JPH0696369B2 - デミスト制御装置 - Google Patents

デミスト制御装置

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JPH0696369B2
JPH0696369B2 JP61174528A JP17452886A JPH0696369B2 JP H0696369 B2 JPH0696369 B2 JP H0696369B2 JP 61174528 A JP61174528 A JP 61174528A JP 17452886 A JP17452886 A JP 17452886A JP H0696369 B2 JPH0696369 B2 JP H0696369B2
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demist
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blower
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determined
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雅美 武政
伸一 大井
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株式会社ゼクセル
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/32Cooling devices
    • B60H1/3204Cooling devices using compression
    • B60H1/3205Control means therefor
    • B60H1/3207Control means therefor for minimizing the humidity of the air

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は自動車用空調装置を制御して窓ガラス内面の曇
り防止を図るデミスト制御装置に関する。
[従来技術の説明] 本発明に関連する従来技術のひとつとして実開昭59-147
613号公報に記載の自動車用空調装置がある。これは、
ウインドガラスの結露を検出し、この検出に基づいて吹
出モードをデフロストモードにすると共にブロアファン
の回転数を上げることによって、デミストを行なうよう
にしたものである。
しかしながら、このような従来技術では、ウインドガラ
スに所定の結露が生ずればウインドガラスの曇りの程度
と無関係にブロアファンの回転数が上げられてデミスト
が行なわれるので、室温の異常変化を招来するおそれが
あり、室内の空調状態が悪化して快適性が損なわれると
いう問題があった。
[発明の目的] 本発明は上記観点に基づいてなされたもので、その目的
は、窓ガラスの曇りの程度に応じたデミストが可能で、
デミスト時の室内の空調状態の悪化防止に寄与するデミ
スト制御装置を提供することにある。
[目的を達成するための手段] 本発明においては、第1図に示されるように、窓ガラス
内面の湿度を検出する湿度検出手段と、検出された湿度
に基づいてデミストの必要/不必要を判別するデミスト
判別手段と、デミストが必要とされている間所定時間毎
に湿度の取り込みを行ない、前回取り込んだ湿度と今回
取り込んだ湿度とを記憶する湿度記憶手段と、デミスト
能力が増大するように自動車用空調装置を制御するデミ
スト能力増大制御手段と、デミスト能力が低減するよう
に自動車用空調装置を制御するデミスト能力低減制御手
段と、前記湿度記憶手段から前回取り込んだ湿度と今回
取り込んだ湿度とを入力し、今回取り込んだ湿度が前回
取り込んだ湿度よりも大の場合に前記デミスト能力増大
制御手段を選択し、今回取り込んだ湿度が前回取り込ん
だ湿度よりも小の場合に前記デミスト能力低減制御手段
を選択する選択手段と、前記デミスト判別手段によって
デミストが必要とされた場合に、デミスト制御が開始さ
れる直前の自動車用空調装置の少なくとも送風機を含む
被制御対象の状態を記憶する状態記憶手段と、前記選択
手段によってデミスト能力低減制御手段が選択されてい
る場合に、前記被制御対象が前記状態記憶手段に記憶さ
れているデミスト制御開始直前の状態と一致した場合に
前記デミスト能力低減制御手段によるデミスト能力低減
制御を停止する停止手段とを有するデミスト制御装置に
よって、上記目的を達成する。
[発明の実施例] 第2図は本発明の一実施例を示す構成図である。
図において、1は自動車用空調装置のダクトで、その内
部に、送風機2,エバポレータ3およびヒータコア4が配
設されている。エバポレータ3およびヒータコア4は送
風機2の下流に配設されており、それらの間に、冷気と
暖気との混合割合を調節するエアミックスドア5が設け
られている。送風機2およびエアミックスドア5は、夫
々、マイクロコンピュータ6の制御下におかれた送風機
駆動回路7およびエアミックスドア駆動回路8,アクチュ
エータ9によって、制御されるようになっている。送風
機駆動回路7は、本例では送風機2を「高」,「中
高」,「中」,「低」の4段階に切り換え制御すると共
にオフ制御し、これらの制御状態を運転情報aとしてマ
イクロコンピュータ6の入力回路10に与える。アクチュ
エータ9はエアミックスドア5の開度情報bを入力回路
10に与える。ダクト1の最上流には内外気の導入選択を
行なうためのインテークドア11が設けられおり、マイク
ロコンピュータ6の制御下におかれたインテークドア駆
動回路12およびアクチュエータ13によって、内気/外気
の導入が制御される。アクチュエータ13はインテークド
ア11の位置情報cを入力回路10に与える。ダクトの最下
流には、デフロスタ吹出口を開閉するデフドア14と、ベ
ント吹出口を開閉するベントドア15と、フロア吹出口を
開閉するフロアドア16とが設けられている。これらのド
ア14,15,16は、夫々、マイクロコンピュータ6の制御下
におかれたデフドア駆動回路17およびアクチュエータ1
8,ベントドア駆動回路19およびアクチュエータ20,フロ
アドア駆動回路21およびアクチュエータ22によって、制
御される。アクチュエータ18,20,22は夫々対応するドア
14,15,16の位置情報d,e,fを入力回路10に与える。23は
当該空調装置のコンプレッサで、マイクロコンピュータ
6の制御下におかれたコンプレッサ駆動回路24で制御さ
れる電磁クラッチ25によって、図示しないエンジンとの
結合がオン/オフされるようになっている。コンプレッ
サ駆動回路24はコンプレッサ23のオン/オフ情報gを入
力回路10に与える。
マイクロコンピュータ6には、入力回路10を介して更
に、設定温度,室内温度,外気温度,日射量等の空調制
御情報と、結露センサ26の湿度情報と、車室内の空調を
要求するエアコンスイッチ27のオン/オフ情報と、ワイ
パースイッチ28のオン/オフ情報とが与えられるように
なっている。結露センサ26は、例えば空気中の水分量に
応じて抵抗値が変化する従来周知の温度センサで構成さ
れ、自動車の例えばフロントガラス内面の視界の妨げと
ならない上端隅部分などに貼着等の手段で設けられてお
り、フロントガラス内表面付近の湿度を検出するように
なっている。
第3図は第2図の構成の動作フローチャートである。以
下第3図を併用して第2図の構成の動作を説明する。
マイクロコンピュータ6は電源の印加で制御プログラム
がスタートし、初期化を経てステップ30に入る。電源の
印加は例えばイグニッションスイッチの閉成で与えられ
る。ステップ30で初期化の一環としてのフラグF1
「0」処理が行われた後、次のステップ31で結露センサ
26を介してフロントガラス内表面付近の湿度Rの取り込
みが行なわれてステップ32に入る。ステップ32ではフラ
グF1の状態判別が行なわれる。ここで、初期化後はじめ
てステップ32に入ったとするとフラグF1は「0」である
から、ステップ32からステップ33に進み、ワイパースイ
ッチ28がオンか否かの判断が行なわれる。ワイパスイッ
チ28のオン/オフ判断を行なうのは雨天であるか否かを
知るためで、雨天の場合にはより曇りやすくなるため、
雨天であるか否かに応じてデミストが必要であるか否か
の判断基準が別個に用意されている。すなわち、ワイパ
ースイッチ28がオンされていない場合には雨天でないと
判断されてステップ33からステップ34に移行し、ステッ
プ31で取り込まれた湿度Rと第1の基準湿度R1(例えば
85%)との比較が行なわれる。この結果、湿度R≧第1
の基準湿度R1の場合にステップ34からステップ35に移行
し、湿度R<第1の基準湿度R1の場合にステップ34から
ステップ36に移行する。一方、ワイパースイッチ28がオ
ンの場合には雨天と判断されてステップ33からステップ
37に入り、ステップ31で取り込まれた湿度Rと第2の基
準湿度R2(R1>R2で、R2は例えば75%)との比較が行な
われる。この結果、湿度R≧第2の基準湿度R2の場合に
ステップ37からステップ35に進み、湿度R<第2の基準
湿度R2の場合にはステップ37からステップ36に移行す
る。ステップ35に移行した場合はデミストが必要とされ
た場合であり、ステップ36に移行した場合はデミストが
不必要とされた場合である。
ステップ35ではステップ31で取り込まれた湿度Rがレジ
スタAに格納される。湿度RをレジスタAに格納した後
は次のステップステップ38に進み、送風機駆動回路7を
介して与えられる送風機2の運転情報aの取り込みが行
なわれ、送風機2が駆動されているか否か、駆動されて
いるとすれば「高」,「中高」,「中」,「低」いずれ
の状態かを表わす送風機データXの一時記憶が行なわれ
る。次のステップ39では、コンプレッサ駆動回路24を介
して与えられるコンプレッサ23のオン/オフ情報gの取
り込みが行なわれ、コンプレッサ23がオンかオフかを表
わすコンプレッサデータYの一時記憶が行なわれる。更
に次のステップ40では、アクチュエータ18,20,22を介し
て与えられるデフドア14の位置情報d、ベントドア15の
位置情報eおよびフロアドア16の位置情報fの取り込み
が行なわれ、吹出モードがどのような状態であるかを表
わす吹出モードデータZの一時記憶が行なわれる。これ
らのデータX,Y,Zはデミスト制御開始直前の送風機2,コ
ンプレッサ23および吹出モードの状態を表わしている。
このようなデータ記憶の後、ステップ41のデミスト能力
増大処理に入る。ステップ36に移行した場合については
後述する。
デミスト能力増大処理の一例を第4図に示す。デミスト
能力増大処理が開始されると、先ずステップ410で空調
制御情報のうちの外気温度が取り込まれ、次のステップ
411で、取り込まれた外気温度に基づいてコンプレッサ2
3をオンモードにするかオフモードにするかの判断、す
なわち、コンプレッサ23の駆動が可能か否かの判断が行
なわれる。この判断は、第5図に示されるように、例え
ば外気温度2℃と6℃との間でヒステリシスをもたせた
オンモード/オフモード判断によって行なわれ、外気温
度が6℃以上となることでオンモードと判断され、2℃
以下となることでオフモードと判断される。
ステップ411でオフモードと判断された場合にはステッ
プ412に進み、アクチュエータ13から与えられるインテ
ークドア11の位置情報cに基づいてインテークドア11が
外気導入になっているか否かの判断が行なわれる。イン
テークドア11が外気導入となっていない場合にはステッ
プ413を介して外気導入処理が行なわれた後にステップ4
14に入り、送風機駆動回路7から与えられる運転情報a
に基づいて送風機2の駆動の有無が判断される。送風機
2が駆動されていない場合にはステップ415を介して送
風機2の「低」速運転処理が行なわれた後にステップ41
6に入り、送風機2が駆動されている場合には直接ステ
ップ416に入る。ステップ416では、アクチュエータ18,2
0,22から与えられるデフドア14の位置情報d、ベントド
ア15の位置情報eおよびフロアドア16の位置情報fに基
づいて吹出モードがFOOT/DEFモードであるか否かの判
断、すなわち、ベントドア15が閉成されデフドア14およ
びフロアドア16が共に半開状態となっているか否かの判
断が行なわれる。吹出モードがFOOT/DEFモードとなって
いない場合にはステップ417に移行し、吹出モードのFOO
T/DEFモード処理が行なわれた後、デミスト能力増大処
理を抜け出して第3図のステップ42に入る。先のステッ
プ416で吹出モードがFOOT/DEFモードになっていると判
断された場合にはステップ416からステップ418に進ん
で、運転情報aに基づき送風機2の速度が「中」である
か否かの判断が行なわれる。送風機2が「中」速度でな
い場合にステップ418からステップ419に移行し、送風機
2の「中」速度処理が行なわれた後、デミスト能力増大
処理を抜け出して第3図のステップ42に入る。先のステ
ップ418で送風機2が「中」速度で運転されていると判
断された場合にはステップ418からステップ420に進ん
で、位置情報d,e,fに基づき吹出モードがDEFモードであ
るか否か、すなわちデフドア14のみが開成でベントドア
15およびフロアドア16が閉成の状態となっているか否か
の判断が行なわれる。吹出モードがDEFモードとなって
いない場合にはステップ421に移行し、吹出モードのDEF
モード処理の後、デミスト能力増大処理を抜け出して第
3図のステップ42に入る。先のステップ420で吹出モー
ドがDEFモードになっていると判断された場合にはステ
ップ420からステップ422に進み、運転情報aに基づき送
風機2の速度が「中」速度よりも上の「中高」速度であ
るか否かの判断が行なわれる。送風機2が「中高」速度
となっていない場合にステップ423に移行し、送風機2
の「中高」速度処理が行なわれた後、デミスト能力増大
処理を抜け出して第3図のステップ42に入る。先のステ
ップ422で送風機2が「中高」速度で運転されていると
判断された場合にはステップ422からステップ424に進
み、「中高」速度よりも上の「高」速度処理が行なわれ
た後、デミスト能力増大処理を抜け出して第3図のステ
ップ42に入る。
一方、ステップ411でオンモードと判断された場合には
ステップ411からステップ425に移行し、送風機情報aに
基づいて送風機2の駆動の有無が判断され、送風機2が
駆動されていない場合に、ステップ425からステップ426
に移行して送風機2の「低」速運転処理が行なわれ、次
のステップ427でコンプレッサ23の駆動処理が行なわれ
た後、デミスト能力増大処理を抜け出して第3図のステ
ップ42に入る。先のステップ425で送風機2が駆動され
ていると判断された場合にはステップ425からステップ4
28に進み、オン/オフ情報gに基づきコンプレッサ23が
駆動されているか否かの判断が行なわれる。ステップ42
8でコンプレッサ22が駆動されていないと判断された場
合には、ステップ428からステップ429に移行してコンプ
レッサ23の駆動処理が行なわれた後、デミスト能力増大
処理を抜け出して第3図のステップ42に入る。先のステ
ップ428でコンプレッサ23が駆動されていると判断され
た場合にはステップ428からステップ430に進み、送風機
情報aに基づき送風機2が「中」速度で運転されている
か否かの判断が行なわれ、「中」速度で運転されていな
いと判断された場合には、ステップ430からステップ431
に移行して送風機2の「中」速度処理が行なわれた後、
デミスト能力増大処理を抜け出して第3図のステップ42
に入る。先のステップ430で送風機2が「中」速度で運
転されていると判断された場合には、ステップ430から
ステップ432に進み、運転情報aに基づき送風機2が
「中高」速度で運転されているか否かの判断が行なわれ
る。ステップ432で送風機2が「中高」速度で運転され
ていないと判断された場合には、ステップ432からステ
ップ433に移行して送風機2の「中高〕速度処理が行な
われた後、デミスト能力増大処理を抜け出して第3図の
ステップ42に入る。先のステップ432で送風機2が「中
高」速度であると判断された場合には、ステップ432か
らステップ434に進み、送風機2の「高」速度処理が行
なわれた後、デミスト能力増大処理を抜け出して第3図
のステップ42に入る。
このようにデミスト能力増大処理ではデミスト能力の段
階的増大が行なわれ、前回の制御内容よりも一段上の制
御内容が選択される。このようなデミスト能力増大処理
の後、第3図のステップ42に入り、マイクロコンピュー
タ6の内部タイマのスタート処理を経て、所定時間(例
えば60秒)の時間待ちが行なわれる(ステップ43)。待
ち時間の経過後、ステップ44におけるタイマリセットお
よびステップ45におけるフラグF1の「1」処理を経てス
テップ31に戻される。
ステップ31では結露センサ26を介して新たな湿度Rの取
り込みが行なわれる。フラグF1は「1」となっているの
でステップ32からステップ46に移行し、ステップ31で取
り込まれた新たな湿度RがレジスタBに格納される。湿
度RがレジスタBに格納された後に次のステップ47で新
たな湿度Rと第3の基準湿度R3(例えば50%)との間の
比較が行なわれる。この比較の結果、新たな湿度R<第
3の基準湿度R3となった場合にはデミストが不必要と判
断されてステップ36に移行し、新たな湿度R≧第3の基
準湿度R3となった場合にはステップ47からステップ48に
進み、レジスタAに格納されている前回の湿度とレジス
タBに格納されている今回の湿度との間の大小比較が行
なわれる。この結果、前回の湿度≦今回の湿度であれ
ば、ステップ48からステップ49に移行し、レジスタAの
内容がレジスタBの今回の湿度に更新された後、ステッ
プ41に入って上述したデミスト能力増大処理が行なわ
れ、前回よりも能力の高いデミスト制御が行なわれるこ
ととなる。一方、ステップ48で前回の湿度>今回の湿度
であれば、次のステップ50でレジスタAの内容がレジス
タBの今回の湿度に更新された後にステップ51に入り、
デミスト能力低減処理が行なわれ、前回よりも能力の低
いデミスト制御が行なわれることとなる。
デミスト能力低減処理の一例を第6図に示す。デミスト
能力低減処理が開始されると、デミスト能力増大処理の
場合と同様に、ステップ510で外気温度の取り込みが行
なわれ。次のステップ511で、取り込まれた外気温度に
基づいてオンモードかオフモードかの判断が行なわれ
る。
ステップ511でオフモードと判断された場合にはステッ
プ511からステップ512に進み、運転情報aに基づき送風
機2が「高」速運転されているか否かが判断される。ス
テップ512で送風機2が「高」速運転されていると判断
された場合には、ステップ512からステップ513に移行
し、第3図のステップ38で格納された送風機データXの
内容が「高」であるか否かの判断が行なわれる。この結
果。送風機データXが「高」で現在の送風機2の状態と
一致する場合にはデミスト能力低減処理を抜け出して第
3図のステップ36に入り、送風機データXが他の内容で
現在の送風機2の状態と一致しない場合にはステップ51
4で「高」よりも一段下の「中高」速運転処理が行なわ
れた後、デミスト能力低減処理を抜け出して第3図のス
テップ42に入る。先のステップ512で送風機2が「高」
速運転されていないと判断された場合には、ステップ51
2からステップ515に進み、運転情報aに基づき送風機2
が「中高」速度で運転されているか否かの判断が行なわ
れる。ステップ515で送風機2が「中高」速度で運転さ
れていると判断された場合には、ステップ515からステ
ップ516に移行し、送風機データXの内容が「中高」で
あるか否かの判断が行なわれる。この結果、送風機デー
タXが「中高」で現在の送風機2の状態と一致する場合
にはデミスト能力低減処理を抜け出して第3図のステッ
プ36に入り、送風機データXが他の内容で現在の送風機
2の状態と一致しない合にはステップ517で「中高」よ
りも一段下の「中」速運転処理が行なわれた後、デミス
ト能力低減処理を抜け出して第3図のステップ42に入
る。先のステップ515で送風機2が「中高」速度運転さ
れていないと判断された場合にはステップ515からステ
ップ518に進み、位置情報d,e,fに基づき吹出モードがDE
Fモードであるか否かの判断が行なわれる。ステップ518
でDEFモードと判断された場合には、ステップ518からス
テップ519に移行し、第3図のステップ40で格納された
吹出モードデータZの内容がDEFモードであるか否かの
判断が行なわれる。この結果、吹出モードデータZがDE
Fモードで現在の吹出モードと一致する場合にはデミス
ト能力低減処理を抜け出して第3図のステップ36に入
り、吹出モードデータZが他の内容で現在の吹出モード
と一致しない場合にはステップ520でDEFモードよりもデ
ミスト能力の低いFOOT/DEFモードに処理された後、デミ
スト能力低減処理を抜け出して第3図のステップ42に入
る。先のステップ518でDEFモードでないと判断された場
合にはステップ518からステップ521に進み、運転情報a
に基づき送風機2が「中」速で運転されているか否かの
判断が行なわれる。ステップ521で送風機2が「中」速
で運転されていると判断された場合にはステップ521か
らステップ522に移行し、送風機データXの内容が
「中」であるか否かの判断が行なわれる。この結果、送
風機データXが「中」で現在の送風機2の状態と一致す
る場合にはデミスト能力低減処理を抜け出して第3図の
ステップ36に入り、送風機データXが他の内容で現在の
送風機2の状態と一致しない場合にはステップ523で
「低」速運転処理が行なわれた後、デミスト能力低減処
理を抜け出して第3図のステップ42に入る。先のステッ
プ521で送風機2が「中」速度で運転されていないと判
断された場合にはステップ521からステップ524に進み、
位置情報d,e,fに基づき吹出モードがFOOT/DEFモードで
あるか否かの判断が行なわれる。ステップ524で吹出モ
ードがFOOT/DEFモードであると判断された場合にはステ
ップ524からステップ525に移行し、吹出モードデータZ
の内容がFOOT/DEFであるか否かの判断が行なわれる。こ
の結果、吹出モードデータZの内容がFOOT/DEFで現在の
吹出モードと一致する場合にはデミスト能力低減処理を
抜け出して第3図のステップ36に入り、吹出モードデー
タZが他の内容を有し現在の吹出モードと一致しない場
合にはステップ526で当該デミスト制御が開始される前
の吹出モードに戻された後にデミスト能力低減処理を抜
け出して第3図のステップ36に入る。
一方、ステップ511でオンモードと判断された場合には
ステップ511からステップ527に移行し、運転情報aに基
づき送風機2が「高」速運転であるか否かが判断されて
いる。ステップ527で送風機2が「高」速で運連されて
いると判断された場合には、ステップ527からステップ5
28に移行し、送風機データXの内容が「高」であるか否
かの判断が行なわれる。この結果、送風機データXの内
容が「高」で現在の送風機2の状態と一致する場合には
デミスト能力低減処理を抜け出して第3図のステップ36
に入り、送風機データXが他の内容で現在の送風機2の
状態と一致しない場合にはステップ529で送風機2の
「中高」速運転処理が行なわれた後にデミスト能力低減
処理を抜け出して第3図のステップ42に入る。先のステ
ップ527で送風機2が「高」速度運転されていないと判
断された場合にはステップ527からステップ530に進み、
運転情報aに基づき送風機2が「中高」速で運転されて
いるか否かの判断が行なわれる。ステップ530で送風機
2が「中高」速で運転されていると判断された場合に
は、ステップ530からステップ531に移行して、送風機デ
ータXの内容が「中高」であるか否かの判断が行なわれ
る。この結果、送風機データXの内容が「中高」で現在
の送風機2の状態と一致する場合にはデミスト能力低減
処理を抜け出して第3図のステップ36に入り、送風機デ
ータXが他の内容で一致しない場合にはステップ532で
送風機2の「中」速運転処理が行なわれた後にデミスト
能力低減処理を抜け出して第3図のステップ42に入る。
先のステップ530で送風機2が「中高」速運転されてい
ないと判断された場合には、ステップ530からステップ5
34に進み運転情報aに基づいて送風機2が「中」速度で
運転されているか否かの判断が行なわれる。ステップ53
4で送風機2が「中」速度で運転されていると判断され
た場合には、ステップ534からステップ535移行し、送風
機データXの内容が「中」であるか否かの判断が行なわ
れる。この結果、送風機データXの内容が「中」で現在
の送風機2の状態と一致する場合にはデミスト能力低減
処理を抜け出して第3図のステップ36に入り、送風機デ
ータXが他の内容で一致しない場合にはステップ536で
送風機2の「低」速運転処理が行なわれた後にデミスト
能力低減処理を抜け出して第3図のステップ42に入る。
先のステップ534で送風機2が「中」速度でないと判断
された場合には、ステップ534からステップ537に移行
し、オン/オフ情報gに基づきコンプレッサ23がオンか
否かの判断が行なわれる。ステップ537でコンプレッサ2
3が駆動されていると判断された場合には、ステップ537
からステップ538に移行し、第3図のステップ39で格納
されたコンプレッサデータYの内容がオンであるか否か
の判断が行なわれる。この結果コンプレッサデータYの
内容がオンで現在のコンプレッサ23の状態と一致する場
合にはデミスト能力低減処理を抜け出してステップ36に
入り、コンプレッサデータYの内容がオフで現在のコン
プレッサ23の状態と一致しない場合にはステップ539で
コンプレッサ23の非駆動処理の後にデミスト能力低減処
理を抜け出して第3図のステップ36に入る。先のステッ
プ537でコンプレッサ23が駆動されていないと判断され
た場合にはステップ537からステップ540に進み、運転情
報aに基づき送風機2が駆動されているか否かの判断が
行なわれる。ステップ540で送風機2が駆動されている
と判断された場合には、ステップ540からステップ541に
移行し、送風機データXの内容がオンであるか否かの判
断が行なわれる。この結果。送風機データXの内容がオ
ンデ現在の送風機2の状態と一致する場合にはデミスト
能力低減処理を抜け出してステップ36に入り、送風機デ
ータXが他の内容で一致しない場合にはステップ542で
送風機2の非駆動処理の後にデミスト能力低減処理を抜
け出してステップ36に入る。先のステップ540で送風機
2が駆動されていないと判断された場合には直ちにステ
ップ36に入る。
このようにデミスト能力低減処理では、デミスト能力の
段階的低減が行なわれ前回の制御内容よりも一段下の制
御内容が選択されると共に、デミスト能力低減段階で送
風機2,コンプレッサ23または吹出モードがデミスト開始
直前の状態と一致した場合に能力低減処理から抜け出す
ように構成されている。そのため、車室内空調制御より
も能力の低い状態でデミストが継続されることが防止さ
れ、車室内の快適性向上を図ることができる。
デミスト能力低減処理を通って第3図のステップ42に入
った場合には、前述したように、ステップ42のタイマス
タート、ステップ43の所定の時間待ち、ステップ44のタ
イマリセットおよびステップ45のフラグF1の「1」処理
を経てステップ31に戻され、再び新たな湿度の取り込み
が行なわれる。
ステップ36ではエアコンスイッチ27がオンされているか
否かの判断が行なわれる。エアコンスイッチ27がオンさ
れている場合には、従来周知の車室内空調制御(ステッ
プ52)に入り、空調制御情報およびエアミックスドアの
開度情報b等のフィードバック情報などに基づいて、車
室内が設定温度となるように、送風機2,エアミックスド
ア5,コンプレッサ23,モードドア14,15,16,インテークド
ア11の制御が行なわれる。ステップ52の車室内空調制御
の後にステップ53でフラグF1の「0」処理を経てステッ
プ31に戻される。ステップ36でエアコンスイッチ27がオ
ンされていない場合には直ちにステップ53に入り、その
後ステップ31に戻される。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、所定時間をはさん
で検出された窓ガラス内面の前回の湿度と今回の湿度と
に基づいてデミスト能力を増大または低減制御するよう
に構成したので、窓ガラス内面の曇りの程度に応じたデ
ミストが可能となり、デミスト時の室内の空調状態の悪
化防止に寄与すると共に、デミスト能力低減段階でデミ
スト能力低減時の被制御対象の状態がデミスト開始前の
状態と一致した場合に能力低減処理が行なわれないよう
に構成したので、車室内空調制御よりも能力の低い状態
でデミストが継続されるこが防止され、車室内の快適性
向上を図ることのできるデミスト制御装置を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成図、第2図は本発明の一実施例を
示す構成図、第3図は第2図の構成の動作フローチャー
ト、第4図はデミスト能力増大処理の一例を示すフロー
チャート、第5図はコンプレッサのオンモード/オフモ
ード判断の一例を説明するための説明図、第6図はデミ
スト能力低減処理の一例を示すフローチャートである。 2……送風機、3……エバポレータ、4……ヒータコ
ア、5……エアミックスドア、6……マイクロコンピュ
ータ、11……インテークドア、14……デフドア、15……
ベントドア、16……フロアドア、23……コンプレッサ、
26……結露センサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】窓ガラス内面の湿度を検出する湿度検出手
    段と、 検出された湿度に基づいてデミストの必要/不必要を判
    別するデミスト判別手段と、 デミストが必要とされている間所定時間毎に湿度の取り
    込みを行ない、前回取り込んだ湿度と今回取り込んだ湿
    度とを記憶する湿度記憶手段と、 デミスト能力が増大するように自動車用空調装置を制御
    するデミスト能力増大制御手段と、 デミスト能力が低減するように自動車用空調装置を制御
    するデミスト能力低減制御手段と、 前記湿度記憶手段から前回取り込んだ湿度と今回取り込
    んだ湿度とを入力し、今回取り込んだ湿度が前回取り込
    んだ湿度よりも大の場合に前記デミスト能力増大制御手
    段を選択し、今回取り込んだ湿度が前回取り込んだ湿度
    よりも小の場合に前記デミスト能力低減制御手段を選択
    する選択手段と、 前記デミスト判別手段によってデミストが必要とされた
    場合に、デミスト制御が開始される直前の自動車用空調
    装置の少なくとも送風機を含む被制御対象の状態を記憶
    する状態記憶手段と、 前記選択手段によってデミスト能力低減制御手段が選択
    されている場合に、前記被制御対象が前記状態記憶手段
    に記憶されているデミスト制御開始直前の状態と一致し
    た場合に前記デミスト能力低減制御手段によるデミスト
    能力低減制御を停止する停止手段とを有することを特徴
    とするデミスト制御装置。
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