JPH0695668A - 自動演奏装置 - Google Patents

自動演奏装置

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JPH0695668A
JPH0695668A JP4268178A JP26817892A JPH0695668A JP H0695668 A JPH0695668 A JP H0695668A JP 4268178 A JP4268178 A JP 4268178A JP 26817892 A JP26817892 A JP 26817892A JP H0695668 A JPH0695668 A JP H0695668A
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弘 宮本
Takuya Nakada
卓也 中田
Hiroyuki Iwase
裕之 岩瀬
Keizo Terui
啓三 照井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 楽音パターンデータ作成の労力増大、および
メモリ容量増大を抑制しつつ、多様な楽曲を自動演奏で
きるようにする。 【構成】 ROM6には、複数の楽音パターンデータ
と、この楽音パターンデータ間の切換情報を有する切換
パターンデータとがプリセットされている。そして、C
PU1は、切換パターンデータに従って自動演奏制御を
行う際は、上記切換情報に基づいて楽音パターンデータ
内のイベントデータを読出して音源回路5に出力し、サ
ウンドシステムSSにより発音させる。すなわち、切換
パターンデータ内にはイベントデータそのものは含まれ
ていないが、上記の読出制御により間接的にイベントデ
ータが含まれていることとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、予め記憶した複数の楽
音パターンデータと、これら楽音パターンデータの演奏
順序とに基づいて自動的に演奏を行う自動演奏装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】自動演奏装置では、一般に、ピッチ(音
高)データ等からなるノートイベントデータと、該ノー
トイベントデータの発生タイミングを示すタイミングデ
ータなどからなる楽音データを演奏順に予め記憶してお
き、その楽音データを順次読出して音源モジュールを放
音制御することにより自動演奏を行っている。
【0003】このような自動演奏装置において、特にリ
ズム演奏の場合など1つの楽曲の中で繰返し部分が多く
出現する楽曲の場合には、1曲分の楽音データを初めか
ら終わりまで全て記憶することなく、1小節〜数小節の
長さの複数の楽音パターンデータを記憶し、これら楽音
パターンデータの演奏順序をプログラムするようにして
いる。この楽音パターン方式では、楽音データそのもの
を1曲分プログラムすることなく、例えば楽音パターン
のパターンNo.をプログラムすることにより、楽曲の
プログラムが容易になり、かつメモリ容量を低減できる
という利点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の楽音パ
ターン方式では、予め記憶された楽音パターンを単位と
して演奏順序をプログラムしているため、同一の楽音パ
ターンの繰返し使用頻度が高くなり、単調な楽曲になり
がちであった。
【0005】一方、楽曲の単調さをなくすために楽音パ
ターンの数を増やすと、楽音パターンデータの作成の労
力が増え、メモリ容量も増大するという問題があった。
【0006】本発明は、このような事情の下になされた
もので、その目的は、楽音パターンデータ作成の労力増
大、およびメモリ容量増大を抑制しつつ、多様な楽曲を
自動演奏できるようにすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、第1の発明による自動演奏装置は、複数の楽音パタ
ーンデータを記憶する第1の記憶手段と、該第1の記憶
手段に記憶された各楽音パターンデータを分割した分割
区間を接続してなる楽音パターンデータを形成すべく、
複数の楽音パターンデータ間の演奏切換えを指示する切
換指示データを記憶した第2の記憶手段と、該第2の記
憶手段の切換指示データに従って自動演奏を行う際、当
該第2の記憶手段から順次読出した切換指示データに基
づいて前記第1の記憶手段から楽音パターンデータを途
中で切換えつつ読出す読出制御手段とを備えている。
【0008】上記の目的を達成するため、第2の発明に
よる自動演奏装置は、演奏の小節内タイミングを管理す
るタイミング手段と、前記小節内タイミングに対応して
発音タイミングを規定された楽音データが複数集まって
構成する楽音パターンデータを複数組記憶する第1の記
憶手段と、前記第1の記憶手段に記憶されている楽音パ
ターンデータを前記タイミング手段によって管理される
小節内タイミングに対応して順次読出す第1の読出手段
と、前記第1の読出手段で読出された楽音パターンデー
タに基づいて演奏する演奏手段と、前記第1の記憶手段
に記憶される第1組の楽音パターンデータに基づく演奏
を前記第1の記憶手段に記憶される第2組の楽音パター
ンデータに基づく演奏に切換えるよう指示する切換え指
示データを、切換えるべき小節内タイミングに対応して
記憶する第2の記憶手段と、前記第2の記憶手段から切
換え指示データを読出す第2の読出手段と、前記タイミ
ング手段が管理する小節内タイミングに基づき前記第2
の読出手段によって読出された切換え指示データによる
切換えを指示する切換え指示手段と、前記切換え指示手
段による切換え指示が対応する小節内タイミングに対応
して規定されている楽音データから第2組の楽音パター
ンデータを読出すよう前記第1の読出手段を制御する制
御手段とを備え、1または複数の前記切換え指示データ
を1組として切換えパターンデータを形成するととも
に、さらに、前記第1の記憶手段に記憶されている楽音
パターンデータおよび前記切換えパターンデータの演奏
順を表す演奏順データを演奏曲に対応して記憶する第3
の記憶手段と、演奏曲を指定する演奏曲指定手段と、前
記演奏曲指定手段によって指定された演奏曲に対応する
演奏順データを前記第3の記憶手段から読出す第3の読
出手段と、前記第3の読出手段によって読出された演奏
順データに基づいて前記対応する楽音パターンデータお
よび前記切換えパターンデータを順次指定するパターン
指定手段とを備えている。
【0009】
【作用】第1の発明において、第1の記憶手段は、複数
の楽音パターンデータを記憶している。
【0010】第2の記憶手段は、第1の記憶手段に記憶
された各楽音パターンデータを分割した分割区間を接続
してなる楽音パターンデータを形成すべく、複数の楽音
パターンデータ間の演奏切換えを指示する切換指示デー
タを記憶している。すなわち、第2の記憶手段は、第1
の記憶手段に記憶されていない新たな楽音パターンデー
タを形成したものであるが、第1の記憶手段内の複数の
楽音パターンデータを任意に分割した分割区間の楽音パ
ターンデータそのものを記憶することなく、分割区間の
楽音パターンデータ間の接続情報として機能する切換指
示データを記憶することにより、音パターンデータの作
成労力、およびメモリ容量が低減されている。
【0011】そして、読出制御手段は、第2の記憶手段
の切換指示データに従って自動演奏を行う際、第2の記
憶手段から順次読出した切換指示データに基づいて前記
第1の記憶手段から楽音パターンデータを途中で切換え
つつ読出す。
【0012】従って、楽音パターンデータ作成の労力増
大、およびメモリ容量増大を抑制しつつ、多様な楽曲を
自動演奏できるようになる。
【0013】第2の発明において、タイミング手段は、
例えば、分解能の最小単位としての32分音符に対応す
る時間間隔で発生されるクロック信号を、各小節に入る
毎にカウント開始し、1小節分のクロック信号のカウン
トが終了した時点でカウント値をリセットするなどし
て、小節内タイミングを管理する。
【0014】第1の記憶手段は、前記小節内タイミング
に対応して発音タイミングを規定された楽音データが複
数集まって構成する楽音パターンデータを複数組記憶し
ており、この楽音パターンデータを構成する楽音データ
は、タイミング手段によって管理される小節内タイミン
グに対応して第1の読出手段によって順次読出されて演
奏手段により演奏される。
【0015】第2の記憶手段は、第1の記憶手段に記憶
される第1組の楽音パターンデータに基づく演奏を第1
の記憶手段に記憶される第2組の楽音パターンデータに
基づく演奏に切換えるよう指示する切換え指示データ
を、切換えるべき小節内タイミングに対応して記憶して
おり、この切換え指示データは、第2の読出手段によっ
て読出される。
【0016】そして、切換え指示データが読出される
と、切換え指示手段は、タイミング手段が管理する小節
内タイミングに基づいて、切換え指示データによる切換
えを指示する。すると、制御手段は、切換え指示手段に
よる切換え指示が対応する小節内タイミングに対応して
規定されている楽音データより演奏順の遅い第2組の楽
音パターンデータを読出すよう第1の読出手段を制御す
る。すなわち、制御手段は、第1組の楽音パターンデー
タの演奏途中で切換え指示がなされたとき、その切換え
指示がなされた小節内タイミング以降の第2組の楽音パ
ターンデータを読出し、その前に演奏された第1組の楽
音パターンデータに対応する部分の第2組の楽音パター
ンデータは読出さない。
【0017】なお、1または複数の前記切換え指示デー
タを1組として切換えパターンデータが形成されてお
り、第3の記憶手段には、第1の記憶手段に記憶されて
いる楽音パターンデータおよび形成された前記切換えパ
ターンデータの演奏順を表す演奏順データが演奏曲に対
応して記憶されている。
【0018】そして、演奏曲指定手段によって演奏曲が
指定されると、第3の読出手段は、指定された演奏曲に
対応する演奏順データを第3の記憶手段から読出し、パ
ターン指定手段は、読出された演奏順データに基づいて
前記対応する楽音パターンデータおよび前記切換えパタ
ーンデータを順次指定する。
【0019】この指示がなされると、タイミング手段、
第1の記憶手段、第1の読出手段、演奏手段、第2の記
憶手段、第2の読出手段、切換え指示手段、および制御
手段の上記の各動作により、楽音パターンデータおよび
前記切換えパターンデータに対応する楽音データが順次
演奏される。
【0020】このように、第2の発明による自動演奏装
置では、切換えパターンデータも楽音パターンデータと
同様に取り扱って演奏制御することにより、演奏制御が
複雑になるのを回避し、演奏制御の簡易化を図ってい
る。
【0021】また、第2の記憶手段は、楽音パターンデ
ータそれ自体を記憶することなく、第1の記憶手段内の
各楽音パターンデータ間の切換え指示データを記憶する
ことによって新たな楽音パターンデータを形成している
ので、第1の発明による自動演奏装置と同様に、楽音パ
ターンデータ作成の労力増大、およびメモリ容量増大を
抑制しつつ、多様な楽曲を自動演奏できるようになる。
【0022】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0023】図1は、本発明の一実施例による自動演奏
装置を適用した電子楽器の概略ブロック図である。本電
子楽器は、CPU1を中核として、マニュアル演奏制
御、或いは自動演奏制御を行うものであり、CPU1
は、マニュアル演奏時には鍵盤KBの押鍵操作に応答し
て演奏制御を行い、自動演奏時にはROM6にプリセッ
トされた演奏データに基づいて自動演奏制御を行う。
【0024】CPU1には、バスラインBUSを介し
て、鍵盤回路2、スイッチ検出回路3、表示回路4、音
源回路5、ROM6、RAM7、及びタイマ8が接続さ
れている。また、鍵盤回路2には鍵盤KBが接続され、
スイッチ検出回路3には自動演奏用の楽曲(ソング)を
選択するための選曲スイッチ、マニュアル演奏モード、
自動演奏モード等の各種のモードを設定するモード設定
スイッチなどの各種のスイッチSWが接続され、音源回
路5にはサウンドシステムSSが接続されている。
【0025】鍵盤回路2は、鍵盤KBの押鍵状態を検出
し、押圧鍵が離鍵されるまでの間、押鍵状態であること
を示すキーオン信号と、どの鍵が押圧されたかを示すキ
ーコード信号と、押鍵速度を示す信号とを発生し、バス
ラインBUSを介してCPU1に供給する。なお、押鍵
速度(ベロシティ)を示す信号は、押鍵の強さを示す信
号として処理される。
【0026】スイッチ検出回路3は、各スイッチSWの
オン/オフ状態を検出し、その検出信号をバスラインB
USを介してCPU1に供給する。
【0027】表示回路4は、操作されたスイッチSWに
対応するモード、楽曲名などの演奏関連情報をCPU1
の制御に従って表示する。
【0028】音源回路5は、CPU1の指示に基づいて
各種の楽音信号(デジタル信号)を発生し、サウンドシ
ステムSSに出力する。
【0029】サウンドシステムSSは、D/A変換器、
増幅回路、スピーカを含み、音源回路5から与えられた
デジタルの楽音信号をD/A変換器によりアナログ信号
に変換し、アナログ信号に変換された楽音信号を増幅回
路により増幅してスピーカにより発音させる。
【0030】ROM6には、演奏制御を行うための各種
のプログラムの他に、自動演奏を行うための演奏データ
としてリズムデータがプリセットされている。このリズ
ムデータは、本実施例では、図2〜図4に示したような
ソングデータ、楽音パターンデータ、切換パターンデー
タの3階層に別けられ、これらソングデータ、楽音パタ
ーンデータ、切換パターンデータは、それぞれ複数個ず
つプリセットされている。
【0031】各ソングデータは、1曲分のリズム演奏情
報により構成され、図2に示したように、演奏テンポ、
各ソングデータを互いに識別するためのソングNo.な
どの情報からなるヘッダ情報と、複数の楽音パターンデ
ータ(切換パターンデータを含む)間でパターンを互い
に識別するためのパターンNo.とにより構成されてい
る。なお、パターンNo.は演奏順に配列されている。
【0032】各楽音パターンデータと各切換パターンデ
ータは、1小節〜数小節(例えば2小節)分のリズム演
奏情報により構成され、各パターンデータには所定のパ
ターンNo.が割当てられている。
【0033】各楽音パターンデータは、図3に示したよ
うに、パターンNo.、識別フラグ、MAXMEAS、
MAXCLKなどの情報からなるヘッダ情報と、ノート
イベントの処理タイミング(このタイミングをイベント
タイミングと呼ぶ)と、ノートイベントとにより構成さ
れている。識別フラグは、楽音パターンデータである
か、或いは切換パターンデータであるかを示すフラグで
あり、「0」の場合は楽音パターンデータを示し、
「1」の場合は切換パターンデータを示している。MA
XMEASは該パターンの小節数、MAXCLKは1小
節分のクロック数を示している。イベントタイミング
は、小節の先頭から計時した場合のタイミングを示すも
ので、小節頭からのクロック数で表されており、その直
後のノートイベントの処理タイミングを示している。ノ
ートイベントは、ハイハットシンバル、スネアドラム、
バスドラムなどの打楽器音の種類を示すノートNo.
と、打楽器音の強さを示すベロシティとにより構成され
ている。なお、MAXMEASで示される小節数は、当
該楽音パターンデータが1小節分のパターンデータの場
合には「0」、2小節分のパターンデータの場合には
「1」という値をとる。また、MAXCLKで示される
1小節分のクロック数は、後述する分解能の最小単位を
基準としたクロック数で示されている。
【0034】各切換パターンデータは、各楽音パターン
データを任意に分割した分割パターンを連結して楽音パ
ターンのバリエーションを増大させるためのものであ
り、図4に示したように、ヘッダ情報と、切換タイミン
グと、切換先パターンNo.とにより構成されている。
ヘッダ情報は、楽音パターンデータの場合と同様のパタ
ーンNo.、識別フラグ、MAXMEAS、MAXCL
Kの情報の他に、複数の楽音パターンデータの中から最
初に演奏すべきものとして選択された楽音パターンデー
タのパターンNo.(これを初期演奏パターンNo.と
いう)を含んでいる。なお、各切換パターンデータにお
ける小節数とクロック数とは、楽音パターンデータにお
ける小節数とクロック数と一致している。切換タイミン
グは、当該切換タイミングの次に示された切換先パター
ンNo.に対応する楽音パターンデータへ切換えるべき
タイミングを示している。なお、この切換タイミング
も、イベントタイミングと同様に各小節の先頭から計時
したタイミング(クロック数)を示している。
【0035】例えば、図5(a)に示したように、ヘッ
ダ情報中の初期演奏パターンNo.として楽音パターン
No.「A」がプリセットされ、切換タイミングt1、
t2、t3、t4の次にそれぞれ切換先パターンNo.
として楽音パターンNo.「B」、「A」、「C」、
「B」がプリセットされている場合には、図5(b)に
実線で示したように、楽音パターンNo.「A」、
「B」、「A」、「C」、「B」の順に切換えられて演
奏される。この場合、例えば楽音パターンNo.「C」
は、タイミングt3〜t4の区間のノートイベントが演
奏されるといったように、各楽音パターンNo.は、切
換パターンデータにおいて示された切換タイミングに対
応する区間のノートイベントが演奏される。
【0036】このように、切換パターンデータは、楽音
パターンデータの実際のイベントデータをプリセットし
たものではなく、切換るべき楽音パターンデータのパタ
ーンNo.をプリセットしているので、プリセットすべ
きデータ量が少なくなり、プリセット作業が楽になると
共に、メモリ容量の増大を抑制することができる。
【0037】RAM7は、演奏制御を行う際のワークエ
リアとして活用される。
【0038】タイマ8は、与えられたテンポ情報に応じ
た処理タイミングをCPU1に対して指示する機能を有
している。例えば、4分音符を60/96秒で演奏する
テンポ、すなわち1分間に4分音符を96回演奏するテ
ンポの場合において、テンポの分解能の最小単位を32
分音符であるとすると、32分音符の長さに相当する
{(60/96)×(4/32)}秒の間隔で処理タイ
ミングを指示する。
【0039】次に、自動演奏制御動作を図6〜図9のフ
ローチャートに基づいて説明する。そして、フローチャ
ートをステップ順に概説した後で具体例で詳細に説明す
る。
【0040】モード設定スイッチにより自動演奏モード
が設定され、選曲スイッチによりソングデータが選曲さ
れると、CPU1は、まず、選曲されたソングデータの
ヘッダ情報を読出し、そのヘッダ情報中のテンポをタイ
マ8に供給する(図6のステップS1)。すると、タイ
マ8は、それ以降、そのテンポに応じた時間間隔でCP
U1に対して割込みをかけて、処理タイミングを指示す
る(図9のステップS80参照)。
【0041】次に、CPU1は、選曲されたソングデー
タ中の最初のパターンNo.をセットする(図6のステ
ップS2)。そして、セットされたパターンNo.に対
応する楽音パターンデータ、または切換パターンデータ
のヘッダ情報を読出す(ステップS3)。続いて、読出
したヘッダ情報中のMAXMEAS(小節数)、MAX
CLK(クロック数)を、それぞれレジスタMAXME
AS、レジスタMAXCLKにセットし(ステップS
4)、識別フラグが「1」であり、切換パターンデータ
を示しているか否かを判断する(ステップS5)。
【0042】その結果、切換パターンデータを示してい
る場合には、読出したヘッダ情報中の初期演奏パターン
No.をセットし(ステップS6)、切換パターンデー
タ中の最初の切換タイミングをレジスタTIME1にセ
ットして(ステップS7)、ステップS8に進む。一
方、識別フラグが「0」であり、楽音パターンデータを
示している場合には、ステップS6、S7をスキップし
てステップS8に進む。
【0043】ステップS8では、レジスタTIME2に
最初のイベントタイミングをセットする。そして、タイ
マ8から処理タイミング信号が割込み入力されるのを待
ち(ステップS9)、処理タイミング信号が割込み入力
されると、現在、切換パターンデータに基づいた演奏制
御を実行中であるか否かを判断する(ステップS1
0)。
【0044】その結果、切換パターンデータに基づいた
演奏制御を実行中であれば、さらに、カウンタCLK内
のクロック数がレジスタTIME1内の切換タイミング
(クロック数)に達したか否かを判断する(ステップS
11)。その結果、達したときは、次の切換先パターン
No.をセットし(ステップS12)、カウンタMEA
SとカウンタCLKとで示される現在の演奏位置以降の
楽音パターンデータのデータをサーチし、そのサーチ範
囲の最初のイベントタイミングをレジスタTIME2に
セットする(ステップS13)。そして、現在演奏対象
となっている切換パターンデータ内の次のデータがエン
ドデータであるか否かを判断し(ステップS14)、エ
ンドデータでなければ、次の切換タイミングをレジスタ
TIME1にセットして(ステップS15)、ステップ
S16に進む。
【0045】なお、ステップS10にて、切換パターン
データではなく楽音パターンデータに基づいた演奏制御
を実行中であると判断されたとき、ステップS11に
て、カウンタCLK内のクロック数がレジスタTIME
1内の切換タイミング(クロック数)に達していないと
判断されたとき、およびステップS14にて現在演奏対
象となっている切換パターンデータの次のデータがエン
ドデータであると判断されたときは、いずれもステップ
S16に進む。
【0046】ステップS16では、カウンタCLK内の
クロック数がレジスタTIME2内のイベントタイミン
グ(クロック数)に達したか否かを判断する。その結
果、達していないときはステップS20に進み、達して
いるときは、現在のレジスタTIME2内のイベントタ
イミングに対応するイベントデータを音源回路5に出力
する(ステップS17)。そして、現在演奏対象となっ
ている楽音パターンデータ内の次のデータがエンドデー
タであるか否かを判断し(ステップS18)、エンドデ
ータであれば直ちにステップS20に進み、エンドデー
タでなければ、次のイベントタイミングをレジスタTI
ME2にセットして(ステップS19)、ステップS2
0に進む。
【0047】ステップS20では、カウンタCLK内の
クロック数がレジスタMAXCLK内のクロック数に達
したか否かを判断する。その結果、達していないとき
は、カウンタCLK内のクロック数を1だけインクリメ
ントして(ステップS21)、ステップS9に戻り、次
の処理タイミングの指示がタイマ8から出力されるのを
待つ。この説明から推測できるように、カウンタCLK
内のクロック数は、処理タイミングの指示が行われるご
と更新される。
【0048】一方、カウンタCLK内のクロック数がレ
ジスタMAXCLK内のクロック数に達したときは、更
に、カウンタMEAS内の小節数がレジスタMAXME
AS内の小節数に達したか否かを判断する(ステップS
22)。その結果、達していないときは、カウンタMA
XMEAS内の小節数を1だけインクリメントし、カウ
ンタCLK内のクロック数を「0」にリセットして(ス
テップS23)、ステップS9に戻る。
【0049】カウンタMEAS内の小節数がレジスタM
AXMEAS内の小節数に達したときは、ソングデータ
内の次のデータがエンドデータであるか否かを判断し
(ステップS24)、エンドデータであれば、図示省略
したメインフローにリターンし、自動演奏を終了する。
エンドデータでなければ、ソングデータ内の次のパター
ンNo.をセットし(ステップS25)、カウンタME
SA内の小節数、およびカウンタCLK内のクロック数
を「0」にリセットして(ステップS26)、ステップ
S3に戻る。
【0050】次に、上記の動作を具体例で説明する。
【0051】今、図10(a)に示したソングデータが
選曲されたものとする。このソングデータでは、図10
(b)、(c)に各々示したパターンNo.「A」、
「B」の楽音パターンデータと、図10(d)に示した
パターンNo.「N」の切換パターンデータが使用され
ている。図10(b)、(c)、(d)の各パターンの
内容を楽譜の形で示すと、それぞれ図11(a)、
(b)、(c)のようになる。なお、本例はリズムパタ
ーンの例であるので、図11の楽譜では直観的に把握で
きるように符長をも示したが、実際にはノートイベント
の中に符長データは含まれていない。また、図10
(b)、(c)、(d)に各々示したパターンNo.
「A」、「B」、「N」の楽音パターンデータは、2/
4拍子であり、本実施例では分解能の最小単位が32分
音符であり、1小節には32分音符が16個含まれるの
で、MAXCLKは、16−1=15(カウンタCLK
の初期値は「0」であるのでマイナス1されている)と
なっている。
【0052】図10(a)に示したソングデータの場
合、テンポは4分音符を1分間に96回演奏する速さで
あり、かつ、分解能の最小単位は32分音符であるの
で、上記フローチャートのステップS1でテンポをセッ
トすると、タイマ8は、32分音符の長さに相当する
{(60/96)×(4/32)}秒の間隔で処理タイ
ミングを指示する。また、図10(a)に示したソング
データの場合、最初のパターンNo.は「A」であるの
で、ステップS2ではパターンNo.「A」をセットす
る。そして、ステップS3でパターンNo.「A」のヘ
ッダ情報を読出し、ステップS4でレジスタMAXME
ASに「1」、レジスタMAXCLKに「15」をセッ
トする。そして、現在は切換パターンではないパターン
No.「A」がセットされているので、ステップS5を
経由してステップS8に進み、レジスタTIME2にパ
ターンNo.「A」の最初のイベントタイミング「0」
をセットする。なお、現段階では、カウンタMEAS、
CLKは双方とも「0」にリセットされている。
【0053】このような状況下では、ステップS9、S
10を経由してステップS16に進む。そして、現時点
ではカウンタCLK内のクロック数とレジスタTIME
2内のイベントタイミング(クロック数)は共に「0」
であるので、ステップS17に進み、パターンNo.
「A」の最初の4分音符に相当するノートイベントが音
源回路5に出力される。そして、ステップS18を経て
ステップS19に進み、レジスタTIME2にパターン
No.「A」の次のイベントタイミング(クロック数)
「8」がセットされる。そして、ステップS20を経
て、ステップS21に進み、カウンタCLK内のクロッ
ク数をプラス1して、ステップS9に戻る。
【0054】そして、ステップS21のインクリメント
処理によりカウンタCLK内のクロック数がレジスタT
IME2内のイベントタイミング(クロック数)「8」
に達するまでの間は、ステップS9、S10、S16、
S20、S21、S9のループを循環する。
【0055】カウンタCLK内のクロック数が「8」に
達したときは、ステップS16を経てステップS17に
進み、パターンNo.「A」のイベントタイミング(ク
ロック数)「8」、すなわち2番目の4分音符に対応す
るノートイベントが出力される。そして、ステップS1
9にて、次の2分音符のイベントタイミング「0」がレ
ジスタTIME2にセットされる。その後は、ステップ
S21の処理によりカウンタCLK内のクロック数がイ
ンクリメントされ、レジスタMAXCLK内のクロック
数「15」に達するまでの間は、ステップS20、S2
1、S9、S10、S16、S20のループを循環す
る。
【0056】カウンタCLK内のクロック数がレジスタ
MAXCLK内のクロック数「15」に達したときは、
ステップS20を経てステップS22に進み、カウンタ
MEAS内の小節数がレジスタMAXMEAS内の小節
数に達したか否かを判断するが、この時点ではまだ達し
ていないので、ステップS23にて、カウンタMEAS
内の小節数がプラス1されて「1」になり、カウンタC
LK内のクロック数が「0」にリセットされる。
【0057】そして、ステップS9、S10を経てステ
ップS16に進んだとき、カウンタCLKのクロック数
とレジスタTIME2内のイベントタイミング(クロッ
ク数)がともに「0」であり、一致すると判断されて、
ステップS17に進み、パターンNo.「A」の2分音
符に相当するノートイベントが出力される。そして、次
のデータはエンドデータであるので、それ以降は、ステ
ップS21のインクリメント処理によりカウンタCLK
内のクロック数がレジスタMAXCLK内のクロック数
「15」に達するまでの間は、ステップS20、S2
1、S9、S10、S16、S20のループを循環す
る。
【0058】そして、カウンタCLK内のクロック数が
レジスタMAXCLK内のクロック数「15」に達した
ときは、ステップS22に進み、カウンタMEAS内の
小節数がレジスタMAXMEAS内の小節数に達したか
否かを判断する。このとき、カウンタMEAS小節数は
「1」になっており、レジスタMAXMEAS内の小節
数「1」に達しているので、ステップS24に進み、ソ
ングデータ内の次のデータがエンドか否かが判断され
る。この時点では、まだパターンNo.「A」の演奏が
終わったばかりであり、次のパターンNo.「N」がま
だ演奏されていないので、ステップS25にて次のパタ
ーンNo.「N」をセットし、ステップS26にてカウ
ンタMEAS、CLKを「0」にリセットして、ステッ
プS3に戻る。
【0059】そして、ステップS3にて、パターンN
o.「N」のヘッダ情報を読出し、ステップS4にて、
ヘッダ情報中のMAXMEAS(小節数)、MAXCL
K(クロック数)を各々レジスタMAXMEAS、MA
XCLKにセットする。次に、ステップS5に進んで切
換パターンであるか否かを判断する。この場合、パター
ンNo.「N」は、切換パターンであるので、ステップ
S6に進んで、パターンNo.「N」の切換パターンの
ヘッダ情報中の初期演奏パターンNo.「A」をセット
する。次に、ステップS7にて、パターンNo.「N」
の切換パターンにおける最初の切換タイミング「7」を
レジスタTIME1にセットする。そして、ステップS
8にて、パターンNo.「N」の切換パターンにおける
初期演奏パターンNo.「A」の最初のイベントタイミ
ング「0」をレジスタTIME2にセットする。
【0060】この場合は、演奏対象のパターンが切換パ
ターンとなっているので、ステップS9、S10を経
て、ステップS11に進む。現時点では、カウンタCL
K内のクロック数は「0」となっており、レジスタTI
ME1内の切換タイミング(クロック数)「7」に達し
ていないので、ステップS11を経てステップS16に
進む。現時点では、カウンタCLK、レジスタTIME
2の内容は共に「0」となっており一致するので、ステ
ップS17に進んで、パターンNo.「N」の切換パタ
ーンにおける初期演奏パターンNo.「A」の最初のイ
ベントデータが出力される。
【0061】そして、ステップS18を経てステップS
19に進み、初期演奏パターンNo.「A」の次のイベ
ントタイミング「8」をレジスタTIME2にセットす
る。それ以降は、ステップS21のインクリメント処理
によりカウンタCLK内のクロック数がレジスタTIM
E1内の切換タイミング(クロック数)「7」に達する
までの間は、ステップS20、S21、S9、S10、
S11、S16、S20のループを循環する。
【0062】そして、カウンタCLK内のクロック数が
「7」に達したときは、ステップS11を経てステップ
S12に進み、その切換タイミング「7」に対応する切
換先パターンNo.「B」がセットされる。そして、ス
テップS13に進んで、切換先パターンNo.「B」に
ついてカウンタMEAS、CLKで示される現在の演奏
位置以降のデータをサーチし、その範囲の最初のイベン
トタイミング「12」をレジスタTIME2にセットす
る。すなわち、初期演奏パターンNo.「A」の2番目
の4分音符に対応するイベントタイミング「7」は、そ
の初期演奏パターンNo.「A」の2番目の4分音符に
対応するイベントデータが演奏される前に、切換先パタ
ーンNo.「B」の2番目の音符(8分音符)に対応す
るイベントタイミングに変更される。
【0063】そして、ステップS14、S15を経由し
てステップS16に進み、以後、カウンタCLK内のク
ロック数がレジスタTIME2内のイベントタイミング
(クロック数)「12」に達するまでの間、ステップS
20、S21、S19、S10、S11、S16のルー
プを循環する。
【0064】カウンタCLK内のクロック数がレジスタ
TIME2内のイベントタイミング(クロック数)「1
2」に達したときは、ステップS16を経由してステッ
プS17に進み、切換先パターンNo.「B」の2番目
の音符(8分音符)に対応するイベントデータが出力さ
れる。なお、図11(c)では楽譜形式で示した関係
で、1小節内のクロック数が1.5/4となっている
が、上記のようにタイマ8により32分音符に相当する
時間間隔で発生されるクロック数(処理タイミング)に
基づいて8分音符に対応するイベントデータ(リズムデ
ータ)が出力されるので、実際には、カッコ()内に示
したように、8分休符が存在するのと同じこととなり、
2/4拍子が維持されている。
【0065】以上説明したように、CPU1は、切換パ
ターンデータに従って自動演奏制御を行うときは、切換
パターンデータ内の切換タイミングに基づいて楽音パタ
ーンデータ内のイベントデータを読出して音源回路5に
出力している。すなわち、切換パターンデータ内にはイ
ベントデータそのものは含まれていないが、上記の読出
し制御により間接的にイベントデータが含まれているこ
とになる。
【0066】さらに、上記の演奏制御では、切換パター
ンデータを一種の楽音パターンデータと見做して楽音パ
ターンデータと同様に取り扱うことにより、演奏制御が
複雑になるのを回避し、簡単な演奏制御により切換パタ
ーンデータで示される楽音パターンデータの演奏と通常
の楽音パターンデータの演奏とを実行している。
【0067】[応用変形例]本発明は、上記の実施例に
限定されることなく、例えば次のように種々変形可能で
ある。
【0068】1.自動リズム演奏以外の自動伴奏や自動
メロディ演奏を行う自動演奏装置に適用することも可能
である。
【0069】2.切換パターンデータはユーザーが作成
してRAMに記憶させても良い。
【0070】3.切換パターンデータにより切換えられ
る楽音パターンデータは、少なくとも2つのパターンが
存在すれば良く、2つのパターンしか存在しないとき
は、初期演奏のパターン識別データのみを記録しておけ
ば、後は切換指示データのみを記録すれば良く、2番目
以降のパターン識別データを切換指示データと対応して
記録する必要はない。
【0071】4.楽音パターンデータ、および切換パタ
ーンデータのフォーマットは、ノートイベントや切換先
パターンNo.+小節の先頭からのタイミングではな
く、ノートイベントや切換先パターンNo.+楽曲の先
頭からのタイミングや、ノートイベントや切換先パター
ンNo.+これらデータの発生間隔でも良い。また、発
音タイミングと、その発音タイミングで発音される楽音
データを記憶したメモリのアドレスとを1対1に対応さ
せた方式でも良い。
【0072】5.なお、切換パターンデータは、実際に
楽音パターンデータを再生しながらパターンの切換えを
指示して、その指示タイミングを記録するリアルタイム
記録方式で作成しても、或いはタイミングを数値等で指
定して記録するステップ記録方式で作成しても良い。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の自動演奏
装置によれば、所定の基本的な楽音パターンデータ間の
切換状態を記憶しておき、これを新たな楽音パターンデ
ータとして使用することにより、楽音パターンデータ作
成の労力増大、およびメモリ容量増大を抑制しつつ、多
様な楽曲を自動演奏できるようになる。
【0074】また、切換パターンデータを一種の楽音パ
ターンデータと見做して楽音パターンデータと同様に取
り扱うことにより、演奏制御が複雑になるのを回避し、
演奏制御の簡易化を図ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による自動演奏装置を適用し
た電子楽器の概要を示すブロック図である。
【図2】ソングデータのフォーマットを示す図である。
【図3】楽音パターンデータのフォーマットを示す図で
ある。
【図4】切換パターンデータのフォーマットを示す図で
ある。
【図5】切換パターンデータにおける楽音パターンデー
タ間の切換状態を示す概念図である。
【図6】自動演奏制御を示すフローチャートである。
【図7】図6の続きのフローチャートである。
【図8】図7の続きのフローチャートである。
【図9】タイマ割込み処理を示すフローチャートであ
る。
【図10】図6〜図9のフローチャートによる自動演奏
制御を具体的に説明するための演奏データ例を示す図で
ある。
【図11】図10(b)、(c)、(d)の演奏データ
例を楽譜形式で示した図である。
【符号の説明】
1 CPU 5 音源回路 6 ROM 7 RAM 8 タイマ SS サウンドシステム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 照井 啓三 静岡県浜松市中沢町10番1号 ヤマハ株式 会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の楽音パターンデータを記憶する第
    1の記憶手段と、 該第1の記憶手段に記憶された各楽音パターンデータを
    分割した分割区間を接続してなる楽音パターンデータを
    形成すべく、複数の楽音パターンデータ間の演奏切換え
    を指示する切換指示データを記憶した第2の記憶手段
    と、 該第2の記憶手段の切換指示データに基づいて自動演奏
    を行う際、当該第2の記憶手段から順次読出した切換指
    示データに従って前記第1の記憶手段から楽音パターン
    データを途中で切換えつつ読出す読出制御手段と、 を備えたことを特徴とする自動演奏装置。
  2. 【請求項2】 演奏の小節内タイミングを管理するタイ
    ミング手段と、 前記小節内タイミングに対応して発音タイミングを規定
    された楽音データが複数集まって構成する楽音パターン
    データを複数組記憶する第1の記憶手段と、 前記第1の記憶手段に記憶されている楽音パターンデー
    タを前記タイミング手段によって管理される小節内タイ
    ミングに対応して順次読出す第1の読出手段と、 前記第1の読出手段で読出された楽音パターンデータに
    基づいて演奏する演奏手段と、 前記第1の記憶手段に記憶される第1組の楽音パターン
    データに基づく演奏を前記第1の記憶手段に記憶される
    第2組の楽音パターンデータに基づく演奏に切換えるよ
    う指示する切換え指示データを、切換えるべき小節内タ
    イミングに対応して記憶する第2の記憶手段と、 前記第2の記憶手段から切換え指示データを読出す第2
    の読出手段と、 前記タイミング手段が管理する小節内タイミングに基づ
    き前記第2の読出手段によって読出された切換え指示デ
    ータによる切換えを指示する切換え指示手段と、 前記切換え指示手段による切換え指示が対応する小節内
    タイミングに対応して規定されている楽音データから第
    2組の楽音パターンデータを読出すよう前記第1の読出
    手段を制御する制御手段と、 を備え、 1または複数の前記切換え指示データを1組として切換
    えパターンデータを形成するとともに、さらに、 前記第1の記憶手段に記憶されている楽音パターンデー
    タおよび前記切換えパターンデータの演奏順を表す演奏
    順データを演奏曲に対応して記憶する第3の記憶手段
    と、 演奏曲を指定する演奏曲指定手段と、 前記演奏曲指定手段によって指定された演奏曲に対応す
    る演奏順データを前記第3の記憶手段から読出す第3の
    読出手段と、 前記第3の読出手段によって読出された演奏順データに
    基づいて前記対応する楽音パターンデータおよび前記切
    換えパターンデータを順次指定するパターン指定手段
    と、 を備える自動演奏装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS63105200U (ja) * 1986-12-25 1988-07-07
JPH04125695A (ja) * 1990-09-18 1992-04-27 Brother Ind Ltd 楽音再生装置
JPH0498096U (ja) * 1991-01-17 1992-08-25

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