JPH0693163A - 衝撃改質されたポリマーブレンド - Google Patents
衝撃改質されたポリマーブレンドInfo
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- JPH0693163A JPH0693163A JP5110137A JP11013793A JPH0693163A JP H0693163 A JPH0693163 A JP H0693163A JP 5110137 A JP5110137 A JP 5110137A JP 11013793 A JP11013793 A JP 11013793A JP H0693163 A JPH0693163 A JP H0693163A
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- polymer
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F285/00—Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to preformed graft polymers
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F8/00—Chemical modification by after-treatment
- C08F8/48—Isomerisation; Cyclisation
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F2800/00—Copolymer characterised by the proportions of the comonomers expressed
- C08F2800/20—Copolymer characterised by the proportions of the comonomers expressed as weight or mass percentages
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- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Graft Or Block Polymers (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 ポリグルタルイミド及びポリ無水グルタル酸
ポリマーのための多段階衝撃改質剤。 【構成】 a.式Iの単位、式IIの単位、または式Iと
IIの両方の単位 からそれぞれ成り、必要に応じて、更に式IIIまたはI
Vまたは式IIIとIVの両方の単位 〔式中、R1、R2及びR3は、水素、(置換)アルキ
ル、C3〜C7のシクロアルキル、C6〜C10のアリー
ル〕から成る1つまたはそれ以上のポリマーの約1〜約
99重量部、並びに b.第一段階のゴム状ポリマー、第二段階のイミド化に
耐性のポリマー、及び式IまたはIIまたは式IとIIの両
方の単位から成り、必要に応じて、更に式IIIまたはI
Vまたは式IIIとIVの両方の単位から成る第三段階の
ポリマーから成る多段階ポリマーの約99〜約1重量部
のブレンドから成る組成物。
ポリマーのための多段階衝撃改質剤。 【構成】 a.式Iの単位、式IIの単位、または式Iと
IIの両方の単位 からそれぞれ成り、必要に応じて、更に式IIIまたはI
Vまたは式IIIとIVの両方の単位 〔式中、R1、R2及びR3は、水素、(置換)アルキ
ル、C3〜C7のシクロアルキル、C6〜C10のアリー
ル〕から成る1つまたはそれ以上のポリマーの約1〜約
99重量部、並びに b.第一段階のゴム状ポリマー、第二段階のイミド化に
耐性のポリマー、及び式IまたはIIまたは式IとIIの両
方の単位から成り、必要に応じて、更に式IIIまたはI
Vまたは式IIIとIVの両方の単位から成る第三段階の
ポリマーから成る多段階ポリマーの約99〜約1重量部
のブレンドから成る組成物。
Description
【0001】
【発明の背景】耐衝撃性をも有する耐熱性プラスチック
材料に対して市場では強い関心がある。良好な耐熱性を
示すポリマーは、ポリイミド、例えば殊にポリグルタル
イミドとして知られているポリイミドである。残念なこ
とに、未改質ポリグルタルイミドの主要な欠点の1つ
は、それらの固有の脆性、即ち、それらの低い耐衝撃性
である。イミドポリマー中に、それらの耐衝撃性を改善
して結果として改善されたじん性及び耐候性をもたらす
ために、種々の改質剤が組み入れられた。イミド、特に
ポリグルタルイミドにとって有用であることが示された
衝撃改質剤は、一般に“コア/シェル”改質剤と呼ばれ
るアクリルベースの多段階改質剤である。このような衝
撃改質剤は、一般に、イミド化反応条件に対してそれら
が過敏性であるためにイミド化の後でポリグルタルイミ
ド中に組み入れられる。典型的なイミド化反応条件及び
「イミド化」という用語については後述する。
材料に対して市場では強い関心がある。良好な耐熱性を
示すポリマーは、ポリイミド、例えば殊にポリグルタル
イミドとして知られているポリイミドである。残念なこ
とに、未改質ポリグルタルイミドの主要な欠点の1つ
は、それらの固有の脆性、即ち、それらの低い耐衝撃性
である。イミドポリマー中に、それらの耐衝撃性を改善
して結果として改善されたじん性及び耐候性をもたらす
ために、種々の改質剤が組み入れられた。イミド、特に
ポリグルタルイミドにとって有用であることが示された
衝撃改質剤は、一般に“コア/シェル”改質剤と呼ばれ
るアクリルベースの多段階改質剤である。このような衝
撃改質剤は、一般に、イミド化反応条件に対してそれら
が過敏性であるためにイミド化の後でポリグルタルイミ
ド中に組み入れられる。典型的なイミド化反応条件及び
「イミド化」という用語については後述する。
【0002】米国特許第4,504,725号は、(1)
ゴム状ポリマー並びに、芳香族ビニルモノマー及び不飽
和無水ジカルボン酸を含むモノマー混合物のイミド化さ
れたグラフトコポリマー、(2)ゴム状ポリマー及びビ
ニルモノマー混合物のグラフトコポリマー、並びに/ま
たは(3)ビニルモノマー混合物の、熱安定性及び衝撃
強さを有する熱可塑性樹脂組成物を記載している。
(1)と(2)及び/または(3)との相対的割合は、
耐衝撃性、耐熱性及び成形性のバランスをとるように調
節される。
ゴム状ポリマー並びに、芳香族ビニルモノマー及び不飽
和無水ジカルボン酸を含むモノマー混合物のイミド化さ
れたグラフトコポリマー、(2)ゴム状ポリマー及びビ
ニルモノマー混合物のグラフトコポリマー、並びに/ま
たは(3)ビニルモノマー混合物の、熱安定性及び衝撃
強さを有する熱可塑性樹脂組成物を記載している。
(1)と(2)及び/または(3)との相対的割合は、
耐衝撃性、耐熱性及び成形性のバランスをとるように調
節される。
【0003】米国特許第4,217,424号は、各々が
ゴム状コア及び堅いポリマーシェルを有する2つの異な
る多段階ポリマーの混合物をブレンドすることによるポ
リグルタルイミドの衝撃改質を述べている。
ゴム状コア及び堅いポリマーシェルを有する2つの異な
る多段階ポリマーの混合物をブレンドすることによるポ
リグルタルイミドの衝撃改質を述べている。
【0004】米国特許第4,436,871号及び第4,
254,232号は、衝撃改質剤、例えば多段階(コア
/シェル)ポリマーとポリグルタルイミドのブレンドを
述べている。
254,232号は、衝撃改質剤、例えば多段階(コア
/シェル)ポリマーとポリグルタルイミドのブレンドを
述べている。
【0005】アクリルベースのコア/シェル衝撃改質剤
は2つの大きい欠点を有し、ポリグルタルイミドでの使
用が限定される。第一に、上で述べたように、これらの
改質剤は、イミド化条件下でのそれらの反応性のために
ポリグルタルイミドと後ブレンドしなければならない。
即ち、ゴム状コアそれ自体がイミド化される。第二に、
種々のポリグルタルイミドとのそれらの相溶性(compat
ibility)が限定されている。この限定された相溶性の
ために、各々の特定のポリグルタルイミドのためのコア
/シェル改質剤組成物は、実験的に最適化されねばなら
ない。
は2つの大きい欠点を有し、ポリグルタルイミドでの使
用が限定される。第一に、上で述べたように、これらの
改質剤は、イミド化条件下でのそれらの反応性のために
ポリグルタルイミドと後ブレンドしなければならない。
即ち、ゴム状コアそれ自体がイミド化される。第二に、
種々のポリグルタルイミドとのそれらの相溶性(compat
ibility)が限定されている。この限定された相溶性の
ために、各々の特定のポリグルタルイミドのためのコア
/シェル改質剤組成物は、実験的に最適化されねばなら
ない。
【0006】
【発明の概要】本発明の第一の目的は、イミド化条件に
耐える、ポリグルタルイミド及びポリ無水グルタル酸
(本明細書中では以後ポリグルタルイミドまたはグルタ
ルイミドとする)のための多段階(コア/シェル)衝撃
改質剤を提供することである。本発明の別の目的は、種
々のポリグルタルイミドと相溶性である多段階衝撃改質
剤を提供することである。本発明のもう一つの目的は、
ポリグルタルイミド/ポリマーブレンド中のその他のマ
トリックスポリマーと相溶性である、ポリグルタルイミ
ドのための衝撃改質剤を提供することである。これらの
目的及び以下の開示から明らかになるであろうその他の
目的は、ゴム状コア及び多数の堅いシェルを有するポリ
グルタルイミド衝撃改質剤であって、コアが少なくとも
一つの堅いシェルによってイミド化から保護されてい
て、そして少なくとも一つの堅いシェルが衝撃改質剤を
ポリグルタルイミドマトリックスポリマーと相溶化させ
る作用をする衝撃改質剤から成る本発明によって達成さ
れる。本発明のもう一つの面は、衝撃改質剤組成物のそ
の場での生成によるポリグルタルイミドの衝撃改質方法
である。
耐える、ポリグルタルイミド及びポリ無水グルタル酸
(本明細書中では以後ポリグルタルイミドまたはグルタ
ルイミドとする)のための多段階(コア/シェル)衝撃
改質剤を提供することである。本発明の別の目的は、種
々のポリグルタルイミドと相溶性である多段階衝撃改質
剤を提供することである。本発明のもう一つの目的は、
ポリグルタルイミド/ポリマーブレンド中のその他のマ
トリックスポリマーと相溶性である、ポリグルタルイミ
ドのための衝撃改質剤を提供することである。これらの
目的及び以下の開示から明らかになるであろうその他の
目的は、ゴム状コア及び多数の堅いシェルを有するポリ
グルタルイミド衝撃改質剤であって、コアが少なくとも
一つの堅いシェルによってイミド化から保護されてい
て、そして少なくとも一つの堅いシェルが衝撃改質剤を
ポリグルタルイミドマトリックスポリマーと相溶化させ
る作用をする衝撃改質剤から成る本発明によって達成さ
れる。本発明のもう一つの面は、衝撃改質剤組成物のそ
の場での生成によるポリグルタルイミドの衝撃改質方法
である。
【0007】
【発明の詳述】本発明において有用なポリグルタルイミ
ドは当該技術において知られている。好ましいグルタル
イミドポリマーは、米国特許第4,246,374号及び
米国特許第4,727,117号中に述べられたようなも
のである。改質されたグルタルイミドポリマー例えば米
国特許第4,254,232号及び米国特許第4,217,
424号中に述べられたようなものもまた好ましい。こ
れらのポリグルタルイミドは、アクリルポリマーを無水
アンモニアまたは無水第一アミンと、典型的には押出機
中で反応させることによって製造される。生成するポリ
マーは、構造式Iのイミド単位を含む。または、アクリ
ルポリマーを、無水第二アミンと反応させる(米国特許
第4,874,824号中で述べられたように)か、また
は脱蔵押出機中で加熱して(米国特許第4,742,12
3号中で述べられたように)、構造式IIの単位を含むポ
リ無水グルタル酸を製造することもできる。
ドは当該技術において知られている。好ましいグルタル
イミドポリマーは、米国特許第4,246,374号及び
米国特許第4,727,117号中に述べられたようなも
のである。改質されたグルタルイミドポリマー例えば米
国特許第4,254,232号及び米国特許第4,217,
424号中に述べられたようなものもまた好ましい。こ
れらのポリグルタルイミドは、アクリルポリマーを無水
アンモニアまたは無水第一アミンと、典型的には押出機
中で反応させることによって製造される。生成するポリ
マーは、構造式Iのイミド単位を含む。または、アクリ
ルポリマーを、無水第二アミンと反応させる(米国特許
第4,874,824号中で述べられたように)か、また
は脱蔵押出機中で加熱して(米国特許第4,742,12
3号中で述べられたように)、構造式IIの単位を含むポ
リ無水グルタル酸を製造することもできる。
【0008】
【化5】 式I及びIIの両方において、R1、R2及びR3は、水
素;C1〜C20の置換されていないまたは置換されたア
ルキル、例えばメチル、エチル、プロピル、イソプロピ
ル、ブチル、ヘキシル、オクチル、ドデシル等;C3〜
C7のシクロアルキル、例えばシクロプロピル、シクロ
ヘキシル等;並びにC6〜C10のアリール、例えばフェ
ニル、ナフチル等から選ばれた同一のまたは異なる基で
ある。本発明の衝撃改質剤は、両方のタイプのポリマー
またはそれらの混合物に対して有用である。使用される
反応条件に依存して、どちらのポリマーも、式IIIまた
はIV
素;C1〜C20の置換されていないまたは置換されたア
ルキル、例えばメチル、エチル、プロピル、イソプロピ
ル、ブチル、ヘキシル、オクチル、ドデシル等;C3〜
C7のシクロアルキル、例えばシクロプロピル、シクロ
ヘキシル等;並びにC6〜C10のアリール、例えばフェ
ニル、ナフチル等から選ばれた同一のまたは異なる基で
ある。本発明の衝撃改質剤は、両方のタイプのポリマー
またはそれらの混合物に対して有用である。使用される
反応条件に依存して、どちらのポリマーも、式IIIまた
はIV
【0009】
【化6】 〔式中、R1、R2及びR3は上で述べたとおりである〕
の種々の量のイミド化されていない単位を含む可能性が
ある。更にまた、用いられる初期ポリマーまたはポリマ
ー混合物の組成及び使用されるイミド化条件に依存し
て、最終生成物は式I、II、IIIまたはIVのいずれか
またはすべての単位を含むことができる。
の種々の量のイミド化されていない単位を含む可能性が
ある。更にまた、用いられる初期ポリマーまたはポリマ
ー混合物の組成及び使用されるイミド化条件に依存し
て、最終生成物は式I、II、IIIまたはIVのいずれか
またはすべての単位を含むことができる。
【0010】本発明の主題である以下に説明する衝撃改
質剤のほかに、最終ポリマー組成物はまた、当該技術に
おいて知られている典型的な添加剤、例えば別の衝撃改
質剤例えばABS(アクリロニトリル/ブタジエン/ス
チレン)、MBS(メチルメタクリレート/ブタジエン
/スチレン)、すべてのアクリルタイプ等;充填剤例え
ば水和されたアルミナ、ガラスまたはその他の繊維強化
剤、タルクまたはその他の鉱物、金属粒子等;着色剤
(例えば顔料及び染料)、トナー、及び着色薬剤または
濃厚物例えばカラーインデックス(Society of Dyers a
nd Colourists,U.S.A.)中に述べられたもの、例えばP
igment Black 7、Pigment White 6、Pigment White 2
1、Pigment Green 7、Pigment Blue 15、Solvent Orang
e 60、Solvent Red 179、Solvent Green 28、Solvent B
lue 45、Solvent Blue 101、SolventViolet 14、Disper
se Yellow 54、トナー Irisol NTM(1−p−トルイジ
ノ−4−ヒドロキシ−アントラキノン)等;潤滑剤例え
ば高分子量アルコール(例えば12〜24の炭素を有す
るもの)、エステル(殊に高分子量酸の長鎖アルキルエ
ステル例えばブチルまたはステアリルステアレート)、
グリコールのモノエステル例えばエチレングリコールモ
ノステアレート等;酸化防止剤例えば有機ホスファイト
(例えばトリス(アリール)−またはトリス(アルキル
アリール)−またはトリス(アルキル)−ホスファイ
ト)、有機ホスホナイト(例えばトリスアリール−、ト
リスアルクアリールまたはアリールジアルクアリール−
ホスホナイト);チオエステル(例えばジラウリルチオ
ジプロピオネート、ジトリデシルチオプロピオネート及
びジステアリルチオジプロピオネート)等;並びに紫外
線安定剤例えばヒドロキシベンゾフェノン、サリチル酸
エステル、ベンゾトリアゾール、ヒンダードアミン例え
ばビス−(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジ
ニル)セバケート、2,2,6,6−テトラメチル−4−
ピペリジニルベンゾエート、1,2,3,4−テトラキス
−(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジニル)
ブタンテトラカルボキシレート、1,2−ビス−(2−
オキソ−3,3,5,5−テトラメチル−1−ピペリジニ
ル)エタン、1−(3,5−ジ−tert.−ブチル−
4−ヒドロキシフェニル)−2,2−ビス−(2,2,6,
6−テトラメチル−4−ピペリジニルオキシカルボニ
ル)−ヘキサン、ポリ(1−オキシエチレン−(2,2,
6,6−テトラメチル−1,4−ピペリジニル)オキシス
クシニル)、N,N′−ビス−(2,2,6,6−テトラメ
チル−4−ピペリジニル)−1,6−ヘキサンジアミン
及び(4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−
1−ピペリジニル)エタン等;発泡剤;艶消剤;静電防
止剤;伝導性材料;香り制御剤等を含むことができる。
質剤のほかに、最終ポリマー組成物はまた、当該技術に
おいて知られている典型的な添加剤、例えば別の衝撃改
質剤例えばABS(アクリロニトリル/ブタジエン/ス
チレン)、MBS(メチルメタクリレート/ブタジエン
/スチレン)、すべてのアクリルタイプ等;充填剤例え
ば水和されたアルミナ、ガラスまたはその他の繊維強化
剤、タルクまたはその他の鉱物、金属粒子等;着色剤
(例えば顔料及び染料)、トナー、及び着色薬剤または
濃厚物例えばカラーインデックス(Society of Dyers a
nd Colourists,U.S.A.)中に述べられたもの、例えばP
igment Black 7、Pigment White 6、Pigment White 2
1、Pigment Green 7、Pigment Blue 15、Solvent Orang
e 60、Solvent Red 179、Solvent Green 28、Solvent B
lue 45、Solvent Blue 101、SolventViolet 14、Disper
se Yellow 54、トナー Irisol NTM(1−p−トルイジ
ノ−4−ヒドロキシ−アントラキノン)等;潤滑剤例え
ば高分子量アルコール(例えば12〜24の炭素を有す
るもの)、エステル(殊に高分子量酸の長鎖アルキルエ
ステル例えばブチルまたはステアリルステアレート)、
グリコールのモノエステル例えばエチレングリコールモ
ノステアレート等;酸化防止剤例えば有機ホスファイト
(例えばトリス(アリール)−またはトリス(アルキル
アリール)−またはトリス(アルキル)−ホスファイ
ト)、有機ホスホナイト(例えばトリスアリール−、ト
リスアルクアリールまたはアリールジアルクアリール−
ホスホナイト);チオエステル(例えばジラウリルチオ
ジプロピオネート、ジトリデシルチオプロピオネート及
びジステアリルチオジプロピオネート)等;並びに紫外
線安定剤例えばヒドロキシベンゾフェノン、サリチル酸
エステル、ベンゾトリアゾール、ヒンダードアミン例え
ばビス−(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジ
ニル)セバケート、2,2,6,6−テトラメチル−4−
ピペリジニルベンゾエート、1,2,3,4−テトラキス
−(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジニル)
ブタンテトラカルボキシレート、1,2−ビス−(2−
オキソ−3,3,5,5−テトラメチル−1−ピペリジニ
ル)エタン、1−(3,5−ジ−tert.−ブチル−
4−ヒドロキシフェニル)−2,2−ビス−(2,2,6,
6−テトラメチル−4−ピペリジニルオキシカルボニ
ル)−ヘキサン、ポリ(1−オキシエチレン−(2,2,
6,6−テトラメチル−1,4−ピペリジニル)オキシス
クシニル)、N,N′−ビス−(2,2,6,6−テトラメ
チル−4−ピペリジニル)−1,6−ヘキサンジアミン
及び(4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−
1−ピペリジニル)エタン等;発泡剤;艶消剤;静電防
止剤;伝導性材料;香り制御剤等を含むことができる。
【0011】本発明の衝撃改質剤は、少なくとも二つの
シェルによってイミド化条件から保護された低いガラス
転移温度(Tgが0℃未満)のゴム状コアとして述べる
ことができる多段階ポリマーであり、これらのシェルの
第一(最も内側)のものは本質的にイミド化条件に対し
て不活性であり、そして第二(最も外側)のものはイミ
ド化可能である。しかしながら、この多段階ポリマーの
実際の形態は知られていない。
シェルによってイミド化条件から保護された低いガラス
転移温度(Tgが0℃未満)のゴム状コアとして述べる
ことができる多段階ポリマーであり、これらのシェルの
第一(最も内側)のものは本質的にイミド化条件に対し
て不活性であり、そして第二(最も外側)のものはイミ
ド化可能である。しかしながら、この多段階ポリマーの
実際の形態は知られていない。
【0012】前記ゴム状コアは、任意のブタジエン若し
くはアクリルベースのポリマー、コポリマー、またはポ
リグルタルイミドとブレンドされる時に衝撃を改質する
特性を有することが当該技術において知られているポリ
マーブレンドであることができる。コアポリマーまたは
コポリマーは、種々の橋かけ剤例えばアリルメタクリレ
ート(ALMA)、ジアリルマレエート(DALM)、
トリメチロールプロパントリアクリレート(TMPT
A)等によって橋かけ可能である。ブチルアクリレート
(BA)ベースのコアが好ましい。BA/TMPTA/
DALMまたはBA/ALMAコポリマーがもっとも好
ましい。
くはアクリルベースのポリマー、コポリマー、またはポ
リグルタルイミドとブレンドされる時に衝撃を改質する
特性を有することが当該技術において知られているポリ
マーブレンドであることができる。コアポリマーまたは
コポリマーは、種々の橋かけ剤例えばアリルメタクリレ
ート(ALMA)、ジアリルマレエート(DALM)、
トリメチロールプロパントリアクリレート(TMPT
A)等によって橋かけ可能である。ブチルアクリレート
(BA)ベースのコアが好ましい。BA/TMPTA/
DALMまたはBA/ALMAコポリマーがもっとも好
ましい。
【0013】最も内側のシェルは、イミド化反応の間に
存在するイミド化剤(例えば、アンモニア、第一または
第二アミン)との反応からコアを保護するポリマー、コ
ポリマーまたはポリマーブレンドから成る。好ましいポ
リマーは、スチレンベースのポリマーまたはコポリマー
例えばスチレン、α−メチルスチレン、スチレン/アク
リロニトリル(SAN)等を含む。SANがもっとも好
ましい。
存在するイミド化剤(例えば、アンモニア、第一または
第二アミン)との反応からコアを保護するポリマー、コ
ポリマーまたはポリマーブレンドから成る。好ましいポ
リマーは、スチレンベースのポリマーまたはコポリマー
例えばスチレン、α−メチルスチレン、スチレン/アク
リロニトリル(SAN)等を含む。SANがもっとも好
ましい。
【0014】最も外側のシェルは、イミド化の後でグル
タルイミドマトリックスポリマーと相溶性であるポリマ
ー、コポリマーまたはポリマーブレンドから成る。更に
また、最も外側のシェルは、それ自体、アンモニア及び
/または第一若しくは第二アミンと反応してポリグルタ
ルイミド及び/またはポリ無水グルタル酸ポリマーまた
はコポリマーを形成させることができる。メタクリルま
たはアクリルポリマー、コポリマーまたはブレンドが好
ましい。ポリメチルメタクリレート(MMA)がもっと
も好ましい。
タルイミドマトリックスポリマーと相溶性であるポリマ
ー、コポリマーまたはポリマーブレンドから成る。更に
また、最も外側のシェルは、それ自体、アンモニア及び
/または第一若しくは第二アミンと反応してポリグルタ
ルイミド及び/またはポリ無水グルタル酸ポリマーまた
はコポリマーを形成させることができる。メタクリルま
たはアクリルポリマー、コポリマーまたはブレンドが好
ましい。ポリメチルメタクリレート(MMA)がもっと
も好ましい。
【0015】イミド化に先立って、コア/シェル/シェ
ル衝撃改質剤を、ポリグルタルイミド前駆体ポリマーま
たはコポリマーと物理的に混合することができる。この
前駆体ポリマーは、上で述べたような式IIIまたはIV
の単位を含むアクリレートまたはメタクリレートポリマ
ーまたはコポリマーであり、そしてまたマトリックスポ
リマーと称される。イミド化された衝撃改質剤をポリグ
ルタルイミドまたはポリ無水グルタル酸それ自体(即ち
イミド化後のマトリックスポリマー)とブレンドするこ
とはそれほど好ましくはない。好ましい方式において
は、衝撃改質剤とポリグルタルイミド前駆体ポリマーと
のブレンドをイミド化して衝撃改質されたポリグルタル
イミドを生成させる。生成物は、典型的には、このブレ
ンドをイミド化押出機中で最も外側のシェル及びマトリ
ックスポリマーを同時にイミド化する条件下で反応させ
ることによって製造される。しかしながら、保護された
衝撃改質剤コアでさえイミド化の厳しい条件下では結局
のところ反応するので、押出機を通る供給速度は、ブレ
ンドの滞留時間がコアのイミド化が起きるには不十分で
あるように十分に速くなければならない。
ル衝撃改質剤を、ポリグルタルイミド前駆体ポリマーま
たはコポリマーと物理的に混合することができる。この
前駆体ポリマーは、上で述べたような式IIIまたはIV
の単位を含むアクリレートまたはメタクリレートポリマ
ーまたはコポリマーであり、そしてまたマトリックスポ
リマーと称される。イミド化された衝撃改質剤をポリグ
ルタルイミドまたはポリ無水グルタル酸それ自体(即ち
イミド化後のマトリックスポリマー)とブレンドするこ
とはそれほど好ましくはない。好ましい方式において
は、衝撃改質剤とポリグルタルイミド前駆体ポリマーと
のブレンドをイミド化して衝撃改質されたポリグルタル
イミドを生成させる。生成物は、典型的には、このブレ
ンドをイミド化押出機中で最も外側のシェル及びマトリ
ックスポリマーを同時にイミド化する条件下で反応させ
ることによって製造される。しかしながら、保護された
衝撃改質剤コアでさえイミド化の厳しい条件下では結局
のところ反応するので、押出機を通る供給速度は、ブレ
ンドの滞留時間がコアのイミド化が起きるには不十分で
あるように十分に速くなければならない。
【0016】この方法は、今日行われている衝撃改質剤
のポリグルタルイミドとのブレンド法を凌ぐ多数の利点
を有する。第一に、本発明の衝撃改質剤は、広い種類の
ポリグルタルイミドと相溶性である。これは、個々の衝
撃改質剤を各々特定のポリグルタルイミドに適合するよ
うに調整するという経費と時間がかかる方法を回避す
る。第二に、マトリックスポリマーのイミド化の間にイ
ミド化された衝撃改質剤をその場で製造することは、第
二の押出で衝撃改質剤をポリグルタルイミドと後ブレン
ドしなくて済む。前記方法はイミド化されたマトリック
スポリマーとイミド化された衝撃改質剤の密なブレンド
を生み出し、その結果非常に安定な形態を有する高度に
耐衝撃性の系をもたらす。最後に、衝撃改質剤のグルタ
ルイミドマトリックスポリマーとの相溶性が増進される
ので、それはまた、グルタルイミドとその他のポリマー
例えばナイロン、ポリアミド、ポリ(メタ)アクリレー
ト、ポリ塩化ビニル、ポリカーボネート、ポリエステ
ル、SAN、ABS、MBS、ポリエチレンテレフタレ
ート、ポリフッ化ビニリデン、塩素化されたポリ塩化ビ
ニル、2または3段階コア−シェルのすべてアクリルの
衝撃改質剤等とのブレンドを衝撃改質するであろう。こ
れにより再び、各々のポリグルタルイミドブレンドのた
めに最適の衝撃改質剤を発見する経費と時間がかかる方
法が回避される。
のポリグルタルイミドとのブレンド法を凌ぐ多数の利点
を有する。第一に、本発明の衝撃改質剤は、広い種類の
ポリグルタルイミドと相溶性である。これは、個々の衝
撃改質剤を各々特定のポリグルタルイミドに適合するよ
うに調整するという経費と時間がかかる方法を回避す
る。第二に、マトリックスポリマーのイミド化の間にイ
ミド化された衝撃改質剤をその場で製造することは、第
二の押出で衝撃改質剤をポリグルタルイミドと後ブレン
ドしなくて済む。前記方法はイミド化されたマトリック
スポリマーとイミド化された衝撃改質剤の密なブレンド
を生み出し、その結果非常に安定な形態を有する高度に
耐衝撃性の系をもたらす。最後に、衝撃改質剤のグルタ
ルイミドマトリックスポリマーとの相溶性が増進される
ので、それはまた、グルタルイミドとその他のポリマー
例えばナイロン、ポリアミド、ポリ(メタ)アクリレー
ト、ポリ塩化ビニル、ポリカーボネート、ポリエステ
ル、SAN、ABS、MBS、ポリエチレンテレフタレ
ート、ポリフッ化ビニリデン、塩素化されたポリ塩化ビ
ニル、2または3段階コア−シェルのすべてアクリルの
衝撃改質剤等とのブレンドを衝撃改質するであろう。こ
れにより再び、各々のポリグルタルイミドブレンドのた
めに最適の衝撃改質剤を発見する経費と時間がかかる方
法が回避される。
【0017】上で述べた利点に加えて、衝撃改質剤の存
在は、衝撃改質剤の非存在下での同一の処理条件よりも
イミド化効率を増すこともまた見い出された。このこと
は、製造コストを減らすことによる更なる経済的利点を
加える。
在は、衝撃改質剤の非存在下での同一の処理条件よりも
イミド化効率を増すこともまた見い出された。このこと
は、製造コストを減らすことによる更なる経済的利点を
加える。
【0018】本発明のポリグルタルイミド/衝撃改質剤
ブレンドは、高い耐熱性及び衝撃強さが必要とされる種
々の応用のいずれもにおいても有用であろう。本発明の
組成物は、単独でまたは、他のマトリックスポリマー例
えばナイロン、ポリアミド、ポリアクリレート、ポリメ
タクリレート、ポリ塩化ビニル、ポリカーボネート、ポ
リエステル、SAN、ABS、MBS、ポリフッ化ビニ
リデン、塩素化されたポリ塩化ビニル、2または3段階
コア−シェルのすべてアクリルの衝撃改質剤、ポリ二フ
ッ化ビニリデン等とのブレンドの成分として使用でき
る。
ブレンドは、高い耐熱性及び衝撃強さが必要とされる種
々の応用のいずれもにおいても有用であろう。本発明の
組成物は、単独でまたは、他のマトリックスポリマー例
えばナイロン、ポリアミド、ポリアクリレート、ポリメ
タクリレート、ポリ塩化ビニル、ポリカーボネート、ポ
リエステル、SAN、ABS、MBS、ポリフッ化ビニ
リデン、塩素化されたポリ塩化ビニル、2または3段階
コア−シェルのすべてアクリルの衝撃改質剤、ポリ二フ
ッ化ビニリデン等とのブレンドの成分として使用でき
る。
【0019】本発明のポリマー及びブレンドは、自動車
部品例えばテールライトレンズ、機器パネル、デッキ
棚、内装支柱縁取り、窓縁取り、空気口、日よけ板、車
輪カバー、スポイラー、車輪室、ヘッドレスト、保護グ
リル、アームレスト、計器盤、座席後部、ロッカーパネ
ル、バンパー、ハンドル、内装及び外装、ファスナー、
車体パネル、液体容器、ディストリビューターキャッ
プ、バルブカバー、制動絶縁体等;電気または電子装置
の部品例えばキャビネットまたはハウジング、回路板組
立体、ランプ、構成部品のための支持体、ボタンまたは
キー、出口カバー板等;建築用途例えば窓、ドア、窓及
びドアのフレーム、サイジング、パイプ、樋、縦樋、ダ
クト、トラップ、隙間ふさぎ、ガスケット、柵、木製鉄
道線路枕木の代替品、プラスチックれんが、コンクリー
ト充填剤、ハードウェア据え付け品例えばキャビネット
蝶番、心棒、ロック機構、便所及び浴室設備等;消費財
例えばくず廃棄容器、カメラ、ポータブルテープレコー
ダー、及びVCRハウジング、芝刈り機及び積雪噴射車
のためのハウジング、芝へり取り機、洗濯機のおけ、ア
タッシュケース、スーツケース、日よけ、ポンプ部品、
モジュール家具、バスケット、ボウル、植物のための鉢
及び容器、開き構造の容器等;衣類、シーツ、包帯、カ
ーペット裏材、人形の髪、帯ひも、ひも類、ロープ、よ
り糸、剛毛、敷物等として有用な不織織物;ガラスのは
めこみ、飲料容器、軽量据え付け品、レンズ、時計ガラ
ス、実験室用品、半透明または透明医療用品、半透明ま
たは透明食物包装等に有用な透明ブレンド;玩具または
レクリエーション品目例えば成形された人形または玩
具、三輪車または二輪車部品、連結した建築部品、新製
品品目、カプセルに包んだ磁石、サーフボード、船のデ
ッキ、水泳プール浮き板または裏板、フリスビー、雪滑
り玩具、スキー用品、ゲーム盤等;食品用途例えば容
器、包装のためのフィルム、バッグ及びその他の運搬用
品、電子レンジに使用可能な調理用品等;医療設備及び
用品例えばドレナージ、人工肛門形成、透析のための容
器、フィルム、バッグ等に使用することができる。
部品例えばテールライトレンズ、機器パネル、デッキ
棚、内装支柱縁取り、窓縁取り、空気口、日よけ板、車
輪カバー、スポイラー、車輪室、ヘッドレスト、保護グ
リル、アームレスト、計器盤、座席後部、ロッカーパネ
ル、バンパー、ハンドル、内装及び外装、ファスナー、
車体パネル、液体容器、ディストリビューターキャッ
プ、バルブカバー、制動絶縁体等;電気または電子装置
の部品例えばキャビネットまたはハウジング、回路板組
立体、ランプ、構成部品のための支持体、ボタンまたは
キー、出口カバー板等;建築用途例えば窓、ドア、窓及
びドアのフレーム、サイジング、パイプ、樋、縦樋、ダ
クト、トラップ、隙間ふさぎ、ガスケット、柵、木製鉄
道線路枕木の代替品、プラスチックれんが、コンクリー
ト充填剤、ハードウェア据え付け品例えばキャビネット
蝶番、心棒、ロック機構、便所及び浴室設備等;消費財
例えばくず廃棄容器、カメラ、ポータブルテープレコー
ダー、及びVCRハウジング、芝刈り機及び積雪噴射車
のためのハウジング、芝へり取り機、洗濯機のおけ、ア
タッシュケース、スーツケース、日よけ、ポンプ部品、
モジュール家具、バスケット、ボウル、植物のための鉢
及び容器、開き構造の容器等;衣類、シーツ、包帯、カ
ーペット裏材、人形の髪、帯ひも、ひも類、ロープ、よ
り糸、剛毛、敷物等として有用な不織織物;ガラスのは
めこみ、飲料容器、軽量据え付け品、レンズ、時計ガラ
ス、実験室用品、半透明または透明医療用品、半透明ま
たは透明食物包装等に有用な透明ブレンド;玩具または
レクリエーション品目例えば成形された人形または玩
具、三輪車または二輪車部品、連結した建築部品、新製
品品目、カプセルに包んだ磁石、サーフボード、船のデ
ッキ、水泳プール浮き板または裏板、フリスビー、雪滑
り玩具、スキー用品、ゲーム盤等;食品用途例えば容
器、包装のためのフィルム、バッグ及びその他の運搬用
品、電子レンジに使用可能な調理用品等;医療設備及び
用品例えばドレナージ、人工肛門形成、透析のための容
器、フィルム、バッグ等に使用することができる。
【0020】
【実施例】以下の実施例及び比較例により本発明をさら
に詳細に例示する。本発明はこれらの特定の実施例に全
く限定されない。
に詳細に例示する。本発明はこれらの特定の実施例に全
く限定されない。
【0021】実施例1〜4;衝撃強さの改善 以下の実施例において使用される多段階改質剤は、以下
の手順に従って製造された:ゴム状モノマー仕込み物
を、乳化剤としてドデシルベンゼンスルホン酸のアルカ
リ金属塩を使用して乳化した。約10%のモノマーを重
合させて種を形成し、そして次にゴム状モノマー仕込み
物の残りを、適切な場合には他のモノマー及び添加剤と
一緒に、添加しそして実質的に完了まで重合させた。生
成したポリマーをエマルションの形で保留し、そして適
切な第二段階の一または複数のモノマーの増分を粒子の
上に重合させて第二段階を生成させた。第三段階を類似
のやり方で生成させた。次に、この複合多段階改質剤を
エマルションから単離しそして減圧下で乾燥した。
の手順に従って製造された:ゴム状モノマー仕込み物
を、乳化剤としてドデシルベンゼンスルホン酸のアルカ
リ金属塩を使用して乳化した。約10%のモノマーを重
合させて種を形成し、そして次にゴム状モノマー仕込み
物の残りを、適切な場合には他のモノマー及び添加剤と
一緒に、添加しそして実質的に完了まで重合させた。生
成したポリマーをエマルションの形で保留し、そして適
切な第二段階の一または複数のモノマーの増分を粒子の
上に重合させて第二段階を生成させた。第三段階を類似
のやり方で生成させた。次に、この複合多段階改質剤を
エマルションから単離しそして減圧下で乾燥した。
【0022】各々の改質剤をポリメチルメタクリレート
と予備混合し、そして次に1.0″のKillion押出機中で
400〜450℃で溶融ブレンドした。次にこのブレン
ドを、0.8″の二軸スクリュー逆転押出機を使用して
イミド化した。供給速度は記したようであった。反応ゾ
ーン温度は275〜325℃であった。圧力は500〜
850psiであった。イミド化に続いて、このブレン
ドを、ASTM標準の0.125″のクラスター鋳型を
備えたNewbury射出成形機を使用してノッチ付きアイゾ
ットバー及びDynatupプラックに成形した。
と予備混合し、そして次に1.0″のKillion押出機中で
400〜450℃で溶融ブレンドした。次にこのブレン
ドを、0.8″の二軸スクリュー逆転押出機を使用して
イミド化した。供給速度は記したようであった。反応ゾ
ーン温度は275〜325℃であった。圧力は500〜
850psiであった。イミド化に続いて、このブレン
ドを、ASTM標準の0.125″のクラスター鋳型を
備えたNewbury射出成形機を使用してノッチ付きアイゾ
ットバー及びDynatupプラックに成形した。
【0023】処理条件は以下の通りであった: 計量(前部) 246℃ ノズル(バリアック(variac)) 252℃ 乾燥温度(一晩) 65℃ 鋳型温度 固定 98℃ 可動 96℃ 第一段階射出(ブースター) 20sec 全サイクル 45sec スクリュー速度 50rpm 背圧 150psig 射出(第一段階) 400psig 実施例1〜4においては、第一段階は一定の37容量%
のゴム(即ち第一段階)であった。イミド化押出機条件
は、生成物が150℃の範囲のビカーを有するように調
節した。供給速度は30g/分であった。0.8″の押
出機圧力は400psigであった。そしてイミド化温
度は275〜290℃であった。表1に、これらの実施
例に関するノッチ付きアイゾット値(ft−lb/ノッ
チのin、23℃)を要約する。
のゴム(即ち第一段階)であった。イミド化押出機条件
は、生成物が150℃の範囲のビカーを有するように調
節した。供給速度は30g/分であった。0.8″の押
出機圧力は400psigであった。そしてイミド化温
度は275〜290℃であった。表1に、これらの実施
例に関するノッチ付きアイゾット値(ft−lb/ノッ
チのin、23℃)を要約する。
【0024】
【表1】 BA=ブチルアクリレート、TMPTA=トリメチロー
ルプロパントリアクリレート、DALM=ジアリルマレ
エート、MMA=メチルメタクリレート、SAN=スチ
レンアクリロニトリル。実施例2のノッチ付きアイゾッ
ト値が増加したことは、実施例1及び3のコア/シェル
改質剤を凌ぐイミド化された多段階改質剤の利点を示
す。
ルプロパントリアクリレート、DALM=ジアリルマレ
エート、MMA=メチルメタクリレート、SAN=スチ
レンアクリロニトリル。実施例2のノッチ付きアイゾッ
ト値が増加したことは、実施例1及び3のコア/シェル
改質剤を凌ぐイミド化された多段階改質剤の利点を示
す。
【0025】実施例5〜14;イミド化暴露時間の影響 実施例5〜14においては、衝撃改質剤対ポリメチルメ
タクリレートの割合は重量で30/70であった。イミ
ド化押出機条件は、イミド化の%が43〜62%の範囲
になるように調節した。溶融ブレンドは、イミド化条件
に対する暴露時間の影響を評価するために、異なる速度
で押出機中に供給した。生成した衝撃改質されたポリグ
ルタルイミドの物理的特性に及ぼす供給速度の影響は表
2中に要約されている。
タクリレートの割合は重量で30/70であった。イミ
ド化押出機条件は、イミド化の%が43〜62%の範囲
になるように調節した。溶融ブレンドは、イミド化条件
に対する暴露時間の影響を評価するために、異なる速度
で押出機中に供給した。生成した衝撃改質されたポリグ
ルタルイミドの物理的特性に及ぼす供給速度の影響は表
2中に要約されている。
【0026】
【表2】 23℃でのft-lb/ノッチのinでのノッチ付きアイゾッ
ト、引張強さ:%での破断時の伸び及びpsiでの降伏、
並びにDynatup衝撃:lbsでの最大荷重及びin-lbsでの全
エネルギー。ノッチ付きアイゾット衝撃値は顕著には変
化しない(改質剤の含有量が低いため)けれども、供給
速度が高いと引張強さ(破断時の伸び)及びDynatup衝
撃強さにおける劇的な増加がある(実施例11と実施例
12〜14を比較せよ)。この劇的な増加はコア/シェ
ル改質剤“C”に関しては観察されない(実施例9〜1
0と実施例7〜8を比較せよ)。
ト、引張強さ:%での破断時の伸び及びpsiでの降伏、
並びにDynatup衝撃:lbsでの最大荷重及びin-lbsでの全
エネルギー。ノッチ付きアイゾット衝撃値は顕著には変
化しない(改質剤の含有量が低いため)けれども、供給
速度が高いと引張強さ(破断時の伸び)及びDynatup衝
撃強さにおける劇的な増加がある(実施例11と実施例
12〜14を比較せよ)。この劇的な増加はコア/シェ
ル改質剤“C”に関しては観察されない(実施例9〜1
0と実施例7〜8を比較せよ)。
【0027】実施例15〜20;改善された相溶性 実施例15〜20は、相溶性を改善するためにイミド化
することができる外側シェルの値を示す。これらの実施
例において使用された改質剤は、重量で40/60の比
でポリメチルメタクリレートとブレンドされた。供給速
度は90g/分であった。イミド化条件は48〜52%
のイミド化を与えるように調節された。生成したポリグ
ルタルイミドの物理的特性は表3中に要約されている。
することができる外側シェルの値を示す。これらの実施
例において使用された改質剤は、重量で40/60の比
でポリメチルメタクリレートとブレンドされた。供給速
度は90g/分であった。イミド化条件は48〜52%
のイミド化を与えるように調節された。生成したポリグ
ルタルイミドの物理的特性は表3中に要約されている。
【0028】
【表3】 3段階改質剤(19)は、対応する2段階改質剤(2
0)よりも18%少ないゴムしか含まないけれども、な
お匹敵するノッチ付きアイゾット値を有する。この3段
階改質剤はまた2段階改質剤(17及び18)よりも顕
著に優れている。
0)よりも18%少ないゴムしか含まないけれども、な
お匹敵するノッチ付きアイゾット値を有する。この3段
階改質剤はまた2段階改質剤(17及び18)よりも顕
著に優れている。
【0029】以上、本発明を詳細に説明したが、本発明
はさらに次の実施態様によってこれを要約して示すこと
ができる。 1. a.式Iの単位、式IIの単位、または式IとIIの
両方の単位
はさらに次の実施態様によってこれを要約して示すこと
ができる。 1. a.式Iの単位、式IIの単位、または式IとIIの
両方の単位
【化7】 からそれぞれ成り、そして、必要に応じて、更に式III
またはIVまたは式IIIとIVの両方の単位
またはIVまたは式IIIとIVの両方の単位
【化8】 〔式中、R1、R2及びR3は、水素、C1〜C20の置換さ
れていないまたは置換されたアルキル、C3〜C7のシク
ロアルキル及びC6〜C10のアリールから選ばれた同一
のまたは異なる基である〕から成る1つまたはそれ以上
のポリマーの約1〜約99重量部、並びに b.第一段階のゴム状ポリマー、第二段階のイミド化に
耐性のポリマー、及び式IまたはIIまたは式IとIIの両
方の単位から成り、そして、必要に応じて、更に式III
またはIVまたは式IIIとIVの両方の単位から成る第
三段階のポリマーから成る多段階ポリマーの約99〜約
1重量部のブレンドから成る組成物。 2. R1、R2及びR3が、水素、C1〜C4のアルキ
ル、シクロヘキシル及びフェニルから選ばれた同一のま
たは異なる基である、前項1記載の組成物。 3. a.第一段階が、ブタジエン、アクリルエステ
ル、メタクリルエステル、スチレンの少なくとも一つか
ら誘導された単位を含むポリマー及びこれらのコポリマ
ーから選ばれ、 b.第二段階が、スチレン、α−メチルスチレン、スチ
レン/アクリロニトリルのポリマー及びこれらのコポリ
マーから選ばれ、そして c.第三段階が、式IまたはIIまたは式IとIIの両方の
単位から成り、そして、必要に応じて、更に式IIIまた
はIVまたは式IIIとIVの両方の単位から成るポリマ
ーである前項2記載の組成物。 4. 第一段階が多段階ポリマーの総重量の約40〜約
90重量%であり、第二段階が約10〜約50重量%で
あり、そして第三段階が約10〜約50重量%である、
前項3記載の組成物。 5. 第一段階が多段階ポリマーの総重量の約50〜約
80重量%であり、第二段階が約10〜約35重量%で
あり、そして第三段階が約10〜約35重量%である、
前項3記載の組成物。 6. 第一段階がポリブチルアクリレートから成るゴム
状ポリマーであり、第二段階がスチレン/アクリロニト
リルから成るコポリマーであり、そして第三段階が式I
またはIIまたは式IとIIの両方の単位から成り、そし
て、必要に応じて、更に式IIIまたはIVまたは式IIIと
IVの両方の単位から成るポリマーである、前項5記載
の組成物。
れていないまたは置換されたアルキル、C3〜C7のシク
ロアルキル及びC6〜C10のアリールから選ばれた同一
のまたは異なる基である〕から成る1つまたはそれ以上
のポリマーの約1〜約99重量部、並びに b.第一段階のゴム状ポリマー、第二段階のイミド化に
耐性のポリマー、及び式IまたはIIまたは式IとIIの両
方の単位から成り、そして、必要に応じて、更に式III
またはIVまたは式IIIとIVの両方の単位から成る第
三段階のポリマーから成る多段階ポリマーの約99〜約
1重量部のブレンドから成る組成物。 2. R1、R2及びR3が、水素、C1〜C4のアルキ
ル、シクロヘキシル及びフェニルから選ばれた同一のま
たは異なる基である、前項1記載の組成物。 3. a.第一段階が、ブタジエン、アクリルエステ
ル、メタクリルエステル、スチレンの少なくとも一つか
ら誘導された単位を含むポリマー及びこれらのコポリマ
ーから選ばれ、 b.第二段階が、スチレン、α−メチルスチレン、スチ
レン/アクリロニトリルのポリマー及びこれらのコポリ
マーから選ばれ、そして c.第三段階が、式IまたはIIまたは式IとIIの両方の
単位から成り、そして、必要に応じて、更に式IIIまた
はIVまたは式IIIとIVの両方の単位から成るポリマ
ーである前項2記載の組成物。 4. 第一段階が多段階ポリマーの総重量の約40〜約
90重量%であり、第二段階が約10〜約50重量%で
あり、そして第三段階が約10〜約50重量%である、
前項3記載の組成物。 5. 第一段階が多段階ポリマーの総重量の約50〜約
80重量%であり、第二段階が約10〜約35重量%で
あり、そして第三段階が約10〜約35重量%である、
前項3記載の組成物。 6. 第一段階がポリブチルアクリレートから成るゴム
状ポリマーであり、第二段階がスチレン/アクリロニト
リルから成るコポリマーであり、そして第三段階が式I
またはIIまたは式IとIIの両方の単位から成り、そし
て、必要に応じて、更に式IIIまたはIVまたは式IIIと
IVの両方の単位から成るポリマーである、前項5記載
の組成物。
【0030】7. a.第一段階が、ブタジエン、アク
リルエステル、メタクリルエステル、スチレンの少なく
とも一つから誘導された単位を含むポリマー及びこれら
のコポリマーから選ばれ、 b.第二段階が、スチレン、α−メチルスチレン、スチ
レン/アクリロニトリルのポリマー及びこれらのコポリ
マーから選ばれ、そして c.第三段階が、式IまたはIIまたは式IとIIの両方の
単位
リルエステル、メタクリルエステル、スチレンの少なく
とも一つから誘導された単位を含むポリマー及びこれら
のコポリマーから選ばれ、 b.第二段階が、スチレン、α−メチルスチレン、スチ
レン/アクリロニトリルのポリマー及びこれらのコポリ
マーから選ばれ、そして c.第三段階が、式IまたはIIまたは式IとIIの両方の
単位
【化9】 から成り、そして、必要に応じて、更に式IIIまたはI
Vまたは式IIIとIVの両方の単位
Vまたは式IIIとIVの両方の単位
【化10】 〔式中、R1、R2及びR3は、水素、C1〜C20の置換さ
れていないまたは置換されたアルキル、C3〜C7のシク
ロアルキル及びC6〜C10のアリールから選ばれた同一
のまたは異なる基である〕から成るポリマーである多段
階ポリマー。 8. a.アクリルまたはメタクリルポリマーと、第一
段階のゴム状ポリマー、第二段階のイミド化に耐性のポ
リマー、及び第三段階のアクリルまたはメタクリルポリ
マーから成る多段階ポリマーとを混合し、そして b.この混合物を第一または第二アミンで処理すること
から成る、衝撃改質されたポリグルタルイミドまたはポ
リ無水グルタル酸ポリマーを製造する方法。 9. 混合物を押出機中で第一または第二アミンで処理
する、前項8記載の方法。
れていないまたは置換されたアルキル、C3〜C7のシク
ロアルキル及びC6〜C10のアリールから選ばれた同一
のまたは異なる基である〕から成るポリマーである多段
階ポリマー。 8. a.アクリルまたはメタクリルポリマーと、第一
段階のゴム状ポリマー、第二段階のイミド化に耐性のポ
リマー、及び第三段階のアクリルまたはメタクリルポリ
マーから成る多段階ポリマーとを混合し、そして b.この混合物を第一または第二アミンで処理すること
から成る、衝撃改質されたポリグルタルイミドまたはポ
リ無水グルタル酸ポリマーを製造する方法。 9. 混合物を押出機中で第一または第二アミンで処理
する、前項8記載の方法。
Claims (4)
- 【請求項1】 a.式Iの単位、式IIの単位、または式
IとIIの両方の単位 【化1】 からそれぞれ成り、そして、必要に応じて、更に式III
またはIVまたは式IIIとIVの両方の単位 【化2】 〔式中、 R1、R2及びR3は、水素、C1〜C20の置換されていな
いまたは置換されたアルキル、C3〜C7のシクロアルキ
ル及びC6〜C10のアリールから選ばれた同一のまたは
異なる基である〕から成る1つまたはそれ以上のポリマ
ーの約1〜約99重量部、並びに b.第一段階のゴム状ポリマー、第二段階のイミド化に
耐性のポリマー、及び式IまたはIIまたは式IとIIの両
方の単位から成り、そして、必要に応じて、更に式III
またはIVまたは式IIIとIVの両方の単位から成る第
三段階のポリマーから成る多段階ポリマーの約99〜約
1重量部のブレンドから成る組成物。 - 【請求項2】 a.第一段階が、ブタジエン、アクリル
エステル、メタクリルエステル、スチレンの少なくとも
一つから誘導された単位を含むポリマー及びこれらのコ
ポリマーから選ばれ、 b.第二段階が、スチレン、α−メチルスチレン、スチ
レン/アクリロニトリルのポリマー及びこれらのコポリ
マーから選ばれ、そして c.第三段階が、式IまたはIIまたは式IとIIの両方の
単位 【化3】 から成り、そして、必要に応じて、更に式IIIまたはI
Vまたは式IIIとIVの両方の単位 【化4】 〔式中、 R1、R2及びR3は、水素、C1〜C20の置換されていな
いまたは置換されたアルキル、C3〜C7のシクロアルキ
ル及びC6〜C10のアリールから選ばれた同一のまたは
異なる基である〕から成るポリマーである多段階ポリマ
ー。 - 【請求項3】 a.アクリルまたはメタクリルポリマー
と、第一段階のゴム状ポリマー、第二段階のイミド化に
耐性のポリマー、及び第三段階のアクリルまたはメタク
リルポリマーから成る多段階ポリマーとを混合し、そし
て b.この混合物を第一または第二アミンで処理すること
から成る、衝撃改質されたポリグルタルイミドまたはポ
リ無水グルタル酸ポリマーを製造する方法。 - 【請求項4】 混合物を押出機中で第一または第二アミ
ンで処理する、請求項3記載の方法。
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- 1993-05-12 JP JP5110137A patent/JPH0693163A/ja not_active Withdrawn
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