JPH0983577A - ネットワーク通信システム - Google Patents

ネットワーク通信システム

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JPH0983577A
JPH0983577A JP7241947A JP24194795A JPH0983577A JP H0983577 A JPH0983577 A JP H0983577A JP 7241947 A JP7241947 A JP 7241947A JP 24194795 A JP24194795 A JP 24194795A JP H0983577 A JPH0983577 A JP H0983577A
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JP
Japan
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network
communication
control device
wide area
terminal device
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JP7241947A
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Tatsunori Koike
辰典 小池
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Nissin Electric Co Ltd
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Nissin Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信回線の接続時間を短縮し、通信料金の削
減を図る。 【解決手段】 端末装置T1 が広域通信網1を介してホ
ストマシン3へアクセスするようなシステムにおいて、
通信回線の接続後、ホストマシン3側の処理によって通
信回線上にデータが所定時間以上流れなければ、LAN
対応ターミナルアダプタ5が、一旦、回線を切断し、ネ
ットワーク通信制御装置4からの接続待ちになる。ネッ
トワーク通信制御装置4は、端末装置T1 のMACアド
レスと通信回線番号との対応表を記憶しており、ホスト
マシン3が端末装置T1 あてに返信するデータをLAN
2から入力すると、その入力データに含まれる送信先の
MACアドレスに対応する通信回線番号を記憶情報から
取得し、広域通信網1を介して送信先に自動発信して回
線接続を行い、端末装置T1 側にデータを送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ローカルエリアネ
ットワーク(LAN:Local Area Network)に接続され
ているホストマシンに、遠隔地の端末装置から広域通信
網を介してアクセスするネットワーク通信システムに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、複数のネットワークを相互に接続
するインターネット環境が整備されており、図7に示す
ように、例えば高速ディジタル回線、パケット交換網、
或いはサービス総合ディジタル網(ISDN:Integrat
ed Services Digital Network)等の広域通信網51を利
用して、遠く離れたLAN52・52同士間、或いはL
AN52とパーソナルコンピュータ(以下、パソコンと
称する)等の端末装置53との間のスムーズなデータ通
信が可能となっている。
【0003】上記のLAN52と広域通信網51との接
続には、ルータまたはブリッジと呼ばれるネットワーク
通信制御装置54が用いられる。このネットワーク通信
制御装置54は、LANインターフェースおよび広域通
信網用の回線インターフェースを備え、異なった種類の
ネットワーク(LAN52、広域通信網51)がそれぞ
れ有するプロトコルの相互変換を行うことによって、両
ネットワーク間の通信を可能にする。
【0004】上記のネットワーク通信システムにおい
て、例えば、本社LANのホストマシン52a(LAN
52に接続されているワークステーションやホストコン
ピュータ等)と、遠隔地の営業所等の端末装置53(L
AN対応ターミナルアダプタ55を介して広域通信網5
1に接続されたパソコン等)との間で通信を行う際は、
端末装置53側から手動または自動で広域通信網51
(通信回線)の回線接続を行って、目的とする通信を行
い、データの送受信を終了した後、当該通信回線の切断
を行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにLAN5
2に接続されているホストマシン52aに、遠隔地の端
末装置53から広域通信網51を介してアクセスするよ
うなシステムでは、ホストマシン52aからデータを要
求して通信を開始することが殆どないので、端末装置5
3側からの通信回線接続機能しか有しておらず、本社L
ANのネットワーク通信制御装置54は、着信のみを受
け付けるようになっている。
【0006】しかしながら、上記の構成では、ホストマ
シン52aが検索や計算等の処理を実行しているとき
で、実際には広域通信網51の回線上にデータが流れて
いない間も、端末装置53は当該回線を接続したまま保
持し、ホストマシン52aからの回答を待たなければな
らない。これにより、例えばISDNのように、回線使
用時間の長さに応じて課金される料金体系の広域通信網
51を利用する場合は、必要以上の通信料金が必要にな
る。
【0007】本発明は、上記に鑑みてなされたものであ
り、その目的は、通信回線の接続時間を短縮し、通信料
金の削減を図ることができるネットワーク通信制御装置
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るネ
ットワーク通信システムは、第1のネットワーク通信制
御装置(例えばルータ、ブリッジ等)を介して広域通信
網(例えばISDN)に接続されたLAN上のホストマ
シン(例えば、ワークステーションやホストコンピュー
タ等)に、第2のネットワーク通信制御装置(例えばル
ータ、ブリッジ、ターミナルアダプタ等)を介して広域
通信網に接続された端末装置(例えば、パソコン)から
上記ホストマシンにアクセスするシステムであって、上
記の課題を解決するために、以下の手段が講じられてい
ることを特徴としている。
【0009】すなわち、上記第1のネットワーク通信制
御装置と第2のネットワーク通信制御装置との少なくと
も一方は、回線接続後に所定時間以上データ伝送が行わ
れていないことを検出して回線の切断を行う自動回線切
断手段を備えている。そして、上記第1のネットワーク
通信制御装置は、端末装置を一意に識別するアドレス
(例えばMACアドレス)と通信回線番号との対応関係
を記憶する記憶手段と、LANからの入力データに含ま
れる送信先のアドレスに対応する通信回線番号を、上記
記憶手段内の記憶情報から取得し、広域通信網を介して
送信先に発呼して回線接続を行う自動発信手段とを備え
ている。
【0010】上記の構成によれば、遠隔地の端末装置が
広域通信網を介してホストマシンにアクセスして回線接
続が行われた後、ホストマシンにおけるデータ処理に時
間がかかり、一定時間以上、通信回線上にデータが流れ
なければ、ホストマシン側の第1のネットワーク通信制
御装置または端末装置側の第2のネットワーク通信制御
装置の一方、または両方が、これを検出して自動的に回
線の切断を行い、これにて第2のネットワーク通信制御
装置は、第1のネットワーク通信制御装置からの接続待
ち状態となる。
【0011】その後、ホストマシンがデータ処理を完了
し、端末装置へ返信するデータをLAN上へ送出すれ
ば、第1のネットワーク通信制御装置が、LANから入
力されたそのデータに含まれる送信先のアドレスに対応
する通信回線番号を、端末装置のアドレスと通信回線番
号との対応関係を記憶した記憶手段を検索して取得し、
広域通信網を介して送信先に発呼して回線接続を行い、
端末装置側にデータを送信する。
【0012】尚、上記記憶手段が記憶している端末装置
のアドレスと通信回線番号との対応関係は、後述の請求
項2の発明の構成によって記憶手段に自動登録すること
もできるし、或いはオペレータによる手動操作によって
予め上記の対応関係を記憶手段に登録することもでき
る。
【0013】このように、ホストマシン側の処理によっ
て通信回線上にデータが所定時間以上流れなければ、一
旦、回線を切断し、実際にデータが発生してから、ホス
トマシン側より回線を再接続して通信を行うため、通信
回線の接続時間の短縮、および通信料金の削減を実現で
きる。
【0014】請求項2の発明に係るネットワーク通信シ
ステムは、上記請求項1の発明の構成において、上記広
域通信網が、例えばISDNのように送信元の通信回線
番号を送信先に通知する回線番号通知機能を有するもの
であり、上記第1のネットワーク通信制御装置は、上記
広域通信網を介した端末装置側からの最初のデータ受信
時に、当該端末装置のアドレスと通信回線番号とを取得
して、アドレスと通信回線番号との対応表を作成し、当
該対応表を上記記憶手段に記憶する対応表作成手段を備
えていることを特徴としている。
【0015】上記の構成によれば、第1のネットワーク
通信制御装置は、端末装置側から最初にデータを受信し
たとき、当該端末装置のアドレスと共に、広域通信網の
回線番号通知機能を利用して通信回線番号を取得する。
そして、アドレスと通信回線番号との対応表を自動的に
作成し、これを記憶手段に記憶するようになっている。
【0016】したがって、オペレータによるアドレスと
通信回線番号との対応関係の登録操作が不要であり、ホ
ストマシンにアクセスする端末装置の追加登録も容易に
行うことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】発明の実施の一形態について図1
ないし図6に基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0018】本実施形態に係るネットワーク通信システ
ムの全体構成を図1に示す。本社等に設けられたLAN
2上には、ワークステーションやホストコンピュータ等
からなるホストマシン3が接続されている。当該LAN
2は、ネットワーク通信制御装置4(第1のネットワー
ク通信制御装置)を介して広域通信網1と接続されてい
る。
【0019】ここでは、広域通信網1がISDNであ
り、また、LAN2は、OSI参照モデルの物理層およ
びデータリンク層に位置するイーサネット(登録商標、
ゼロックス社)方式の通信規約を有するものとして説明
する。
【0020】上記ネットワーク通信制御装置4は、LA
N2と広域通信網1との間をネットワーク層で中継する
ルータ(IPルータ)、またはデータリンク層でフレー
ムを中継して、上記LAN2と相手先との間の広域通信
網1を介した通信路を確立させるブリッジ(MACブリ
ッジ)の機能を有するものである。
【0021】上記LAN2とは離れた場所にある営業
所、支店、支社等に設けられ、上記広域通信網1を介し
てホストマシン3へアクセスするパソコン等の端末装置
T(T1 、T2 、…)としては、単独で広域通信網1に
接続されている場合と、LAN上に存在している場合が
考えられるが、何れの形態であってもよい。ここでは、
端末装置T1 が単独で広域通信網1に接続され、端末装
置T2 がLAN上に存在するものとする。
【0022】上記端末装置T1 は、ツイストペアケーブ
ルによってLAN対応ターミナルアダプタ5(第2のネ
ットワーク通信制御装置)に接続され、当該LAN対応
ターミナルアダプタ5を介して広域通信網1に接続され
ている。また、端末装置T2は、支社のLAN6上に設
けられ、当該LAN6はルータまたはブリッジ等のネッ
トワーク通信制御装置7(第2のネットワーク通信制御
装置)を介して広域通信網1と接続されている。
【0023】図2に示すように、上記ネットワーク通信
制御装置4は、回線インターフェース8、ISDNでは
いわゆるIインターフェース(国際電信電話諮問委員会
(CCITT)において勧告されているI.430に基
づいたISDN基本インターフェース、またはCCIT
TのI.431に基づいたISDN一次群速度インター
フェース)を介して広域通信網1と接続されていると共
に、LANインターフェース9を介してLAN2と接続
されている。
【0024】また、上記ネットワーク通信制御装置4
は、上記の回線インターフェース8およびLANインタ
ーフェース9の他に、装置全体の動作を制御するCPU
(Central Processing Unit)10と、このCPU10の
実行するプログラムや制御用データ、さらには、通信対
象のデータの一時記憶やパラメータ記憶等に用いられる
メインメモリ11と、後述のMACアドレス検索用メモ
リ12と、EEPROM(Electrically Erasable Progr
ammable ROM)13とを備えており、これら8〜13
は内部バス14を介して互いに接続されている。
【0025】また、上記ネットワーク通信制御装置4
は、図3に示すように、対応表作成部15と、送信先判
別部16と、自動発信部17とを備えている。これら1
5〜17は、メインメモリ11に格納された動作プログ
ラムを実行するCPU10の機能モジュールである。
【0026】上記対応表作成部15は、広域通信網1を
介した端末装置T側からの最初のデータ受信時に、当該
端末装置TのMACアドレスと通信回線番号(ISDN
番号)とを取得し、MACアドレスをMACアドレス検
索用メモリ12に書き込むと共に、当該MACアドレス
と通信回線番号との対応表を作成し、当該対応表をメイ
ンメモリ11の所定の記憶領域に書き込む。
【0027】すなわち、イーサネット方式のMACフレ
ームは、図6に示すように、48ビットの送信先MAC
アドレス、48ビットの送信元MACアドレス、16ビ
ットのタイプフィールド、上位層パケット、およびビッ
ト誤りの発生の有無をチェックするためのフレームチェ
ックフィールドから構成されており、対応表作成部15
は、Iフレーム中に含まれる上記のMACフレームの送
信元MACアドレスを取得して、これをMACアドレス
検索用メモリ12に書き込む。また、ISDNは発信者
番号通知機能を有しており、呼の着信時に発信者番号
(送信元の通信回線番号)が通知されるようになってい
るので、対応表作成部15は、呼の着信時に通信回線番
号を取得して上記の対応表を作成する。
【0028】図4に示すように、上記MACアドレス検
索用メモリ12には、n個(例えば128個)のMAC
アドレスを記憶可能な領域が形成されており、受信した
順番に端末装置TのMACアドレスが格納される。上記
メインメモリ11に記憶される対応表は、例えば図5に
示すように、MACアドレス検索用メモリ12に記憶さ
れたMACアドレス1〜nの順番(第1番〜第n番を示
す1バイトの情報)と、通信回線番号との対応関係を示
すテーブルである。
【0029】尚、上記MACアドレス検索用メモリ12
およびメインメモリ11の上記対応表を格納する記憶領
域は、DRAM等の揮発性のメモリにて構成されている
ので、ネットワーク通信制御装置4の電源が切られて
も、各メモリ内の情報を保存するために、各メモリ内の
情報と同じ情報が不揮発性のEEPROM13にも記憶
されている。
【0030】上記送信先判別部16は、自動発信部17
が自動発信する相手先を判別する(相手先の通信回線番
号を取得する)ものであり、LAN2からの入力データ
に含まれる送信先MACアドレスに対応する通信回線番
号を、上記のMACアドレス検索用メモリ12内のMA
Cアドレスおよびメインメモリ11内の対応表から取得
する。
【0031】上記自動発信部17は、上記送信先判別部
16が取得した通信回線番号の相手先へ発呼して回線接
続を行う。
【0032】また、端末装置T1 を広域通信網1へ接続
するためのLAN対応ターミナルアダプタ5は、ホスト
マシン3側との回線接続後に、所定時間以上データ伝送
が行われていないことを検出し、これをもって自動的に
回線の切断を行う自動回線切断部を備えている。同じ
く、支社側のLAN6を広域通信網1へ接続するための
ネットワーク通信制御装置7も、上記と同様の自動回線
切断部を備えている。
【0033】上記自動回線切断部は、データの送信また
は受信の度にタイマをリセットし、所定時間以上データ
伝送が行われずにタイムアウトになったときに回線を切
断するように構成することができる。
【0034】上記の構成において、遠隔地のパソコン等
の端末装置T1 が、広域通信網1を介してホストマシン
3にアクセスするときの動作を以下に説明する。
【0035】端末装置T1 が出力したデータにより、L
AN対応ターミナルアダプタ5は、予め設定されている
ネットワーク通信制御装置4に、広域通信網1を利用し
て自動的に回線接続し、ネットワーク通信制御装置4へ
データを送信する。
【0036】ネットワーク通信制御装置4は、受信した
データの内の端末装置T1 側のMACアドレスが、MA
Cアドレス検索用メモリ12内に既に格納されているか
否かを調べ、未だ格納さていなければ、このMACアド
レスをMACアドレス検索用メモリ12に登録すると共
に、登録したMACアドレスと相手先の通信回線番号と
の対応表をメインメモリ11上に作成する。その後、ネ
ットワーク通信制御装置4は、LAN2上に受信データ
を送出する。
【0037】尚、上記において、受信データ内の端末装
置T1 側のMACアドレスが、MACアドレス検索用メ
モリ12内に既に格納されている場合(すなわち、当該
端末装置T1 とは既に少なくとも一度は通信が行われて
いる場合)は、上記の対応表も作成済みなので、直ちに
LAN2上に受信データを送出する。
【0038】LAN2上のホストマシン3は、受け取っ
たデータに基づいて所定のデータ処理を行う。ホストマ
シン3がデータ処理に時間がかかり、一定時間以上、通
信回線上にデータが流れなければ、端末装置T1 側のL
AN対応ターミナルアダプタ5は、これを検出して自動
的に回線の切断を行い、ネットワーク通信制御装置4か
らの接続待ち状態となる。
【0039】その後、ホストマシン3がデータ処理を完
了し、端末装置T1 へ返信するデータをLAN2上へ送
出すれば、ネットワーク通信制御装置4が、LAN2か
ら入力されたそのデータに含まれるMACアドレスを、
MACアドレス検索用メモリ12内から検索する。そし
て、適合するMACアドレスを検索できれば、そのMA
Cアドレスに対応する通信回線番号を、メインメモリ1
1内の対応表から取得し、当該通信回線番号の相手先で
あるLAN対応ターミナルアダプタ5へ発呼して回線接
続を行う。回線接続後、ネットワーク通信制御装置4
は、LAN対応ターミナルアダプタ5へデータを送信す
る。
【0040】尚、遠隔地のLAN6上の端末装置T
2 が、広域通信網1を介してホストマシン3にアクセス
するときの動作も、ネットワーク通信制御装置7が自動
回線切断機能を有しており、基本的には上記と同様であ
るので、その説明は省略する。
【0041】上記のように端末装置Tが広域通信網1を
介してホストマシン3へアクセスするようなシステムで
は、従来、端末装置Tとホストマシン3との間の通信が
全て終了するまでは通信回線の切断ができなかった。こ
れに対して、本実施形態のネットワーク通信システムで
は、ホストマシン3側の処理によって通信回線上にデー
タが所定時間以上流れなければ、一旦、回線を切断し、
実際にデータが発生してから、ホストマシン3側より回
線を再接続して通信を行うため、通信回線の接続時間の
短縮、および通信料金の削減を実現できる。
【0042】尚、上記では、端末装置T側の通信制御を
行うLAN対応ターミナルアダプタ5やネットワーク通
信制御装置7に自動回線切断機能を設けているが、これ
らの代わりに、ホストマシン3側の通信制御を行うネッ
トワーク通信制御装置4に自動回線切断機能を設けて
も、上記と同様の効果が得られる。勿論、端末装置T側
とホストマシン3側の両方に自動回線切断機能を設けて
もよい。
【0043】また、広域通信網1として、ISDNのよ
うに、送信元の通信回線番号を送信先に通知する回線番
号通知機能を有するものを利用する場合、上述のよう
に、ネットワーク通信制御装置4は、広域通信網1を介
して端末装置T側から最初にデータを受信したときに、
当該端末装置TのMACアドレスと通信回線番号とを取
得して、MACアドレスと通信回線番号との対応表を自
動的に作成し、これをメインメモリ11に記憶するよう
な構成にすることが望ましい。
【0044】尚、上記の構成をとらなくても、例えば、
ネットワーク通信制御装置4に、RS−232Cインタ
ーフェース等を介して外部接続したパソコン等から、オ
ペレータが、直接、MACアドレスと通信回線番号との
対応関係を登録することもできる。すなわち、本社のホ
ストマシン3にアクセスする支店や営業所の端末装置T
は、通常、固定されているので、予め、必要な端末装置
TのMACアドレスをMACアドレス検索用メモリ12
に、MACアドレスと通信回線番号との対応関係をメイ
ンメモリ11に登録しておけば、上記と同様の効果が得
られる。送信元の通信回線番号を送信先に通知する回線
番号通知機能を持たない広域通信網1を利用する場合
は、この構成で対応することができる。
【0045】但し、上述のように端末装置Tからの最初
の受信時に自動的にMACアドレスと通信回線番号との
対応表を作成する構成の場合には、オペレータによるM
ACアドレスと通信回線番号との対応関係の登録操作が
不要となり、ホストマシン3にアクセスする端末装置T
の追加登録も容易に行うことができる。
【0046】また、上記では、広域通信網1としてIS
DN、LAN2としてイーサネット方式の通信規約を有
するLANを例示して説明したが、これに限定されるも
のではなく、各種の通信規約を有する広域通信網1およ
びLAN2を使用することができる。上記実施形態は、
あくまでも、本発明の技術内容を明らかにするものであ
って、そのような具体例にのみ限定して狭義に解釈され
るべきものではなく、特許請求の範囲内で、いろいろと
変更して実施することができるものである。
【0047】
【発明の効果】請求項1の発明のネットワーク通信制御
装置は、以上のように、ホストマシン側の第1のネット
ワーク通信制御装置と端末装置側の第2のネットワーク
通信制御装置との少なくとも一方が、回線接続後に所定
時間以上データ伝送が行われていないことを検出して回
線の切断を行う自動回線切断手段を備え、上記第1のネ
ットワーク通信制御装置は、端末装置を一意に識別する
アドレスと通信回線番号との対応関係を記憶する記憶手
段と、ローカルエリアネットワークからの入力データに
含まれる送信先のアドレスに対応する通信回線番号を、
上記記憶手段内の記憶情報から取得し、広域通信網を介
して送信先に発呼して回線接続を行う自動発信手段とを
備えている構成である。
【0048】それゆえ、ホストマシン側の処理によって
通信回線上にデータが所定時間以上流れなければ、一
旦、回線を切断し、実際にデータが発生してから、ホス
トマシン側より回線を再接続して通信を行うので、通信
回線の接続時間を短縮し、通信料金の削減を図ることが
できるという効果を奏する。
【0049】請求項2の発明のネットワーク通信制御装
置は、以上のように、上記請求項1の発明の構成におい
て、上記広域通信網が、送信元の通信回線番号を送信先
に通知する回線番号通知機能を有するものであり、上記
第1のネットワーク通信制御装置は、上記広域通信網を
介した端末装置側からの最初のデータ受信時に、当該端
末装置のアドレスと通信回線番号とを取得して、アドレ
スと通信回線番号との対応表を作成し、当該対応表を上
記記憶手段に記憶する対応表作成手段を備えている構成
である。
【0050】それゆえ、アドレスと通信回線番号との対
応表が自動的に作成されて記憶手段に記憶されるので、
上記請求項1の発明の効果に加えて、オペレータによる
アドレスと通信回線番号との対応関係の登録操作が不要
となり、ホストマシンにアクセスする端末装置の追加登
録も容易に行うことができるという効果を併せて奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すものであり、ネット
ワーク通信システムの概略の全体構成図である。
【図2】上記ネットワーク通信システムにおけるホスト
マシン側のネットワーク通信制御装置の要部のハード構
成を示すブロック図である。
【図3】図2のネットワーク通信制御装置の要部の機能
モジュール構成を示す機能ブロック図である。
【図4】図2のネットワーク通信制御装置のMACアド
レス検索用メモリのメモリ構成の一例を示す説明図であ
る。
【図5】図2のネットワーク通信制御装置のメインメモ
リに記憶されるMACアドレスと通信回線番号との対応
表の一例を示す説明図である。
【図6】イーサネット方式のMACフレームの構成を示
す説明図である。
【図7】従来のネットワーク通信システムの概略の全体
構成図である。
【符号の説明】
1 広域通信網 2 LAN 3 ホストマシン 4 ネットワーク通信制御装置(第1のネットワーク
通信制御装置) 5 LAN対応ターミナルアダプタ(第2のネットワ
ーク通信制御装置) 6 LAN 7 ネットワーク通信制御装置(第2のネットワーク
通信制御装置) 8 回線インターフェース 9 LANインターフェース 10 CPU 11 メインメモリ(記憶手段) 12 MACアドレス検索用メモリ(記憶手段) 15 対応表作成部(対応表作成手段) 16 送信先判別部(自動発信手段) 17 自動発信部(自動発信手段) T1 端末装置 T2 端末装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のネットワーク通信制御装置を介して
    広域通信網に接続されたローカルエリアネットワーク上
    のホストマシンに、第2のネットワーク通信制御装置を
    介して広域通信網に接続された端末装置から上記ホスト
    マシンにアクセスするネットワーク通信システムにおい
    て、 上記第1のネットワーク通信制御装置と第2のネットワ
    ーク通信制御装置との少なくとも一方は、回線接続後に
    所定時間以上データ伝送が行われていないことを検出し
    て回線の切断を行う自動回線切断手段を備え、 上記第1のネットワーク通信制御装置は、 端末装置を一意に識別するアドレスと通信回線番号との
    対応関係を記憶する記憶手段と、 ローカルエリアネットワークからの入力データに含まれ
    る送信先のアドレスに対応する通信回線番号を、上記記
    憶手段内の記憶情報から取得し、広域通信網を介して送
    信先に発呼して回線接続を行う自動発信手段とを備えて
    いることを特徴とするネットワーク通信システム。
  2. 【請求項2】上記広域通信網は、送信元の通信回線番号
    を送信先に通知する回線番号通知機能を有するものであ
    り、 上記第1のネットワーク通信制御装置は、上記広域通信
    網を介した端末装置側からの最初のデータ受信時に、当
    該端末装置のアドレスと通信回線番号とを取得して、ア
    ドレスと通信回線番号との対応表を作成し、当該対応表
    を上記記憶手段に記憶する対応表作成手段を備えている
    ことを特徴とする請求項1記載のネットワーク通信シス
    テム。
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JP (1) JPH0983577A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008048469A (ja) * 2006-08-10 2008-02-28 Matsushita Electric Works Ltd 配電システム

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