JPH0746566Y2 - 自動車用空気調和装置 - Google Patents
自動車用空気調和装置Info
- Publication number
- JPH0746566Y2 JPH0746566Y2 JP4245890U JP4245890U JPH0746566Y2 JP H0746566 Y2 JPH0746566 Y2 JP H0746566Y2 JP 4245890 U JP4245890 U JP 4245890U JP 4245890 U JP4245890 U JP 4245890U JP H0746566 Y2 JPH0746566 Y2 JP H0746566Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stages
- blown
- control value
- fan
- air
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は自動車用空気調和装置に係り、特にデータ設定
の簡略化が可能な風量制御装置を有する自動車用空気調
和装置に関する。
の簡略化が可能な風量制御装置を有する自動車用空気調
和装置に関する。
(従来の技術とその問題点) 最近、いわゆるフルオートエアコンを装着する自動車が
多くなっている。このフルオートエアコンは、一度乗員
の好みの温度にセットすると、外気温度や日射量、車室
内温度等の情報を各種センサで検知し、車室内を常に快
適に保つように、吹出風温度や吹出風量、吸入口、吹出
口の選択等が自動的に制御されるようになっている(例
えば実開昭63-170306号公報参照)。その際、吹出風温
度や吹出風量、吸入口、吹出口の各制御はそれぞれエア
ミックスドアの開度、ファンの回転速度、インテークド
アの位置、各モードドアの位置を調節することにより行
われる。
多くなっている。このフルオートエアコンは、一度乗員
の好みの温度にセットすると、外気温度や日射量、車室
内温度等の情報を各種センサで検知し、車室内を常に快
適に保つように、吹出風温度や吹出風量、吸入口、吹出
口の選択等が自動的に制御されるようになっている(例
えば実開昭63-170306号公報参照)。その際、吹出風温
度や吹出風量、吸入口、吹出口の各制御はそれぞれエア
ミックスドアの開度、ファンの回転速度、インテークド
アの位置、各モードドアの位置を調節することにより行
われる。
これらのうち吹出風量の自動制御については、基本的に
例えば目標エアミックスドア開度に応じて吹出風量が決
定されており、吹出風量の段数も多段階(例えば8段
階)設定されきめ細かな風量制御が行われるようになっ
ているものが多い(第2図(A)(B)参照)。
例えば目標エアミックスドア開度に応じて吹出風量が決
定されており、吹出風量の段数も多段階(例えば8段
階)設定されきめ細かな風量制御が行われるようになっ
ているものが多い(第2図(A)(B)参照)。
このような吹出風量の段階可変制御を行うに当たって、
従来は、吹出風量の段数に関するデータ、及び同一の吹
出風量の段数を維持する基準となる目標エアミックスド
ア開度の境界値(あるいは領域)に関するデータをポイ
ントごとにすべて記憶させていた。そして、当該目標エ
アミックスドア開度を、これら記憶されているポイント
データと順次1つずつ比較していくことにより、当該目
標エアミックスドア開度における吹出風量の段数を決定
するようにしていた。
従来は、吹出風量の段数に関するデータ、及び同一の吹
出風量の段数を維持する基準となる目標エアミックスド
ア開度の境界値(あるいは領域)に関するデータをポイ
ントごとにすべて記憶させていた。そして、当該目標エ
アミックスドア開度を、これら記憶されているポイント
データと順次1つずつ比較していくことにより、当該目
標エアミックスドア開度における吹出風量の段数を決定
するようにしていた。
しかしながら、このような従来技術にあっては、データ
をポイントごとにすべて記憶させる必要があるため、吹
出風量の段数を記憶させる工程と同一の吹出風量段数を
維持する基準となる目標エアミックスドア開度の境界値
(あるいは領域)をすべて記憶させる工程を要し、デー
タ設定が煩雑である。
をポイントごとにすべて記憶させる必要があるため、吹
出風量の段数を記憶させる工程と同一の吹出風量段数を
維持する基準となる目標エアミックスドア開度の境界値
(あるいは領域)をすべて記憶させる工程を要し、デー
タ設定が煩雑である。
また、これに付随して、吹出風量の段数を多く設定する
ほど記憶させるべきデータ数が増大し、多くのメモリ容
量が必要となる。その他、車種ごとに吹出風量段数及び
基準目標エアミックスドア開度の設定が異なる場合には
その都度すべてのポイントについてデータを入れ替えな
ければならず、そのため多車種に対応することが困難で
ある。
ほど記憶させるべきデータ数が増大し、多くのメモリ容
量が必要となる。その他、車種ごとに吹出風量段数及び
基準目標エアミックスドア開度の設定が異なる場合には
その都度すべてのポイントについてデータを入れ替えな
ければならず、そのため多車種に対応することが困難で
ある。
本考案は上記従来技術の問題点を解決するためになされ
たものであり、データ設定が簡略な風量制御装置を有す
る自動車用空気調和装置を提供することを目的とする。
たものであり、データ設定が簡略な風量制御装置を有す
る自動車用空気調和装置を提供することを目的とする。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 前記目的を達成するための本考案は、車室内外に配設さ
れている各種センサの検出値に基づいてファンの吹出風
量段数を決定するための制御値を算出する制御値算出手
段と、前記吹出風量段数の決定基準とされる基準制御値
と該基準制御値における基準吹出風量段数とを記憶する
記憶手段と、前記吹出風量段数を同一に維持すべき前記
制御値の領域幅を記憶する領域幅記憶手段と、前記制御
値算出手段によって算出された制御値が前記記憶手段に
記憶されている基準制御値を基準として、前記風量段数
の何段目に相当する領域に存在するかを前記領域記憶手
段に記憶されている領域幅に基づいて演算し、当該制御
値における吹出風量段数を前記記憶手段に記憶されてい
る基準吹出風量段数から当該制御値の存在する風量段数
をずらして設定する吹出風量段数決定手段と、前記吹出
風量段数決定手段によって決定された吹出風量段数にな
るよう前記ファンを駆動するファン駆動手段とを有する
ことを特徴とする。
れている各種センサの検出値に基づいてファンの吹出風
量段数を決定するための制御値を算出する制御値算出手
段と、前記吹出風量段数の決定基準とされる基準制御値
と該基準制御値における基準吹出風量段数とを記憶する
記憶手段と、前記吹出風量段数を同一に維持すべき前記
制御値の領域幅を記憶する領域幅記憶手段と、前記制御
値算出手段によって算出された制御値が前記記憶手段に
記憶されている基準制御値を基準として、前記風量段数
の何段目に相当する領域に存在するかを前記領域記憶手
段に記憶されている領域幅に基づいて演算し、当該制御
値における吹出風量段数を前記記憶手段に記憶されてい
る基準吹出風量段数から当該制御値の存在する風量段数
をずらして設定する吹出風量段数決定手段と、前記吹出
風量段数決定手段によって決定された吹出風量段数にな
るよう前記ファンを駆動するファン駆動手段とを有する
ことを特徴とする。
(作用) 予め、基準制御値と基準吹出風量段数を記憶手段に、領
域幅を領域幅記憶手段にそれぞれ記憶させる。
域幅を領域幅記憶手段にそれぞれ記憶させる。
吹出風量段数決定手段は、制御値算出手段によって算出
された制御値を入力し、この制御値が記憶手段に記憶さ
れている基準制御値を基準として前記風量段数の何段目
に相当する領域に存在するかを領域幅記憶手段に記憶さ
れている領域幅に基づいて演算する。それから、当該制
御値における吹出風量段数を記憶手段に記憶されている
基準吹出段数から当該制御値の存在する風量段数をずら
して設定し、吹出風量段数を決定する。それからこの吹
出風量段数を出力する。
された制御値を入力し、この制御値が記憶手段に記憶さ
れている基準制御値を基準として前記風量段数の何段目
に相当する領域に存在するかを領域幅記憶手段に記憶さ
れている領域幅に基づいて演算する。それから、当該制
御値における吹出風量段数を記憶手段に記憶されている
基準吹出段数から当該制御値の存在する風量段数をずら
して設定し、吹出風量段数を決定する。それからこの吹
出風量段数を出力する。
それからファン駆動手段は、吹出風量段数決定手段によ
って決定された吹出風量段数になるようファンを駆動す
る。
って決定された吹出風量段数になるようファンを駆動す
る。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
る。
第1図は本考案の実施例に係る自動車用空気調和装置の
概略構成図であって、フルオート式のエアコンを示して
いる。
概略構成図であって、フルオート式のエアコンを示して
いる。
第1図に示すように、このフルオートエアコンは、車室
内外の空気を取入れるインテークユニット1と、インテ
ークユニット1で取入れられた空気を冷却するクーリン
グユニット9と、クーリングユニット9で冷却された空
気を加熱し、温度調節された空気を車室内に吹出すヒー
タユニット11とを有する。
内外の空気を取入れるインテークユニット1と、インテ
ークユニット1で取入れられた空気を冷却するクーリン
グユニット9と、クーリングユニット9で冷却された空
気を加熱し、温度調節された空気を車室内に吹出すヒー
タユニット11とを有する。
インテークユニット1は、外気側吸入口2と内気側吸入
口3とをインテークドア4により切り換え、ブロアファ
ン5をブロアファンモータ6で回転させて車室内外の空
気を選択的に取入れると共に取入れた空気をクーリング
ユニット7及びヒータユニット9に圧送する。ブロアフ
ァン5の送風量は、ブロアファンモータ6の印加電圧を
可変してブロアファン5の回転速度を調節することによ
り制御される。そのためブロアファンモータ6には、ブ
ロアファンモータ6の印加電圧を変化させるファンコン
トロール回路7が接続されている。ブロアファンモータ
6とファンコントロール回路7とでファン駆動手段が構
成されている。なお、インテークドア4の開閉は、イン
テークドアアクチュエータ8によって図示しないリンク
を介して行われる。
口3とをインテークドア4により切り換え、ブロアファ
ン5をブロアファンモータ6で回転させて車室内外の空
気を選択的に取入れると共に取入れた空気をクーリング
ユニット7及びヒータユニット9に圧送する。ブロアフ
ァン5の送風量は、ブロアファンモータ6の印加電圧を
可変してブロアファン5の回転速度を調節することによ
り制御される。そのためブロアファンモータ6には、ブ
ロアファンモータ6の印加電圧を変化させるファンコン
トロール回路7が接続されている。ブロアファンモータ
6とファンコントロール回路7とでファン駆動手段が構
成されている。なお、インテークドア4の開閉は、イン
テークドアアクチュエータ8によって図示しないリンク
を介して行われる。
クーリングユニット9にはエバポレータ10が設けられて
おり、インテークユニット1から送られてきた空気はこ
のエバポレータ10を通過する際熱交換されて冷却され
る。
おり、インテークユニット1から送られてきた空気はこ
のエバポレータ10を通過する際熱交換されて冷却され
る。
ヒータユニット11にはヒータコア11が設けられており、
クーリングユニット9で冷却された空気の全部又は一部
をエアミックスドア13によりヒータコア11に導いて熱交
換により加熱し、ヒータコア11をバイパスした空気とミ
ックスして車室内に吹出す空気の温度を調節する。吹出
空気の温度はエアミックスドア13の開度θによって決定
され、エアミックスドア13が全閉(フルクール位置)の
とき(図中のA位置)が吹出空気の温度は最も低く、全
開(フルホット位置)のとき(図中のB位置)吹出空気
温度が最高になる。こうして温度調節された空気は各モ
ードドア(ベントドア15a、フットドア15b、デフドア15
c)の開閉に応じてそれに対応する各モード吹出口(ベ
ント吹出口14a、フット吹出口14b、デフロスト吹出口14
c)から車室内に吹出される。車室内に吹出される空気
の量、つまり吹出風量は、前述のように、ブロアファン
5の回転速度を調節することにより制御される。なお、
エアミックスドア13の開閉及び各モードドア15a〜15cの
開閉は、それぞれエアミックスドアアクチュエータ16、
モードドアアクチュエータ17によって図示しないリンク
を介して行われる。
クーリングユニット9で冷却された空気の全部又は一部
をエアミックスドア13によりヒータコア11に導いて熱交
換により加熱し、ヒータコア11をバイパスした空気とミ
ックスして車室内に吹出す空気の温度を調節する。吹出
空気の温度はエアミックスドア13の開度θによって決定
され、エアミックスドア13が全閉(フルクール位置)の
とき(図中のA位置)が吹出空気の温度は最も低く、全
開(フルホット位置)のとき(図中のB位置)吹出空気
温度が最高になる。こうして温度調節された空気は各モ
ードドア(ベントドア15a、フットドア15b、デフドア15
c)の開閉に応じてそれに対応する各モード吹出口(ベ
ント吹出口14a、フット吹出口14b、デフロスト吹出口14
c)から車室内に吹出される。車室内に吹出される空気
の量、つまり吹出風量は、前述のように、ブロアファン
5の回転速度を調節することにより制御される。なお、
エアミックスドア13の開閉及び各モードドア15a〜15cの
開閉は、それぞれエアミックスドアアクチュエータ16、
モードドアアクチュエータ17によって図示しないリンク
を介して行われる。
エアコンの制御、つまり、図示しないコンプレッサの制
御や、エアミックスドア13による吹出風温度の制御、ブ
ロアファン5による吹出風量の制御、インテークドア4
による吸入口の制御、各モードドア15a〜15cによる吹出
口の制御等は、制御装置18により総合的に行われる。制
御装置18は各種の演算処理を実行するCPU19と、各種の
情報を記憶するRAM20及びROM21とで構成されている。吹
出風量の制御については、後述のように、CPU19が制御
値算出手段及び吹出風量段数決定手段を構成し、ROM21
が記憶手段及び領域幅記憶手段を構成している。
御や、エアミックスドア13による吹出風温度の制御、ブ
ロアファン5による吹出風量の制御、インテークドア4
による吸入口の制御、各モードドア15a〜15cによる吹出
口の制御等は、制御装置18により総合的に行われる。制
御装置18は各種の演算処理を実行するCPU19と、各種の
情報を記憶するRAM20及びROM21とで構成されている。吹
出風量の制御については、後述のように、CPU19が制御
値算出手段及び吹出風量段数決定手段を構成し、ROM21
が記憶手段及び領域幅記憶手段を構成している。
制御装置18には、車室内温度を検出する内気センサ22、
車外の温度を検出する外気センサ23、車室内に入射する
日射量を検出する日射センサ24、エンジン冷却水温度を
検出する水温センサ25がそれぞれ接続されており、これ
らの各種センサ22〜25はそれぞれ車室内外に配設されて
いる。
車外の温度を検出する外気センサ23、車室内に入射する
日射量を検出する日射センサ24、エンジン冷却水温度を
検出する水温センサ25がそれぞれ接続されており、これ
らの各種センサ22〜25はそれぞれ車室内外に配設されて
いる。
また、制御装置14には、前述したファンコントロール回
路7、インテークドアアクチュエータ8、エアミックス
ドアアクチュエータ16、及びモードドアアクチュエータ
17の他、図示しないコンプレッサの制御を行うコンプレ
ッサ制御部26がそれぞれ接続されている。なお、インテ
ークドアアクチュエータ8、エアミックスドアアクチュ
エータ16、及びモードドアアクチュエータ17はそれぞ
れ、インテークドア4、エアミックスドア13、各モード
ドア15a〜15cの位置を検出する機能をも有している。
路7、インテークドアアクチュエータ8、エアミックス
ドアアクチュエータ16、及びモードドアアクチュエータ
17の他、図示しないコンプレッサの制御を行うコンプレ
ッサ制御部26がそれぞれ接続されている。なお、インテ
ークドアアクチュエータ8、エアミックスドアアクチュ
エータ16、及びモードドアアクチュエータ17はそれぞ
れ、インテークドア4、エアミックスドア13、各モード
ドア15a〜15cの位置を検出する機能をも有している。
更に、エアコンを操作するコントロールパネル27が制御
装置18に接続されており、コントロールパネル24には各
種の操作スイッチ28〜32が配設されている。ダイヤル式
のスイッチ28はファンスイッチであって、これが図示す
るAUTOの位置にあるとき、ブロアファン5の吹出風量
は、後述するように、エアミックスドア13の目標開度に
応じて自動制御される。また、吹出風量を手動で選択す
ることもできる(LOWからHIまで例えば10段階に任意に
設定可能)。5つのボタン式スイッチからなるスイッチ
群29はモードスイッチであって、吹出口モードを自動制
御し若しくは所定のモードに固定する。ボタン式スイッ
チ30はRECスイッチであって、これを押すとインテーク
ドア4が内気循環3に固定される。ボタン式スイッチ31
はエアコンスイッチであって、図示しないコンプレッサ
のオン・オフ制御を行う。レバー式スイッチ32はテンプ
コントロールレバーであって、これにより車室内の温度
を例えば18℃〜32℃の範囲で任意に設定する。
装置18に接続されており、コントロールパネル24には各
種の操作スイッチ28〜32が配設されている。ダイヤル式
のスイッチ28はファンスイッチであって、これが図示す
るAUTOの位置にあるとき、ブロアファン5の吹出風量
は、後述するように、エアミックスドア13の目標開度に
応じて自動制御される。また、吹出風量を手動で選択す
ることもできる(LOWからHIまで例えば10段階に任意に
設定可能)。5つのボタン式スイッチからなるスイッチ
群29はモードスイッチであって、吹出口モードを自動制
御し若しくは所定のモードに固定する。ボタン式スイッ
チ30はRECスイッチであって、これを押すとインテーク
ドア4が内気循環3に固定される。ボタン式スイッチ31
はエアコンスイッチであって、図示しないコンプレッサ
のオン・オフ制御を行う。レバー式スイッチ32はテンプ
コントロールレバーであって、これにより車室内の温度
を例えば18℃〜32℃の範囲で任意に設定する。
制御装置18は、コントロールパネル27の各種操作スイッ
チ28〜32や各種センサ22〜125等からの入力信号を演算
処理して、ファンコントロール回路7やインテークドア
アクチュエータ8、エアミックスドアアクチュエータ1
6、モードアクチュエータ17、コンプレッサ制御部26等
を総合的に制御する。オート機能を選択した場合には、
一度好みの温度をセットすると、車室内を常に快適に保
つように、吹出風温度や吹出風量、吸入口、吹出口の選
択が自動制御される。
チ28〜32や各種センサ22〜125等からの入力信号を演算
処理して、ファンコントロール回路7やインテークドア
アクチュエータ8、エアミックスドアアクチュエータ1
6、モードアクチュエータ17、コンプレッサ制御部26等
を総合的に制御する。オート機能を選択した場合には、
一度好みの温度をセットすると、車室内を常に快適に保
つように、吹出風温度や吹出風量、吸入口、吹出口の選
択が自動制御される。
第2図(A)は吹出風量の自動制御時におけるその制御
特性を示す図である。
特性を示す図である。
第2図(A)に示すように、吹出風量、つまりブロアフ
ァンモータ6の印加電圧は、基本的に目標エアミックス
ドア開度に応じて決定される。本実施例では、この目標
エアミックスドア開度がブロアファン5の吹出風量の段
数を決定するための制御値である。エアミックスドア13
の中央位置付近にあるとき印加電圧は最も小さい段階
(例えば5.6V)にあり、中央位置付近からフルクール位
置(第1図のA位置)の方向あるいはフルホット位置
(第1図のB位置)の方向にずれるほど印加電圧1は大
きくなる(例えば10.5Vまで)。印加電圧が5.6V〜10.5V
の範囲で変化する可変領域は、吹出風量のチャタリング
を防止してその安定化を図るため、目標エアミックスド
ア開度が増大傾向にある場合(図中のC1とC2)と減少傾
向にある場合(図中のD1とD2)との間でヒステリシスが
形成されている。なお、エアミックスドア13がフルクー
ル位置付近にあるときにはブロアファンモータ6に最大
電圧(例えば電源電圧たる12V)がかかる。この場合に
もヒステリシスが形成されている。
ァンモータ6の印加電圧は、基本的に目標エアミックス
ドア開度に応じて決定される。本実施例では、この目標
エアミックスドア開度がブロアファン5の吹出風量の段
数を決定するための制御値である。エアミックスドア13
の中央位置付近にあるとき印加電圧は最も小さい段階
(例えば5.6V)にあり、中央位置付近からフルクール位
置(第1図のA位置)の方向あるいはフルホット位置
(第1図のB位置)の方向にずれるほど印加電圧1は大
きくなる(例えば10.5Vまで)。印加電圧が5.6V〜10.5V
の範囲で変化する可変領域は、吹出風量のチャタリング
を防止してその安定化を図るため、目標エアミックスド
ア開度が増大傾向にある場合(図中のC1とC2)と減少傾
向にある場合(図中のD1とD2)との間でヒステリシスが
形成されている。なお、エアミックスドア13がフルクー
ル位置付近にあるときにはブロアファンモータ6に最大
電圧(例えば電源電圧たる12V)がかかる。この場合に
もヒステリシスが形成されている。
第2図(B)には、例えば目標エアミックスドア開度が
増大傾向にある場合の可変領域(第2図(A)のC1と
C2)における制御特性が詳細に示されている。
増大傾向にある場合の可変領域(第2図(A)のC1と
C2)における制御特性が詳細に示されている。
第2図(B)に示すように、可変領域C1、C2において
は、吹出風量は例えば8段階設定されており、1段目
(印加電圧は5.6V)から8段目(印加電圧は10.5V)ま
ですべて等間隔である。また、同一の吹出風量段数を維
持する目標エアミックスドア開度の幅もすべての吹出風
量段数について等しく設定されている。
は、吹出風量は例えば8段階設定されており、1段目
(印加電圧は5.6V)から8段目(印加電圧は10.5V)ま
ですべて等間隔である。また、同一の吹出風量段数を維
持する目標エアミックスドア開度の幅もすべての吹出風
量段数について等しく設定されている。
このような段階制御を可変領域C1、C2において行うため
には、目標エアミックスドア開度を算出し、この算出さ
れた目標エアミックスドア開度における吹出風量段数を
決定しなければならない。第3図は第2図(B)を書き
替えた図であり、この第3図を使用して吹出風量段数の
決定方法を説明する。
には、目標エアミックスドア開度を算出し、この算出さ
れた目標エアミックスドア開度における吹出風量段数を
決定しなければならない。第3図は第2図(B)を書き
替えた図であり、この第3図を使用して吹出風量段数の
決定方法を説明する。
第3図では、縦軸に第2図(B)のブロアファンモータ
印加電圧に代わってファン段数(つまり吹出風量段数)
を変数とし、横軸の変数たる目標エアミックスドア開度
をXで表わす。そして、ファン段数相互の目標エアミッ
クスドア開度Xの境界値を小さい方から順にそれぞれ、
第3図に示すように、X1〜X7(可変領域C1の場合)、X8
〜X14(可変領域C2の場合)で表わす。前述の如く境界
値X1〜X7の各相互間の幅、及び境界値X8〜X14の各相互
間の幅はすべて等しく、この幅をΔXで表わす。なお、
Mは目標エアミックスドア開度Xの中央位置を表わす。
印加電圧に代わってファン段数(つまり吹出風量段数)
を変数とし、横軸の変数たる目標エアミックスドア開度
をXで表わす。そして、ファン段数相互の目標エアミッ
クスドア開度Xの境界値を小さい方から順にそれぞれ、
第3図に示すように、X1〜X7(可変領域C1の場合)、X8
〜X14(可変領域C2の場合)で表わす。前述の如く境界
値X1〜X7の各相互間の幅、及び境界値X8〜X14の各相互
間の幅はすべて等しく、この幅をΔXで表わす。なお、
Mは目標エアミックスドア開度Xの中央位置を表わす。
これらの各種データのうち、可変領域C1では始点として
境界値X1〜X7の一端たるX1と、始点X1に対応するファン
段数8段目とをROM21に記憶させ、可変領域C2では始点
として境界値X8〜X14の一端たるX8と、始点X8に対応す
るファン段数1段目とをROM21に記憶させる。始点X1及
びX8はそれぞれ吹出風量段数(ファン段数)の決定基準
となる基準制御値であり、始点X1に対応するファン段数
8段目及び始点X8に対応するファン段数1段目はそれぞ
れ基準吹出風量段数である。この場合のROM21は記憶手
段を構成している。また、境界値X1〜X7、X8〜X14各相
互間の幅ΔXも、吹出風量段数(ファン段数)を同一に
維持すべき制御値(目標エアミックスドア開度X)の領
域幅として、ROM21に記憶させる。この場合のROM21は領
域幅記憶手段を構成している。更に、目標エアミックス
ドア開度Xの中央位置MもROM21に記憶させておく。
境界値X1〜X7の一端たるX1と、始点X1に対応するファン
段数8段目とをROM21に記憶させ、可変領域C2では始点
として境界値X8〜X14の一端たるX8と、始点X8に対応す
るファン段数1段目とをROM21に記憶させる。始点X1及
びX8はそれぞれ吹出風量段数(ファン段数)の決定基準
となる基準制御値であり、始点X1に対応するファン段数
8段目及び始点X8に対応するファン段数1段目はそれぞ
れ基準吹出風量段数である。この場合のROM21は記憶手
段を構成している。また、境界値X1〜X7、X8〜X14各相
互間の幅ΔXも、吹出風量段数(ファン段数)を同一に
維持すべき制御値(目標エアミックスドア開度X)の領
域幅として、ROM21に記憶させる。この場合のROM21は領
域幅記憶手段を構成している。更に、目標エアミックス
ドア開度Xの中央位置MもROM21に記憶させておく。
制御値たる目標エアミックスドア開度Xの算出は、CPU1
9が、テンプコントロールレバー32を操作してセットし
た設定温度、及び内気センサ22、外気センサ23、日射セ
ンサ24からの入力信号を演算処理して算出する。この場
合のCPU19は制御値算出手段を構成している。
9が、テンプコントロールレバー32を操作してセットし
た設定温度、及び内気センサ22、外気センサ23、日射セ
ンサ24からの入力信号を演算処理して算出する。この場
合のCPU19は制御値算出手段を構成している。
第4図は目標エアミックスドア開度Xにおけるファン段
数を決定するための演算処理を実行するCPU19のその動
作フローチャートであって、この場合のCPU19は吹出風
量段数決定手段を構成している。
数を決定するための演算処理を実行するCPU19のその動
作フローチャートであって、この場合のCPU19は吹出風
量段数決定手段を構成している。
吹出風量段数決定手段たるCPU19は、まず、制御値算出
手段たるCPU19により算出された目標エアミックスドア
開度Xを入力する(S1)。
手段たるCPU19により算出された目標エアミックスドア
開度Xを入力する(S1)。
それから、ROM21に記憶されている中央位置Mを読み取
り、XがM以下か否か判断する(S2)。この判断は、ミ
ックスドア13をフルホット位置、あるいはフルクール位
置のいずれかの方向にずらすかを決定するためのもので
あって、吹出風量段数の決定に関与するものではない。
S2の判断の結果、XがM以下ならばS3に進み、XがMよ
り大きければS8に進む。なお、XがM以下であることは
Xが可変領域C1に存在すること、また、XがMより大き
いことはXが可変領域C2に存在することをそれぞれ意味
する。
り、XがM以下か否か判断する(S2)。この判断は、ミ
ックスドア13をフルホット位置、あるいはフルクール位
置のいずれかの方向にずらすかを決定するためのもので
あって、吹出風量段数の決定に関与するものではない。
S2の判断の結果、XがM以下ならばS3に進み、XがMよ
り大きければS8に進む。なお、XがM以下であることは
Xが可変領域C1に存在すること、また、XがMより大き
いことはXが可変領域C2に存在することをそれぞれ意味
する。
S2の判断としてXがM以下の場合、CPU19は、ROM21に記
憶されている始点X1とX1に対応するファン段数8段目と
を読み取り、それぞれFCをX1に、FDを8段目に設定し、
RAM20に記憶する(S3)。ここで、FCはXと大小比較す
るための比較用データであって、境界値X1〜X7のいずれ
か1つに相当する(S8以下では境界値X8〜X14のいずれ
か1つに相当する)。また、FDはXとFCの比較時におけ
るファン段数である。
憶されている始点X1とX1に対応するファン段数8段目と
を読み取り、それぞれFCをX1に、FDを8段目に設定し、
RAM20に記憶する(S3)。ここで、FCはXと大小比較す
るための比較用データであって、境界値X1〜X7のいずれ
か1つに相当する(S8以下では境界値X8〜X14のいずれ
か1つに相当する)。また、FDはXとFCの比較時におけ
るファン段数である。
それから、CPU19は、XがRAM20に記憶されているFC以下
か否か判断する(S4)。
か否か判断する(S4)。
S4の判断としてXがFC以下の場合、CPU19は、RAM20に記
憶されているFCに対応するFDを読み取り、このFDをファ
ン段数として決定する(S7)。
憶されているFCに対応するFDを読み取り、このFDをファ
ン段数として決定する(S7)。
これに対し、S4の判断としてXがFCより大きい場合、CP
U19は、FDとFCの各情報を書き換える。つまり、現在のF
Dから1だけ減じた値(FD-1)を新たなFDとしてRAM20に
記憶すると共に、現在のFCにΔXを加えた値(FC+Δ
X)新たなFCとしてRAM20に記憶する(S5)。
U19は、FDとFCの各情報を書き換える。つまり、現在のF
Dから1だけ減じた値(FD-1)を新たなFDとしてRAM20に
記憶すると共に、現在のFCにΔXを加えた値(FC+Δ
X)新たなFCとしてRAM20に記憶する(S5)。
それから、CPU19は、書き換えたFDが1段目か否か判断
する(S6)。
する(S6)。
S6の判断としてFDが1段目の場合、CPU19は、ファン段
数を1段目に決定する(S7)。
数を1段目に決定する(S7)。
これに対し、S6の判断としてFDが1段目でない場合には
S4に戻る。そして、ファン段数が決定される(S7)ま
で、S4→S5→S6→S4というループを順次繰り返す。
S4に戻る。そして、ファン段数が決定される(S7)ま
で、S4→S5→S6→S4というループを順次繰り返す。
他方、S2の判断としてXがMより大きい場合、CPU19
は、ROM21に記憶されている始点X8とX8に対応するファ
ン段数1段目とを読み取り、それぞれFCをX8に、FDを1
段目に設定し、RAM20に記憶する(S8)。
は、ROM21に記憶されている始点X8とX8に対応するファ
ン段数1段目とを読み取り、それぞれFCをX8に、FDを1
段目に設定し、RAM20に記憶する(S8)。
それから、CPU19は、XがRAM20に記憶されているFC以下
か否か判断する(S9)。
か否か判断する(S9)。
S9の判断としてXがFC以下の場合、CPU19は、RAM20に記
憶されているFCに対応するFDを読み取り、このFDをファ
ン段数として決定する(S7)。
憶されているFCに対応するFDを読み取り、このFDをファ
ン段数として決定する(S7)。
これに対し、S9の判断としてXがFCより大きい場合、CP
U19は、RAM20に記憶されているFDとFCの各情報を書き換
えて、新しいFDを現在のFDに1だけ加えた値(FD+1)
に、新しFCを現在のFCにΔXを加えた値(FC+ΔX)に
それぞれ設定する(S10)。
U19は、RAM20に記憶されているFDとFCの各情報を書き換
えて、新しいFDを現在のFDに1だけ加えた値(FD+1)
に、新しFCを現在のFCにΔXを加えた値(FC+ΔX)に
それぞれ設定する(S10)。
それから、CPU19は、書き換えたFDが8段目か否か判断
する(S11)。
する(S11)。
S11の判断としてFDが8段目なら、CPU19は、ファン段数
を8段目に決定する(S7)。
を8段目に決定する(S7)。
これに対し、S11の判断としてFDが8段目でない場合に
はS9に戻る。そして、ファン段数が決定される(S7)ま
で、S9→S10→S11→S9というループを順次繰り返す。
はS9に戻る。そして、ファン段数が決定される(S7)ま
で、S9→S10→S11→S9というループを順次繰り返す。
このようにXをFCと順次比較していくという演算処理を
経て、入力された目標エアミックスドア開度XがROM21
に記憶されている基準制御値たるX1あるいはX8から何段
階外れた領域に存在するか算出され、この外れた領域の
段数分だけROM21に記憶されている基準吹出風量段数た
る8段目あるいは1段目からずらして当該Xにおけるフ
ァン段数が決定されるようになっている。
経て、入力された目標エアミックスドア開度XがROM21
に記憶されている基準制御値たるX1あるいはX8から何段
階外れた領域に存在するか算出され、この外れた領域の
段数分だけROM21に記憶されている基準吹出風量段数た
る8段目あるいは1段目からずらして当該Xにおけるフ
ァン段数が決定されるようになっている。
例えば、算出された目標エアミックスドア開度XがX2と
X3の間にあるとき(X2<X<X3)のCPU19の動作のフローは
以下の通りである。S1(X入力)→S2(X<M)→S3
(FC=X1、FD=8)→S4(X>X1)→S5(FD=7、FC=X2)→S6
(FD≠1)→S4(X>X2)→S5(FD=6、FC=X3)→S6(FD
≠1)→S4(X<X3)→S7(ファン段数6段目と決
定)。
X3の間にあるとき(X2<X<X3)のCPU19の動作のフローは
以下の通りである。S1(X入力)→S2(X<M)→S3
(FC=X1、FD=8)→S4(X>X1)→S5(FD=7、FC=X2)→S6
(FD≠1)→S4(X>X2)→S5(FD=6、FC=X3)→S6(FD
≠1)→S4(X<X3)→S7(ファン段数6段目と決
定)。
こうして決定されたファン段数の信号は制御装置18から
ファンコントロール回路7に出力され、ファンコントロ
ール回路7はブロアファンモータ6のそのファン段数に
相当する電圧を印加する。
ファンコントロール回路7に出力され、ファンコントロ
ール回路7はブロアファンモータ6のそのファン段数に
相当する電圧を印加する。
従って、本実施例によれば、可変領域でのファン段数の
決定に当たり、予めROM21に記憶させておくべきデータ
として、1つの可変領域C1(又はC2)について、1つの
FCの始点X1(又はX8)とこの始点X1(又はX8)における
ファン段数8段目(又は1段目)、並びに幅ΔXを記憶
させるだけで済むので、データ設定が極めて簡略とな
る。それゆえ、車種ごとにファン段数や同一段階の領域
幅等が異なる場合であっても、容易に対応することがで
きる。また、メモリ容量が少なくて済み、その分残りの
メモリ容量を他の制御の方に回すことができる。
決定に当たり、予めROM21に記憶させておくべきデータ
として、1つの可変領域C1(又はC2)について、1つの
FCの始点X1(又はX8)とこの始点X1(又はX8)における
ファン段数8段目(又は1段目)、並びに幅ΔXを記憶
させるだけで済むので、データ設定が極めて簡略とな
る。それゆえ、車種ごとにファン段数や同一段階の領域
幅等が異なる場合であっても、容易に対応することがで
きる。また、メモリ容量が少なくて済み、その分残りの
メモリ容量を他の制御の方に回すことができる。
なお、本実施例では、Xの属する領域を算出してファン
段数を決定する演算処理方法として、FCやFDを書き換え
ながら1段1段XをFCと比較していくという方法を採用
しているが、具体的な演算処理方法はこれに限らない。
例えば、XとX1との差をΔXで割ることによりXの属す
る領域を認識する方法が考えられる。
段数を決定する演算処理方法として、FCやFDを書き換え
ながら1段1段XをFCと比較していくという方法を採用
しているが、具体的な演算処理方法はこれに限らない。
例えば、XとX1との差をΔXで割ることによりXの属す
る領域を認識する方法が考えられる。
また、本実施例では、目標エアミックスドア開度が増大
傾向にある場合の可変領域C1とC2における段階制御を例
にとって説明してきたが、目標エアミックスドア開度が
減少傾向にある場合の可変領域D1とD2における段階制御
についても同様であり(第2図(A)参照)、データ設
定はFCの始点とそのファン段数、並びに幅だけで済む。
傾向にある場合の可変領域C1とC2における段階制御を例
にとって説明してきたが、目標エアミックスドア開度が
減少傾向にある場合の可変領域D1とD2における段階制御
についても同様であり(第2図(A)参照)、データ設
定はFCの始点とそのファン段数、並びに幅だけで済む。
[考案の効果] 以上の説明により明らかなように、本考案によれば、デ
ータ設定の簡略化が図られ、メモリ容量が少なくて済む
他、多車種にも容易に対応可能である。
ータ設定の簡略化が図られ、メモリ容量が少なくて済む
他、多車種にも容易に対応可能である。
第1図は本考案の一実施例に係る自動車用空気調和装置
の概略構成図、第2図(A)はその風量制御特性を示す
図、第2図(B)は第2図(A)の風量制御特性の一部
詳細図、第3図はデータ設定の説明を供するため第2図
(B)を書き直した図、第4図は第1図に示すCPUの動
作フローチャートである。 5……ブロアファン(ファン)、6……ブロアファンモ
ータ(ファン駆動手段)、7……ファンコントロール回
路、(ファン駆動手段)、13……エアミックスドア、19
……CPU(制御値算出手段、吹出風量段数決定手段)、2
1……ROM(記憶手段、領域幅記憶手段)、22〜24……各
種センサ、28……ファンスイッチ、θ……エアミックス
ドア開度(制御値)、X1、X8……始点(基準制御値)、
ΔX……幅(領域幅)。
の概略構成図、第2図(A)はその風量制御特性を示す
図、第2図(B)は第2図(A)の風量制御特性の一部
詳細図、第3図はデータ設定の説明を供するため第2図
(B)を書き直した図、第4図は第1図に示すCPUの動
作フローチャートである。 5……ブロアファン(ファン)、6……ブロアファンモ
ータ(ファン駆動手段)、7……ファンコントロール回
路、(ファン駆動手段)、13……エアミックスドア、19
……CPU(制御値算出手段、吹出風量段数決定手段)、2
1……ROM(記憶手段、領域幅記憶手段)、22〜24……各
種センサ、28……ファンスイッチ、θ……エアミックス
ドア開度(制御値)、X1、X8……始点(基準制御値)、
ΔX……幅(領域幅)。
Claims (1)
- 【請求項1】車室内外に配置されている各種センサ(2
2,23,24)の決定値に基づいてファン(5)の吹出風量
段数を決定するための制御値を算出する制御値算出手段
(19)と、 前記吹出風量段数の決定基準とされる基準制御値と該基
準制御値における基準吹出風量段数とを記憶する記憶手
段と、 前記吹出風量段数を同一に維持すべき前記制御値の領域
幅を記憶する領域幅記憶手段(21)と、 前記制御値記憶手段(19)によって算出された制御値が
前記記憶手段(21)に記憶されている基準制御値を基準
として、前記風量段数の何段目に相当する領域に存在す
るかを前記領域記憶手段(21)に記憶されている領域幅
に基づいて演算し、当該制御値における吹出風量段数を
前記記憶手段(21)に記憶されている基準吹出風量段数
から当該制御値の存在する風量段数をずらして設定する
吹出風量段数決定手段(19)と、 前記吹出風量段数決定手段(19)によって決定された吹
出風量段数になるように前記ファン(5)を駆動するフ
ァン駆動手段(6、7)とを有することを特徴とする自
動車用空気調和装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4245890U JPH0746566Y2 (ja) | 1990-04-23 | 1990-04-23 | 自動車用空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4245890U JPH0746566Y2 (ja) | 1990-04-23 | 1990-04-23 | 自動車用空気調和装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH042713U JPH042713U (ja) | 1992-01-10 |
JPH0746566Y2 true JPH0746566Y2 (ja) | 1995-10-25 |
Family
ID=31554021
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4245890U Expired - Lifetime JPH0746566Y2 (ja) | 1990-04-23 | 1990-04-23 | 自動車用空気調和装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0746566Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-04-23 JP JP4245890U patent/JPH0746566Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH042713U (ja) | 1992-01-10 |
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