JPH0695168B2 - 光分岐結合器 - Google Patents
光分岐結合器Info
- Publication number
- JPH0695168B2 JPH0695168B2 JP61301677A JP30167786A JPH0695168B2 JP H0695168 B2 JPH0695168 B2 JP H0695168B2 JP 61301677 A JP61301677 A JP 61301677A JP 30167786 A JP30167786 A JP 30167786A JP H0695168 B2 JPH0695168 B2 JP H0695168B2
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- JP
- Japan
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- optical fiber
- optical
- block
- coupling
- insertion hole
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-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/24—Coupling light guides
- G02B6/26—Optical coupling means
- G02B6/28—Optical coupling means having data bus means, i.e. plural waveguides interconnected and providing an inherently bidirectional system by mixing and splitting signals
- G02B6/2804—Optical coupling means having data bus means, i.e. plural waveguides interconnected and providing an inherently bidirectional system by mixing and splitting signals forming multipart couplers without wavelength selective elements, e.g. "T" couplers, star couplers
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用技術] 本発明は、光双方向通信や光計測システム等に用いる光
分岐結合器に関する。
分岐結合器に関する。
[従来の技術] 従来開発されてきた光分岐結合器としては 1) 複数本の光ファイバとテーパ状ミキシング部材を
用いる方法 2) 複数本のファイバの先端をテーパ研磨し、突き合
わせる方法 3) 複数本の光ファイバをレーザ等による熔融接着に
よる方法 4) 細繊度ファイバによる方法 等が提案されている。
用いる方法 2) 複数本のファイバの先端をテーパ研磨し、突き合
わせる方法 3) 複数本の光ファイバをレーザ等による熔融接着に
よる方法 4) 細繊度ファイバによる方法 等が提案されている。
[発明が解決しようとする課題] 1)の構造の光分岐結合器の場合、テーパ状のミキシン
グ部材が必要で光分岐結合器の構成部品数が多くなり、
またファイバ端面とミキシング部材端面の結合がむずか
しく、また2)の構造の光分岐結合器は研磨作業が煩雑
で加工コストがかかり、3)構造の光分岐結合器は製作
装置が大型化し、4)の光分岐結合器は製作工程が非常
に精密で加工コストがかかるという難点がある。
グ部材が必要で光分岐結合器の構成部品数が多くなり、
またファイバ端面とミキシング部材端面の結合がむずか
しく、また2)の構造の光分岐結合器は研磨作業が煩雑
で加工コストがかかり、3)構造の光分岐結合器は製作
装置が大型化し、4)の光分岐結合器は製作工程が非常
に精密で加工コストがかかるという難点がある。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、上述のような問題点を解決することを目的と
してなされたもので、プラスチック光ファイバの熱によ
る塑性変形を利用した簡易な方法で作成できる分岐結合
器を供給することを目的とする。
してなされたもので、プラスチック光ファイバの熱によ
る塑性変形を利用した簡易な方法で作成できる分岐結合
器を供給することを目的とする。
本発明の要旨とするところは、N本の光ファイバの先端
を互いに隣接する光ファイバ同士が当接するように当接
一体化して略円形端面とした1つの結合端と、他端を分
岐構造としたN個の分岐端とを有し、N個のブロックを
当接結合した光分岐結合器であり、各々のブロック内
に、これらブロック同士の当接面に対して傾斜した光フ
ァイバ挿入孔を有し、光ファイバ挿入孔の一端が光分岐
結合器の結合端として各ブロックの当接頂点部に設けら
れ、他端がN分の1に分割された各ブロックの結合端面
と対する他端面に分岐端として設けられ、各ブロックの
光ファイバの挿入孔の結合端孔部、分岐端孔部の両方の
孔端面に面取り部を設け、各ブロックの光ファイバ挿入
孔に挿入した光ファイバの両端部を各ブロックの孔端部
より突出せしめた状態で、加熱板を押圧することによ
り、光ファイバ両端面の鏡面加工を施すとともに、光フ
ァイバ端の一部を各ブロックの孔端部の面取り部に膨大
変形せしめて収納固定し、光ファイバ端と各ブロックと
を係合せしめた構造としたことを特徴とする光分岐結合
器にある。
を互いに隣接する光ファイバ同士が当接するように当接
一体化して略円形端面とした1つの結合端と、他端を分
岐構造としたN個の分岐端とを有し、N個のブロックを
当接結合した光分岐結合器であり、各々のブロック内
に、これらブロック同士の当接面に対して傾斜した光フ
ァイバ挿入孔を有し、光ファイバ挿入孔の一端が光分岐
結合器の結合端として各ブロックの当接頂点部に設けら
れ、他端がN分の1に分割された各ブロックの結合端面
と対する他端面に分岐端として設けられ、各ブロックの
光ファイバの挿入孔の結合端孔部、分岐端孔部の両方の
孔端面に面取り部を設け、各ブロックの光ファイバ挿入
孔に挿入した光ファイバの両端部を各ブロックの孔端部
より突出せしめた状態で、加熱板を押圧することによ
り、光ファイバ両端面の鏡面加工を施すとともに、光フ
ァイバ端の一部を各ブロックの孔端部の面取り部に膨大
変形せしめて収納固定し、光ファイバ端と各ブロックと
を係合せしめた構造としたことを特徴とする光分岐結合
器にある。
以下実施例に基づき本発明を詳細に説明する。第1図は
本発明による2:1の光分岐結合器の筐体の斜視図であ
る。同図中(1)及び(2)は2分割された光分岐結合
器筐体のブロック部品であり、(11)及び(12)はフア
イバの挿入孔端、(13)、(14)は光ファイバの挿入孔
端の面取り部である。(15)はファイバを挿入するため
の孔で各ブロックの当接面に対し適当な角度θをもって
あけられている。第2図は、第1図に示した光分岐結合
器筐体部品を使用した分岐結合器の製作方法を示す図で
ある。ここで(3)はプラスチック光ファイバ(4)は
鏡面を有する金属板(5)はヒーターである。まず
(イ)に示すように2分割された筐体を構成する1つの
ブロックの光ファイバ挿入孔にファイバ(3)を挿入
し、(21)の分岐端となる光ファイバの挿入孔端では光
ファイバ端部を若干ブロックの孔端面を出た位置で、
(22)の結合端となる光ファイバの挿入孔端では、光フ
ァイバ端部を各ブロックの当接頂点となる角から若干出
た位置で切断し、固定する。
本発明による2:1の光分岐結合器の筐体の斜視図であ
る。同図中(1)及び(2)は2分割された光分岐結合
器筐体のブロック部品であり、(11)及び(12)はフア
イバの挿入孔端、(13)、(14)は光ファイバの挿入孔
端の面取り部である。(15)はファイバを挿入するため
の孔で各ブロックの当接面に対し適当な角度θをもって
あけられている。第2図は、第1図に示した光分岐結合
器筐体部品を使用した分岐結合器の製作方法を示す図で
ある。ここで(3)はプラスチック光ファイバ(4)は
鏡面を有する金属板(5)はヒーターである。まず
(イ)に示すように2分割された筐体を構成する1つの
ブロックの光ファイバ挿入孔にファイバ(3)を挿入
し、(21)の分岐端となる光ファイバの挿入孔端では光
ファイバ端部を若干ブロックの孔端面を出た位置で、
(22)の結合端となる光ファイバの挿入孔端では、光フ
ァイバ端部を各ブロックの当接頂点となる角から若干出
た位置で切断し、固定する。
次に(ロ)に示すように(22)の分岐器の結合端となる
光ファイバ挿入孔端に配設した光ファイバ突出端をヒー
ターで加熱された直角な面を持つ金属板に押し当てる。
この操作により、プラスチック光ファイバの突出端は塑
性変形を受け、ブロックの孔端部より飛び出した部分は
主に面取り部に吸収される。その後(ハ)に示すように
金属板からヒーターをはずし、ファイバ端面を冷却する
と冷却された状態で金属板とブロックを取りはずす。こ
うして鏡面を有する直角端面が形成され、光分岐結合器
の結合端を構成する光ファイバ先端の当接面となる。
(ニ)に示すように同じ操作を(11)の光ファイバの挿
入孔端である分岐端に対しても行う。
光ファイバ挿入孔端に配設した光ファイバ突出端をヒー
ターで加熱された直角な面を持つ金属板に押し当てる。
この操作により、プラスチック光ファイバの突出端は塑
性変形を受け、ブロックの孔端部より飛び出した部分は
主に面取り部に吸収される。その後(ハ)に示すように
金属板からヒーターをはずし、ファイバ端面を冷却する
と冷却された状態で金属板とブロックを取りはずす。こ
うして鏡面を有する直角端面が形成され、光分岐結合器
の結合端を構成する光ファイバ先端の当接面となる。
(ニ)に示すように同じ操作を(11)の光ファイバの挿
入孔端である分岐端に対しても行う。
このようにして製作された部品を2つ組み合わせること
によって第1図に示すごとき本発明の分岐結合器が形成
される。また必要に応じてコネクタ及び受発光素子を保
持する部材を結合することもできる。また4:1の分岐結
合器の場合は第3図に示すように光分岐結合器の結合端
の孔は4分割されるので各ブロック1′、1″、2′
2″内に挿入した光ファイバの各ブロックの当接頂点で
の処理は3つの直角面を持つ金属板を用意して端面処理
するのが効率的である。またファイバ挿入端の孔の巾を
広げれば2本以上の光ファイバを1つの挿入孔を用いて
結合することもできる。
によって第1図に示すごとき本発明の分岐結合器が形成
される。また必要に応じてコネクタ及び受発光素子を保
持する部材を結合することもできる。また4:1の分岐結
合器の場合は第3図に示すように光分岐結合器の結合端
の孔は4分割されるので各ブロック1′、1″、2′
2″内に挿入した光ファイバの各ブロックの当接頂点で
の処理は3つの直角面を持つ金属板を用意して端面処理
するのが効率的である。またファイバ挿入端の孔の巾を
広げれば2本以上の光ファイバを1つの挿入孔を用いて
結合することもできる。
[発明の効果] 本発明の光分岐結合器は研磨等の煩雑な作業を要さずに
比較的短時間に製作可能で挿入損失の比較的小さい光分
岐結合器とすることができる。
比較的短時間に製作可能で挿入損失の比較的小さい光分
岐結合器とすることができる。
第1図は本発明の2:1型の光分岐結合器の2つのブロッ
クより構成される筐体の斜視図であり、第2図は第1図
のブロックを使用した本発明の光分岐結合器の製作方法
を示す図であり、第3図は4:1型の本発明の光分岐結合
器の斜視図である。 1、2、1′、1″、2′、2″……光分岐結合器のブ
ロック 3……光ファイバ 4、6……金属板 5、7……ヒーター 11……光分岐結合器の分岐端 12……光分岐結合器の結合端 13、14……面取り部 15……光ファイバ挿入孔 16……ブロックの当接面
クより構成される筐体の斜視図であり、第2図は第1図
のブロックを使用した本発明の光分岐結合器の製作方法
を示す図であり、第3図は4:1型の本発明の光分岐結合
器の斜視図である。 1、2、1′、1″、2′、2″……光分岐結合器のブ
ロック 3……光ファイバ 4、6……金属板 5、7……ヒーター 11……光分岐結合器の分岐端 12……光分岐結合器の結合端 13、14……面取り部 15……光ファイバ挿入孔 16……ブロックの当接面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 信吾 神奈川県川崎市多摩区登戸3816 三菱レイ ヨン株式会社東京研究所内 (72)発明者 小宮 正快 神奈川県川崎市多摩区登戸3816 三菱レイ ヨン株式会社東京研究所内 (56)参考文献 特開 昭59−164521(JP,A) 特開 昭59−143119(JP,A) 特開 昭58−187903(JP,A) 実開 昭53−133746(JP,U) 実開 昭56−145015(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】N本の光ファイバの先端を互いに隣接する
光ファイバ同士が当接するように当接一体化して略円形
端面とした1つの結合端と、他端を分岐構造としたN個
の分岐端とを有し、N個のブロックを当接結合した光分
岐結合器であり、各々のブロック内に、これらブロック
同士の当接面に対して傾斜した光ファイバ挿入孔を有
し、光ファイバ挿入孔の一端が光分岐結合器の結合端と
して各ブロックの当接頂点部に設けられ、他端がN分の
1に分割された各ブロックの結合端と対する他端面に分
岐端として設けられ、各ブロックの光ファイバの挿入孔
の結合端孔部、分岐端孔部の両方の孔端面に面取り部を
設け、各ブロックの光ファイバ挿入孔に挿入した光ファ
イバの両端部を各ブロックの孔端部より突出せしめた状
態で、加熱板を押圧することにより、光ファイバ両端面
の鏡面加工を施すとともに、光ファイバ端の一部を各ブ
ロックの孔端部の面取り部に膨大変形せしめて収納固定
し、光ファイバ端と各ブロックとを係合せしめた構造と
したことを特徴とする光分岐結合器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61301677A JPH0695168B2 (ja) | 1986-12-19 | 1986-12-19 | 光分岐結合器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61301677A JPH0695168B2 (ja) | 1986-12-19 | 1986-12-19 | 光分岐結合器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63155109A JPS63155109A (ja) | 1988-06-28 |
JPH0695168B2 true JPH0695168B2 (ja) | 1994-11-24 |
Family
ID=17899801
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61301677A Expired - Fee Related JPH0695168B2 (ja) | 1986-12-19 | 1986-12-19 | 光分岐結合器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0695168B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53133746U (ja) * | 1977-03-30 | 1978-10-23 | ||
JPS59143119A (ja) * | 1983-02-04 | 1984-08-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 光分岐器 |
JPS59164521A (ja) * | 1983-03-09 | 1984-09-17 | Alps Electric Co Ltd | 光分岐・結合器 |
-
1986
- 1986-12-19 JP JP61301677A patent/JPH0695168B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63155109A (ja) | 1988-06-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |