JPH0694724B2 - 作業足場 - Google Patents

作業足場

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JPH0694724B2
JPH0694724B2 JP2062410A JP6241090A JPH0694724B2 JP H0694724 B2 JPH0694724 B2 JP H0694724B2 JP 2062410 A JP2062410 A JP 2062410A JP 6241090 A JP6241090 A JP 6241090A JP H0694724 B2 JPH0694724 B2 JP H0694724B2
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JP
Japan
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work
scaffold
building
construction
suspension
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泰郎 石井
邦夫 能上
清記 須山
Original Assignee
泰郎 石井
アワーブレーン環境設計株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、建築工事に用いられる作業足場に関する。
(従来の技術) 建物の外壁面は常に外部環境に晒されているため、風雨
や熱等の影響による汚損が生じ易い。そのため定期的に
外壁面の清掃や補修を行う必要があり、これらの作業を
行う場合は補修作業用の足場を建築物の外周に建て込
む。
従来の一般的な作業足場には本足場、枠組み足場、ゴン
ドラ足場等が知られている。本足場や枠組み足場は、地
上から建物全体の外周を囲うように組上げるものであ
る。またゴンドラ足場は建物の屋上から作業床となるゴ
ンドラを吊下げ、これを作業領域の移動に伴って移動さ
せるものである。
これらの作業足場はあくまで壁面工事作業のための足場
を提供することを主目的としているため、作業環境とし
てはほぼ屋外のままであるといえる。ちなみに、作業足
場の外周にいわゆる養生ネットが設けられることはある
が、これは工具の落下や塗料の飛散等を防止するための
安全や衛生対策上のものであって、特に雨や雪、日射等
を防ぐために設けられるものではない。
ところで、工事に用いられる塗料やシーリング材等の建
築材料はいかような環境であっても良好な施工が行える
ものではなく、通常、良好な施工が行える推奨条件がメ
ーカにより定められている。
しかしながら、上述したようにこれらの作業足場での作
業環境は屋外同然であるため、施工時の気温や湿度は天
候次第で変化してしまう。このため、1つの建築物であ
っても天候によって仕上りに差が生じてしまい、均一な
品質を保つことが困難である。また、寒冷地では気温が
低い冬期の施工が困難となる場合もある。
さらに、雨や雪等によって作業が妨げられることもあり
工程を狂わす一因ともなっていた。
(発明が解決しようとする課題) このように、従来からの作業足場は、施工条件が天候に
より左右されてしまうため、施工品質を均一に管理する
ことが難しく、天候によっては作業が行えないこともあ
るという問題があった。
本発明はこのような課題を解決すべくなされたもので、
天候に左右されずに均一な品質の施工を行うことのでき
る作業足場の提供を目的としている。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明の作業足場は上記した目的を達成するために、建
築物の上部からこの建築物の壁面に沿って昇降自在な吊
足場を吊下げてなる作業足場において、前記吊足場の作
業空間を耐候的に囲み、この作業空間内の環境を空調機
で調整したことを特徴としている。
(作用) 本発明の作業足場は、建築物の上部から昇降自在に吊下
げた吊り足場上の作業空間を耐候的に囲み、この作業空
間内の環境を空調機で調整しているので、作業空間内を
施工に適した条件に保つことが可能となり、施工品質を
均一化することができる。
また、雨や雪、風等が遮られるので、天候に拘らず作業
を行うことができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図は本発明の一実施例の作業足場の構成を説明する
ための断面図、第2図は第1図の作業足場の全体を示す
斜視図。
これらの図に示すように、本実施例の作業足場は、建物
1の屋上部分において、先端が建物1の壁面から突出す
るように付設された複数の支持梁10から吊りワイヤロー
プ20を介して、吊下げられた吊り足場30上の作業空間A
を遮水性を有する断熱シート40で囲い、この作業空間A
の環境を吊り足場30上に取付けられた空調機50により調
整するものである。
上述の各支持梁10は、例えば建物1の屋上部分に設けら
れたパラペット等にほぼ均等な間隔を置いて仮設的に固
定されている。各支持梁10には、それぞれ2本の吊りワ
イヤロープ20が結着されており、各吊りワイヤロープ20
の下端は、吊り足場30の架台31に巻上げ機32、33を介し
てそれぞれ結着されている。また、吊り足場30に備えら
れた全ての巻上げ機32、33はそれぞれ連動式となってお
り、これらの巻上げ機32、33は吊り足場30に乗った作業
員自らの操作で作動するようになっている。そしてこの
吊り足場30は、全体的にほぼ水平な状態を保ちながら建
物1の壁面に沿って昇降するようになっている。
また、この吊り足場30は、建物1側を除く周囲を天井部
分を含めて金属パイプ等を用いた骨組34で囲っており、
この骨組34の外側には遮水性を有する断熱シート40が被
装されている。これにより、吊り足場30からの落下防
止、降雨降雪時の供え及び作業空間Aと屋外環境との断
熱がなされている。さらに、この吊り足場30の架台31に
は、この足場30を建物1の壁面に沿って円滑に昇降させ
るためのガイドローラ36が取付けられている。
さて、この実施例の作業足場の特徴は、上述したように
吊り足場30上の作業空間Aを遮水性を有する断熱シート
40で囲み、空調機50により気温や湿度の調整を行うとこ
ろにある。
これにより、天候や気象に拘らずに最適な施工条件で施
工することが可能となる。
ここで、作業空間Aを囲むシートに遮水性を有する断熱
シートを用いたが、さらに、このシートに紫外線または
日射を遮る性質も持たせることでより一層の施工条件の
改善が可能となる。
尚、上述の実施例では、作業空間Aの周囲に骨組み34を
設け、この骨組み34の外側に断熱シート40を被装するこ
とで作業空間Aを耐候的に囲んでいるが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、樹脂パネル等を用いて作業
空間Aを囲んでもよく、さらにFRP(Fiber Reinforced
Plastics;繊維強化プラスチック)を用いて壁面に接す
る面のみが開口された箱状の吊り足場を形成してもよ
い。また、この実施例では建築物を横割りにした一段吊
りの吊り足場で説明したが、建築物を縦割りにした吊り
足場であったり、二段吊りであったりしても勿論よい。
さらに、上述した本実施例では作業空間A内の環境を調
整するための空調機50を吊り足場30上に取付けたが、地
上または建築物の屋上に設置された空調機からダクト等
を介して作業空間A内の空調を行うようにしてもよい。
[発明の効果] 以上説明したように本発明の作業足場によれば、天候に
左右されずに均一な品質の施工を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の作業足場を説明するための
断面図、第2図は第1図の作業足場の全体を示す斜視図
である。 1…建物、10…支持梁、20…吊りワイヤロープ、30…吊
り足場、31…架台、32、33…巻上げ機、34…骨組、40…
断熱シート、50…空調機。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建築物の上部からこの建築物の壁面に沿っ
    て昇降自在な吊足場を吊下げてなる作業足場において、 前記吊足場の作業空間を耐候的に囲み、この作業空間内
    の環境を空調機で調整したことを特徴とする作業足場。
JP2062410A 1990-03-13 1990-03-13 作業足場 Expired - Fee Related JPH0694724B2 (ja)

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