JPH0693637A - 自動洗浄装置 - Google Patents

自動洗浄装置

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JPH0693637A
JPH0693637A JP26957292A JP26957292A JPH0693637A JP H0693637 A JPH0693637 A JP H0693637A JP 26957292 A JP26957292 A JP 26957292A JP 26957292 A JP26957292 A JP 26957292A JP H0693637 A JPH0693637 A JP H0693637A
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Takashi Yasuo
貴司 安尾
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コントロ−ラとセンサ−間の電線を無くし、
メンテナンス性の向上、センサ−の設置場所の美観を良
好に保つことを目的とする。 【構成】 小便器室の便器1,2の上部壁面には使用者
を検出するセンサ−3,4が取り付けられている。ま
た、センサ−3,4からの検出信号に基づいて電磁フラ
ッシュバルブ5を駆動し、自動的に洗浄水を吐出させる
コントロ−ラ(制御盤)6からマイクロ波が出力され、
そのマイクロ波がセンサ−3,4の電源として用いられ
る。一方、センサ−3,4からの検出信号は電波の形態
で出力され、制御盤6で受信される。そのため、センサ
−3,4と制御盤6間の電線が不要になり、センサ−の
メンテナンス性、及び設置場所の美観を良好に保つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば小便器室あるい
は大便器室に設置されたとき、用便者の用便後に自動的
に洗浄水を吐出させて小便器あるいは大便器を洗浄する
洗浄装置に係り、詳しくは人体を検出するセンサ−に電
源となる電池を内蔵することなく、コントロ−ラから出
力されたマイクロ波を受信し、このマイクロ波をセンサ
−の電源として使用するように構成された自動洗浄装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、センサ−で使用者を検出し、使用
者が立ち去ったときコントロ−ラからの制御信号により
電磁弁を駆動して洗浄水を吐出させる便器洗浄装置とし
て、例えば特開昭59−126831号公報に記載され
たものがある。この便器洗浄装置は、100ボルトの商
用電源を使用しなくても小便器室あるいは大便器室など
でも設置することができるように電源として電池を用い
たものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の便器洗浄装
置は、電源として電池を用いているが、人体、即ち使用
者を検出するセンサ−と電磁弁を駆動するコントロ−ラ
間は電線で接続しなければならないため、美観上、その
電線を露出させないような工夫が必要である。しかしな
がら、センサ−の最適な取付位置を決定してから電線の
配線作業、及び電線隠蔽作業をしなければならないた
め、その作業が困難であり、美観を保つことが困難であ
るという問題がある。また、電池の交換作業が必要であ
るため、メンテナンス性に問題がある。
【0004】そこで本発明では、コントロ−ラと人体を
検出するセンサ−間に電線を使用せずに、コントロ−ラ
からセンサ−に対してセンサ−の電源となるマイクロ波
を送信する一方、人体検出信号を電波の形態で出力する
構成にすることにより、センサ−の設置工事を簡単に、
且つ、センサ−の設置場所の美観とメンテナンス性を良
好に保つようにすることを解決すべき技術的課題とする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題解決のための技
術的手段は、人体を検知して人体検出信号を出力するセ
ンサ−と、そのセンサ−からの人体検出信号に基づいて
電磁弁を駆動し、自動的に洗浄水を吐出させるコントロ
−ラとを備えた自動洗浄装置において、前記コントロ−
ラはマイクロ波を出力するマイクロ波出力回路を備える
一方、前記センサ−は前記マイクロ波を受信して電源電
力に変換する電源回路を備え、且つ、前記人体検出信号
を電波の形態で出力する無線送信回路を備えた構成にす
ることである。
【0006】
【作用】上記構成の自動洗浄装置によれば、前記コント
ロ−ラのマイクロ波出力回路からセンサ−に対してマイ
クロ波が出力されると、そのマイクロ波はセンサ−の電
源回路において電源電力に変換され、センサ−の電源と
して使用される。また、センサ−の無線送信回路は人体
検出信号を電波の形態で出力するため、センサ−の設置
においては電線の工事を不要とし、センサ−の設置場所
の美観を向上させる。
【0007】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図1は、小便器室に設置された自動洗浄装置
の配置図である。図1に示すように便器1,2に洗浄水
を吐出して洗浄する自動洗浄装置は、使用者を検出した
とき信号を出力するセンサ−3,4が便器1,2それぞ
れの上部壁面に取り付けられている。また、洗浄水を吐
出させる電磁フラッシュバルブ5に駆動信号を通電する
制御盤(コントロ−ラ)6が壁面に取り付けられてい
る。そして、この制御盤6にはAC100ボルトの商用
電源が供給されているとともに、小便器室に使用者が入
ったことを検出するための図示していない焦電センサ−
が設けられている。
【0008】上記センサ−3,4とコントロ−ラ6間
は、電線の接続が無く、また、センサ−3,4には電源
となる電池が内蔵されていない。このため、制御盤6か
らマイクロ波が出力され、そのマイクロ波をセンサ−
3,4が受信して直接検波することによりセンサ−3,
4の電源としている。また、使用者を検出したときセン
サ−3,4から出力される信号は電波の形態で出力され
る。
【0009】図2は、制御盤6と、センサ−3,4と、
電磁フラッシュバルブ5との制御系統を示したブロック
図である。図2に示すように、制御盤6と電磁フラッシ
ュバルブ5間は電線で接続され、所定の条件が成立した
ときに制御盤6から電磁フラッシュバルブ5に対して駆
動信号が出力される。一方、制御盤6とセンサ−3,4
間は、前述したように電線の接続が無く、センサ−3,
4は制御盤6から出力されたマイクロ波を電力信号とし
て受信する一方、センサ−3,4から制御盤6に出力さ
れる使用者検出信号は例えば中波、短波等の電波信号が
用いられる。
【0010】図3は、制御盤6、及びセンサ−3,4の
内部構成を略体的に示したブロック図である。図3に示
すように制御盤6には、センサ−3,4の電源となるマ
イクロ波を出力する電力供給回路6Aとアンテナ6Bが
内蔵されており、センサ−3,4には、そのマイクロ波
を受信して直接検波することにより電源電力に変換する
ためアンテナ3A,4Aと電源回路3B,4Bが内蔵さ
れている。尚、センサ−3,4には、使用者を検出した
とき、その検出信号をメモリするメモリ3C,4Cと、
その信号を変調したうえ電波信号に変換してアンテナ3
A,4Aから出力する変調回路3D,4Dとが内蔵され
ている。一方、制御盤6には、電波の形態でセンサ−
3,4から出力された検出信号を受信したうえ復調し、
通常のディジタル信号に変換する復調回路6Cと、CP
Uと、入出力インタフェイス回路6Dとが内蔵されてい
る。
【0011】図4および図5は、センサ−3,4の取付
状態の例を示した側面断面図である。図4に示すよう
に、センサ−3,4を壁面に取り付ける場合、最初、ブ
ラケット11を壁面に取り付け、そのブラケット11を
隠すようにセンサ−3,4を取着すれば、壁面のタイル
とセンサ−3,4とを一体化させることができるため、
スッキリした状態になり、外観的に好ましい状態にな
る。また図5に示すように、便器1,2の上部に配設さ
れた前記電磁フラッシュバルブ5を隠すように設けられ
たカバ−12の前部コ−ナにセンサ−3,4を取り付け
れば、センサ−3,4がカバ−12と一体になり、外観
的に好ましい状態になる。
【0012】図6は、自動洗浄装置の制御作用を示した
フロ−チャ−トである。図6に示すように、最初、制御
盤6内のCPUは、図示していない焦電センサ−により
トイレ内の使用者の有無を判別する。トイレ内に使用者
がいると判断した場合、制御盤6はセンサ−3,4の電
源電力となるマイクロ波を送信するとともに、駆動信号
を送信し、センサ−3,4から使用者検出のための赤外
線、あるいは超音波を発信させる。次に、センサ−3,
4からの検出信号により、便器1,2の何れか、あるい
は両方に使用者がいると判断した場合、使用者有りの便
器を記憶し、その便器から使用者が立ち去って使用者無
しの信号になるまで待つ。
【0013】一方、センサ−3,4からの検出信号によ
り、便器1,2の使用者が無しとなった場合、使用者が
有りから無しになった便器に対して前記電磁フラッシュ
バルブ5の駆動による所定の水量の吐出を行い、洗浄す
る。そして、その便器の使用者有りの記憶を無しの状態
に変更する。
【0014】以上のような制御ル−チンにより、すべて
の便器の使用者が無しの状態になったとき、制御盤6内
のCPUは、センサ−3,4に対するマイクロ波と駆動
信号の送信を停止する。
【0015】次に、図7に示すような別の実施例を説明
する。図7に示すように、この実施例は大便器に前記実
施例と同様の自動洗浄装置を適用したものである。即
ち、自動洗浄装置は、図2と同様に制御盤6とセンサ−
3と電磁フラッシュバルブ5とを備えたもので、センサ
−3の電源は制御盤6から発信されたマイクロ波を直接
検波したものが用いられる。この構成において、制御盤
6の図示していない焦電センサ−により、使用者が大便
室に入ったことを検出したとき、制御盤6はセンサ−3
の電源となるマイクロ波を送信するとともに、駆動信号
を送信し、センサ−3から使用者検出のための赤外線、
あるいは超音波を発信させる。次に、センサ−3からの
検出信号により、便器1に使用者が着座していると判断
した場合、それを記憶し、その便器1から使用者が立ち
去って使用者無しの信号になるまで待つ。そして、セン
サ−3からの検出信号により便器1の使用者が無しとな
った場合、前記電磁フラッシュバルブ5の駆動による所
定の水量の吐出を行い、便器1を洗浄する。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、人を検知
して人体検出信号を出力するセンサ−と、そのセンサ−
からの人体検出信号に基づいて電磁弁を駆動し、自動的
に洗浄水を吐出させるコントロ−ラとを備えた自動洗浄
装置において、前記コントロ−ラはマイクロ波を出力す
るマイクロ波出力回路を備える一方、前記センサ−は前
記マイクロ波を受信して電源電力に変換する電源回路を
備え、且つ、人体検出信号を電波の形態で出力する無線
送信回路を備えたため、前記センサ−とコントロ−ラ間
に電線を接続する必要が無く、且つセンサ−には電池を
内蔵する必要が無いため、センサ−の設置工事が簡単に
なり、センサ−設置場所の美観とメンテナンス性を良好
に保つことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】小便器室に設置された自動洗浄装置の配置図で
ある。
【図2】自動洗浄装置のブロック図である。
【図3】センサ−と制御盤間の信号系統図である。
【図4】センサ−の取付断面図である。
【図5】センサ−の他の取付断面図である。
【図6】自動洗浄装置の制御フロ−チャ−ト図である。
【図7】大便器室に設置された自動洗浄装置の配置図で
ある。
【符号の説明】
1 便器 2 便器 3 センサ− 4 センサ− 5 電磁フラッシュバルブ 6 制御盤

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人体を検知して人体検出信号を出力する
    センサ−と、そのセンサ−からの人体検出信号に基づい
    て電磁弁を駆動し、自動的に洗浄水を吐出させるコント
    ロ−ラとを備えた自動洗浄装置において、前記コントロ
    −ラはマイクロ波を出力するマイクロ波出力回路を備え
    る一方、前記センサ−は前記マイクロ波を受信して電源
    電圧に変換する電源回路と、前記人体検出信号を電波の
    形態で出力する無線送信回路とを備えることを特徴とす
    る自動洗浄装置。
JP26957292A 1992-09-11 1992-09-11 自動洗浄装置 Expired - Lifetime JP2666028B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100473182B1 (ko) * 2002-04-17 2005-03-08 계림엔텍 주식회사 비데의 절수 방법
JP2021035408A (ja) * 2019-08-30 2021-03-04 Toto株式会社 小便器
JP2021110182A (ja) * 2020-01-14 2021-08-02 株式会社Lixil トイレシステム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100473182B1 (ko) * 2002-04-17 2005-03-08 계림엔텍 주식회사 비데의 절수 방법
JP2021035408A (ja) * 2019-08-30 2021-03-04 Toto株式会社 小便器
JP2021110182A (ja) * 2020-01-14 2021-08-02 株式会社Lixil トイレシステム

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JP2666028B2 (ja) 1997-10-22

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