JP2680662B2 - 発着信制御装置 - Google Patents

発着信制御装置

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JP2680662B2 JP1037244A JP3724489A JP2680662B2 JP 2680662 B2 JP2680662 B2 JP 2680662B2 JP 1037244 A JP1037244 A JP 1037244A JP 3724489 A JP3724489 A JP 3724489A JP 2680662 B2 JP2680662 B2 JP 2680662B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔目次〕 概要 産業上の利用分野 従来の技術(第9図) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(第1図) 作用 実施例(第2図〜第8図) 発明の効果 〔概要〕 ISDNにおけるオンライン処理装置の発着信制御装置に
関し、 同じ物理回線で複数のグループにアクセス可能とする
ことを目的とし、端末と通信する複数のプログラムを実
行するコンピュータと、通信アダプタを経由し、ISDNの
複数の交換回線を収容している通信制御装置を具備する
オンライン処理装置において、個々の回線毎の通信チャ
ネルを定義した物理機番と、コンピュータ上で動作する
プログラムに対応し、端末との通信で用いられる属性を
定義したグループ名と、グループ毎に通信可能な物理回
線を定義したリンク名と、リンク名と物理機番の対応関
係を動的に切替えることが可能な切替手段と、複数のグ
ループのリンクより接続可能な物理機番と、グループ毎
に対応したサブアドレスを検出してその検出したサブア
ドレスに応じて前記切替手段を制御するサブアドレス検
出手段を設けた通信アダプタとを具備したことを特徴と
する。
〔産業上の利用分野〕
本発明はISDN回線を使用した通信制御装置における発
着信制御装置に係り、特に同一特性機番を複数のリンク
で定義することにより回線の利用効率を向上するように
したものに関する。
昭和63年4月に商用サービスが開始されたISDN(デイ
ジタル総合サービス網)、OSI(Open Systems Intercon
nection)の基本参照モデルの下位3番(物理層、デー
タリンク層、ネットワーク層)に関係する。物理層では
基本インタフェースの場合、2B+Dといわれる基本チャ
ネル構造となっており、64KbpsのB1、B2の2本の通信用
チャネルと、16KbpsのDチャネルを有し、Dチャネルは
回線交換制御用信号の伝送の外に、ユーザのバケット情
報チャネルとして使用することもできる。
データリンク層はDチャネルの場合LAP−D(Link Ac
cess Procedure on the D−channel)という手順で制御
され、ネットワーク層はDチャネルの場合、呼制御とパ
ケット制御に分かれ、呼制御はISDNに特有なものであ
る。
DTE(データ端末装置)のISDNへの対応の仕方には、
ターミナルアダプタを経由し、従来インタフェースに変
換された接続口に接続する方法と、前記2B+データを直
接DTEに取込む方法とがある。
前者は、DTE側には特別な対応がいらない反面、ISDN
の新しい機能を利用できない欠点がある。後者はハード
ウェアやソフトウェアの変更を伴うが、ISDNの新機能を
利用できる。本発明の後者の場合の新機能を利用する上
でのものに関する。
〔従来の技術〕
例えば第9図に示す如く、従来の交換回線(電話回
線、DDX回線交換)のDTEに多回線を有しているホスト計
算機では、次のような発着信制御を行っている。
まず、ホスト計算機で使用されるアプリケーション・
プログラム毎にその使用される伝送制御手順、通信速
度、モデム或いは網制御回路(NCU)が異なるため、こ
れらがいずれも同一のものを同一グループに所属させ
て、複数のグループに分ける。
例えば1として示したグループ01には、BSC手順(Bin
ary Syachronous Communication手順)の如きベーシッ
ク手順1で、通信速度が2400bps、発着信モードがCCITT
勧告のV.25bisによるアプリケーション・プログラムAPL
1−0、APL1−1、APL1−2…を所属させる。
12として示したグループ02にはHDLC手順(High Level
Data Link Control Procedures)で、通信速度が4800b
ps、着信のみで動作されるアプリケーション・プログラ
ムAPL2−0、APL2−1、APL202…を所属させる。
また20として示したグループ03にはDDX回線交換用の
ものである、ユーザ固有の通信手順で、通信速度が9600
bps、発着信モードがCCITT勧告のV.24によるアプリケー
ション・プログラムAPL3−0、APL3−1、APL3−2…を
所属させる。
そしてグループ01に所属するアプリケーション・プロ
グラムによる処理に対してアクセス要求する端末群10を
端末10−1〜10−mで構成し、各端末はそれぞれ回線11
−1〜11−mで電話網の交換機9と接続されている。グ
ループ01に属するリンクはLINK01、LINK02、LINK03と名
づけられた3本のリンク2、3、4が定義され、各リン
ク2〜4は通信アダプタ5を経由して実回線6、7、8
に対応している。この実回線6〜8とリンク2〜4の対
応関係は固定しており、回線6〜8は電話網の交換機9
に接続されている。
なお、通信アダプタ5はモデム等が設けられて、前記
グループ01の通信速度等での制御が行われる。また回線
6〜8の数(この例では3)は、グループ01に対する端
末数、接続時間等のトラフィックに応じて適宜定められ
る。
グループ02に所属するアプリケーション・プログラム
による処理に対してアクセス要求する端末群16は端末16
−1〜16−nで構成され、各端末16−1〜16−nは回線
19−1〜19−nで交換機9と接続されている。グループ
02に属するリンクは、LINK04、LINK05という2本のリン
ク13、14が定義され、通信アダプタ15を経由して交換機
9に接続される実回線17、18と接続されている。
グループ03に所属するアプリケーション・プログラム
による処理に対してアクセス要求する端末群31は端末31
−1〜31−qで構成され、各端末31−1〜31−qは回線
32−1〜32−qによりDDX回線交換網の交換機26と接続
されている。グループ03に属するリンクはLINK06、LINK
07、LINK08、LINK09という4本のリンク21〜24が定義さ
れ、通信アダプタ25を経由して交換機26に接続される実
回線27〜30と接続されている。
端末群10に属する端末10−1〜10−mから発信する場
合、回線6〜8のいずれかの電話番号でダイヤルする。
話中(ビジー)であればその中の開いている回線に再ダ
イヤルする。勿論代表電話機能で自動的に空回線に接続
するように構成することもできる。端末群16、31につい
ても同様である。したがって1つのグループの回線数は
端末数、接続時間等を考慮してトラフィックで決定され
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、第9図に示す従来の回線網は、網に手順を
通知する機能がないため着呼のみでは伝送手順が判別で
きず、また網に通信速度を通知する機能がないため、着
呼のみでは通信速度を判別できない。このためこれらが
異なるものの如く、前記の如く、グループ毎にトラフィ
ックに応じた数の実回線を設定することが必要であっ
た。
従って伝送制御手順、通信速度が異なるアプリケーシ
ョンが多数存在すると、必要以上の実回線を網との間に
引く必要が生じ、また、あるグループ下の回線が、すべ
てビジーの時に他のグループで使用していない回線があ
ってもこれを使用することができなかった。例えばグル
ープ02の回線17、18がすべて使用中のときグループ01の
回線に空きがあってもこれを使用することができなっ
た。
したがって本発明の目的は、ISDN回線において、前記
の如き問題点が生じないようにした発着信制御方式を提
供することである。
即ち、ISDNでは、Bチャネルの通信に対する呼制御は
別のDチャネルを使って行うことができるので、Bチャ
ネルがエンド対エンドで接続される以前にこのDチャネ
ルを使用して各種の情報の交換が可能であり、その中に
は従来の電話番号に対応する加入者番号に加え、自由に
定義できるサブアドレスがある。また通信速度のネゴシ
エーションや、ユーザが自由に使用できるユーザ対ユー
ザ情報域がある。
本発明の目的は、ISDNのこれらの機能を使用し、実回
線を複数のグループで共用し、実回線を複数のグループ
で共用することにより、前記の如く従来の回線における
問題点を解決し、回線の有効利用を図るISDNの発着信制
御方式を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するための本発明の原理を第1図にも
とづき説明する。
第1図において、40はGROUP01で、ISDNのBチャネル
を交換回路として使用し、手順はHDLC(NRM−S局)を
使用するアプリケーションがアクセスするグループであ
る。グループ40にはリンク41〜44が定義される。リンク
41は切替機構45を経由して通信アダプタ46の物理機番01
00及び0101を使用することができ定義されている。ここ
で物理機番0100は回線AのB1チャネルを経由して受信す
るときのものであり、物理機番0101は送信するときのも
のである。同様にリンク42は通信アダプタ46の物理機番
0102及び0103を使用することが定義され、回線AのB2チ
ャネルに接続されている。
またリンク43は切替機構45を経由して通信アダプタ46
の物理機番0108及び0109を使用することが定義され回線
BのB1チャネルに接続される。同様にリンク44は物理機
番010A及び010Bを使用することが定義され回線BのB2チ
ャネルに接続されている。
53はGROUP02で、ISDNのBチャネルを交換回線として
使用し、手順はHDLN(NRM−P局)を使用するアプリケ
ーションがアクセスするグループである。グループ53に
はリンク54〜57が定義され、リンク54と55は切替機構45
を経由してそれぞれ通信アダプタ46の物理機番0108、01
09及び物理機番010A、010Bを使用することが定義され、
回線BのB1チャネル、B2チャネルに接続されている。そ
してリンク56と57は、同様に、通信アダプタ58の物理機
番0110、0111及び物理機番0112、0113を使用することが
定義され、回線CのBチャネル、B2チャネルに接続され
ている。
したがって、物理機番0103及び0109はリンク43と54の
両方に定義され、物理機番010A及び010Bはリンク44と55
の両方に定義されている。
60はGROUP03でISDNのBチャネルをパケット交換とし
て使用し、手順はHDLCのABM(非同期平衡モード)(LAP
−B局)を使用するアプリケーションがアクセスするグ
ループである。グループ60にはリンク61〜64が定義さ
れ、リンク61と62は切替機構45を経由して通信アダプタ
58の物理機番0110、0111及び物理機番0112、0113を使用
することが定義され、回線CのB1チャネル、B2チャネル
に接続されている。そしてリンク63、64は、同様に、通
信アダプタ58の物理機番0118、0119及び物理機番011A、
011Bを使用することが定義され、回線DのB1チャネル、
B2チャネルに接続されている。
したがって物理機番0110及び0111はリンク56と61の両
方に定義され、物理機番0112及び0113はリンク57と62の
両方に定義されている。
65はGROUP04でISDNのDチャネルをパケット交換とし
て使用し、手順はHDLCのABME(拡張非同期平衡モード)
(LAP−D局)を使用するアプリケーションがアクセス
するグループである。グループ65にはリンク66が定義さ
れ、切替機構45を経由して通信アダプタ58の物理機番01
1C、011Dを使用することが定義され、回線DのDチャネ
ルに接続されている。
そして、グループ40にサブアドレス0001をグループ53
にサブアドレス0002を、グループ60にサブアドレス0003
を、グループ65にサブアドレス0004をそれぞれ付加す
る。また通信アダプタ46、58には、このサブアドレスを
検出するためのサブアドレス検出部47、59を設ける。
ユーザは、グループ40をアクセスするとき、回線の加
入者番号(電話番号)の外にサブアドレス「0001」を加
入者番号の次に入力する。例えば回線Aの加入者番号が
123−4567、回線Bの加入者番号が123−4568とすると
き、回線Bからグループ40をアクセスするとき「123−4
568*0001」をダイヤル入力する。
ISDN48には端末群49、50、51、52…が接続され、それ
ぞれにアクセス可能なグループ40、53、60、65と回線
A、B、C、Dを経由して通信可能に構成されている。
端末群49は端末49−1〜49−eで構成されグループ40
にアクセス可能なものであり、端末群50は端末50−1〜
50−fで構成されグループ53にアクセス可能なものであ
る。そして端末群51は51−1〜51−gで構成されグルー
プ60にアクセス可能なものであり、端末群52は端末52−
1〜52−hで構成されたグループ65にアクセス可能なも
のである。勿論端末は複数のグループにアクセス可能に
構成することもできる。
〔作用〕
今端末49−1が回線AのB1チャネルにより通信アダプ
タ46の物理機番0100、0101を介してリンク41によりグル
ープ40にアクセスし、端末49−2が回線AのB2チャネル
により通信アダプタ46の物理機番0102、0103を介してリ
ンク42によりグループ40にアクセスしているとき、端末
49−eが回線Aの加入者番号とグループ40のサブアドレ
ス0001を入力すればISDN48からビジー応答がくる。
これによりオペレータは回線AのB1チャネルとB2チャ
ネルがビジー状態であることを認識し、今度は回線Bの
加入者番号にグループ40のサブアドレス0001を付加した
「123−4568*0001」をダイヤル入力する。
これにより回線BのDチャネルにこのサブアドレスが
伝達されてサブアドレス検出部47でこれが解読され、グ
ループ40へのアクセス要求であることが識別される。こ
れによりサブアドレス検出部47は切替機構45に対して物
理機番0108と0109をリンク43に定義するように切替制御
を行なうので、端末49−eは回線Aがビジーであっても
他の回線Bを使用してグループ40に対してアクセスする
ことができる。
なお、この切替制御のとき、切替機構45はグループ40
がHDLC(NRM−S局)で動作することを通信アダプタ46
へ通知し、回線BのB1チャネルはこの手順で伝送制御が
行われる。
第1図では回線AとDの物理機番は特定のリンクにの
み定義されるが、回線BとCのBチャネルの物理機番
は、いずれも2つのリンクに定義可能に構成されている
ので、これを使用して回線の有効利用を図ることができ
る。このように、第1図の場合には、グループ40をアク
セスするのに回線AとBの2つのルートを使用すること
ができ、グループ53をアクセスするのに回線BとCの2
つのルートから可能となり、グループ60をアクセスする
のに回線CとDの2つのルートから可能となり、特定の
グループに対して特定の1つの回線のみによりアクセス
する場合に比較して、回線の利用効率を高めることがで
きる。
〔実施例〕
本発明の一実施例を第2図〜第7図にもづき説明す
る。
第2図は本発明の一実施例構成図、第3図は本発明に
おける通信アダプタの構成図、第4図は切替機構内のテ
ーブルTA説明図、第5図は切替機構内のテーブルTB説明
図、第6図はテーブルTAの検索状態説明図、第7図はテ
ーブルTBの検索状態説明図である。
第2図において、第1図と同一記号は同一部分を示
す。
70はホストコンピュータであって、CPU70−1を具備
するとともに第1図にそけるグループ40、53、60、65…
等のアプリケーションが用意されているものであり、テ
ーブルTA、TBを有する切替機構45を具備しているもの、
71は通信制御装置であって通信アダプタ46、58・・・を
具備しており、通信アダプタにはサブアドレス検出部4
7、59・・・が設けられている。
72は宅内回線終端装置(Digital Sarvice Unite;DS
U)であってデイジタルデータ変換網であるISDN網との
整合をはかるものであり、73〜75も同様のDSUである。
また76データ端末装置である端末80とISDN網との整合を
はかるDSUであり、77もDSU76と同様のものである。端末
80、81はいずれもデータ端末装置であり、第1図の端末
49−1〜52−hのいずれかの1つに対応するものであ
る。
第3図は通信アダプタの構成図を、通信アダプタ46に
ついて代表的に示したものであり、100は通信アダプタ4
6を総合的に制御するプロセッサであり、サブアドレス
検出部47を具備している。101は通信アダプタ46とISDN
交換網48側との回線Aと入出力制御を行う回線入出力制
御部であって、分離統合部104、通信用回路105、106、1
07、速度変換回路108、109等を具備する。ここで分離統
合部104は回線Aから入力された信号に対しては2つの
Bチャネルと1つのDチャネルに分離し、逆に回線Aへ
出力する信号に対しては2つのBチャネル信号と1つの
Dチャネル信号を統合するものである。通信用回路105
は分離統合部104側から伝達さたシリアル・データをパ
ラレルデータに変換したり、逆に分離統合部104側に出
力するためにパラレル・データをシリアルデータに変換
したり、HDLCフレームのフレーム同期、フラグ検出、ア
ドレスフィールド検出その他のデータリンクの下位制御
を行うものである。通信用回路106、107も同様である。
速度変換回路108は、入力された64KbpsのBチャネルデ
ータを例えば9600bpsに変換したり、逆に出力するとき
もこの逆の速度の変換を行うものである。
102はメモリ、103はホストコンピュータ70側とのイン
タフェース回路、そして110は回線Bに対する回線入出
力制御部であり前記回線入出力制御部101と同様に構成
されているものである。
前記テーブルTAは端末から各グループに対してアクセ
スを行う着呼のときに使用されるものであって、物理機
番とサブアドレスからリンク名を検索するもので、物理
機番とそれに定義されているリンク名は初期設定される
ものであり、第4図は第1図の場合の例を示し、使用中
リンク名は使用状態に応じて動的に書替えられる。
また前記テーブルTBは、リンク名からそれが使用中か
未使用かということ及び物理機番を検索するものであ
り、リンク名に対応する物理機番は初期設定される。こ
のテーブルTBはホストプロセッサ側から発呼するときに
使用される。リンク名でテーブルTBをアクセスして物理
機番と、使用中か未使用かの情報を得、未使用であれば
テーブルTAをみて使用中を書込み、また得られた物理機
番より送信処理を行う。
次に、本発明の動作を第1図の如く定義された例にお
いて、第2図の端末より第1図のグループ53にアクセス
する場合について説明する。
(1)まず、端末80より回線Bの加入者番号サブアドレ
ス「0002」を入力する。この信号はDSU76、ISDN交換網4
8、DSU73を経由して通信制御装置71の通信アダプタ46に
伝達される。第3図に示す如く、回線Bは回線入出力制
御部110と接続されているので、前記加入者番号とサブ
アドレスは分離統合部(第3図では図示省略)で2つの
BチャネルとDチャネルに分離され、サブアドレス検出
部47でそのサブアドレスが認識される。交換網では回線
のBチャネルが両方空いているとき、あらかじめ定めら
れたアルゴリズムにより、例えばB1チャネルを選択す
る。
(2)通信アダプタ46から回線Bの着信の物理機番「01
08」とサブアドレス「0002」が切替機構45に送出される
と、そのテーブルTAが検索されてリンク名「LINK05」が
得られる。これにより物理機番「0108」と前記リンク名
のリンク54が接続され、端末80から第1図のグループ53
に対してアクセスすることができる。このときテーブル
TAに、CPU70−1がリンク名「LINK05」を記入する。
(3)このアクセスにもとづき、グループ53から端末80
にデータを送出する場合、切替機構45はこのリンク名
「LINK05」でテーブルTBを検索され、送信時の物理機番
「0109」と未使用状態であるという情報が得られる。次
にこのテーブルTBのLINK05の使用中/未使用項目にはCP
U70−1により「使用中」が記入される。
そしてこのホストコンピュータ70の前記グループ53に
よる出力データは物理機番0109、すなわち通信アダプタ
46の回線Bに対する送出口に伝達され、端末80に対して
送信される。このようにしてオンライン処理が行われ
る。
本発明の第2実施例を第8図に示す。
第8図の例では、回線A、B、C、Dのすべてから、
グループ40、53にアクセスに可能に構成されている。そ
のため、グループ40にはリンク201〜208が定義され、グ
ループ53には209〜216が定義され、各Bチャネルの物理
機番が異なるグループのリンクに定義されている。そし
て通信アダプタ221、222には各回線のDチャネルよりそ
のサブアドレスを検出するサブアドレス検出部223〜224
が設けられ、これらの出力により切替機構220が制御さ
れる。
〔発明の効果〕
本発明によればISDNを経由して通信を行う、特にホス
トコンピュータにおいて、各種の伝送制御手順を使用
し、多数の回線で通信を行う場合、1つの物理機番に条
件の異なる複数のリンクを定義し、動的に割当てること
ができる。また着信時においても複数の回線のうち空き
回線を使って発信し、発呼した端末が必要とするコンピ
ュータ側のプログラムと、必要とする伝送制御手順を使
用して通信をすることができる。またどの回線に着信し
ても、通信速度、伝送制御手順を発信した側に合わせて
通信することができる。回線数と無関係にアプリケーシ
ョン選択が可能であり、加入者回線数以上の数のアプリ
ケーション選択ができる。
これにもとづき実回線の有効利用を図ることができ
る。すなわち多手順(多アプリケーション)で回線を共
用するので、呼ぶ複数の回線に平均化されるため、少な
い回線数で高い使用率を実現できる。
端末から発呼した場合ビジーになる確率を低く押さえ
ることができる。
またグループ、リンク等の概念は従来の電話網等と同
様であるため、従来網の制御と、ISDNの効率的な制御を
同時に行う場合でも、従来網は何等変更を受けることな
く互換が保たれる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図、 第2図は本発明の一実施例構成図、 第3図は本発明における通信アダプタの構成図、 第4図は切替機構内のテーブルTAの説明図、 第5図は切替機構内のテーブルTBの説明図、 第6図はテーブルTAの検索状態説明図、 第7図はテーブルTBの検索状態説明図、 第8図は本発明の第2実施例説明図、 第9図は従来例説明図を示す。 40…グループ 41〜44…リンク 45…切替機構 46…通信アダプタ 47…サブアドレス検出部 48…ISDN交換網 49〜52…端末群
フロントページの続き (72)発明者 鎌田 洋 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−46842(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】端末と通信する複数のプログラムを実行す
    るコンピュータと、通信アダプタを経由し、ISDNの複数
    の交換回線を収容している通信制御装置を具備するオン
    ライン処理装置において、 個々の回線毎の通信チャネルを定義した物理機番と、 コンピュータ上で動作するプログラムに対応し、端末と
    の通信で用いられる属性を定義したグループ名と、 グループ毎に通信可能な物理回線を定義したリンク名
    と、 リンク名と物理機番の対応関係を動的に切替えることが
    可能な切替手段と、 複数のグループのリンクより接続可能な物理機番と、グ
    ループ毎に対応したサブアドレスを検出してその検出し
    たサブアドレスに応じて前記切替手段を制御するサブア
    ドレス検出手段を設けた通信アダプタとを 具備したことを特徴とする発着信制御装置。
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