JPH069636B2 - かがり縫い機 - Google Patents
かがり縫い機Info
- Publication number
- JPH069636B2 JPH069636B2 JP59219365A JP21936584A JPH069636B2 JP H069636 B2 JPH069636 B2 JP H069636B2 JP 59219365 A JP59219365 A JP 59219365A JP 21936584 A JP21936584 A JP 21936584A JP H069636 B2 JPH069636 B2 JP H069636B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transfer
- clutch
- overlock
- shoe
- disc
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D05—SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
- D05B—SEWING
- D05B27/00—Work-feeding means
- D05B27/10—Work-feeding means with rotary circular feed members
- D05B27/18—Feed cups
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は必要に応じ靴底の内側あるいは靴の脚部の材料
に接触する２つの駆動される移送円盤により靴底の内側
を靴の脚部へ縫いつけるかがり縫い機に関する。
に接触する２つの駆動される移送円盤により靴底の内側
を靴の脚部へ縫いつけるかがり縫い機に関する。
この種のかがり縫い機は運動靴の製造に使用される。そ
の場合、靴底の内側と靴の脚部のかかとの丸みに沿って
縫いつけることは困難なことである。なぜなら、それに
沿って縫わなければならないカーブの曲率半径が比較的
小さく、かつ必要に応じて断続して駆動される２つの移
送円盤の間にある靴底の内側の素材及び靴の脚部の素材
の厚みが比較的小さいため、一方又は他方の移送円盤に
沿ってころがり出なければならない道程は、縫製素材が
引っ張られてゆがんだり、及び／又は移送円盤にからみ
ついてしまったりするほど様々に変化する可能性がある
からである。
の場合、靴底の内側と靴の脚部のかかとの丸みに沿って
縫いつけることは困難なことである。なぜなら、それに
沿って縫わなければならないカーブの曲率半径が比較的
小さく、かつ必要に応じて断続して駆動される２つの移
送円盤の間にある靴底の内側の素材及び靴の脚部の素材
の厚みが比較的小さいため、一方又は他方の移送円盤に
沿ってころがり出なければならない道程は、縫製素材が
引っ張られてゆがんだり、及び／又は移送円盤にからみ
ついてしまったりするほど様々に変化する可能性がある
からである。
様々なステップ幅で駆動可能なかがり縫い機は公知であ
るが（ＤＥ−ＯＳ１８０４３７０）、同時にそのような
かがり縫い機が運動靴を製造するため靴底の内側を靴の
脚部に縫いけるときに、靴底の内側及び靴の脚部のかか
とのまるみに沿って必要に応じて文句なく正確にステッ
プの幅を設定することが困難なことも公知である。
るが（ＤＥ−ＯＳ１８０４３７０）、同時にそのような
かがり縫い機が運動靴を製造するため靴底の内側を靴の
脚部に縫いけるときに、靴底の内側及び靴の脚部のかか
とのまるみに沿って必要に応じて文句なく正確にステッ
プの幅を設定することが困難なことも公知である。
本発明は冒頭に述べた種類のかがり縫い機を創作するこ
とを課題の基礎におき、上述の困難を簡単な方法で除去
し、比較的小さい曲率半径の狭いカーブ、とりわけ靴底
の内側と靴の脚部のかかとの丸みに沿って障害の生じな
い縫製を可能にする。
とを課題の基礎におき、上述の困難を簡単な方法で除去
し、比較的小さい曲率半径の狭いカーブ、とりわけ靴底
の内側と靴の脚部のかかとの丸みに沿って障害の生じな
い縫製を可能にする。
この課題は特許請求の範囲第１項の特徴的な部分に記載
された方法により解決される。本発明に従った構成の利
点は、その余の特許請求の範囲に記載されている。
された方法により解決される。本発明に従った構成の利
点は、その余の特許請求の範囲に記載されている。
本発明に従ったかがり縫い機では、靴底の内側と靴を脚
部に縫いつける間に、靴底の内側と靴の脚部のかかとの
丸みに到達する直前にクラッチがはずれる。このクラッ
チは靴底の内側の素材の駆動を優先的に遮断するために
付き合わせになっている外側の移送円盤を備えているた
め、軸の素材と付き合わせになっている内側の移送円盤
が段階的に駆動され、かがり縫い機に縫製素材を挿入す
るのに必要なように、駆動を遮断された外側の移送円盤
が一緒に回転し、内側の移送円盤に合わせて回転可能で
あり、かつ内側の移送円盤にバネ荷重で接着し、同時に
バネ荷重の作用で離れる方向に運動可能となっている。
このような方法で移送円盤に伴なって生ずるそれぞれの
縫製素材の遅れ及びそれぞれの縫製素材のゆがみを適当
に避けることができる。
部に縫いつける間に、靴底の内側と靴の脚部のかかとの
丸みに到達する直前にクラッチがはずれる。このクラッ
チは靴底の内側の素材の駆動を優先的に遮断するために
付き合わせになっている外側の移送円盤を備えているた
め、軸の素材と付き合わせになっている内側の移送円盤
が段階的に駆動され、かがり縫い機に縫製素材を挿入す
るのに必要なように、駆動を遮断された外側の移送円盤
が一緒に回転し、内側の移送円盤に合わせて回転可能で
あり、かつ内側の移送円盤にバネ荷重で接着し、同時に
バネ荷重の作用で離れる方向に運動可能となっている。
このような方法で移送円盤に伴なって生ずるそれぞれの
縫製素材の遅れ及びそれぞれの縫製素材のゆがみを適当
に避けることができる。
本発明がたとえ第一に、靴底の内側と靴の脚部を縫製す
るかがり縫い機に関連するのではあるが、その場合本発
明は縫製素材のために２つの駆動される移送円盤を備え
た他の縫製機についても実現でき、その場合には比較的
小さな曲率半径の狭いカーブに沿って縫製しなければな
らず、そうすれが上述の困難がやはり発生する可能性が
ある。
るかがり縫い機に関連するのではあるが、その場合本発
明は縫製素材のために２つの駆動される移送円盤を備え
た他の縫製機についても実現でき、その場合には比較的
小さな曲率半径の狭いカーブに沿って縫製しなければな
らず、そうすれが上述の困難がやはり発生する可能性が
ある。
次に、本発明に従ったかがり縫い機の構造見本は図面に
より例示的に記述され、それの１枚の図がこの機械の２
つの移送円盤及び作動メカニズムを描写する。
より例示的に記述され、それの１枚の図がこの機械の２
つの移送円盤及び作動メカニズムを描写する。
個別には記述されていないが、かがり縫い機は靴底の内
側を靴の脚部に縫いつけるように機能し、ケース１並び
に縫製素材のための２つの移送円盤２及び３を含め、縫
製の際に靴底の内側に付き合わされる移送円盤３のメカ
ニズムは除外して、２つの移送円盤２及び３は対向して
回転し、縫製素材を図の表面に対し垂直の方向へ移送す
る。
側を靴の脚部に縫いつけるように機能し、ケース１並び
に縫製素材のための２つの移送円盤２及び３を含め、縫
製の際に靴底の内側に付き合わされる移送円盤３のメカ
ニズムは除外して、２つの移送円盤２及び３は対向して
回転し、縫製素材を図の表面に対し垂直の方向へ移送す
る。
内側の移送円盤２はかがり縫い機のケース１の中で垂直
の軸４の周りに回転可能に取りつけられ、エンドレスの
歯付ベルト５により、これもまたケース１の中にある、
内側の移送円盤２を駆動するための、垂直な、回転可能
に取りつけられた軸６に結合されている。
の軸４の周りに回転可能に取りつけられ、エンドレスの
歯付ベルト５により、これもまたケース１の中にある、
内側の移送円盤２を駆動するための、垂直な、回転可能
に取りつけられた軸６に結合されている。
同様に外側の移送円盤３は垂直の軸９の周りに回転可能
に取りつけられ、その外側の移送円盤並びに内側の移送
円盤２の水平面において、外側の移送円盤は二重矢印１
０の方向に可動で、更に正確に言えば、バネ荷重の作用
で内側の移送円盤２に押つけられ、かつバネ荷重の作用
で内側の移送円盤２から離れる方向に作用し、それによ
り、かがり縫い機の中に縫製素材を挿入するのに必要な
ように、両移送円盤２及び３の間に縫製素材をはさみこ
み、両移送円盤２及び３の間に縫製素材を挾持し、ある
いは内側の移送円盤２から外側の移送円盤３にまくりあ
げる。
に取りつけられ、その外側の移送円盤並びに内側の移送
円盤２の水平面において、外側の移送円盤は二重矢印１
０の方向に可動で、更に正確に言えば、バネ荷重の作用
で内側の移送円盤２に押つけられ、かつバネ荷重の作用
で内側の移送円盤２から離れる方向に作用し、それによ
り、かがり縫い機の中に縫製素材を挿入するのに必要な
ように、両移送円盤２及び３の間に縫製素材をはさみこ
み、両移送円盤２及び３の間に縫製素材を挾持し、ある
いは内側の移送円盤２から外側の移送円盤３にまくりあ
げる。
外側の移送円盤３はその下端で垂直の軸１１に固定され
ている。軸１１は搬送アーム１３のケース１２の中に外
側の移送円盤３が回転可能なように取りつけられ、その
上端にかさ歯車１４がある。搬送アーム１３はかがり縫
い機のケース１の中で二重矢印１０の方向に可動なよう
に取りつけられている。かさ歯車１４はかさ歯車１５と
垂直に噛み合い、かさ歯車１５は縦方向に変化する伸縮
軸１６の隣合った端に固定され、外側の移送円盤３の運
動方向、すなわち二重矢印１０に平行な方向に伸張し、
その他方の端に更にかさ歯車１７がある。伸縮軸１６は
２つの相互に同軸の部分軸１８及び１９から構成され、
これらはそれぞれかさ歯車１５あるいはもうひとつのか
さ歯車１７を備えそれぞれが搬送アーム１３あるいはケ
ース１の中に回転可能に取りつけられ、両者の相互に隣
合う端は、搬送アーム１３の側の部分軸１８が他の部分
軸１９に対し、外側の移送円盤３あるいは搬送アーム１
３が二重矢印１０の方向に動くのに合わせて摺動し、両
部分軸１８及び１９の間で回転結合が遮断されないよう
な先端の形態をしている。
ている。軸１１は搬送アーム１３のケース１２の中に外
側の移送円盤３が回転可能なように取りつけられ、その
上端にかさ歯車１４がある。搬送アーム１３はかがり縫
い機のケース１の中で二重矢印１０の方向に可動なよう
に取りつけられている。かさ歯車１４はかさ歯車１５と
垂直に噛み合い、かさ歯車１５は縦方向に変化する伸縮
軸１６の隣合った端に固定され、外側の移送円盤３の運
動方向、すなわち二重矢印１０に平行な方向に伸張し、
その他方の端に更にかさ歯車１７がある。伸縮軸１６は
２つの相互に同軸の部分軸１８及び１９から構成され、
これらはそれぞれかさ歯車１５あるいはもうひとつのか
さ歯車１７を備えそれぞれが搬送アーム１３あるいはケ
ース１の中に回転可能に取りつけられ、両者の相互に隣
合う端は、搬送アーム１３の側の部分軸１８が他の部分
軸１９に対し、外側の移送円盤３あるいは搬送アーム１
３が二重矢印１０の方向に動くのに合わせて摺動し、両
部分軸１８及び１９の間で回転結合が遮断されないよう
な先端の形態をしている。
伸縮軸１６あるいは部分軸１９自体のかさ歯車１７とか
さ歯車２０が噛み合い、かさ歯車２０は垂直の、かがり
縫い機のケース１の中に回転可能に取りつけられた軸２
１に固定され、軸２１はもうひとつ垂直軸２２と一体と
なって外側の移送円盤３の駆動に役立ち、同時にケース
１の中に回転可能に取りつけられている。２つの軸２１
及び２２は相互に同軸に配置され、それらの間にクラッ
チ２３があり、これはケース１に装備した複動式気圧式
サーボシリンダ２４により作動可能となっている。
さ歯車２０が噛み合い、かさ歯車２０は垂直の、かがり
縫い機のケース１の中に回転可能に取りつけられた軸２
１に固定され、軸２１はもうひとつ垂直軸２２と一体と
なって外側の移送円盤３の駆動に役立ち、同時にケース
１の中に回転可能に取りつけられている。２つの軸２１
及び２２は相互に同軸に配置され、それらの間にクラッ
チ２３があり、これはケース１に装備した複動式気圧式
サーボシリンダ２４により作動可能となっている。
クラッチ２３は摩擦クラッチとして形成され、２つの相
互に縦方向に動くハウジング２５及び２６からなってい
る。一方のハウジング２５は垂直軸２１と同軸上で摺動
可能であるが、例えばキー溝／バネ結合の助けにより回
転方向には固定されており、軸２２に対し回転レバー２
７を経てサーボシリンダ２４により調整可能になってい
て、回転レバー２７は軸２１に対し垂直な、水平軸２８
の周りに回転可能に取りつけられていて、フォーク状の
端２９により、２つのそこに見られるローラを経てリン
グ溝３０へ食いこんでいる。もう１つのハウジング２６
はもう１つの垂直軸２２の隣り合う端に固定され、１つ
の内側の摩擦リング３１を備え、この摩擦リング３１は
ハウジング２６に固定結合されている。
互に縦方向に動くハウジング２５及び２６からなってい
る。一方のハウジング２５は垂直軸２１と同軸上で摺動
可能であるが、例えばキー溝／バネ結合の助けにより回
転方向には固定されており、軸２２に対し回転レバー２
７を経てサーボシリンダ２４により調整可能になってい
て、回転レバー２７は軸２１に対し垂直な、水平軸２８
の周りに回転可能に取りつけられていて、フォーク状の
端２９により、２つのそこに見られるローラを経てリン
グ溝３０へ食いこんでいる。もう１つのハウジング２６
はもう１つの垂直軸２２の隣り合う端に固定され、１つ
の内側の摩擦リング３１を備え、この摩擦リング３１は
ハウジング２６に固定結合されている。
２つのハウジング２５及び２６はそれぞれ円錐形の表面
３２及び３３を備え、これは軸上に摺動可能なハウジン
グ２５から軸上に固定されたハウジング２６の方向へ縮
小している。軸上に摺動可能なケース２５の表面３２は
シリンダ状の突起部３４の外側にあって、軸上に固定さ
れたハウジング２６の表面３３は摩擦リング３１の内側
にある。シリンダ状の突起部３４により、軸上に摺動可
能なハウジング２５は軸上に固定されたケース２６の摩
擦リング３１の中に突き出しており、その結果相互に対
応する２つのハウジング２５及び２６にそれぞれある２
つの円錐形の表面３２及び３３は向かい合っている。
３２及び３３を備え、これは軸上に摺動可能なハウジン
グ２５から軸上に固定されたハウジング２６の方向へ縮
小している。軸上に摺動可能なケース２５の表面３２は
シリンダ状の突起部３４の外側にあって、軸上に固定さ
れたハウジング２６の表面３３は摩擦リング３１の内側
にある。シリンダ状の突起部３４により、軸上に摺動可
能なハウジング２５は軸上に固定されたケース２６の摩
擦リング３１の中に突き出しており、その結果相互に対
応する２つのハウジング２５及び２６にそれぞれある２
つの円錐形の表面３２及び３３は向かい合っている。
かがり縫い機で縫うと、２つの相互に平行な軸６及び２
２が駆動、つまり必要に応じ断続する。その時に軸６が
歯つきベルト５を経て内側の移送円盤２を回転させ、他
方の軸２２が、クラッチ２３が閉じあるいは噛み合うの
に応じて、垂直軸２１、伸縮軸１６及び懸垂軸１１を経
て外側の移送円盤３を回転させる。縫製に際しては、外
側円盤３の駆動が遮断され、この結果、内側円盤のみが
少しずつ駆動され、そして外側円盤３は引き続きアイド
ル状態にあり、シリンダ２４が、クラッチ２３を開く、
すなわち係合を外すように作動して、回転レバー２７を
軸２８の回りで反時計方向に旋回させ、その結果、軸方
向に移動可能なスリーブ２５が、垂直軸２１上を移動し
て垂直軸２２上のスリーブ２６から離れ、これによって
二つのスリーブ２５，２６は相互に係合が外れ、図示す
るように二つの円錐表面３２，３３は相互に引き上げら
れる。
２が駆動、つまり必要に応じ断続する。その時に軸６が
歯つきベルト５を経て内側の移送円盤２を回転させ、他
方の軸２２が、クラッチ２３が閉じあるいは噛み合うの
に応じて、垂直軸２１、伸縮軸１６及び懸垂軸１１を経
て外側の移送円盤３を回転させる。縫製に際しては、外
側円盤３の駆動が遮断され、この結果、内側円盤のみが
少しずつ駆動され、そして外側円盤３は引き続きアイド
ル状態にあり、シリンダ２４が、クラッチ２３を開く、
すなわち係合を外すように作動して、回転レバー２７を
軸２８の回りで反時計方向に旋回させ、その結果、軸方
向に移動可能なスリーブ２５が、垂直軸２１上を移動し
て垂直軸２２上のスリーブ２６から離れ、これによって
二つのスリーブ２５，２６は相互に係合が外れ、図示す
るように二つの円錐表面３２，３３は相互に引き上げら
れる。
上述のサーボシリンダ２４の動作はピストン及びペダル
により生ずる。ペダルはロッドを経てピストンに結合さ
れ、かがり縫い機を操作する者によりペダルが踏まれる
とそれに対応した複動式空気圧サーボシリンダ２４の動
作がピストンを経て作用し、そうでない場合は空気圧で
作動し、その結果、２つのハウジング２５及び２６は相
互に圧着され噛み合う。
により生ずる。ペダルはロッドを経てピストンに結合さ
れ、かがり縫い機を操作する者によりペダルが踏まれる
とそれに対応した複動式空気圧サーボシリンダ２４の動
作がピストンを経て作用し、そうでない場合は空気圧で
作動し、その結果、２つのハウジング２５及び２６は相
互に圧着され噛み合う。
仮に、靴底の内側を靴の脚部に縫製する間、この縫製が
靴底の内側と靴の脚部の一方の側から始まり、靴の先端
方向に向かい、該先端に沿い、そして該先端から離れる
ようにして靴底の内側の素材を脚部の素材に一緒に縫い
付けるならば、靴の先端に沿う部分を除いてクラッチ２
３がその間かみ合い、二つの移送円盤２，３は断続的で
且つ略等しいステップ長さで同期して駆動され、靴の先
端に沿う部分では、靴の脚部の素材を寄せ集めるため
に、靴の脚部の素材と接触する内側の移送円盤２が、靴
底の内側の素材と接触する外側の移送円盤３よりも長い
ステップで駆動され、この領域に脚部の素材の過剰な幅
が生ずる。靴底の内側と靴の脚部のかかとの丸みに到達
する直前に、靴底の内側の素材と靴の脚部の素材とが靴
底の内側と靴の脚部のかかとの丸みに沿って相互に縫製
されるまで、クラッチ２３は開きあるいははずれその結
果、縫製素材の遅れ、及び縫製素材と移送円盤２及び３
のはさみ込みはすべて排除される。その後、クラッチ２
３は再び閉じられあるいは噛み合い、問題となっている
靴底の内側と靴の脚部のかかとの丸みの終りにおいて靴
底の内側と靴の脚部を結合する縫製が始まらない場合
は、２つの移送円盤２及び３は残りの縫製行程の間、断
続的に駆動される。
靴底の内側と靴の脚部の一方の側から始まり、靴の先端
方向に向かい、該先端に沿い、そして該先端から離れる
ようにして靴底の内側の素材を脚部の素材に一緒に縫い
付けるならば、靴の先端に沿う部分を除いてクラッチ２
３がその間かみ合い、二つの移送円盤２，３は断続的で
且つ略等しいステップ長さで同期して駆動され、靴の先
端に沿う部分では、靴の脚部の素材を寄せ集めるため
に、靴の脚部の素材と接触する内側の移送円盤２が、靴
底の内側の素材と接触する外側の移送円盤３よりも長い
ステップで駆動され、この領域に脚部の素材の過剰な幅
が生ずる。靴底の内側と靴の脚部のかかとの丸みに到達
する直前に、靴底の内側の素材と靴の脚部の素材とが靴
底の内側と靴の脚部のかかとの丸みに沿って相互に縫製
されるまで、クラッチ２３は開きあるいははずれその結
果、縫製素材の遅れ、及び縫製素材と移送円盤２及び３
のはさみ込みはすべて排除される。その後、クラッチ２
３は再び閉じられあるいは噛み合い、問題となっている
靴底の内側と靴の脚部のかかとの丸みの終りにおいて靴
底の内側と靴の脚部を結合する縫製が始まらない場合
は、２つの移送円盤２及び３は残りの縫製行程の間、断
続的に駆動される。
単独の図面は本発明にもとづくかがり縫い機の実施例を
示す一部破断側面図である。 １……ケース、２……移送円盤、３……移送円盤、４…
…回転軸、５……歯付きベルト、６……軸、７……歯
車、８……リム（歯車）、９……回転軸、１０……二重
矢印、１１……軸、１２……ハウジング、１３……搬送
アーム、１４……かさ歯車、１５……かさ歯車、１６…
…伸縮軸、１７……かさ歯車、１８……部分軸、１９…
…部分軸、２０……かさ歯車、２１……軸、２２……
軸、２３……クラッチ、２４……サーボシリンダ、２５
……ハウジング、２６……ハウジング、２７……回転レ
バー、２８……水平軸、２９……フォーク状の端、３０
……リング溝、３１……摩擦リング、３２……円錐形の
表面、３３……表面、３４……シリンダ状の突起部。
示す一部破断側面図である。 １……ケース、２……移送円盤、３……移送円盤、４…
…回転軸、５……歯付きベルト、６……軸、７……歯
車、８……リム（歯車）、９……回転軸、１０……二重
矢印、１１……軸、１２……ハウジング、１３……搬送
アーム、１４……かさ歯車、１５……かさ歯車、１６…
…伸縮軸、１７……かさ歯車、１８……部分軸、１９…
…部分軸、２０……かさ歯車、２１……軸、２２……
軸、２３……クラッチ、２４……サーボシリンダ、２５
……ハウジング、２６……ハウジング、２７……回転レ
バー、２８……水平軸、２９……フォーク状の端、３０
……リング溝、３１……摩擦リング、３２……円錐形の
表面、３３……表面、３４……シリンダ状の突起部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭46−45024（ＪＰ，Ａ) 実開 昭58−55778（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭57−9039（ＪＰ，Ｕ) 特公 昭50−14181（ＪＰ，Ｂ２) 特公 昭57−37354（ＪＰ，Ｂ２) 特公 昭57−35034（ＪＰ，Ｂ２) 特公 昭57−19990（ＪＰ，Ｂ２) 実公 平１−11174（ＪＰ，Ｙ２)
Claims (9)
- 【請求項１】靴の脚部に靴底の内側を縫い付けるための
かがり縫い機にして、靴の脚部と靴底の内側の素材にそ
れぞれ接触する二つの移送円盤（２及び３）を有し、前
記移送円盤は対応する駆動手段（６及び２２）によって
断続的に回転駆動され、一つの前記移送円盤（２）が断
続回転を続ける間に他の一つの移送円盤（３）を対応す
る前記駆動手段（２２）から遮断するクラッチ（２３）
が設けられたことを特徴とするかがり縫い機。 - 【請求項２】前記クラッチ（２３）が前記移送円盤
（３）を駆動するための相互に同軸上にある二つの軸
（２１及び２２）の間に配置されたことを特徴とする特
許請求の範囲第１項に記載のかがり縫い機。 - 【請求項３】前記クラッチ（２３）が摩擦クラッチであ
ることを特徴とする特許請求の範囲第２項に記載のかが
り縫い機。 - 【請求項４】前記クラッチ（２３）は、互いに対向する
円錐状の接触面（３２及び３３）を有すると共に互いに
長手方向に移動できる二つのハウジング（２５及び２
６）を含み、一つの前記ハウジング（２５）は一つの前
記軸（２１）に軸方向に移動可能であるが回転できない
ように取り付けられ、他の一つの前記ハウジング（２
６）は他の一つの前記軸（２２）に固定されたことを特
徴とする特許請求の範囲第３項に記載のかがり縫い機。 - 【請求項５】少なくとも一つの前記ハウジング（２６）
が摩擦ライニングあるいは摩擦リング（３１）を有し、
その上に前記ハウジング（２６）の円錐形の接触面（３
３）が形成されることを特徴とする特許請求の範囲第４
項に記載のかがり縫い機。 - 【請求項６】靴底の内側の素材に接触する外側の前記移
送円盤（３）の駆動を遮断するクラッチ（２３）が設け
られ、前記外側の移送円盤は靴の脚部の素材に接触する
内側の前記移送円盤（２）の方向にばねで付勢されると
共に該ばね力に抗して前記内側の移送円盤（２）から離
れるように移動できることを特徴とする特許請求の範囲
第１項乃至第５項のいずれかに記載のかがり縫い機。 - 【請求項７】前記クラッチ（２３）を装備した相互に同
軸上にある二つの軸（２１及び２２）が、外側の移送円
盤（３）の運動方向（１０）に対して平行に延びると共
にその長さが変化できる伸縮軸（１６）を介して該移送
円盤（３）にそれを駆動するために連結されたことを特
徴とする特許請求の範囲第６項に記載のかがり縫い機。 - 【請求項８】前記クラッチ（２３）を装備した相互に同
軸上にある二つの軸（２１及び２２）が、前記伸縮軸
（１６）に対して直角に且つ二つの前記移送円盤（２及
び３）の回転軸（４及び９）及び内側の前記移送円盤
（２）を駆動するための軸（６）に対して平行に配置さ
れたことを特徴とする特許請求の範囲第７項に記載のか
がり縫い機。 - 【請求項９】前記クラッチ（２３）がサーボモータ、主
に気圧サーボシリンダ（２４）の手段によって操作可能
であることを特徴とする特許請求の範囲第１項乃至第８
項のいずれかに記載のかがり縫い機。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE3337876A DE3337876C1 (de) | 1983-10-18 | 1983-10-18 | UEberwendlichnaehmaschine |
| DE3337876.2 | 1983-10-18 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60108079A JPS60108079A (ja) | 1985-06-13 |
| JPH069636B2 true JPH069636B2 (ja) | 1994-02-09 |
Family
ID=6212137
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59219365A Expired - Lifetime JPH069636B2 (ja) | 1983-10-18 | 1984-10-18 | かがり縫い機 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4583477A (ja) |
| EP (1) | EP0138218B1 (ja) |
| JP (1) | JPH069636B2 (ja) |
| DE (1) | DE3337876C1 (ja) |
| ES (1) | ES281765Y (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3927493C1 (ja) * | 1989-08-21 | 1990-12-13 | G.M. Pfaff Ag, 6750 Kaiserslautern, De |
Family Cites Families (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US768111A (en) * | 1903-10-06 | 1904-08-23 | Washburn Crosby Co | Thread-cutter for bag-sewing machines. |
| US1443962A (en) * | 1920-11-11 | 1923-02-06 | Union Special Machine Co | Feeding mechanism for overseaming machines |
| US1518520A (en) * | 1921-06-10 | 1924-12-09 | Union Special Machine Co | Sewing machine |
| US2105097A (en) * | 1935-06-12 | 1938-01-11 | Puritan Mfg Company | Sewing machine with roller feed |
| US2990092A (en) * | 1954-10-08 | 1961-06-27 | Clevite Corp | Tape drive mechanism |
| DE943926C (de) * | 1954-12-12 | 1956-06-01 | Kunert Werke G M B H | Naehmaschine mit Vorschubkeseln |
| LU39422A1 (ja) * | 1960-11-16 | |||
| US3177992A (en) * | 1961-12-27 | 1965-04-13 | Clark Equipment Co | Clutch control system |
| DE1804370A1 (de) * | 1968-10-22 | 1970-05-14 | Strobel Oskar | UEberwenlichnaehmaschinen mit entsprechend dem Material einstellbarer Stoffverschiebung des vorderen Stoffverschiebetellers |
| US3625168A (en) * | 1969-11-28 | 1971-12-07 | Louis Palazzo | Workpiece puller adapted for attachment to the needle bar of a sewing machine |
| US4280425A (en) * | 1979-07-09 | 1981-07-28 | Pce Corporation | Method and apparatus for electro-pneumatic control of a stitching machine |
| US4010700A (en) * | 1976-02-09 | 1977-03-08 | South-Co Machinery Company, Inc. | Program controlled power transmission |
| US4182248A (en) * | 1977-08-08 | 1980-01-08 | Klages Arthur C | Fabric puller |
| JPS5483560A (en) * | 1977-12-15 | 1979-07-03 | Tokico Ltd | Cloth feeder |
| IT1095892B (it) * | 1978-05-17 | 1985-08-17 | Rockwell Rimoldi Spa | Miglioramento ad una macchina per cucire a piattelli controrotanti |
| US4201145A (en) * | 1978-05-19 | 1980-05-06 | Levi Strauss & Co. | Sew length control and measuring apparatus |
| GB2076865B (en) * | 1980-01-25 | 1983-03-30 | Rossendale Sewing Machines Co | Feed device for sewing machines |
-
1983
- 1983-10-18 DE DE3337876A patent/DE3337876C1/de not_active Expired
-
1984
- 1984-10-04 ES ES1984281765U patent/ES281765Y/es not_active Expired
- 1984-10-15 EP EP84112366A patent/EP0138218B1/de not_active Expired
- 1984-10-17 US US06/661,798 patent/US4583477A/en not_active Expired - Lifetime
- 1984-10-18 JP JP59219365A patent/JPH069636B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0138218A2 (de) | 1985-04-24 |
| ES281765U (es) | 1985-04-01 |
| US4583477A (en) | 1986-04-22 |
| EP0138218B1 (de) | 1987-03-04 |
| DE3337876C1 (de) | 1985-01-03 |
| ES281765Y (es) | 1985-11-01 |
| EP0138218A3 (ja) | 1985-07-10 |
| JPS60108079A (ja) | 1985-06-13 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5586511A (en) | Method and apparatus for assembly of pillow-top mattress covers | |
| JPS5842282B2 (ja) | 衣服のスリットに見返しを形成する装置 | |
| US5257589A (en) | Overcasting machine for use in sewing insoles to uppers | |
| EP0457217B1 (en) | A waist part cloth guiding device for a sewing machine | |
| JPH069636B2 (ja) | かがり縫い機 | |
| GB2094360A (en) | Means for sewing together workpiece parts by means of a bead seam | |
| US4799438A (en) | Method and apparatus for clamping and manipulating workpieces during a sewing operation | |
| JPH08207177A (ja) | 包装紙カット装置 | |
| JPH0322192B2 (ja) | ||
| JP2625545B2 (ja) | ミシン | |
| US4760809A (en) | Apparatus for feeding fabric to sewing machine | |
| JPH0351438B2 (ja) | ||
| US2170948A (en) | Sewing machine | |
| US2268414A (en) | Sewing machine | |
| EP0035003A2 (en) | A machine for stitching the upper border of shoes commonly called moccasins. | |
| US5031552A (en) | Drive assembly for seam-forming apparatus | |
| CN220703983U (zh) | 一种缝纫机的送料机构 | |
| JPH0372319B2 (ja) | ||
| US2023652A (en) | Belt-lacing machine | |
| US2937389A (en) | Machine for applying ribbed strips on insoles | |
| GB2024089A (en) | Machine for forming lollies | |
| JPH05177072A (ja) | ミシンに設けた切断装置 | |
| JPS6064835A (ja) | タイヤ成型機のステツチヤ−装置 | |
| JPH0413000B2 (ja) | ||
| US2512048A (en) | Bag feed mechanism |