JPH0696238A - マイクロコンピュータのリセット回路 - Google Patents

マイクロコンピュータのリセット回路

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JPH0696238A
JPH0696238A JP4241643A JP24164392A JPH0696238A JP H0696238 A JPH0696238 A JP H0696238A JP 4241643 A JP4241643 A JP 4241643A JP 24164392 A JP24164392 A JP 24164392A JP H0696238 A JPH0696238 A JP H0696238A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
reset
circuit
voltage detection
count
Prior art date
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Pending
Application number
JP4241643A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinori Ueno
恵紀 上野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Electric Co Ltd
Priority to JP4241643A priority Critical patent/JPH0696238A/ja
Publication of JPH0696238A publication Critical patent/JPH0696238A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】遅延時間を最小的で正確にセットする。 【構成】リセット回路20を、システムクロック信号C
LKをカウントしてそのカウント値が設定値となったと
きにカウントアップ信号Tupを出力する遅延回路21
と、電圧検出信号Svが入力状態である場合に入力され
たカウントアップ信号Tupを保持しつつリセット解除
信号RST(Hレベル)を生成出力するフリップ・フロ
ップ回路22とから構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロコンピュータ
のリセット回路に関する。
【0002】
【従来の技術】マイクロコンピュータでは安定動作保障
のために、電源電圧が正常値に立上がった後も一定時間
だけリセット状態がアクティブとなっていなければなら
ない。また、リセット解除状態とするとき迄には、シス
テムクロックが安定発振されていなければならない。
【0003】かくして従来は、図3に示す如く、電源電
圧Vpが規定電圧以上の正常値となった場合に電圧検出
信号Svを出力する電圧検出回路10を設け、この電圧
検出回路10から入力された電圧検出信号SvをCRの
時定数で決まる設定時間だけ遅延させてその経過後に例
えばHレベルのリセット出力信号RSTつまりリセット
解除信号を生成出力する遅延回路から形成しリセット回
路20Pを設けている。なお、電圧検出信号Svが消滅
すれば、リセット出力信号RSTはLレベルとなる。つ
まり、リセット信号を生成出力する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、遅延回路(2
0P)がコンデンサCと抵抗Rとから形成されているの
で構造簡単であるが、コンデンサC,抵抗Rをいかに慎
重に選択してもその特性のバラツキや温度変化から、遅
延時間を正確にセットすることができない。このため
に、遅延時間はいきおい十二分に余裕のある値となって
しまう。例えば、CPUのリセット期間が32μsであ
るのに対して150msの遅延時間がセットされる。し
かし、一層の高速処理が望まれるに至り、かかる遅延時
間の余裕も許され難くなっている。
【0005】また、遅延時間を都度に設定変更して所期
値にセットできたとしても、システムクロック信号が安
定的に発振出力されていなければリセット解除状態とす
る意味がない。つまり、電源電圧の検出だけでは妥当性
あるリセット・リセット解除の運用に支障を来たす。
【0006】本発明の目的は、システムクロック信号の
安定発振状態を確認しつつ遅延時間を過不足なく正確に
セットできるマイクロコンピュータのリセット回路を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るマイクロコ
ンピュータのリセット回路は、電源電圧が正常値となっ
たときに出力される電圧検出信号の入力時から設定時間
経過後にリセット解除信号を生成出力しかつ電圧検出信
号が消滅した場合にリセット信号を生成出力するマイク
ロコンピュータのリセット回路であって、前記電圧検出
信号が入力された場合にシステムクロック信号のカウン
ト動作を開始するとともにカウント値が予めセットされ
た設定値以上となったことを条件にカウントアップ信号
を出力しかつ電圧検出信号が消滅した場合にカウント動
作を停止する遅延回路と、電圧検出信号の入力状態中に
入力された該カウントアップ信号を保持しつつリセット
解除信号を生成出力しかつ電圧検出信号が消滅した場合
にクリア状態となってリセット信号を生成出力するフリ
ップ・フロップ回路とから形成したことを特徴とする。
【0008】
【作用】上記構成による本発明では、電圧検出信号が入
力されるとリセット回路の一部を形成する遅延回路はシ
ステムクロック信号のカウント動作を開始し、カウント
値が設定値以上となるとカウントアップ信号を出力す
る。すると、フリップ・フロップ回路がカウントアップ
信号を保持しつつリセット解除信号を生成出力する。し
たがって、遅延時間を正確かつ最小限にセットできると
ともにリセット解除状態とするとき迄にはシステムクロ
ック信号が安定発振されていることを確約できる。電圧
検出信号が消滅すれば、遅延回路,フリップ・フロップ
回路がともにクリアされるのでリセット信号を生成出力
できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1,図2を参照し
て説明する。図1において、1はシステムクロック信号
CLKを発振出力する発振器、10は電圧検出回路、2
0は遅延回路21とフリップ・フロップ回路22とから
なるリセット回路である。
【0010】まず、電圧検出回路10は、電源電圧Vp
が、予めセットされた設定値に到達した場合に、つまり
正常値となった場合に電圧検出信号Svを出力する。な
お、正常値を例えば+5Vとした場合、設定値は図2
(A),(B)に示す如くやや低圧として先行検出する
ものとしている。
【0011】さて、遅延回路21は、図1に示す如く、
電圧検出信号Svが図2(B)に示す時刻t1で入力さ
れると、同(C)に示すシステムクロック信号CLKを
カウントする。そして、カウント値が予めセットされた
設定値以上となったことを条件に同(D)に示すカウン
トアップ信号Tupを出力する。安定発振出力されたシ
ステムクロック信号CLKは周波数が一定であるから、
設定値をセットすることは遅延時間を決定したことにな
る。設定値は可変セットできる。なお、電圧検出信号S
vが消滅するとクリア状態となってカウントを停止す
る。
【0012】また、フリップ・フロップ回路22は、J
−Kフリップ・フロップ素子からなり、端子Jにはカウ
ントアップ信号Tup、クロック端子にはシステムクロ
ック信号CLKがそれぞれに入力されかつ端子Kは接地
されている。したがって、電圧検出信号Svが消滅(L
レベル)している間は端子Qからのリセット出力RST
がLレベルであるが、電圧検出信号Svが入力状態(H
レベル)中でかつカウントアップ信号Tupが入力(H
レベル)されると、Hレベルに変化する。ここに、リセ
ット出力RSTがHレベルである場合をリセット解除信
号といい、反対にLレベルである場合をリセット信号と
いうものとする。
【0013】かかる構成の実施例によれば、システムを
起動すると電源電圧Vpが図2(A)に示すように除々
に上昇し、正常値(例えば、+5V)となると電圧検出
信号Svは“L”→“H”に変化する。つまり、電圧検
出回路10から同(B)の電圧検出信号Svが出力(H
レベル)される。
【0014】すると、遅延回路21がシステムクロック
信号CLKをカウントし、カウント値が予めセットされ
た設定値となったときにカウントアップ信号Tupを出
力する。すなわち、駆動電源Vpが正常値となりかつシ
ステムクロック信号CLKが安定発振されていれば、必
要十分にして最小的な設定値だけ遅延させてカウントア
ップ信号Tupを出力する。これに対して、システムク
ロック信号CLKが安定発振されていなければ、歯抜け
や周波数不均一によって、カウント値が設定値と等しく
なる迄の時間が長くなる。つまり、遅延時間が長くな
る。また、途中で電源電圧Vpが不安定となって正常値
よりも電圧低下すれば、電圧検出信号Svが消滅(Lレ
ベル)するからクリア状態となりカウントは中止され
る。
【0015】かくして、フリップ・フロップ回路22で
は、端子Jにカウントアップ信号Tupが入力(Hレベ
ル)されると、システムクロック信号CLKに同期させ
てそれを保持しつつ端子Qからリセット解除信号(Hレ
ベルのRST)を出力する。したがって、リセット解除
状態となる迄には、システムクロック信号CLKが安定
発振されていることになる。
【0016】しかして、この実施例によれば、システム
クロック信号CLKをカウントしてそのカウント値が設
定値となったときにカウントアップ信号Tupを出力す
る遅延回路21と、電圧検出信号Svが入力状態にある
場合に入力されたカウントアップ信号Tupを保持しつ
つリセット解除信号RST(Hレベル)を生成出力する
フリップ・フロップ回路22とから構成されているの
で、必要十分で最小的な遅延時間を正確にセットできか
つシステムクロック信号の安定発振を確認した上でリセ
ット解除できる。よって、高速かつ常に安定した処理を
行える。
【0017】また、遅延回路21とフリップ・フロップ
回路22とは、電圧検出信号Svが出力(Hレベル)さ
れたときに駆動されかつ消滅(Lレベル)したときにク
リアされるものとされているので、電源電圧Vpが正常
値となったことを条件に働き、途中に電圧低下があった
場合にはリセット解除されないのでセフティーサイドと
なる。
【0018】さらに、遅延回路21は、遅延時間を決め
る設定値を可変セットできるので、適用性が広い。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、システムクロック信号
をカウントしてそのカウント値が設定値となったときに
カウントアップ信号を出力する遅延回路と、電圧検出信
号が入力状態にある場合に入力されたカウントアップ信
号を保持しつつリセット解除信号を生成出力するフリッ
プ・フロップ回路とから構成されているので、必要十分
で最小的な遅延時間を正確にセットできかつシステムク
ロック信号の安定発振を確認した上でリセット解除でき
る。よって、高速かつ常に安定した処理を行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す回路図である。
【図2】同じく、動作を説明するためのタイミングチャ
ートである。
【図3】従来例を説明するための回路図である。
【符号の説明】
1 発振器 10 電圧検出回路 20 リセット回路 21 遅延回路 22 フリップ・フロップ回路 CLK システムクロック信号 Sv 電圧検出信号 Tup カウントアップ信号 RST リセット出力(H→リセット解除信号,L→リ
セット信号)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源電圧が正常値となったときに出力さ
    れる電圧検出信号の入力時から設定時間経過後にリセッ
    ト解除信号を生成出力しかつ電圧検出信号が消滅した場
    合にリセット信号を生成出力するマイクロコンピュータ
    のリセット回路であって、 前記電圧検出信号が入力された場合にシステムクロック
    信号のカウント動作を開始するとともにカウント値が予
    めセットされた設定値以上となったことを条件にカウン
    トアップ信号を出力しかつ電圧検出信号が消滅した場合
    にカウント動作を停止する遅延回路と、電圧検出信号の
    入力状態中に入力された該カウントアップ信号を保持し
    つつリセット解除信号を生成出力しかつ電圧検出信号が
    消滅した場合にクリア状態となってリセット信号を生成
    出力するフリップ・フロップ回路とから形成したことを
    特徴とするマイクロコンピュータのリセット回路。
JP4241643A 1992-09-10 1992-09-10 マイクロコンピュータのリセット回路 Pending JPH0696238A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4241643A JPH0696238A (ja) 1992-09-10 1992-09-10 マイクロコンピュータのリセット回路

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JP4241643A JPH0696238A (ja) 1992-09-10 1992-09-10 マイクロコンピュータのリセット回路

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Publication Number Publication Date
JPH0696238A true JPH0696238A (ja) 1994-04-08

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ID=17077370

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JP4241643A Pending JPH0696238A (ja) 1992-09-10 1992-09-10 マイクロコンピュータのリセット回路

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1997024652A1 (en) * 1995-12-29 1997-07-10 Advanced Micro Devices, Inc. Integrated circuit reset incorporating battery monitor and watchdog timer
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