JPH0560947A - 多心光コネクタ - Google Patents
多心光コネクタInfo
- Publication number
- JPH0560947A JPH0560947A JP22431391A JP22431391A JPH0560947A JP H0560947 A JPH0560947 A JP H0560947A JP 22431391 A JP22431391 A JP 22431391A JP 22431391 A JP22431391 A JP 22431391A JP H0560947 A JPH0560947 A JP H0560947A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical connector
- fiber
- optical
- positioning
- grooves
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/24—Coupling light guides
- G02B6/36—Mechanical coupling means
- G02B6/38—Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
- G02B6/3807—Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
- G02B6/3833—Details of mounting fibres in ferrules; Assembly methods; Manufacture
- G02B6/3834—Means for centering or aligning the light guide within the ferrule
- G02B6/3838—Means for centering or aligning the light guide within the ferrule using grooves for light guides
- G02B6/3839—Means for centering or aligning the light guide within the ferrule using grooves for light guides for a plurality of light guides
Landscapes
- Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、光ファイバの高密度な配列を可能
にした多心光コネクタを提供することを目的とする。 【構成】 表面に、複数の光ファイバ用固定溝(4)を
整列形成すると共に、光ファイバ用固定溝(4)を挟ん
でその両側の同一位置に一対の位置決め用V溝(5)を
形成した第1の光コネクタ素子(2)と、表面に、第1
の光コネクタ素子(2)と全く同一の複数の光ファイバ
用固定溝(4)および位置決め用V溝(6)を形成する
と共に、第1の光コネクタ素子(1)にその表面を対向
させた第2の光コネクタ素子(3)と、両光コネクタ素
子(2),(3)の位置決め用V溝(5)間に介在させ
た丸棒状の一対の位置決めピン(6)と、両位置決めピ
ン(6)を両光コネクタ素子(2),(3)で挟持した
状態に固定する挟持固定手段(11)とを備えた。
にした多心光コネクタを提供することを目的とする。 【構成】 表面に、複数の光ファイバ用固定溝(4)を
整列形成すると共に、光ファイバ用固定溝(4)を挟ん
でその両側の同一位置に一対の位置決め用V溝(5)を
形成した第1の光コネクタ素子(2)と、表面に、第1
の光コネクタ素子(2)と全く同一の複数の光ファイバ
用固定溝(4)および位置決め用V溝(6)を形成する
と共に、第1の光コネクタ素子(1)にその表面を対向
させた第2の光コネクタ素子(3)と、両光コネクタ素
子(2),(3)の位置決め用V溝(5)間に介在させ
た丸棒状の一対の位置決めピン(6)と、両位置決めピ
ン(6)を両光コネクタ素子(2),(3)で挟持した
状態に固定する挟持固定手段(11)とを備えた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の光ファイバ用固
定溝を有する多心光コネクタに関するものである。
定溝を有する多心光コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】多心光コネクタでは複数の光ファイバを
同時に正確に接続できる機能が要求されるため、各光フ
ァイバの位置決め精度が問題となる。そこでコネクタ素
子の上面に光ファイバ用にV溝を形成し、このV溝に光
ファイバの接続端を断面方向2点で支持することで、光
ファイバの位置決め精度を保持するようにしている。V
溝は所望の精度で光ファイバの並び方向、すなわち、一
次元方向に精度良く加工することができ、従来、この種
の光ファイバを一次元的の配列した多心光コネクタが実
用化されている。
同時に正確に接続できる機能が要求されるため、各光フ
ァイバの位置決め精度が問題となる。そこでコネクタ素
子の上面に光ファイバ用にV溝を形成し、このV溝に光
ファイバの接続端を断面方向2点で支持することで、光
ファイバの位置決め精度を保持するようにしている。V
溝は所望の精度で光ファイバの並び方向、すなわち、一
次元方向に精度良く加工することができ、従来、この種
の光ファイバを一次元的の配列した多心光コネクタが実
用化されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで近年、多心光
コネクタに、より多数の光ファイバの取付けが望まれ
る。かかる場合、光ファイバを単に一次元的な配列で対
処しようとすると、コネクタが幅広となってしまい、大
型化してしまうと共に、コネクタ自体の剛性にも問題が
生ずる。
コネクタに、より多数の光ファイバの取付けが望まれ
る。かかる場合、光ファイバを単に一次元的な配列で対
処しようとすると、コネクタが幅広となってしまい、大
型化してしまうと共に、コネクタ自体の剛性にも問題が
生ずる。
【0004】本発明は、光ファイバの高密度な配列を可
能にした多心光コネクタを提供することをその目的とし
ている。
能にした多心光コネクタを提供することをその目的とし
ている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
表面に、複数の光ファイバ用固定溝を整列形成すると共
に、光ファイバ用固定溝を挟んでその両側の同一位置に
一対の位置決め用V溝を形成した第1の光コネクタ素子
と、表面に、第1の光コネクタ素子と同一の複数の光フ
ァイバ用固定溝および位置決め用V溝を形成すると共
に、第1の光コネクタ素子にその表面を対向させた第2
の光コネクタ素子と、両光コネクタ素子の位置決め用V
溝間に介在させた丸棒状の一対の位置決めピンと、両位
置決めピンを両光コネクタ素子で挟持した状態に固定す
る挟持固定手段とを備えたことを特徴とする。
表面に、複数の光ファイバ用固定溝を整列形成すると共
に、光ファイバ用固定溝を挟んでその両側の同一位置に
一対の位置決め用V溝を形成した第1の光コネクタ素子
と、表面に、第1の光コネクタ素子と同一の複数の光フ
ァイバ用固定溝および位置決め用V溝を形成すると共
に、第1の光コネクタ素子にその表面を対向させた第2
の光コネクタ素子と、両光コネクタ素子の位置決め用V
溝間に介在させた丸棒状の一対の位置決めピンと、両位
置決めピンを両光コネクタ素子で挟持した状態に固定す
る挟持固定手段とを備えたことを特徴とする。
【0006】この場合、挟持固定手段が、両光コネクタ
素子と位置決めピンとの間にそれぞれ介在させた接着剤
であること、両光コネクタ素子を挟持方向に付勢するク
ランパであること、両光コネクタ素子を囲繞する熱収縮
部材であること、または両光コネクタ素子を囲繞するモ
ールド樹脂であることが好ましい。
素子と位置決めピンとの間にそれぞれ介在させた接着剤
であること、両光コネクタ素子を挟持方向に付勢するク
ランパであること、両光コネクタ素子を囲繞する熱収縮
部材であること、または両光コネクタ素子を囲繞するモ
ールド樹脂であることが好ましい。
【0007】さらに、位置決めピンが、光コネクタ素子
の接合端面から前方へ突出していること、または光コネ
クタ素子の接合端面から内方へ窪入していることが好ま
しい。
の接合端面から前方へ突出していること、または光コネ
クタ素子の接合端面から内方へ窪入していることが好ま
しい。
【0008】
【作用】全く同一の複数の光ファイバ用固定溝および位
置決め用V溝を形成した一対の光コネクタ素子を対向さ
せ、これを位置決め用V溝間に位置決めピン介在させた
状態で挟持固定することで、光ファイバ用固定溝を上下
2段に配列することができる。この場合、位置決め用V
溝を丸棒状の位置決めピンに押し付けるようにするの
で、各位置決めピンと各位置決め用V溝とは2点で接触
する。このため、上下2段に配列された光ファイバ用固
定溝は精度よく位置決めされる。
置決め用V溝を形成した一対の光コネクタ素子を対向さ
せ、これを位置決め用V溝間に位置決めピン介在させた
状態で挟持固定することで、光ファイバ用固定溝を上下
2段に配列することができる。この場合、位置決め用V
溝を丸棒状の位置決めピンに押し付けるようにするの
で、各位置決めピンと各位置決め用V溝とは2点で接触
する。このため、上下2段に配列された光ファイバ用固
定溝は精度よく位置決めされる。
【0009】この場合、挟持固定手段を、両光コネクタ
素子と位置決めピンとの間にそれぞれ介在させた接着
剤、両光コネクタ素子を挟持方向に付勢するクランパ、
両光コネクタ素子を囲繞する熱収縮部材、または両光コ
ネクタ素子を囲繞するモールド樹脂とすることで、位置
決め用V溝を丸棒状の位置決めピンに押し付ける状態が
安定的に維持される。
素子と位置決めピンとの間にそれぞれ介在させた接着
剤、両光コネクタ素子を挟持方向に付勢するクランパ、
両光コネクタ素子を囲繞する熱収縮部材、または両光コ
ネクタ素子を囲繞するモールド樹脂とすることで、位置
決め用V溝を丸棒状の位置決めピンに押し付ける状態が
安定的に維持される。
【0010】さらに、位置決めピンが、光コネクタ素子
の接合端面から前方へ突出、または内方へ窪入している
ことで、位置決めピンが、接続される光コネクタ同士の
ガイドピンとして機能し、また位置決め用V溝がガイド
溝として機能する。
の接合端面から前方へ突出、または内方へ窪入している
ことで、位置決めピンが、接続される光コネクタ同士の
ガイドピンとして機能し、また位置決め用V溝がガイド
溝として機能する。
【0011】
【実施例】以下、図1および図2を参照して、本発明の
一実施例に係る多心光コネクタについて説明する。
一実施例に係る多心光コネクタについて説明する。
【0012】図1は多心光コネクタの接続側の正面図で
あり、図2はその分解斜視図である。両図に示すように
この多心の光コネクタ1は、それぞれが表面に複数のフ
ァイバ用固定溝4と一対の位置決め用V溝5,5とを形
成して、上下に対向する第1の光コネクタ素子2および
第2のコネクタ素子3が、左右一対の丸棒状の位置決め
ピン6,6を挟持している構造となっている。この第1
の光コネクタ素子2と第2のコネクタ素子3とは、シリ
コンウェーハから切出されるチップで形成され、全く同
一の形状となっている。また、各光コネクタ素子2,3
の複数のファイバ用固定溝4は、表面中央に等ピッチで
整列形成され、一対の位置決め用V溝5,5は、ファイ
バ用固定溝4に対し所定の精度を保って、その両側に形
成されている。このため、図示のように両光コネクタ素
子2,3をその表面側を互いに対面させた状態では、そ
れぞれのファイバ用固定溝4,4および位置決め用V溝
5,5が正確に対峙する。
あり、図2はその分解斜視図である。両図に示すように
この多心の光コネクタ1は、それぞれが表面に複数のフ
ァイバ用固定溝4と一対の位置決め用V溝5,5とを形
成して、上下に対向する第1の光コネクタ素子2および
第2のコネクタ素子3が、左右一対の丸棒状の位置決め
ピン6,6を挟持している構造となっている。この第1
の光コネクタ素子2と第2のコネクタ素子3とは、シリ
コンウェーハから切出されるチップで形成され、全く同
一の形状となっている。また、各光コネクタ素子2,3
の複数のファイバ用固定溝4は、表面中央に等ピッチで
整列形成され、一対の位置決め用V溝5,5は、ファイ
バ用固定溝4に対し所定の精度を保って、その両側に形
成されている。このため、図示のように両光コネクタ素
子2,3をその表面側を互いに対面させた状態では、そ
れぞれのファイバ用固定溝4,4および位置決め用V溝
5,5が正確に対峙する。
【0013】ファイバ用固定溝4はV溝となっており、
この溝4内に導かれた光ファイバ(図示せず)は、この
固定溝4を閉止するように設けたファイバ押え片7によ
り溝の奥側に押圧される。実際は、このファイバ用固定
溝4と予め固着されているファイバ押え片7との間の間
隙に、図面上の裏側から光ファイバ(図示せず)が挿入
される。光ファイバは、ファイバ押え片7により押圧さ
れ、ファイバ用固定溝4(V溝)に2点で支持される。
このようにして光ファイバは精度良く位置決めされた状
態で、ファイバ用固定溝4に接着固定されることとな
る。
この溝4内に導かれた光ファイバ(図示せず)は、この
固定溝4を閉止するように設けたファイバ押え片7によ
り溝の奥側に押圧される。実際は、このファイバ用固定
溝4と予め固着されているファイバ押え片7との間の間
隙に、図面上の裏側から光ファイバ(図示せず)が挿入
される。光ファイバは、ファイバ押え片7により押圧さ
れ、ファイバ用固定溝4(V溝)に2点で支持される。
このようにして光ファイバは精度良く位置決めされた状
態で、ファイバ用固定溝4に接着固定されることとな
る。
【0014】一方、位置決め用V溝5,5は、ファイバ
用固定溝4を挟むようにして対称位置に配設されてお
り、ファイバ用固定溝4との関係も含めて精度良く位置
決めされている。第1および第2のコネクタ素子2,3
の各位置決め用V溝5は、それぞれ上下両側から位置決
めピン6に密着しており、丸棒状の位置決めピン6に位
置決め用V溝5が密着することで、光ファイバとファイ
バ用固定溝4の場合と同様に正確な位置決めが為され
る。もっとも、この場合は位置決めピン6を介して第1
のコネクタ素子2と第2のコネクタ素子3とが正確に位
置決めされることとなる。したがって、各ファイバ用固
定溝4は、各コネクタ素子2,3の製造過程で正確に位
置決めがされ、第1および第2の両コネクタ素子2,3
同士のファイバ用固定溝4は、位置決めピン6に位置決
め用V溝5が密着すること、すなわち、位置決めピン6
を第1および第2の両コネクタ素子2,3で挟持状態に
することで正確に位置決めされる。
用固定溝4を挟むようにして対称位置に配設されてお
り、ファイバ用固定溝4との関係も含めて精度良く位置
決めされている。第1および第2のコネクタ素子2,3
の各位置決め用V溝5は、それぞれ上下両側から位置決
めピン6に密着しており、丸棒状の位置決めピン6に位
置決め用V溝5が密着することで、光ファイバとファイ
バ用固定溝4の場合と同様に正確な位置決めが為され
る。もっとも、この場合は位置決めピン6を介して第1
のコネクタ素子2と第2のコネクタ素子3とが正確に位
置決めされることとなる。したがって、各ファイバ用固
定溝4は、各コネクタ素子2,3の製造過程で正確に位
置決めがされ、第1および第2の両コネクタ素子2,3
同士のファイバ用固定溝4は、位置決めピン6に位置決
め用V溝5が密着すること、すなわち、位置決めピン6
を第1および第2の両コネクタ素子2,3で挟持状態に
することで正確に位置決めされる。
【0015】そして、この挟持状態は、位置決めピン6
と第1および第2の両コネクタ素子2,3との間にそれ
ぞれ介在させた接着剤11の接着固定により為される。
すなわち接着剤11が、位置決めピン6を第1および第
2の両コネクタ素子2,3が挟持するための挟持固定手
段として作用し、ファイバ用固定溝4の縦横両方向の位
置決めを達成している。
と第1および第2の両コネクタ素子2,3との間にそれ
ぞれ介在させた接着剤11の接着固定により為される。
すなわち接着剤11が、位置決めピン6を第1および第
2の両コネクタ素子2,3が挟持するための挟持固定手
段として作用し、ファイバ用固定溝4の縦横両方向の位
置決めを達成している。
【0016】本実施例はこのように構成されるので、フ
ァイバ用固定溝4を2列に整列させることができ、光フ
ァイバを高密度で配設することが可能となる。
ァイバ用固定溝4を2列に整列させることができ、光フ
ァイバを高密度で配設することが可能となる。
【0017】図3は、図1に対応させた第2実施例の平
面図である。同図に示すようにこの実施例では、位置決
めピン6を第1および第2の両コネクタ素子2,3が挟
持するための挟持固定手段に、クランパ12を用いてい
る。この場合クランパ12は左右一対として両光コネク
タ素子2,3を両側から挟持するようになっている。も
っとも、両クランパ12,12の一方の脚部同士を連設
して、クランパ12を両光コネクタ素子2,2のハウジ
ング様に形成してもよい。
面図である。同図に示すようにこの実施例では、位置決
めピン6を第1および第2の両コネクタ素子2,3が挟
持するための挟持固定手段に、クランパ12を用いてい
る。この場合クランパ12は左右一対として両光コネク
タ素子2,3を両側から挟持するようになっている。も
っとも、両クランパ12,12の一方の脚部同士を連設
して、クランパ12を両光コネクタ素子2,2のハウジ
ング様に形成してもよい。
【0018】図4は、図1に対応させた第3実施例の平
面図である。同図に示すようにこの実施例では、挟持固
定手段に熱収縮チューブ13を用いている。熱収縮チュ
ーブ13は両光コネクタ素子2,3を囲繞するようにに
設けられ、その熱収縮と弾力とで両光コネクタ素子2,
3を挟持すると共に、両光コネクタ素子2,3のハウジ
ングとして機能する。
面図である。同図に示すようにこの実施例では、挟持固
定手段に熱収縮チューブ13を用いている。熱収縮チュ
ーブ13は両光コネクタ素子2,3を囲繞するようにに
設けられ、その熱収縮と弾力とで両光コネクタ素子2,
3を挟持すると共に、両光コネクタ素子2,3のハウジ
ングとして機能する。
【0019】図5は、図1に対応させた第4実施例の平
面図である。同図に示すようにこの実施例では、挟持固
定手段として樹脂モールドを採用している。成形型(図
示せず)内に、位置決めピン6を第1および第2の両コ
ネクタ素子2,3が挟持した状態で収容し、これにモー
ルド樹脂14を流し込み固化させる。これにより、両光
コネクタ素子2,3や位置決めピン6が一体化し、精度
を保持した状態でファイバ用固定溝4の位置が固定され
る。
面図である。同図に示すようにこの実施例では、挟持固
定手段として樹脂モールドを採用している。成形型(図
示せず)内に、位置決めピン6を第1および第2の両コ
ネクタ素子2,3が挟持した状態で収容し、これにモー
ルド樹脂14を流し込み固化させる。これにより、両光
コネクタ素子2,3や位置決めピン6が一体化し、精度
を保持した状態でファイバ用固定溝4の位置が固定され
る。
【0020】なお、これらの実施例において、位置決め
ピン6の長さと両光コネクタ素子2,3の長さとは同一
になっており、位置決めピン6が両光コネクタ素子2,
3の端面から突出または窪入することなく収容されるよ
うになっている(図2参照)。しかし、位置決めピン6
を両光コネクタ素子2,3の端面から突出または窪入さ
せることで、完成した光コネクタ1の接続に際して、こ
の突出部分をガイドピンとして、また、窪入部分をガイ
ド溝とて利用することも可能である。こうすることで、
コネクタ接続が極めて精度よく行われる。
ピン6の長さと両光コネクタ素子2,3の長さとは同一
になっており、位置決めピン6が両光コネクタ素子2,
3の端面から突出または窪入することなく収容されるよ
うになっている(図2参照)。しかし、位置決めピン6
を両光コネクタ素子2,3の端面から突出または窪入さ
せることで、完成した光コネクタ1の接続に際して、こ
の突出部分をガイドピンとして、また、窪入部分をガイ
ド溝とて利用することも可能である。こうすることで、
コネクタ接続が極めて精度よく行われる。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、位置決め
ピンを第1および第2の両光コネクタ素子で挟持するよ
うにして、位置決めピンに位置決め用V溝が密着するこ
とで、両光コネクタ素子の表面に形成された複数の光フ
ァイバ用固定溝が縦方向に精度良く配列され、したがっ
て、光ファイバ用固定溝の高密度化を図ることができ
る。
ピンを第1および第2の両光コネクタ素子で挟持するよ
うにして、位置決めピンに位置決め用V溝が密着するこ
とで、両光コネクタ素子の表面に形成された複数の光フ
ァイバ用固定溝が縦方向に精度良く配列され、したがっ
て、光ファイバ用固定溝の高密度化を図ることができ
る。
【0022】この場合、第1および第2の両光コネクタ
素子による挟持状態が、接着剤、クランパ、熱収縮部材
またはモールド樹脂とすることで、位置決め精度を確実
に維持することができる。
素子による挟持状態が、接着剤、クランパ、熱収縮部材
またはモールド樹脂とすることで、位置決め精度を確実
に維持することができる。
【図1】本発明の第1の実施例に係る光コネクタの正面
図である。
図である。
【図2】本発明の第1の実施例に係る光コネクタの分解
斜視図である。
斜視図である。
【図3】本発明の第2の実施例に係る光コネクタの正面
図である。
図である。
【図4】本発明の第3の実施例に係る光コネクタの正面
図である。
図である。
【図5】本発明の第4の実施例に係る光コネクタの正面
図である。
図である。
1…光コネクタ 2…第1の光コネクタ素子 3…第2の光コネクタ素子 4…ファイバ固定溝 5…位置決め用V溝 6…位置決めピン 11…接着剤 12…クランパ 13…熱収縮チューブ 14…モールド樹脂
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柿井 俊昭 神奈川県横浜市栄区田谷町1番地 住友電 気工業株式会社横浜製作所内 (72)発明者 灰原 正 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 松本 三千人 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内
Claims (7)
- 【請求項1】 表面に、複数の光ファイバ用固定溝を整
列形成すると共に、当該光ファイバ用固定溝を挟んでそ
の両側の同一位置に一対の位置決め用V溝を形成した第
1の光コネクタ素子と、 表面に、当該第1の光コネクタ素子と同一の複数の光フ
ァイバ用固定溝および位置決め用V溝を形成すると共
に、前記第1の光コネクタ素子にその表面を対向させた
第2の光コネクタ素子と、 前記両光コネクタ素子の位置決め用V溝間に介在させた
丸棒状の一対の位置決めピンと、 前記両位置決めピンを前記両光コネクタ素子で挟持した
状態に固定する挟持固定手段とを備えたことを特徴とす
る多心光コネクタ。 - 【請求項2】 前記挟持固定手段が、前記両光コネクタ
素子と前記位置決めピンとの間にそれぞれ介在させた接
着剤であることを特徴とする請求項1記載の多心光コネ
クタ。 - 【請求項3】 前記挟持固定手段が、前記両光コネクタ
素子を挟持方向に付勢するクランパであることを特徴と
する請求項1記載の多心光コネクタ。 - 【請求項4】 前記挟持固定手段が、前記両光コネクタ
素子を囲繞する熱収縮部材であることを特徴とする請求
項1記載の多心光コネクタ。 - 【請求項5】 前記挟持固定手段が、前記両光コネクタ
素子を囲繞するモールド樹脂であることを特徴とする請
求項1記載の多心光コネクタ。 - 【請求項6】 前記位置決めピンが、前記光コネクタ素
子の接合端面から前方へ突出していることを特徴とする
請求項1記載の多心光コネクタ。 - 【請求項7】 前記位置決めピンが、前記光コネクタ素
子の接合端面から内方へ窪入していることを特徴とする
請求項1記載の多心光コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22431391A JPH0560947A (ja) | 1991-09-04 | 1991-09-04 | 多心光コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22431391A JPH0560947A (ja) | 1991-09-04 | 1991-09-04 | 多心光コネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0560947A true JPH0560947A (ja) | 1993-03-12 |
Family
ID=16811800
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22431391A Pending JPH0560947A (ja) | 1991-09-04 | 1991-09-04 | 多心光コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0560947A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0850432A1 (en) * | 1995-07-28 | 1998-07-01 | Berg Technology, Inc. | 36 fiber macii chip |
US6004042A (en) * | 1995-07-28 | 1999-12-21 | Berg Technology, Inc. | Multi-fiber connector |
-
1991
- 1991-09-04 JP JP22431391A patent/JPH0560947A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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