JPH0695617A - 液晶表示装置及び表示コントローラ - Google Patents

液晶表示装置及び表示コントローラ

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JPH0695617A
JPH0695617A JP4244484A JP24448492A JPH0695617A JP H0695617 A JPH0695617 A JP H0695617A JP 4244484 A JP4244484 A JP 4244484A JP 24448492 A JP24448492 A JP 24448492A JP H0695617 A JPH0695617 A JP H0695617A
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liquid crystal
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JP4244484A
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Inventor
Isao Takita
功 滝田
Tsutomu Furuhashi
勉 古橋
Makiko Ikeda
牧子 池田
Toshio Futami
利男 二見
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】情報処理装置において、表示装置を制御する表
示コントローラ106と、表示コントローラ106を基
準クロックとなるドットクロック109と、表示メモリ
へのアクセスを指示する表示メモリリード信号113と
表示メモリライト信号114と、表示コントローラ10
6の生成するクロック117と、液晶表示装置119
と、液晶表示装置119をコントロールする液晶表示コ
ントローラ120と、液晶表示コントローラ120の生
成するX方向制御信号121とY方向制御信号122
と、Y駆動回路123と、Y駆動回路123の出力する
走査線124と、複数個の表示メモリ付きX駆動回路1
25と、表示メモリ付きX駆動回路125の出力する信
号線126と、液晶パネル127で構成する。 【効果】1ライン分の表示データを表示メモリから1度
にX駆動回路に読み込むことができ、液晶表示装置の特
性にあった線順次駆動ができ、情報処理装置の小型化が
期待できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表示装置と本体が一体
になっているノート、ブック、ラップトップ型の情報処
理装置における液晶表示装置のX駆動回路とその駆動方
式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の表示システムのブロック図を図1
5に示す。1500はMicro Processin
g Unit(以下、MPUと略す),1501は情報
処理装置のシステムのアドレスバス、1502は情報処
理装置のデータバス、1503は発振回路、1504は
ドットカウンタ、1505はドットクロック、1506
は表示コントローラ、1507は表示メモリリードアド
レス、1508はラスタアドレスである。表示コントロ
ーラ1506は、プログラマブルであり、MPU150
0とはアドレスバス1501とデータバス1502で接
続してあり、MPU1500で初期設定等の制御する。
また、表示コントローラ1506には、発振回路150
3、ドットカウンタ1504を経て、ドットクロック1
505が入力し、このドットクロック1505に同期し
て動作する。
【0003】1509はマルチプレクサ、1510はマ
ルチプレクサ1509の出力する表示メモリアドレスバ
ス、1511はメモリリード信号、1512はメモリラ
イト信号、1513はアドレスデコーダ、1514はマ
ルチプレクサ1509の制御信号、1515は表示メモ
リリード信号、1516は表示メモリライト信号、15
17は青色(以下、Bと略す)の表示メモリ、1518
は緑色(以下、Gと略す)の表示メモリ、1519は赤
色(以下、Rと略す)の表示メモリ、1520は表示メ
モリ1517のデータバス、1521は表示メモリ15
18のデータバス、1522は表示メモリ1519のデ
ータバスである。マルチプレクサ1509は、アドレス
デコーダ1513の出力である制御信号1514により
表示メモリリードアドレス1507、ラスタアドレス1
508とMPU1500からのアドレス1501を選択
制御し、表示メモリ1517から1519へのアクセス
を制御する。表示メモリ1517から1519へのデー
タの入出力はデータバス1520から1522を介して
行う。
【0004】1523はパラレル/シリアル変換回路、
1524はパラレル/シリアル変換回路1523の出力
データバス、1525はパレットである。1526は表
示コントローラ1506の出力するクロックである。1
527はパレット1525の出力する表示データバスで
ある。1528は、クロック1526と同等の表示デー
タに同期したドットクロックであり、表示コントローラ
1506の生成する1529は1水平毎に有効となる水
平同期信号であり、1530は1フレームごとに有効と
なる垂直同期信号である。1531はCathode−
Ray Tube(以下、CRTと略す)またはLiq
uid Crystal Display(以下、LC
Dと略す)などの表示装置である。
【0005】パラレル/シリアル変換回路1523は、
データバス1520から1522のパラレルなデータを
シリアルデータに変換して、出力データバス1524に
出力する。パレット1525は、出力データバス152
4で転送するシリアルな表示データをパレット1525
内のデータに合わせて変換し、表示コントローラ150
6の生成するクロック1526に同期して表示データバ
ス1527にデータを出力し、表示装置1531に出力
する。
【0006】表示装置1531において、表示領域が6
40×480ドットのカラー表示装置を用いた表示シス
テムの動作について説明する。MPU1500は、表示
装置1531に表示すべき情報をアドレスバス150
1、データバス1502を介して、表示メモリ1517
から1519に書き込む。
【0007】この時マルチプレクサ1509はアドレス
バス1501で転送されるアドレスを選択して表示メモ
リアドレスバス1510に出力する。この時各々の表示
メモリ1517から1519には、対応するデータバス
1520から1522で転送される表示データが書き込
まれることになる。更に、表示メモリ1517から15
19に記憶された表示データは表示コントローラ150
6の生成する表示メモリリードアドレス1507とラス
タアドレス1508によって、座標(0,0)から(6
39,479)までの数ドット分の表示データを順次読
みだす。
【0008】この時マルチプレクサ1509は表示メモ
リリードアドレス1507とラスタアドレス1508を
選択して、表示メモリアドレスバス1510に出力す
る。読み出された表示データは、データバス1520か
ら1522を介して、順次パラレル/シリアル変換回路
1523に入力される。
【0009】パラレル/シリアル変換回路1523は、
データバス1520から1522の数ドット分のパラレ
ルな表示データを座標(0,0)、(1,0)、…の順
番になるようにシリアルな表示データに並び換えて、出
力データバス1524を通してパレット1525に出力
する。パレット1525は、この表示データを情報処理
装置内でソフトウエア的に表示データに指定されている
色の表示データに変換する。例えば、表示データが
“0”で黒を指示しているとすると、パレット1525
で変換しない場合、表示データは“0”のままパレット
1525の出力データバス1527にシリアルデータと
して表示装置1531に出力する。しかし、パレット1
525にソフトウエアで表示データ“0”は、“7”の
白に変換するようになっていた場合、出力データバス1
524から入力する表示データのうち“0”はすべて
“7”に変換して、シリアルデータとして表示データバ
ス1527を通して表示装置1531に出力する。表示
装置1531のうちCRTは、このシリアルデータを入
力し、座標(0,0)、(1,0)、…、(639,4
79)と点順次走査を行って表示する。LCDは、この
CRT用のシリアルデータを液晶用の表示データに変換
して表示を得る。
【0010】CRTと共通のインタフェースを持たすた
めにLCDは、’90 フラットパネルディスプレイ
(日経BP社:’89年:P248から254)に記載
されているような構成になっている。図16と図17を
用いて従来のLCDについて説明する。図16は従来の
LCDのブロック図である。
【0011】図16において、1601は液晶表示コン
トローラ、1602はデータバス、1603,1604
はクロックであり、クロック1603はデータバス16
02で転送される表示データに同期したクロックであ
り、ドットクロック1528を分周することで容易にで
きる。クロック1604は1水平ライン毎に有効となる
クロックで水平同期信号1529に同期している。液晶
表示コントローラ1601は、出力データバス1527
で転送される表示データを液晶用の表示データに変換す
る。1605は160出力のX駆動回路である。160
6はキャリー信号、1607は信号線、1608は電源
回路、1609は電圧線である。
【0012】1610はクロックであり、1水平毎に有
効となり、1611はクロックであり、1フレーム毎に
有効となる。1612は480出力のY駆動回路、16
13は走査線である。1614は液晶パネルであり、解
像度が640ドットであり、1ドットはR,G,Bの3
画素で構成されている。前記出力データバス1527で
転送される表示データは、液晶表示コントローラ160
1内でX駆動回路1605と液晶パネルの画素配列に対
応するフォーマットに並び換えられる。
【0013】図17は図16記載のX駆動回路1605
のブロック図である。X駆動回路1605としては、日
立LCDドライバLSIデータブック(’90年度版:
P650から663)記載のHD66310Tがあり、
その簡単なブロック図を示してある。
【0014】1701はシフトレジスタ、1702はシ
フトレジスタ1701の出力信号であり、S0からS1
59の計160本ある。1703はラッチ回路、170
4はラッチ回路1703の出力データバス、1705は
ラインラッチ回路、1706はラインラッチ回路170
5の出力データバス、1707は電圧セレクタである。
ラッチ回路1703、ラインラッチ回路1705、電圧
セレクタ1707は各々160画素分の回路を有する。
前記液晶パネル1614のX方向の画素数は、640×
3=1920であり、この160出力のX駆動回路16
05を1920÷160=12個使用する。
【0015】再び、図16、図17を用いて、動作を詳
細に説明する。
【0016】液晶表示コンローラ1601は、出力デー
タバス1527を通してシリアルな表示データを入力
し、X駆動回路1605の入力データフォーマットと液
晶パネル1614のR,G,Bの画素配列に沿うように
液晶用のパラレルな表示データに変換してデータバス1
602に出力する。更に、液晶表示コントローラ160
1は、X駆動回路1605並びにY駆動回路1612を
動作させるクロック1603、1604、1610、1
611を生成する。クロック1603はデータバス16
02で転送される表示データに同期しており、ドットク
ロック1528より容易に生成できる。クロック160
4とクロック1610は、1水平ライン毎に有効となる
クロックであるから水平同期信号1529から容易に生
成できる。クロック1611は1フレームごとに有効と
なる信号であるから、垂直同期信号1530から容易に
生成できる。X駆動回路1605では、クロック160
3に同期して表示データをデータバス1602より順
次、取り込む。この動作を図17を用いて説明する。シ
フトレジスタ1701は、前段のX駆動回路1605か
らのキャリー信号1606が有効になると、クロック1
603に同期して出力信号1702をクロック1603
の1周期のみ順次S0からS159までを有効にする。
シフトレジスタ1701の出力信号1702が有効とな
ったラッチ回路1703は、データバス1502の転送
するデータをラッチし、同じデータを出力データバス1
704に出力する。そして、最後のS159が有効にな
ると、次段へのキャリー信号1606を有効にする。図
16に記載した12個の各々のX駆動回路1605がこ
の動作を順次繰り返すことで1水平ライン分の表示デー
タを取り込むことが可能になる。
【0017】1水平ライン分の表示データを出力した液
晶表示コントローラ1601は、クロック1604を有
効にする。この時、X駆動回路1605は、ラッチ回路
1703に記憶したデータをクロック1604に同期し
てラインラッチ回路1705に1水平ライン分同時に取
り込む。このラインラッチ回路1705の出力データバ
ス1706で転送されるデータに対応して、電圧セレク
タ1707では図16記載の電源回路1608で生成さ
れた電圧を電圧線1609を介して入力し、多レベルの
電圧の中から1レベル選択する。この様にX駆動回路1
605は、表示データに対応した電圧を信号線1607
を通して、液晶パネル1614の1水平ラインの各画素
に同時に印加する。
【0018】信号線1607で供給される電圧を印加す
る水平ラインは、図16記載のY駆動回路1612で選
択される。Y駆動回路1612の出力する走査線161
3は、液晶パネル1614の横ラインに接続されてい
る。そして、Y駆動回路1612は、クロック1610
が有効でかつ、クロック1611が有効となると第1ラ
イン目の走査線1613を有効とし、クロック1611
が無効の時は、クロック1610に同期して2ライン目
から順次480ラインまでクロック1610の期間だけ
各走査線1613を有効にする。この様に液晶表示コン
トローラ1601、X駆動回路1605、Y駆動回路1
612を制御することで液晶パネル1614の各画素部
に表示データに対応した電圧が印加でき、表示を行うこ
とが可能となる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】従来の液晶表示装置
は、CRTのインタフェースに準拠した点順次走査用に
変換されたシリアルな表示データを液晶表示コントロー
ラ,X駆動回路を用いて、液晶パネルの特徴である線順
次走査が可能な信号に変換していた。これは、液晶表示
装置を従来の情報処理装置の表示システムを変更するこ
となく使用可能にするためであった。このため、液晶表
示装置を用いる情報処理装置では、先に述べた液晶コン
トローラ,X駆動回路を必要とした。また、表示メモリ
上に記憶されている表示データを順次読みだし、表示デ
ータとして転送する方式は、1ライン毎に表示データに
対応する電圧を液晶パネルに転送し表示出来る液晶表示
装置の特性を充分に生かした方式ではない。つまり、表
示解像度の高精細化等に伴い、前記シリアルな表示デー
タの転送速度が高速化した場合、前記液晶コントロー
ラ、X駆動回路の表示データの処理速度の高速化が要求
され、高コスト化の要因になる。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記課題は、1アドレス
信号で液晶表示装置の横1ラインのすべての画素に対応
する表示データを1度に出力する表示メモリと、その表
示メモリを内蔵して表示メモリの表示データを1度にラ
ッチするラインラッチ回路とアドレスデータに対応した
表示メモリのデータとデータバスを接続する列デコーダ
とラインラッチ回路の出力に対応した電圧を出力できる
X駆動回路と、表示メモリの1ライン分の表示データを
1度に出力するようにアドレスを制御し、かつ、表示メ
モリへのリード/ライトのアクセスを制御するコントロ
ーラを具備することで解決できる。
【0021】又、アドレス信号の変わりにシフトレジス
タの出力で表示データを1度に出力する表示メモリと、
その表示メモリを内蔵して表示メモリの表示データを1
度にラッチするラインラッチ回路とアドレスデータに対
応した表示メモリのデータとデータバスを接続する列デ
コーダとラインラッチ回路の出力に対応した電圧を出力
できるX駆動回路と、表示メモリの1ライン分の表示デ
ータを1度に出力するようにシフトレジスタを制御し、
かつ、表示メモリへのリード/ライトのアクセスを制御
するコントローラを具備することでも解決できる。
【0022】カラー化に対しては、RGB各色専用の表
示メモリを持つプレーン構造の表示メモリと各表示メモ
リ毎の列デコーダと列デコーダを選択する列デコーダ選
択回路を上記X駆動回路に具備し、列デコーダを選択す
る信号をコントローラで生成することで解決できる。
【0023】多階調化に対しては、階調のビット数分だ
け表示メモリをプレーン構造にした表示メモリと各表示
メモリ毎の列デコーダと列デコーダを選択する列デコー
ダ選択回路を上記X駆動回路に具備し、列デコーダを選
択する信号をコントローラで生成することで解決でき
る。
【0024】パレット機能は、表示データを変更するの
ではなく、RGB各色専用の電圧セレクタを持ち、各電
圧セレクトに供給する電圧線に伝播する電圧の組合せを
変更できる電圧選択回路に組合せの変更を指示するパレ
ットをX駆動回路に持つことで解決できる。
【0025】
【作用】コントローラにより表示メモリが1度に1ライ
ン分の表示データを出力し、その出力したデータをライ
ンラッチ回路がラッチしてラッチ出力とし、そのラッチ
出力に対応した電圧を電圧セレクタが電圧線から選択し
て出力とし、その出力は液晶パネルの各画素に印加して
表示を得る。また、列デコーダがアドレス信号に対応し
た表示メモリのデータ線と、表示システムのデータバス
を接続状態にすることで表示メモリへのリード/ライト
アクセスが行える。
【0026】コントローラによりシフトレジスタの1出
力が有効になり、表示メモリの1ラインが有効になり、
1度に1ライン分の表示データを出力する。他の作用は
上記のものと同様である。
【0027】プレーン構造した表示メモリへのリード/
ライトアクセスは、列デコーダ選択回路がコントローラ
の指示により、各表示メモリ毎にある列デコーダのうち
1つを選択して、選択した列デコーダを有効にすること
で可能となる。
【0028】電圧選択回路は、電圧線から供給された電
圧をパレットの指示により電圧の組合せを変更し、各電
圧セレクト毎に別々の組合せの電圧を供給し、液晶印加
電圧を変えることで表示色の変更ができる。
【0029】
【実施例】本発明の第1の実施例である表示システムを
図1から図3を用いて説明する図1は表示システムのブ
ロック図である。
【0030】図1において、101はMicro Pr
ocessing Unit(以下、MPUと略す)、
102はメモリリード信号、103はメモリライト信
号、104はアドレスバス、105はデータバスであ
る。MPU101がメモリの内容を読み込む場合は、メ
モリリード信号102を有効にして読み込むメモリのア
ドレスをアドレスバス104に出力後、データバス10
5のデータを読み込むことでできる。また、MPU10
1がメモリにデータを書き込む場合は、メモリライト信
号103を有効にして書き込むメモリのアドレス値をア
ドレスバス104に出力後、データバス105にデータ
を出力することでできる。
【0031】106は表示コントローラ、107は発振
回路、108はドットカウンタ、109はドットクロッ
ク、110はアドレスバスである。表示コントローラ1
06は、プログラマブルであり、MPU101とはアド
レスバス104、データバス105で接続してあり、M
PU101で初期設定等の制御を行う。また、表示コン
トローラ106は、発振回路107、ドットカウンタ1
08を経たドットクロック109を入力し、このドット
クロック109に同期して動作する。
【0032】111はアドレスデコーダ、112はマル
チプレクサ制御信号、113は表示メモリリード信号、
114は表示メモリライト信号、115はマルチプレク
サ、116はマルチプレクサ115の出力するアドレス
バスである。アドレスデコーダ111には、アドレスバ
ス104とメモリリード信号102、メモリライト信号
103を入力し、アドレスバス104のデータをデコー
ドし、アドレスバス104のアドレス値が表示メモリの
領域の場合、マルチプレクサ制御信号112を有効に
し、マルチプレクサ115でMPU101の生成するア
ドレス値をアドレスバス116に出力する。更に、入力
するメモリリード信号102を表示メモリリード信号1
13とし、メモリライト信号103を表示メモリライト
信号114として出力する。また、マルチプレクサ11
5は、マルチプレクサ制御信号112が無効になると、
表示コントローラ106が生成してアドレスバス110
に出力したアドレス値をアドレスバス116に出力す
る。
【0033】また、表示コントローラ106は、クロッ
ク117を生成する。クロック117は、表示するライ
ンのデータが記憶されているアドレスがアドレスバス1
10に有効となった時、有効となる信号で1水平ライン
毎に有効となる。118はデータバスであり、データバ
ス105と接続している。
【0034】119は液晶表示装置、120は液晶表示
装置119内の液晶表示コントローラ、121は液晶表
示コントローラ120の生成するX方向制御信号、12
2は液晶表示コントローラ120の生成するY方向制御
信号、123はY駆動回路、124はY駆動回路123
の出力の走査線、125は表示メモリ付きX駆動回路を
複数個で構成したものである。126は表示メモリ付き
X駆動回路125の出力である信号線であり、127は
液晶パネルである。
【0035】液晶表示コントローラ120には、アドレ
スバス116とマルチプレクサ制御信号112、表示メ
モリリード信号113、表示メモリライト信号114と
クロック117が入力しており、これらの信号から液晶
表示コントローラ120は、X方向制御信号121で表
示メモリ付きX駆動回路125を制御し、Y方向制御信
号122でY駆動回路123を制御して、液晶パネル1
27に表示を得る。
【0036】また、液晶表示パネル127は、水平方向
が640ドット、垂直方向480ラインとし、1ドット
は、R,G,Bの画素で構成されるものとする。よっ
て、表示メモリ付きX駆動回路125は複数個の表示メ
モリ付きX駆動回路で構成する。例えば、表示メモリ付
きX駆動回路の出力数を160とすると、水平方向の画
素数が(640×3)=1920画素であるから、(1
920÷160)=12個の表示メモリ付きX駆動回路
が必要になる。更に、Y駆動回路は480出力とする。
【0037】図2は表示メモリ付きX駆動回路を用いた
LCDのブロック図である。
【0038】図2において、図1記載のX方向制御信号
121のうち、201はアドレスバス、202は複数の
チップセレクト信号、203は1水平毎に有効になるク
ロック、204は表示メモリリード信号113か表示メ
モリライト信号114が有効になったとき有効になるク
ロック、126−1から126−12は表示メモリ付き
X駆動回路であり、本実施例では12個使用する。12
6−1から126−12は各表示メモリ付きX駆動回路
125−1から126−12の160出力の信号線であ
る。205は電源回路、206は電圧線である。図1記
載のY方向制御回路122のうち、207は1水平毎に
有効になるクロック、208は1フレーム毎に有効にな
るクロックである。液晶表示コントローラ120は、表
示メモリリード信号113か表示メモリライト信号11
4のいずれかの信号が有効になり、かつ、マルチプレク
サ制御信号112が有効になったとき、入力するアドレ
スバス116のアドレスデータをデコードし、アドレス
バス201に出力する。さらに、アドレス値をデコード
した値からアドレスの指示するメモリを内蔵する表示メ
モリ付きX駆動回路125−1から126−12に入力
するチップセレクト信号204−1から204−12の
うちいずれか1つを有効にする。チップセレクト信号2
02が有効になった表示メモリ付きX駆動回路125に
アクセスが可能になる。
【0039】また、液晶表示コントローラ120は、表
示メモリリード信号113か表示メモリライト信号11
4、マルチプレクサ制御信号112のいずれの信号も有
効でなく、かつ、クロック204が無効の時、チップセ
レクト信号202をすべて有効にする。すべての表示メ
モリ付きX駆動回路125−1から126−12は、ア
ドレスバス201上のアドレス値の指定する1ライン分
の表示データに対応した電圧を電圧線206の中から選
択して信号線126−1から126−12より出力す
る。走査線124は、液晶パネル127の横ラインに接
続してある。信号線126−1から126−12の電圧
は、この縦ラインを通して、Y駆動回路123によって
有効になった横ラインの各画素に電圧を印加する。
【0040】図3は表示メモリ付きX駆動回路のブロッ
ク図である。
【0041】図3において、301はゲート回路、30
2,303はアドレスバス、304は行デコーダ、30
5は行デコーダ304の出力バス、306はセンスアン
プ付列デコーダ、307はセンスアンプ付列デコーダ3
06の入出力バス、308は表示メモリ、309は表示
メモリ308の出力バス、310はラインラッチ回路、
311はラインラッチ回路310のラッチ出力、312
は電圧セレクタである。表示メモリ308は、記憶素子
を160列×480行のマトリックス状に配置してあ
る。チップセレクト信号202が有効になった場合、ゲ
ート回路301はアドレスバス202で転送されるアド
レス値のうち上位ビットをアドレスバス302に出力
し、下位ビットをアドレスバス303に出力する。行デ
コーダ304は、アドレスバス302のアドレス値をデ
コードし、出力バス305のうち1つを有効にする。出
力バス305は、表示メモリ308の行ラインに接続し
てあり、対応する行ラインが有効になる。アドレスバス
303はセンスアンプ付列デコーダ306に入力する。
クロック204が有効のとき、センスアンプ付列デコー
ダ306はアドレスバス303のデータをデコードし、
入出力バス307のアドレスデータに対応したバスライ
ンとデータバス118を接続状態にし、表示メモリ30
8へのアクセスができる。また、出力バス309は、ラ
インラッチ回路310に入力し、ラインラッチ回路31
0はクロック203が有効になったとき、出力バス30
9のデータをラッチし、ラッチ出力311とする。ライ
ンラッチ回路310はクロック203が無効になって
も、次にクロック203が有効になるまで、ラッチした
データをラッチ出力311に出力し続ける。ラッチ出力
311は電圧セレクタ312に入力し、電圧セレクタ3
12はラッチ出力311のデータに対応した電圧を電圧
線206の中から選択し、信号線126に出力する。
【0042】再び、図1から図3を用いて詳細な動作に
ついて説明する。
【0043】図1において、MPU101から表示内容
の読み出しが発生した場合の動作について説明する。M
PU101は、メモリリード信号102を有効にし、ア
クセスする表示メモリのアドレスをアドレスバス104
に出力する。メモリリード信号102とアドレスバス1
04はアドレスデコーダ111に入力し、アドレスデコ
ーダ111はアドレスバス104のアドレス値をデコー
ドし、マルチプレクサ制御信号112と表示メモリリー
ド信号113を有効にする。マルチプレクサ制御信号1
12が有効になると、マルチプレクサ115はアドレス
バス104のアドレス値をアドレスバス116に出力
し、液晶表示装置119内の液晶表示コントローラ12
0に入力する。さらに図2記載の液晶表示コントローラ
120には、有効になったマルチプレクサ制御信号11
2と表示メモリリード信号113を入力し、リードアク
セスが発生したことを判断する。また、表示コントロー
ラ121はアドレスバス116のアドレス値をデコード
し、そのアドレスが対応するメモリに入力するチップセ
レクト信号202を有効にし、アドレスデータをアドレ
スバス201に出力する。さらに、クロック204を有
効にする。チップセレクト信号202が有効になった表
示メモリ付きX駆動回路125−1から126−12の
うちいずれか1つの動作を図3を用いて説明する。ゲー
ト回路301が導通状態になり、アドレスバス201の
データの上位ビットをアドレスバス302に出力し、行
デコーダ304に入力する。更に、アドレスバス201
の下位ビットはアドレスバス303に出力し、センスア
ンプ付列デコーダ306に入力する。行デコーダ304
はアドレスバス302のデータをデコードし、出力バス
305のうちいずれか1つの出力を有効にする。例え
ば、アドレスバス302で転送するデータが第20ライ
ンの場合、第20ラインに対応する出力バス305が有
効になる。有効になった表示メモリ308の第20行目
の表示データは、入出力バス307,出力バス309に
出力する。センスアンプ付列デコーダ306は、クロッ
ク204が有効になるのでアドレスバス303のデータ
をデコードし、そのデコード値に対応した出力バス30
7のバスラインのデータをデータバス124に出力す
る。更に、センスアンプ付列デコーダ306は、入出力
バス307のデータを再び表示メモリ308の行デコー
ダで指定した第20行目に書き込む。このようにして、
図1記載のMPU101は、データバス118に出力し
た表示データをデータバス105を経て読み込む。
【0044】MPU101が表示データの書換えを行う
場合の動作について説明する。MPU101は、メモリ
ライト信号103を有効にし、アクセスする表示メモリ
のアドレスをアドレスバス104に出力する。メモリラ
イト信号103とアドレスバス104はアドレスデコー
ダ111に入力し、アドレスデコーダ111はアドレス
バス104のデータをデコードし、マルチプレクサ制御
信号112と表示メモリライト信号114を有効にす
る。マルチプレクサ制御信号112が有効になると、マ
ルチプレクサ115はアドレスバス104のデータをア
ドレスバス116に出力し、液晶表示装置119内の液
晶表示コントローラ120に入力する。さらに図2記載
の液晶表示コントローラ120には、有効になったマル
チプレクサ制御信号112と表示メモリライト信号11
4により、メモリライトアクセスが発生したことを判断
する。また、液晶表示コントローラ120はアドレスバ
ス116のアドレス値をデコードし、そのアドレスの指
定する表示データを持つ表示メモリ付きX駆動回路12
5−1から126−12に入力するチップセレクト信号
202のうちの1つを有効にし、アドレスをアドレスバ
ス201に出力し、クロック204を有効にする。チッ
プセレクト信号202が有効になった表示メモリ付きX
駆動回路125−1から126−12のうちいずれか1
つの動作について説明する。ゲート回路301が導通状
態になり、アドレスバス201のデータの上位ビットを
アドレスバス302に出力し、行デコーダ304に入力
する。更に、アドレスバス201の下位ビットはアドレ
スバス303に出力し、センスアンプ付列デコーダ30
6に入力する。行デコーダ304はアドレスバス302
のデータをデコードし、出力バス305のうちの1バス
ラインを有効にする。有効になったバスラインが接続さ
れている表示メモリ308の1行の表示データは、入出
力バス307,出力バス309に出力する。センスアン
プ付列デコーダ306は、クロック204が有効なの
で、アドレスバス303のデータをデコードし、そのデ
コード値に対応した入出力バス307のバスラインの表
示データをデータバス118のデータに書き換え、書き
換えたデータを含む1ライン分の表示データを入出力バ
ス307に出力し、表示メモリ308のデータを書換え
る。このようにして、図1記載のMPU101は、書き
込みデータをデータバス118を経て、指定したアドレ
スにデータを書き込む。
【0045】図2記載の液晶パネル127のリフレッシ
ュ制御について説明する。
【0046】液晶パネル127のリフレッシュ制御時、
マルチプレクサ115は表示コントローラ106の出力
するアドレスバス110のアドレス値をアドレスバス1
16に出力するように制御する。このアドレスデータ
は、アドレスバス116を経て液晶表示コントローラ1
20に入力する。この時、クロック117が有効にな
る。リフレッシュ制御は、1水平ラインを走査する毎に
1度行えば良いので、クロック117は、1水平周期毎
に有効となる信号である。液晶表示コントローラ120
は、アドレスバス116のデータを変換し、アドレスバ
ス201に出力する。このときのチップセレクト信号2
02は、すべて有効になる。また、クロック207を有
効にし、Y駆動回路123の出力する信号線124のう
ちアドレスバス201により指定されるラインと同じラ
インを有効にし、液晶パネル127の1ライン上の画素
をすべて有効にする。すべての表示メモリ付きX駆動回
路125−1から126−12は、アドレスバス201
の上位ビットをアドレスバス302に出力し、行デコー
ダ304でデコードし、出力305のうち、アドレス値
に対応したバスラインを有効にする。この有効になった
バスラインが入力する表示メモリ308の行のデータ
は、出力バス309を通してラインラッチ回路310に
出力される。そして、アドレスデータに同期して有効に
なったクロック203により、ラインラッチ回路310
が出力309を同時にラッチする。ラインラッチ回路3
10はラッチしたデータをラッチ出力311とし、電圧
セレクタ312に出力する。電圧セレクタ312は、ラ
ッチ出力311に対応した各画素に印加する電圧を電圧
線206から一つ選択し、信号線126に出力する。信
号線126は、液晶パネル127の縦ラインに接続して
あり、Y駆動回路123によって有効になった横ライン
の各画素に電圧を印加し、表示を得る。この動作を1ラ
インから480ラインまで繰り返すことにより、1画面
の表示を得ることができる。480ラインまで有効にし
た後、液晶表示コントローラはクロック208を有効に
して、再び、クロック207に同期して1ライン目から
表示を行う。このようにして表示を得ることができる。
【0047】図4と図5を用いて、液晶表示コントロー
ラ120のメモリ制御について説明する。
【0048】図4は第1の実施例のメモリマップの構成
を示す。
【0049】液晶表示パネル127は、表示領域を19
20画素×480ラインとし、データバス118のビッ
ト数を16ビットとし、本実施例で用いる情報処理装置
では、アドレスA0000からAFFFFまでを1画面
分の表示メモリ領域とする。この情報処理装置の場合、
アドレスバス104のビット数は20ビットである。ま
た、各表示メモリ付きX駆動回路125の出力126の
数を160出力とすると、表示メモリ付きX駆動回路は
(1920÷160)=12個必要になる。
【0050】MPU101から見たメモリマップは、図
4のような構成になっている。このメモリマップにおい
て、MPU101からは表示メモリ付きX駆動回路1側
がアドレスが小さく、メモリマップの表示メモリ付きX
駆動回路12側がアドレス値が大きいように見える。最
初の1水平分の表示メモリ領域において、X駆動回路1
の領域は、1ライン目の160画素分のデータであり、
表示メモリ付きX駆動回路125−1の表示メモリの1
行目に記憶してあり、X駆動回路2の領域は、1ライン
目の次の160画素分のデータであり、表示メモリ付き
X駆動回路125−2の表示メモリの1行目に記憶して
ある。このように、1ライン目の1水平ライン分のメモ
リ領域には、各表示メモリの1行目が割り当てられてい
る。同様に、2ライン目の1水平ライン分のメモリ領域
には、各表示メモリの2行目が割り当てられている。ま
た、各表示メモリ付きX駆動回路125−1から126
−12は、それぞれ同じアドレスを持っている。例え
ば、各表示メモリ付きX駆動回路125−1から125
−12の1ライン目の表示メモリのアドレスは、全て
“0000h”から“0009h”までであり、この時
のMPU101から見たアドレスは、“A0000h”
から“A007Eh”となり、表示メモリのアドレスと
一致しない。このようなメモリマップ構造になっている
ため、MPU101からのメモリアドレスは、特別な回
路で変換する必要がある。
【0051】図5は液晶表示コントローラ120のアド
レス制御回路のブロック図を示す。
【0052】図5において、501は図2記載のアドレ
スバス116のうちの上位4ビットのアドレスバス、5
02は記憶回路、503は記憶回路502の出力データ
バス、504は比較回路、505は比較回路504の出
力である。記憶回路502には表示領域を指定するアド
レスの上位4ビットが記憶してあり、出力データバス5
03から比較回路504に入力する。比較回路504
は、出力504とアドレスバス501のデータが一致し
た場合、出力505を有効にする。506は図2記載の
アドレスバス116の下位16ビットのアドレスバス、
507はゲート回路、508は図2記載のアドレスバス
201のうちの下位4ビット、509はアドレスバス1
16の下位12ビットのアドレスバス、510はアドレ
スバス116の下位16ビットのアドレスバス、511
はデコーダ回路、512はデコーダ回路、513は図2
記載のアドレスバス201のうちの上位9ビットのアド
レスバスである。
【0053】ゲート回路507は、比較回路504の出
力505が有効になったときに導通状態になる。アドレ
スバス506の下位1ビット目から12ビット目まで
は、アドレスバス509に出力する。アドレスバス50
9はデコーダ511に接続してあり、デコーダ511は
アドレスバス509のデータをデコードし、アドレスバ
ス509のデータにより、チップセレクト信号202の
うち、そのアドレスデータに対応するチップセレクト信
号を有効にする。更に、アドレス201の下位4ビット
のアドレスデータを生成し、アドレスバス508に出力
する。アドレスバス506のアドレス値は、アドレスバ
ス510としてデコーダ回路512に入力する。デコー
ダ回路512はアドレスバス510のアドレスデータか
ら、そのアドレスがどのラインにあるかを判定して、そ
のライン番号をアドレスデータとしてアドレスバス51
3に出力する。
【0054】図4と図5を用いて詳細な動作について説
明する。
【0055】液晶表示コントローラに入力する20ビッ
トのアドレスバスのアドレスデータを“A0F78h”
とする。ここで“h”は“A0F78”が16進数で表
現されていることを示す。このアドレスデータのうち上
位4ビットの“Ah”は、アドレスバス501を通して
比較回路504に伝送する。比較回路504には、もう
一つ記憶回路502のデータが出力データバス503を
通して入力する。記憶回路502には、図4に記載のメ
モリマップのうち、MPU101から見たアドレス値の
うちの上位4ビットのアドレス値“Ah”を記憶するこ
とにする。比較回路504は、この二つのデータを比較
した結果、データが一致するので出力505を有効にす
る。有効になった出力505は、ゲート回路507に入
力し、ゲート回路507を導通状態にする。ゲート回路
507は、アドレスデータのうち下位16ビット“0F
78h”2進数で表すと“0000111101111
000”が、アドレスバス506を通して伝送されてい
る。下位12ビットのデータ“11110111100
0”は、アドレスバス509に出力され、デコーダ51
1に入力する。
【0056】デコーダ511は、アドレスバス509の
アドレス値を1ラインのアドレス数(1920÷16)
=120で除算した余りを、1つのX駆動回路のアドレ
ス数(160÷16)=10で除算した整数部を表示メ
モリ付きX駆動回路をチップセレクト信号202になる
ようにデコードする。このアドレスデータ“11110
1111000”をデコーダ511に入力すると、チッ
プセレクト信号202のうち、1番目のチップに接続し
てある信号202−1のみを有効にする。又、10で割
った余りである“0h”をアドレスバス508に出力す
る。
【0057】さらに、デコーダ512は、アドレスバス
510のアドレスデータを“0078h”ごとに区切る
ようにデコードし、アドレスバス513に出力する。こ
の“0078h”は、1ライン分の表示データの個数を
16ビットで割った数を16進数にした値であり、アド
レスバス513のデータは、アドレスバス506のデー
タに対応するライン番号に相当することになる。デコー
ダ512はアドレスデータが、“0000h”から“0
077h”のときは、アドレスバス513のデータを
“000h”とし、“0078h”から“00EFh”
のときは、アドレスバス513のデータを“001h”
とする。アドレスバス506の16ビットのアドレス値
“0F78h”は、デコーダ512入力すると、アドレ
スバス513に“020h”2進数にすると“0001
00000”となる9ビットのアドレス値を出力する。
【0058】そして、アドレスバス508を下位ビッ
ト、アドレスバス513を上位ビットする13ビットの
アドレスバスを構成し、表示メモリ付きX駆動回路に出
力する。 この様に表示メモリをアクセスできるように
アドレスデータを変換することで、表示メモリ付きX駆
動回路が使用可能となる。
【0059】また、表示領域の増加に対しては、デコー
ダ511のチップセレクト信号を使用する表示メモリ付
きX駆動回路のチップ数まで増加し、デコーダ512の
区切りを1ライン分の表示データの個数を16ビットの
割った数にすることで対応できる。
【0060】メモリマップの変更による表示メモリのア
ドレス値の変更に対しては、記憶回路502に記憶する
データを変更することで対応できる。
【0061】本発明の第2の実施例を図6から図8を用
いて説明する。
【0062】図6は、表示システムのブロック図を図6
である。
【0063】図6において、601は表示コントロー
ラ、602はドットクロック、603は1水平ごとに有
効になる水平同期信号、604は1フレームごとに有効
になる垂直同期信号、605はLCDである。表示コン
トローラ601は、これらの信号を生成し、LCD60
5に出力する。606はアドレスデコーダ、607は表
示メモリリード信号、608は表示メモリライト信号で
ある。アドレスデコーダ606は、アドレスバス104
のデータが、表示メモリを指示していた場合、その時の
メモリリード信号102を表示メモリリード信号607
とし、メモリライト信号102を表示メモリライト信号
608として出力する。609は液晶表示コントロー
ラ、610は液晶表示コントローラ609の生成するX
方向制御信号、611は液晶表示コントローラ609の
生成するY方向制御信号、612は複数個の表示メモリ
付きX駆動回路、613は表示メモリ付きX駆動回路6
12の信号線、614はY駆動回路、615はY駆動回
路の走査線である。液晶表示コントローラ609には、
クロック602から604、表示メモリリード信号60
7、表示メモリライト信号608、アドレスバス104
が入力する。表示メモリリード信号607か表示メモリ
ライト信号608が有効になっている場合、液晶表示コ
ントローラ609は、アドレスバス104のアドレス値
のメモリとデータバス118を導通状態にするようにX
方向制御信号610を制御し、MPU101から表示メ
モリへのアクセスを可能にする。また、MPU101か
らのアクセスがない場合には、液晶表示コントローラ6
09は、表示メモリ付きX駆動回路612をX方向制御
信号610で、Y駆動回路614をY方向制御信号61
1で制御して表示を得る。
【0064】図7は、表示メモリ付きX駆動回路を用い
たLCDのブロック図である。
【0065】図7において、図6記載のX方向制御信号
のうち、701はアドレスバス、702はチップセレク
ト信号、703は表示メモリリード信号607か表示メ
モリライト信号608が有効になったとき有効になるク
ロック、704は1水平毎に有効になるクロック、61
2−1から612−12は表示メモリ付きX駆動回路で
あり、本実施例では12個使用する。613−1から6
13−12は表示メモリ付きX駆動回路612−1から
612−12の160出力の信号線である。図6記載の
Y方向制御信号611のうち、705は1水平毎に有効
になるクロック、706は1フレーム毎に有効になるク
ロックである。
【0066】液晶表示コントローラ609は、表示メモ
リリード信号607か表示メモリライト信号608が有
効になったとき、入力するアドレスバス104のアドレ
スデータをデコードし、アドレスバス701に出力す
る。さらに、アドレス値をデコードした値からアドレス
の指示するメモリを内蔵する表示メモリ付きX駆動回路
612−1から612−12に入力するチップセレクト
信号702−1から702−12のいずれか1つを有効
にする。MPU101は、チップセレクト信号702が
有効になった表示メモリ付きX駆動回路612の表示メ
モリにアクセスが可能になる。
【0067】また、液晶表示コントローラ609は、表
示メモリリード信号607と表示メモリライト信号60
8が有効でなく、かつ、クロック704を有効にする。
全ての表示メモリ付きX駆動回路612は、クロック7
04に同期して、順次液晶パネル127の1ラインから
480ラインの1ライン分の表示データに対応した電圧
を信号線613−1から613−12より出力する。信
号線613−1から613−12は、液晶パネル127
の縦ラインに接続してある。一方、Y駆動回路614の
走査線615は、液晶パネル127の横ラインに接続し
てある。Y駆動回路614はクロック705に同期し
て、走査線615の一つを有効にし、液晶パネル127
の有効になった1ラインのすべての画素を有効にし、信
号線613−1から613−12の電圧を有効になった
横ラインの各画素に印加する。
【0068】図8は、表示メモリ付きX駆動回路のブロ
ック図である。
【0069】図8において、801はゲート回路、80
2はアドレスバス701の上位ビットで構成したアドレ
スバス、803はアドレスバス701の下位ビットで構
成したアドレスバス、804は480出力の行デコー
ダ、805は行デコーダ804の出力バス、806はセ
ンスアンプ付列デコーダ、807はセンスアンプ付列デ
コーダ806の入出力バス、808は記憶素子を160
列×480行のマトリックス状に配置した表示メモリで
ある。ゲート回路801は、チップセレクト信号702
が有効の場合、アドレスバス701の上位ビットをアド
レスバス802に出力し、アドレスバス701の下位ビ
ットをアドレスバス803に出力する。行デコーダ80
4は、アドレスバス802のデータをデコードし、表示
メモリ808の行ラインに接続してある出力バス805
のうちの一つを有効にする。センスアンプ付列デコーダ
806は、クロック703が有効の場合、表示メモリ8
08の列ラインに接続してある入出力バス807のアド
レスバス803に対応したバスラインとデータバス12
4を接続状態にする。809は480出力のシフトレジ
スタ、810はシフトレジスタ809の出力バス、81
1は表示メモリ808の出力バス、812はラインラッ
チ回路、813はラインラッチ回路812のラッチ出力
であり、シフトレジスタ809は、クロック704に同
期して、表示メモリ808の行ラインに接続してある出
力バス810を順次1ラインごとに有効にする。表示メ
モリ808は有効になった行ラインのデータを出力バス
807、入出力バス811に出力する。ラインラッチ回
路812は、出力バス811のデータをクロック704
に同期してラッチし、ラッチ出力813とする。電圧セ
レクト814は、ラッチ出力813のデータに対応した
電圧を電圧線206の中から選択し、信号線613とす
る。
【0070】再び、図6、図7、図8を用いて詳細な動
作について説明する。
【0071】表示メモリへのMPU101からのリード
/ライトアクセスについては、第1の実施例で説明した
方式と同様である。リード/ライトアクセス時、図3記
載のチップセレクト信号202とチップセレクト信号7
02、クロック203とクロック703、アドレスバス
201とアドレスバス701、ゲート回路301とゲー
ト回路801、アドレスバス302とアドレスバス80
2、アドレスバス303とアドレスバス803、行デコ
ーダ304と行デコーダ804、出力バス305と出力
バス805、センスアンプ付列デコーダ306とセンス
アンプ付列デコーダ806、入出力バス307と入出力
バス807、表示メモリ308と表示メモリ808出力
バス309と出力バス811は、同じ動作をするのでこ
こでは説明を省略する。
【0072】図7記載の液晶パネル127のリフレッシ
ュ制御について説明する。
【0073】液晶表示コントローラ609は、クロック
602、水平同期信号603、垂直同期信号604を読
み込み、表示を行うように表示メモリ付きX駆動回路6
12−1から612−12、Y駆動回路614をそれぞ
れ図6記載のX方向制御信号609、Y方向制御信号6
11で制御する。液晶表示コントローラ609は、水平
同期信号603に同期したクロック704を表示メモリ
付きX駆動回路612−1から612−12に出力す
る。クロック704は、表示メモリ付きX駆動回路61
2−1から612−12のシフトレジスタ809に入力
し、シフトレジスタ回路809は出力バス810の一つ
のラインを有効にし、表示メモリ808に入力する。表
示メモリ808は有効になった行の表示データを出力バ
ス811に出力する。出力した表示データは、ラインラ
ッチ回路812にクロック704に同期してラッチさ
れ、ラッチ出力813に出力される。ラッチ出力813
のデータは、電圧セレクタ814に入力し、電圧セレク
タ814は出力バス813のデータに対応した電圧を電
圧線206から選択し、信号線613に出力する。信号
線613から出力した電圧は、図7記載のY駆動回路6
14によって有効になった液晶パネル127の横ライン
の各画素に印加する。
【0074】一方、Y駆動回路614は、クロック70
5に同期して、出力バス615の一つを有効にする。こ
の時、図7記載の液晶パネル127の横ラインは、シフ
トレジスタ809で選択した行ラインと同じラインであ
る。この有効になった横ラインの各画素には、表示メモ
リ808の同じ行の表示データに対応した電圧が、信号
線613から印加される。この動作を順次1ラインから
480ラインまで繰り返した後、液晶表示コントローラ
609は、クロック706を有効にし、再びクロック7
05に同期して1ライン目から表示を行う。この動作を
繰り返すことにより表示を得る。
【0075】本発明の第1の実施例においてパレット機
能を付加した第3の実施例を図9、図10を用いて説明
する。
【0076】図9は、表示メモリ付きX駆動回路を用い
たLCDのブロック図である。
【0077】図9において、901はパレットデコー
ダ、902はパレットデコーダ901の出力バス、90
3はチップセレクト信号、904−1から904−4は
表示メモリ付きX駆動回路であり、本実施例では4個使
用する。905は表示メモリ付きX駆動回路904の信
号線である。パレットデコーダ901は、アドレスバス
117のデータによって、パレットデータを変換するよ
うに出力バス902にデータを出力する。出力バス90
2のデータは、表示メモリ付きX駆動回路904に入力
する。表示メモリ付きX駆動回路904は、出力バス9
02のデータにより、表示データに対応する電圧を変更
し、印加電圧を変えた信号線905を出力する。
【0078】図10は、表示メモリをプレーン構造に下
表示メモリ付きX駆動回路のブロック図である。
【0079】図10において、1001はゲート回路、
1002はアドレスバス201の上位ビットで構成する
アドレスバス、1002はアドレスバス201の下位ビ
ットで構成するアドレスバス、1004は480出力の
行デコーダ、1005は行デコーダ1004の出力バ
ス、1006は160出力のセンスアンプ付列デコー
ダ、1007はセンスアンプ付列デコーダ選択回路、1
008はセンスアンプ付列デコーダ選択信号、1009
はセンスアンプ付列デコーダの入出力バス、1010は
プレーン構造した表示メモリ、1011は480出力の
出力バス、1012はラインラッチ回路、1013はラ
インラッチ回路のラッチ出力である。
【0080】表示メモリ1010は、R,G,B用の表
示メモリを別々に並列に持つ。各表示メモリは、記憶素
子を480行×160列のマトリックス状に配置してあ
る。ゲート回路1001は、チップセレクト信号903
が有効の時、アドレスバス201の上位ビットをアドレ
スバス1002に出力し、下位ビットをアドレスバス1
003に出力する。行デコーダ1004の出力1005
は、表示メモリ1010のR,G,B用のメモリに並列
に接続してある。行デコーダ1004は、アドレスバス
1002のデータをデコードし、出力1005のうちの
R,G,B用のメモリの同じラインを有効にする。有効
になったラインのデータは、R、G、B用の出力バス1
009に出力される。また、出力1011には画素に対
応したのデータの順にならんで出力する。たとえば、R
0、G0、B0、R1、G1、B1(添字は画素番号を
示す)の順になるようにデータを並べて、出力バス10
11を構成する。センスアンプ付列デコーダ選択回路1
007は、チップ選択信号903によりR、G、Bのど
のメモリを選択しているかを判断し、そのメモリの出力
してあるセンスアンプ付列デコーダ1006に入力する
センスアンプ付列デコーダ選択信号1008を有効にす
る。有効になったセンスアンプ付列デコーダ選択信号1
008が入力するセンスアンプ付列デコーダ1006
は、アドレスバス1003のデータに対応した出力バス
1009のバスラインとデータバス124を接続状態に
する。ラインラッチ回路1012は、クロック205に
同期して出力1011をラッチし、ラッチ出力1013
とする。
【0081】1014はパレットデータメモリ、101
5はパレットデータメモリ1014の出力、1016は
電圧選択回路、1017はR用電圧線、1018はG用
電圧線、1019はB用電圧線、1020はR用電圧セ
レクタ、1021はG用電圧セレクタ、1022はB用
電圧セレクタである。
【0082】パレットデータメモリ1014は、出力バ
ス902のデータによりパレットの内容を変化させ、電
圧線206で供給する電圧を電圧選択回路1017でそ
れぞれのパレットデータに対応した電圧の組合せにして
電圧線1017、1018、1019に出力する。電圧
セレクト1020、1021、1022は、ラッチ出力
1013に対応した電圧を選択し、出力905とする。
【0083】再び、図1、図9、図10を用いて詳細な
動作について説明する。
【0084】図1記載のMPU101からR用の表示メ
モリに読み出しが発生した場合の動作について説明す
る。液晶表示コントローラ120は、アドレスバス11
7のデータを表示メモリアクセス用のアドレスに変換し
てアドレスバス201に出力する。また、アドレスバス
117の指示するアドレスを持つ表示メモリ付きX駆動
回路904に入力するチップセレクト信号903におい
て、そのチップが選択されたことを示す信号とRのメモ
リを指示されたことを示す信号を有効にする。チップセ
レクト信号903で指示された表示メモリ付きX駆動回
路904においては、図10記載のゲート回路1001
がチップセレクト信号903により導通状態になり、ア
ドレスバス201の上位ビットのアドレスをアドレスバ
ス1002に出力する。そして、行デコーダ1004
は、アドレスバス1002のデータにより、出力バス1
005のうち1ラインを有効にする。表示メモリ101
0は、有効になった行ラインのデータを入出力バス10
09と出力バス1011に出力する。センスアンプ付列
デコーダ選択回路1007に入力するチップセレクト信
号により、R用のセンスアンプ付列デコーダ1006に
入力するセンスアンプ付列デコーダ選択信号1008を
有効にする。選択されたR用のセンスアンプ付列デコー
ダは、アドレスバス1003のデータに対応したR用表
示メモリの出力バス1009のバスラインの内容をデー
タバス118に出力する。MPU101は、データバス
105をへて表示データを読み込む。
【0085】図1記載のMPU101からR用の表示メ
モリに書き込みが発生した場合の動作について説明す
る。液晶表示コントローラ120は、アドレスバス11
6のデータを表示メモリアクセス用のアドレスに変換し
てアドレスバス201に出力する。また、アドレスバス
116の指示するアドレスを持つ表示メモリ付きX駆動
回路904に入力するチップセレクト信号903におい
て、そのチップが選択されたことを示す信号とRのメモ
リを指示されたことを示す信号を有効にする。チップセ
レクト信号903で指示された表示メモリ付きX駆動回
路904においては、図10記載のゲート回路1001
がチップセレクト信号903により導通状態になり、ア
ドレスバス201の上位ビットのアドレスをアドレスバ
ス1002に出力する。そして、行デコーダ1004
は、アドレスバス1002のデータにより、出力バス1
005のうち1ラインを有効にする。表示メモリ101
0は、有効になった行ラインのデータを入出力バス10
09と出力バス1011に出力する。センスアンプ付列
デコーダ選択回路1007に入力するチップセレクト信
号により、R用のセンスアンプ付列デコーダ1006に
入力するセンスアンプ付列デコーダ選択信号1008を
有効にする。選択されたR用のセンスアンプ付列デコー
ダは、アドレスバス1003のデータに対応したR用表
示メモリの出力バス1009のバスラインにデータバス
118の内容を出力する。MPU101は、アドレスバ
ス104のアドレス値の表示メモリ1010にデータバ
ス105を通してデータを書き込むことが出来る。
【0086】図9記載の液晶パネル127のリフレッシ
ュ制御について説明する。液晶パネル127のリフレッ
シュ制御時、液晶表示コントローラ120は、アドレス
バス116のデータを表示メモリアクセス用のアドレス
に変換してアドレスバス201に出力する。また、チッ
プセレクト信号903において、そのチップが選択され
たことを示す信号はすべて有効にし、メモリを指示され
たことを示す信号を有効にしない。チップセレクト信号
903で指示された表示メモリ付きX駆動回路904に
おいては、図10記載のゲート回路1001がチップセ
レクト信号903により導通状態になり、アドレスバス
201の上位ビットのアドレスをアドレスバス1002
に出力する。そして、行デコーダ1004は、アドレス
バス1002のデータにより、出力バス1005のうち
1ラインを有効にする。表示メモリ1010は、有効に
なった行ラインのデータを入出力バス1009と出力バ
ス1011に出力する。センスアンプ付列デコーダ選択
回路1007は、動作しない。ラインラッチ回路101
2は、出力バス1011のデータをクロック204に同
期してラッチし、ラッチ出力1013とする。ラッチ出
力1013のうち、Rのラッチデータは、R用電圧セレ
クタ1020に入力し、ラッチデータに対応した電圧を
電圧線1017から選択し、信号線905とする。同様
にGのラッチデータはG用電圧選択回路に入力し、Bの
ラッチデータはB用電圧選択回路に入力し、表示データ
に対応した電圧を信号線905に出力する。
【0087】アドレスバス116のデータによりR色の
パレットのデータの“0”を“1”に変えるように指示
された場合、パレットデコーダ901は、R色のパレッ
トのデータの“0”を“1”するようなデータが記憶し
てあるパレット用のメモリのアドレスをアドレスバス9
02に出力する。アドレスバス902のデータは、パレ
ット用のメモリ1014に入力する。パレット用メモリ
1014は、電圧選択回路1016にR用の電圧セレク
タ1020に供給する電圧線1017の表示データ
“0”に対応する電圧線に表示データ“1”に対応する
電圧を出力する。この様に供給する電圧を変えること
で、パレットの変更に対応することができる。そして、
R用電圧セレクタ1020の出力をR画素に出力し、G
用電圧セレクタ1021の出力をG画素に出力し、B用
電圧セレクタ1022の出力をB画素に出力すること
で、表示データに対応した1ラインの表示が得られる。
この動作を1ラインから480ラインまで繰り返すこと
で表示メモリ1010の内容に対応した表示が得られ
る。
【0088】本発明の第2の実施例においてパレット機
能を付加した第4の実施例を図11、図12を用いて説
明する。
【0089】図11に表示メモリ付きX駆動回路を用い
たLCDのブロック図である。
【0090】図11において、1101はチップセレク
ト信号である。1102−1から1102−4は表示メ
モリ付きX駆動回路であり、本実施例では4個使用す
る。1103−1から1103−4は表示メモリ付きX
駆動回路1102−1から1102−4の出力する信号
線である。
【0091】図12に表示メモリをプレーン構造にした
表示メモリ付きX駆動回路のブロック図を示す。
【0092】1201は480出力のシフトレジスタ、
1202はシフトレジスタ1201の出力バスである。
シフトレジスタ1201は、クロック205に同期し
て、出力バス1202のうち1ラインごとに有効にす
る。出力バス1202は、表示メモリ1010のR,
G,B用の表示メモリの同じ行に同じバスライン接続さ
れており、表示メモリ1010は、同じラインの表示デ
ータを出力バス1011に出力する。
【0093】再び、図11、図12を用いて動作を詳細
に説明する。
【0094】液晶パネル127のリフレッシュ制御につ
いて説明する。
【0095】シフトレジスタ1201は、クロック70
4に同期して、出力バス1202の1ラインから480
ラインまでを順次1ライン毎に有効にする。そして、表
示メモリ1010の有効になった行の表示データは、出
力バス1011に出力する。ラインラッチ回路1012
は、クロック704に同期して、出力バス1011の表
示データをラッチしてラッチ出力1013とする。ラッ
チ出力1013のうちのRのラッチデータは、R用電圧
セレクタ1020に入力し、ラッチデータに対応した電
圧を電圧線1017から選択して、信号線905に出力
する。同様に、G、Bのラッチデータは、それぞれG用
電圧セレクタ1021、B用電圧セレクタ1022に入
力し、信号線905とする。そして、R用電圧セレクタ
1020の出力をR画素に出力し、G用電圧セレクタ1
021の出力をG画素に出力し、B用電圧セレクタ10
22の出力をB画素に出力することで、表示データに対
応した1ラインの表示が得られる。この動作を1ライン
から480ラインまで繰り返すことで表示メモリ101
0の内容に対応した表示が得られる。
【0096】表示メモリ1010への外部からのアクセ
ス及び、パレット機能の動作は、第3の実施例で説明し
た動作と同じである。
【0097】本発明の第1の実施例においてプレーン構
造の階調用表示メモリを持つ第5の実施例である表示メ
モリ付きX駆動回路のブロック図を図13に示す。
【0098】1301はチップセレクト信号、1302
は行デコーダ、1303は行デコーダ1302の出力バ
ス、1304は2階調のプレーン構造を持つ表示メモ
リ、1305は入出力バス、1306は出力バス、13
07はセンスアンプ付列デコーダ選択回路、1308は
センスアンプ付列デコーダ選択信号、1309はセンス
アンプ付列デコーダ、1310はラインラッチ回路、1
311はラインラッチ回路のラッチ出力、1312は電
圧セレクタ、1313は電圧線、1314は信号線であ
る。
【0099】表示メモリ1304は、R,G,B用の表
示メモリに分かれており、さらに各R,G,Bの表示メ
モリは階調用にもう一層のメモリを持つ。外部より表示
メモリ1304にアクセスがあった場合、ゲート回路1
001は、チップセレクト信号1301が有効の時、ア
ドレスバス201の上位ビットをアドレスバス1002
とし、下位ビットをアドレスバス1003として出力す
る。行デコーダ1302は、出力バス1314のうちア
ドレスバス1002のアドレス値に対応したラインを有
効にする。出力バス1314は、各表示メモリの同じラ
インに同じ出力バスラインが接続してある。行デコーダ
の有効になったラインの表示メモリのデータは、入出力
バス1305,出力1307に出力する。
【0100】チップセレクト信号1301によりR用の
第2階調目の表示メモリを指示していた場合、センスア
ンプ付列デコーダ選択回路1302は、センスアンプ付
列デコーダ選択信号1303のうち、R用の第2階調目
の表示メモリ用のセンスアンプ付列デコーダ選択信号を
有効にする。有効になったR用の第2階調目の表示メモ
リ用のセンスアンプ付列デコーダは、アドレスバス10
03のデータに対応した出力バスラインとデータバス1
18を接続状態にする。この様にすることで、表示メモ
リ1304へアクセスが可能となる。
【0101】本実施例を図2記載の液晶パネル128の
表示メモリ付きX駆動回路に用いた時の液晶パネル12
7のリフレッシュ制御について説明する。
【0102】ゲート回路1001は、チップセレクト信
号1301により、アドレスバス201の上位ビットを
アドレスバス1002に出力し、下位ビットをアドレス
バス1003に出力する。アドレスバス1002は行デ
コーダ1302に入力し、行デコーダ1302はアドレ
スバス1002のデータに対応した出力バス1303の
あるラインを有効にし、その有効になったラインが接続
してある表示メモリ1304の行を有効にする。表示メ
モリ1304の有効になった行の表示データは入出力バ
ス1305と出力バス1306に出力される。このと
き、センスアンプ付列デコーダ選択回路1307に入力
するクロック203は有効になっていないので、センス
アンプ付列デコーダ選択回路1307はデータバス11
8と入出力バス1305を接続しないで、表示データの
再書き込みだけを行う。
【0103】一方、ラインラッチ回路1310は、クロ
ック203に同期して出力バス1306に出力された表
示データをラッチし、その表示データをラッチ出力13
11として出力する。電圧セレクト1312は、ラッチ
出力1311を入力し、各画素のラッチデータに対応し
た電圧を電圧線1313から1レベル選択し、信号線1
314から出力する。この様にすることで、表示データ
に対応した表示が得られる。
【0104】本発明の第2の実施例においてプレーン構
造の階調用表示メモリを持つ第5の実施例である表示メ
モリ付きX駆動回路のブロック図を図14に示す。
【0105】1401はシフトレジスタ回路、1402
はシフトレジスタ1401の出力バスである。シフトレ
ジスタ1401は、クロック704に同期して出力バス
1402の1ラインを1ライン目から順次有効にする。
出力バス1402は、表示メモリ1304の各色、各階
調のメモリの同じ行に接続してある。その行の表示デー
タは入出力バス1305と出力バス1306に出力す
る。しかし、この時にはチップセレクト信号1301に
は、データは出力されていないので、行デコーダ130
2,センスアンプ付列デコーダ1309は、動作しな
い。一方の出力バス1306のデータは、ラインラッチ
回路1310にクロック203に同期してラッチし、ラ
ッチ出力1311となる。
【0106】本実施例を図7記載の液晶パネル127の
表示メモリ付きX駆動回路に用いたときの液晶パネル1
28のリフレッシュ制御について説明する。
【0107】シフトレジスタ1401は、クロック70
4に同期して出力バス1402を1ライン目の出力から
順次有効にする。表示メモリ1304は、有効になった
出力バスのラインが接続してある行の表示データを出力
バス1306に出力する。ラインラインラッチ回路13
10はクロック704に同期して、出力バス1306の
表示データをラッチし、ラッチ出力1311とする。電
圧セレクタ1312は、ラッチ出力1311の各画素の
表示データに対応した電圧を電圧線1311の中から1
レベル選択し、出力バス1312に出力する。この動作
をクロック704に同期して行うことで、表示メモリ1
304に記憶した表示データに合った表示を得ることが
できる。
【0108】表示メモリ1304への外部からのリード
/ライトアクセス方式は、前記実施例で説明した方式と
同様である。
【0109】この表示メモリ付きX駆動回路に前記パレ
ット機能付加することで、パレットデータの変更が可能
になる。
【0110】前記表示メモリ付きX駆動回路は160出
力であるが、出力数が変更になった場合、例えば、19
2出力とすると表示メモリの列数を192列とし、セン
スアンプ付列デコーダ、ラインラッチ回路、電圧セレク
タの数及びそれぞれのバス幅を192にすることで対応
できる。ただし、表示メモリがプレーン構造になってい
た場合、プレーン構造の層数に合わせて、出力やバス幅
を増加することで対応できる。このようにすることで、
出力数変化に対応できる。
【0111】また、前記液晶パネルの横ライン数が48
0から、400ラインになった場合、前記表示メモリ付
きX駆動回路は表示メモリの行数を400とし、行デコ
ーダ、シフトレジスタ及びそれぞれのバス幅を400と
することで対応できる。このようにすることで、液晶パ
ネルの横ライン数の変化に対応できる。
【0112】前記液晶パネルの横1ラインの画素数が1
920から3840になったとすると、160出力の表
示メモリ付きX駆動回路は24個必要になる。この様に
画素数の増減に対しては、表示メモリ付きX駆動回路の
使用個数をその画素数に合わせることで対応できる。
【0113】
【発明の効果】本発明によれば、液晶表示装置において
データ1ライン分を表示メモリより1度に読み込めるの
で、液晶表示装置の特性に合った線順次走査を行うこと
ができ、更にパラレル/シリアル変換回路を取り除くこ
とが出来るので、表示システムの回路数を削減できる。
これらの効果により、システムの小型化、液晶表示装置
の特性にあった表示が得られることが期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の表示システムのブロック図
である。
【図2】本発明の一実施例のLCDのブロック図であ
る。
【図3】本発明の一実施例の表示メモリ付きX駆動回路
のブロック図である。
【図4】本発明の一実施例のメモリマップを示す図であ
る。
【図5】本発明の一実施例のアドレス制御回路のブロッ
ク図である。
【図6】本発明の一実施例の表示システムのブロック図
である。
【図7】本発明の一実施例のLCDのブロック図であ
る。
【図8】本発明の一実施例の表示メモリ付きX駆動回路
のブロック図である。
【図9】本発明の一実施例のLCDのブロック図であ
る。
【図10】本発明の一実施例の表示メモリ付きX駆動回
路のブロック図である。
【図11】本発明の一実施例のLCDのブロック図であ
る。
【図12】本発明の一実施例の表示メモリ付きX駆動回
路のブロック図である。
【図13】本発明の一実施例の表示メモリ付きX駆動回
路のブロック図である。
【図14】本発明の一実施例の表示メモリ付きX駆動回
路のブロック図である。
【図15】本発明の一実施例の表示システムのブロック
図である。
【図16】本発明の一実施例のLCDのブロック図であ
る。
【図17】本発明の一実施例のX駆動回路のブロック図
である。
【符号の説明】
101…MPU、102…メモリリード信号、103…
メモリライト信号、104…アドレスバス、105…デ
ータバス、106…表示コントローラ、107…発振回
路、108…ドットカウンタ、109…ドットクロッ
ク、110…アドレスバス、111…アドレスデコー
ダ、112…マルチプレクサ制御信号、113…表示メ
モリリード信号、114…表示メモリライト信号、11
5…マルチプレクサ、116…アドレスバス、117…
クロック、118…データバス、119…液晶表示装
置、120…液晶表示コントローラ、121…X方向制
御信号、122…Y方向制御信号、123…Y駆動回
路、124…走査線、125…表示メモリ付X駆動回
路、126…信号線、127…液晶パネル、201…ア
ドレスバス、202…チップセレクト信号、203,2
04…クロック、205…電源回路、206…電圧線、
207,208…クロック、301…ゲート回路、30
2,303…アドレスバス、304…行デコーダ、30
5…出力バス、306…センスアンプ付列デコーダ、3
07…入出力バス、308…表示メモリ、309…出力
バス、310…ラインラッチ、311…ラッチ出力、3
12…電圧セレクタ、501…アドレスバス、502…
記憶回路、503…出力データバス、504…比較回
路、505…出力、506…アドレスバス、507…ゲ
ート回路、508〜510…アドレスバス、511…デ
コーダ回路、512…デコーダ回路、513…アドレス
バス、601…表示コントローラ、602…ドットクロ
ック、603…水平同期信号、604…垂直同期信号、
605…LCD、606…アドレスデコーダ、607…
表示メモリリード信号、608…表示メモリライト信
号、609…液晶表示コントローラ、610…X方向制
御信号、611…Y方向制御信号、612…表示メモリ
付X駆動回路、613…信号線、614…Y駆動回路、
615…走査線、701…アドレスバス、702…チッ
プセレクト信号、703〜706…クロック、801…
ゲート回路、802…アドレスバス、803…アドレス
バス、804…行デコーダ、805…出力バス、806
…センスアンプ付列デコーダ、807…入出力バス、8
08…表示メモリ、809…シフトレジスタ、810…
出力バス、811…出力バス、812…ラインラッチ回
路、813…ラッチ出力、814…電圧セレクタ、90
1…パレットデコーダ、902…出力バス、903…チ
ップセレクト信号、904…表示メモリ付X駆動回路、
905…信号線、1001…ゲート回路、1002…ア
ドレスバス、1003…アドレスバス、1004…行デ
コーダ、1005…出力バス、1006…センスアンプ
付列デコーダ、1007…センスアンプ付列デコーダ選
択回路、1008…センスアンプ付列デコーダ選択信
号、1009…入出力バス、1010…表示メモリ、1
011…出力バス、1012…ラインラッチ回路、10
13…ラッチ出力、1014…パレットデータメモリ、
1015…出力、1016…電圧選択回路、1017…
R用電圧線、1018…G用電圧線、1019…B用電
圧線、1020…R用電圧セレクタ、1021…G用電
圧セレクタ、1022…B用電圧セレクタ、1101…
チップセレクト信号、1102…表示メモリ付X駆動回
路、1103…信号線、1201…シフトレジスタ、1
202…出力バス、1301…チップセレクト信号、1
302…行デコーダ、1303…出力バス、1304…
表示メモリ、1305…入出力バス、1306…出力バ
ス、1307…センスアンプ付列デコーダ選択回路、1
308…センスアンプ付列デコーダ選択信号、1309
…センスアンプ付列デコーダ、1310…ラインラッチ
回路、1311…ラッチ出力、1312…電圧セレク
タ、1313…電圧線、1314…信号線、1401…
シフトレジスタ回路、1402…出力バス、1500…
MPU、1501…アドレスバス、1502…データバ
ス、1503…発振回路、1504…ドットカウンタ、
1505…ドットクロック、1506…表示コントロー
ラ、1507…表示メモリリードアドレス、1508…
ラスタアドレス、1509…マルチプレクサ、1510
…表示メモリアドレスバス、1511…メモリリード信
号、1512…メモリライト信号、1513…アドレス
デコーダ、1514…制御信号、1515…表示メモリ
リード信号、1516…表示メモリライト信号、151
7…青色の表示メモリ、1518…緑色の表示メモリ
1、519…赤色の表示メモリ、1520…データバ
ス、1521…データバス、1522…データバス、1
523…パラレル/シリアル変換回路、1524…出力
データバス、1525…パレット、1526…クロッ
ク、1527…表示データバス、1528…ドットクロ
ック、1529…水平同期信号、1530…垂直同期信
号、1531…表示装置、1601…液晶表示コントロ
ーラ、1602…データバス、1603,1604…ク
ロック、1605…X駆動回路、1606…キャリー信
号、1607…信号線、1608…電源回路、1609
…電圧線、1610,1611…クロック、1612…
Y駆動回路、1613…走査線、1614…液晶パネ
ル、1701…シフトレジスタ、1702…出力信号、
1703…ラッチ回路、1704…出力データバス、1
705…ラインラッチ回路、1706…出力データバ
ス、1707…電圧セレクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 牧子 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所マイクロエレクトロニクス 機器開発研究所内 (72)発明者 二見 利男 千葉県茂原市早野3300番地株式会社日立製 作所茂原工場内

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報処理装置を制御するMPUと表示装置
    を制御する表示コントローラと液晶表示パネルを表示媒
    体として用い、液晶表示を制御する液晶表示コントロー
    ラを持つ表示装置において、液晶表示パネルのX駆動回
    路に表示メモリを付加し、その表示メモリ内の1ライン
    分の表示データを1度にX駆動回路に出力できる回路を
    持ち、その表示メモリを制御する機能を付加した液晶表
    示コントローラを設け、表示メモリの1ライン分の表示
    データを1度にX駆動回路に供給し、液晶表示を得るこ
    とを特徴とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、表示メモリへのリード
    /ライトアクセスがない場合、表示メモリが1ライン分
    の表示データを出力できるようにアドレスと制御クロッ
    クを生成することを特徴とする表示コントローラ。
  3. 【請求項3】請求項1において、表示コントローラの制
    御クロックとアドレスデータから表示メモリの1ライン
    分の内容を1度にX駆動回路の出力できるようにアドレ
    スと制御クロックを生成することを特徴とする液晶表示
    コントローラ。
  4. 【請求項4】請求項1において、液晶表示コントローラ
    の生成するアドレスと制御クロックから表示メモリの1
    ライン分の表示データを1度にX駆動回路に出力するこ
    とを特徴とする表示メモリ。
  5. 【請求項5】請求項1において、表示メモリへのリード
    /ライトアクセスがない場合、表示メモリが1ライン分
    の表示データを出力できるように制御クロックを生成す
    ることを特徴とする表示コントローラ。
  6. 【請求項6】請求項1において、表示コントローラの制
    御クロックから表示メモリの1ライン分の内容を1度に
    X駆動回路に出力できる制御クロックを生成することを
    特徴とする液晶表示コントローラ。
  7. 【請求項7】請求項1において、液晶表示コントローラ
    の生成する制御クロックに同期して表示メモリの1ライ
    ン分の表示データを1度にX駆動回路に出力することを
    特徴とする表示メモリ。
  8. 【請求項8】X駆動回路にパレットの変更に応じて表示
    データと液晶印加電圧の組合せを変更する回路を有する
    ことを特徴とするX駆動回路。
  9. 【請求項9】請求項4又は7において、X駆動回路にパ
    レットの変更に応じて表示データと液晶印加電圧の組合
    せを変更する回路を有することを特徴とするX駆動回
    路。
  10. 【請求項10】請求項4又は7において、X駆動回路と
    表示メモリと表示メモリ内の1ライン分の表示データを
    1度にX駆動回路に出力できる回路を少なくとも1画素
    分以上、一つのLSIチップに納められていることを特
    徴とする液晶表示装置の液晶駆動装置。
  11. 【請求項11】請求項8において、表示データと液晶印
    加電圧の組合せを変更する回路を少なくとも1画素分以
    上、一つのLSIチップに納められていることを特徴と
    する液晶表示装置の液晶駆動装置。
  12. 【請求項12】請求項9において、X駆動回路と表示メ
    モリと表示メモリ内の1ライン分の表示データを1度に
    X駆動回路に出力できる回路と表示データと液晶印加電
    圧の組合せを変更する回路を少なくとも1画素分以上、
    一つのLSIチップに納められていることを特徴とする
    液晶表示装置の液晶駆動装置。
  13. 【請求項13】請求項1において、表示メモリをプレー
    ン構造にし、その表示メモリ内の1ライン分の表示デー
    タを1度にX駆動回路に出力できる回路を持ち、その表
    示メモリを制御する機能を付加した液晶表示コントロー
    ラを設け、表示メモリの1ライン分の表示データを1度
    にX駆動回路に供給し、液晶表示を得ることを特徴とす
    る液晶表示装置。
  14. 【請求項14】請求項13において、表示メモリへのリ
    ード/ライトアクセスがない場合、表示メモリが1ライ
    ン分の表示データを出力できるようにアドレスと制御ク
    ロックを生成することを特徴とする表示コントローラ。
  15. 【請求項15】請求項13において、表示コントローラ
    の制御クロックとアドレスデータから表示メモリの1ラ
    イン分の内容を1度にX駆動回路の出力できるようにア
    ドレスと制御クロックを生成することを特徴とする液晶
    表示コントローラ。
  16. 【請求項16】請求項13において、液晶表示コントロ
    ーラの生成するアドレスと制御クロックから表示メモリ
    の1ライン分の表示データを1度にX駆動回路に出力す
    ることを特徴とする表示メモリ。
  17. 【請求項17】請求項13において、表示メモリへのリ
    ード/ライトアクセスがない場合、表示メモリが1ライ
    ン分の表示データを出力できるように制御クロックを生
    成することを特徴とする表示コントローラ。
  18. 【請求項18】請求項13において、表示コントローラ
    の制御クロックから表示メモリの1ライン分の内容を1
    度にX駆動回路の出力できる制御クロックを生成するこ
    とを特徴とする液晶表示コントローラ。
  19. 【請求項19】請求項13において、液晶表示コントロ
    ーラの生成する制御クロックに同期して表示メモリの1
    ライン分の表示データを1度にX駆動回路に出力するこ
    とを特徴とする表示メモリ。
  20. 【請求項20】請求項16又は19において、X駆動回
    路にパレットの変更に応じて表示データと液晶印加電圧
    の組合せを変更する回路を有することを特徴とするX駆
    動回路。
  21. 【請求項21】請求項16又は19において、X駆動回
    路と表示メモリと表示メモリ内の1ライン分の表示デー
    タを1度にX駆動回路に出力できる回路を少なくとも1
    画素分以上、一つのLSIチップに納められていること
    を特徴とする液晶表示装置の液晶駆動装置。
  22. 【請求項22】請求項16又は19において、X駆動回
    路と表示メモリと表示メモリ内の1ライン分の表示デー
    タを1度にX駆動回路に出力できる回路と表示データと
    液晶印加電圧の組合せを変更する回路を少なくとも1画
    素分以上、一つのLSIチップに納められていることを
    特徴とする液晶表示装置の液晶駆動装置。
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WO2012147703A1 (ja) * 2011-04-28 2012-11-01 シャープ株式会社 表示モジュールおよびそれを備えた表示装置、並びに電子機器

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