JPH0695243A - カメラシステム - Google Patents

カメラシステム

Info

Publication number
JPH0695243A
JPH0695243A JP27112492A JP27112492A JPH0695243A JP H0695243 A JPH0695243 A JP H0695243A JP 27112492 A JP27112492 A JP 27112492A JP 27112492 A JP27112492 A JP 27112492A JP H0695243 A JPH0695243 A JP H0695243A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
information
instruction
return
camera
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP27112492A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuya Sato
佐藤  達也
Kunio Yokoyama
久仁雄 横山
Gohachi Katagiri
護八 片桐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP27112492A priority Critical patent/JPH0695243A/ja
Publication of JPH0695243A publication Critical patent/JPH0695243A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
  • Camera Data Copying Or Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 未撮影フィルムを撮影者に返却するととも
に、現像されるフィルムの情報を返却するフィルムに書
き込むことが可能なカメラシステムを提供する。 【構成】カメラ側には、未露光フィルムの返却を指示す
る指示部4と、指示部4の指示を受けてフィルムの情報
記録部3に返却情報を記録する書き込み部10と、指示
部4の指示を受けて作動されるフィルム駆動部12とが
設けられる。又、現像機側には、情報記録部3に記録さ
れている記録内容を読み出す為の読み出し部22と、読
み出し部22により読み出された記録内容を記憶する記
憶部26と、この記憶部26の記憶内容に応じて作動さ
れるフィルム駆動部27と、記憶内容を情報記録部3に
記録する書き込み部24とが設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】カメラシステムに関し、特に、写
真撮影を行いそのフィルムを現像・プリントに出す際、
未露光部分を返却して再度利用可能とするフィルムのフ
ィードバックシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】これまでフィルムの撮影枚数は12,2
4,36等何種類かあり、所定枚数の撮影が行われ、フ
ィルムが無くなった時点で通常フィルムの巻き戻しが行
われていた。しかし、場合によっては規定枚数の撮影が
終了していない状態でもいち早く写真として見たい事が
ある。これまで、このような際は通常の場合と同様にフ
ィルムの巻き戻しを行い、そのフィルムを現像に出すこ
とで焼き伸ばしが可能となっていた。
【0003】また、米国特許第4860037号及び4
864332号はフィルムの磁気記録部にそのフィルム
が全コマ撮影済みか、もしくはどの駒まで撮影したかと
いった情報を記録し、このフィルムが再度カメラに装填
された際に二重露光(多重露光)を防止する方法を開示
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来のカメラシステムにおいては、未露光部分も露光
済み部分と併せて現像を行ってしまう為、未露光部分に
ついては全部のコマが無駄になってしまう。また、この
ことによりフィルムの現像・定着液についても同様に無
駄になってしまう。このことを防止する為、露光済み部
分が1コマ目から何コマ目かといった情報を実際に現像
作業を行う者に伝達すれば良いが、通常このような情報
の伝達は面倒でありあまり行われるものではない。たと
え行われたとしても、面倒な作業であるため別に料金等
を取られることもあり、一般的とはいえないものであ
る。
【0005】また、前述した米国特許第4860037
号、及び4864332号を利用することで、そのフィ
ルムが何コマ目まで撮影したものなのかということは判
断可能であるが、返却された未露光部分のフィルムが実
際にあと何コマ撮影可能であるかということ、返却され
たフィルムに関する情報がどのようなフォーマットで記
録されているかということが不明である。
【0006】本発明のカメラシステムはこのような課題
に着目してなされたものであり、その目的とするところ
は、未撮影フィルムの返却に関する指示をカメラ側で行
うことによって、撮影済みのフィルムのみの現像・焼き
伸ばしを行い、未撮影フィルムを撮影者に返却するとと
もに、現像されるフィルムの情報(ISO感度、撮影可
能コマ数)を返却するフィルムに書き込むことが可能な
カメラシステムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のカメラシステムは像記録部の他に情報記
録部を有するフィルムに対し、情報の記録及び読み出し
を行うカメラと現像機とからなるカメラシステムにおい
て、上記カメラ側に設けられ、未露光フィルムの返却を
指示する指示手段と、上記カメラ側に設けられ、上記指
示手段の指示を受けて上記情報記録部に返却情報を記録
する第1の記録手段と、上記カメラ側に設けられ、上記
指示手段の指示を受けて作動される第1のフィルム駆動
手段と、上記現像機側に設けられ、上記情報記録部に記
録されている記録内容を読み出す為の読み出し手段と、
上記現像機側に設けられ、上記読み出し手段により読み
出された記録内容を記憶する記憶手段と、この記憶手段
の記憶内容に応じて作動される第2のフィルム駆動手段
と、上記記憶手段の記憶内容を上記情報記録部に記録す
る第2の記録手段と具備する。
【0008】
【作用】すなわち、本発明のカメラシステムにおいて
は、カメラ側において、未露光フィルムの返却を指示
し、この指示によりフィルムの情報記録部に返却情報を
記録するとともに、第1のフィルム駆動手段を駆動す
る。そして、現像機側において、上記情報記録部に記録
されている記録内容を読み出し、読み出された記録内容
を記憶する。さらに、記憶内容に応じて第2のフィルム
駆動手段を駆動するとともに、この内容を上記情報記録
部に記録する。
【0009】
【実施例】まず、本発明の実施例の概略を述べる。本実
施例においては、写真撮影の際に撮像記録部のほか情報
記録部を持つフィルムを使用し、この情報記録部に対し
て情報の記録及び読み出しが行えるカメラ、及び現像機
に於て、撮影者がフィルムの未露光部分の返却を希望
(指示)した際、未露光フィルムの返却時の使用可能枚
数の表示、そしてこの旨の情報をフィルムの情報記録部
に入力し、現像機側はこの情報を読み取り、露光済み部
分はフィルム現像を行い、未露光部分に関しては再度使
用する際に適正に使用出来るようにそのフィルムに関す
る情報を再入力して、撮影者に未露光フィルムを返却す
る。
【0010】以下に図1を参照して上記した概略を説明
する。1はフィルム、2はフィルム1のうち像情報を記
録する為の撮像記録部、3は撮影条件、フィルムに関す
る情報等が記録されている情報記録部である。次にカメ
ラ側であるが、4は本実施例の特徴とする未露光フィル
ム返却指示手段であり、撮影者によってこれが操作され
ると初めて未露光フィルムの返却が可能となる。そして
この未露光フィルム返却指示手段4が操作されること
で、第1の情報書き込み手段10により未露光部分のフ
ィルムを返却する旨の情報が前述の情報記録部3に入力
される。
【0011】また、12は第1のフィルム駆動手段であ
り、これも前述の未露光フィルム返却指示手段4が操作
されることにより第1の情報書き込み手段10で情報記
録部3に情報入力されたのち、フィルム1を巻き戻す為
に使用される。
【0012】次に現像機側であるが、22は情報読み取
り手段であり、これは前述の情報記録部3に情報入力さ
れている未露光部分のフィルムを返却する旨の情報、そ
してどのコマからが未露光部分になるのかといった情
報、そしてこのフィルムに関する例えば有効期限情報、
ISO感度情報といったフィルム使用に関する情報等を
読み取る為のものであり、ここで読み取られた未露光部
分のフィルム返却に関する情報、そしてフィルム使用に
関する情報は情報記憶手段26により一時記録される。
そしてこの情報記録手段26の記憶内容に応じて、第2
の情報書き込み手段24、及び第2のフィルム駆動手段
27が動作することになる。
【0013】ここで第2のフィルム駆動手段27は、後
述する現像機にセットされたパトローネ(フィルム)か
ら露光済みフィルムを実際のフィルム現像を行う現像タ
ンクへ給送する為に用いられ、この給送作業のタイミン
グ制御が情報記憶手段26の内容により行われる。ま
た、第2の情報書き込み手段24は前述した第2のフィ
ルム駆動手段27での露光済みフィルムの給送の後、残
っている未露光フィルムに対して前述したフィルム使用
に関する情報を書き込む為に使用される。
【0014】次に本実施例に於けるカメラ側の具体的構
成について図2を用いて説明を行う。なお、図1と同様
の部分に関しては細かい説明は省略する。
【0015】まず図2に於て、5はカメラ制御手段であ
りこれから述べるカメラ装置全体の制御を行うものであ
る。このカメラ制御手段5内には返却判断手段6、撮影
可能コマ数情報記憶手段7、そして撮影済みコマ数情報
記憶手段8が含まれている。まず撮影可能コマ数情報記
憶手段7であるが、これは情報記録部3に記録されてい
るそのフィルムの撮影可能枚数情報(12,24,36
枚撮り等)を第1の情報読み取り手段11により読み取
り、その情報を記憶しておく為の手段である。
【0016】次に撮影済みコマ数情報記憶手段8である
が、これは現在カメラ内に装填されているフィルムで何
コマ目まで撮影しているかといった情報を記憶しておく
為のものであり、このことは第1のフィルム駆動手段1
2の駆動状態、及び第1のフィルム位置検出手段13か
らの公知のフォトインタラプタ出力等から判断される。
そして、この撮影可能コマ数情報記憶手段7と撮影済み
コマ数情報記憶手段8の情報は返却判断手段6に送ら
れ、前述した未露光フィルム返却指示手段4から未露光
フィルム返却指示の操作があった際に2つの情報が比較
される。ここで、未露光フィルムの返却が可能か否かの
判断がなされるわけであるが、これについては後述する
図4のカメラ側動作フローチャートで述べるので、ここ
での説明は省略する。そして、この返却判断手段6での
判断結果(フィルムの未露光部分の返却可、返却不可共
に)は未露光フィルム返却指示手段9によりその判断結
果が表示される。そして、返却判断手段6に於てフィル
ムの未露光部分の返却が可能(許可)と判断された場
合、第1の情報書き込み手段10により、この旨の情
報、及び前述の撮影済みコマ数情報記憶手段8で記憶さ
れている現在までの撮影駒数情報を、フィルム1内の情
報記録部3に記録する。以上の構成によりフィルムに対
して、このフィルムの未露光部分の返却に関する情報が
記録可能となる。
【0017】図3(a)、(b)は本発明に於けるカメ
ラの外観図であり、これについて図2で触れられていな
い部分についてのみ簡単に説明を行う。図3に於て、1
5はカメラボディ本体、16は裏蓋、そして17は圧板
である。図3に於て、フィルム(パトローネ)を第1の
パトローネ検出手段14があるパトローネ室にセット
し、フィルムをローディングすることにより、フィルム
に付属してある情報記録部3に記録されている情報を第
1の情報読み取り手段11により読み取り、そして未露
光フィルム返却指示手段4によりフィルム返却の指示が
あった際は、第1の情報読み取り手段11によりこの旨
の情報の書き込みを行う。
【0018】次に、図4のフローチャートにおいて本実
施例に於けるカメラ側の動作を説明する。
【0019】図4に於て、カメラにフィルム(パトロー
ネ)が装填されていない場合、START1から始ま
り、S1でイニシャライズを行い、S2で図3中の裏蓋
16が開かれパトローネがカメラ内にセットされている
か否かを第1のパトローネ検出手段14により判断す
る。ここで、パトローネがセットされていない場合は、
パトローネがセットされるまでS2を繰り返し、パトロ
ーネがセットされたならば、S3に進む。
【0020】次にS3では、第1の情報読み取り手段1
1をセットし、S4に於てフィルムのローディングを開
始する。そしてS5に於て、フィルム1の情報記録部3
に記録されているフィルムの撮影可能駒数情報等フィル
ムに関する情報を読み出し、このうち前述したフィルム
の撮影可能枚数情報に関しては撮影可能コマ数情報記憶
手段7に於て記憶しておく(S6)。そしてS7に於
て、撮影の為の1コマ目までローディングが行われたか
否かを第1のフィルム位置検出手段13により判断す
る。
【0021】ここで、撮影1コマ目までローディングが
終了していなければ、S5に戻り、このループを繰り返
す。S7に於て撮影1コマ目までのローディングが終了
したならば、S8に進みフィルムのローディングを終了
する。そしてS9に於て、第1の情報読み取り手段11
をリセット(待避)する。
【0022】なお、前述したS1〜S9まではカメラに
フィルム(パトローネ)が装填されていない場合につい
てであったが、既にカメラにフィルム(パトローネ)が
装填されている場合は、S1からS9の一連の動作が行
われているので、この場合はSTART2から始まり、
S10に於てイニシャライズを行う。
【0023】次にS11では、通常のカメラでの撮影が
行われる。これは、例えばAE、AF、露光、フィルム
巻き上げ、及び撮影枚数のカウント等一連の動作が行わ
れる。そしてS12に於て、カメラの電源がOFFされ
たか否かの判断を行う。ここで電源がOFFされたなら
ば、POWER OFF ENDとなり終了となる。一
方S12に於て、カメラの電源がOFFされていなけれ
ばS13に進み、未露光フィルムの返却指示があるか否
かの判断を行う。ここで、返却の指示がなかった場合は
S11に戻る。一方、S13に於て返却の指示があった
場合はS14に進む。
【0024】まずS14では、撮影可能コマ数情報記憶
手段7に記憶してある撮影可能コマ数情報を読み出し、
S15に於て撮影済みコマ数情報記憶手段8で記憶・カ
ウントしてある撮影済みコマ数情報を読み出す。この2
つの情報は、返却判断手段6に送られる。そしてS16
に於て、未露光部分のフィルムの返却が可能か否かの判
断を図2中の返却判断手段6により行う。S16では現
在装填されているフィルムの撮影可能コマ数情報と、現
在までにそのフィルムで撮影したコマ数とを比較するわ
けであるが、これにより未露光部分が返却された場合の
撮影可能コマ数は、単純に {返却時撮影可能コマ数}={装填フィルム撮影可能コ
マ数}−{撮影済みコマ数} とはならない。何故ならば、返却したフィルムを次に使
用する際にも露光開口面(アパーチャ)からフィルム巻
き取りの為のスプールまでの分はどうしてもフィルムを
消費してしまうからである。よって、この部分を考慮し
て返却時の撮影可能枚数を決定する必要がある。また、
例えば36枚撮りフィルムで既に30枚撮影していて、
この時点で未露光フィルム返却指示手段4が操作された
とする。この場合、フィルム返却時撮影可能枚数は、 36−30−{露光開口面〜スプール間で消費する分} となり、実際の返却時撮影可能枚数は2〜3枚程度にな
ると考えられる。このような場合、たとえフィルムを返
却したとしても残りの撮影枚数が少ない為、この返却さ
れたフィルムを更にフィルム現像に出すと、現像される
枚数の割に現像にかかる工程は規定の撮影枚数(例えば
36枚)とほとんど変わらない為、現像される枚数の割
に現像料金が高くなってしまうということが考えられ、
問題である。そこで、未露光フィルムを返却してもらっ
た際に明らかに残りの撮影枚数が少ないとわかる際に
は、未露光部分のフィルムの返却を制限することも考え
られる。
【0025】よって、前述の様な判断の基にS16に於
て未露光部分のフィルム返却が望ましくないと判断され
たならば、S27に進む。一方、返却可能との判断の場
合にはS17に進む。次にS17に於て、現在装填され
ているフィルムが返却された際に、あと何枚撮影出来る
かの表示を、図2中の未露光フィルム返却表示手段9に
於て行う。そしてS18に於て、S17で表示したフィ
ルム返却時の撮影可能枚数での返却を行うか否かの確認
をしてもらう。ここで撮影者は、前述の未露光フィルム
返却指示手段4を再度操作することで、未露光部分のフ
ィルム返却を了承したものとして次のS19に進む。
【0026】一方S18に於て、この未露光フィルム返
却指示手段4以外の本文中不図示の何らかの操作手段が
操作された際は、未露光部分のフィルム返却を中止する
ものとして、S11に戻る。そしてS19に於て、図2
中の第1のフィルム駆動手段12によるフィルムの巻き
戻し動作が開始される。次にS20に於て、フィルムが
所定量巻き戻されたか否かを図2中の第1のフィルム位
置検出手段13からの出力情報により判断する。ちなみ
にここでは、フィルムを完全に巻き戻すのではなく、後
述するフィルムの未露光部分の返却に関する情報を書き
込む為の場所までの巻き戻しを行うものである。
【0027】そして、所定量の巻き戻しが完了していな
い場合は、S20を繰り返す。S20に於て、フィルム
が所定量巻き戻されたならば、S21に於てフィルム巻
き戻し動作を停止する。次にS22では、図2、及び図
3中の第1の情報書き込み手段10をセットし、S23
に於て再度フィルムの巻き戻し動作を開始する。そして
S24に於て、露光済みの撮影枚数情報、及び未露光部
分のフィルムを返却する旨の情報の書き込みを情報記録
部3に対して行う。そしてS25に於て、この情報書き
込み動作が終了したか否かを判断し、情報書き込みが終
了していなけばS24に戻り、このループを繰り返す。
【0028】S25に於て、情報書き込みが終了したな
らば、S26では前述のS22でセットした第1の情報
書き込み手段10をリセット(待避)する。そして、S
27でフィルムが完全に巻き戻されたか否かの判断を行
い、ここでフィルムを完全に巻き戻す。そしてS32に
進む。
【0029】次にS16に於て、未露光部分のフィルム
返却が望ましくないと判断された場合についての説明を
行う。まずS28に於て、現在装填されているフィルム
の未露光部分の返却は制限するという意味の表示を、図
2中の未露光フィルム返却表示手段9により行う。ま
た、併せて返却時の撮影可能枚数の点滅表示等も行う。
そしてS29に於て、このまま撮影を終了してフィルム
を強制的に巻き戻してしまうか、もしくは残りの撮影枚
数で撮影を続行するか否かの選択を撮影者に行ってもら
う。ここで、撮影者が前述の未露光フィルム返却指示手
段4を再度操作した場合、フィルムの強制巻き戻しを指
示したとしてS30に進み、一方この未露光フィルム返
却指示手段4以外の本文中不図示の何らかの操作手段が
操作された際は、残りの撮影枚数での撮影を続行するも
のと判断してS11に戻る。
【0030】そしてS30に於て、フィルムの巻き戻し
動作を開始し、S31に於てフィルムが完全に巻き戻し
されたか否かの判断を行い、フィルムが完全に巻き戻さ
れるまでS31が繰り返され、フィルムが完全に巻き戻
されたならばS32に進む。
【0031】S32では、フィルムの巻き戻しを行って
いた第1のフィルム駆動手段12の動作を停止させ、S
33に於て撮影可能コマ数情報記憶手段7に記憶してあ
る撮影可能コマ数情報を、S34では撮影済みコマ数情
報記憶手段8に記憶してある撮影済みコマ数情報をそれ
ぞれ消去し、ENDとなる。以上一連の動作により、未
露光部分のフィルムが返却可能か否か、そして返却され
た際の撮影可能枚数はどれほどかといった情報の表示等
が行われることになる。
【0032】次に図5、及び図6に於て、本実施例に於
けるフィルム上での記録フォーマットについて説明を行
う。まず図5はフィルムの簡単な外観図であるが、その
構成について説明を行うと、1がフィルム、2が撮像記
録部、そして3が写真の焼き伸ばし枚数情報等カメラに
関係する情報が記録されている情報記録部であり、図5
の様な配置が一例として挙げられる。
【0033】次に図6は、本実施例によるフィルムの未
露光部分返却可能なカメラ指示装置にて使用されるフィ
ルム上でのフォーマットの一つの例について説明する為
の図である。図6に於て、NO.01のデータ[A1:
HEX]は、この後のデータ[HEX]がそのフィルム
の撮影可能枚数情報が入力してあることを示すフラグの
様なものであり、その後のNO.02、及び03のデー
タ[HEX]がフィルムの撮影可能枚数情報に相当する
(図6の場合は36枚撮り)。次のNO.04のデータ
[A2:HEX]は、この後のデータ[HEX]がその
フィルムのISO感度情報に相当する情報が入力されて
いることを示すフラグの様なものであり、その後のN
O.05,06、及び07のデータ[HEX]がISO
感度情報に相当する(図6の場合 ISO400)。
【0034】次のNO.8のデータ[A3:HEX]
は、この後のデータ[HEX]がそのフィルムの有効期
限情報に相当する情報が入力されていることを示すフラ
グの様なものであり、その後のNO.09,10,1
1、及び12のデータ[HEX]が有効期限情報に相当
する(図6の場合 有効期限’95年8月)。次のN
O.13のデータ[A4:HEX]は、この後のデータ
[HEX]がそのフィルムの撮影済みコマ数情報が入力
されていることを示すフラグの様なものであり、その後
のNO.14、及び15のデータ[HEX]が撮影済み
コマ数情報である。但し、フィルム装填時はまだ実際の
撮影が行われていない為に、このことを示すデータ(例
えば “FF”)が予め入力されている。
【0035】次のNO.16のデータ[A5:HEX]
は、この前のデータ[HEX]がそのフィルムの撮影済
みコマ数情報が入力されるべき位置であることを示すフ
ラグの様なものであり、これについては後述する。次の
NO.17のデータ[A6:HEX]は、この後のデー
タ[HEX]がこのコマが何コマ目かといった情報が入
力されていることを示すフラグの様なものであり、その
後のNO.18、及び19のデータ[HEX]が撮影コ
マ・ナンバーに相当する(図6の場合 1コマ目)。そ
してNO.20以降のデータは、この1コマ目に関する
その他の情報(例えば、写真上に印字するデート情報、
トリミングサイズに関する情報、写真の焼き伸ばし枚数
に関する情報等)が入力されている。なお、ここでのフ
ラグ以外のデータ[HEX]はISOで規格化されたデ
ータ表に基づくものであるが、これ以外のコードでも同
じ意味するものであれば他のものでも何等差し支えな
い。
【0036】次に、本実施例の特徴である未露光フィル
ムの返却に関する情報の書き込みについて説明を行う。
図6に於て、NO.14、及び15には前述した様に撮
影済みコマ数情報が入力されることになっているが、撮
影前はデータとしては[FF]となっていて、ここには
フィルム返却に関する情報は入力されていない。そこ
で、前述した図4の動作フローチャートと照らし合わせ
て考えてみると、S13に於て未露光フィルムの返却指
示があり、S16に於て返却OKとなった際の撮影済み
コマ数情報(S15)を、図6中のNO.14、及び1
5に入力してやることが考えられる。
【0037】図6の例では、NO.14、及び15に入
力されていた[FF]といったデータが[18]にかわ
っており、これは18コマ目まで撮影を行っている(露
光済み)ということになる。よって、この情報を持って
フィルムの現像機側でこの情報を読み取ることで、この
18コマ目以降のフィルムが未露光部分と判断し、結果
としてこの部分を返却すれば良いことになる。
【0038】そこでこの情報の具体的な書き込み方につ
いて図4、及び図6に於て説明を行うと、S13,S1
6、及びS18に於てフィルムの未露光部分の返却、及
び撮影済みコマ数の情報が決定される。そしてS20に
於てフィルムが所定量巻き戻されるわけだが、これは図
6中のNO.16の手前辺りまで巻き戻しが行われる。
そして、この近傍付近で一度巻き戻しが停止され(S2
1)、S22で第1の情報書き込み手段10がセットさ
れ、S24に於て図6中のNO.14、及び15に対し
て撮影済みコマ数情報[18]が書き込まれるわけであ
る。そして書き込みが終了したのち、S26、及びS2
7で第1の情報書き込み手段10のリセット(待避)、
及びフィルムの巻き戻しが行われることになる。
【0039】次に本実施例に於ける現像機側の具体的構
成について図7を用いて説明を行う。なお、図1と同様
の部分に関しては細かい説明は省略する。
【0040】まず図7に於て、21は現像機制御手段で
ありこれから述べる現像機全体の制御を行うものであ
る。この現像機制御手段21には前述の情報読み取り手
段22に相当する第2の情報読み取り手段23、第2の
情報書き込み手段24、及び情報記憶手段26が接続さ
れている。そして現像するフィルム1(パトローネ)を
処理する為に、フィルム切断手段25、第2のフィルム
駆動手段27、フィルム巻き取り手段28、第2のパト
ローネ検出手段29、そして第2のフィルム位置検出手
段30があり、これらは現像機制御手段21により制御
される様になっている。
【0041】ここでフィルム切断手段25は、これから
実際に現像を行う未露光済みフィルムと、返却指示情報
があった未露光フィルムとを切り離す際に使用されるも
のであり、そしてフィルムを切断する位置を確認する為
に第2のフィルム位置検出手段30が使用される。そし
て切断されたフィルムのうち、露光済みフィルムは第2
のフィルム駆動手段27によりフィルムの実際に現像・
定着を行う為にそれぞれの処理タンク等を備えたフィル
ム現像装置32に送られ、残った未露光フィルムはフィ
ルム巻き取り手段28によりスプロケット内に巻き取ら
れる。
【0042】また第2のパトローネ検出手段29は、フ
ィルム現像装置32にこれから現像するフィルムのスプ
ロケットが装着されたか否かを判断する為に使用される
ものである。
【0043】ちなみに、図8は本実施例に於けるフィル
ム現像機の簡単な構成図であり、フィルム1とフィルム
現像装置32、そしてこれに関連する前述した各々の手
段はこの図8の通りに配置されている。また、第2のフ
ィルム駆動手段27には第1のフィルム駆動用モーター
33、及び第2のフィルム駆動用モーター34が接続さ
れている。なお、図8中パトローネ18からフィルム現
像装置32までは当然のことながら遮光されている。
【0044】次に、図9の本実施例による現像機側のフ
ローチャート、及び図10のフィルムの情報記録部分の
変更を説明するための図により現像機側の動作を説明す
る。
【0045】図9に於て、まずSTARTしてS51で
イニシャライズを行い、S52で図7、及び図8のフィ
ルム現像装置32にパトローネ18がセットされたか否
かを第2のパトローネ検出手段29により判断する。こ
こで現像機にパトローネ18が装着されていない場合、
S52の判断を繰り返す。S52に於て現像機にパトロ
ーネ18が装着されたならば、S53でフィルム1の給
送を第2のフィルム駆動手段27、及び第1のフィルム
駆動用モーター33により開始し、S54に於て第2の
情報読み取り手段23をセットする。
【0046】そしてS55に於て、フィルム1の情報記
録部3に情報記録されているそのフィルムに関する情報
(例えばISO感度情報、フィルムの有効期限情報
等)、そして未露光部分のフィルムを返却することに関
する情報等を第2の情報読み取り手段23により読み取
り、S56でこの読み取った情報を情報記憶手段26に
記憶(ストア)しておく。なお、ここで読み取る情報は
例えば図10中の「A」に情報記録されている。そして
S57では、上述した読み出した情報の内撮影済みコマ
数情報を現像機制御手段21により判断する。なおこの
情報は、図6中のNO.13〜15に記録されている。
そしてS58に於て、S54でセットした第2の情報読
み取り手段23をリセット(待避)する。
【0047】次にS59に於て、フィルム1の撮影済み
最終コマが後述するフィルム切断手段25の位置まで給
送(引出し)されたか否かを判断する。具体的には、S
57で判断した撮影済み最終コマ情報を基に、第2のフ
ィルム位置検出手段30により所定の給送が行われたか
否かを判断するものである。S59は所定の給送が終了
するまで繰り返され、これが終了したならばS60に於
て、第2のフィルム駆動手段27によるフィルム1の給
送が一時停止される。そしてS61に於て、フィルム1
がフィルム切断手段25により切断される。これは、例
えば図10中の〔切断〕の部分の様な形で切断すること
が考えられる。
【0048】次にS62にでは、これまで引き出されて
きたフィルム1のうち、露光済み部分に関して第2のフ
ィルム駆動手段27、及び第2のフィルム駆動用モータ
ー34によりフィルム現像装置32内に排出し、このフ
ィルム現像装置32内で実際の現像・定着を行わせる
(図10中の〔撮影済みフィルム〕の部分)。そしてS
63では、第2の情報書き込み手段24をセットし、S
64に於てフィルム1の未露光部分(図10中の〔撮影
光フィルム〕の部分)のパトローネ18への巻き取りを
フィルム巻き取り手段28により開始する。
【0049】そしてS65に於て、フィルム1が所定位
置まで巻き取られたか否かを判断する。これは図10中
の「B」の部分に対して、前述したS56で記憶してあ
るそのフィルムに関する情報(例えばISO感度情報、
フィルムの有効期限情報等)を書き込む為に判断を行う
ものである。ここでの情報書き込みにより、このフィル
ムが返却された際でも、問題なくカメラで使用出来るこ
とになる。S65はフィルム1が所定位置まで給送され
るまで繰り返され、フィルム1が所定位置まで給送され
たのならば、S66で第2の情報書き込み手段24によ
り前述したそのフィルムに関する情報が書き込まれる。
【0050】そしてS67では、この書き込み動作が終
了したか否かが判断され、終了するまで繰り返される。
なお、ここでの書き込みのフォーマットについては、後
述する図11の説明の時に述べるのでここでの説明は省
略する。S67に於て、フィルム情報の書き込みが終了
したならば、S68で第2の情報書き込み手段24のリ
セット(待避)を行い、S69に於てフィルム1が完全
にフィルム巻き取り手段28によりパトローネ18内に
巻き取られたか否かを判断する。S69は、フィルム1
がパトローネ18内に完全に巻き取られるまで行われ、
フィルム1の巻き取りが終了したならばS70に進み、
フィルム巻き取り手段28によりフィルム1の巻き取り
動作を停止する。そしてS71に於て、前述のS56に
於て記憶しておいたそのフィルムに関する情報(ISO
感度情報、フィルムの有効期限情報、未露光部分のフィ
ルムを返却することに関する情報等)を消去(クリア)
してENDとなる。
【0051】以上一連の動作により、撮影済み部分のフ
ィルムと未露光部分のフィルムを識別し、撮影済み部分
のフィルムは実際の現像・定着作業の為に現像装置に排
出し、未露光部分のフィルムは返却時使用の際に必要な
情報を新たに書き込んだ後パトローネ内に書き込まれ
る。
【0052】次に前述したS66での情報の書き込みフ
ォーマットについて、図11により説明を行う。図11
は前述した図6と同様のフィルム上での情報記録フォー
マットであり、この中でNO.01〜04は図6と同一
である。そして、NO.N以降が前述した図10の
「B」の部分に相当する。なお、NO.N−1、及びN
はデータ[HEX]が“FF”となっているが、これは
この情報は特に意味をなしていないことを表するための
データである。そして、図11中のNO.N+1〜N+
20、そしてそれ以降が、図6中のNO.01〜20、
そしてそれ以降に対応した形となっている。このうち図
9のS66で書き込まれる情報は、NO.N+1〜N+
16となる。この中で特に、NO.N+2、及びN+3
は返却されたフィルムの撮影可能総枚数が記録されてい
て、ここでは例として、まず36枚撮りフィルムで18
枚だけ撮影されていて、さらにここから前述したアパー
チャからスプールまでに要する長さ分、及びフィルム返
却時に必要となるそのフィルムに関する情報記録分とし
て2枚分差し引き、結果として返却されたフィルムは1
6枚撮りとなっていることを表している。そして、N
O.N+14、及びN+15の撮影済みコマ数情報に関
しては、当然のことながらデータ[HEX]は“FF”
となっていて、この返却されたフィルムに対し更にカメ
ラで未露光部分の返却指示があった際にその情報が書き
込まれることになる。
【0053】またNO.N+16には、データ[HE
X]として “A9”が入力してある。これは、その後
のNO.N+17のデータ[HEX]が “A6”であ
り、これは前述した通りコマ数が何コマ目であるかとい
った情報が入力されていることを示すフラグの様なもの
であり、更にこの後のデータ[HEX](つまりNO.
N+18、及びN+19)が撮影コマ・ナンバーに相当
すると通常は認識するものである。しかしながら、前述
した様に図9のS66で書き込まれる情報は、NO.N
+1〜N+16であり、NO.N+18、及びN+19
の撮影コマ・ナンバー情報(ここでは「20コマ
目」)、そしてそれ以降のデータ[HEX]は特に現像
装置内では書き換えられていない。よって、この後この
返却されたフィルムで撮影を行うカメラが、返却された
フィルムとわからずに撮影コマ・ナンバーに対し通常の
判断をしてしまうと、カメラ内でこのフィルムの巻き戻
しを行う際等、誤動作を起こしかねない。このことを未
然に防止する為に、NO.N+16のデータ[HEX]
を“A9”とし、この意味はこれ以降の撮影コマナンバ
ーについてはその入力されている内容に関わらず、1コ
マ目からカウントしていくものとするというものであ
る。
【0054】これにより、例えば図11のNO.N+1
8、及びN+19は現在「20コマ目」を意味する情報
が入っているが、カメラ内ではこれは無視して「1コマ
目」と判断し、これ以降の撮影コマ・ナンバーについて
は順次2,3,4,……コマ目と判断するようにカメラ
に対して指示するものである。これにより、前述した様
なカメラ内での誤動作を防止出来る。
【0055】以上述べた様に、返却するフィルムに対し
て情報の新たな書き込みを行うことで、このフィルムを
再度使用する際に問題なく撮影を行うことが可能とな
る。
【0056】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、写真
撮影を行ったフィルムを現像する際に、フィルムの未露
光部分を撮影者に返却し、このフィルムを再度利用する
ことが可能なカメラと現像機からなるフィルムのフィー
ドバックシステムに於て、カメラ側ではこの旨の指示が
あった際、返却可能か否かの判断、返却時撮影可能枚数
の表示、及び返却希望を意味する信号のフィルムへの入
力を行う。又、現像機側では露光済みのフィルムに対し
ては現像を行い、未露光の返却するフィルムに対して
は、ISO感度等必要な情報をフィルムに改めて入力し
直して撮影者に未露光部分のフィルムを返却することが
可能となる。これにより、従来露光済みフィルムと併せ
て現像していた未露光部分のフィルムを撮影者に返却す
ることが可能であり、撮影者はフィルムを無駄に消費す
ることがなくなり、同様にフィルムの現像・定着液も無
駄に消費することがなくなる。
【0057】また、現像機側に於て露光済みフィルムの
みを抜取り、未露光フィルムを返却する際、フィルムの
リーダー部に記録されているそのフィルムに関する情報
(ISO感度情報等)を、返却する未露光フィルムに新
たに書き込むことで、返却されたフィルムでも何ら問題
なく撮影を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概念図である。
【図2】本発明に於けるカメラ側の具体的構成図であ
る。
【図3】本発明に於けるカメラの外観図である。
【図4】本発明に於けるカメラ側の動作を示したフロー
チャートである。
【図5】本発明に於けるフィルムの外観図である。
【図6】本発明に於けるフィルム上での情報記録のフォ
ーマットを表した図である。
【図7】本発明に於ける現像機側の具体的構成図であ
る。
【図8】本発明に於ける現像機の簡単な構成図である。
【図9】本発明に於ける現像機側の動作を示したフロー
チャートである。
【図10】本発明に於ける現像機を使用した際の、フィ
ルムの情報記録部分の変更を説明するための図である。
【図11】図10に於て変更された情報記録部分の記録
フォーマットを表した図である。
【符号の説明】
1…フィルム、2…撮像記録部、3…情報記録部、4…
未露光フィルム返却指示手段、5…カメラ制御手段、6
…返却判断手段、7…撮影可能コマ数情報記憶手段、8
…撮影済みコマ数情報記憶手段、9…未露光フィルム返
却表示手段、10…第1の情報書き込み手段、11…第
1の情報読み取り手段、12…第1のフィルム駆動手
段、13…第1のフィルム位置検出手段、14…第1の
パトローネ検出手段、15…カメラボディ本体、16…
裏蓋、17…圧板、18…パトローネ、21…現像機制
御手段、22…情報読み取り手段、23…第2の情報読
み取り手段、24…第2の情報書き込み手段、25…フ
ィルム切断手段、26…情報記憶手段、27…第2のフ
ィルム駆動手段、28…フィルム巻き取り手段、29…
第2のパトローネ検出手段、30…第2のフィルム位置
検出手段、32…フィルム現像装置、33…第1のフィ
ルム駆動用モーター、34…第2のフィルム駆動用モー
ター。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像記録部の他に情報記録部を有するフィ
    ルムに対し、情報の記録及び読み出しを行うカメラと現
    像機とからなるカメラシステムにおいて、 上記カメラ側に設けられ、未露光フィルムの返却を指示
    する指示手段と、 上記カメラ側に設けられ、上記指示手段の指示を受けて
    上記情報記録部に返却情報を記録する第1の記録手段
    と、 上記カメラ側に設けられ、上記指示手段の指示を受けて
    作動される第1のフィルム駆動手段と、 上記現像機側に設けられ、上記情報記録部に記録されて
    いる記録内容を読み出す為の読み出し手段と、 上記現像機側に設けられ、上記読み出し手段により読み
    出された記録内容を記憶する記憶手段と、 この記憶手段の記憶内容に応じて作動される第2のフィ
    ルム駆動手段と、 上記記憶手段の記憶内容を上記情報記録部に記録する第
    2の記録手段と、を具備することを特徴とするカメラシ
    ステム。
  2. 【請求項2】 上記指示手段からの指示がある場合は、
    フィルム返却が可能か否かを判定する判定手段と、この
    判定手段の判定結果に基づいて表示を行う未露光フィル
    ム返却表示手段とを具備することを特徴とする請求項1
    記載のカメラシステム。
  3. 【請求項3】 上記カメラは更に、撮影済みコマ数情報
    をカウントし、記憶する撮影済みコマ数情報記憶手段を
    具備しており、該撮影済みコマ数情報記憶手段の記憶内
    容に基づき、上記指示手段によるフィルム返却指示が不
    可能と判断された場合、フィルム返却の指示を禁止する
    ことを特徴とする請求項1記載のカメラシステム。
  4. 【請求項4】 上記現像機は更に、上記情報記録部に記
    録されている内容に基づいて上記フィルムを切断するフ
    ィルム切断手段を具備することを特徴とする請求項1記
    載のカメラシステム。
  5. 【請求項5】 上記現像機は更に、上記フィルム切断手
    段によりフィルムを切断した後に、上記第2の情報書き
    込み手段による情報記録部への記録を行う為に駆動され
    るフィルム巻き取り手段を具備したことを特徴とする請
    求項4記載のカメラシステム。
JP27112492A 1992-09-14 1992-09-14 カメラシステム Withdrawn JPH0695243A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27112492A JPH0695243A (ja) 1992-09-14 1992-09-14 カメラシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27112492A JPH0695243A (ja) 1992-09-14 1992-09-14 カメラシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0695243A true JPH0695243A (ja) 1994-04-08

Family

ID=17495667

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27112492A Withdrawn JPH0695243A (ja) 1992-09-14 1992-09-14 カメラシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0695243A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2848426B2 (ja) カメラ
EP0605790B1 (en) Method and apparatus for reproducing an image recorded on a photographic filmstrip
US6243538B1 (en) Camera and apparatus adapted to use a film cartridge
JPH0695243A (ja) カメラシステム
JPH0545714A (ja) 写真フイルム
US6185377B1 (en) Apparatus such as camera adapted for film having magnetic recording part
JP2991815B2 (ja) カメラ及びカメラの制御装置
JP3143579B2 (ja) カメラ及びカメラの制御装置
JP3655343B2 (ja) 写真フイルム及び写真フイルムパトローネ並びにレンズ付きフイルムユニットの製造方法
JP3391939B2 (ja) カメラ
JP3065801B2 (ja) 写真のプリント装置
JP2969012B2 (ja) カメラ及びカメラの制御装置
JPH1010620A (ja) カメラ
JPH0854676A (ja) 磁気記録部付きフィルムを用いるカメラ
JPH0854677A (ja) 磁気記録部付きフィルムを用いるカメラ
JPH1010617A (ja) カメラ
JPH04257837A (ja) 情報記録カメラ及びdp受付機
JPH05341366A (ja) カメラのフィルム給送装置
JPH04328731A (ja) フィルム一体型カメラ
JPH04247443A (ja) プリント写真の作成方法及び撮影情報等の読み書き装置
JPH10142675A (ja) プリント情報記録可能なカメラ
JPH1010622A (ja) カメラ
JPH05224286A (ja) 情報記録可能なカメラ
JPH04234027A (ja) プリント写真の作成方法及び受付機
JPH05150320A (ja) フイルムフオ−マツト記録機能付カメラ

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19991130