JP2933470B2 - Ｌａｎ間接続ルータ - Google Patents
Ｌａｎ間接続ルータInfo
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- JP2933470B2 JP2933470B2 JP5235268A JP23526893A JP2933470B2 JP 2933470 B2 JP2933470 B2 JP 2933470B2 JP 5235268 A JP5235268 A JP 5235268A JP 23526893 A JP23526893 A JP 23526893A JP 2933470 B2 JP2933470 B2 JP 2933470B2
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- Japan
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- channel
- packet
- isdn
- synchronization
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はＬＡＮ間接続ルータに関
し、特にＢチャネル回線交換によりＩＳＤＮ網を介した
ＬＡＮ（ローカルエリアネットワーク）間接続を行うル
ータに関する。
し、特にＢチャネル回線交換によりＩＳＤＮ網を介した
ＬＡＮ（ローカルエリアネットワーク）間接続を行うル
ータに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のＬＡＮ間接続ルータは、
ＩＳＤＮ網のＢチャネル回線交換によりＬＡＮ間接続す
る際、発呼処理を行ってからＤチャネルによる呼接続が
終了し速度整合の同期が確立するまでは送信すべきパケ
ットをバッファリングしておき、速度整合の同期が確立
してからパケットの送信を行っていた。
ＩＳＤＮ網のＢチャネル回線交換によりＬＡＮ間接続す
る際、発呼処理を行ってからＤチャネルによる呼接続が
終了し速度整合の同期が確立するまでは送信すべきパケ
ットをバッファリングしておき、速度整合の同期が確立
してからパケットの送信を行っていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この従来のＬＡＮ間接
続ルータでは、発呼処理を行ってからＩＳＤＮ網にパケ
ットを送出するまでに呼接続、速度整合の同期確立の時
間（例えば１０秒）だけ待ちを必要とするため、タイム
アウトによる一部パケットの喪失が生じていた。このた
め、特に発呼処理の直後に再送処理が起こり、さらにオ
ーバーフローによるパケット喪失をもたらすなどデータ
通信の効率を損なうという問題点があった。
続ルータでは、発呼処理を行ってからＩＳＤＮ網にパケ
ットを送出するまでに呼接続、速度整合の同期確立の時
間（例えば１０秒）だけ待ちを必要とするため、タイム
アウトによる一部パケットの喪失が生じていた。このた
め、特に発呼処理の直後に再送処理が起こり、さらにオ
ーバーフローによるパケット喪失をもたらすなどデータ
通信の効率を損なうという問題点があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、ＩＳＤＮを介
して他のルータと対向しＬＡＮ間のパケット転送を行う
ＬＡＮ間接続ルータにおいて；前記ＬＡＮと接続しパケ
ットを送受信するＬＡＮインタフェース手段と；前記Ｌ
ＡＮおよび前記ＩＳＤＮから受信したパケットのルーテ
ィング先を決定するルーティング手段と；前記ＩＳＤＮ
と接続しＤチャネルパケット交換およびＢチャネル回線
交換によりパケットを送受信するＩＳＤＮインタフェー
ス手段とを備え；前記ＩＳＤＮインタフェース手段が、
前記ルーティング手段からの前記ＩＳＤＮを経由して送
信すべきパケットを受信すると前記ＩＳＤＮに対し前記
Ｂチャネル回線交換による発呼接続要求がなされている
か判定し、前記発呼接続要求がなされていない場合は発
呼接続要求を行い、前記Ｂチャネル回線交換の速度整合
の同期が確立するまでは前記Ｄチャネルパケット交換に
より前記送信すべきパケットを送信し、前記Ｂチャネル
回線交換の速度整合の同期が確立した後は前記Ｂチャネ
ル回線交換により前記送信すべきパケットを送信する構
成である。
して他のルータと対向しＬＡＮ間のパケット転送を行う
ＬＡＮ間接続ルータにおいて；前記ＬＡＮと接続しパケ
ットを送受信するＬＡＮインタフェース手段と；前記Ｌ
ＡＮおよび前記ＩＳＤＮから受信したパケットのルーテ
ィング先を決定するルーティング手段と；前記ＩＳＤＮ
と接続しＤチャネルパケット交換およびＢチャネル回線
交換によりパケットを送受信するＩＳＤＮインタフェー
ス手段とを備え；前記ＩＳＤＮインタフェース手段が、
前記ルーティング手段からの前記ＩＳＤＮを経由して送
信すべきパケットを受信すると前記ＩＳＤＮに対し前記
Ｂチャネル回線交換による発呼接続要求がなされている
か判定し、前記発呼接続要求がなされていない場合は発
呼接続要求を行い、前記Ｂチャネル回線交換の速度整合
の同期が確立するまでは前記Ｄチャネルパケット交換に
より前記送信すべきパケットを送信し、前記Ｂチャネル
回線交換の速度整合の同期が確立した後は前記Ｂチャネ
ル回線交換により前記送信すべきパケットを送信する構
成である。
【０００５】また、上記構成において；前記ＩＳＤＮイ
ンタフェース手段が；前記ルーティング先のネットワー
ク上のアドレスと前記ＩＳＤＮ上の電話番号との対応を
あらかじめ登録したネットワークアドレス・電話番号対
応テーブルと；前記ルーティング手段からの前記ＩＳＤ
Ｎを経由して送信すべきパケットを受信し前記ＩＳＤＮ
に対し前記Ｂチャネル回線交換による発呼接続要求がな
されているか判定し、発呼接続要求がなされていない場
合は前記ネットワークアドレス・電話番号対応テーブル
を検索して対応する前記電話番号を読出すトリガパケッ
ト検出部と；前記ＩＳＤＮに対する発着呼制御を行い前
記トリガパケット検出部で読出された前記電話番号によ
り前記発呼接続要求を行うＤチャネル呼制御部と；前記
Ｄチャネルパケット交換によりパケットを送受信するＤ
チャネルパケット処理部と；前記Ｂチャネル回線交換に
より前記速度整合の同期を確立しパケットを送受信する
Ｂチャネルパケット処理部と；前記Ｂチャネルパケット
処理部における前記速度整合の同期確立を検出する速度
整合同期検出部と；前記トリガパケット検出手段で受信
された前記送信すべきパケットを前記速度整合同期検出
部の検出結果に応じて、同期未確立ならば前記Ｄチャネ
ルパケット処理部へ、同期確立済みならば前記Ｂチャネ
ルパケット処理部へ送出する選択部と；前記Ｄチャネル
呼制御部，前記Ｄチャネルパケット処理部，および前記
Ｂチャネルパケット処理部を前記ＩＳＤＮの加入者イン
タフェースのＳ／Ｔ点に接続するＳ／Ｔバスインタフェ
ース部と；を備える構成とすることができる。
ンタフェース手段が；前記ルーティング先のネットワー
ク上のアドレスと前記ＩＳＤＮ上の電話番号との対応を
あらかじめ登録したネットワークアドレス・電話番号対
応テーブルと；前記ルーティング手段からの前記ＩＳＤ
Ｎを経由して送信すべきパケットを受信し前記ＩＳＤＮ
に対し前記Ｂチャネル回線交換による発呼接続要求がな
されているか判定し、発呼接続要求がなされていない場
合は前記ネットワークアドレス・電話番号対応テーブル
を検索して対応する前記電話番号を読出すトリガパケッ
ト検出部と；前記ＩＳＤＮに対する発着呼制御を行い前
記トリガパケット検出部で読出された前記電話番号によ
り前記発呼接続要求を行うＤチャネル呼制御部と；前記
Ｄチャネルパケット交換によりパケットを送受信するＤ
チャネルパケット処理部と；前記Ｂチャネル回線交換に
より前記速度整合の同期を確立しパケットを送受信する
Ｂチャネルパケット処理部と；前記Ｂチャネルパケット
処理部における前記速度整合の同期確立を検出する速度
整合同期検出部と；前記トリガパケット検出手段で受信
された前記送信すべきパケットを前記速度整合同期検出
部の検出結果に応じて、同期未確立ならば前記Ｄチャネ
ルパケット処理部へ、同期確立済みならば前記Ｂチャネ
ルパケット処理部へ送出する選択部と；前記Ｄチャネル
呼制御部，前記Ｄチャネルパケット処理部，および前記
Ｂチャネルパケット処理部を前記ＩＳＤＮの加入者イン
タフェースのＳ／Ｔ点に接続するＳ／Ｔバスインタフェ
ース部と；を備える構成とすることができる。
【０００６】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【０００７】図１は本発明の一実施例のブロック図であ
る。複数のネットワーク（ローカルエリアネットワー
ク）１１，１２，１３を接続したルータ２０と、同様に
複数のネットワーク１４，１５を接続したルータ２１と
がＩＳＤＮ網３０に収容されており、これらネットワー
ク内および相互間でパケット通信を行う。なお、ＩＳＤ
Ｎ網３０にはさらに他のルータ、ネットワークを収容す
ることができる。
る。複数のネットワーク（ローカルエリアネットワー
ク）１１，１２，１３を接続したルータ２０と、同様に
複数のネットワーク１４，１５を接続したルータ２１と
がＩＳＤＮ網３０に収容されており、これらネットワー
ク内および相互間でパケット通信を行う。なお、ＩＳＤ
Ｎ網３０にはさらに他のルータ、ネットワークを収容す
ることができる。
【０００８】ルータ２０は、ネットワーク１１，１２，
１３とそれぞれインタフェースをとりパケットの送受信
を行うＬＡＮインタフェース部２０１，２０２，２０３
と、ＩＳＤＮ網３０とのインタフェースをとりＢチャネ
ル回線交換およびＤチャネルパケット交換によるパケッ
トの送受信を行うＩＳＤＮインタフェース部２２０と、
ＬＡＮインタフェース部２０１〜２０３およびＩＳＤＮ
インタフェース部２２０でそれぞれ受信したパケットを
内蔵バッファに一時蓄積し宛先（ルーティング先）を判
定してＬＡＮインタフェース部２０１〜２０３およびＩ
ＳＤＮインタフェース部のいずれかへ送出するルーティ
ング処理部２１０とを備えている。ＩＳＤＮインタフェ
ース部２２０は、ルーティング先のネットワーク上のア
ドレス（ゲートウェイアドレス）とＩＳＤＮ網３０上の
電話番号との対応を登録したネットワークアドレス・電
話番号対応テーブル２２１と、ルーティング処理部２１
０からのルーティング先（次ゲートウェイアドレス）の
決定したパケットを受信しＩＳＤＮ網３０に対する発呼
処理すべきパケット（トリガパケット）であるか判定し
発呼処理すべき場合はネットワークアドレス・電話番号
対応テーブル２２１を検索して次ゲートウェイアドレス
に対応する電話番号を読出すトリガパケット検出部２２
２と、ＩＳＤＮ網３０のＤチャネルにおける発着呼制御
を行いトリガパケット検出部２２２により指定された電
話番号で発呼するＤチャネル呼制御部２２５と、Ｄチャ
ネルパケット交換によりパケットを送受信するＤチャネ
ルパケット処理部２２６と、Ｂチャネル回線交換により
速度整合の同期確立後にパケットの送受信を行うＢチャ
ネルパケット処理部２２７と、Ｂチャネルパケット処理
部２２７における発呼時の宛先ごとの速度整合の状況を
監視し同期確立の有無を示す同期検出信号を出力する速
度整合同期検出部２２４と、トリガパケット検出部２２
２からのパケットを宛先ごとに速度整合同期検出部２２
４からの同期検出信号を参照して同期未確立ならばＤチ
ャネルパケット処理部２２６へ、同期確立済ならばＢチ
ャネルパケット処理部２２６へ選択して送出する選択部
２２３と、Ｄチャネル呼制御部２２５，Ｄチャネルパケ
ット処理部２２６，およびＢチャネルパケット処理部２
２７をＩＳＤＮ網３０の加入者インタフェースのＳ／Ｔ
点に接続しパケットを送受信するＳ／Ｔバスインタフェ
ース部２２８とを備えている。なお、ルータ２１は、ル
ータ２０と同一の構成、機能を備えているが、図１の煩
雑化を避けるために内部ブロック構成の図示は省略す
る。各ルータ２０，２１のＩＳＤＮインタフェース部２
２０はＩＳＤＮ網３０とのインタフェース上のＢチャネ
ルを複数に分割して制御することができ、Ｂチャネル回
線交換の各コネクションに対応して動作する。
１３とそれぞれインタフェースをとりパケットの送受信
を行うＬＡＮインタフェース部２０１，２０２，２０３
と、ＩＳＤＮ網３０とのインタフェースをとりＢチャネ
ル回線交換およびＤチャネルパケット交換によるパケッ
トの送受信を行うＩＳＤＮインタフェース部２２０と、
ＬＡＮインタフェース部２０１〜２０３およびＩＳＤＮ
インタフェース部２２０でそれぞれ受信したパケットを
内蔵バッファに一時蓄積し宛先（ルーティング先）を判
定してＬＡＮインタフェース部２０１〜２０３およびＩ
ＳＤＮインタフェース部のいずれかへ送出するルーティ
ング処理部２１０とを備えている。ＩＳＤＮインタフェ
ース部２２０は、ルーティング先のネットワーク上のア
ドレス（ゲートウェイアドレス）とＩＳＤＮ網３０上の
電話番号との対応を登録したネットワークアドレス・電
話番号対応テーブル２２１と、ルーティング処理部２１
０からのルーティング先（次ゲートウェイアドレス）の
決定したパケットを受信しＩＳＤＮ網３０に対する発呼
処理すべきパケット（トリガパケット）であるか判定し
発呼処理すべき場合はネットワークアドレス・電話番号
対応テーブル２２１を検索して次ゲートウェイアドレス
に対応する電話番号を読出すトリガパケット検出部２２
２と、ＩＳＤＮ網３０のＤチャネルにおける発着呼制御
を行いトリガパケット検出部２２２により指定された電
話番号で発呼するＤチャネル呼制御部２２５と、Ｄチャ
ネルパケット交換によりパケットを送受信するＤチャネ
ルパケット処理部２２６と、Ｂチャネル回線交換により
速度整合の同期確立後にパケットの送受信を行うＢチャ
ネルパケット処理部２２７と、Ｂチャネルパケット処理
部２２７における発呼時の宛先ごとの速度整合の状況を
監視し同期確立の有無を示す同期検出信号を出力する速
度整合同期検出部２２４と、トリガパケット検出部２２
２からのパケットを宛先ごとに速度整合同期検出部２２
４からの同期検出信号を参照して同期未確立ならばＤチ
ャネルパケット処理部２２６へ、同期確立済ならばＢチ
ャネルパケット処理部２２６へ選択して送出する選択部
２２３と、Ｄチャネル呼制御部２２５，Ｄチャネルパケ
ット処理部２２６，およびＢチャネルパケット処理部２
２７をＩＳＤＮ網３０の加入者インタフェースのＳ／Ｔ
点に接続しパケットを送受信するＳ／Ｔバスインタフェ
ース部２２８とを備えている。なお、ルータ２１は、ル
ータ２０と同一の構成、機能を備えているが、図１の煩
雑化を避けるために内部ブロック構成の図示は省略す
る。各ルータ２０，２１のＩＳＤＮインタフェース部２
２０はＩＳＤＮ網３０とのインタフェース上のＢチャネ
ルを複数に分割して制御することができ、Ｂチャネル回
線交換の各コネクションに対応して動作する。
【０００９】次に、動作を説明する。各ネットワーク１
１〜１５はそれぞれ異なるネットワーク番号（＃１〜＃
５）が割り当てられており、各ルータ２０，２１のルー
ティング処理部にはネットワーク番号対応に自己のどの
ＬＡＮインタフェース部、あるいは他のどのルータ（ゲ
ートウェイ）に接続されているかを示すテーブルがあら
かじめ設定されている。
１〜１５はそれぞれ異なるネットワーク番号（＃１〜＃
５）が割り当てられており、各ルータ２０，２１のルー
ティング処理部にはネットワーク番号対応に自己のどの
ＬＡＮインタフェース部、あるいは他のどのルータ（ゲ
ートウェイ）に接続されているかを示すテーブルがあら
かじめ設定されている。
【００１０】ルータ２０に接続された番号＃１のネット
ワーク１１からルータ２１に接続された番号＃４のネッ
トワーク１４宛のパケットが送出されると、このパケッ
トはルータ２０のＬＡＮインタフェース部２０１を通し
てルーティング処理部２１０へ入力される。ルーティン
グ処理部２１０は内蔵テーブルを参照しパケットの宛先
（番号＃４）より次ゲートウェイアドレス（番号＃４の
ネットワーク１４の接続されているルータ２１のネット
ワークアドレス）を求めパケットに付加してＩＳＤＮイ
ンタフェース部２２０へ送出する。このパケットはトリ
ガパケット検出部２２２を通って選択部２２３へ入力さ
れる。このとき、トリガパケット検出部２２２は指定さ
れた宛先（ネットワーク１４）に対する最初のパケット
であるか判定し、最初のパケットであればネットワーク
アドレス・電話番号対応テーブル２２１を指定された次
ゲートウェイアドレスで検索し対応する（ルータ２１
の）電話番号をＤチャネル呼制御部２２５へ送出し、Ｄ
チャネル呼制御部２２５はＩＳＤＮ網３０に対し指定さ
れた電話番号により対応するＢチャネル回線交換接続を
行うよう要求する。一方、選択部２２３に入力されたパ
ケットは、この時点ではまだ指定された宛先（ネットワ
ーク１４）に対応する同期検出信号が同期未確立状態を
示しているので、Ｄチャネルパケット処理部２２６へ送
出され、Ｓ／Ｔバスインタフェース部２２８およびＩＳ
ＤＮ網３０を経てＤチャネルパケット交換によりルータ
２１へ転送される。
ワーク１１からルータ２１に接続された番号＃４のネッ
トワーク１４宛のパケットが送出されると、このパケッ
トはルータ２０のＬＡＮインタフェース部２０１を通し
てルーティング処理部２１０へ入力される。ルーティン
グ処理部２１０は内蔵テーブルを参照しパケットの宛先
（番号＃４）より次ゲートウェイアドレス（番号＃４の
ネットワーク１４の接続されているルータ２１のネット
ワークアドレス）を求めパケットに付加してＩＳＤＮイ
ンタフェース部２２０へ送出する。このパケットはトリ
ガパケット検出部２２２を通って選択部２２３へ入力さ
れる。このとき、トリガパケット検出部２２２は指定さ
れた宛先（ネットワーク１４）に対する最初のパケット
であるか判定し、最初のパケットであればネットワーク
アドレス・電話番号対応テーブル２２１を指定された次
ゲートウェイアドレスで検索し対応する（ルータ２１
の）電話番号をＤチャネル呼制御部２２５へ送出し、Ｄ
チャネル呼制御部２２５はＩＳＤＮ網３０に対し指定さ
れた電話番号により対応するＢチャネル回線交換接続を
行うよう要求する。一方、選択部２２３に入力されたパ
ケットは、この時点ではまだ指定された宛先（ネットワ
ーク１４）に対応する同期検出信号が同期未確立状態を
示しているので、Ｄチャネルパケット処理部２２６へ送
出され、Ｓ／Ｔバスインタフェース部２２８およびＩＳ
ＤＮ網３０を経てＤチャネルパケット交換によりルータ
２１へ転送される。
【００１１】ルータ２１ではＤチャネルパケット交換で
受信したパケットの送信元を確認後、Ｄチャネルパケッ
ト処理部２２６（ルータ２０の参照付号で示す、以下同
様）を経てルーティング処理部２１０にパケットを渡
し、ルーティング処理部２１０は宛先対応のＬＡＮイン
タフェース部を通してネットワーク１４にパケットを送
出する。ルータ２１はまた、ＩＳＤＮ網３０によるルー
タ２０からのＢチャネル回線交換の着呼要求を受けると
Ｄチャネル呼制御部２２５でネットワークアドレス・電
話番号対応テーブル２２１を検索して登録された相手で
あることを確認後、呼接続を行い呼接続の完了をＢチャ
ネルパケット処理部２２７へ通知する。Ｂチャネルパケ
ット処理部２２７は指定されたＢチャネルを用いてルー
タ２０のＢチャネルパケット処理部との間の転送パケッ
トに対する速度整合の同期を確立させる。
受信したパケットの送信元を確認後、Ｄチャネルパケッ
ト処理部２２６（ルータ２０の参照付号で示す、以下同
様）を経てルーティング処理部２１０にパケットを渡
し、ルーティング処理部２１０は宛先対応のＬＡＮイン
タフェース部を通してネットワーク１４にパケットを送
出する。ルータ２１はまた、ＩＳＤＮ網３０によるルー
タ２０からのＢチャネル回線交換の着呼要求を受けると
Ｄチャネル呼制御部２２５でネットワークアドレス・電
話番号対応テーブル２２１を検索して登録された相手で
あることを確認後、呼接続を行い呼接続の完了をＢチャ
ネルパケット処理部２２７へ通知する。Ｂチャネルパケ
ット処理部２２７は指定されたＢチャネルを用いてルー
タ２０のＢチャネルパケット処理部との間の転送パケッ
トに対する速度整合の同期を確立させる。
【００１２】一方、ルータ２０ではその後、ルータ２１
と同様にＤチャネル呼制御部２２５がＩＳＤＮ網３０に
よるルータ２１とのＢチャネル回線交換の呼接続の完了
を検出しＢチャネルパケット処理部２２７へ通知し、Ｂ
チャネルパケット処理部２２７は指定されたＢチャネル
を用いて速度整合の同期を確立させる。速度整合の同期
確立を検出した速度整合同期検出部２２４は指定された
宛先（ネットワーク１４）に対応する同期検出信号を同
期確立済みを示す値にして選択部２２３へ伝える。選択
部２２３はトリガパケット検出部２２２を通過後Ｄチャ
ネルパケット処理部２２６へ送出していたネットワーク
１４宛てのパケットをＢチャネルパケット処理部２２７
へ送出するように変更し、Ｂチャネルパケット処理部２
２７はＳ／Ｔバスインタフェース部２２８およびＩＳＤ
Ｎ網３０を通してＢチャネル回線交換によりパケットを
ルータ２１へ送出する。
と同様にＤチャネル呼制御部２２５がＩＳＤＮ網３０に
よるルータ２１とのＢチャネル回線交換の呼接続の完了
を検出しＢチャネルパケット処理部２２７へ通知し、Ｂ
チャネルパケット処理部２２７は指定されたＢチャネル
を用いて速度整合の同期を確立させる。速度整合の同期
確立を検出した速度整合同期検出部２２４は指定された
宛先（ネットワーク１４）に対応する同期検出信号を同
期確立済みを示す値にして選択部２２３へ伝える。選択
部２２３はトリガパケット検出部２２２を通過後Ｄチャ
ネルパケット処理部２２６へ送出していたネットワーク
１４宛てのパケットをＢチャネルパケット処理部２２７
へ送出するように変更し、Ｂチャネルパケット処理部２
２７はＳ／Ｔバスインタフェース部２２８およびＩＳＤ
Ｎ網３０を通してＢチャネル回線交換によりパケットを
ルータ２１へ送出する。
【００１３】ルータ２１では、Ｂチャネル回線交換によ
るパケットをＢチャネルパケット処理部２２７で受信し
ルーティング処理部２１０へ渡し、ルーティング処理部
２１０はＤチャネルパケット処理部２２６からのパケッ
トとの順序制御を行いながら宛先（ネットワーク１４）
対応のＬＡＮインタフェース部を通してネットワーク１
４へ送出する。
るパケットをＢチャネルパケット処理部２２７で受信し
ルーティング処理部２１０へ渡し、ルーティング処理部
２１０はＤチャネルパケット処理部２２６からのパケッ
トとの順序制御を行いながら宛先（ネットワーク１４）
対応のＬＡＮインタフェース部を通してネットワーク１
４へ送出する。
【００１４】ここで、ネットワーク１２からネットワー
ク１５宛のパケットが新たに送出されると、ルータ２０
はＤチャネルパケット処理部２２３によりＤチャネル上
にパケットを送出しながらＤチャネル呼制御部２２５に
よりルータ２１との新たなＢチャネル回線交換の接続要
求を行い、Ｂチャネルパケット処理部２２７による速度
整合の同期確立を図る。以降のルータ２０，２１の動作
はネットワーク１１および１４間の場合と同様である。
ク１５宛のパケットが新たに送出されると、ルータ２０
はＤチャネルパケット処理部２２３によりＤチャネル上
にパケットを送出しながらＤチャネル呼制御部２２５に
よりルータ２１との新たなＢチャネル回線交換の接続要
求を行い、Ｂチャネルパケット処理部２２７による速度
整合の同期確立を図る。以降のルータ２０，２１の動作
はネットワーク１１および１４間の場合と同様である。
【００１５】以上説明したように、ＩＳＤＮ網３０を介
して対向するルータ２０および２１間において、Ｂチャ
ネル回線交換による通信が可能となるまではＤチャネル
パケット処理部２２６によるＤチャネルパケット交換
で、Ｂチャネルパケット処理部２２７の速度整合の同期
が確立しＢチャネル回線交換による通信が可能となると
Ｂチャネル回線交換でパケットを互いに転送する。
して対向するルータ２０および２１間において、Ｂチャ
ネル回線交換による通信が可能となるまではＤチャネル
パケット処理部２２６によるＤチャネルパケット交換
で、Ｂチャネルパケット処理部２２７の速度整合の同期
が確立しＢチャネル回線交換による通信が可能となると
Ｂチャネル回線交換でパケットを互いに転送する。
【００１６】
【発明の効果】以上説明したように本発明のＬＡＮ間接
続ルータは、ＩＳＤＮ網に対する発呼動作開始から速度
整合の同期確立までの間はＤチャネルパケット交換によ
りパケットの送受信を行い、速度整合の同期確立後はＢ
チャネル回線交換によるパケットの送受信を行うので、
従来技術では速度整合の同期が確立されるまでバッファ
リングされこの間にタイムアウトやオーバーフローによ
って喪失されるパケットを低減させ、再送を抑え効率的
なデータ通信を可能にする。
続ルータは、ＩＳＤＮ網に対する発呼動作開始から速度
整合の同期確立までの間はＤチャネルパケット交換によ
りパケットの送受信を行い、速度整合の同期確立後はＢ
チャネル回線交換によるパケットの送受信を行うので、
従来技術では速度整合の同期が確立されるまでバッファ
リングされこの間にタイムアウトやオーバーフローによ
って喪失されるパケットを低減させ、再送を抑え効率的
なデータ通信を可能にする。
【図１】本発明の一実施例を示すシステムブロック図で
ある。
ある。
１１，１２，１３，１４，１５ ネットワーク ２０，２１ ルータ ３０ ＩＳＤＮ網 ２０１，２０２，２０３ ＬＡＮインタフェース部 ２１０ ルーティング処理部 ２２０ ＩＳＤＮインタフェース部 ２２１ ネットワークアドレス・電話番号対応テーブ
ル ２２２ トリガパケット検出部 ２２３ 選択部 ２２４ 速度整合同期検出部 ２２５ Ｄチャネル呼制御部 ２２６ Ｄチャネルパケット処理部 ２２７ Ｂチャネルパケット処理部 ２２８ Ｓ／Ｔバスインタフェース部
ル ２２２ トリガパケット検出部 ２２３ 選択部 ２２４ 速度整合同期検出部 ２２５ Ｄチャネル呼制御部 ２２６ Ｄチャネルパケット処理部 ２２７ Ｂチャネルパケット処理部 ２２８ Ｓ／Ｔバスインタフェース部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平５−114904（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−207072（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−7232（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−54039（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H04L 12/66 H04L 12/28 H04L 12/46
Claims (2)
- 【請求項１】 ＩＳＤＮを介して他のルータと対向しＬ
ＡＮ間のパケット転送を行うＬＡＮ間接続ルータにおい
て、 前記ＬＡＮと接続しパケットを送受信するＬＡＮインタ
フェース手段と、前記ＬＡＮおよび前記ＩＳＤＮから受
信したパケットのルーティング先を決定するルーティン
グ手段と、前記ＩＳＤＮと接続しＤチャネルパケット交
換およびＢチャネル回線交換によりパケットを送受信す
るＩＳＤＮインタフェース手段とを備え、 前記ＩＳＤＮインタフェース手段が、前記ルーティング
手段からの前記ＩＳＤＮを経由して送信すべきパケット
を受信すると前記ＩＳＤＮに対し前記Ｂチャネル回線交
換による発呼接続要求がなされているか判定し、前記発
呼接続要求がなされていない場合は発呼接続要求を行
い、前記Ｂチャネル回線交換の速度整合の同期が確立す
るまでは前記Ｄチャネルパケット交換により前記送信す
ベきパケットを送信し、前記Ｂチャネル回線交換の速度
整合の同期が確立した後は前記Ｂチャネル回線交換によ
り前記送信すべきパケットを送信することを特徴とする
ＬＡＮ間接続ルータ。 - 【請求項２】 前記ＩＳＤＮインタフェース手段が、 前記ルーティング先のネットワーク上のアドレスと前記
ＩＳＤＮ上の電話番号との対応をあらかじめ登録したネ
ットワークアドレス・電話番号対応テーブルと、 前記ルーティング手段からの前記ＩＳＤＮを経由して送
信すべきパケットを受信し前記ＩＳＤＮに対し前記Ｂチ
ャネル回線交換による発呼接続要求がなされているか判
定し、発呼接続要求がなされていない場合は前記ネット
ワークアドレス・電話番号対応テーブルを検索して対応
する前記電話番号を読出すトリガパケット検出部と、 前記ＩＳＤＮに対する発着呼制御を行い前記トリガパケ
ット検出部で読出された前記電話番号により前記発呼接
続要求を行うＤチャネル呼制御部と、 前記Ｄチャネルパケット交換によりパケットを送受信す
るＤチャネルパケット処理部と、 前記Ｂチャネル回線交換により前記速度整合の同期を確
立しパケットを送受信するＢチャネルパケット処理部
と、 前記Ｂチャネルパケット処理部における前記速度整合の
同期確立を検出する速度整合同期検出部と、 前記トリガパケット検出手段で受信された前記送信すべ
きパケットを前記速度整合同期検出部の検出結果に応じ
て、同期未確立ならば前記Ｄチャネルパケット処理部
へ、同期確立済みならば前記Ｂチャネルパケット処理部
へ送出する選択部と、 前記Ｄチャネル呼制御部，前記Ｄチャネルパケット処理
部，および前記Ｂチャネルパケット処理部を前記ＩＳＤ
Ｎの加入者インタフェースのＳ／Ｔ点に接続するＳ／Ｔ
バスインタフェース部と、 を備えることを特徴とする請求項１記載のＬＡＮ間接続
ルータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5235268A JP2933470B2 (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | Ｌａｎ間接続ルータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5235268A JP2933470B2 (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | Ｌａｎ間接続ルータ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0795244A JPH0795244A (ja) | 1995-04-07 |
| JP2933470B2 true JP2933470B2 (ja) | 1999-08-16 |
Family
ID=16983582
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5235268A Expired - Lifetime JP2933470B2 (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | Ｌａｎ間接続ルータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2933470B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100584356B1 (ko) * | 1998-12-28 | 2006-09-20 | 삼성전자주식회사 | 종합정보통신망의 라우터에서 씨리얼 통신 제어 공용화장치 및 방법 |
-
1993
- 1993-09-22 JP JP5235268A patent/JP2933470B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0795244A (ja) | 1995-04-07 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990427 |