JPH0696368B2 - デミスト制御装置 - Google Patents

デミスト制御装置

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JPH0696368B2
JPH0696368B2 JP61097626A JP9762686A JPH0696368B2 JP H0696368 B2 JPH0696368 B2 JP H0696368B2 JP 61097626 A JP61097626 A JP 61097626A JP 9762686 A JP9762686 A JP 9762686A JP H0696368 B2 JPH0696368 B2 JP H0696368B2
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JP
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humidity
demist
blower
speed
mode
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伸一 大井
雅美 武政
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株式会社ゼクセル
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/32Cooling devices
    • B60H1/3204Cooling devices using compression
    • B60H1/3205Control means therefor
    • B60H1/3207Control means therefor for minimizing the humidity of the air

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は自動車用空調システムを制御して窓ガラス内面
の曇り防止を図るデミスト制御装置に関する。
[従来技術の説明] 本発明に関連する従来技術のひとつとして実開昭59-147
613号公報に記載の自動車用空調装置がある。これは、
ウインドガラスの結露を検出し、この検出に基づいて吹
出モードをデフロストモードにすると共にブロアファン
の回転数を上げることによって、デミストを行なうよう
にしたものである。
しかしながら、このような従来技術では、ウインドガラ
スに所定の結露が生ずればウインドガラスの曇りの程度
と無関係にブロアファンの回転数が上げられてデミスト
が行なわれるので、室温の異常変化を招来するおそれが
あり、室内の空調状態が悪化して快適性が損なわれると
いう問題があった。
[発明の目的] 本発明は上記観点に基づいてなされたもので、その目的
は、窓ガラスの曇りの程度に応じたデミストが可能で、
デミスト時の室内の空調状態の悪化防止に寄与するデミ
スト制御装置を提供することにある。
[目的を達成するための手段] 本発明においては、第1図に示されるように、窓ガラス
内面の湿度を検出する湿度検出手段と、検出された湿度
に基づいてデミストの必要/不必要と判別するデミスト
必要/不必要判別手段と、デミストが必要とされている
間所定時間毎に湿度の取り込みを行ない、前回取り込ん
だ湿度と今回取り込んだ湿度とを記憶する湿度記憶手段
と、デミスト能力が増大するように自動車用空調システ
ムを制御するデミスト能力増大制御手段と、デミスト能
力が低減するように自動車用空調システムを制御するデ
ミスト能力低減制御手段と、前記湿度記憶手段から前回
取り込んだ湿度と今回取り込んだ湿度とを入力し、今回
取り込んだ湿度が前回取り込んだ湿度よりも大の場合に
前記デミスト能力増大制御手段を選択し、今回取り込ん
だ湿度が前回取り込んだ湿度よりも小の場合に前記デミ
スト能力増大制御手段を選択し、今回取り込んだ湿度が
前回取り込んだ湿度よりも小の場合に前記デミスト能力
低減制御手段を選択する選択手段とを有するデミスト制
御装置によって、上記目的を達成する。
[発明の実施例] 第2図は本発明の一実施例を示す構成図である。
図において、1は自動車用空調装置のダクトで、その内
部に、送風機2、エバポレータ3およびヒータコア4が
配設されている。エバポレータ3およびヒータコア4は
送風機2の下流に設けられている。送風機2は、マイク
ロコンピュータ5の制御下におかれた送風機駆動回路6
によって、風量制御されるようになっている。ダクト1
の最上流には内外気の導入選択を行なうためのインテー
クドア7が設けられている。インテークドア7は、マイ
クロコンピュータ5の制御下におかれたインテークドア
駆動回路8およびアクチュエータ9によって、制御され
るようになっている。エバポレータ3とヒータコア4と
の間には、冷気と暖気との混合割合を調節するエアミッ
クスドア10が設けられている。エアミックスドア10は、
マイクロコンピュータ5の制御下におかれたエアミック
スドア駆動回路11およびアクチュエータ12によって、制
御されるようになっている。ダクトの最下流には、デフ
ロスタ吹出口を開閉するデフドア13と、ベント吹出口を
開閉するベントドア14と、フロア吹出口を開閉するフロ
アドア15とが設けられている。これらのドア13,14,15
は、夫々、マイクロコンピュータ5の制御下におかれた
デフドア駆動回路16およびアクチュエータ17、ベントド
ア駆動回路18およびアクチュエータ19、フロアドア駆動
回路20およびアクチュエータ21によって制御されるよう
になっている。22は当該空調装置のコンプレッサで、マ
イクロコンピュータ5の制御下におかれたコンプレッサ
オン/オフ回路23で制御される電磁クラッチ24によっ
て、図示しないエンジンとの結合がオン/オフされるよ
うになっている。
マイクロコンピュータ5には、入力回路25を介して、設
定温度および検出情報が与えられるようになっている。
検出情報としては、室内温度,外気温度および日射量等
が従来周知の手段を介して与えられると共に、結露セン
サ26を介してフロントガラス内面の湿度情報が与えら
れ、また、ワイパ操作スイッチのオン/オフを表わすワ
イパ情報が与えられるようになっている。なお、周知の
ように、設定温度,室内温度,外気温度および日射量
は、室内を設定温度に制御すべき熱負荷の量を表わす総
合信号の演算に用いられ、この演算された総合信号に基
づいて、室内が設定温度となるように、エアミックスド
ア10の開度および送風機2の風量等が制御され、室内の
空調が行なわれる。
第3図は第2図の構成におけるデミスト制御の動作フロ
ーチャートである。以下第3図を併用して第2図の構成
におけるデミスト制御の動作を説明する。
デミスト制御の開始で、フラグF1が「0」にされると共
に(ステップ30)、結露センサ26の湿度情報Rの取り込
みが行なわれる(ステップ31)。フラグF1は、デミスト
制御の開始後、第3図のデミスト制御フローを初めて通
過するのか否かを判別するためのもので、後述するよう
に2回目以後の通過時には「1」にされる。
湿度情報Rの取り込みの後、フラグF1の判別が行なわれ
る(ステップ32)。フラグF1が「0」すなわちデミスト
制御の開始後初めて通過する場合にはステップ33に進
み、ワイパの使用の有無が判別される。ワイパの使用の
有無を判断するのは雨天であるか否かを知るためで、雨
天の場合にはより曇りやすくなるため、雨天であるか否
かに応じてデミストが必要であるか否かの判断基準が別
個に用意されている。すなわち、ワイパが使用されてい
ない場合にはステップ34に移行して、ステップ31で取り
込まれた湿度情報Rと第1の基準湿度R1(例えば85%)
との比較が行なわれる。この結果、湿度情報R≧第1の
基準湿度R1の場合にステップ35に進み、湿度情報R<第
1の基準湿度R1の場合にはデミスト制御を行なうことな
く次の空調処理に移行する。一方、ワイパが使用されて
いる場合にはステップ33からステップ36に進み、ステッ
プ31で取り込まれた湿度情報Rと第2の基準湿度R2(例
えば75%)との比較が行なわれる。この結果、湿度情報
R≧第2の基準湿度R2の場合にステップ35に進み、湿度
情報R<第2の基準湿度R2の場合にはデミスト制御を行
なうことなく次の空調処理に移行する。
ステップ35ではステップ31で取り込まれた湿度情報Rが
レジスタAに格納される。その後ステップ37に進んで、
デミスト能力増大処理が行なわれる。
デミスト能力増大処理の一例を第4図に示す。デミスト
能力増大処理が開始されると、先ず、外気音素の取り込
みが行なわれ、(ステップ370)、この取り込まれた外
気温度に基づいてコンプレッサ22をオンモードにするか
オフモードにするかの判断、すなわち、コンプレッサ22
を駆動してデミストを行なうか、駆動せずにデミストを
行なうかの判断が行なわれる(ステップ371)。この判
断は、第5図に示されるように、例えば外気温度2℃と
6℃との間でヒステリシスをもたせたオンモード/オフ
モード判断によって行なわれ、外気温度が6℃以上とな
ることでオンモードに設定され、2℃以下となることで
オフモードに設定される。
ステップ371でオフモードに設定された場合にはステッ
プ372に進み、インテークドア7が外気導入になってい
るか否かの判断が行なわれる。インテークドア7が外気
導入になっているか否かの判断は、例えば内外気導入制
御の度に当該制御された内容に書き変えられる内部情報
に基づいて行なわれる。インテークドア7が外気導入と
なっていない場合にはステップ373を介して外気導入処
理が行なわれた後に、ステップ374に入り送風機2の駆
動の有無が判断される。送風機2の駆動の有無および送
風機2が如何なる速度で運転されているかの判別は、例
えば送風機2の制御の度に当該制御された内容に書き変
えられる内部情報に基づいて行なわれる。送風機2が駆
動されていない場合にはステップ375を介して送風機2
の「低」速度駆動処理が行なわれ、その後、以下のデミ
スト能力増大処理が行なわれる。
(1)ステップ374またはステップ375を経てステップ37
6に入り、吹出モードがFOOT/DEFモードであるか否かの
判断、すなわち、ベントドア14が閉成されデフドア13お
よびフロアドア15が共に半開状態となっているか否かの
判断が行なわれる。吹出モードの判断は、例えば吹出モ
ードの制御が行なわれる度に当該制御された吹出モード
に書き変えられる内部情報に基づいて行なわれる。吹出
モードがFOOT/DEFモードとなっていない場合にステップ
377に移行し、吹出モードのFOOT/DEFモード処理が行な
われた後、デミスト能力増大処理(ステップ37)を抜け
出して第3図のステップ38に入る。
(2)吹出モードがFOOT/DEFモードとなっている場合に
はステップ376からステップ378に進んで、送風機2の速
度が「中」であるか否かの判断が行なわれる。送風機2
が「中」速度となっていない場合にステップ379に移行
し、送風機2の「中」速度処理が行なわれた後、デミス
ト能力増大処理(ステップ37)を抜け出して第3図のス
テップ38に入る。
(3)送風機2が「中」速度となっている場合にはステ
ップ378からステップ380に進んで、吹出モードがDEFモ
ードであるか否かの判断が行なわれる。吹出モードがDE
Fモードとなっていない場合にステップ381に移行し、吹
出モードのDEFモード処理すなわちベントドア14および
フロアドア15が閉成されデフドア13のみが開成とされた
後、デミスト能力増大処理(ステップ37)を抜け出して
第3図のステップ38に入る。
(4)吹出モードがDEFモードとなっている場合にはス
テップ380からステップ382に進み、送風機2の速度が
「中」速度よりも上の「中高」速度であるか否かの判断
が行なわれる。送風機2が「中高」速度となっていない
場合にステップ383に移行し、送風機2の「中高」速度
処理が行なわれた後、デミスト能力増大処理(ステップ
37)を抜け出して第3図のステップ38に入る。
(5)送風機2が「中高」速度となっている場合にはス
テップ382からステップ384に進み、 中高」速度よりも上の「高」速度処理が行なわれた後、
デミスト能力増大処理(ステップ37)を抜け出して第3
図のステップ38に入る。
一方、ステップ371でコンプレッサ22がオンモードに設
定された場合にはステップ371からステップ385に進み、
以下のデミスト能力増大処理が行なわれる。
(1)ステップ385で送風機2の駆動の有無が判断さ
れ、送風機2が駆動されていない場合に、ステップ385
からステップ386に移行して送風機2の「低」速度運転
処理が行なわれ、次のステップ387でコンプレッサ22の
駆動処理が行われた後、デミスト能力増大処理(ステッ
プ37)を抜け出して第3図のステップ38に入る。
(2)送風機2が駆動されている場合にはステップ385
からステップ388に進み、コンプレッサ22が駆動されて
いるか否かの判断が行なわれる。コンプレッサ22が駆動
されているか否かの判断は、例えばコンプレッサ22の駆
動処理の有無に応じて書き変えられる内部情報に基づい
て行なわれる。コンプレッサ22が駆動されていない場合
に、ステップ388からステップ389に移行してコンプレッ
サ22の駆動処理が行なわれた後、デミスト能力増大処理
(ステップ37)を抜け出して第3図のステップ38に入
る。
(3)コンプレッサ22が駆動されている場合にはステッ
プ388からステップ390に進み、送風機2が「中」速度で
運転されているか否かの判断が行なわれ。「中」速度で
運転されていない場合に、ステップ390からステップ391
に移行して送風機2の「中」速度処理が行なわれた後、
デミスト能力増大処理(ステップ37)を抜け出して第3
図のステップ38に入る。
(4)送風機2が「中」速度で運転されている場合には
ステップ390からステップ392に進み、送風機2が「中
高」速度で運転されているか否かの判断が行なわれ、
「中高」速度で運転されていない場合に、ステップ392
からステップ393に移行して送風機2の「中高〕速度処
理が行なわれた後、デミスト能力増大処理(ステップ3
7)を抜け出して第3図のステップ38に入る。
(5)送風機2が「中高」速度となっている場合にはス
テップ392からステップ394に進み、送風機2の「高」速
度処理が行なわれた後、デミスト能力増大処理(ステッ
プ37)を抜け出して第3図のステップ38に入る。
このようにデミスト能力増大処理ではデミスト能力の段
階的増大が行なわれ、前回の制御内容よりも一段上の制
御内容が選択される。このようなデミスト能力増大処理
の後、第3図のステップ38に入り、マイクロコンピュー
タ5の内部タイマのスタート処理を経て、所定時間(例
えば60秒)の時間待ちが行なわれる(ステップ39)。こ
の時間待ちの間、ステップ37のデミスト能力増大処理で
設定されたデミスト制御が行なわれる。(待ち時間の経
過秒、タイマリセット(ステップ40)およびフラグF1
「1」処理(ステップ41)を経てステップ31に戻され
る。
ステップ31では結露センサ26を介して新たな湿度情報R
の取り込みが行なわれる。フラグF1が「1」となってい
るのでステップ32からステップ42に移行し、ステップ31
で取り込まれた新たな湿度情報RがレジスタBに格納さ
れる。次いで、新たな湿度情報Rと第3の基準湿度R
3(例えば50%)との間の比較が行なわれる(ステップ4
3)。この比較の結果、新たな湿度R<第3の基準湿度R
3となった場合にデミストを終了して次の空調処理へ移
行する。一方、新たな湿度R≧第3の基準湿度R3となっ
た場合にはステップ44に進み、レジスタAに格納されて
いる前回の湿度とレジスタBに格納されている今回の湿
度との間の大小比較が行なわれる。この結果、前回の湿
度≦今回の湿度であれば、ステップ45でレジスタAの内
容がレジスタBの今回の湿度に更新された後ステップ37
に移行し、上述したデミスト能力増大処理が行なわれ、
前回よりも能力の高いデミスト制御が行なわれることと
なる。一方、前回の湿度>今回の湿度であれば、ステッ
プ46でレジスタAの内容がレジスタBの今回の湿度に更
新された後ステップ47に移行してデミスト能力低減処理
が行なわれ、前回よりも能力の低いデミスト制御が行な
われることとなる。
デミスト能力低減処理の一例を第6図に示す。デミスト
能力低減処理が開始されると、デミスト能力増大処理の
場合と同様に、外気温度の取り込みが行なわれ(ステッ
プ470)、この取り込まれた外気温度に基づいてコンプ
レッサ22をオンモードにするかオフモードにするかの判
断が行なわれる(ステップ471)。
ステップ471でコンプレッサ22がオフモードに設定され
た場合にはステップ471からステップ472に進み、以下の
デミスト能力低減処理が行なわれる。
(1)ステップ472で送風機2が「高」速度運転である
か否かが判断され、送風機2が「高」速度運転である場
合に、ステップ472からステップ473に移行して「高」速
度よりも一段下の「中高」速度運転処理が行なわれた
後、デミスト能力低減処理(ステップ47)を抜け出して
第3図のステップ38に入る。
(2)送風機2が「高」速度運転されていない場合には
ステップ472からステップ474に進み、送風機2が「中
高」速度で運転されているか否かの判断が行なわれ、送
風機2が「中高」速度で運転されている場合に、ステッ
プ474からステップ475に移行して「中高」速度よりも一
段下の「中」速度運転処理が行なわれた後、デミスト能
力低減処理(ステップ47)を抜け出して第3図のステッ
プ38に入る。
(3)送風機2が「中高」速度運転されていない場合に
はステップ474からステップ476に進み、吹出モードがDE
Fモードであるか否かの判断が行なわれ、DEFモードであ
る場合に、ステップ476からステップ477に移行して吹出
モードのFOOT/DEFモード処理が行なわれた後、デミスト
能力低減処理(ステップ47)を抜け出して第3図のステ
ップ38に入る。
(4)吹出モードがDEFモードでない場合にはステップ4
76からステップ478に進み、送風機2が「中」速度で運
転されているか否かの判断が行なわれ、送風機2が
「中」速度である場合に、ステップ478からステップ479
に移行して送風機2の「低」速度運転処置が行なわれた
後、デミスト能力低減処理(ステップ47)を抜け出して
第3図のステップ38に入る。
(5)送風機2が「中」速度で運転されていない場合に
はステップ478からステップ480に進み、吹出モードがFO
OT/DEFモードであるか否かの判断が行なわれ、吹出モー
ドがFOOT/DEFモードである場合に、ステップ480からス
テップ481に移行して当該デミスト制御が開始される前
の吹出モードに戻された後、デミスト能力低減処理(ス
テップ47)を抜け出して第3図のステップ38に入る。当
該デミスト制御が開始される前の吹出モードは、例えば
当該デミスト制御の開始時に所定のレジスタに格納され
る。
ステップ480で吹出モードがFOOT/DEFモードでない場合
にはデミスト制御を終了して次の空調処理に移行する。
一方、ステップ471でコンプレッサ22がオンモードに設
定された場合にはステップ471からステップ482に進み、
以下のデミスト能力低減処理が行なわれる。
(1)ステップ482で送風機2が「高」速度運転である
か否かが判断され、送風機2が「高」速度運転である場
合に、ステップ482からステップ483に移行して「高」速
度よりも一段下の「中高」速度運転処理が行なわれた
後、デミスト能力低減処理(ステップ47)を抜け出して
第3図のステップ38に入る。
(2)送風機2が「高」速度運転されていない場合には
ステップ482からステップ484に進み、送風機2が「中
高」速度で運転されているか否かの判断が行なわれ、送
風機2が「中高」速度で運転されている場合に、ステッ
プ484からステップ485に移行して「中高」速度よりも一
段下の「中」速度運転処理が行なわれた後、デミスト能
力低減処理(ステップ47)を抜け出して第3図のステッ
プ38に入る。
(3)送風機2が「中高」速度運転されていない場合に
はステップ484からステップ486に進み、送風機2が
「中」速度で運転されているか否かの判断が行なわれ、
送風機2が「中」速度である場合に、ステップ486から
ステップ487に移行して送風機2の「低」速度運転処理
が行なわれた後、デミスト能力低減処理(ステップ47)
を抜け出して第3図のステップ38に入る。
(4)送風機2が「中」速度運転されていない場合には
ステップ486からステップ488に進み、コンプレッサ22の
駆動の有無が判断され、コンプレッサ22が駆動されてい
る場合に、ステップ488からステップ489に移行してコン
プレッサ22の非駆動処理が行なわれた後、デミスト能力
低減処理(ステップ47)を抜け出して第3図のステップ
38に入る。
(5)コンプレッサ22が非駆動の状態におかれている場
合にはステップ488からステップ490に進み、送風機2の
駆動の有無が判断され、送風機2が駆動されている場合
に、ステップ490からステップ491に移行して送風機2の
運転停止処理が行なわれた後、デミスト能力低減処理
(ステップ47)を抜け出して第3図のステップ38に入
る。
ステップ490で送風機2が運転されていない場合には場
合にはデミスト制御を終了して次の空調処理に移行す
る。
このようにデミスト能力低減処理ではデミスト能力の段
階的低減が行なわれ、前回の制御内容よりも一段下の制
御内容が選択される。このようなデミスト能力低減処理
の後、第3図のステップ38に入り、ステップ39における
所定の時間待ち、ステップ40におけるタイマリセットお
よびステップ41におけるフラグF1の「1」処理を経てス
テップ31に戻され、再び新たな湿度情報に基づくデミス
ト制御が行なわれることとなる。
第7図は第3図におけるステップ44の処理の別の例を示
すフローチャートで、その特徴は、前回の湿度と今回の
湿度との差(A−B)が、基準値R4とR5(R4<R5で、例
えばR4=−5,R5=+5)との間にある場合には従前のデ
ミスト制御内容を維持し、基準値R4よりも小となった場
合にステップ45を経てデミスト能力増大処理(ステップ
37)に移行し、基準値R5よりも大となった場合にステッ
プ46を経てデミスト能力低減処理(ステップ47)に移行
するように構成したことにある。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、所定時間をはさん
で検出された窓ガラス内面の前回の湿度と今回の湿度と
に基づいてデミスト能力を増大または低減制御するよう
に構成したので、窓ガラス内面の曇りの程度に応じたデ
ミストが可能となり、デミスト時の室内の空調状態の悪
化防止に寄与するデミスト制御装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成図、第2図は本発明の一実施例を
示す構成図、第3図は第2図の構成の動作フローチャー
ト、第4図はデミスト能力増大処理の一例を示すフロー
チャート、第5図はコンプレッサのオンモード/オフモ
ード判断の一例を説明するための説明図、第6図はデミ
スト能力低減処理の一例を示すフローチャート、第7図
は第3図におけるステップ44の処理の別の例を示すフロ
ーチャートである。 2……送風機、5……マイクロコンピュータ、7……イ
ンテークドア、10……エアミックスドア、13……デフド
ア、14……ベントドア、15……フロアドア、22……コン
プレッサ、26……結露センサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】窓ガラス内面の湿度を検出する湿度検出手
    段と、 検出された湿度に基づいてデミストの必要/不必要と判
    別するデミスト必要/不必要判別手段と、 デミストが必要とされている間所定時間毎に湿度の取り
    込みを行ない、前回取り込んだ湿度と今回取り込んだ湿
    度とを記憶する湿度記憶手段と、 デミスト能力が増大するように自動車用空調システムを
    制御するデミスト能力増大制御手段と、 デミスト能力が低減するように自動車用空調システムを
    制御するデミスト能力低減制御手段と、 前記湿度記憶手段から前回取り込んだ湿度と今回取り込
    んだ湿度とを入力し、今回取り込んだ湿度が前回取り込
    んだ湿度よりも大の場合に前記デミスト能力増大制御手
    段を選択し、今回取り込んだ湿度が前回取り込んだ湿度
    よりも小の場合に前記デミスト能力低減制御手段を選択
    する選択手段とを有することを特徴とするデミスト制御
    装置。
JP61097626A 1986-04-25 1986-04-25 デミスト制御装置 Expired - Lifetime JPH0696368B2 (ja)

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JPS62253515A JPS62253515A (ja) 1987-11-05
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