JPH0691624B2 - 直流再生回路 - Google Patents

直流再生回路

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JPH0691624B2
JPH0691624B2 JP60083763A JP8376385A JPH0691624B2 JP H0691624 B2 JPH0691624 B2 JP H0691624B2 JP 60083763 A JP60083763 A JP 60083763A JP 8376385 A JP8376385 A JP 8376385A JP H0691624 B2 JPH0691624 B2 JP H0691624B2
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JP
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video signal
circuit
signal
level
clamp
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兼介 中道
豊広 芝山
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、内部映像信号と外部映像信号とを切り替える
信号切替回路に応用される直流再生回路に関するもので
ある。
従来の技術 最近、テレビ受像機は、テレビ映像信号以外の映像信号
を加えて多重表示する利用が行なわれている。
従来より、特定の信号波形上の特定の位置を任意の直流
電位に固定する手段として、再流再生回路が使用される
ことが多い。
以下の説明をテレビ受像機を例にとって説明する。テレ
ビ受像機では例えば、ビデオ信号処理の回路で、画質制
御等をほどこした信号を次段へ伝達する際、直流再生の
機能がないと映像信号の大小により映像信号の黒レベル
が変化し、映像の復調時に支障をきたす。このため一般
に水平同期信号バックポーチのレベルをたとえばバース
トゲートパルスにより任意の直流レベルにクランプし、
映像信号の大きさが変化しても黒レベルが変動しない構
成になっている。一方では映像信号が、比較的黒レベル
信号を多く含んでいるような映像信号の場合には、画面
をやや明るくするために黒レベルを少し白レベル方向に
レベルシフトするような方式も採用されている。
発明が解決しようとする問題点 こうした事情から、本来のテレビジョン信号に関しては
直流再生率が自在に調節可能な回路構成が必要である。
近年、テレビジョン受像機は、本来のテレビジョン信号
の画像表示装置としての用途とは別に、VTR等の外部映
像信号を表示するモニタとしても使用されている。当初
は、これらの信号処理をテレビジョン映像信号処理、外
部映像信号処理及び信号切替等を数個の集積回路で行な
っていたが、集積回路の集積度の増大にともない、これ
らの信号処理回路が単一の集積回路内に内蔵されるよう
になってきた。
本発明は、集積回路内で処理される内部映像信号と、外
部から入力される外部映像信号とを切替えた際に、安定
な直流再生がなされるだけでなく、内部映像信号を個別
に任意調整が可能な直流再生回路を提供することを目的
とする。
問題点を解決するための手段 本発明は、入力される内部映像信号のペデスタルレベル
を第1のクランプパルスで所定レベルにクランプすると
共に、固定しようとする電位を他の電位に置き換えるレ
ベル差し替え回路(2)と、ペデスタルレベルを第1の
クランプパルスで所定レベルにクランプした外部映像信
号と前記レベル差し替え回路の出力信号とが入力され前
記外部映像信号と前記出力信号とを切替えて出力する信
号切替回路(4)と、前記信号切替回路(4)の出力信
号のコントラストを制御する制御回路(5)と、前記第
1のクランプパルスに重複しない第2のクランプパルス
で前記制御回路の出力信号をクランプする出力クランプ
回路(6)と、をそなえた直流再生回路である。
作用 本発明によると、外部映像信号を出力する時には100%
の直流再生率で出力され、内部映像信号を出力する時に
は任意の直流再生率に調整可能となる。また、2つの映
像信号を切り替えてもコントラストの調整が共通して行
われ、それらを調整する際に直流電位が変動しても、映
像出力信号の電位が固定化される。また、出力クランプ
回路を制御する第2のクランプパルスと、信号切替回路
(4)の入力側に位置するクランプ回路を制御する第1
のクランプパルスとを重複しないようにしてクランプ動
作させる為、入力側のクランプ動作によるスイッチング
ノイズが出力側のクランプ動作に影響することを避けら
れ、内部映像信号と外部映像信号とを切り替えても安定
な直流再生が実現できる。
実施例 第1図は本発明実施例の直流再生回路のブロック図であ
る。通常、外部映像信号では、直流再生率を100%にす
る必要がある。これに、内部テレビジョン映像信号を重
畳させる場合には、同内部映像信号のみの直流再生率を
変化させるような配慮がいる。
第1図に示すブロック構成図は、本発明の直流再生回路
の一実施例であり、1は内部映像信号の入力端子、2は
レベル差し替え回路、3は内部映像信号処理回路、4は
信号切替回路、5は制御回路、6は出力クランプ回路、
7は外部映像信号に対するクランプ回路、8は外部映像
信号の入力端子、9は映像出力信号の出力端子、10は第
1のクランプパルスのパルス印加端子である。
レベル差し替え回路2は、集積回路内で処理された内部
映像信号が入力端子1から入力され、パルス印加端子10
から入力される第1のクランプパルスが入力される。そ
して、バーストゲートパルスに相当する第1のクランプ
パルスによって、内部映像信号のペデスタルレベルをク
ランプし、入力端における黒レベルを所定電位に固定化
する。更に、黒レベルを他の電位に差し替えて、内部映
像信号の直流再生率を可変することが可能である。
内部映像処理回路3は、レベル差し替え回路2の出力信
号が入力され、輪郭補正のような画質調整の処理を行
う。従って、映像信号のレベルは回路内でほとんど変化
しない。
信号切替回路4は、内部映像処理回路3の出力信号が入
力されると共に、入力端子8から外部映像信号が入力さ
れる。また、クランプ回路7は外部映像信号の入力端側
に結合されており、第1のクランプパルスによって、外
部映像信号のペデスタルレベルを所定電位に固定化す
る。そして、内部と外部の映像信号の黒レベルを同一に
した後、内部映像信号と外部映像信号とを切り替えて出
力する。
制御回路5は、信号切替回路4の出力信号が入力され、
入力される映像信号のコントラストを制御する。この制
御の時、映像信号の直流レベルが多少変動する。
出力クランプ回路6は、制御回路5の出力信号(映像信
号)が入力され、第3図Dに示すように第1のクランプ
パルスと重複しない第2のクランプパルスによって、映
像信号のペデスタルレベルをクランプして、出力端子9
に出力する映像出力信号のレベルを安定化する。この回
路は、終段に位置するため、信号切替回路4の動作によ
って、内部映像信号と外部映像信号とに切り替えられて
も、いずれの信号にも作用する。
本実施例の直流再生回路は、以上のように構成され、外
部映像信号を出力する時には100%の直流再生率で出力
され、内部映像信号を出力する時には任意の直流再生率
に調整可能となる。また、2つの映像信号を切り替えて
も、コントラストの調整が共通して行われ、それらを調
整する際に直流電位が変動しても、映像出力信号の電位
が固定化される。また、出力クランプ回路を制御する第
2のクランプパルスと、信号切替回路4の入力側に位置
するクランプ回路を制御する第1のクランプパルスとを
重複しないようにしてクランプ動作させる為、入力側の
クランプ動作によるスイッチングノイズが出力側のクラ
ンプ動作に影響することを避けられ、内部映像信号と外
部映像信号とを切り替えても安定な直流再生が実現でき
る。
内部テレビジョン映像信号の直流再生率を可変するため
のレベル差し替え回路2について、第2図にその構成を
示し、説明を行なう。
第2図において、内部映像信号は、外付けのコンデンサ
C1,入力端子11を通してトランジスタQ1のベースに入力
される。ここで、トランジスタQ1のベースは、基準バイ
アスVrefより、トランジスタQ5,Q6で構成するスイッチ
回路を経由して与えられている。このスイッチ回路は、
端子12から与えられるバーストゲートパルスによって駆
動されており、したがって、トランジスタQ1のベース電
位は、映像信号のバースト信号の入力期間中に、このク
ランプ回路により、基準電圧Vrefに保たれる。このた
め、トランジスタQ1に加わる映像信号のペデスタルレベ
ル(平坦部)は、信号成分に黒レベル成分が多いか白レ
ベル成分が多いかに関係なく、常に基準電圧Vrefであ
る。つまり、直流再生率100%の信号である。ここで、
トランジスタQ2のベース電位も、基準電位Vrefよりバイ
アスされており、したがってトランジスタQ1とQ2のベー
ス電位は同電位である。つぎに、トランジスタQ1,Q2
スイッチさせるためトランジスタQ3にパルスP1を加える
ことにより、トランジスタQ1をオフすると同時に、トラ
ンジスタQ4には逆極性のパルスP2を加えることにより、
今までオフしていたトランジスタQ2をオンさせる。第3
図はそのタイミング図である。これによって、端子15よ
り出力される映像出力信号Aは同図中の信号Bに示すよ
うに映像出力信号の水平ブランキング期間の一部が基準
電圧Vrefに差し替えられたものになる。先に述べたよう
に、直流再生率100%の場合は、トランジスタQ1に加わ
っている映像信号のペデスタルレベルとQ1のベース電
位、さらに、トランジスタQ2のベース電位は同電位であ
るので、トランジスタQ2で基準電位Vrefに水平ブランキ
ングの一部が差し替えられても、端子15に現われる映像
信号出力波形はトランジスタQ1側の映像信号入力波形と
同形である。この映像信号は、第1図中の出力クランプ
回路6で任意の直流レベルにクランプされ出力される
が、この時の第2のクランプパルスの位置は、第3図D
に示すようにバーストゲートパルスに重複しないでそれ
より手前の位置であり、さし替えパルス期間つまり基準
電位Vrefに相当するレベルにクランプされる。また、第
1図の端子8には外部映像信号が入力され、信号切替回
路4で切替えて、端子9に出力することもできるが、こ
の外部映像信号と内部映像信号が同期状態では、外部映
像信号に対するクランプ回路7によって、内部映像信号
のバースト期間のレベルに外部映像信号のバースト期間
のレベルがクランプされる。つまり差し替えレベル相当
レベルにクランプされる。よって、信号切替回路4に加
わる内部映像信号と外部映像信号の差し替えレベルと
は、当然のことながら、同一レベルであり、端子9に出
力されるペデスタルレベルは、内部映像信号の直流再生
率が100%の時には、両信号とも同じである。
今、内部映像信号の直流再生率を100%より低下させて
使用する場合、第2図の映像信号入力端子11と基準電圧
Vref端子16との間に高抵抗を接続することにより、第2
図の端子11に入力される映像信号のペデスタルレベルが
変化する。第2図の動作については先に述べた通りであ
り、映像信号の水平ブランキングの一部が基準電位Vref
に差し替えられ、映像出力信号は、第3図Cに示すよう
な波形となる。出力クランプ回路は前回同様に第3図D
の位置でクランプするので出力信号はクランプレベル
と、信号の本来のペデスタルレベルの差だけ黒レベルが
変化し、直流再生率が変化したことになる。この場合で
も外部映像信号は常に、さし替え電位をもとにクランプ
レベルが決まるため、直流再生率は常に100%のままで
ある。
発明の効果 本発明によれば、信号切替回路の入力側と出力側とで、
重複しない第1,第2のクランプパルスでクランプ動作す
るから、入力側のクランプ動作時のスイッチングノイズ
に影響しないで映像出力信号を固定化し、コントラスト
の調整を共通に行うことができると共に、レベル差し替
え回路によって、内部映像信号の黒レベルを個別に任意
調整することができ、本発明の工業的価値は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例回路のブロック図、第2図は同実
施例回路中の要部回路図、第3図は同実施例回路のタイ
ミング図である。 1……内部映像信号入力端子、2……レベル差し替え回
路、3……内部映像信号処理回路、4……信号切替回
路、5……制御回路、6……出力クランプ回路、7……
外部映像信号に対するクランプ回路、8……外部映像信
号入力端子、9……映像信号出力端子。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力される内部映像信号のペデスタルレベ
    ルを第1のクランプパルスで所定レベルにクランプする
    と共に、固定しようとする電位を他の電位に置き換える
    レベル差し替え回路と、 ペデスタルレベルを第1のクランプパルスで所定レベル
    にクランプした外部映像信号と前記レベル差し替え回路
    の出力信号とが入力され前記外部映像信号と前記出力信
    号とを切替えて出力する信号切替回路と、 前記信号切替回路の出力信号のコントラストを制御する
    制御回路と、 前記第1のクランプパルスに重複しない第2のクランプ
    パルスで前記制御回路の出力信号をクランプする出力ク
    ランプ回路と、 をそなえた直流再生回路。
JP60083763A 1985-04-19 1985-04-19 直流再生回路 Expired - Lifetime JPH0691624B2 (ja)

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JPS61242472A JPS61242472A (ja) 1986-10-28
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