JPH0691847B2 - 射出成形靴およびその製造方法 - Google Patents

射出成形靴およびその製造方法

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JPH0691847B2
JPH0691847B2 JP3053591A JP5359191A JPH0691847B2 JP H0691847 B2 JPH0691847 B2 JP H0691847B2 JP 3053591 A JP3053591 A JP 3053591A JP 5359191 A JP5359191 A JP 5359191A JP H0691847 B2 JPH0691847 B2 JP H0691847B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、胛被の下部に多層式の
靴底が一体成形されている射出成形靴およびその製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、胛被の下部に多層式の靴底が一体
成形された射出成形靴として、例えば図14に示すよう
にアウトソール01およびミッドソール02からなる二
層式の靴底03の底部04や周縁部05に、靴底03の
広範囲な外装部となるアウトソール成形材料06と異色
および/または異質なミッドソール成形材料07からな
る円筒状の接地面側突起08およびテープ状の周縁部側
突起09を各々一体的に設けて、靴底03の接地面側の
異色および/または異質表現が周縁部側で視認ができ、
また靴のデザイン性の向上や靴底03の防滑性、耐磨耗
性を向上させたものなどがある。
【0003】この靴の製造にあたっては、図15〜16
に示すようにまず靴底意匠面010にアウトソール01
の底部04に設けられる接地面側突起08成形用の円筒
状の環状突起012および周縁部意匠面013に同ソー
ル01の周縁部05に設けられる周縁部側突起09成形
用のテープ状の環状突起014が突設されたボトムモー
ルド015と、アウトソール01形用のダミーラスト0
16とを内部にアウトソール成形空隙017を形成して
嵌合したのち、このアウトソール成形空隙017内にア
ウトソール成形材料06を充填してアウトソール01を
成形し、次にまたダミーラスト016に代えて、サイド
モールド018と、胛被019が吊り込まれた本体ラス
ト020とを、内部にミッドソール成形空隙021を形
成して嵌合したのち、このミッドソール成形空隙021
内にアウトソール成形材料06と異色および/または異
質なミッドソール成形材料07を充填して接地面側突起
08および周縁部側突起09とを有するミッドソール0
2を成形するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の射出
成形靴は、このように靴の製造にあたって周縁部意匠面
013にアウトソール01の周縁部05に設けられるテ
ープ状の環状突起014が突設されたボトムモールド0
15を使用しているため、ミッドソール02成形時にミ
ッドソール成形材料07が環状突起014内に流入して
脱型後の周縁部側突起09の周囲に、いわゆる喰い切り
溝と一般に称されるアウトソール01の周縁部05と、
周縁部側突起09とを区画する溝が形成される。このた
め、靴の周縁部05側のデザイン性を低下させるととも
に、この清掃がしにくい狭い溝内に塵や泥などが付着し
易かった。
【0005】また、従来の射出成形靴は、前述したよう
にアウトソール成形材料06と異色および/または異質
なミッドソール成形材料07からなる円筒状の接地面側
突起08およびテープ状の周縁部側突起09がミッドソ
ール02と一体成形されるため、接地面側突起08およ
び周縁部側突起09の成形に使用される異色および/ま
たは異質なミッドソール成形材料07が比較的多量に必
要であった。従って、この靴底03における異色および
/または異質な素材部分が肉厚化して靴の重量が増加し
たり、一般的に接着性が良好でない異素材どうしとなる
アウトソール01と、ミッドソール02との接合面積が
増加するため、製造後の両ソール間01、02が剥離し
易くなる恐れがあった。
【0006】本発明は、このような従来技術を背景にな
されたもので、靴の周縁部側のデザイン性の向上および
清掃性の向上ができ、また接地面側突起および周縁部側
突起の成形に使用される異素材の使用量を低減でき、こ
のためこのような突起を有する靴の重量の低減ができる
とともに、製造後のアウトソールとミッドソールとの剥
離を低減できる射出成形靴およびその製造方法を提供す
ることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、胛被の下部に
多層式の靴底が一体成形されている射出成形靴におい
て、底部に突起孔を設ける一方、周縁部に切欠部を設け
たアウトソールと、このアウトソールの胛被側面上に成
形され、かつ該アウトソール成形材料と異色および/ま
たは異質の紐状体成形材料からなるとともに、前記突起
孔内に突設される接地面側突起および前記切欠部内に隙
間なく突設される周縁部側突起を一体的に連結する紐状
成形体と、この紐状成形体をサンドイッチするようにア
ウトソール上に積層され、かつ前記紐状体成形材料と異
色および/または異質のミッドソール成形材料からなる
ミッドソールとを備えた射出成形靴を提供するものであ
る。
【0008】また、本発明は、まず靴底意匠面にアウト
ソールの底部に設けられる突起孔成形用の環状突起が突
設されたボトムモールドと、周縁部意匠面にアウトソー
ルの周縁部に設けられる切欠部成形用の中実突起が突設
されたアウトソール成形用の第1ダミーラストとを内部
にアウトソール成形空隙を形成して嵌合したのち、この
アウトソール成形空隙内にアウトソール成形材料を充填
してアウトソールを成形し、次にまた第1ダミーラスト
に代えて、前記突起孔内に突設される接地面側突起およ
び前記切欠部内に隙間なく突設される周縁部側突起を一
体的に連結する紐状成形体の成形用の第2ダミーラスト
と、アウトソールが載置されたボトムモールドとを内部
に紐状体成形用空隙を形成して嵌合したのち、この紐状
体成形用空隙内にアウトソールの靴底成形材料と異色お
よび/または異質な紐状体成形材料を充填して紐状成形
体を成形し、次にまた第2ダミーラストに代えて、この
紐状成形体付きアウトソールが載置されたボトムモール
ドにサイドモールドと、胛被が吊り込まれた本体ラスト
とを、内部にミッドソール成形空隙を形成して嵌合した
のち、このミッドソール成形空隙内に紐状体成形材料と
異色および/または異質なミッドソール成形材料を充填
してミッドソールを成形したことを特徴とする射出成形
靴の製造方法を提供するものでもある。
【0009】
【作用】本発明の射出成形靴は、まず靴底意匠面にアウ
トソールの底部に設けられる突起孔成形用の環状突起が
突設されたボトムモールドと、周縁部意匠面にアウトソ
ールの周縁部に設けられる切欠部成形用の中実突起が突
設されたアウトソール成形用の第1ダミーラストとを内
部にアウトソール成形空隙を形成して嵌合する。そのの
ち、このアウトソール成形空隙内にアウトソール成形材
料を充填してアウトソールを成形する。
【0010】次にまた、第1ダミーラストに代えて、前
記突起孔内に突設される接地面側突起および前記切欠部
内に隙間なく突設される周縁部側突起を一体的に連結す
る紐状成形体の成形用の第2ダミーラストと、アウトソ
ールが載置されたボトムモールドとを内部に紐状体成形
用空隙を形成して嵌合する。そののち、この紐状体成形
用空隙内にアウトソールの靴底成形材料と異色および/
または異質な紐状体成形材料を充填して紐状成形体を成
形する。
【0011】次にまた、第2ダミーラストに代えて、こ
の紐状成形体付きアウトソールが載置されたボトムモー
ルドにサイドモールドと、胛被が吊り込まれた本体ラス
トとを、内部にミッドソール成形空隙を形成して嵌合す
る。そののち、このミッドソール成形空隙内に紐状体成
形材料と異色および/または異質なミッドソール成形材
料を充填してミッドソールを成形することで前記靴を製
造する。このため、靴の周縁部側のデザイン性の向上お
よび清掃性の向上ができ、また接地面側突起および周縁
部側突起の成形に使用される異素材の使用量を低減で
き、このためこのような突起を有する靴の重量の低減が
できるとともに、製造後のアウトソールとミッドソール
との剥離を低減できる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。本発明の実施例の射出成形靴は、図1〜2
に示すように胛被1の下部2に2層式の靴底3が一体成
形されている射出成形靴であって、底部4の踵部5、不
踏部近傍6、踏付部7および爪先部8に図3に示すよう
な各々所定数千鳥足状に配置された長方形の突起孔9を
設ける一方、図1〜2、図4〜7に示すように周縁部1
0の踵部5、不踏部近傍6、踏付部7および爪先部8の
上縁部に互いに一定の間隔をあけて各々靴内外面側に一
対の長方形を有する切欠部11を設けた白色のアウトソ
ール12と、このアウトソール12の各踵部5、不踏部
近傍6、踏付部7および爪先部8の胛被側面12a上に
各々独立して成形され、かつ該アウトソール成形材料1
3と異色および/または異質な紐状体成形材料14から
なるとともに、前記各突起孔9内に各々周囲に環状隙間
15を設けて突設される複数の長方形を有する接地面側
突起16および図8に示すように前記切欠部11内に隙
間なく突設されるテープ状で長方形の周縁部側突起17
を一体的に連結した、ちょうどミミズが這ったような形
状を有している図1〜2、図4〜7に示す紐状成形体1
8と、この紐状成形体18をサンドイッチするようにア
ウトソール12上に積層されるアウトソール成形材料1
3と同一素材からなる白色のミッドソール成形材料19
からなるミッドソール20とを備えたものである。
【0013】前記胛被1の素材としては、例えば天然皮
革、合成皮革、人工皮革などの皮革類やビニールレザー
などの一般的な胛被材が使用でき、またアウトソール成
形材料13、紐状体成形材料14およびミッドソール成
形材料19の各主原料はすべて汎用の靴底成形材料から
なり、アウトソール12およびミッドソール成形材料1
9と紐状体成形材料14との違いは、踵部5および踏付
部7側の各紐状体成形材料14が緑色でクッション性の
良好な弾性を有するもので、不踏部近傍6および爪先部
8側の各紐状体成形材料14が紫色で路面グリップ性の
高い防滑性を有するものを使用している。
【0014】次に、本発明の実施例の射出成形靴の製造
方法を図9〜13に示す射出成形靴の製造装置に基づい
て説明すると、まず図9に示すように靴底意匠面21に
アウトソール12の底部4の踵部5、不踏部近傍6、踏
付部7および爪先部8に各々靴内外側面方向へ長い長方
形を有する前記突起孔9成形用の環状突起22が突設さ
れたボトムモールド23と、周縁部意匠面24の踵部
5、不踏部近傍6、踏付部7および爪先部8の元部側縁
部に、互いに一定の間隔をあけて各々靴内外面側に一対
づつ設けられる靴前後方向へ長い長方形の切欠部11成
形用の中実突起25が突設された第1ダミーラスト26
とを、その内部にアウトソール成形空隙27を形成して
嵌合する。
【0015】そののち、このアウトソール成形空隙27
内に白色のアウトソール成形材料13をボトムモールド
23の下部内に形成された第1注入ゲート28を介して
充填して前記形状のアウトソール12を成形する。次に
また、第1ダミーラスト26に代えて、前記突起孔9内
に突設される図10〜11に示す接地面側突起16およ
び前記切欠部11内に隙間なく突設される周縁部側突起
17を一体的に連結する紐状成形体18の成形用の第2
ダミーラスト29と、アウトソール12が載置されたボ
トムモールド23とを、その内部に各踵部5、不踏部近
傍6、踏付部7および爪先部8にミミズが這ったような
形状の各々個別形成される4個の紐状体成形用空隙30
を形成して嵌合する。
【0016】そののち、図10に示すように不踏部近傍
6および爪先部7側の各紐状体成形材料14が紫色で路
面グリップ性の高い防滑性を有するものをボトムモール
ド23の下部内に形成された第2注入ゲート31を介し
て充填し、次に図11に示すように踵部5および踏付部
7の紐状体成形用空隙30内に緑色でクッション性の良
好な弾性を有する紐状体成形材料14をボトムモールド
23の下部内に形成された第3注入ゲート32を介して
注入することで各々独立した4個の紐状成形体18を成
形する。
【0017】次にまた、第2ダミーラスト29に代え
て、この4個の紐状成形体18付きアウトソール12が
載置されたボトムモールド23に図12〜13に示すサ
イドモールド33と、胛被1が吊り込まれた本体ラスト
34とを、内部にミッドソール成形空隙35を形成して
嵌合する。そののち、このミッドソール成形空隙35内
にボトムモールド23の上面と、サイドモールド33の
下部両側との間に形成された第4注入ゲート36を介し
てミッドソール成形材料19を充填してミッドソール2
0を成形することで前記靴を製造するものである。
【0018】このように製造された靴は、その靴底3の
周縁部10に成形された周縁部側突起17が前記切欠部
11内に隙間なく突設されているため、靴底3の周縁部
10に溝のない平面的な表現ができて靴の周縁部10側
のデザイン性の向上が図れるともに、従来のもののよう
にこの溝内に塵や泥などが入り込むことがないために靴
の清掃性の向上ができ、また紐状成形体18を採用して
いるため、接地面側突起16および周縁部側突起17の
成形に使用される異素材の使用量を低減でき、これによ
りこのような突起16、17を有する靴の重量の低減が
できるとともに、この異素材からなる紐状成形体18が
同一素材のアウトソール12とミッドソール20との間
に狭い範囲でサンドイッチされるだけであるため、製造
後のアウトソール12とミッドソール20との剥離をも
低減できる。
【0019】以上、本発明の実施例を説明したが、本発
明はこの実施例に限られるものではなく、本発明の要旨
を逸脱しない範囲における構成および作用の変更などが
あっても本発明に含まれる。例えば、接地面側突起およ
び周縁部側突起の形状は実施例のように長方形に限定し
なくとも例えば円筒形などの任意形状であってもよい。
また、実施例では、アウトソール、紐状成形体およびミ
ッドソールから構成しているが、必ずしもこれに限定し
なくとも例えばミッドソール上に所定層のトップソール
を設けてもよい。
【0020】さらに、接地面側突起および周縁部側突起
の形成箇所は、実施例の4箇所に限定する必要はなくて
任意箇所でかまわず、またその形成個数も任意個数でか
まわない。さらにまた、接地面側突起および周縁部側突
起のいずれの組みをアウトソール成形材料などに対して
異色および/または異質な紐状体成形材料としてもかま
わない。
【0021】
【発明の効果】本発明の射出成形靴およびその製造方法
は、このように靴底の周縁部に成形された周縁部側突起
が切欠部内に隙間なく突設されているため、靴底の周縁
部に溝のない平面的な表現ができて靴の周縁部側のデザ
イン性の向上が図れるともに、従来のもののようにこの
溝内に塵や泥などが入り込むことがないために靴の清掃
性の向上ができるという効果が得られる。
【0022】また、紐状成形体を採用しているため、接
地面側突起および周縁部側突起の成形に使用される異素
材の使用量を低減でき、これによりこのような突起を有
する靴の重量の低減ができるとともに、異素材からなる
紐状成形体が同一素材のアウトソールとミッドソールと
の間に狭い範囲でサンドイッチされるだけであるため、
製造後のアウトソールとミッドソールとの剥離をも低減
できるという効果が得られる。
【0023】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の射出成形靴の側面図である。
【図2】本発明の実施例の射出成形靴の中央縦断面図で
ある。
【図3】本発明の実施例の射出成形靴の底面図である。
【図4】図1のIV−IV断面図である。
【図5】図1のV−V断面図である。
【図6】図1のVI−VI断面図である。
【図7】図1のVII −VII 断面図である。
【図8】本発明の実施例の射出成形靴の靴底の要部拡大
断面図である。
【図9】本発明の実施例の射出成形靴の製造方法のアウ
トソール成形工程を示す縦断面図である。
【図10】本発明の実施例の射出成形靴の製造方法の一
方の紐状成形体成形工程を示す縦断面図である。
【図11】本発明の実施例の射出成形靴の製造方法の他
方の紐状成形体成形工程を示す縦断面図である。
【図12】本発明の実施例の射出成形靴の製造方法のミ
ッドソール成形工程を示す縦断面図である。
【図13】本発明の実施例の射出成形靴の製造方法のミ
ッドソール成形工程を示す断面図である。
【図14】従来の射出成形靴の断面図である。
【図15】従来の射出成形靴の製造方法のアウトソール
成形工程を示す断面図である。
【図16】従来の射出成形靴の製造方法のミッドソール
成形工程を示す断面図である。
【0024】
【符号の説明】
1 胛被 2 下部 3 靴底 4 底部 9 突起孔 10 周縁部 11 切欠部 12 アウトソール 12a 胛被側面 13 アウトソール成形材料 14 紐状体成形材料 16 接地面側突起 17 周縁部側突起 18 紐状成形体 19 ミッドソール成形材料 20 ミッドソール 21 靴底意匠面 22 環状突起 23 ボトムモールド 24 周縁部側意匠面 25 中実突起 26 第1ダミーラスト 27 アウトソール成形空隙 30 紐状体成形用空隙 33 サイドモールド 34 本体ラスト 35 ミッドソール成形空隙

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 胛被の下部に多層式の靴底が一体成形さ
    れている射出成形靴において、底部に突起孔を設ける一
    方、周縁部に切欠部を設けたアウトソールと、このアウ
    トソールの胛被側面上に成形され、かつ該アウトソール
    成形材料と異色および/または異質の紐状体成形材料か
    らなるとともに、前記突起孔内に突設される接地面側突
    起および前記切欠部内に隙間なく突設される周縁部側突
    起を一体的に連結する紐状成形体と、この紐状成形体を
    サンドイッチするようにアウトソール上に積層され、か
    つ前記紐状体成形材料と異色および/または異質のミッ
    ドソール成形材料からなるミッドソールとを備えた射出
    成形靴。
  2. 【請求項2】 まず、靴底意匠面にアウトソールの底部
    に設けられる突起孔成形用の環状突起が突設されたボト
    ムモールドと、周縁部意匠面にアウトソールの周縁部に
    設けられる切欠部成形用の中実突起が突設されたアウト
    ソール成形用の第1ダミーラストとを内部にアウトソー
    ル成形空隙を形成して嵌合したのち、このアウトソール
    成形空隙内にアウトソール成形材料を充填してアウトソ
    ールを成形し、次にまた第1ダミーラストに代えて、前
    記突起孔内に突設される接地面側突起および前記切欠部
    内に隙間なく突設される周縁部側突起を一体的に連結す
    る紐状成形体の成形用の第2ダミーラストと、アウトソ
    ールが載置されたボトムモールドとを内部に紐状体成形
    用空隙を形成して嵌合したのち、この紐状体成形用空隙
    内にアウトソールの靴底成形材料と異色および/または
    異質な紐状体成形材料を充填して紐状成形体を成形し、
    次にまた第2ダミーラストに代えて、この紐状成形体付
    きアウトソールが載置されたボトムモールドにサイドモ
    ールドと、胛被が吊り込まれた本体ラストとを、内部に
    ミッドソール成形空隙を形成して嵌合したのち、このミ
    ッドソール成形空隙内に紐状体成形材料と異色および/
    または異質なミッドソール成形材料を充填してミッドソ
    ールを成形したことを特徴とする射出成形靴の製造方
    法。
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