JPH06934U - 車両の後方確認カメラ装置 - Google Patents
車両の後方確認カメラ装置Info
- Publication number
- JPH06934U JPH06934U JP037381U JP3738192U JPH06934U JP H06934 U JPH06934 U JP H06934U JP 037381 U JP037381 U JP 037381U JP 3738192 U JP3738192 U JP 3738192U JP H06934 U JPH06934 U JP H06934U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- camera
- vehicle
- shutter
- power supply
- power source
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Closed-Circuit Television Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 商用車などの車両の後方視界の悪さの解消に
使用される車両の後方確認カメラ装置において、カメラ
のシャッタを完全に自動開閉させ、車両の全長の変化を
無くし、カメラのガラス表面の汚れを防止することを目
的とする。 【構成】 カメラ2のシャッタ・ヒータ電源とモニター
3の電源の間にアクセサリ電源のオン・オフによりタイ
マ回路4をオン・オフしDC/DCコンバータ5によっ
て24Vから12Vへ変換し逆流防止回路6を通じてシ
ャッタを自動開閉する構成により、車両の停止時の全長
が変わらないため法規制を受けないようにでき、かつ、
カメラ2のガラス表面の汚れを確実に防止できる。
使用される車両の後方確認カメラ装置において、カメラ
のシャッタを完全に自動開閉させ、車両の全長の変化を
無くし、カメラのガラス表面の汚れを防止することを目
的とする。 【構成】 カメラ2のシャッタ・ヒータ電源とモニター
3の電源の間にアクセサリ電源のオン・オフによりタイ
マ回路4をオン・オフしDC/DCコンバータ5によっ
て24Vから12Vへ変換し逆流防止回路6を通じてシ
ャッタを自動開閉する構成により、車両の停止時の全長
が変わらないため法規制を受けないようにでき、かつ、
カメラ2のガラス表面の汚れを確実に防止できる。
Description
【0001】
本考案は、車特有のバッテリ電源および、アクセサリ電源を利用してカメラの シャッタを適確に作動させる車両の後方確認カメラ装置に関する。
【0002】
商業車などの車両の後方視界の悪さは、従来から言われ続けてきたことで、こ れを解消するため、後方確認カメラ装置が多くの車両に取り付けられている。
【0003】 以下に従来の車両の後方確認カメラ装置について説明する。 車両の後方部に据付けたカメラと車両の運転者席付近に据付けたモニターをケ ーブルによって接続した構成である。車両の後方には電源が無いので、ケーブル を通じてカメラに対し電源を供給する形となり、ケーブルは、細くて丈夫である ことが条件となるため、内部の電線数は最小であることが必要とされる。
【0004】 また、車両の後方確認カメラ装置には、寒冷地対応として、ヒータおよびシャ ッタが設けられている。
【0005】 ヒータは、カメラ内部と外部において温度差を生じた場合、カメラのガラス表 面に付着する水蒸気をガラス表面を発熱させることによって蒸発させてくもりを 無くし視界を確保する手段であり、シャッタは、カメラのガラス表面に塵灰など が付着し汚れることにより、カメラの機能が劣化するものを防止して、カメラの 短い動作時間のみがガラス表面を外部にさらすようにシャッタを自動開閉させる 手段である。
【0006】 シャッタは動作開始時および動作終了時に電源を供給して動作させ、ヒータは アクセサリ電源を供給中のみ動作させる構成である。
【0007】 これらの作動には、1カメラ本体の電源,2シャッタの電源,3ヒータの電源 の3系統の電源が必要とされる(付加機能が更に多い場合はこの限りではない) 。ところが上述のように、1カメラの電源,2シャッタとヒータの電源,2系統 の電源しかなく、2系統ともアクセサリ電源から供給するため、シャッタが開い たままエンジンを停止させると、次にエンジンを始動させるまでシャッタは開い たままとなる。
【0008】
上述のように従来の構成では、シャッタが開いたまま停止すると、取付状況に よって車両全長が変わり法規制を受けるという問題点、またガラス表面を汚れか ら保護するというシャッタ本来の機能を失ってしまうという問題点を有していた 。
【0009】 本考案は上記従来の問題点を解決するもので、法規制のある車両の全長の変化 を防ぎ、かつ、カメラのガラス表面の汚れを防止した車両の後方確認カメラ装置 を提供することを目的とする。
【0010】
この目的を達成するために本考案の車両の後方確認カメラ装置は、モニターの 電源とカメラのシャッタ・ヒータ電源の間にタイマ装置を備えたものである。
【0011】
この構成において、アクセサリ電源のみから電源を供給されていても、アクセ サリ電源の停止後にシャッタを閉めることとなる。
【0012】
以下本考案の一実施例について図面を参照しながら説明する。
【0013】 図1および図2に示すように、車両の後方部に据付けるカメラ2のシャッタ・ ヒータ電源と、車両の運転者席付近に据付けたモニター3の電源との間にタイマ 装置1を備えた構成である。図中の4はタイマ回路,5はDC/DCコンバータ ,6は逆流防止回路,7はバックギア信号,8はアクセサリ電源,9はバッテリ 電源および10はシャッタ・ヒータ電源である。
【0014】 上記各構成要素よりなる車両の後方確認カメラ装置について、各構成要素の関 係と動作を説明する。
【0015】 タイマ装置1は、モニター3のアクセサリ電源8より電源供給時にオンの信号 を、電源停止時にオフの信号を取り出す。またタイマ装置1自体の電源はバッテ リ電源9より供給する。オンのときタイマ装置1は停止し、オフのときタイマ装 置1は動作して、バッテリ電源9よりカメラ2へシャッタの動作時間のみ電源を 供給する。タイマ回路4の動作は上記の通りであるが、まずDC/DCコンバー タ5にて24Vから12Vへの変換を行い、逆流防止回路6を通じてカメラ2へ シャッタ・ヒータ用電源10を供給する。
【0016】 以上のように本実施例によればタイマ装置1を設けることにより、車両の後方 確認カメラ装置において法規制である車両の全長の変化を防ぐことができ、また カメラ2のガラス表面の汚れにより確認不能となるのを防ぐことができる。
【0017】 なお、タイマ回路4の時間設定により、シャッタの動作時間が違うカメラ2に も対応可能となる。
【0018】
以上の実施例の説明かるも明らかなように本考案は、モニターの電源とカメラ のシャッタ・ヒータ電源の間にタイマ装置を備えた構成により、法規制のある車 両の全長の変化を防ぎ、かつ、カメラのガラス表面の汚れを防止した優れた車両 の後方確認カメラ装置を実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の車両の後方確認カメラ装置
の要部の概略斜視図
の要部の概略斜視図
【図2】同車両の後方確認カメラ装置の配線図
1 タイマ装置 2 カメラ 3 モニター
Claims (1)
- 【請求項1】 車両の後方部に据付けたカメラと、前記
車両の運転者席付近に据付けたモニターを備え、前記カ
メラのシャッタ・ヒータ電源と前記モニターの電源の間
にメイン電源の出力を停止するとき、その停止からシャ
ッタ動作の終了時までサブ電源を供給するようにしたタ
イマ装置を備えた車両の後方確認カメラ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP037381U JPH06934U (ja) | 1992-06-03 | 1992-06-03 | 車両の後方確認カメラ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP037381U JPH06934U (ja) | 1992-06-03 | 1992-06-03 | 車両の後方確認カメラ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06934U true JPH06934U (ja) | 1994-01-11 |
Family
ID=12495952
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP037381U Pending JPH06934U (ja) | 1992-06-03 | 1992-06-03 | 車両の後方確認カメラ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06934U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11520140B1 (en) | 2021-12-16 | 2022-12-06 | S&R Project Llc | Camera and vehicle |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02300715A (ja) * | 1989-05-16 | 1990-12-12 | Toshiba Corp | 車載用監視カメラ |
-
1992
- 1992-06-03 JP JP037381U patent/JPH06934U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02300715A (ja) * | 1989-05-16 | 1990-12-12 | Toshiba Corp | 車載用監視カメラ |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US11520140B1 (en) | 2021-12-16 | 2022-12-06 | S&R Project Llc | Camera and vehicle |
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