JPH0693713A - 円筒タンクの外壁面作業用足場 - Google Patents

円筒タンクの外壁面作業用足場

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JPH0693713A
JPH0693713A JP27109592A JP27109592A JPH0693713A JP H0693713 A JPH0693713 A JP H0693713A JP 27109592 A JP27109592 A JP 27109592A JP 27109592 A JP27109592 A JP 27109592A JP H0693713 A JPH0693713 A JP H0693713A
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JP
Japan
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pipe
scaffold
cylindrical tank
wire rope
scaffolds
Prior art date
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Pending
Application number
JP27109592A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumasa Shishido
勝正 宍戸
Akimitsu Senamiya
明充 世並屋
Koji Yamamoto
宏治 山本
Shigeo Nakai
繁夫 中井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KASHIWABARA TOKEN KOGYO KK
Original Assignee
KASHIWABARA TOKEN KOGYO KK
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Publication date
Application filed by KASHIWABARA TOKEN KOGYO KK filed Critical KASHIWABARA TOKEN KOGYO KK
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Publication of JPH0693713A publication Critical patent/JPH0693713A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 石油貯蔵用等の円筒タンクの外壁を補修する
際に使用する作業用の足場を、組み立て、分解が迅速で
安全性の高いものとする。 【構成】 円筒タンクの上端外周部を円周方向に移動可
能なハンガー台車に吊設する縦長の足場であって、既製
のパイプ足場(A),(B)・・・(K)を複数段直列
に連結するに当たって、相隣れるパイプ足場の建枠(1
a),(1b)の縦パイプ(2)の突き合わせ部に筒状
の連結ピン(12)を嵌め合わせて連続させ、各段の建
枠(1a),(1b)の4本の縦パイプ(2)及び連結
ピン(12)の筒孔にワイヤーロープ(15)を全長に
わたって貫通し、このワイヤーロープ(15)を手動ホ
イスト(17)により緊締して複数段のパイプ足場
(A),(B)・・・(K)を連結したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、石油貯蔵等に使用され
るドームルーフタンク、フローティングタンク、コーン
ルーフタンク等の円筒状の外壁面の研掃または塗装作業
に使用する円筒タンクの外壁面作業用足場に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】円筒タンクの外壁面を塗装替えすると
き、古い塗装や錆を落とす研掃を行った後塗装を行うも
のであるが、この研掃及び塗装作業のための足場は、円
筒タンクの外周に沿って垂直に吊り下げられて円周方向
に移動できるものが従来から使用されている。
【0003】こうした従来の足場は、建設関係において
一般に使用されている既製のパイプ足場用建枠の縦パイ
プの両端にフランジを溶接し、このフランジをボルトに
より連結して複数段の足場を組み立てたものや、特公昭
58−52068号公報に開示されている、2本のロー
プに複数本の連結桿を縄梯子状に取り付けたものを2本
平行に配置して、それぞれの連結桿に足場板を懸け渡
し、この連結桿をロープと平行なパイプにクランプ金具
により連結して揺れ止めしたものが使用されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の足場
で、既製のパイプ足場枠を多数のボルトを使用してフラ
ンジ連結するものは組立・解体に大変な時間と手数を必
要とする難点があり、また足場板を2本の縄梯子状のも
のに掛け渡したものも、揺れ止めのために各段をパイプ
を使って連結するのにクランプ金具をボルト締めする必
要があって、上記したフランジ連結の場合と組立解体に
要する時間及び手数は大差なく、いずれも準備と後始末
に多大の工数を必要とするといった難点があった。
【0005】本発明の目的は、足場の組立・解体にボル
ト・ナットを必要とせず、組立て解体をきわめて容易迅
速に行うことのできる、円筒タンクの外壁面作業用足場
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達するため
のこの発明は、円筒タンクの上端外周部を円周方向に移
動可能なハンガー台車に吊設する縦長の足場であって、
既製のパイプ足場を複数段直列に連結するに当たって、
相隣れる上記パイプ足場の建枠の縦パイプの突き合わせ
部に筒状の連結ピンを嵌め合わせて連続させ、上記複数
段の建枠の縦パイプ及び連結ピンの筒孔にワイヤーロー
プを全長にわたって貫通し、該ワイヤーロープを手動ホ
イスト〔市販のチルホール(商標)を使用〕により緊締
して上記複数段のパイプ足場を連結してなる、円筒タン
クの外壁面作業用足場である。
【0007】
【作用】複数段直列に配置されたパイプ足場の連結を、
各段の建枠の縦パイプと、この各段の縦パイプ同士の継
ぎ目に嵌められている筒状の連結ピンにワイヤーロープ
を全長にわたって貫通して、このワイヤーロープを手動
ホイストを使用して緊締固定するため、建枠の連結にボ
ルトを一切使用する必要が無く、きわめて簡単に組み立
てられるとともに、分解もこのワイヤーロープを弛めて
抜くだけであるから簡単であり、組み立て分解が迅速容
易に行えるものである。
【0008】この足場は、円筒タンクの外周部に吊設さ
れて、円周方向に移動しながら使用する場合と、固定し
た状態で使用する場合とがある。
【0009】
【実施例】以下この発明を、例示図面を参照として説明
する。図1は円筒タンクの外壁面作業用足場の一部を省
略した斜視図であり、図2はこの足場の使用状態を示す
全体側面図であり、図3は図2をP矢印の方向にに見た
図である。
【0010】図において、(1a),(1b)は既製の
パイプ足場の建枠で、梯子型(1a)と簡易型(1b)
が交互に10個を直列に連結〔本発明の要点はこの建枠
(1a),(1b)の連結構造にあり後で詳述する。〕
したものを2列相対向して平行に配置し、この相対向す
る各建枠(1a),(1b)の一方の縦パイプ(2)同
士をX字形のスジカイ(3)で連結し、他方の縦パイプ
(2)同士を平行する2本の横連結パイプ(4)をクラ
ンプ金具(5)を使って連結固定し、さらに上端に足場
板(6)を懸架して、10段のパイプ足場(A),
(B)・・・(K)を連続して形成し、この各段のパイ
プ足場にそれぞれ折り畳みできる作業床(7)を2本の
横連結パイプ(4)に取り付けて、図2に示す如く作業
員がこの作業床(7)に乗って作業を行うものである。
【0011】この作業床(7)は、パイプ足場(A),
(B)・・・(K)に添って薄く折り畳むことにより、
例えば円筒タンク(T)の外周近くに直立して設けられ
ている立ち上がり配管(図示省略)の如き障害物をかわ
して円周方向の移動を可能にすることができる。
【0012】上記した建枠(1a),(1b)を梯子型
と簡易型を交互に組み合わせたものは、図1に示す如く
左右2列の各段において梯子型と簡易型を相対向して配
置するものであって、各段のパイプ足場(A),(B)
・・・(K)は左右のどちらか一方に梯子型が使用され
ていて、この梯子型を作業員が登り降りして作業床
(7)に乗り降りするものである。従って全部に梯子型
を使っても差し支えない。
【0013】この足場は図2及び図3に示す如く、円筒
タンク(T)の上端に近い外周に設けられているウイン
ドガーター(W)を伝って円周方向に走行するハンガー
台車(U)に、作業床(7)が円筒タンク(T)に対面
するように上端を取り付けて懸吊し、その下端に延長枠
(8)を取り付け、この延長枠(8)に左右方向に延び
るタッチロール取付アーム(9)を取付け、このタッチ
ロール取付アーム(9)に、先端に円筒タンク(T)の
外周に接するタッチロール(10)を持つタッチロール
バー(11)が、円筒タンク(T)の方向に延びて少な
くとも2本取付けてある。
【0014】上記した建枠(1a),(1b)を10段
直列に連結するために、各段の継ぎ目に図1のQ部の詳
細断面である図4に示す如く、縦パイプ(2)の内径に
嵌まる筒状の連結ピン(12)を用いて連結するのであ
るが、この連結ピン(12)は長さ方向の中央に縦パイ
プ(2)の外径と同径の大径部(12a)持って、この
大径部(12a)が縦パイプ(2)の端同士の間に挟ま
れるものであり、さらにこの連結ピン(12)の両端に
は連結ピンブッシュ(13)が嵌め込まれている。
【0015】また、両端の建枠(1a),(1b)の縦
パイプ(2)の端部にはそれぞれ、図1のR部及びS部
の詳細断面である図5及び図6に示す如く縦パイプブッ
シュ(14)が嵌め込まれていて、この一端の縦パイプ
ブッシュ(14)から各段の建枠(1a),(1b)の
縦パイプ(2)の内部を通って他端の縦パイプブッシュ
(14a)まで全長にわたってワイヤーロープ(15)
を一直線に貫通させ、このワイヤーロープ(15)の端
のシンプル(16)が一端の縦パイプブッシュ(14)
に当たり、他端の縦パイプブッシュ(14)から出たワ
イヤーロープ(15)を手動ホイスト(17)により引
き締めて、この手動ホイスト(17)を最後の建枠(1
a),(1b)の末端に吊り下げたままの状態にして各
段の建枠(1a),(1b)を緊締固定するものであ
る。
【0016】このワイヤーロープ(15)の挿通は、各
段の建枠(1a),(1b)を連結ピン(12)により
順次連結する際にワイヤーロープ(15)を通しながら
組み立てるものであ。
【0017】以上の構成によると、工事現場において足
場を組み立て及び分解する際に、従来のように多数のボ
ルトを使用する必要がなく、手動ホイスト(17)を用
いて全段にわたって一度に緊締できるためきわめて迅速
確実に組み立て分解を行うことができる。なお、ハンガ
ー台車(U)の構成は本発明の要点でないため詳細を省
略する。
【0018】
【発明の効果】以上説明したこの発明に係わる円筒タン
クの外壁面作業用足場によれば、複数段の足場枠を直列
に連結する際に既製の建枠を縦パイプの突き合わせ部に
筒状の連結ピンを嵌めて接続し、縦パイプと連結ピンの
内部にワイヤーロープを直線状に挿通して手動ホイスト
により緊締固定したことにより、連結にボルトを使用す
る必要がなく、従って組み立て分解がきわめて簡単で迅
速に行えるとともに真っ直ぐな連結ができ、ボルトを使
用しないためボルトの弛みによる事故の危険もなく、ボ
ルトの点検も不要となる。
【0019】さらに、ワイヤーロープは常に建枠の縦パ
イプの内部にあって保護されているため、物が当たって
損傷するおそれもなく、充分な強度のものを使用するこ
とにより安全性を高めることができる。
【0020】そして、この足場は既製のパイプ足場を使
用するため互換性があってどれかが損傷した場合に部分
的に取り替えることが簡単にできるとともに、特別に製
作するよりも軽量であるため、足場の全体の重量を軽減
できて横移動が容易であり、運搬も簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明足場の一実施例を一部を省略して示した
斜視図である。
【図2】図1に示す足場を使用状態で示した全体側面図
である。
【図3】図2をP矢印の方向に見た図である。
【図4】図1のQ矢印部分の詳細断面図である。
【図5】図1のR矢印部分の詳細断面図である。
【図6】図1のS矢印部分の詳細断面図である。
【符号の説明】
A パイプ足場 B パイプ足場 C パイプ足場 D パイプ足場 E パイプ足場 F パイプ足場 G パイプ足場 H パイプ足場 J パイプ足場 K パイプ足場 T 円筒タンク W ウインドガーター U ハンガー台車 1a 建枠(梯子型) 1b 建枠(簡易型) 2 縦パイプ 12 連結ピン 15 ワイヤーロープ 17 手動ホイスト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒タンクの上端外周部を円周方向に移
    動可能なハンガー台車に吊設する縦長の移動足場であっ
    て、既製のパイプ足場を複数段直列に連結するに当たっ
    て、相隣れる上記パイプ足場の建枠の縦パイプの突き合
    わせ部に筒状の連結ピンを嵌め合わせて連続させ、上記
    複数段の建枠の縦パイプ及び連結ピンの筒孔にワイヤー
    ロープを全長にわたって貫通し、該ワイヤーロープを手
    動ホイストにより緊締して上記複数段のパイプ足場を連
    結したことを特徴とする、円筒タンクの外壁面作業用足
    場。
JP27109592A 1992-09-14 1992-09-14 円筒タンクの外壁面作業用足場 Pending JPH0693713A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27109592A JPH0693713A (ja) 1992-09-14 1992-09-14 円筒タンクの外壁面作業用足場

Applications Claiming Priority (1)

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JP27109592A JPH0693713A (ja) 1992-09-14 1992-09-14 円筒タンクの外壁面作業用足場

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Publication Number Publication Date
JPH0693713A true JPH0693713A (ja) 1994-04-05

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ID=17495288

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27109592A Pending JPH0693713A (ja) 1992-09-14 1992-09-14 円筒タンクの外壁面作業用足場

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JP (1) JPH0693713A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101364316B1 (ko) * 2013-04-09 2014-02-18 주식회사백상 보일러 천장을 따라 연속적으로 매다는 비계 및 조립 방법
US11536039B2 (en) * 2017-12-08 2022-12-27 Seaway Painting, L.L.C. Tower apparatus

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5852068A (ja) * 1981-09-18 1983-03-28 不動 純理 かき容器
JPS5935600B2 (ja) * 1979-07-17 1984-08-29 セロ−ノ・ジヤパン株式会社 トランスアミナ−ゼの定量方法及び関連する診断用キット

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