JPH0691998A - 画像出力装置および該装置を具備した画像形成システムならびに画像出力方法および該方法によってプリントされたプリント物 - Google Patents
画像出力装置および該装置を具備した画像形成システムならびに画像出力方法および該方法によってプリントされたプリント物Info
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- JPH0691998A JPH0691998A JP5190052A JP19005293A JPH0691998A JP H0691998 A JPH0691998 A JP H0691998A JP 5190052 A JP5190052 A JP 5190052A JP 19005293 A JP19005293 A JP 19005293A JP H0691998 A JPH0691998 A JP H0691998A
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Abstract
を複数設けて重ねてプリントを行う構成において、各プ
リントヘッドに対する濃度むら補正を効率よく行えるよ
うにする。 【構成】 色調を一にするプリント剤に対して複数設け
られたプリントヘッドにより重ねプリントされたテスト
画像(一のヘッド3スキャンによる領域T1′と他のヘ
ッドの2スキャンによる領域T2′からなるテスト画
像)を形成させ、これを読取って得た濃度データを平均
化し、当該平均値に基づいて複数のプリントヘッドの駆
動信号を共通に補正する。これにより、上記複数のプリ
ントヘッドを用いて重ねプリントを行う際のヘッドの濃
度むら補正処理を効率よく行うことができる。
Description
を形成(出力)する画像出力装置、および該装置と該装
置に対し画像データを供給する画像供給装置とを具備す
る画像形成システム、ならびに画像出力方法および該方
法によりプリントされたプリント物に関し、例えばプリ
ント媒体として布を用い、布上に画像のプリントを行う
捺染システム等に関するものである。
や熱転写方式等によるプリントヘッドを用いてデジタル
画像プリントを行うものが急速に普及してきている。そ
のような画像出力装置においては、プリント速度の向上
のため、複数のプリント素子を集積配列してなるプリン
トヘッド(以下、この項においてマルチヘッドという)
を用いるのが一般的である。
おいては、インク吐出口および液路を複数集積した所謂
マルチノズルヘッドが一般的であり、熱転写方式,感熱
方式のサーマルヘッドでも複数のヒータが集積されてい
るのが普通である。
らつきやヘッド構成材料のばらつき等に起因して、マル
チヘッドのプリント素子を均一に製造するのは困難であ
り、各プリント素子の特性にある程度のばらつきが生じ
る。例えば、上記マルチノズルヘッドにおいては、吐出
口や液路等の形状等にばらつきが生じ、サーマルヘッド
においてもヒータの形状や抵抗等にばらつきが生じる。
そしてそのようなプリント素子間の特性の不均一は、各
プリント素子によってプリントされるドットの大きさや
濃度の不均一となって現れ、結局プリント画像に濃度む
らを生じさせることになる。
−18358号その他において、画像形成装置内に濃度
むら読取部を設け、定期的にプリント素子配列範囲にお
ける濃度むら分布を読取って濃度むら補正データを作成
しなおすようにした装置を提案している。これによれ
ば、ヘッドの濃度むら分布が変化しても、それに応じて
補正データを作成しなおすため、常にむらのない均一な
画像を保つことができるようになる。
置には、同一色調のプリント剤についてプリントヘッド
を複数設け、これらに同一ラインについて重ねプリント
を行わせることによりプリント品位の向上を図り、また
は異なるラインについてプリントを行わせることにより
プリント速度の向上を図るものも現れてきている。な
お、かかる画像出力装置がカラープリントを行うもので
ある場合には、プリントヘッドは色調を異にするプリン
ト剤毎に複数設けられることになる。
リントヘッドを複数設けて重ねプリントを行う構成にお
いて、各プリントヘッドに対する濃度むら補正を効率よ
く行えるようにすることを目的とする。
ねプリントのいずれにおいても適切な濃度むら補正処理
が施せるようにすることにある。
色調を一にするプリント剤に対して複数設けられ、それ
ぞれ複数のプリント素子を有してなるプリントヘッドを
用いて画像出力を行う画像出力装置において、前記複数
のプリントヘッドによりテスト画像を形成させる手段
と、当該テスト画像を読取る読取り手段と、当該読取り
の結果に基づいて前記複数のプリントヘッドの駆動信号
を共通に補正する補正手段とを具備したことを特徴とす
る。
剤に対して複数設けられ、それぞれ複数のプリント素子
を有してなるプリントヘッドを用いてプリント媒体に対
し画像出力を行う画像出力方法において、前記複数のプ
リントヘッドによりテスト画像を形成させる工程と、当
該テスト画像を読取る工程と、当該読取りの結果に基づ
いて、前記画像出力時の前記複数のプリントヘッドの駆
動信号を共通に補正する工程とを具備したことを特徴と
する。
ト画像は前記複数のプリントヘッドを用いて重ねプリン
トした一のテスト画像とすることができる。
画像の読取りによって得られた濃度データを前記複数の
プリントヘッドの個数で平均化し、当該平均値に基づい
て前記補正を行うようにすることができる。
各別にテスト画像を形成させるようになし、さらに当該
テスト画像の読取りによって得られた各別の濃度データ
に基づいて前記複数のプリントヘッドに対して各別に駆
動信号の補正を行うようにすることができる。
て各別に前記駆動信号の補正を行うに際し、当該処理を
時分割にて行うようにすることができる。
体の搬送方向に配置され、当該複数のプリントヘッドを
用いた前記プリント媒体上への重ねプリントまたは非重
ねプリントを可能とし、前記重ねプリントを行う場合に
は前記共通の補正を行わせ、前記非重ねプリントを行う
場合には前記各別の補正を行わせるようにすることがで
きる。
調を異にするプリント剤に対してそれぞれ複数設けられ
ているものとすることができる。
ト剤としてインクを用い、該インクを吐出するインクジ
ェットプリントヘッドとし、さらに、前記インクジェッ
トプリントヘッドは、インクを吐出するために利用され
るエネルギとしてインクに膜沸騰を生じさせる熱エネル
ギを発生する素子を有するものとすることができる。
体として布を用いる捺染システムに適用するものとする
ことができる。
画像出力装置と、該画像出力装置に対しプリントに係る
画像データを供給する画像供給装置とを具えたことを特
徴とする。
画像出力装置と、該画像出力装置に対しプリントに係る
画像データを供給するとともに、前記重ねプリントまた
は前記非重ねプリントを行わせるために指示を与える画
像供給装置とを具えたことを特徴とする。
方法により製造されたものである。
して加工品を得る。その加工品は、前記プリント物を所
望の大きさに切り離し、切り離された片に対して最終的
な加工品を得るための工程を施して得られたものとする
ことができ、最終的な加工品を得るための工程は縫製と
することができる。そして、例えばその加工品を衣類と
することができる。
対して複数設けられたプリントヘッドにより例えば一の
テスト画像を形成させ、これを読取って得た濃度データ
をヘッド個数で平均化し、当該平均値に基づいて複数の
プリントヘッドの駆動信号を共通に補正することによ
り、上記複数のプリントヘッドを用いて重ねプリントを
行う際のヘッドの濃度むら補正処理を効率よく行うこと
ができる。
各別にテスト画像を形成させる手段と、当該テスト画像
の読取りによって得られた各別の濃度データに基づいて
前記複数のプリントヘッドに対して各別に駆動信号の補
正を行う手段とをさらに具え、非重ねプリント時には各
別の濃度むら補正を行うようにすることにより、プリン
トモードに応じた適切な補正が可能となる。
に説明する。
しての捺染システムについて、次の手順にて説明を行
う。
を示す。ホストコンピュータHは、布等のプリント媒体
に対してプリント(以下プリント,印刷ともいう)を行
うプリンタPに対して捺染のための原画データおよびそ
の他の制御コマンド等を供給するデータ供給装置をな
す。このホストコンピュータHを用いて、デザイナによ
り作成され、スキャナSにより読込まれた原画に対して
所望の修正を加え、プリンタPに対して所要のパラメー
タを設定して捺染を行わせることができる。ホストコン
ピュータHはまた、イーサネット(XEROX社によ
る)などのLAN(ローカルエリアネットワーク)10
16と結合して他システム等との交信を可能とすること
ができる。また、ホストコンピュータHに対しては、プ
リンタPよりその状態等が通知される。ホストコンピュ
ータHについては図3、プリンタPについては図4等を
用いてその詳細を後述する。
る捺染処理手順の一例を示す。各ステップで行う処理内
容は例えば次の通りである。
媒体である布上の繰返し画像の基本単位となる基本画像
を作成するステップである。当該作成にあたっては、図
3につき詳述するホストコンピュータHの所要の各部、
例えば入力手段や表示手段等を用いることもできる。
Sを用いてホストコンピュータHに読込むステップ、ま
たはホストコンピュータHの外部記憶に格納された原画
データを読込むステップ、またはLAN1016より原
画データを受信するステップである。
ように、基本画像に対して種々の繰返しパターンの選択
を可能とするが、選択された繰返しパターンによっては
境界部において不本意な画像の位置ずれや色調の不連続
性が生じうる。本ステップは、繰返しパターンの選択を
受容するとともに、当該選択に応じた繰返しパターンの
境界部における不連続性の修正を行うステップである。
その修正の態様としては、ホストコンピュータHの有す
る表示器の画面を参照しつつ、デザイナまたはオペレー
タがマウスその他の入力手段を用いて行うものでもよ
く、ホストコンピュータH自体の画像処理により自動修
正を行うものでもよい。
マゼンタ(M)およびシアン(C)、あるいはさらにブ
ラック(BK)のインクを用いてプリントを行うが、捺
染においてはこれら以外の色、例えば金色,銀色などの
金属色や、鮮明なレッド(R),グリーン(G),ブル
ー(B)などの使用を望むことがある。そこで、本例の
プリンタPにおいては、これら特別な色(以下特色とい
う)のインクを用いたプリントを可能とするとともに、
本ステップにおいてその特色の指定を行う。
色を選びながら原画を作成する。当該選択色に対するプ
リント時の色の再現性が捺染システムの生産性に大きく
影響する。そこで、本ステップでは、選択された標準色
を良好に再現するためのY,M,Cあるいは特色の混合
比率を定めるデータを生成する。
マークをプリントする場合が多い。本ステップでは、そ
のようなロゴマークの指定、およびその色,サイズ,位
置の指定等を行う。
よりプリンタPにおけるプリントヘッドの主走査方向お
よび副走査方向における走査量や、原画パターンの繰返
し数等が定まる。
00%,400%など)を設定する。
ステル,アクリルなどの合成繊維等、種々な種類があ
り、捺染に関わる特性を異にする。そして、布の伸縮性
によると考えられるが、プリント時の送り量を等しくす
る場合には、主走査毎の境界部に発生するすじの現れ方
が異なってくる。そこで、本ステップではプリントに係
る布の種類を入力し、プリンタPにおける適切な送り量
の設定に供するようにする。
画像濃度は布種により異なる。また、プリンタPにおけ
る定着系の構成等によっても打込み可能なインク量は異
なる。そこで、本ステップでは布種類やプリンタPの定
着系の構成等に応じてインク最大打込み量を指定する。
を行わない(図20参照)高速プリントモードを実行す
るかまたはマルチスキャンによる重ねプリント(図1
8,図19等参照)を行うモードを実行するか、あるい
は、1ドットに対し1回のインク打込みを行うかまたは
複数回のインク打込みを行うかなどを指定する。さらに
は、プリントを中断したとき等において、中断の前後で
柄が連続するように制御を行うか、または柄の連続性と
は無関係に新たにプリントを開始するかの指定を行うよ
うにすることもできる。
ドを用いる場合には、製造上のばらつきやその後の使用
状態等によってヘッドの吐出口毎にインク吐出量,吐出
方向のばらつき,よれが生じる場合がある。そこでこれ
を補正すべく吐出口毎の駆動信号を補正してプリント濃
度を一定にする処理(ヘッドシェーディング)を行うこ
とがある。本ステップでは、上記プリントモードに応じ
たヘッドシェーディングの態様や、ヘッドシェーディン
グのタイミング等を指定できるようにする。
る。
要であればそのステップを削除もしくはスキップするよ
うにしてもよい。また、必要に応じてその他の指定等を
行うステップを追加してもよい。
の構成を中心としてシステム全体を示すブロック図であ
る。
全体の制御を実行するCPU、1013はCPU101
1が実行するプログラムを記憶したり、この実行の際の
ワーク領域として用いられるメインメモリ、1014は
CPU1011を介さずにメインメモリ1013と本シ
ステムを構成する各種機器との間でデータの転送を行う
DMAコントローラ(Direct Memory A
ccess Controller、以下DMACとい
う)である。1015はLAN1016と本システムと
の間のLANインターフェース、1017はROM,S
RAM,RS232C方式インターフェースなどを有し
た入出力装置(以下、I/Oという)である。I/O
1017には、各種外部機器を接続可能である。101
8および1019は外部記憶装置としてのそれぞれハー
ドディスク装置およびフロッピーディスク装置、102
0はハードディスク装置1018やフロッピーディスク
装置1019と本システムとの間で信号接続を行うため
のディスクインターフェースである。1022はプリン
タPおよびスキャナSとホストコンピュータHとの間で
信号接続を行うためのスキャナ/プリンタインターフェ
ースであり、GPIB仕様のものとすることができる。
1023は各種文字情報,制御情報などを入力するため
のキーボード、1024はポインティングデバイスとし
てのマウス、1025はキーボード1023およびマウ
ス1024と本システムとの間で信号接続を行うための
キーインターフェスである。1026はインターフェス
1027によって、その表示が制御されるCRT等の表
示装置である。1012は上記各機器間を信号接続する
ためのデータバス,コントロールバス,アドレスバスか
らなるシステムバスである。
は、デザイナまたはオペレータは、CRT1026の表
示画面に表示される各種情報に対応しながら操作を行
う。すなわち、LAN1016,I/O 1017に接
続される外部機器、ハードディスク1018、フロッピ
ーディスク1019、スキャナS、キーボード102
3、マウス1024から供給される文字,画像情報な
ど、また、メインメモリ1013に格納されシステム操
作にかかる操作情報などがCRT1026の表示画面に
表示され、デザイナまたはオペレータはこの表示を見な
がら各種情報の指定、システムに対する指示操作などを
行う。
ンタの構成例を、図5はその要部の拡大斜視図を示す。
本例の捺染装置(プリンタ)は、大きく分けて捺染用の
前処理を施されたロール上の布を送り出す給布部Bと、
送られてきた布を精密に行送りしてインクジェットヘッ
ドでプリントを行う本体部と、プリントされた布を乾燥
させ巻取る巻取り部Cとからなる。そして、本体部Aは
さらにプラテンを含む布の精密送り部A−1とプリント
ユニットA−2とからなる。
布部の方に送り出され、本体部Aに送られる。本体部に
は精密にステップ駆動される薄い無端のベルト6が駆動
ローラ7、巻回ローラ9に架けまわされている。駆動ロ
ーラ7は、高分解能のステッピングモータ(図示せず)
でダイレクトにステップ駆動されそのステップ量だけベ
ルトをステップ送りする。送られてきた布は巻回ローラ
9によってバックアップされたベルト表面に、押付けロ
ーラ10によって押し付けられ、プリント面が平坦に規
制される。
布3は、第1のプリント部11において、ベルト背面の
プラテン12によって定位され表側からインクジェット
ヘッド13によってプリントされる。1行のプリントが
終るごとに、所定量ステップ送りされ、次いでベルト背
面からの加熱プレート14による加熱と、温風ダクト1
5によって給/排される、表面からの温風によって乾燥
される。続いて第2のプリント部11′において、第1
のプリント部と同様な方法で重ねプリントがなされる。
なお、温風ダクト15は必ずしも設けられていなくても
よく、これを省略した場合であっても、第1のプリント
部11から第2のプリント部11′に至る領域において
自然乾燥もなされる。
加熱プレート14とダクト15と同様な後乾燥部16で
再度乾燥されガイドロール17に導かれて巻取りロール
18に巻取られる。そして、巻取られた布は本装置から
取り外され、バッチ処理で発色,洗浄,乾燥されて製品
となる。
ベルト6に支持されて図中上方向にステップ送りされる
ようになっている。図中下方の第1プリント部11には
Y,M,C,BKのほか、特色S1〜S4用のインクジ
ェットヘッドを搭載した第1のキャリッジ24がある。
本例におけるインクジェットヘッド(プリントヘッド)
は、インクを吐出するために利用されるエネルギとし
て、インクに膜沸騰を生じさせる熱エネルギを発生する
素子を有するものを用いてあり、また400DPI(ド
ット/インチ)の密度で128個または256個の吐出
口を配列したものを用いている。
面から加熱する加熱プレート14と、表側から乾燥させ
る温風ダクト15とからなる乾燥部25が設けられてい
る。なお、この乾燥部45による乾燥処理は主としてプ
リント媒体上に付着したインク溶剤を蒸発させるもので
あって、後述する拡散ないし定着工程とは異なる。加熱
プレート14の熱伝達面は、強くテンションをかけられ
た無端ベルト6に押し当てられ、中空になっている内側
に通してある高温高圧の蒸気によって、搬送ベルト6を
背面から強力に加熱する。加熱プレート面の内側は集熱
のためのフィン14′が設けられていて熱を効率的にベ
ルト背面に集中できるようにしてある。ベルトに接しな
い側は断熱材26でカバーしてあり、放熱による損失を
防いでいる。
温風を吹き付けることによって、乾燥しつつある布に、
より湿度の低い空気を当てて効果を高めるようにしてい
る。そして布の搬送方向とは逆に流れて充分に水分を含
んだ空気は、上流側の吸引ダクト28から、吹き付けの
量よりもはるかに多量の吸引をすることによって、蒸発
水分が漏れて周囲の機械装置に結露しないようにしてあ
る。温風の供給源は図5の奥側にあり、吸引は手前側か
ら行うようになっていて、布に対向している吹き出し口
29と吸引口30との圧力差が長手方向全域にわたって
均一になるようにしてある。空気の吹き付け/吸引部は
背面の加熱プレートの中心に対して下流側にオフセット
されており、充分に加熱された所に空気が当るようにし
てある。これらによって第1のプリント部11が布が受
容した、薄め液も含むインク中の多量の水分を強力に乾
燥させる。
1′があり、第1のキャリッジと同様の構成の第2キャ
リッジ24′で第2のプリント部を形成している。
た後、引続きインクが含有する色素を定着させる手段を
用いて布帛繊維上の染料等のインク中の色素を拡散さ
せ、かつインク中の色素を繊維へ定着させる工程を施す
ことができる。そしてこの工程により、充分な発色性と
染料の固着による堅牢性を得ることができる。
発色工程などもこれに含まれる)は従来公知の方法でよ
く、スチーミング法(例えば100℃の水蒸気雰囲気下
で10分間処理する)等が挙げられる。なお、この場
合、印捺工程の前に、予め布帛に前処理としてアルカリ
処理を施してもよい。また、定着工程は、染料によって
イオン結合等の反応過程を含むものと含まないものとが
ある。後者の例としては、繊維に含浸させて物理的に離
脱しないようなものがある。また、インクとしては所要
の色素を含有するものであれば適宜のものを用いること
ができ、染料に限られず顔料を含むものでもよい。
料の除去および前処理に用いた物質の除去が行われる。
最後に、欠陥補正,アイロン仕上げ等の整理仕上げ工程
を経てプリントが完成する。
(布3)の他、壁布,刺しゅう等に用いられる糸、壁紙
等も挙げることができる。
織り方,編み方を問わず、あらゆる織物,不織布および
その他の布地を含む。
は、(1)インクを十分な濃度に発色させ得ること、
(2)インクの染着率が高いこと、(3)インクが布帛
上で速やかに乾燥すること、(4)布帛上での不規則な
インクのにじみの発生が少ないこと、(5)装置内での
搬送性に優れていること、等の性能が要求される。これ
らの要求性能を満足させるために、必要に応じて布帛に
対し、処理剤を含有させる手段を用いて予め前処理を施
しておくことができる。例えば、特開昭62−5349
2号公報においてインク受容層を有する布帛類が開示さ
れ、また、特公平3−46589号公報においては還元
防止剤やアルカリ物質を含有させた布帛の提案がなされ
ている。このような前処理の例としては、布帛に、アル
カリ性物質,水溶性高分子,合成高分子,水溶性金属
塩,尿素およびチオ尿素から選ばれる物質を含有させる
処理を挙げることができる。
ナトリウム,水酸化カリウム等の水酸化アルカリ金属、
モノ,ジ,トリエタノールアミン等のアミン類、炭酸ナ
トリウム,炭酸カリウム,重炭酸ナトリウム等の炭酸も
しくは重炭酸アルカリ金属塩等が挙げられる。さらに酢
酸カルシウム,酢酸バリウム等の有機酸金属塩やアンモ
ニアおよびアンモニア化合物等がある。また、スチーミ
ングおよび乾熱下でアルカリ物質となるトリクロロ酢酸
ナトリウム等も用い得る。特に好ましいアルカリ性物質
としては、反応性染料の染色に用いられる炭酸ナトリウ
ムおよび重炭酸ナトリウムがある。
麦等のデンプン物質、カルボキシメチルセルロース,メ
チルセルロール,ヒドロキシエチルセルロース等のセル
ロース系物質、アルギン酸ナトリウム,アラビアゴム,
ローカスイトビーンガム,トラガントガム,グアガム,
タマリンド種子等の多糖類、ゼラチン,カゼイン等の蛋
白質物質、タンニン系物質,リグニン系物質等の天然水
溶性高分子が挙げられる。
ビニルアルコール系化合物,ポリエチレンオキサイド系
化合物,アクリル酸系水溶性高分子,無水マレイン酸系
水溶性高分子等が挙げられる。これらの中でも多糖類系
高分子やセルロース系高分子が好ましい。
金属,アルカリ土類金属のハロゲン化物のように、典型
的なイオン結晶を作るものであってpH4〜10である
化合物が挙げられる。かかる化合物の代表的な例として
は、例えば、アルカリ金属では、NaCl,Na2 SO
4 ,KClおよびCH3 COONa等が挙げられ、ま
た、アルカリ土類金属としては、CaCl2 およびMg
Cl2 等が挙げられる。中でもNa,KおよびCaの塩
類が好ましい。
せる方法は、特に制限されないが、通常行われる浸漬
法,パッド法,コーティング法,スプレー法等を挙げる
ことができる。
される捺染インクは、布帛上に付与した状態では単に付
着しているに過ぎないので、前述の如く引続き繊維への
染料等インク中の色素の定着工程を施すのが好ましい。
このような定着工程は、従来公知の方法でよく、例え
ば、スチーミング法,HTスチーミング法,サーモフィ
ックス法、予めアルカリ処理した布帛を用いない場合
は、アルカリパッドスチーム法,アルカリブロッチスチ
ーム法,アルカリショック法,アルカリコールドフィッ
クス法等が挙げられる。
用いた物質の除去は、上記定着工程の後に従来公知の方
法に準じ、プリント媒体を洗浄する手段を用いて、中性
洗剤を溶かした水や湯等で洗浄することにより行うこと
ができる。なお、この洗浄の際に従来公知のフィックス
処理(脱落しそうな染料を固着化する処理)を併用する
ことが好ましい。
ント物は、その後所望の大きさに切り離され、切り離さ
れた片は縫着,接着,溶着等、最終的な加工品を得るた
めの工程が施され、ワンピース,ドレス,ネクタイ,水
着等の衣類や布団カバー,ソファカバー,ハンカチ,カ
ーテン等が得られる。布帛を縫製等により加工して衣類
やその他の日用品とする方法は、例えば月刊誌「装
苑」:文化出版局発行等、公知の書籍に多数記載されて
いる。
部11,11′のキャリッジが印刷のために布表面を走
査するスピードを説明している。
からスタートしだんだんスピードを挙げ、印字域では、
等速運動により(等速域)印字域が終わると減速域で減
速し反転ポジションで止まる。
始まるわけであるが、印刷しない反転は通常印刷するよ
りも早い運動をし、機械の生産性を上げるのが普通であ
る。30は間引き印刷した場合の運動を表し、31は濃
度をアップするモードでの運動を表す。
HS用テストパターンプリント部とテストパターン読取
り部とからなる濃度むら補正部237を示す。213は
第1および第2プリント部11,11′のインクジェッ
トヘッドによってプリント可能な上下キャリッジの走査
位置に設けたテストパターン用のプリント媒体であり、
ローラ216A,216B間に張架され、モータ216
Mにより図中D方向に搬送される。そして、前述と同
様、テストパターンのプリントされたプリント媒体21
3を光源218により照明し、各インクジェットヘッド
によりプリント媒体213上へプリントされたテストパ
ターンのプリント濃度を読取りラインセンサ217によ
り読取り、読取りセンサ217により読取られた各プリ
ントヘッドによるテストパターンプリントの読取り信号
をR,G,B信号としてA/D変換器236によりデジ
タル信号化した後、その読取り信号を一時的にRAM2
19に記憶するようにしてある。
9は実施例のインクジェットプリンタの構成およびその
操作部の構成例を示しており、図10〜図12は図8の
コントロールボード102の内部構成の一例をデータの
流れに沿って概念的に示している。
ス(ここではGPIB)を介し、コントロールボード1
02に印刷用画像データを送る。画像データを送る装置
は特に限定されず、かつ、転送形態としてはネットワー
クによる転送、マグネットテープ等を介するオフライン
でも良い。コントロールボード102は、CPU102
A,各種プログラムを格納したROM102B,各種レ
ジスタ領域や作業用領域を有するRAM102Cおよび
図10〜図12その他で示す各部からなり装置全体の制
御を行う。103はオペレータがプリンタPに対して所
要の指示を与えるための操作部およびオペレータに対し
てのメッセージ等を表示するための表示器を有する操作
・表示部である。104はプリント対象である布等のプ
リント媒体を搬送するためのモータ等からなる布搬送機
である。105は図9に示した各種モータ(末尾に
“M”を付してある)や各種ソレノイド(“SOL”で
示す)を駆動するためのドライバユニット入出力部であ
る。107は各ヘッドに駆動信号を供給するとともに、
各ヘッドに係る情報(装着の有無やそのヘッドの提示す
る色等の情報)を受容してコントロールボード102に
供給するための中継ボードである。当該情報は前述のよ
うにホストコンピュータHに転送される。
画像データの情報を受けると、その画像データはGPI
Bインターフェース501,フレームメモリコントロー
ラ504を介し画像メモリ505に蓄積される(図10
参照)。実施例の画像メモリは124Mbyteの容量
を有し、A1サイズを8ビットのパレットデータ構成し
たものである。つまり、1画素につき8ビットが割り当
てられている。503はメモリ転送の高速化のためのD
MAコントローラである。ホストコンピュータHからの
転送が終了したら、所定の処理後、印刷を開始できる。
続されるホストコンピュータは、画像データをラスタイ
メージとして転送してくる。各プリントヘッドは縦方向
に複数のインク吐出ノズルが並んでいるので、画像デー
タの並びをプリントヘッドに合致するよう変換しなけれ
ばならない。このデータ変換をラスタ@BJ変換コント
ローラ506で行う。そして、このラスタ@BJ変換コ
ントローラ506で変換されたデータは、画像データを
変倍するための次の拡大コントローラ507の拡大機能
を通しパレット変換コントローラ508に供給される。
なお、拡大コントローラ507までのデータはホストコ
ンピュータから送られてきたデータであり、この実施例
では8ビットのパレット信号である。そして、このパレ
ットデータ(8ビット)は各プリントヘッドに対する処
理部(以下に説明する)に共通に渡され、処理される。
合、すなわち、イエロー,マゼンタ,シアン,ブラック
の他に特定の色S1〜S4を記憶するヘッドが備えられ
ているものとして説明する。
ホストコンピュータHから入力されてきたパレットデー
タおよび対応する色の変換テーブルを変換テーブルメモ
リ509に供給する。
な色種は0〜255までの256通りであり、例えば、
図13に示したようなテーブルが各色毎に対応するテー
ブルメモリ509に展開される。
な色種は0〜255までの256通りであり、例えば、 0が入力された場合 薄い灰色の印刷 1が入力された場合 特色1のベタ印刷 2が入力された場合 特色2のベタ印刷 3が入力された場合 シアンとマゼンタの混色でブルー系の色の印刷 4が入力された場合 シアンのベタ印刷 5が入力された場合 マゼンタとイエローの混色でレット系の色の印刷 254が入力された場合 イエローのベタ印刷 255が入力された場合 何も印刷しない という処理を行う。
テーブルメモリ509は、パレットデータに対するアド
レス位置に変換データを書き込んでおくことでその機能
を果す。つまり、実際にパレットデータがアドレスとし
て供給される場合には読出しモードでメモリをアクセス
する。なお、パレット変換コントローラ508は、パレ
ット変換テーブルメモリ509の管理や、コントロール
ボード102とパレット変換テーブルメモリ509との
インターフェースを行う。また、特色に関して、次段の
HSコントローラ510およびHS変換テーブルメモリ
511からなるHS系との間に、特色混入量を設定する
回路(出力を0〜1倍する回路)を介挿し、その設定量
を可変とすることもできる。
換テーブルメモリ511は、図7に示した濃度むら補正
部を含むヘッド特性測定手段108により測定したデー
タに基づいて、各ヘッドの各吐出口に対応する印刷濃度
のバラツキの補正を行う。たとえば、濃度の薄い(吐出
量の少ない)吐出口に対して濃いめにデータ変換し、濃
度の濃い(吐出量の多い)吐出口に対しては薄めにデー
タ変換し、中くらいの吐出口に対してはそのまま流すと
いう処理を行う。この処理については後述する。
換テーブルメモリ513は色毎に、全体の濃度を濃くし
たり薄くしたりするためのテーブル変換である。例え
ば、何もしない場合には、リニアなテーブルで、 0入力には0出力 100入力には100出力 210入力には210出力 255出力には255出力 ということである。
階調機能を持つものであり、8ビットの階調データを入
力し、2値化された1ビットの疑似階調データを出力す
るものである。多値データを2値データに変換するもの
には、ディザマトリクスによるもの、誤差拡散法等があ
るが、実施例でもこれらを採用するものとし、その詳述
は割愛するが、いずれにせよ、単位面積あたりのドット
の数で階調表現するものであればよい。
515に格納されたのち、各プリントヘッド駆動用とし
て使用される。そして、各つなぎメモリから出力された
2値データは、C,M,Y,BK,S1〜S4として出
力される。各色の2値化信号は同様な処理が実施される
ので、ここでは2値データCを注目して図21を用いて
説明する。なお、同図はプリント色シアンに対する構成
であって、各色毎に同様の構成を有するものである。な
お、図12は図10,図11に示すつなぎメモリ515
よりも後段の回路構成を示すブロック図である。
チスキャンジェネレータ(以下SMSジェネレータ)5
22に向けて出力されるが、パターンジェネレータ51
7,518により装置単体のテスト印刷を実施する場合
もあるので、当該データは、セレクタ519に供給され
る。勿論、この切り換えはコントロールボード102の
CPUによって制御されており、操作者が操作部103
(図8参照)に対して所定の操作を行った場合には、テ
スト印字をすべく2値パターンコントローラ517から
のデータを選択する。従って、通常は、2値コントロー
ラ514(つなぎメモリ516)からのデータを選択す
るようになっている。520はセレクタ520とSMS
ジェネレータ522との間に介挿したロゴ入力部であ
り、捺染の場合布の端部にメーカ,デザイナのブランド
等のロゴマークを入れることが多いので、これに対応し
たものである。その構成は例えばロゴデータを格納する
メモリや、プリント位置等を管理するコントローラ等か
らなるものとすることができ、図2のステップMS11
にて所要の指定等を行うことができる。
ル毎の吐出量変化による画像の濃度ムラを防止するもの
である。マルチスキャンは例えば特願平4−79858
号として提案されている。マルチスキャンを行って、す
なわち1画素に対して複数の吐出口からインク吐出を行
うようにして画質を優先するか、あるいはそのようなマ
ルチスキャンを行わずに高速性を優先するかは、図2の
ステップMS21で指定することができる。このSMS
ジェネレータ522によって制御されるプリント方式に
ついては後述する。
位置、すなわち図5における上下プリント部間の位置
や、各ヘッド間の位置の補正をするバッファメモリであ
り、画像データを一旦ここに入力し、ヘッドの物理的な
位置に応じたタイミングで出力する。従って、このつな
ぎメモリ524は各プリント色毎にその容量は異なる。
ッド中継ボード107を介しヘッドにデータが送られ
る。
のデータは、装置本体に設けられたメモリに固定保持さ
れていた。そのため、出力したい画像データと合わない
場合があり、十分な品位の画像が得られないことがあっ
た。そこで、本実施例では、これらの変換用データは外
部から入力可能とし、各変換テーブルメモリに蓄えるよ
うにした。例えば、図13に示すようなパレット変換デ
ータを変換テーブルメモリ509にダウンロードする。
つまり、実施例の変換テーブルメモリ509,511,
513は全てRAMにより構成されている。そして、パ
レット変換,γ変換用のデータは、ホストコンピュータ
101から送られてくるようにした。また、HS変換用
のデータは、図7に示した構成を含むヘッド特性測定機
108より入力し、常にヘッドの状態に合わせたデータ
を得られるようにした。ヘッド特性測定器108で各プ
リント色のヘッド特性を得るためには、各々のプリント
ヘッドでテスト印字(均一な所定の中間調濃度のプリン
ト)を行う。そして、そのプリント幅に対応するその濃
度分布を測定することで行う。かかるヘッドの状態と
は、ヘッドに含まれる複数ノズルの吐出状態のばらつ
き、または、ヘッドにより印字された後の画像の濃度が
所望の濃度とどの程度異なっているかである。
メータが入力されるまでは異常出力の防止等を防ぐた
め、図14に示すようにデータが入力しても出力を0に
し、印刷が実施されないようにした。γ変換等について
も同様である。
矩形のエリアが、1画素に対応し、400DPIの場合
は約63.5μm平方となる。図では黒いドットが打た
れたところが画像をプリントする画素であることを示し
ている。プリントヘッドhが図示の方向に移動し、イン
ク吐出口より所定のタイミングでインクを吐出し同図の
ようなプリントを行う。
は、各吐出口の吐出するインク滴の大きさのばらつき
や、インク吐出方向のばらつきによって生ずる各吐出口
間の濃度ばらつきを補正するために、ヘッド移動方向に
おける同一のラインを複数の吐出口でプリントする手法
である。このように複数個の吐出口で1つのラインを形
成することにより、吐出特性のランダム性を利用してム
ラの低減を図ることができる。これには、2度スキャン
してシーケンスマルチスキャンを行う場合、図4の下側
に示した第1プリント部11側のヘッドと上側に示した
第2プリント部11′側のヘッドとでこれを行うほか、
1ヘッドについて例えばヘッドの上半分を1回目のスキ
ャンで使い、下半分を2回目のスキャンで使うことによ
り、ヘッド移動方向のプリントデータの奇数個目(図1
6)を上半分の吐出口群でプリントし偶数個目(図1
7)を下半分の吐出口群でプリントするようにすること
ができる。これは、インクジェットヘッドの吐出毎に持
つインク吐出のムラによるプリント品位の低下を防止す
る手段であり、ヘッドシェーディングに近い効果を得る
ことができる。
々のプリント方式を示す。
ヘッドと第2プリント部側のヘッドとを用いた通常の2
回マルチスキャンでのプリントである。図5における第
1プリント部11側にある下側のヘッドで印刷したエリ
アを「下1」,「下2」,「下3」と示し、上側のヘッ
ドで印刷したエリアを「上1」,「上2」,「上3」と
示してある。
のステップ送り量は、ヘッド幅である。図から判るよう
に、全ての領域は、上側ヘッドの上半分と下側ヘッドの
下半分か、上側ヘッドの下半分と下側ヘッドの上半分か
で構成され、各ヘッドで打つデータは間引かれており両
ヘッドで重ね合わされた結果、所定の濃度を得る。この
ときの、ヘッドスキャンスピードは、V1×2である。
る場合である。図18との違いは、プリントデータを間
引いていないことと、キャリッジスピードを1/2にし
ていることである。図12のSMSジェネレータ522
では、図18の場合にはデータ振り分けを実行するが、
図19の場合にはこれを行わない。また、スピードを1
/2にする理由は、ヘッドのインクリフィール周波数に
関連したものである。
かつ布送り量を2倍にしている。また、上下のヘッド間
隔を、ヘッド幅L0の整数倍に変えている。従って、図
4における第1,第2プリント部11,11′の間隔を
可変調整する手段を設けることもできるが、同図のよう
なプリントは、ヘッド間隔が図18,図19のように
“(N+0.5)×L0”であっても、布送り量と上下
ヘッドのスキャンタイミングとを調整するようにするこ
とも可能である。
これは、図18では上下のヘッドをそれぞれ1回、合計
2回スキャンすることでプリントを行っていたものを、
上下のヘッドについてそれぞれ2回、合計4回スキャン
することでプリントを行うようにしたものである。この
方式では、SMSジェネレータ522で、間引きあり/
間引き無しのモードを作る必要がなく、スキャナのスピ
ードを切り換える必要がないという、設計上の簡略化が
できるというメリットがある。
形成部に送られ、後述のようにプリントヘッドの駆動条
件補正に供されることになる。
発生しないように調整することの意味は、プリントヘッ
ドの複数の液吐出口からの液滴による画像濃度をプリン
トヘッド自体で均一化すること、または複数ヘッドごと
の画像濃度を均一化すること、または複数液混合による
所望カラー色が所望カラーに得られるようにするか或は
所望濃度に得られるようにするかのために均一化を行う
ことの少なくとも1つ含むものであり、好ましくはこれ
らの複数を満足することが含まれる。
補正条件を与える基準印字を自動的に読み取り自動的に
補正条件が決定されることが好ましく、微調整用、ユー
ザ調整用の手動調整装置をこれに付加することを拒むも
のではない。
最適印字条件はもとより、許容範囲を含む所定範囲内へ
調整するものや、所望画像に応じて変化する基準濃度で
も良く、補正の趣旨に含まれるものすべてが適用できる
ものである。
素子の印字出力を収束させることとしたプリント素子数
Nのマルチヘッドの濃度むら補正の場合を説明する。
駆動して印字した時に濃度分布が生じているとする。
OD1 〜ODN を測定し
限られず、反射光量を積分して平均値を求める方法や周
知の方法によって行われても良い。
群の出力濃度との関係が図22(A)のようであれば、
この素子あるいはこの素子群に実際に与える信号は、信
号Sを補正して目的濃度バーODをもたらす補正係数αを
定めれば良い。すなわち、信号Sをα×S=(バーOD/
ODn)×Sに補正した補正信号のSを入力信号Sに応じて
この素子あるいは群に与えればよい。具体的には入力画
像信号に対して図22(B)のようなテーブル変換を施
すことで実行される。
1.0の直線であり、入力信号を全く変換しないで出力
するテーブルであるが、直線Bは、傾きがα=バーOD/O
Dnの直線であり入力信号Sに対して出力信号をα・Sに
変換するテーブルである。従って、n番目のプリント素
子に対応する画像信号に対して図22(B)の直線Bの
ような各テーブルごとの補正係数αn を決定したテーブ
ル変換を施してからヘッドを駆動すれば、N個のプリン
ト素子でプリントされる部分の各濃度はバーODと等しく
なる。このような処理を全プリント素子に対して行え
ば、濃度むらが補正され、均一な画像が得られることに
なる。すなわち、どのプリント素子に対応する画像信号
にどのようなテーブル変換を行えばよいかというデータ
をあらかじめ求めておけば、むらの補正が可能となるわ
けである。
位)の濃度比較で行い近似的均一化処理としても良いこ
とはいうまでもない。
が可能であるが、装置の使用状態や環境変化によって
は、または補正前の濃度むら事態の変化や補正回路の経
時的変化によってその後濃度むらが発生することも予想
されるので、このような事態に対処するためには、入力
信号の補正量を変える必要がある。この原因としては、
インクジェットプリントヘッドの場合には使用につれ
て、インク吐出口付近にインク中からの析出物が付着し
たり、外部からの異物が付着したりして濃度分布が変化
することが考えられる。このことは、サーマルヘッド
で、各ヒータの劣化や変質が生じて、濃度分布が変化す
る場合があることからも予測される。このような場合に
は、例えば製造時等の初期に設定した入力補正量では濃
度むら補正が十分に行われなくなってくるため、使用に
つれて濃度むらが徐々に目立ってくるという課題も長期
使用においては解決すべき課題となる。
を中心とした本例装置の制御系の構成例を示す。ここ
で、hはプリントヘッドであり、図5の第1,第2プリ
ント部における各ヘッドを代表して示すものである。
RAMである。また、720は吸引等を行うことにより
プリントヘッドhの吐出状態を良好にするための吐出回
復手段、725はプリントヘッドをプリント媒体ないし
テストパターン用プリント媒体に対して走査させる手段
である。
換された信号704は、各HS変換テーブルメモリ50
9により、プリントヘッドのむらを補正するように変換
される。このむら補正テーブルは補正直線を64本持っ
ており、むら補正信号718に応じて補正直線(あるい
は非線形の曲線とすることもできる)を切り換えること
になる。
本例ではY=0.68XからY=1.31Xまでの傾き
が0.01ずつ異なる補正直線を64本有しており、む
ら補正信号718に応じて補正直線を切換える。例えば
ドット径が大きい吐出口でプリントする画素の信号が入
力したときには、傾きの小さい補正直線を選択し、逆に
ドット径の小さい吐出口のときには傾きの大きい補正直
線を選択することにより画像信号を補正する。
のむらを補正するのに必要な補正直線の選択信号を記憶
している。すなわち、0〜63の64種類の値を持つむ
ら補正信号を吐出口数分記憶しており、入力する画像信
号と同期してむら補正信号718を出力する。そして、
むら補正信号によって選択された直線によりむらが補正
された信号706は図11について前述したようにγ変
換に供される。
り、ヘッドの濃度の濃い部分の吐出口に対応した吐出エ
ネルギ発生素子は駆動エネルギ(例えば駆動デューテ
ィ)を下げ、逆にうすい部分の吐出口に対応した吐出エ
ネルギ発生素子は駆動エネルギを上げる。その結果プリ
ントヘッド濃度むらが補正され均一な画像が得られるこ
とになるが、使用につれてヘッドの濃度むらパターンが
変化した場合には、用いられていたむら補正信号が不適
当になり、画像上にむらが発生する。このようなときに
は、むら補正データの書換えを行う。
0および変換テーブルメモリ511と、図23との対応
について述べると、本例ではHS変換テーブルメモリ5
09を図24に示すような補正曲線のそれぞれをテーブ
ル化して格納したROMとし、むら補正RAM717を
HS変換コントローラ510の構成要素とすることがで
きる。
AM等書換え可能なメモリで構成し、別途設けたROM
等に格納してあるテーブルをHSデータ(濃度むら補正
データ)演算処理に応じて適宜読出して、HS変換テー
ブルメモリ509に展開するようにしてもよい。この場
合、後述のように、上・下ヘッドについて独立の濃度む
ら補正データを用いるようにするときには、メモリ50
9の容量を上・下ヘッドのためのHS補正のそれぞれに
対応した容量とするほか、さらに上・下ヘッドのための
HS補正に先立って対応するテーブルに書換えを行うよ
うにしてもよい。
例を示す。
1にてヘッド回復/初期化による吐出安定化動作を実行
する。これは、インクの増粘,塵埃や気泡の混入等によ
りプリントヘッドが正常な吐出特性を持たない状態とな
っていた場合においてそのまま濃度むら補正処理を行う
と、忠実なヘッドの特性(濃度むら)を認識することが
できなくなるおそれがあるからである。
ドhと上記吐出回復手段720 の構成要素であるキャップ
とを対向・接合させ、そのキャップを介して吸引を行う
ことによりインクを吐出口より強制排出させるようにす
ることができる。また、キャップユニットに配設可能な
インク吸収体の吐出口形成面への当接、またはエアー吹
付けやワイピング等によって吐出口形成面を清掃するよ
うにすることもできる。またプリントヘッドを通常プリ
ント時と同様に駆動して予備吐出を行わせるようにする
こともできる。但し予備吐出時の駆動エネルギはプリン
ト時と必ずしも同一でなくてもよい。すなわち、インク
ジェットプリント装置において行われる所謂吐出回復動
作と同様の処理を行えばよい。
はその後に、吐出安定化のためのパターンをテストパタ
ーン用プリント媒体213上にプリントすることもでき
る。そして、その後に濃度むら補正のためのテストパタ
ーン等をプリントするようにすればよい。
それぞれ、テストパターンの印字およびその読取りを行
うが、本例で行う印字および読取りの態様を説明する。
プSP3)の一例を示す。本手順では、まずステップS
P3−1にて第1,第2プリント部11,11′のキャ
リッジを図7に示したテストパターン(テスト画像)プ
リント位置に移動させ、次にステップSP3−3にて、
図18,図19,図21に示したようなマルチスキャン
モードに設定されているか、あるいは図20に示したよ
うな高速プリントモードに設定されているかを判定す
る。マルチスキャンモードに設定されている場合にはさ
らにステップSP3−5にて、図5における上・下ヘッ
ド毎に独立にむら補正データを定めるか否かを判定す
る。
ドに設定されていると判定された場合またはステップS
P3−5にて肯定判定された場合にはステップSP3−
7にて、例えば図27に示すようなテストパターンT1
よびT2を、それぞれ、下側ヘッドおよび上側ヘッドの
各2スキャンにより形成させ、R方向に読取りを行えば
よい。この場合には、続くそれぞれのテストパターンに
おいて各スキャンの中心から中心までの所定領域Mにつ
いてむら補正演算対象となるようにすればよい。これに
より、上・下ヘッドのそれぞれについて全吐出口につい
ての処理をカバーできるほか、単に1スキャンのみのプ
リントを行って読取りを行う場合に生じうる画像端部で
の読取り濃度の不安定を排除できる。なお、このために
は、特願平2−329746号に開示されたように、全
吐出口を駆動して行う1スキャンの前後に、下部および
上部の数吐出口を駆動して行うスキャンをおく、所謂変
則3ライン印字を行うものでもよい。
れた場合にはステップSP3−9に進み、例えば図28
に示すようなテストパターンを上・下ヘッドにプリント
させる。ここで、T1′は下側ヘッドによりプリントさ
れた3スキャン分の領域、T2′は上側ヘッドによって
重ねられた2スキャン分の領域、M′はむら補正演算の
対象とする領域である。
びS9では、それぞれ、上記X方向の濃度の平均化および
吐出口に対応させた濃度の割りつけを行う。上述のよう
にして得られた濃度データをヘッドの吐出口に割り当て
る方法としては、以下のものが採用できる。まず全体の
濃度分布に対し、印字が行われている部分と白紙の部分
をはっきり区別できるようなしきい値を決定する。次
に、しきい値以上の濃度をもつ座標の中心値を求める。
そして、その前後の64吐出口分のデータをむら補正演
算対象のデータとして得て、図27では前半部分を下部
吐出口群(第65番目から第128番目の吐出口)につ
いての濃度データとし、後半部分を上部吐出口群(第1
番目から第64番目の吐出口)についての濃度データと
すればよい。また、図28では、前半部分を下側ヘッド
については上部吐出口群についての濃度データ、上側ヘ
ッドについては下部吐出口群についての濃度データと
し、後半部分を下側ヘッドについては下部吐出口群につ
いての濃度データ、上側ヘッドについては上部吐出口群
についての濃度データとすればよい。
1にてむら補正演算が行われる。すなわち、濃度むらを
読取った信号から、吐出口数分の信号をサンプリング
し、これらを上述のように各吐出口に対応するデータと
する。これらをR1 ,R2 …RN (N=128)とする
と、これらをRAM219に一旦記憶させた後、CPU
102で次のような演算を行う。
濃度に対してどの程度ずれているかを次のようにして演
算する。
決定される係数である。
線の選択信号を求め、“0”〜“63”の64種類の値
を持つむら補正信号を吐出口数分むら補正RAM717
に記憶させる(ステップSP13,SP15)。このよ
うにして作成したむら補正データによって各吐出口ごと
に異なる図29に示すようなγ補正曲線(同図(A)で
は非線形、同図(B)では線形)を選択し、濃度むらを
補正するようにする。
ドについてHS変換用データはそれぞれ独立に得られる
が、この場合にはRAM717ないしHS変換テーブル
メモリ509の容量を各色について2ヘッド分とするこ
とにより対応できるほか、CPU102A等装置の処理
速度が高いものであれば上・下ヘッドについて記憶内容
の書換えを行うようにしてもよい。
ドについて上部吐出口群および下側ヘッドについて下部
吐出口群について重ねプリントを行った混合濃度データ
と、下側ヘッドについて下部吐出口群および上側ヘッド
について上部吐出口群についての重ねプリントを行った
混合濃度データとが得られる。この場合、得られた場合
濃度データから上・下ヘッドの各吐出口の濃度むら補正
データを決定するには、実際のプリントに際しては上・
下ヘッドによる重ねプリントが行われるものであるか
ら、当該混合濃度データの1/2(平均値)を演算し、
その値から当該吐出口に対する濃度むら補正データを得
るようにしてもよい。また、テストパターンを図27に
示すようなものとしても、両方のパターンから得られる
濃度データを加算した後に、これを平均するようにして
もよい。また、上・下ヘッドの特性を異ならせてある場
合などの必要に応じて、混合濃度データの平均値に重み
をつけ、または混合濃度データを適宜の比率で配分し
て、上・下ヘッドに振分けを行うようにすることもでき
る。
て1回、もしくは所望の補正が行われるまで複数回繰返
して、行うことができる。また、各色独立に行うのみな
らず、混色のテストパターンに対して行うようにするこ
ともできる。
によって変化させてもよい。すなわち、種々の濃度域に
おいて適正な補正を施したい場合には、その濃度が得ら
れる印字デューティにてテストパターンを印字し、その
読取り結果を利用することが考えられる(例えば、20
%,40%,60%,80%のそれぞれや、各デューテ
ィにて印字した後にその平均をとるようなこともでき
る)。
きにのみテストパターンの形成ないし補正を行うことも
でき、その種類によらずこれを行うようにしてもよい。
この場合には、例えばプリント媒体の種類に応じた適切
なデューティのテストパターンの形成、読取りないし補
正を行うとともに、プリント媒体の種類に応じた閾値の
変更を行うようにすることができる。
23において、種々のプリント条件に応じ、本手順を実
行するタイミングを定めることができるようにすること
もできる。
もテストパターン等の濃度検査用印字を行う際には複数
ドットで1画素を構成するものである場合には、印字デ
ューティすなわち印字の設定は構成ドット数内のプリン
トドット数の変調によって行うことができる。
たは駆動パルス幅の変調、あるいは1ドットあたりのイ
ンク打込み数の変調を行うことにより設定することもで
き、これらは1画素を1ドットで構成する場合にも対応
できるものである。すなわち、印字比率がどのようなも
のの変調を行うことによって設定されるものであって
も、本発明を適用できるのは勿論である。
処理を各吐出エネルギ発生素子ごとに行うものとしてい
る最適実施例であるが、実用上は濃度均一化処理の収束
状態や処理時間を考慮すると、所定の隣接複数吐出エネ
ルギ発生素子に共通の補正を与えるように処理を施す補
正が良い。この観点からの最適構成は、プリントヘッド
の多数吐出エネルギ発生素子が複数素子をまとめたブロ
ック駆動グループごとに共通の補正を与えるように構成
することが良い。このブロック駆動自体は周知または公
知のものや特有のブロック駆動方式のいずれでも良い
が、本発明の濃度むらを判定した上での補正された均一
化濃度を実施し得る駆動条件が与えられることが前提で
あることは言うまでもないことである。
れ、上・下ヘッドに対し独立のヘッドシェーディング
(HS)補正を行う場合、および混合濃度データを平均
化してHS補正を行う場合における画像メモリ505か
らのデータ読取りしないし上・下ヘッドの駆動に至るタ
イミングの例を示した。マルチスキャンモードにおいて
独立の濃度むら補正を行う場合には、同一の画像データ
に対して上・下ヘッドのそれぞれについてのHSが行わ
れるので、図30に示すように画像メモリ505からは
同一のデータが2度読出され、それぞれについて間引き
用のデータが生成された後に、上・下ヘッドの副走査方
向上の位置に対応した適切なタイミングでヘッド駆動が
行われる。また、混合濃度データを平均化して、単一の
HSデータを用いる場合には、図31に示すように、同
一時点で画像メモリ505から読出された画像データに
つきHS変換が施され、上・下ヘッドについての間引き
用データが生成された後に、適切なタイミングで上・下
ヘッドが駆動される。
リント方式を採ることができるが、インクジェットプリ
ント方式を採用する場合には、その中でも、インク吐出
を行わせるために利用されるエネルギとして熱エネルギ
を発生する手段(例えば電気熱変換体やレーザ光等)を
備え、前記熱エネルギによりインクの状態変化を生起さ
せる方式のプリントヘッド、プリント装置において優れ
た効果をもたらすものである。かかる方式によればプリ
ントの高密度化,高精細化が達成できるからである。
ば、米国特許第4723129号明細書,同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型,
コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特
に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持
されているシートや液路に対応して配置されている電気
熱変換体に、プリント情報に対応していて核沸騰を越え
る急速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号を
印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギを発
生せしめ、プリントヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさ
せて、結果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体
(インク)内の気泡を形成できるので有効である。この
気泡の成長,収縮により吐出用開口を介して液体(イン
ク)を吐出させて、少なくとも1つの滴を形成する。こ
の駆動信号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成
長収縮が行われるので、特に応答性に優れた液体(イン
ク)の吐出が達成でき、より好ましい。このパルス形状
の駆動信号としては、米国特許第4463359号明細
書,同第4345262号明細書に記載されているよう
なものが適している。なお、上記熱作用面の温度上昇率
に関する発明の米国特許第4313124号明細書に記
載されている条件を採用すると、さらに優れたプリント
を行うことができる。
明細書に開示されているような吐出口,液路,電気熱変
換体の組合せ構成(直線状液流路または直角液流路)の
他に熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開
示する米国特許第4558333号明細書,米国特許第
4459600号明細書を用いた構成も本発明に含まれ
るものである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、
共通するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を
開示する特開昭59−123670号公報や熱エネルギ
の圧力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開
示する特開昭59−138461号公報に基いた構成と
しても本発明の効果は有効である。すなわち、プリント
ヘッドの形態がどのようなものであっても、本発明によ
ればプリントを確実に効率よく行うことができるように
なるからである。
リント媒体の最大幅に対応した長さを有するフルライン
タイプのプリントヘッドに対しても本発明は有効に適用
できる。そのようなプリントヘッドとしては、複数プリ
ントヘッドの組合せによってその長さを満たす構成や、
一体的に形成された1個のプリントヘッドとしての構成
のいずれでもよい。
のでも、装置本体に固定されたプリントヘッド、あるい
は装置本体に装着されることで装置本体との電気的な接
続や装置本体からのインクの供給が可能になる交換自在
のチップタイプのプリントヘッド、あるいはプリントヘ
ッド自体に一体的にインクタンクが設けられたカートリ
ッジタイプのプリントヘッドを用いた場合にも本発明は
有効である。
て、プリントヘッドの吐出回復手段、予備的な補助手段
等を付加することは本発明の効果を一層安定できるの
で、好ましいものである。これらを具体的に挙げれば、
プリントヘッドに対してのキャッピング手段、クリーニ
ング手段、加圧或は吸引手段、電気熱変換体或はこれと
は別の加熱素子或はこれらの組み合わせを用いて加熱を
行う予備加熱手段、プリントとは別の吐出を行なう予備
吐出手段を挙げることができる。
いし個数についても、例えば単色のインクに対応して複
数個のヘッドが設けられたものの他、プリント色や濃度
を異にする複数のインクに対応して複数個数設けられる
ものであってもよい。すなわち、例えばプリント装置の
プリントモードとしては黒色等の主流色のみのプリント
モードだけではなく、プリントヘッドを一体的に構成す
るか複数個の組み合わせによるかいずれでもよいが、異
なる色の複色カラー、または混色によるフルカラーの各
プリントモードの少なくとも一つを備えた装置にも本発
明は極めて有効である。
においては、インクを液体として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであって、室温で軟化もし
くは液化するものを用いてもよく、あるいはインクジェ
ット方式ではインク自体を30℃以上70℃以下の範囲
内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあ
るように温度制御するものが一般的であるから、使用プ
リント信号付与時にインクが液状をなすものを用いても
よい。加えて、熱エネルギによる昇温を、インクの固形
状態から液体状態への状態変化のエネルギとして使用せ
しめることで積極的に防止するため、またはインクの蒸
発を防止するため、放置状態で固化し加熱によって液化
するインクを用いてもよい。いずれにしても熱エネルギ
のプリント信号に応じた付与によってインクが液化し、
液状インクが吐出されるものや、プリント媒体に到達す
る時点ではすでに固化し始めるもの等のような、熱エネ
ルギの付与によって初めて液化する性質のインクを使用
する場合も本発明は適用可能である。このような場合の
インクは、特開昭54−56847号公報あるいは特開
昭60−71260号公報に記載されるような、多孔質
シート凹部または貫通孔に液状又は固形物として保持さ
れた状態で、電気熱変換体に対して対向するような形態
としてもよい。本発明においては、上述した各インクに
対して最も有効なものは、上述した膜沸騰方式を実行す
るものである。
ント装置の形態としては、コンピュータ等の情報処理機
器の画像出力端末として用いられるものの他、リーダ等
と組合せた複写装置、さらには送受信機能を有するファ
クシミリ装置の形態を採るもの等であってもよい。
色調を一にするプリント剤に対して複数設けられたプリ
ントヘッドにより例えば一のテスト画像を形成させ、こ
れを読取って得た濃度データをヘッド個数で平均化し、
当該平均値に基づいて複数のプリントヘッドの駆動信号
を共通に補正することにより、上記複数のプリントヘッ
ドを用いて重ねプリントを行う際のヘッドの濃度むら補
正処理を効率よく行うことができる。
各別にテスト画像を形成させる手段と、当該テスト画像
の読取りによって得られた各別の濃度データに基づいて
前記複数のプリントヘッドに対して各別に駆動信号の補
正を行う手段とをさらに具え、非重ねプリント時には各
別の濃度むら補正を行うようにすることにより、プリン
トモードに応じた適切な補正が可能となる。
成を示すブロック図である。
である。
構成を中心としてシステムを示すブロック図である。
概略を示す側断面図である。
である。
リッジの速度の説明図である。
りユニットの概略構成を示す模式的斜視図である。
ブロック図である。
の一部をデータの流れを中心として示すブロック図であ
る。
に展開されるデータの例を示す説明図である。
ータが入力されるまでの異常出力を防止するためにセッ
トするデータを説明するための説明図である。
めの説明図である。
の説明図である。
明するための説明図である。
補正の態様の説明図である。
ク図である。
するための説明図である。
すフローチャートである。
ーチャートである。
いるテスト画像の一例を示す説明図である。
いるテスト画像の一例を示す説明図である。
る補正曲線の2例を示す説明図である。
る際の画像データ読出しないしヘッド駆動に至るタイミ
ングの一例をしめすタイミングチャートである。
る際の画像データ読出しないしヘッド駆動に至るタイミ
ングの一例をしめすタイミングチャートである。
Claims (30)
- 【請求項1】 色調を一にするプリント剤に対して複数
設けられ、それぞれ複数のプリント素子を有してなるプ
リントヘッドを用いて画像出力を行う画像出力装置にお
いて、 前記複数のプリントヘッドによりテスト画像を形成させ
る手段と、 当該テスト画像を読取る読取り手段と、 当該読取りの結果に基づいて前記複数のプリントヘッド
の駆動信号を共通に補正する補正手段とを具備したこと
を特徴とする画像出力装置。 - 【請求項2】 前記テスト画像は前記複数のプリントヘ
ッドを用いて重ねプリントした一のテスト画像であるこ
とを特徴とする請求項1に記載の画像出力装置。 - 【請求項3】 前記補正手段は一のテスト画像の読取り
によって得られた濃度データを前記複数のプリントヘッ
ドの個数で平均化し、当該平均値に基づいて前記補正を
行うことを特徴とする請求項2に記載の画像出力装置。 - 【請求項4】 前記複数のプリントヘッドに対して各別
にテスト画像を形成させる手段と、当該テスト画像の読
取りによって得られた各別の濃度データに基づいて前記
複数のプリントヘッドに対して各別に駆動信号の補正を
行う手段とをさらに具えたことを特徴とする請求項1な
いし3のいずれかに記載の画像出力装置。 - 【請求項5】 前記複数のプリントヘッドに対して各別
に前記駆動信号の補正を行うに際し、当該処理を時分割
にて行うようにしたことを特徴とする請求項4に記載の
画像出力装置。 - 【請求項6】 前記プリントヘッドはプリント媒体の搬
送方向に配置され、当該複数のプリントヘッドを用いた
前記プリント媒体上への重ねプリントまたは非重ねプリ
ントを可能とし、前記重ねプリントを行う場合には前記
共通の補正を行わせ、前記非重ねプリントを行う場合に
は前記各別の補正を行わせるようにしたことを特徴とす
る請求項4または5に記載の画像出力装置。 - 【請求項7】 前記プリントヘッドは、色調を異にする
プリント剤に対してそれぞれ複数設けられていることを
特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の画像出
力装置。 - 【請求項8】 前記プリントヘッドは、前記プリント剤
としてインクを用い、該インクを吐出するインクジェッ
トプリントヘッドであることを特徴とする請求項1ない
し7のいずれかに記載の画像出力装置。 - 【請求項9】 前記インクジェットプリントヘッドは、
インクを吐出するために利用されるエネルギとしてイン
クに膜沸騰を生じさせる熱エネルギを発生する素子を有
することを特徴とする請求項8に記載の画像出力装置。 - 【請求項10】 プリント媒体として布帛を用いること
を特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載の画像
出力装置。 - 【請求項11】 請求項1ないし5のいずれか、または
請求項7ないし10のいずれかに記載の画像出力装置
と、 該画像出力装置に対しプリントに係る画像データを供給
する画像供給装置とを具えたことを特徴とする画像形成
システム。 - 【請求項12】 請求項6ないし10のいずれかに記載
の画像出力装置と、 該画像出力装置に対しプリントに係る画像データを供給
するとともに、前記重ねプリントまたは前記非重ねプリ
ントを行わせるために指示を与える画像供給装置とを具
えたことを特徴とする画像形成システム。 - 【請求項13】 色調を一にするプリント剤に対して複
数設けられ、それぞれ複数のプリント素子を有してなる
プリントヘッドを用いてプリント媒体に対し画像出力を
行う画像出力方法において、 前記複数のプリントヘッドによりテスト画像を形成させ
る工程と、 当該テスト画像を読取る工程と、 当該読取りの結果に基づいて、前記画像出力時の前記複
数のプリントヘッドの駆動信号を共通に補正する工程と
を具備したことを特徴とする画像出力方法。 - 【請求項14】 前記テスト画像は前記複数のプリント
ヘッドを用いて重ねプリントした一のテスト画像である
ことを特徴とする請求項13に記載の画像出力方法。 - 【請求項15】 前記補正手段は一のテスト画像の読取
りによって得られた濃度データを前記複数のプリントヘ
ッドの個数で平均化し、当該平均値に基づいて前記補正
を行うことを特徴とする請求項14に記載の画像出力方
法。 - 【請求項16】 前記複数のプリントヘッドに対して各
別にテスト画像を形成させる工程と、当該テスト画像の
読取りによって得られた各別の濃度データに基づいて前
記複数のプリントヘッドに対して各別に駆動信号の補正
を行う工程とをさらに具えたことを特徴とする請求項1
3ないし15のいずれかに記載の画像出力方法。 - 【請求項17】 前記複数のプリントヘッドに対して各
別に前記駆動信号の補正を行うに際し、当該処理を時分
割にて行うことを特徴とする請求項16に記載の画像出
力方法。 - 【請求項18】 前記プリントヘッドはプリント媒体の
搬送方向に配置され、当該複数のプリントヘッドを用い
た前記プリント媒体上への重ねプリントまたは非重ねプ
リントを可能とし、前記重ねプリントを行う場合には前
記共通の補正を行わせ、前記非重ねプリントを行う場合
には前記各別の補正を行わせるようにしたことを特徴と
する請求項16または17に記載の画像出力方法。 - 【請求項19】 前記プリントヘッドは、色調を異にす
るプリント剤に対してそれぞれ複数設けられていること
を特徴とする請求項13ないし18のいずれかに記載の
画像出力方法。 - 【請求項20】 前記プリントヘッドは、前記プリント
剤としてインクを用い、該インクを吐出するインクジェ
ットプリントヘッドであることを特徴とする請求項13
ないし19のいずれかに記載の画像出力方法。 - 【請求項21】 前記インクジェットプリントヘッド
は、インクを吐出するために利用されるエネルギとして
インクに膜沸騰を生じさせる熱エネルギを発生する素子
を有することを特徴とする請求項20に記載の画像出力
方法。 - 【請求項22】 プリント媒体として布帛を用いること
を特徴とする請求項13ないし21のいずれかに記載の
画像出力方法。 - 【請求項23】 前記プリント媒体へインクを付与して
画像出力を行った後にインクを前記プリント媒体に定着
させる工程をさらに具えたことを特徴とする請求項13
ないし22のいずれかに記載の画像出力方法。 - 【請求項24】 前記インクを定着させる工程の後に、
プリントを行ったプリント媒体を洗浄処理する工程をさ
らに具えたことを特徴とする請求項23に記載の画像出
力方法。 - 【請求項25】 前記プリントヘッドからのインクの吐
出によるプリント前に前記プリント媒体に前処理剤を含
有させる前処理工程をさらに具えたことを特徴とする請
求項13ないし24のいずれかに記載の画像出力方法。 - 【請求項26】 請求項13ないし25のいずれかに記
載の画像出力方法によりプリントされたプリント物。 - 【請求項27】 請求項26に記載のプリント物をさら
に加工して得られたことを特徴とする加工品。 - 【請求項28】 前記加工品は、前記プリント物を所望
の大きさに切り離し、切り離された片に対して最終的な
加工品を得るための工程を施して得られたものであるこ
とを特徴とする請求項27に記載の加工品。 - 【請求項29】 前記最終的な加工品を得るための工程
は縫製であることを特徴とする請求項28に記載の加工
品。 - 【請求項30】 前記加工品は衣類であることを特徴と
する請求項27に記載の加工品。
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AT94305602T ATE185321T1 (de) | 1993-07-30 | 1994-07-28 | Bildausgabeanlage und bilderzeugungsgerät zur korrektur von ungleichmässigkeiten in der dichte |
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-
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- 1993-07-30 JP JP19005293A patent/JP3431955B2/ja not_active Expired - Fee Related
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