JPH0693700B2 - 回線接続制御方式 - Google Patents

回線接続制御方式

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JPH0693700B2
JPH0693700B2 JP60162665A JP16266585A JPH0693700B2 JP H0693700 B2 JPH0693700 B2 JP H0693700B2 JP 60162665 A JP60162665 A JP 60162665A JP 16266585 A JP16266585 A JP 16266585A JP H0693700 B2 JPH0693700 B2 JP H0693700B2
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JP60162665A
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猛志 坂本
雅彦 辻本
幸雄 斉藤
均 桜井
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Fujitsu Ltd
Hitachi Ltd
NEC Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Fujitsu Ltd
Hitachi Ltd
NEC Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、回線交換方式のデータ通信網(以下におい
て、回線交換データ通信網という)のノードにおける、
回線接続の制御方式に関する。
公衆回線交換データ通信網等によって、ノード間の回線
を設定して通信を行う場合に、該ノードが例えば計算機
ノード等であると、同時に複数のノードと交信できるよ
うに、1ノードが複数の加入回線によってデータ通信網
に加入する。
例えば、第2図に例示するように、回線交換データ通信
網1に加入するノード2,3等は、それぞれ加入回線4,5,
6,及び加入回線7,8によって通信網と接続する。
そのようなノードは、発呼においては、任意の空き加入
回線を選んで発信し、相手ノードの加入回線を指定して
通信網に回線接続を要求することができ、着信側では、
通信網が指定の加入回線を使って被呼ノードと接続す
る。
この場合に、同一の相手ノードとの間に、異なる加入回
線を使った複数の回線を設けることは、一般に無駄であ
り、回線の利用効率を下げるのみならず、そのノードが
同時に他のノードと通信するために、別の回線を設定で
きる可能性をも減少させる。
従って、そのような重複接続を避けるための制御を設け
ることが望ましい。
〔従来の技術〕
第3図はノード2の一構成例を示すブロック図である。
加入回線10は通信制御装置11に接続され、通信制御装置
11は処理装置12からの指令に基づいて、公知のように、
通信制御処理及び加入回線10との信号授受等を行う。
処理装置12は主記憶装置13上のプログラムによって各種
の処理を実行する。
例えば、処理装置12は、図示しない処理プログラムの実
行によって発生される通信要求を、通信管理プログラム
に渡して通信処理を開始する。
通信管理プログラムでは、まず要求の相手ノードとの間
の回線接続を構成するために、回線接続処理14が実行さ
れ、処理装置12は、ノードアドレス語15と、現接続要求
の相手ノードアドレスを比較する。
ノードアドレス語15は、加入回線10の各回線に対応して
設けられる記憶位置に、該当加入回線を使って構成され
ている回線の、相手ノードアドレスを保持するもので、
通信管理プログラムが、回線の発信及び着信処理の過程
でノードアドレスを設定する。
又、ノードアドレス語15の、空き加入回線に対応する部
分は、ノードアドレスと区別できる値、例えばオール
‘1'、にされるものとする。
前記比較の結果、ノードアドレス語15中に、接続を要求
の相手ノードアドレスと同一のアドレスが検出されない
場合には、公知のように空き加入回線の1つを選択し
て、その回線による発呼制御を通信制御装置11に指令し
て、要求の相手ノードとの間に新たな回線接続を構成す
る。
もし、ノードアドレス15中に、接続を要求しようとする
ノードアドレスと同一アドレスが検出された場合には、
新たに発呼することなく、そのノードアドレスのノード
との間に既にできている回線を使用する。
以上により、回線接続が設定され、又は既接続回線の使
用が決定すると、例えばその回線の通信処理待ち行列
に、現要求をつなぐことにより、現要求に対する回線接
続処理14の実行を終わる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前記の従来の接続制御によれば、既に回線接続が構成さ
れている相手ノードとの間に、その後重複して回線を接
続することは避けられる。
しかし、自ノードと相手ノードとで、殆ど同時期に発呼
した場合には、両ノード間に2回線が接続された状態に
なり、そのまゝそれぞれの回線を使用して通信が行われ
ることになるという問題がある。
このような状況は、相互の通信呼量の多いノード間では
比較的高頻度で発生し得るので、何等かの対策が望まれ
ていた。
〔問題点を解決するための手段〕
前記の問題点は、回線交換方式のデータ通信網による、
2ノード間の通信に際し、該各ノードはそれぞれ異なる
ノードアドレスを有し、各ノードは自ノードから発信し
て回線が接続された後、該回線によって通信を開始する
前に、該回線の相手ノードから発信して接続された回線
を検出した場合には、該自ノードのノードアドレスと該
相手ノードのノードアドレスとの間の所定の関係に基づ
いて、一方のノードを選択し、該選択したノードから発
信して接続された上記回線の接続を復旧し、他方の上記
回線のみを使用して通信を行う本発明の回線接続制御方
式によって解決される。
〔作 用〕
即ち、例えば従来と同様に相手ノードとの既接続回線が
あるか検査した後発呼し、相手ノードとの回線が構成さ
れると、通信開始に先立って、その相手ノードから新た
に接続された回線がないか検査する。
その結果、相手ノードと接続した他の回線が無いと決定
すれば、現に接続された回線で通信を行う。
もし、相手ノードから発呼して接続された回線があった
場合には、自ノードと相手ノードとのノードアドレスに
ついて、両ノードアドレスの間の予め定める関係に関す
る所定の一方のノードアドレスを選択する。
例えば両ノードアドレスの大小関係で、小さい方を選択
することに定めてある場合には、先ずアドレス値の大小
を比較する。
比較の結果で、小さなアドレス値を持つノードを選択
し、そのノードが発呼して構成された回線の接続を復旧
するように制御する。
即ち、以上の制御は相手ノードでもほぼ同時に実行され
るので、切断すべき回線の発呼側ノードは通信網に回線
接続の復旧を要求し、又その回線の被呼側ノードは回線
接続の復旧を待つ。
以上により、上記2ノード間の接続として、他方の1回
線のみ残るので、両ノードはその回線を使用して通信を
行う。
〔実施例〕
第1図は本発明の一実施例構成を示すブロック図であ
る。
前記のように、処理プログラムから発生される通信要求
によって、通信管理プログラムの回線接続処理14が実行
される。
その結果、要求の相手ノードとの間に既接続回線が無い
場合には、通信制御装置11へ回線接続を指令する。
通信制御装置11から接続の完了が処理装置12に通知され
たことによって、回線接続処理14の実行に制御が戻る
と、回線接続処理14は同時接続検出処理20に制御を渡
す。
同時接続検出処理20は、第4図に示す処理の流れによ
り、同時接続の検出及びその後始末を実行する。
即ち、処理のステップ30で、主記憶装置13の同時接続制
御語21に記憶されるノードアドレスと、現に接続が完了
した回線の相手ノードアドレスとを比較する。
こゝで、同時接続制御語21には、着信による回線接続の
設定により、通信管理プログラムの実行によって、ノー
ドアドレス語15の該当加入回線の位置に、発信ノードア
ドレスが記憶されるとき、同時に同じノードアドレス
と、加入回線アドレスが記憶されるものとする。
ステップ30の比較で、ノードアドレスが一致しない場合
には、ステップ31で回線接続処理14へ復帰し、従来と同
様に現に接続した回線を使用した通信処理に入る。
ノードアドレスが一致すると、次には復旧させる回線を
決定するために、自ノードアドレスと同時接続制御語21
にある相手ノードとの両ノードアドレスの間の予め定め
る関係に関する所定の一方のノードアドレスを選択し、
選択されたアドレスノードのノードが接続した回線を復
旧させるが、この関係を両ノードアドレスの大小関係
で、小さい方を選択することに定めてあるものとして、
ステップ32で同時接続制御語21の内容と、自ノードのノ
ードアドレスとのアドレス値の大小を比較する。
もし、自ノードアドレスが大きい場合には、相手のノー
ドアドレスが選択されるので、ステップ33に進んで、同
時接続制御語21に示される回線の接続が、発呼ノードに
よって復旧されるのを、例えばノードアドレス語15によ
って監視し、回線接続が復旧すると、ステップ31に進ん
で、回線接続処理14に復帰する。
ステップ32で、自ノードアドレスの方が小さかった場合
には、自身のノードアドレスが選択されるので、ステッ
プ34で現に接続した回線の復旧を通信制御装置11に指令
する。
次にステップ35において、現要求の通信に使用する加入
回線アドレスを、現に接続した回線(ステップ34で復旧
を指令した回線)から、同時接続制御語21の加入回線ア
ドレスに記憶されていた回線に変更した後、ステップ31
へ進む。
回線接続処理14は、変更された回線の処理待ち行列に通
信要求を接続するように処理する。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように本発明によれば、回線交
換データ通信網のノード間で、重複した回線接続を設け
て通信することが防がれるので、回線の利用効率を改善
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例構成のブロック図、 第2図はデータ通信網の接続図、 第3図は従来の一構成例ブロック図、 第4図は本発明一実施例の処理の流れ図である。 図において、 1は回線交換データ通信網、 2,3はノード、4〜8は加入回線、 11は通信制御装置、12は処理装置、 13は主記憶装置、14は回線接続処理、 15はノードアドレス語、 20は同時接続検出処理、21は同時接続制御語、 30〜35は処理のステップを示す。
フロントページの続き (72)発明者 坂本 猛志 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 辻本 雅彦 神奈川県横須賀市武1丁目2356 日本電信 電話株式会社横須賀電気通信研究所内 (72)発明者 斉藤 幸雄 東京都港区芝5丁目33番1号 日本電気株 式会社内 (72)発明者 桜井 均 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウエア工場内 (56)参考文献 特開 昭55−73160(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれ異なるノードアドレスによって識
    別される2ノード間の通信を、回線交換方式のデータ通
    信網によって行うために、自ノードから発信して所要の
    相手ノードとの間に回線を接続する制御を行う回線接続
    処理手段と、 該回線接続処理手段によって該回線が接続された場合
    に、該相手ノードとの通信を開始する前に、該相手ノー
    ドから発信して接続された回線の有無を検出し、 当該回線を検出した場合に、該自ノードと該相手ノード
    との両ノードアドレスの間の予め定める関係に関する所
    定の一方のノードアドレスを選択し、 該選択したノードアドレスを有する該ノードから発信し
    て接続された該回線の接続を復旧し、他方の該回線のみ
    を使用して通信を行うように制御する同時接続検出処理
    手段とを有することを特徴とする回線接続制御方式。
JP60162665A 1985-07-23 1985-07-23 回線接続制御方式 Expired - Lifetime JPH0693700B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP60162665A JPH0693700B2 (ja) 1985-07-23 1985-07-23 回線接続制御方式

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JP60162665A JPH0693700B2 (ja) 1985-07-23 1985-07-23 回線接続制御方式

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Publication Number Publication Date
JPS6223258A JPS6223258A (ja) 1987-01-31
JPH0693700B2 true JPH0693700B2 (ja) 1994-11-16

Family

ID=15758949

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JP60162665A Expired - Lifetime JPH0693700B2 (ja) 1985-07-23 1985-07-23 回線接続制御方式

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS581588B2 (ja) * 1978-11-28 1983-01-12 富士通株式会社 非パケツト端末の通信制御方式

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