニット100で処理されるメイン
ルーチンを示し、先ず、ステップS1においてシステムの
イニシャライズを行った後、ステップS2において各セン
サ101〜108から制御に必要な各種データを入力させ、そ
の後、ステップS10におけるクラッチ制御、ステップS30
における変速比制御を順次行う。尚、制御の応答性を考
慮してステップS30の変速比制御の際にデータの読込み
を行うこともある。以下の説明では、クラッチ制御のた
めのサブルーチンと、変速比制御のためのサブルーチン
とに分説する。
(1)クラッチ制御サブルーチン このクラッチ制御サブルーチンは第5図に示すフローチ
ャートに沿って行われる。すなわち、先ず、最初のステ
ップS12でシフトレバー44がNレンジにあるか否かを判
定する。この判定がNレンジにないNOの場合には、ステ
ップS13へ移行し、車速Vが例えば10km/h以上の大きい
値にあるか否かを判定し、車速が大きい場合はステップ
S14で車速フラグをセットした後、ステップS15へ移行す
る。
上記ステップS15では、エンジン回転数NEの微分値NE
を求めて該微分値NE′が回転数の上昇を示す正であるか
否かを判定し、判定がNE′>0のYESであるときには、
ステップS16へ移行する。このステップS16では、エンジ
ン回転数NEがクラッチ出力軸12の回転数NCより大きいか
否かを判定し、判定がNE>NCのYESである場合はステッ
プS17へ移行して、クラッチバルブ23の接続ソレノイド2
3aを励磁し、かつ切断ソレノイド23bを消磁状態に保つ
ことにより、クラッチ機構10を接続してその伝達トルク
を増大させる。また、上記ステップS16でNE>NCではな
いNOと判定されたときには、ステップS19へ移行して、
上記クラッチバルブ23の接続および切断ソレノイド23a,
23bの双方を共に消磁状態にして、クラッチ機構10の伝
達トルクをそのままに保持する。
また、上記ステップS15でNE′>0でないNOと判定され
たときには、ステップS18へ移行してさらにNE<NCであ
るか否かを判定し、この判定がNE<NCのYESのときに
は、上記ステップS17へ移行してクラッチ機構10を接続
し、NE<NCでないNOのときには、上記ステップS19へ移
行してクラッチ機構10の接続状態をそのままに保持す
る。
尚、以上のステップS15からS16への流れは、クラッチ入
力軸11の回転が上昇しているときを前提としており、ス
テップS16からS17への流れはクラッチ入力軸11の回転数
NEがクラッチ出力軸12の回転数NCよりも大きいときであ
るので、クラッチ機構10の伝達トルクを大きくする必要
があり、このクラッチ機構10の伝達トルクを大きくすべ
くその接続を行うのである。これは例えば車両の発進時
におけるいわゆる半クラッチ状態に相当する。また、ス
テップS16からS19への流れは、クラッチ機構10の伝達ト
ルクが丁度釣り合っているときであるので、該クラッチ
機構10をその状態に保持するものであり、この場合は例
えば定常走行状態に相当する。逆に、ステップS15からS
18への流れは、クラッチ入力軸11の回転数NEが減少して
いるときを前提としており、クラッチ入出力軸11,12間
の伝達トルクの授受が上記ステップS15からS16への流れ
とは逆になるため、ステップS18ではステップS16におけ
る判定とは逆にNE<NCであるか否かをみるようにしてい
る。また、ステップS18からS17への流れは、例えばシフ
トレバー44をNレンジとしたままで走行している最中に
Dレンジへ変化させた場合に相当し、この場合もいわゆ
る半クラッチ状態を形成する。また、ステップS18からS
19への流れは、例えばエンジンブレーキを使用した減速
走行状態に相当する。
一方、上記ステップS12でシフトレバー44のレンジ位置
がNレンジであると判定されたときには、ステップS20
で車速フラグをリセットした後、ステップS21へ移行す
る。このステップS21では、クラッチバルブ23の接続ソ
レノイド23aを消磁するとともに切断ソレノイド23bを励
磁して、クラッチ機構10を切断する。すなわち、この場
合は運転車自身がニュートラル状態を要求しているの
で、クラッチ機構10を切断するのである。
また、ステップS13で車速Vが10km未満で小さいと判定
されたときは、ステップS22へ移行し、ここでアクセル
ペダル7が踏み込まれているON状態があるか否かを判定
する。この判定がアクセルOFFのNOであるときには、エ
ンジン1の出力を要求していないときであるので、ステ
ップS23へ移行して車速フラグがセットされているか否
かを判定する。そして、車速フラグがセットされている
YESのときは車速Vが未だ十分に低下していないときで
あり、このときにはステップS24へ移行して、ブレーキ
ペダル8が踏み込まれたON状態であるか否かを判定す
る。そして、この判定がブレーキONによるYESのときに
はステップS25へ移行し、ここでエンジン回転数NEが150
0rpm以下であると判定されると、上記ステップS20を経
てステップS2へ移行して、クラッチ機構10を切断する。
また、上記ステップS24でブレーキがONされていないと
判定されたときはステップS26へ移行し、ここでエンジ
ン回転数NEが1000rpm以下であると判定されると、上記
ステップS20,S21の処理を行う(クラッチ機構10の切
断)。そして、上記ステップS25での判定がNE>1500rpm
のNOの場合およびステップS26での判定がNE>1000rpmの
NOの場合には、いずれも上記ステップS15へ移行して上
述した処理を行う。このように、クラッチ機構10の切断
を行うか否かの判定基準としてのエンジン回転数NEの大
きさをブレーキのON・OFF状態に応じて異ならせたの
は、ブレーキON時にあっては車速Vの低下が非ブレーキ
時よりも速いことを考慮して、エンストの危険を回避す
るのに余裕をもたせるためである。
なお、上記ステップS23において車速フラグがセットさ
れていないと判定されたときには、エンスト防止のため
にステップS20,S21の処理を行う。
(2)変速比制御サブルーチン この変速比制御サブルーチンでは、第6図に示すよう
に、先ず、最初のステップS31で無段変速機構50におけ
る入力軸51の回転数NPを読み込み、次のステップS32
おいてアクセル開度αを読み込んだ後、ステップS33
無段変速機構50における入力軸回転数の上記アクセル開
度αに対する目標値TNPを算出する。この目標入力回転
数TNPの算出処理は、予め第7図に示すようにアクセル
開度αに対応して設定されている目標入力回転数TNP
特性マップに対し、上記読み込まれた実際のアクセル開
度αを照合して、そのアクセル開度αに対応する目標入
力回転数TNPを求めるものである。
この後、ステップS34においてアクセル開度αの開速度
α′を算出するとともに、ステップS35において車速V
を読み込んだのち、ステップS36において上記ステップS
31で読み込まれた入力回転数NPに基づいて前回の古い変
化率DNPOを、次のステップS37において同様に今回の新
しい変化率DNPをそれぞれ算出する。そして、ステップS
38で上記古い入力回転数変化率DNPOが正であるか否か
を、またステップS39で新しい入力回転数変化率DNPが負
であるか否かをそれぞれ判定し、判定がDNP0>0でかつ
DNP<0のときには、無段変速機構50の入力回転数NP
その変化比のシフトダウン側からシフトアップ側への移
行によるオーバーシュートに伴って減速方向へ変化した
と見做して、その識別表示のためにステップS40でフラ
グAをA=1にセットし、しかる後ステップS42に進
む。また、上記ステップS38,S39でDNP0≦0,DNP≧Oと
判定されたときには直接ステップS41に進む。
上記ステップS41では加速フラグが「0」にある,つま
りエンジン1(車両)が急加速状態を要求していない状
態であるか否かを判定し、この判定が非急加速要求時の
YESであるときには、さらに、ステップS42において上記
ステップS34で求められたアクセル開速度α′が設定値
ε1より大きいか否かを判定する。この判定がα′≦ε1
のNOのときには、ステップS43に進んで加速フラグをエ
ンジン1の非急加速要求時を示す「0」に保持した後、
ステップS44において上記ステップS31で読み込まれた無
段変速機構50の入力回転数NPとステップS33で求められ
たその目標値TNPとの大小関係を判定する。そして、判
定がNP≧TNPのYESのときには、ステップS45に進んで無
段変速機構制御バルブ60の増速ソレノイド60aにON信号
(励磁信号)を出力するとともに減速ソレノイド60bをO
FF状態(消磁状態)に保って、無段変速機構50の変速比
を小さくするシフトアップ制御を行ったのち、メインル
ーチンのステップS2に戻る。また、判定がNP<TNPのNO
のときには、ステップS46に進んで上記とは逆に無段変
速機構制御バルブ60の減速ソレノイド60bにON信号を出
力するとともに増速ソレノイド60aをOFF状態に保って、
無段変速機構50の変速比を大きくするシフトダウン制御
を行ったのち、上記ステップS2に移る。したがって、エ
ンジン1が非急加速状態にないときには、無段変速機構
50はその入力回転数NPがアクセル開度αに対応した目標
値TNPに一致するように変速比が自動的に可変制御され
る。
一方、上記ステップS42での判定がα′>ε1のYESであ
るときには、ステップS47において上記アクセル開度α
および車速Vに対応した定数rを算出する。この定数r
は、予め第8図に示すように0<r<1の範囲において
車速Vが高いほど、またアクセル開度αが小さいほどそ
れぞれ小さくなるように設定されている。尚、第8図の
設定特性は、エンジン1の急加速時の条件を判定する後
述のアクセル開度αの設定値ε2がε2=60%の場合を例
示する。
そして、次のステップS48では、上記算出された定数r
に上記無段変速機構50の実際の入力回転数NPとその目標
値TNPとの差TNP-NPを乗じて入力回転数NPからの回転数
増大幅△NP=(TNP-NP)×rを演算し、次いでステップ
S49において上記回転数増大幅△NPに実際の入力回転数N
Pを加えて入力回転数の仮目標値TNPB=NP+△NPを設定
する。したがって、この仮目標値TNPBはアクセル開度α
が大きくて車速Vが低いほど本来の目標値TNPに近い値
に設定される。
このステップS49の後、上記ステップS41での判定がNOの
とき、つまりエンジン1が急加速状態にあるときと共に
ステップS50に進む。このステップS50では上記アクセル
開度αの設定開度ε2に対する大小関係を判定し、判定
がα≦ε2のNOのときには、エンジン1の非急加速状態
と見做して上記ステップS43に移り加速フラグを「0」
にリセットする。判定がα>ε2のYESのときには、ステ
ップS51において加速フラグを「1」にセットしてエン
ジン1の急加速状態と表示し、次のステップS52で上記
フラグAがA=0であるか否かを判定する。この判定が
A=0であって無段変速機構50の入力回転数NPにオーバ
ーシュートが生じていないときには、ステップS55でそ
の目標値TNPを上記仮目標値TNPBに修正したのち上記ス
テップS46に進んで無段変速機構50に対するシフトダウ
ン制御を行うが、入力回転数NPのオーバーシュートによ
り判定がA=1のNOになると、ステップS53に進んで無
段変速機構制御バルブ60の増速および減速ソレノイド60
a.60bの双方をOFF状態にして無段変速機構50の変速比を
固定保持する。そして、この後、ステップS54において
上記ステップS44と同様に無段変速機構50における入力
回転数NPの目標値TNPとの大小関係を判定し、判定がNP
<TNPのNOのときにはそのまま、NP≧TNPのYESのときに
は上記ステップS45を経由したのちそれぞれ上記メイン
ルーチンのステップS2に進む。
よって、本実施例では、上記のコントロールユニット10
0における変速比制御サブルーチンのステップS31
S33,S44〜S46により、無段変速機構50の変速比をエン
ジン1の運転状態に応じて、つまり無段変速機構50の入
力回転数NPが予めアクセル開度の増大に応じて上昇する
ように設定された目標回転数TNPになるよう制御する変
速比制御手段109が構成される。
また、同ルーチンのステップS42,S50により、アクセル
ペダル7をキックダウン操作してアクセル開度αを略全
開状態に急増させるエンジン1の急加速時を検出するよ
うにした加速時検出手段110が構成される。
さらに、ステップS36〜S40,S46,S47〜S49,S52〜S55
により、上記加速時検出手段110の出力を受け、エンジ
ン1の急加速時には、無段変速機構50の入力回転数NP
アクセル開度αに対応した目標値TNPよりも低い仮目標
値TNPBに対しオーバーシュートするまで該無段変速機構
50の変速比をシフトダウン制御するとともに、その入力
回転数NPのオーバーシュート後は、変速比をその到達時
点の値に固定して入力回転数NPを本来の目標値TNPに到
達させるようにした加速時変速比制御手段111が構成さ
れる。
したがって、上記実施例においては、エンジン1の運転
中、アクセル開度センサ107により検出されたアクセル
開度αがコントロールユニット100の変速比制御手段109
において予め設定されている特性マップに照合され、こ
の処理により無段変速機構50の目標入力回転数TNPが算
出される一方、無段変速機構入力軸回転数センサ105に
よって検出された実際の入力回転数NPが上記目標値TNP
になるよう、無段変速機構50がシフト制御されてその変
速比が可変制御される。
そして、エンジン1を急加速すべくアクセルペダル7の
キックダウン操作により、第9図(a)に示すようにア
クセル開度αが略全開状態まで急激に増大したときに
は、それに伴って同図(b)に示すように上記目標入力
回転数TNPも増大するが、同時に、このエンジン1の急
加速時が加速時検出手段110により検出され、該検出手
段110の出力を受けた加速時変速比制御手段111により、
上記入力回転数NPの目標値TNPに対する仮目標値TNPBが
設定され、入力回転数NPがこの仮目標値TNPBを越えてオ
ーバーシュートするまでの間、該無段変速機構50の変速
比がシフトダウン制御される。そして、このオーバーシ
ュートの後、入力回転数NPが低下して仮目標値TNPBまで
復帰すると、その後は該入力回転数NPが上記増大した本
来の目標値TNPになるまで無段変速機構50の変速比が固
定保持される。この変速比の固定制御により、無段変速
機構50における入力回転数NPの目標値TNPが大きいこと
による到達時間の遅れや、あるいは該無段変速機構50の
速いシフトダウン制御に伴うトルク損失による減速状態
によって加速遅れが生じるのを解消でき、アクセル操作
に対する車両の加速応答性を向上させることができる。
また、この無段変速機構50の変速比の固定の前に、一旦
そのシフトダウン制御を行うので、該シフトダウン制御
に伴うトルク伝達比の増大により車両の加速度を増大さ
せることができる。しかも、この変速比のシフトダウン
制御の際にその入力回転数NPを仮目標値TNPBに対しオー
バーシュートさせるので、第9図(c)に示すようにオ
ーバーシュートに伴う変速比変化速度の方向転換やVベ
ルト57のプーリ53,54への食込み作用等によってさらに
加速度を増大でき、よって車両運転者にそのキックダウ
ン操作に対応した良好な加速感を与えることができる。
尚、上記実施例では、エンジン1の急加速時における無
段変速機構50の変速比をシフトダウン制御するために設
定される入力回転数の仮目標値TNPBに係る定数rを、車
速Vやアクセル開度αに応じて変化させたが、適正な一
定値を用いてもよいのは勿論のことである。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、エンジン駆動系
に変速比が連続的に変化する無段変速機構を設け、該無
段変速機構の変速比をその入力回転数がアクセル開度に
対応した目標値になるよう可変制御するようにした無段
変速機の制御装置において、アクセルのキックダウン操
作に伴うエンジンの急加速時には該無段変速機構の変速
比をその入力回転数がアクセル開度に対応した目標値よ
りも低い仮目標値に対しオーバーシュートするまでシフ
トダウン制御するとともに、そのオーバーシュート後は
入力回転数が本来の目標値に達するまで変速比を固定す
るようにしたことにより、エンジンの急加速時における
応答遅れをなくして加速応答性を高めつつ、無段変速機
構のシフトダウン制御によるトルク伝達比の増大および
入力回転数のオーバーシュートに伴うトルク増大によっ
てより一層良好な加速度を確保することができ、よって
アクセル操作に適正に対応した加速感を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示す図である。第2図ないし第
9図は本発明の実施例を示し、第2図は全体概略構成
図、第3図はクラッチ機構、前進後退切換機構および無
段変速機構ならびにそれらの制御系の構成を示す説明図
である。第4図はコントロールユニットで処理されるメ
インルーチンを示すフローチャート図、第5図は同クラ
ッチ制御のためのサブルーチンを示すフローチャート
図、第6図は同変速比制御のためのサブルーチンを示す
フローチャート図、第7図は予め設定される無段変速機
構の変速制御特性マップを示す特性図、第8図は無段変
速機構の入力回転数の仮目標値を設定するための特性
図、第9図はアクセル開度の急増に伴う無段変速機構の
入力回転数および加速度の各変化特性を時間を対応させ
て示す特性図である。 1……エンジン、5……駆動輪、6……エンジン駆動
系、10……クラッチ機構、21……クラッチシリンダ、23
……クラッチバルブ、30……前進後退切換機構、38……
前進後退切換シリンダ、42……マニュアルバルブ、44…
…シフトレバー、50……無段変速機構、51……入力軸、
52……出力軸、53……プライマリプーリ、54……セカン
ダリプーリ、55……増速用油圧アクチュエータ、56……
減速用油圧アクチュエータ、57……Vベルト、60……無
段変速機構制御バルブ、90……油圧ポンプ、100……コ
ントロールユニット、105……無段変速機構入力軸回転
数センサ、107……アクセル開度センサ、109……変速比
制御手段、110……加速時検出手段、111……加速時変速
比制御手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジン駆動系に設けられ、入力回転数に
    対する出力回転数の変速比を連続的に変更可能な無段変
    速機構と、該無段変速機構の変速比をその入力回転数
    が、予めエンジンのアクセル開度の増大に応じて上昇す
    るように設定された目標値になるよう制御する変速比制
    御手段とを備えた無段変速機の制御装置において、アク
    セル開度の急増に伴うエンジンの急加速時を検出する加
    速時検出手段と、該加速時検出手段の出力を受け、上記
    無段変速機構の変速比を、その入力回転数が上記アクセ
    ル開度に対応した目標値よりも低い仮目標値に対してオ
    ーバーシュートするまでの間シフトダウン制御するとと
    もに、該オーバーシュート後は入力回転数が上記目標値
    に達するまで固定保持する加速時変速比制御手段とを設
    けたことを特徴とする無段変速機の制御装置。
JP61004467A 1986-01-13 1986-01-13 無段変速機の制御装置 Expired - Lifetime JPH0696377B2 (ja)

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JPS62163838A JPS62163838A (ja) 1987-07-20
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