JPH0694947A - 光通信用ファイバモジュ−ルの光軸補正方法 - Google Patents

光通信用ファイバモジュ−ルの光軸補正方法

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JPH0694947A
JPH0694947A JP24096492A JP24096492A JPH0694947A JP H0694947 A JPH0694947 A JP H0694947A JP 24096492 A JP24096492 A JP 24096492A JP 24096492 A JP24096492 A JP 24096492A JP H0694947 A JPH0694947 A JP H0694947A
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JP
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optical
stem
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holder
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JP24096492A
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Masahiko Takahashi
正彦 高橋
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】光通信用ファイバモジュ−ルの光軸補正を短時
間で行うことができるとともに、ステム部とホルダ部と
を分離させることのない光軸補正方法を提供することに
ある。 【構成】複数箇所に溶接を施してステム部2とホルダ部
3とを仮結合する第1の工程と、フランジ部9の周縁部
に沿って溶接し変化した光量の値を基にして位置ずれ量
を予想する第2の工程と、レ−ザダイオ−ド5の光軸と
光ファイバ8の光軸との位置ずれ方向を予想する第3の
工程と、ステム部2とホルダ部3とを相対変位させ、光
量調節方向を決定する第4の工程と、位置ずれ方向と光
量調節方向とを基にして補正方向を決定するとともに補
正エリアを設定する第5の工程と、補正エリア内におさ
まるよう変位量を調節しながらレ−ザダイオ−ド5の光
軸と光ファイバ8の光軸との位置ずれを補正する第6の
工程とを具備した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、レ−ザダイオ
−ドなどの光素子と光ファイバとを光学的に結合する光
通信用ファイバモジュ−ルの光軸補正方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、図8に示すような光通信用ファ
イバモジュ−ル1(以下、ファイバモジュ−ルと称す
る)が知られている。このファイバモジュ−ル1は、S
MF−LDモジュ−ルである。そして、ファイバモジュ
−ル1は、ステム部2とホルダ部3とを有しており、ホ
ルダ部3をステム部2に組合わせて結合している。
【0003】ステム部2は、円板部4の板面上に光素子
としてのレ−ザダイオ−ド5を固定している。さらに、
ステム部2は、円板部4の板面上に同心的に配置され、
軸方向一端部を開放するとともに他端部を略平坦に加工
された円筒状のキャップ6を有している。そして、ステ
ム部2は、このキャップ6を円板部4に気密的に結合し
ており、キャップ6によってレ−ザダイオ−ド5を覆っ
ている。さらに、ステム部2は、キャップ6に球レンズ
7を固定しており、この球レンズ7をレ−ザダイオ−ド
5に対向させている。
【0004】ホルダ部3は、段付な円筒状に成形された
もので、小径側に光ファイバ8の一端部を同心的に差込
まれるとともに、この光ファイバ8の一端部を固定し保
持している。さらに、ホルダ部3は大径側に、ホルダ部
3の軸心を中心として真円状に延びるフランジ部9を有
している。そして、ホルダ部3は、ステム部2のキャッ
プ6上に同心的に配置されており、フランジ部9をキャ
ップ6に当接させている。
【0005】つまり、ファイバモジュ−ル1は、ステム
部2に突設された端子10…を介してレ−ザダイオ−ド
5に電力を付加され、付加された電力に応じてレ−ザダ
イオ−ド5を発光させる。そして、レ−ザダイオ−ド5
から出力されたレ−ザ光を球レンズ7により集光したの
ち、光ファイバ8に入力する。
【0006】ここで、図8に示すファイバモジュ−ル1
は発光側モジュ−ルであるが、受光側モジュ−ルも発光
側モジュ−ルと同様の構造を有している。そして、受光
側モジュ−ルは、光ファイバ8により伝送された光信号
を光センサにより電気信号に変換し、光信号に応じた値
の電気信号を出力する。
【0007】また、レ−ザダイオ−ド5の光軸と光ファ
イバ8の光軸との位置合せは、ステム部2とホルダ部3
を任意に相対変位させ、光ファイバ8に入射する光量を
増加させる補正方向を探し出すことにより行われてい
た。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
に、ステム部2とホルダ部3とを任意に相対変位させて
補正方向を探していたのでは、ステム部2とホルダ部3
とが正確な補正方向に関係のない無駄な方向へ相対変位
することがあり、光軸補正に多くの時間を要する。
【0009】また、光軸補正が開始されてから終了する
までのステム部2とホルダ部3との相対変位量が多いた
め、溶接のポイントが外れてステム部2とホルダ部3と
を分離させてしまうことが考えられた。
【0010】本発明の目的とするところは、光通信用フ
ァイバモジュ−ルの光軸補正を短時間で行うことができ
るとともに、ステム部とホルダ部とを分離させることの
ない光軸補正方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段および作用】上記目的を達
成するために本発明は、光素子を備えたステム部をX−
Y方向にそれぞれ変位自在な位置決めステ−ジ上に固定
し、光ファイバを保持するとともにフランジ部を有する
ホルダ−部をステム部に組合わせ、フランジ部をステム
部に当接させ、光素子の光軸と光ファイバの光軸とを位
置合せし、フランジ部の周縁部に沿うとともに同心円上
に並び互いに離間した複数箇所に溶接を施してステム部
とホルダ部とを仮結合する第1の工程と、フランジ部の
周縁部に沿った部分に溶接を施すとともにこの溶接に伴
って変化した光量の値を基にして位置ずれ量を予想する
第2の工程と、第2の工程において溶接を施された箇所
を基にして光素子の光軸と光ファイバの光軸との位置ず
れ方向を予想する第3の工程と、位置決めステ−ジをX
方向およびY方向にそれぞれ駆動しステム部とホルダ部
とを相対変位させて光量の増減を検出し、光量調節方向
を決定する第4の工程と、位置ずれ方向と光量調節方向
とを基にして補正方向を決定するとともに、この補正方
向を基にして補正エリアを設定する第5の工程と、補正
エリア内におさまるよう変位量を調節しながらステム部
とホルダ部とを相対変位させて光素子の光軸と光ファイ
バの光軸との位置ずれを補正する第6の工程とを具備し
たことにある。
【0012】こうすることによって本発明は、光通信用
ファイバモジュ−ルの光軸補正に要する時間を短縮で
き、さらに、ステム部とホルダ部とが分離することを防
止できるようにしたことにある。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図7に基づ
いて説明する。なお、従来の技術の項で説明したものと
重複するものについては同一番号を付し、その説明は省
略する。
【0014】図1および図2中に符号1で示すのは、光
通信用ファイバモジュ−ル(以下、ファイバモジュ−ル
と称する)、符号11はこのファイバモジュ−ル1の組
立てに利用される組立機である。このうちファイバモジ
ュ−ル1は、発光側モジュ−ルとして利用されるもの
で、レ−ザダイオ−ド等の光素子をステム部2と、光フ
ァイバの一端部を差込まれて保持したホルダ部3とによ
り構成されている。ここで、光ファイバ8はホルダ部3
にはんだ付けされている。そして、図2中の符号12
は、はんだを示している。
【0015】上記組立機11は、板体からなる4つの加
圧レバ−13…と、X−Y方向に例えば0.1μm単位
で水平に変位することが可能な位置決めステ−ジとして
のパルスステ−ジ14とを備えている。そして、組立機
11は、図2中に示すように、回動自在な保持爪15を
有する保持機16をパルスステ−ジ14上に固定してい
る。
【0016】また、組立機11は、加圧レバ−13…を
パルスステ−ジ14上に配置している。さらに、組立機
11は、加圧レバ−13…を例えば水平方向および上下
方向に変位させること、および、加圧レバ−13…の変
位量を任意に調節することができるようになっている。
そして、組立機11は、加圧レバ−13…とパルスステ
−ジ14とを個別に駆動できるようになっている。
【0017】そして、組立機11は、保持機16にステ
ム部2を載置し、保持爪15をステム部2の円板部4に
係止させて、ステム部2をパルスステ−ジ14に固定し
ている。さらに、組立機11は、加圧レバ−13…を移
動させてファイバモジュ−ル1に近付け、ホルダ部3を
略等間隔な四方から押え付けている。また、組立機11
は加圧レバ−13…を、フランジ部9に当接させてキャ
ップ6の上面6aに押し付けている。そして、組立機1
1は加圧レバ−13…により、ホルダ部3をステム部2
に対して同心的に位置決めしながら保持している。ここ
で、図2中の符号17で示すのはYAGレ−ザ溶接用の
集光レンズである。つぎに、光軸補正方法について説明
する。
【0018】まず、ステム部2がキャップ6を上方に向
けた状態でX−Yテ−ブル上に載置される。そして、ホ
ルダ部3がこのステム部2に上方から同心的に組合わさ
れ、フランジ部9をキャップ6に当接させる。
【0019】さらに、加圧レバ−13…がホルダ部3に
近付き、ホルダ部3を挟み付けるとともに、その先端部
をフランジ部9に接触させる。そして、加圧レバ−13
…が、その板面をフランジ部9に接触させるとともにフ
ランジ部9を押圧し、キャップ6の上面6aに圧接させ
る。そして、加圧レバ−13…は、フランジ部9とキャ
ップ6の、真円状に延びる境界部18の4箇所を押え付
け、フランジ部9をキャップ6の上面6aにならわせ
る。
【0020】さらに、ステム部2内のレ−ザダイオ−ド
に電力が付加される。そして、レ−ザダイオ−ド5が発
光した状態で、組立機11によりステム部2とホルダ部
3とが相対変位させられる。そして、レ−ザダイオ−ド
の光軸と光ファイバ8の光軸との位置合せが行われ、光
ファイバ8に所定の光量のレ−ザ光が入射する。
【0021】そして、レ−ザダイオ−ド5の光軸と光フ
ァイバ8の光軸とが位置合せされた状態で、YAGレ−
ザ溶接が行われる。この溶接は、図1中に示すように、
フランジ部9とキャップ6との境界部18に沿うととも
に各加圧レバ−13…を挟んで位置する8箇所に行われ
る。そして、ステム部2とホルダ部3とが仮結合され
る。ここで、図1中および図3中に符号19〜26で示
すのは、仮結合の際に形成される溶接ポイントである。
仮結合ののち、境界部18に沿った1箇所が選択され、
その部分にYAG溶接が施される。
【0022】ステム部2とホルダ部3との間の境界部1
8に部分的な溶接を施すと、ステム部2とホルダ部3と
が相対変位し、レ−ザダイオ−ド5の光軸と光ファイバ
8の光軸との間に位置ずれが生じることがある。そし
て、この位置擦れの原因は、溶接の際に発生する熱収縮
により、ホルダ部3が溶接ポイントの側に引張られるこ
とであると考えられる。
【0023】また、光ファイバ8の出力と光軸の位置ず
れとの間には、図4に示すような関係がある。つまり、
図4中のグラフの横軸は位置ずれ量を示しており、縦軸
は光ファイバ8の出力を示している。そして、光ファイ
バ8の出力は、位置ずれ量が零の時にピ−クとなり、位
置ずれ量が増大するにしたがって低下する。
【0024】そして、図4のグラフがデ−タとして利用
され、位置ずれ量が予想される。つまり、溶接前と溶接
後の出力が記憶され、例えば溶接前に0.3mWだった
出力が溶接後に0.2mWに変化したとすると、図4の
グラフをもとに位置ずれ量が判断され、0.2mWに対
応する3μmが位置ずれ量として予想される。
【0025】つぎに、位置ずれ方向が予想される。つま
り、例えば図3中に符号19で示す溶接ポイントの付近
に溶接が行われた場合、位置ずれ方向は、図中の基準点
27と溶接ポイント19の付近の部位とを結ぶ方向、即
ち図5中のa方向に予想される。また、溶接ポイント2
0については、同様に図5中のb方向が位置ずれ方向と
して予想される。
【0026】さらに、パルスステ−ジ14が駆動され、
ステム部2がホルダ部3に対して変位することに伴う出
力の変化が検出される。パルスステ−ジ14の駆動量
は、パルステ−ブルの最小パルス分(例えば、0.2μ
m)に設定されている。
【0027】パルスステ−ジ14を最小パルス分駆動し
ても出力が変化しない場合には、パルスステ−ジ14が
再度駆動される。この場合、パルスステ−ジ14のバッ
クラッシュがどの程度あるのか分からなければ、パルス
ステ−ジ14の駆動量は、1回の駆動につき最大2μm
に設定される。
【0028】そして、パルスステ−ジ14がX軸方向に
変位した際の出力の変化と、パルスステ−ジ14がY軸
方向に変位した際の出力変化とを基に、図6中に示す光
量調節方向が決定される。
【0029】例えば、パルスステ−ジ14がX軸の+側
に移動した時に出力の上昇が検出され、かつ、パルスス
テ−ジ14がY軸の+側に移動した時に出力の上昇が検
出された場合には、光量調節方向は、図6中のA方向に
決定される。
【0030】また、例えば、パルスステ−ジ14がX軸
の+側に移動した時に出力の上昇が検出され、かつ、パ
ルスステ−ジ14がY軸の+側に移動しても−側に移動
しても出力の上昇が検出されない場合には、光量調節方
向は、図6中のB方向に決定される。ここで、図6中の
A〜H方向は、パルスステ−ジ14の移動方向を基準と
して等間隔に設定されている。こののち、予想された位
置ずれ量と位置ずれ方向、および、決定された光量調節
方向とを基に、補正方向が決定されるとともに、補正エ
リアが設定される。
【0031】例えば、位置ずれ方向が図5中のI方向に
予想され、光量調節方向が図6中のA方向に決定されれ
ば、図7に示すように、合成された両方向I、Aの間の
角度を2等分する方向αに、補正方向が決定される。こ
こで、位置ずれ方向Iと光量調節方向Aとが90度以上
ずれている場合には、補正方向αは光量調節方向Aと一
致するよう決定される。また、補正エリアは、下式、 (予想された位置ずれ量)+(バックラッシュ)×1.
2 により求まる値βを一片とし、補正方向αに中心線を一
致させた正方形のエリアである。例えば、予想された位
置ずれ量が3μm、バックラッシュが2μmであれば、
図7中に示すように補正エリアγは、1辺が5.4μm
の正方形になる。
【0032】そして、設定された補正エリアγの範囲内
で光軸補正が行われる。そして、光量が上昇している間
は同一方にパルスステ−ジ14が駆動される。また、光
量が減少するまで、或いは、駆動量が補正エリアγの範
囲から外れるまで、パルスステ−ジ14の同一方向への
駆動が続けられる。また、光量が目標値に達すれば、光
軸補正が終了する。なお、これらの各工程は、人手を介
さず自動的に行われる。
【0033】すなわち、このような光軸補正方法によれ
ば、ステム部2とホルダ部3とを無駄な方向へ相対変位
させることを防止でき、無駄なく正確に光軸補正を行う
ことができる。したがって、光軸補正に要する時間を短
縮することができる。
【0034】また、ステム部2とホルダ部3との相対変
位量を、補正エリアγ内に限定しているので、ステム部
2とホルダ部3との間の溶接ポイントに過度に大きな力
が加わることを防止できる。そして、光軸補正の際にス
テム部2とホルダ部3とが分離することを防止できる。
なお、本発明は、受光側モジュ−ルの光軸補正にも適用
可能である。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、光素子を
備えたステム部をX−Y方向にそれぞれ変位自在な位置
決めステ−ジ上に固定し、光ファイバを保持するととも
にフランジ部を有するホルダ−部をステム部に組合わ
せ、フランジ部をステム部に当接させ、光素子の光軸と
光ファイバの光軸とを位置合せし、フランジ部の周縁部
に沿うとともに同心円上に並び互いに離間した複数箇所
に溶接を施してステム部とホルダ部とを仮結合する第1
の工程と、フランジ部の周縁部に沿った部分に溶接を施
すとともにこの溶接に伴って変化した光量の値を基にし
て位置ずれ量を予想する第2の工程と、第2の工程にお
いて溶接を施された箇所を基にして光素子の光軸と光フ
ァイバの光軸との位置ずれ方向を予想する第3の工程
と、位置決めステ−ジをX方向およびY方向にそれぞれ
駆動しステム部とホルダ部とを相対変位させて光量の増
減を検出し、光量調節方向を決定する第4の工程と、位
置ずれ方向と光量調節方向とを基にして補正方向を決定
するとともに、この補正方向を基にして補正エリアを設
定する第5の工程と、補正エリア内におさまるよう変位
量を調節しながらステム部とホルダ部とを相対変位させ
て光素子の光軸と光ファイバの光軸との位置ずれを補正
する第6の工程とを具備した。
【0036】したがって本発明は、光通信用ファイバモ
ジュ−ルの光軸補正に要する時間を短縮でき、さらに、
ステム部とホルダ部とが分離することを防止できるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】光通信用ファイバモジュ−ルと組立機とを上方
から見た状態を示す概略図。
【図2】光通信用ファイバモジュ−ルと組立機とを部分
的に縦断して側方から見た状態を示す概略図。
【図3】溶接ポイントを示す説明図。
【図4】位置ずれ量と光ファイバの出力との関係を示す
グラフ。
【図5】位置ずれ方向を示す説明図。
【図6】光量調節方向を示す説明図。
【図7】補正方向と補正エリアとを示す説明図。
【図8】一般の光通信用ファイバモジュ−ルを一部破断
して示す斜視図。
【符号の説明】
1…光通信用ファイバモジュ−ル、2…ステム部、3…
ホルダ部、5…レ−ザダイオ−ド(光素子)、8…光フ
ァイバ、9…フランジ部、14…パルスステ−ジ(位置
決めステ−ジ)、18…境界部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光素子を備えたステム部をX−Y方向に
    それぞれ変位自在な位置決めステ−ジ上に固定し、光フ
    ァイバを保持するとともにフランジ部を有するホルダ−
    部を上記ステム部に組合わせ、上記フランジ部を上記ス
    テム部に当接させ、上記光素子の光軸と上記光ファイバ
    の光軸とを位置合せし、上記フランジ部の周縁部に沿う
    とともに同心円上に並び互いに離間した複数箇所に溶接
    を施して上記ステム部と上記ホルダ部とを仮結合する第
    1の工程と、上記フランジ部の周縁部に沿った部分に溶
    接を施すとともにこの溶接に伴って変化した光量の値を
    基にして位置ずれ量を予想する第2の工程と、上記第2
    の工程において溶接を施された箇所を基にして上記光素
    子の光軸と上記光ファイバの光軸との位置ずれ方向を予
    想する第3の工程と、上記位置決めステ−ジをX方向お
    よびY方向にそれぞれ駆動し上記ステム部と上記ホルダ
    部とを相対変位させて光量の増減を検出し、光量調節方
    向を決定する第4の工程と、上記位置ずれ方向と上記光
    量調節方向とを基にして補正方向を決定するとともに、
    この補正方向を基にして補正エリアを設定する第5の工
    程と、上記補正エリア内におさまるよう変位量を調節し
    ながら上記ステム部と上記ホルダ部とを相対変位させて
    上記光素子の光軸と上記光ファイバの光軸との位置ずれ
    を補正する第6の工程とを具備した光通信用ファイバモ
    ジュ−ルの光軸補正方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002067030A1 (fr) * 2001-02-20 2002-08-29 Furukawa Electric Co., Ltd Dispositif de support de capsule de contact et procede de production de modules laser a semi-conducteurs
US6996311B1 (en) 2002-11-07 2006-02-07 Pentax Corporation Optical communication device
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US7252634B2 (en) 2002-11-05 2007-08-07 Pentax Corporation Confocal probe having scanning mirrors mounted to a transparent substrate in an optical path of the probe

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